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【宿泊記】東鳴子温泉 旅館大沼 貸切露天風呂が魅力の湯治宿(宮城県大崎市)

旅館大沼

2022年の年始、宮城県の鳴子温泉郷に泊まりました。

鳴子温泉郷と言えば、東北地方を代表する温泉地。宮城県と山形県の県境付近に位置し、鳴子温泉東鳴子温泉川渡温泉中山平温泉そして鬼首温泉の5つの温泉で構成されています。

鳴子温泉郷の魅力は、何といってもバラエティに富む泉質。温泉の泉質は11種類に分類されますが、鳴子温泉郷にはそのうち9種類もの泉質の温泉が湧出しています。まさに温泉マニア垂涎のエリアなんです。




今回宿泊したのは東鳴子温泉にある旅館大沼


旅館大沼

東鳴子温泉は鳴子温泉駅の一駅隣の鳴子御殿湯駅周辺に広がる静かな温泉地。大規模な旅館が建ち並ぶ鳴子温泉とは趣が異なり、小さな旅館や湯治宿が建ち並ぶ鄙びた雰囲気が魅力的な温泉地です。

旅館大沼は湯治宿の雰囲気を残しつつ、新しさも取り入れた宿として高い人気を持つ旅館。この記事では、東鳴子温泉の旅館大沼に宿泊した時の記録…、特に温泉や食事について紹介していきたいと思います。






東鳴子温泉 旅館大沼

旅館大沼

旅館大沼は、東鳴子温泉の中では比較的規模が大きな旅館。こちらの写真は、角度の関係で2階建てに見えますが、実は4階建ての旅館です。創業は1910年。相当歴史がある旅館ですが、古さを残しつつも現代風にリフォームされており、快適に泊まることができます。

ただし、エレベーターがないので、予約をする際には要注意です。


湯治宿としての性格も併せ持つ旅館大沼。食事付きのプランだけでなく、素泊まりで共同の台所を利用できる自炊湯治プランもあります。今回は食事の付く「一汁八菜・仙台牛の陶板焼き付」のプランを選びました。食事付きのプランも様々なプランがあるので、好みに合わせて選びことができますよ。

それでは次の章から、旅館大沼の温泉そして食事などについて解説していきます。




貸切露天風呂「母里の湯」

最初に紹介したいのが、旅館大沼で最も人気が高い貸切露天風呂「母里の湯」。

母里の湯に関して、注意していただきたい点があります。それは宿泊プランによっては母里の湯を利用できないプランがあること。僕は予約サイトから予約をしましたが、注意書きに書いてある場合がありますので、よく確認のうえ予約をする必要があります。


また、母里の湯は完全予約制。僕はチェックインの時に利用予約しました。完全予約制である理由は、母里の湯が貸切であるだけでなく、旅館から500m程離れた場所にあるため。車による送迎が発生する関係上、予約が必須というわけですね。…というわけで、チェックイン後の17時半から母里の湯を予約しました。


旅館大沼

17:25頃、利用時間の5分前にロビーに集合し、ワンボックスで母里の湯まで送っていただきます。訪れた日は雪がかなり積もっていたためか、出かける際に長靴を貸してくれました。

ワンボックスは夜の温泉街を走り抜け、途中で細い山道に入り、母里の里に到着しました。


旅館大沼

こちらが母里の湯の建物。雪が深く積もっていることも相まって、山奥の秘湯に来たような感覚。宿から車で2~3分とは思えません。

送迎してくれた方が建物の鍵を開けてくれました。「30分後に迎えに来るのでごゆっくりお楽しみください」。

よし!楽しむぞ!


旅館大沼

こちらが貸切庭園露天風呂、母里の湯です!

感動のあまり、しばし絶句。貸切とは思えない程広々とした露天風呂。脱衣所も半露天となっており、脱衣所から母里の湯の全てが見通せます。

湯船にはツルツルとした肌触りのお湯がかけ流し。東鳴子らしい油臭漂うお湯で、いかにも肌に良さそう。比較的熱めのお湯ですが、外気が冷たいのでちょうど良い塩梅ですね。浸かっては、少し外で休むということを繰り返しながら30分間を過ごしました。


旅館大沼

持ち時間が終わる頃、再び送迎車がやってきます。それまでは、浴室の近くにある待合室で過ごすことが可能です。待合室には暖房が効いているので、湯冷めの心配はありません。

