松が下雅湯、足附温泉、地鉈温泉、憩の家 式根島の温泉を巡ってみた(東京都新島村)
東京都式根島。
東京都心から約150km、伊豆諸島に含まれる小さな島です。新島と2島で東京都新島村を構成しています。
式根島と言えば温泉が有名。島内には、日帰り入浴施設が1ヶ所、そして無料で入浴できる野湯が何ヶ所もあります。野湯の中には大潮の日しか入れない難易度の高いものもありますが、今回は比較的気軽に入浴可能な松が下雅湯、足附温泉、地鉈温泉、そして唯一の有料施設である式根島温泉憩の家を紹介したいと思います。
■この記事の目次
1.松が下雅湯 式根島の無料温泉の中では最もお手軽な温泉
2.足附温泉 岩場が湯船、ワイルドすぎる野湯
3.地鉈温泉 険しい谷を抜けた先にあるワイルドな野湯
4.式根島温泉憩の家 式根島で唯一の日帰り入浴施設
5.式根島の温泉巡りはレンタルバイクまたはレンタサイクルがおススメ
1.松が下雅湯 式根島の無料温泉の中では最もお手軽な温泉
2.足附温泉 岩場が湯船、ワイルドすぎる野湯
3.地鉈温泉 険しい谷を抜けた先にあるワイルドな野湯
4.式根島温泉憩の家 式根島で唯一の日帰り入浴施設
5.式根島の温泉巡りはレンタルバイクまたはレンタサイクルがおススメ
松が下雅湯 式根島の無料温泉の中では最もお手軽な温泉
式根島の野湯は島の南部に集中しています。まずは野湯の中でも最も気軽に入浴できる…、というよりも「野湯」というには設備が立派過ぎる松が下雅湯を紹介します。
松が下雅湯があるのは式根島港という漁港のすぐ隣。漁港の脇に「温泉入口」と書かれた表示があり、駐車スペースもあるので、車や自転車で訪れた方はここに停めるようにしましょう。上の写真にもあるとおり、漁港から先は自転車での乗り入れも禁止です。
ちなみに、後で紹介する足附温泉は、松が下雅湯の数百m奥にあるため、同じく式根島港前からアクセスするのが便利です。
こちらが松が下雅湯です!
漁港の脇の遊歩道を歩いていくと唐突に湯船が現れるので、予備知識がない方が来たら結構驚くと思います。まさに遊歩道のすぐ脇に湯船があるという状態。そして裏手には漁港があり、漁船が何隻も停泊しています。見ようによってはシュールな光景です。
かなりオープンな立地ですが、水着着用なので安心して入浴することができます。
松が下雅湯には全部で3つの湯船があります。残りの2つはとても広く、開放的で眺めも抜群。茶色に濁っているという個性的なお湯に浸かることができます。
湯船によって、また同じ湯船の中でも場所によって温度が異なるので、好みの温度の場所を見つけてみてください。
松が下雅湯には、男女別の更衣室があります。2~3人が入ったらいっぱいになってしまいそうな程小さな更衣室なので、譲り合って利用しましょう。
足附温泉 岩場が湯船、ワイルドすぎる野湯
次に紹介するのは、足附温泉。松が下雅湯から徒歩2分程度の場所にある野湯です。舗装された道ではなく、ゴツゴツとした石が転がる道なので、近いからと言って入浴したままの格好(水着&裸足)では行けないのでご注意を。
こちらが足附温泉です!
