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法体の滝は末広がりの流れが美しい秋田県を代表する滝(秋田県由利本荘市)

秋田県と山形県の境界に聳える鳥海山。標高2,236mの活火山で、富士山のような形に見えることから「出羽富士」と呼ばれ、地域で愛されている山です。

そんな有名な鳥海山ですが、その周辺に滝が多いことは意外と知られていない事実。今回は数ある鳥海山麓の滝の中から、特に有名な法体の滝を紹介します。






末広がりに流れ落ちる豪快な滝、法体の滝!

法体の滝

こちらが法体の滝です!

鳥海山に源流を持つ赤沢川子吉川の支流)の水流が、断崖絶壁を一気に流れ落ちます。非常に見ごたえがある滝で、日本の滝百選にも選ばれている名瀑です。落差は57.4mと、なかなかの高さ。そして、末広がりになったフォルムが特徴的な滝ですね。


ちなみに、「法体」と書いて「ほったい」と読みます。

法体の滝

滝の周囲は法体園地として整備されており、広大な芝生が広がっています。まるで都市部の緑地公園のような雰囲気で、滝とのミスマッチが面白いですね。


法体の滝は実は3段の滝!?滝の全貌が見られるのは展望台から!

滝の真正面以外にも、法体の滝を楽しめる場所があります。

法体の滝

法体の滝の下流に架かる吊橋を渡り、石段を登っていくと、すぐに展望台が現れます。

法体の滝

こちらが展望台から眺めた法体の滝。斜め上から見た法体の滝は、また印象が異なりますね。

ところで、実は法体の滝は3段の滝なのです。末広がりになったメインの部分が3の滝(落差42m)。その上流に1の滝(13m)と2の滝(2.4m)が隠されています。

法体の滝の全貌を見たい方は展望台まで足を運んでみてください。


法体の滝は水量が多い雪解けの時期(5月)がおススメ!

法体の滝

法体の滝の魅力の1つは、末広がりの滝を形作る豊富な水量。

この写真を撮ったのは5月上旬のGW。雪解けのシーズンとも重なり、最も水量が多い時期です。水量が少ない夏にも訪れたことがありますが、見ごたえがあるのは断然雪解けシーズンだと思います。

法体の滝

こちらが5月。

法体の滝

そしてこちらが9月。

9月の方は水量が半分くらいになってしまい、末広がりにはなっていません。これはこれで良いとは思いますが、大迫力の法体の滝を見たい方は雪解けシーズンに訪れてみては如何でしょうか。



法体の滝へのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

日本海東北道の本荘ICから約1時間

湯沢横手道路の雄勝こまちICから約1時間

※法体の滝の手前では、やや道が狭い区間が続きます。見通しは良いので、対向車が見えたらすれ違える場所で待ちましょう。



駐車場は、このように非常に広いです。GWでもそこまで混雑していなかったので、満車になることはなかなかないと思います。

バスでのアクセス

バスで訪れるのは現実的ではありません。

JR羽越本線の羽後本荘駅から、羽後交通の路線バスと由利本荘市コミュニティバス中直根線を乗り継ぐことにより、法体の滝の最寄りのバス停までは行くことができます。

ただし、コミュニティバスは土日祝日は運休、さらには最寄りの「下百宅」停留所からは約30分歩く必要があります。しかもバスの本数が少ないため、平日の場合も訪れるのは大変です。

【参考】
羽後交通(トップ>路線バス>時刻表>本荘・伏見線)
由利本荘市公共交通情報サイト(トップ>市の運営バス>中直根線)


各種情報

由利本荘物語 : 由利本荘市観光協会のサイト

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|投稿:2019.01.30 | 最終更新:2019.03.18 |カテゴリ: 秋田県

日本一低い山、大潟富士で楽しい登山を!(秋田県大潟村)

富士山の1000分の1のスケール!日本一低い山、大潟富士

めっきり秋の気配を感じるようになった今日この頃、脅威的な猛暑も影を潜め、登山ハイキングに最適なシーズンがやってきました。しかし山には事故が付き物。二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、誰もが気軽にかつ安全に登ることができる山を紹介します。場所は秋田県。干拓地として有名な八郎潟にある大潟村です。


大潟富士

こちらが今回紹介する大潟富士の全容です!