送迎付きで、こんな極上のお湯に入ることができて、本当にありがたい限りですね。




旅館の館内で湯巡りが可能

旅館大沼には、離れにある「母里の湯」に加え、7つのお風呂があります。内訳としては、混浴の大浴場と女性専用風呂がそれぞれ1ヶ所ずつ、貸切風呂が4ヶ所(うち1ヶ所は蒸気風呂)、足湯が1ヶ所となっています。館内で湯巡りを楽しむことができるのです。

そのうち、足湯露天風呂「石割の湯」は冬期間は残念ながら利用不可。また、僕は男性なので当然女性専用風呂の「天女風呂」は紹介することができません。

これらを除いた5ヶ所のお風呂を紹介したいと思います。


大浴場 「薬師千人風呂」

旅館大沼
※写真は旅館大沼の公式サイトより。

旅館大沼のメインの浴室は、大浴場「薬師千人風呂」。

こちらは一番大きな浴室であり、また混浴の浴室となっています。19:30から21:00までは女性専用時間です。

1階にある脱衣所から階段を数段下りた所に湯船があるため、実質的には「半地下にある」と言えるでしょう。浴室の真ん中に大きな湯船がドドンと鎮座しています。湯船の底からお湯が注がれており、こちらも油臭のするお湯をかけ流しで楽しむことが可能です。

窓側にお地蔵さまがあったり、壁に天女の絵が描かれていたり、どこか神秘的な雰囲気が漂う浴室。天女の絵は、1996年にこの旅館に滞在した高橋典子さんの手によるものなのだそうです。





赤湯 「灯りの湯」

旅館大沼

1階にある貸切風呂、赤湯「灯りの湯」。「薬師千人風呂」とは廊下を挟んだ向かい側にあります。旅館大沼の中では最もこじんまりとした浴室。湯船の大きさとしては1人で入浴するのに適していると思います。

なお、「母里の湯」以外の貸切風呂は予約不要。利用する際は、扉の前にスリッパを置き、内側から鍵をかけましょう。


芳香浴 「ふかし風呂」

旅館大沼

1階には一風変わった貸切風呂、「ふかし風呂」があります。こちらはお湯に浸かるのではなく、温泉で温められた床に寝転がって温まるための部屋。浴衣を着たまま利用します。

「風呂じゃないし、ここはパスでも良いかなー」と思いましたが、せっかくなので利用してみました。

正直あまり期待していなかったのですが、これがめちゃくちゃ気持ち良いのです!ぬくぬくの床に横たわると、身体の芯からポカポカになる感じ。アロマの効果もあってか、あっという間に睡魔に襲われます。「パスでも良いか」と一度でも思ってしまった自分を恥じつつも、滞在中3回も利用してしまいました。

なお、汗だくになり、浴衣が濡れてしまった場合は交換してくれるとのことです。




備長炭浴槽 「陽の湯」

旅館大沼

4階にも2つの貸切風呂があります。その名も「陽の湯」と「陰の湯」。こちらの貸切風呂はどちらも人気が高いらしく、いつ行ってもどちらかの浴室は使用中でした。夜の遅い時間帯や早朝が狙い目だと思います。


旅館大沼

まずは「陽の湯」を紹介します。

こちらは竹炭を練り込んだという真っ黒な木の浴槽が特徴。黒い竹炭の浴槽は、落ち着いた雰囲気を演出することに加え、とても肌にも良いのだそうです。

この浴室の窓は南東側にあり、日の光がよく差し込むことから「陽の湯」と名づけられたのだとか。左側に写っている木の壁に開けられた丸い穴も、太陽をイメージしているのでしょう。

ちなみにこちらの浴室からは、旅館のすぐ裏を通る陸羽東線の線路を見ることができます。鉄道が好きな方は、列車が通る時間を見計らって入浴するのもおススメです。


薬石浴槽 「陰の湯」

旅館大沼

一方こちらが「陰の湯」。「陽の湯」とは逆で、北西に位置していることが名前の由来ということでしょう。壁には三日月を思わせる穴が開けられており、設計者のセンスを感じます。

こちらの湯船には、古くから薬効が高いと言われている薬石や水晶が埋め込まれています。「薬石」という言葉自体を初めて聞きましたが、体の痛みなどに効くのだとか。


この浴室からも陸羽東線を見ることができるので、こちらも鉄道好きにはおススメです。


このように旅館大沼の中だけでも非常に多くの浴室があり、大袈裟ではなく館内で湯巡りを楽しむことができました。




旅館大沼の食事

旅館大沼はお食事もまた魅力。夕食、朝食ともに1階にある食堂でいただきました。


夕食

旅館大沼

こちらが旅館大沼の夕食です。今回は、「一汁八菜・仙台牛の陶板焼き付」プラン。食事の量や内容によって、「一汁五菜」、「一汁七菜」など複数のプランから選択することができます。