非常にワイルド!ここが温泉だと知らなければ、ただの岩場にしか見えないでしょう。
こちらの温泉に入浴したい場合、タイミングが非常に重要。波打ち際に湯船があり、尚且つ湧出量がそこまで多くはないため、干潮の1~2時間前後が適温なのです。今回はその時間を狙って訪れたのですが、時期が11月だったということもあってか、多くの湯船がかなり温い状態でした。
それでも一部の湯船は熱すぎず、温すぎず、自然の湯船とは思えないほど気持ち良い温度で入浴することができました。お湯は無色透明。茶色のお湯が湧く松が下雅湯のすぐ近くに、色の違う温泉があるのは、なんだか不思議ですね。
なお、湯船の中に藻が発生しており、非常に滑りやすいので注意が必要です。
こんなワイルドな足附温泉ですが、すぐ近くに立派な公衆トイレ兼更衣室が完備されています。ちょっと着替えるスペースが狭いのが難点ですかね。僕が訪れた時は、貸切状態だったので、快適に使うことができました。
また、更衣室の建物の前にはシャワーがあります。藻で身体が汚れた場合でも洗い流すことが可能です。
地鉈温泉 険しい谷を抜けた先にあるワイルドな野湯
3つ目として紹介する野湯は、地鉈温泉。他の野湯2つに比べて知名度が高く、式根島の温泉と言えば地鉈温泉を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
こちらが地鉈温泉の入口。5台分の駐車場と駐輪スペースが用意されています。駐車場脇には公衆トイレもありました。
温泉はここから歩いて5分程です。
地鉈温泉は、その名の通り、地面を鉈で割ったかのような深い谷の進んだ先にあります。両側には垂直に近い崖が迫っており、凄い迫力です。また、駐車場と温泉との間には50m近い高低差があるため、急な階段を下りていく必要があります。行きは良いですが、帰りは少し大変ですね。
こちらが地鉈温泉です!
先ほど紹介した足附温泉と同様、波打ち際にある温泉。…というか、海と一体化しています。足附温泉は干潮時がおススメとお伝えしましたが、地鉈温泉は真逆。温泉の温度が非常に高いため、海水が程よく温泉と混ざり合う満潮の1~1時間半前後がおススメとされています。
地鉈温泉も、他の2つの野湯と同様に水着着用が義務付けられています。しかし、他の2ヶ所とは異なり脱衣所がありません。幸い、周囲は大きな岩がゴロゴロとしているため、岩陰でササッと着替えるか、あらかじめ水着を着てくるのが良いかと思います。
さて、温泉に入ってみましょう。あたりは、温泉っぽい色をした液体が溜まっている箇所が複数あり、「はて、どこから入ろうか」と目移りしてしまいそうな程。しかし、場所によって温度がかなり異なるので、まずは温度を確かめてから入浴することをおススメします(特に熱湯がボコボコと湧き出しているエリアがあるので、そういった場所には踏み入れないように要注意)。僕が入った時は、時期が秋だったからなのか、満潮の時間に近すぎたのか、かなり温い場所が多かったという印象でした。
それでも、適温の場所を見つけ、入浴。足元から熱めのお湯が供給されてくるのと同時に、海の方からは海水が流れ込んできて、同じ場所でも目まぐるしく温度が変わるという不思議な感覚。不快ということは全く無く、むしろのぼせることなく長く入浴できます。上手く説明できませんが、永遠にここに入浴していたくなるほど、気持ち良い温泉でした。
僕が訪れた時には「適温だったり温かったり」という感想でしたが、訪れるタイミングを少しずらすだけで印象が全然変わってくるのでしょう。色々な季節、色々な時間に繰り返し訪れたい温泉ですね。
式根島温泉憩の家 式根島で唯一の日帰り入浴施設
最後に、式根島で唯一の日帰り入浴施設、式根島温泉憩の家を紹介します。
憩の家は森の中に隠れるように存在しており、うっかりしていたら通り過ぎてしまいそうな目立たない施設。そんな憩の家ですが、200円(子供は100円)という格安のお値段で入浴することが可能です(しかもこのお値段でアメニティも完備!)。近くに住んでいたら、家の風呂には入らずにこちらに通ってしまいそうな程ですね。