周りの地面からの高さは富士山の1000分の13.776m(3m77cm6mm)!また、大潟富士の山頂の海抜は0m(干拓地である大潟村の土地は海面より低い部分が多いため)!

写真の標柱にも書かれていますが、「日本一低い山」としてアピールされています。ただし、人工の山であるため、公式には山とは認められておらず、知名度もそこまで高くない知る人ぞ知る存在になっているのです。その辺りがマニア心をくすぐりますよね。

大潟富士

山頂までは、駐車場から徒歩20秒程度。健脚な人であれば10秒程度で登ることができます。

2ヶ所に山頂へと続く階段が設けられており、登山初心者でも安心して登ることができます。階段を踏み外すことによる滑落や転倒には十分に注意しましょう。


大潟富士

登頂!

山の全容をフレームインさせての記念撮影も可能です。


大潟富士

山頂からは、広大な田園地帯を望むことができます。

1964年、大規模農業の導入を目的に、当時日本の湖沼で第二位の面積を誇った八郎潟を干拓して、大潟村が誕生しました。整備された農地は、神奈川県川崎市や大阪府堺市の面積をも凌ぐ広大さ。ご覧の通り、日本離れした風景が広がっているのです。

豊かな農地が広がっているように見えますが、過去には減反政策により村が翻弄され、離農が相次いだという暗い歴史があります。


春は桜と菜の花、夏はひまわり。菜の花ロードもオススメ!

大潟富士の前を通る秋田県道298号線。干拓地を一直線に貫く快走路ですが、まっすぐということ以外にも見どころがあります。

菜の花ロード@大潟村

春には桜と菜の花が道の脇を彩ります。その距離なんと11km!!色鮮やかな花たちを見ながらのドライブはとても気持ちが良いものです。この道は「菜の花ロード」と呼ばれ、ドライバーやライダーの人気を集めています。

花の盛りがちょうどGWと重なるため、最盛期には多くの観光客が訪れ、カメラを向けています。

ひまわりロード@大潟村

「菜の花ロード」は夏には「ひまわりロード」へと変化を遂げます。

2013年から同じ場所にひまわりが植えられるようになり、春だけでなく夏も花を楽しめるようになりました。これもまた圧巻なので、是非とも2シーズン走ってみたい道ですね。


大潟富士へのアクセス

大潟富士へ向かう公共交通機関は皆無です。大潟村が「大潟村マイタウンバス」を走らせており、大潟富士の前も通るのですが、残念ながらバス停が無く、下車することはできません。バス停のある大潟村中心部からは1時間以上歩くことになり、あまり現実的な交通手段とは言えないでしょう。

以上のことから、大潟富士へは自動車で訪れる必要があります。先述した「菜の花ロード」を通るため、道中も楽しむことができますよ。車が用意できない方は、JRの八郎潟駅からタクシーを利用することになります。


各種情報

大潟村 : 圧倒的な広大さが大潟村の観光資源!

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|投稿:2018.09.18 | 最終更新:2019.01.12 |カテゴリ: 秋田県

寿司屋で味わう素朴な郷土料理、大曲納豆汁(鮨 弁天@秋田県大仙市)

納豆汁が熱い街、秋田県大仙市

納豆汁。すり潰した納豆を味噌仕立ての汁に溶かした料理です。名前のとおりなのですが、馴染みがない地方の人にとっては、どんな物か想像しにくい料理ですよね。

全国的には無名ですが、秋田県、山形県、岩手県を中心とした北東北で親しまれている料理です。特に秋田県大仙市旧大曲市)は「大曲納豆汁」をPRし、B級グルメの祭典「B-1グランプリ」にも出場する程、「納豆汁が熱い街」なのです。

「納豆汁」なる未知の料理を食べてみたい!そんな思いで、大仙市へと向かいました。


大曲の老舗、「鮨 弁天」の納豆汁

鮨 弁天

今回訪れたのは、大仙市(旧大曲市)の中心街にて昭和47年から店を構える老舗の寿司屋、「鮨 弁天」。店内はカウンターの他、お座敷もあり、お一人様でも家族でも気軽に楽しめそう。気取らず、地元に愛される寿司屋という雰囲気で、江戸前寿司をリーズナブルに味わうことができます。

勿論お目当ては納豆汁!「大曲納豆汁定食」なるメニューがあったので、それを注文します。


大曲納豆汁定食

こちらが大曲納豆汁定食(1,000円)。大曲納豆汁に加え、人気メニューのいくらトロトロ丼、小鉢、漬物が付きます。これで1,000円はお得!