旅館大沼

新年早々に泊まったので、中央にはおせち。おせちの定番である蒲鉾や数の子、昆布巻きなどが並びますが、どれもオシャレな仕上がりです。


旅館大沼

今回のプランの目玉、仙台牛の陶板焼き。サシが程良く入った牛肉、野菜、キノコをじっくりと蒸し焼きにし、特製のタレに付けていただきます。

…美味い!サラッとしたタレがとても合いますね。牛肉の脂を吸った野菜も、甘みがあって美味しいです。


旅館大沼

こちらは薬膳鍋。生姜やニンニクなどが効いたつゆで野菜やキノコを煮込んでいただきます。つゆ自体にも味があるのでそのまま食べても美味しいのですが、濃厚なゴマダレにくぐらせて食べると色々な味が楽しめます。


旅館大沼

焼き魚は高級魚、キンキの開き。キンキは好きなんですよねー。宮城県の方言では「キチジ」と言うのだそうです。


旅館大沼

この他にも、お造り(マグロ、海老、鯛、イカ)(左上)、角煮大根の青梗菜添え(右上)、天ぷら(春菊、湯葉巻き)(左下)、地大豆の冷奴(右下)など、豊富な品々が提供され、かなり満腹になりました。


旅館大沼

食事のお供には地元のお酒。地ビールである「鳴子の風」、宮城県内の酒造所で醸造された「天音」をいただきました。「天音」は鳴子在住の音楽家が作曲した「お酒の子守唄」を4ヶ月間聴かせて寝かせた日本酒なんだそう。音楽がお酒にどういった効果を及ぼすのかは分からないですが、甘くて美味しいお酒でした。




朝食

旅館大沼

こちらは旅館大沼の朝食。

ご飯がもりもり進む、「正統派の旅館の和朝食」という感じ。左上の湯豆腐は、地大豆で作った豆腐を、温泉水で煮たもの。温泉の効果なのかは分かりませんが、豆腐がほろほろになるほどに柔らかくなっており、とても美味しかったです。また大粒の納豆も食べ応えがあって良いですね。

美味しいおかずにご飯もどんどん進み、御櫃を空にしてしまいました。




旅館大沼のお部屋

旅館大沼

こちらが今回泊まったお部屋です。1~3名用の小さめのお部屋で、大きさは6畳。この旅館の中では一番リーズナブルな部屋です。Wi-fi、テレビ、ケトルなど必要最低限のものは揃っていました。トイレ、洗面所は共同です。

旅館大沼には他にも3種類のお部屋があります。料金によっては最大6名が泊まれる部屋、トイレが付いている部屋もあるようです。




旅館大沼へのアクセス

車でのアクセス

■東北道の古川ICから国道47号線を通り約40分

■東北中央道の舟形ICから県道56号線、国道47号線を通り約1時間



鉄道でのアクセス

陸羽東線鳴子御殿湯駅から約5分



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|投稿:2022.01.20 | 最終更新:2022.01.20 |カテゴリ: 宮城県

十勝岳温泉 湯元凌雲閣 北海道最高所にある絶景露天風呂が自慢の宿に泊まってみた(北海道上富良野町)

十勝岳温泉 湯元凌雲閣

北海道の中央部にある上富良野町。観光地として有名な富良野市や美瑛町の近くにある町ですが、この町には全国の温泉好きに人気の温泉宿があります。

それが今回する「十勝岳温泉 湯元凌雲閣」。

泉質の良さもさることながら、そのロケーションが人気の理由。この宿は標高1280mという、北海道で最も高い場所にある温泉宿なのです。

2021年8月。マイカーで北海道旅行に出かけたので、憧れの十勝岳温泉に宿泊しました。非常に素晴らしい宿でしたので、この記事ではその魅力をお伝えしたいと思います。






標高1280m!北海道最高所にある温泉宿、十勝岳温泉 湯元凌雲閣

十勝岳温泉 湯元凌雲閣

今回宿泊したのは十勝岳温泉にある3軒ある宿のうちの1つ、「湯元凌雲閣」。



先ほども書きましたが、湯元凌雲閣は北海道内最高所、標高1280mにある温泉宿。大雪山系の真っ只中に位置し、十勝岳連峰が眼前に迫るという絶好のロケーションです。今回訪れた時は、残念ながら濃い霧が出ていましたが、遥か眼下の富良野盆地を見晴らすこともできるようです。