こちらが浴室。内湯のみのシンプルな施設ですが、源泉かけ流しのお湯を楽しむことができます。源泉は地鉈温泉と同じで、少しお茶っぽい色に濁っているのが特徴。時間や天候の関係で地鉈温泉に入り損ねた方にもおススメしたい温泉です。とても温まるお湯で、気持ち良く入浴することができました。
また、200円という低価格にも関わらず、シャワーやシャンプー、ボディーソープが完備されていたのが嬉しかったですね。温泉巡りの〆に、こちらで身体を洗ってから宿に戻るのが良いのではないかと思います。
式根島の温泉巡りはレンタルバイクまたはレンタサイクルがおススメ
式根島は小さな島ですが歩いて周るには少し大きく、車で周るには道が少し狭いです。そのため、レンタルバイクやレンタサイクルを利用するのがおススメです。レンタサイクルの場合、電動アシスト付き自転車も取り扱っているので、体力に自信が無い方でも安心して利用できるかと思います。
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|投稿:2022.12.11 | 最終更新:2022.12.11 |カテゴリ: 東京都
ここは楽園か!?八丈島の秘湯、裏見ヶ滝温泉! アクセス・駐車場・更衣室の情報などを紹介!(東京都八丈町)

東京から南へ約290km。「常春の島」として知られる八丈島。マリンスポーツや釣りで有名な島ですが、実は良質な温泉が湧いていることはご存知でしょうか?
八丈島には足湯も含めて7つの温泉施設がありますが、今回はその中から、特に個性的な温泉、裏見ヶ滝温泉を紹介したいと思います。
■この記事の目次
1.裏見ヶ滝温泉とは?どこにあるの?
2.裏見ヶ滝温泉へのアクセス・駐車場情報
3.裏見ヶ滝温泉の更衣室
4.裏見ヶ滝温泉に入ってみた
5.裏見ヶ滝温泉に行く際の持ち物
6.裏見ヶ滝温泉を利用する際の注意事項
7.温泉の近くにある裏見ヶ滝もおススメ
1.裏見ヶ滝温泉とは?どこにあるの?
2.裏見ヶ滝温泉へのアクセス・駐車場情報
3.裏見ヶ滝温泉の更衣室
4.裏見ヶ滝温泉に入ってみた
5.裏見ヶ滝温泉に行く際の持ち物
6.裏見ヶ滝温泉を利用する際の注意事項
7.温泉の近くにある裏見ヶ滝もおススメ
裏見ヶ滝温泉とは?どこにあるの?
八丈島は、北の八丈富士、南の三原山という2つの火山からなる火山島で、その形から「ひょっこりひょうたん島」のモデルになったと言われています。八丈島の温泉は「ひょうたん」の底の部分、つまり三原山の南側に集中しており、今回紹介する裏見ヶ滝温泉も八丈島南端に近い中之郷集落に位置しています。
裏見ヶ滝温泉は、非常に素晴らしい温泉であるのと同時に、一風変わった温泉でもあります。特筆すべき点としては以下の4点。
①無料で入浴できること。
②混浴であること。
③水着着用が義務付けられていること。
④石鹸・シャンプーの使用が不可であること。
地元、中之郷の自治会により管理・運営され、ありがたいことに無料で開放されている裏見ヶ滝温泉。ルールを守って、気持ち良く入浴したいものですね。
裏見ヶ滝温泉へのアクセス・駐車場情報
車でのアクセス
■八丈島空港から約20分
■底土港から約25分
空港や港があるエリアから裏見ヶ滝温泉がある中之郷エリアへは、八丈一周道路でアクセスします。八丈一周道路は島をグルリと一周しているため、どちら周りでも中之郷に辿りつくことができますが、反時計回り(西海岸経由)でアクセスするのがおススメです(東海岸沿いの道は、比較的険しい山道なので、時計回りだと時間がかかります)。
八丈一周道路を反時計回りで走ってくると、「中之郷」という名前の交差点が現れるので、ここを右折してください。上のストリートビューには写っていませんが、「温泉 裏見ヶ滝」という、目立つ看板が立っているので、分かり易いと思います。