いくらトロトロ丼は、とろろご飯にいくらが乗せられたメニューで、ネットリとしたとろろといくらの相性が最高でした。

大曲納豆汁

こちらがメインの納豆汁。食べてみると、意外と臭くない!むしろ甘みがあって美味い!納豆の味はするのですが、独特の臭みはないですね。これなら苦手な方でも食べられるのではないでしょうか。私が納豆好きなので、気にならないだけなのかもしれませんが…。

そして何より具だくさんなのが嬉しいですね。地の物と思われる山菜、キノコ、里芋、豆腐…。納豆汁だけでもお腹いっぱいになる勢いです。

素朴でとても美味しい汁物でした。


駐車場がやや狭いので、混雑時、運転が苦手な方は注意!



今回紹介した「鮨 弁天」。市街地にあるため、店に至る路地がやや狭く、駐車場が6台分しかありません。徒歩圏内にはコインパーキングもあるため、混雑時や運転が苦手な方はこちらを利用すると良いでしょう。


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|投稿:2017.11.02 | 最終更新:2019.01.21 |カテゴリ: 秋田県

温泉が滝を流れ落ちる!川原毛大湯滝の行き方・持ち物など(秋田県湯沢市)

当ブログでは、ワイルドな野湯を幾つか紹介してきましたが、今回はその中でも特に荒々しい野湯を取り上げます。

秋田県湯沢市にある川原毛大湯滝。温泉が流れ落ちる、全国的にもかなり珍しい滝です。

この記事では川原毛大湯滝へのアクセス方法や訪れる際の持ち物などをお伝えしたいと思います。






温泉が滝となって流れ落ちるワイルドな野湯、川原毛大湯滝

川原毛大湯滝

こちらが川原毛大湯滝です!

ご覧ください!この荒々しさ!その名のとおり見た目は滝なのですが、ただの滝ではありません。


川原毛大湯滝

温泉が流れ落ちており、滝壺で入浴することができる野湯でもあるのです。

温泉自体は滝の上流で湧き出しています。湧き出した地点での温度は、なんと96度!そんな激熱なお湯が沢を流れ、水と混ざり合い、ちょうど適温となって流れ落ちているのが川原毛大湯滝なのです。まさに奇跡のような野湯ですね。

なお、温度調整などしていない「100%自然の温泉」なので、適温で入浴できるのは7~9月の間のみ。また、冬季は積雪のため訪れることはできません。


川原毛大湯滝

滝壺に入ってみると、なかなか良い湯加減!これは良い!

しかし、この温泉は世界でも屈指の強酸性温泉。飛沫が目に染みるため、滝に近づくととても目を開けていられません。


川原毛大湯滝

複雑な流れが特徴的なこの滝。場所によっては2段に分かれているところがあり、崖の中腹にある滝つぼにも入浴することができます。

ここの滝つぼは決して広くはないですが、高い位置にあるため眺めは格別です。取っ掛かりが多く、比較的登りやすい崖ではありますが、自身が転落したり、石を落下させて他人を怪我させないよう注意しましょう。




川原毛大湯滝へのアクセス

川原毛大湯滝へのアクセスは、少し大変。山道を進んだ先にある駐車場から、遊歩道を15分程歩かなくてはなりません。

まずは駐車場までのアクセスについて、お伝えします。

車でのアクセス・駐車場情報

湯沢横手道路の須川ICから約40分


須川ICから、秋田県道51号線で小安峡方面へ進み、途中で県道から分かれて山の中へ分け入っていきます。分岐点には案内標識があり、しっかり「川原毛大湯滝」と書かれているので、分かり易いかと。