十勝岳温泉 湯元凌雲閣

また、周辺は野生動物の宝庫。訪れた時、エゾシカやキタキツネを見かけました。そういった動物たちに会える可能性があることも、十勝岳温泉の魅力ですね。

それでは、次章以降で湯元凌雲閣のお部屋、お風呂、お食事などの情報を紹介していきたいと思います。




十勝岳温泉 湯元凌雲閣のお部屋

十勝岳温泉 湯元凌雲閣

こちらが今回泊まったお部屋です。10畳の和室。バス・トイレは付いていませんが、洗面台は部屋の中に設置されていました。これは嬉しいですね。


十勝岳温泉 湯元凌雲閣

そして窓の外にはこの絶景!私が泊まった部屋は十勝岳連峰側を向いた部屋。雄大な山々を望むことができました。もう少し雲が晴れていれば…。

この景色は、数ある日本の宿の中でも屈指のものなのではないでしょうか。




十勝岳温泉 湯元凌雲閣のお風呂

湯元凌雲閣のお風呂を紹介します。

お風呂は「大岩の湯」、「小岩の湯」という2種類の浴室があり、造りや趣きが大きく異なります。こちらは男女交代制となっており、毎日8:00と20:00に浴室入口の暖簾が入れ替えられるのだそうです。今回は、宿泊者の特権を生かして、両方のお風呂を堪能してきました。


大岩の湯

十勝岳温泉 湯元凌雲閣
(写真は公式ホームページより)

こちらが大岩の湯です。

その名のとおり、浴室の中に巨大な岩がドンと鎮座しています。あまりに巨大なので、湯船が岩に侵食されてしまっている状態です。実は、この岩は宿ができる以前からこの場所にあったのだそう。まさに湯元凌雲閣のシンボル的な存在と言えるでしょう。

お湯も、巨岩のインパクトにも負けない強烈なもの。茶褐色…言い方は悪いですが、泥水のような色をしたお湯がかけ流されています。温泉に含まれる鉄成分が酸化し、このような色になっているのだそうです。


十勝岳温泉 湯元凌雲閣
(写真は公式ホームページより)

内湯にはもう1つ語らなければならない湯船があります。

泉温32℃、無色透明なお湯がかけ流されている湯船です。「お湯」と呼ぶにはあまりに冷たく、水風呂と間違える人もいるかもしれないのですが、こちらもれっきとした温泉。入るときには冷たいですが、身体を沈めてしまうと非常に気持ちが良いです。酸性のお湯なので、少し肌がピリピリするのも特徴です。

温かい湯船と、交互に入ると良いと思います。エンドレスに入っていられますよ!




小岩の湯

十勝岳温泉 湯元凌雲閣
(写真は公式ホームページより)

こちらが小岩の湯です。

大岩の湯とは違い、控えめな大きさの岩が湯船に配されています。岩がそこまで主張していないため、大岩の湯に比べて湯船が広いのが特徴です。

お湯は大岩の湯と同様、茶褐色のお湯と無色透明の冷泉の湯船の2つです。




露天風呂

次に露天風呂を紹介します。大岩の湯も凄いですが、湯元凌雲閣は何といっても露天風呂が人気です。


十勝岳温泉 湯元凌雲閣
(写真は公式ホームページより)

こちらが湯元凌雲閣の露天風呂です!

十勝岳連峰を眼前に望む、絶景の露天風呂です。全国でも屈指の絶景露天風呂だと思います。標高が高く、外気温が寒いため、何時間でも入っていられそうな気持ち良さですね。


なお、大岩の湯、小岩の湯のそれぞれに露天風呂が付いているのですが、露天風呂もまた造りが違います。個人的におススメなのが小岩の湯の露天風呂。露天風呂には湯船が2つあるのですが、そのうちの1つは巨大な岩の陰に造られた湯船なんです。あまりに岩が巨大で、さながら洞窟風呂のような気分が味わうことができます。

このように、時間帯によって色々なお風呂を楽しめることができることが、湯元凌雲閣に宿泊することの醍醐味と言えるでしょう。




十勝岳温泉 湯元凌雲閣の食事

湯元凌雲閣の食事を紹介します。

夕食、朝食ともにロビーの隣にある食堂でいただきました。新型コロナウイルスの対策として、各テーブルにアクリルパネルが設置されていました。

夕食

今回は「かみふらのポークの和食膳」というプランを予約。地元上富良野町のブランド豚を満喫できる内容になっていました。

十勝岳温泉 湯元凌雲閣

こちらが湯元凌雲閣の夕食です。

メインは中央にあるかみふらのポーク。ほうれん草で作られたソースがかけられていて、めちゃくちゃ美味い!