その先にも左折する箇所がありますが、上の写真のような看板が立っているため、迷うことはないでしょう。
裏見ヶ滝温泉への入口の前に、3台程度が停められるスペースがあるので、車で来た場合はこのスペースに駐車しましょう。なお、このスペースのはす向かいにある公衆トイレの前にも2~3台が停められそうな砂利のスペースがあります。
バスでのアクセス
■八丈町営バスの「中田商店前」バス停で下車。徒歩8分。
※バスは1日6往復なので、時刻は事前にチェックしておきましょう。
※2日間バス乗り放題&温泉入り放題のチケット、「BU・S・PA」(1,000円)がお得。
【参考】八丈町営バス
裏見ヶ滝温泉の更衣室
温泉は駐車場から階段を数段降りたところにあります。
階段を降りると、下駄箱が設置されているので、ここで靴を脱ぎましょう。脱衣所内が濡れていることがあるため、靴下もここで脱いでしまった方が無難です。
下駄箱の隣には更衣室があります。こちらの更衣室は男女共用。内側から鍵がかけられるようになっているので、場合によっては譲り合って使用しましょう。更衣室の内部は、棚とカゴだけが設置されたシンプルなもの。鍵がかかるロッカーなどはありませんので、貴重品の取扱いには十分に注意してください。
なお、駐車スペースのはす向かいにある公衆トイレの中にも更衣室があります。こちらは男女別の更衣室です。男女共用の更衣室が混雑しているような場合は、こちらも利用するのが良いと思います。
裏見ヶ滝温泉に入ってみた
こちらが裏見ヶ滝温泉です!
壁や仕切りがないため、駐車場から階段を降りてきた瞬間に温泉の全景が見えるのですが、見た瞬間に「これは良い温泉だ!」と感じました。
青みがかったお湯が注ぎ込まれ、長方形の湯船に波紋を描き、湯船の縁から溢れ出していきます。正真正銘の源泉かけ流しです。
入ってみるとこれが適温!そしてとても柔らかいお湯なんです。まさに全身を包み込むようなお湯。
滝のような湯口からお湯がどんどん注がれています。
泉質はナトリウム-塩化物強塩泉。八丈島の多くの温泉施設で見られる泉質です。確かに匂いを嗅いでみると、ほのかに潮の香り。
お湯も素晴らしいですが、風呂からの景色も最高です。露天風呂の外を見ると、ジャングルの真っ只中!目の前には滝があり、迫力がある景色を見ながらの湯浴みを楽しむことができます。
お湯とロケーションの両方が、ここまで素晴らしい温泉はなかなかお目にかかれないでしょう。
湯船の脇には洗面器と椅子が用意されています。ただし先述しましたが、ここでは石鹸の類を使用することはできません。体を洗うのは、別の温泉施設で済ませる必要があります。
裏見ヶ滝温泉に行く際の持ち物
念のため、裏見ヶ滝温泉に行かれる際に必要な持ち物について書き記しておきます。通常の温泉施設に行く時の持ち物に加えて、以下の3つは持って行った方が良いでしょう。
●水着:あらかじめ履いておくと便利
●ビニール袋:濡れた水着を入れるため
●替えの下着
裏見ヶ滝温泉を利用する際の注意事項
裏見ヶ滝温泉の入口に、利用する際の注意事項が書かれた看板がありました。
(クリックすると大きな画像が見られます)
画像を貼っておきますので、行かれる方は参考までにご覧ください。
温泉の近くにある裏見ヶ滝もおススメ
裏見ヶ滝温泉のすぐ近くにあり、温泉の名前の由来にもなった裏見ヶ滝という滝もおススメ。その名のとおり、裏側から観ることができる滝です。
美しい水のカーテンは、一見の価値があると思います。
裏見ヶ滝温泉の駐車場から、遊歩道を5分程度歩けば到着します。比較的歩きやすい遊歩道なので、温泉に入るついでに滝を見に行かれるのも良いと思いますよ。
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|投稿:2020.01.04 | 最終更新:2020.01.04 |カテゴリ: 東京都