川原毛大湯滝の駐車場

駐車場は約50台分。比較的広めですが、夏場のハイシーズンは混雑することもあるでしょう。

駐車場にはトイレがあります。川原毛大湯滝周辺にはトイレは無いため、ここで済ませておきましょう。


乗合タクシーでのアクセス

元々は、近くの泥湯温泉まで路線バスが運行されていましたが、残念ながら廃止となってしまいました。そのため、車やバイクでない方は予約制の乗合タクシーを利用する必要があります。

乗合タクシーで、川原毛大湯滝の上流にある川原毛地獄までは行くことができます。川原毛地獄から川原毛大湯滝は、徒歩40分程度です。




駐車場から滝まで

川原毛大湯滝駐車場から川原毛大湯滝までは徒歩で約15分。

川原毛大湯滝の遊歩道

整備された遊歩道が続きますが、アップダウンがあるので歩きやすい靴がベストです。

山道を行く

駐車場から滝に向かう途中、ご覧のような沢を渡ります。この沢の下流に川原毛大湯滝があるのです。湧き出したばかりの温泉が流れており、湯気と硫黄の香りが立ち上っています。先述したように源泉の温度が96℃あり、浸かったら火傷では済みません。落ちたりしないよう、注意して進みましょう。




川原毛大湯滝を訪れる際の持ち物

川原毛大湯滝は通常の温泉施設とは違う野湯です。通常の温泉に行く際の荷物に加え、持って行った方が良いものを書き記しておこうと思います。

持ち物① 水着

川原毛大湯滝で入浴する場合は、水着を持っていかれることをおススメします。イメージとしては、「温泉入浴」というよりも「川遊び」に近いです。当然混浴ですね。

簡素ではありますが、男女別の脱衣所が整備されています。水着の着用が義務付けられているわけではありませんが、訪れる人が多いので、水着がおススメです。


持ち物② ゴーグル

先述しましたが、川原毛大湯滝を流れ落ちるお湯は強酸性です。滝壺には飛沫が発生していますが、目に入ると物凄く染みます。快適に過ごすためには、ゴーグルがあった方が良いでしょう。


持ち物③ 貴重品を入れる袋

当然ながら貴重品を入れるロッカーはありません。訪れる人多いため、貴重品を脱衣所に置いておくのは危険です。貴重品は袋などに入れて、目の届くところにおいておくのが良いと思います。


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|投稿:2015.03.13 | 最終更新:2019.05.17 |カテゴリ: 秋田県

安の滝(秋田県北秋田市)

今回紹介する安の滝は、マタギで有名な阿仁の山奥にあります。
日本の滝100選にも選ばれており、全国の滝ファンの間でも、「日本一素晴らしい滝」との呼び声が高い滝です。

素晴らしい滝ではあるのですが、アクセスがなかなか困難。
極悪路面の砂利道を30分も進まなければなりません。
駐車場からも、40分間アップダウンの多い獣道を歩く必要がありますが、気持ちよい渓流沿いの道を歩くので、あまり苦にはなりません。
ただし、付近はツキノワグマの生息地なので、熊鈴等の準備は必要だと思います。

 安の滝

苦労して辿りついた滝は、しばらく言葉を忘れるほど美しい滝です。
2段に分かれており、上段が落差60m、下段が30mと非常に大きな滝でもあります。
多くの滝ファンを魅了するのも、うなずけますね。

さて大人気の安の滝、これだけでは終わりません。

安の滝の上段 

展望台から上へと進む小道を登っていくと、上段と下段の間に出ることができます。
そこは、まさに楽園のような光景。
周りのスケールが大きすぎて、まるで自分が小人にでもなったような感覚になります。

滝の落ち口へ 

下段の落ち口へのアプローチも可能です。
無論、落ち口に近づきすぎると、滑落の危険がありますので、十分に注意を!

私自身、日本の滝100選を巡っていますが、この滝を越える滝にはまだ出会っていません。
多少アクセスは大変ですが、是非ともおすすめしたい滝です。


各種情報
北秋田市観光情報 あきた北ナビ : 安の滝だけでなく、北秋田市の観光情報はこちらでチェック!

 

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|投稿:2013.06.27 | 最終更新:2018.06.25 |カテゴリ: 秋田県

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