豚肉だけでなく、米、味噌、アスパラ、ミニトマト、ピーマンなど、上富良野町産の食材がふんだんに使われています。その他の野菜や魚も、北海道産のものが使われており、地産地消にこだわっているのが伝わってきました。


十勝岳温泉 湯元凌雲閣

ビールも上富良野産。上富良野産のホップを使用し、上富良野で醸造された「忽布古丹ビール」というクラフトビールです。三種類の味があったのですが、ピルスナーをいただきました。「upopo」という名前が付いていますが、これはアイヌ語で「歌」を意味するそうです。

クラフトビール以外にも「ふらのワイン」や旭川の地酒「男山」、上富良野産のどぶろく「大地を醸せ」など、ご当地のお酒が揃っているので、色々と飲んでみるのも良いのではないでしょうか。


朝食

十勝岳温泉 湯元凌雲閣

朝食はビュッフェスタイル。

ベーコンやサラダ、温泉卵、味噌汁など、定番の朝食メニューに加え、「子和え」、「イカの醤油漬け」、「とうもろこし」など、北海道らしいメニューも豊富です。

少しずつ、色々な料理が食べられるのが嬉しいですね。




十勝岳温泉 湯元凌雲閣へのアクセス

車でのアクセス

上富良野町市街地から道道291号線を経由し、約25分

道央道旭川鷹栖ICから道道90号、国道237号線、道道291号線等を経由し、約1時間30分

道央道滝川ICから国道38号、道道851号、道道291号線等を経由し、約1時間40分

道東道占冠ICから国道237号、道道291号線等を経由し、約1時間40分


十勝岳温泉の手前は急坂です。冬期間は四輪駆動の車で訪れることがおススメです。


バスでのアクセス

上富良野駅前から上富良野町営バス「十勝岳線」に乗車し、約45分。終点の「十勝岳温泉凌雲閣」停留所で下車。


【参考】上富良野町公式サイト(生活情報>上富良野町営バス路線の案内)


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|投稿:2021.11.15 | 最終更新:2021.11.15 |カテゴリ: 北海道

クセになる濃厚さ! 弘前で進化系「煮干しラーメン」を食べた(煮干結社 弘前店@青森県弘前市)

煮干しラーメン

ここ数年でブームが到来している煮干しラーメン。少しクセがありますが、あの独特の風味が美味しいですよね。そんな煮干しラーメンですが、青森県の津軽地方が発祥だとされています。

今回は津軽地方の中心、青森県弘前市にて煮干しラーメンを食べてきました。さすがは発祥の地だけあって、煮干しラーメンを提供する店が数多く存在します。進化系の煮干しラーメンが食べられる店、その名も「煮干結社 弘前店」にお邪魔してきました。

この記事では、煮干結社の煮干しラーメンについて、さらには同店のメニューやアクセス情報などを紹介したいと思います。






有形文化財のビルに店を構える煮干結社 弘前店

煮干しラーメン

今回訪れたのは弘前市の中心部にある煮干結社弘前店

店の前に到着して驚いたのですが、ラーメン屋とは思えないレトロな建物です。このビルは三上ビルという名前で、昭和2年に建造されたものなんだそう。元々は弘前無尽株式会社(後の弘前相互銀行)の社屋として建てられたもので、国の有形文化財に登録されています。

2021年現在、このビルにはバー、喫茶店、そしてラーメン屋である煮干結社弘前店の計3店舗が入居しています。

今回は20時前という少し遅い時間に訪れたのですが、店内は満席。10分くらい店の前で待つことになりました。




看板メニュー、「煮干番長」を食べてみた

入店したら、まずは食券を購入します。人気メニューである「煮干番長」を選択。カウンター席に座って、ラーメンの到着を待ちます。


煮干しラーメン

こちらが「煮干番長」(味玉トッピング)です!

立ち上る煮干しの香り!濃厚そうなスープ!美味しそう!