東村山市の黒焼きそばはクセになる味!(ラーメン本舗まるみ)
黒ソースが決め手!まろやかさがクセになりそうな東村山黒焼きそば
東京都多摩地域の北部で、近年破竹の勢いを見せるご当地グルメがあります。それが東村山市のご当地焼きそば、東村山黒焼きそばです。
2009年に黒焼きそばを取り扱う店舗を周るスタンプラリーが開催されて以来、人気に火がつき、現在では東村山市内の100店舗以上で提供されています。取扱い店舗は多種多様。食堂や居酒屋だけでなく、カフェ、イタリアンレストラン、パン屋、スナックなどでも食べることができます。
今回は東村山駅近くにある「ラーメン本舗まるみ」を訪れました。
こちらが黒焼きそば。その名の通り黒みがかったソースが特徴です。
黒ソースの存在感は見た目だけでなく、味にもインパクトを与えています。食べてみると、通常のソース焼きそばに比べてコクがあり、まろやかなのです。このコクはイカスミ特有のものでしょうか。イカスミパスタのまったりした味にも通じるものがあると思います。この店では黒ソースに加えてりんごと黒蜜などを味付けに使っているようです。そんな隠し味も味に奥行きを与えているのでしょう。
具材はオーソドックスに肉と野菜が入っていますが、薄く切られたイカが存在感を放っていました。クニッとしたイカの食感が楽しめます。
ラーメン屋と言えば餃子!…というわけで、今回は黒焼きそばとセットで餃子を注文しました。こちらの餃子はニンニク不使用なので、匂いが気になる方も安心して食べることができます。
東村山駅近くの「ラーメン本舗まるみ」は地元民に愛される人気店
今回訪れた「ラーメン本舗まるみ」は東村山駅から徒歩3分程度という便利な場所に立地しています。地元民に愛される店らしく、お昼時に訪れたところ、常連や学生で賑わっていました。メニューはラーメンが中心ですが、近年は黒焼きそばもプッシュしているようです。
東京のベッドタウン、東村山市。西武線を使えば、新宿から30分あまりでアクセスすることが可能です。近年人気急上昇中のご当地焼きそばを食べに、訪れてみては如何でしょうか。
各種情報
食べログ : 口コミ、店舗情報はこちらから。
株式会社ポールスタア : 黒ソースの生みの親!食べ歩きマップも見ることができる。
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|投稿:2018.02.27 | 最終更新:2019.01.16 |カテゴリ: 東京都
まるでバウムクーヘン!伊豆大島の地層大切断面(東京都大島町)
日本を代表するジオパーク、伊豆大島
伊豆大島。伊豆諸島最大の島で、かつ最も本土に近い島です。
島の中央には活火山である三原山が聳え、島の至る所に、火山の営みを感じることができる景勝地や地形が点在しています。日本ジオパークにも指定され、ダイナミックな風景を見に、多くの観光客が島を訪れているそうです。
伊豆大島屈指の景勝地、地層大切断面
伊豆大島を代表する景勝地、地層大切断面。伊豆大島の南部にあり、港のある元町地区からバスで15分程度の場所にあります。
ここの魅力は、何と言っても見た目のインパクト!道路脇に突如としてバウムクーヘンのような地層が現れるのです。
地層大切断面は、伊豆大島を一周する都道大島循環線沿いにあるため、非常に目立ちます。島をドライブしていれば、必ず目に飛び込んでくると言っても過言ではないでしょう。
このような地層ができた要因は、やはり三原山の噴火だそうです。色の濃い層が噴火によって噴き上げられた黒い軽石、その上の褐色の層が空中で風化した火山灰であり、1回の噴火でこの2つの層ができるのだとか。このような噴火を、何万年もの間繰り返して、現在のような地層ができあがったのですね。
ちなみに、元々起伏がある土地に火山灰などが繰り返し積もったため、このようなウネウネとした地層になったようです。