スープは煮干だけでなく豚骨が効いたドロッとしたもの。煮干しラーメンというと味が濃いイメージがありますが、意外とマイルドな味わいです。

麺は中細ストレート麺で、パツッとした食感。濃厚な煮干し出汁スープにも負けない力強い麺です。

具材ですが、柔らかいチャーシュー、煮干しラーメンには定番となっている刻みタマネギ、メンマ、そしてプラス100円でトッピングした味玉。どの具材もこの濃厚なラーメンを引き立てる名脇役でした。

ちなみに卓上にはコショウ、ゆず酢、一味唐辛子といった味変用の調味料もあります。食べ進めながら、お好みに合わせて追加するのもおススメです。




煮干結社 弘前店のメニュー

煮干結社弘前店のメニューを紹介します。


煮干しラーメン

メニューはラーメンとつけ麺の二本柱。

ラーメンは煮干番長(煮干だし)、チキンファンク(鶏だし)、紅の海老(海老だし)、焙煎深煎り煮干し(煮干だし)の4種。つけ麺は濃厚魚介つけ麺エビ辛つけ麺煮干大王のつけ麺など。

その他にもにぼ飯、チャーマヨ丼、カレーなどのサイドメニューも充実しています。


煮干しラーメン

ちなみにこちらは嫁が食べた濃厚魚介つけ麺。バケットがトッピングされているのが面白いですよね。少しいただきましたが、とても美味しかったです。

スープ割はセルフサービスとなっており、カツオ、エビ、チキンコンソメの3種が用意されていました。スープ割がここまで充実しているのも珍しいですね。




煮干結社 弘前店へのアクセス

車でのアクセス

東北道大鰐弘前ICから国道7号線、県道260号線などを経由して約20分

東北道黒石ICから国道102号線、県道260号線などを経由して約25分




駐車場は、店が入っている三上ビルの北西(目の前の交差点を北へ20mくらい進んだ所)に15台分用意されています。

私はそれに気づかず、店の目の前にあるコインパーキングに停めてしまいました。まぁ、こちらも30分100円(夜間は60分100円)なので、そこまでの出費ではないですが…。


バスでのアクセス

弘前駅前から弘南バスの路線バスに乗車し、約10分。「下土手町②」停留所で下車。



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|投稿:2021.10.31 | 最終更新:2021.10.31 |カテゴリ: 青森県

雄冬岬展望台 北海道随一の陸の孤島を眺めることができる展望台(北海道増毛町)

雄冬岬展望台

北海道石狩市増毛町の境界に位置する雄冬(おふゆ)集落。人口100人にも満たない小さな漁村ですが、北海道好きや地理好きの間ではちょっと知られた存在です。




現在は雄冬集落には国道231号線が通っており、札幌市から簡単に車で訪れることが可能ですが、国道が全通する1981年までは車で訪れることができない「陸の孤島」でした。国道全通後も崩落事故が発生したり、冬場は通行ができなかったりと、「陸の孤島」に近い状況が続いたそうです。そのため、同じ町内の増毛港とを結ぶ雄冬航路が、雄冬の住民にとって重要な交通手段であり続けました。

1年を通して国道が通行可能となったのは1992年(平成4年)のこと。同じ年に雄冬航路も廃止され、ようやく雄冬集落が「陸の孤島」状態から解放されたのです。


前置きが長くなりましたが、今回はそんな雄冬集落を一望できる展望台、その名も雄冬岬展望台を紹介したいと思います。






雄冬岬展望台から絶景を眺めてみた

雄冬岬展望台.

こちらが雄冬岬展望台への入口です。無骨な鉄骨の階段が山の方へ向かって伸びています。観光地というよりも管理用の階段と言った趣…。


雄冬岬展望台.

入口には展望台の利用時間が書かれています。

6~8月は8:00~20:00

5、9、10月は9:00~18:00


この看板を見る限り、冬期は利用できないようですね。階段の入口にはゲートが設置されていて、夜間はこのゲートが閉ざされるようです。

日が長い夏と言えど、20:00には真っ暗になるような気がするんですが、大丈夫なんでしょうか…。階段には照明の類はなかったと思いますが…。


雄冬岬展望台.

展望台までは2~3分の距離。木々を跨ぐように設置された鉄階段を登っていきます。

「マムシ出没注意」という看板も設置されていました。


雄冬岬展望台.

階段を登りきると、展望台が見えました!

急斜面の樹林帯にニョキッと聳えるボルトのような形状の展望台。そこまで知名度が高くない展望台なので、正直なところ、こんなに立派な施設があるとは思いませんでした。

展望台の根元部分は螺旋階段になっており、それを登って階上へ。展望台はガラス張りとなっており、窓を開けることができないため、開放感には欠けます。夏場は少し蒸し暑いかもしれません。


雄冬岬展望台.

こちらが雄冬岬展望台からの眺めです!

猫の額ほどの土地に数軒の民家が身を寄せ合うように点在する雄冬集落。眼前には広大な日本海!そして背後には屏風のような急斜面が控えており、そのまま標高1000m級の山々へと続いています。


雄冬岬展望台.

展望台から北、つまり増毛方面を眺めます。どこまでも続く険しい海岸。長年の間、雄冬を「陸の孤島」たらしめていたのが、この海岸です。現在では長大なトンネルを抜け、増毛町中心部や留萌市方面へ向かうことができますが、かつては陸上に道を通すことができず、海上交通に頼るしかありませんでした。

展望台からは絶景だけでなく、雄冬集落の立地の厳しさも感じることができます。


ちなみに、展望台の手前の通路(3つ前の写真の場所)からも同じような景色を眺めることができます。展望台からだとガラス越しになってしまうので、通行の妨げにならなければ、通路から景色を眺めるのも良いのではないでしょうか。




雄冬岬展望台の駐車場

雄冬岬展望台.

雄冬岬展望台の駐車場を紹介します。展望台へ向かう階段の入口前に、約30台が停められる駐車場があります。まぁ…穴場の展望台なので、満車になることはないでしょう。

駐車場には公衆トイレもあります。


雄冬岬展望台へのアクセス

雄冬へは留萌方面から路線バスで訪れることも可能ですが、1日に3往復しか走っていないため、観光で使うには現実的ではありません(しかも日中は1便のみ)。訪れるには車かバイクが便利です。

深川留萌道留萌ICから国道231号線を経由して約50分

札幌市内から国道231号線等を経由して約2時間




展望台の駐車場へ行くためには、国道231号線から離れ、急坂を登っていく必要があります。上のストリートビューで示した場所が展望台への入口です。ささやかながら、「雄冬岬展望台」と書かれた看板が立っているので、見逃さないように注意してください。


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|投稿:2021.10.05 | 最終更新:2021.10.05 |カテゴリ: 北海道

【宿泊記】豊富温泉 ニュー温泉閣ホテル 石油臭漂うお湯が有名な湯治宿に泊まってみた(北海道豊富町)

ニュー温泉閣ホテル

北海道豊富町。稚内市の南に位置する、酪農が盛んな町です。豊富町には日本最北の温泉街として有名な豊富温泉があります(それよりも北の稚内市にも温泉はありますが、温泉街は形成していません)。

2021年の夏、豊富温泉にあるニュー温泉閣ホテルに宿泊してきました。豊富温泉と言えば、かなり独特なお湯に浸かることができるということで、温泉マニアの間でも有名な存在。今回は1泊してそのお湯を堪能してきたので、この記事で紹介したいと思います。






日本最北の温泉街 豊富温泉にあるニュー温泉閣ホテル



今回宿泊した豊富温泉は北海道の北部、稚内市の南側に位置する豊富町にあります。温泉街が位置するのは、豊富駅がある町の中心部から約6.5km離れた丘陵地。


ニュー温泉閣ホテル

2021年現在、豊富温泉には8軒の宿泊施設と1軒の日帰り入浴施設があります。温泉街には廃墟となった飲食店やスナックもあり、少し寂しい感じは否めません。


ニュー温泉閣ホテル

温泉街はコンパクトにまとまっており、4~5分で歩いて一周することができる程です。



豊富温泉は大正時代に開湯しました。石油の試掘を行っていたところ、油分を多く含んだ温泉水が噴出したのが、豊富温泉の始まりだそうです。石油の井戸から湧き出してくるため、石油のような臭いがし、油分を含むという、他の温泉地では見られない特徴を持ったお湯が湧いています。

そのお湯は皮膚病にも効くとされ、全国各地から温泉マニアだけでなく、多くの湯治客が訪れています。


ニュー温泉閣ホテル

今回宿泊したニュー温泉閣ホテルは、そんな豊富温泉街の中心近くにある宿。昭和45年に創業した老舗です。名前に「ニュー」と付いているのは、昭和64年に2代目に引き継ぐ際に建物をリニューアルしたため。元々は「温泉閣」という名前の宿だったそうです。