なお、周辺には駐車場がないため、路肩に駐車せざるをえません。路肩が広くなったところがあり、また交通量も少ないため、それ程不便はありませんが…。
路線バスでの訪問も可能です。日中は大よそ1時間に1便と、離島にしては本数が多く、利用しやすいと思います。詳しくは大島バスのホームページをご覧ください。
伊豆大島へのアクセス
伊豆大島は遠いようで、意外と行きやすい島。大型客船は一日一往復ですが、夜遅くに東京を出て、早朝には伊豆大島に到着します。つまり、金曜の仕事終わりに船に飛び乗り、寝ている間に伊豆大島に着いてしまうんですね。早朝に着くので、島での時間もたっぷり確保できるわけです。
伊豆大島に渡る船は大型客船だけではありません。高速ジェット船に乗れば、東京から2時間足らずで伊豆大島に到着します。1日に2~4便と、大型客船よりも本数が多め。また、神奈川県の久里浜港、静岡県の熱海港からも出航しているため、居住地やスケジュールに合わせて利用することが可能です。
大型フェリー、高速ジェット船は、東京汽船のホームページで時刻表や運賃の確認、予約等が可能です。
もっとお急ぎの方、多摩周辺在住の方は、調布飛行場から航空機で行くことも可能ですよ。詳細は新中央航空のホームページをご覧ください。
各種情報
大島観光協会 : 伊豆大島に行くのであれば、まずはチェック!
伊豆大島ナビ : 伊豆大島での様々な楽しみ方情報が満載!
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|投稿:2017.09.14 | 最終更新:2019.01.26 |カテゴリ: 東京都
どぜう鍋@駒形どぜう(東京都台東区)
うなぎ、牛鍋、天ぷらなど、東京下町の味として親しまれてきた料理は多くありますが、他ではなかなか食べられないのがどぜう鍋。

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江戸時代から下町で定着している料理で、台東区、足立区、墨田区を中心に提供している店が多くあります。
今回紹介する駒形どぜうは1801年に創業した老舗中の老舗です。
浅草駅にほど近く、観光客が多く訪れる場所に駒形どぜうは店を構えています。
人気店で、私が訪れた日も行列ができていました。
予約しておくのが無難でしょう。
メニューにはどぜう鍋の他にも、どじょうを使った料理が豊富に載っています。
くじら料理も出しているみたいですね。
我々は複数人で行ったので、どぜう鍋と柳川鍋(どじょうを卵とじにした鍋)を注文。
さて、こちらがお目当てのどぜう鍋。
丸ごとのどじょうが鍋の中にギッシリと入っています。
生きたままのどじょうに酒をかけ、泥酔状態になったところを煮込むそうです。
「丸ごとのどじょうはちょっと…」という方のために、頭と骨をとった「どぜうさき鍋」というメニューもあるそうです。
そして仕上げにネギをたっぷりと入れます。
ネギがどじょうの臭みを消す効果もあり、またどぜう鍋に非常に合います。
これで完成なので、いただいてみましょう。
どじょうは、骨まで柔らかく煮込まれており、そのまま頭から食べることができます。
ネギのシャキシャキとした食感と対照的で美味しいですね。
そして味噌ベースの汁は、優しい甘みがあり、非常に味わい深いものになっています。
どじょうを卵でとじた柳川鍋もオススメなので、複数人数で行った場合は、両方頼むのも良いですね。
各種情報 |
駒形どぜう : 浅草と渋谷に店を構える「駒形どぜう」の公式ホームページ
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![]() | さすがといわせる東京選抜グルメ(2014) [ 山内史子 ] 価格:1,512円 |

|投稿:2014.11.24 | 最終更新:2018.08.22 |カテゴリ: 東京都
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