宿は通りに沿って横長となっている2階建ての建物。北海道らしい寒冷地仕様の建物になっています。そこまで大規模ではなく、アットホームな雰囲気が魅力的な宿です。




ニュー温泉閣ホテルのお風呂

ニュー温泉閣ホテルのお風呂について紹介します。

ニュー温泉閣ホテル
写真は宿の公式サイトより

浴室に入った瞬間、ツンと鼻をつく石油の臭い!北国の人にしか分からない例えで申し訳ないですが、灯油が手に付いてしまった時のような臭いです。長時間浴室にいたら、頭がクラクラしてきそうな程です。

肝心のお風呂は、露天風呂やサウナ、ジャグジーなどは無く、内湯1つのみという潔いシンプルな浴室。「このお湯一本で勝負!」という気概を感じますね。この辺りも、湯治で有名な豊富温泉らしい一面かもしれません。


お湯に浸かります。黄土色に濁ったお湯は油分を含んでいるせいか、ヌルヌルとした肌触り。肩まで浸かると、より一層オイル臭が鼻孔を刺激します。お湯は少し熱めなので長湯には向かないですね。宿としても1回の入浴は15~20分を目安にするよう推奨しています。

なお、湯船から上がった後にはしっかりとかけ湯をするよう、注意書きがされていました。この温泉ならではの注意事項だと思います。宿の廊下に、入浴の際の注意事項が書かれた張り紙があるので、読んでから入浴するようにしましょう。




ニュー温泉閣ホテルの食事

ニュー温泉閣ホテルの食事について紹介します。夕食、朝食ともに大広間でいただきました。


夕食

ニュー温泉閣ホテル

こちらがニュー温泉閣ホテルの夕食です。

左上からズワイガニ、銀ダラの焼き物、ボタンエビとマグロの刺身、もずく酢、ウナギとナスの煮びたし、マスの麹漬け。

北海道らしく、海鮮が並ぶ食卓。


ニュー温泉閣ホテル

鍋物はエゾ鹿のすき焼き。これも北海道ならではの一品。味が染みた鹿肉を生卵にくぐらせていただきます。美味い!

時期によっては、鍋物はタコしゃぶに変わるそうです。

地物が多く、大満足な夕食でした。


朝食

ニュー温泉閣ホテル

こちらがニュー温泉閣ホテルの朝食。

焼き鮭、味噌汁、ご飯を中心とした正統派和朝食。サラダや塩辛、レンコンのキンピラなどは大広間中央のテーブルに並べられており、各自が自由に持っていくというスタイルでした。人によって食べる量が違うので、良い試みかもしれません。

なお、朝食では豊富名物の牛乳をいただくこともできます。ホットコーヒーにたっぷり注いで牛乳を堪能しました。


名物デザート カタラーナ

ニュー温泉閣ホテルに泊まったら、是非とも食べて欲しいデザートがあります。

ニュー温泉閣ホテル

それがこちら!とよとみカタラーナ

カタラーナとはスペイン生まれの洋菓子。豊富町の濃厚な生クリームを使ったカタラーナはヒンヤリとしていて、尚且つ濃厚な甘さが楽しめて絶品!

こちらのカタラーナ、豊富町在住の女性が作っており、町内の食堂などで売られているのだそうです。ニュー温泉閣ホテルのロビー横にある売店でも購入可能なので、是非とも食べてみることをおススメします。




ニュー温泉閣ホテルのお部屋・設備

ニュー温泉閣ホテルのお部屋を紹介します。

ニュー温泉閣ホテル

部屋は和室が中心で、4.5~12畳まで広さは様々。一部の部屋を除き、トイレは共同です。テレビ、冷蔵庫、鏡台など、最低限の設備が揃ったお部屋でした。


ニュー温泉閣ホテル

客室以外の設備を簡単に紹介します。

1階のロビーの周りには、売店自販機コーナーがあります。売店では先述したカタラーナや宗谷名物のタコしゃぶ(冷凍)や簡単なお土産を購入することが可能です。

また、1階の浴室の隣にはコインランドリーも用意されています。長期旅行者や湯治客には嬉しい限りですね。




ニュー温泉閣ホテルへのアクセス

車でのアクセス

国道40号線豊富バイパス豊富サロベツICから約5分

稚内空港から国道40号線等を経由して約50分



バスでのアクセス

■JR宗谷本線の豊富駅から沿岸バスの留萌行きに乗車して約10分。「ふれあいセンター」停留所で下車。

■JR宗谷本線の幌延駅から沿岸バスの豊富行きに乗車して約15分。「ふれあいセンター」停留所で下車。



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|投稿:2021.09.24 | 最終更新:2021.09.24 |カテゴリ: 北海道

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