fc2ブログ
TOP > CATEGORY - 福井県

| PAGE-SELECT | NEXT

サバエドッグ 「あるくソースカツ丼」とも呼ばれるテイクアウトグルメを食べてみた(ミート&デリカささき@福井県鯖江市)

サバエドッグ

福井県のご当地グルメと言えば、ソースカツ丼が知られています。当ブログでも福井市や敦賀市などに店を構えるヨーロッパ軒のソースカツ丼を紹介しました。

今回はそんなソースカツ丼の派生形とも言えるご当地グルメを紹介します。

それがサバエドッグ

その名のとおり、福井県鯖江市で提供されているご当地グルメです。「あるくソースカツ丼」との謳い文句でPRされているサバエドッグ。「割り箸にご飯と豚の薄切り肉を巻いて揚げる」という、かなり斬新な料理です。

…って、言葉で説明されてもあまりイメージが湧きませんね…。

…というわけで、「百聞は一見に如かず」!サバエドッグを提供している精肉店、ミート&デリカささきに行ってみました。






鯖江市内にある精肉店 ミート&デリカささき

サバエドッグ

今回訪れたのは鯖江市の中心街にある精肉店、ミート&デリカささき。肉や色々な惣菜を取り扱っている店です。

店先の看板や自動販売機にも書かれていますが、この店の名物はサバエドッグ。「あるくソースカツ丼」という気になる一文も。


サバエドッグ

店内にはLの字型にショーケースが設置されており、肉や惣菜、サラダなどがズラリと並んでいます。どれもこれも美味しそうです。


サバエドッグ

イートインコーナーもあります。しかし、残念ながら、訪問時(2021年2月)は新型コロナウイルスの影響で、店内での飲食はできないようになっていました。


サバエドッグのメニュー

さて、お目当てのサバエドッグを注文しましょう。


サバエドッグ

ご覧のように、サバエドッグは色々な味が存在します。

基本のソース味に加え、鯖江市内の河和田地区の伝統食材を使った山うにしょうゆ味、市内産の味噌を使ったみそ味があります。温玉、わさびマヨネーズなどのトッピングが充実しているのも嬉しいですね。




サバエドッグを食べ比べてみた

今回はサバエドッグを4本注文しました。基本のソース味は2本で、うち1本は焼きチーズトッピング。あとは残り2つの味を1本ずつ。

注文を受けてから揚げるため、店内で4~5分待つ必要があります。その代わり、熱々を食べることができるのです。


サバエドッグ

出来上がりました!こちらがサバエドッグです!

見た目は串カツのようです。串カツと違う点は、既にソースにくぐらせてあるということ。そして、1本ずつ紙コップに入れて提供されること。歩きながら食べられるよう、このようなスタイルなのでしょう。紙コップには、サバエドッグを模したであろう謎のキャラクターが描かれていますね。眼鏡の生産地として有名な鯖江市なので、当然眼鏡はかけています。


サバエドッグ

サバエドッグを食べてみました。

まずはソース味から…。大口をあけてかぶりつくと、サクッとした衣から溢れだすソースの味。衣の下からは意外とさっぱりとした薄切り肉が出てきて、さらに内側には硬めに炊かれたご飯が…!まさに、「あるくソースカツ丼」という感じ。これは美味しいですね。


続けてソース味以外の2本。山うにしょうゆ味は柚子が効いたサッパリとした味わい、みそ味は独特な甘みが楽しめます。どちらもご飯に合う味なので、当然サバエドッグにしても美味しいんですよ。


サバエドッグ

最後にソース味の焼きチーズトッピングをいただきました。チーズが焦げた香ばしい味わいと、程よい塩味が加わり、これもまた美味しかったです。

今回は、2人で4本をいただきました。軽食だと思っていたのですが、ご飯が入っているため、意外とお腹にたまりますね。温玉など、他のトッピングも試してみたかったのですが、また次の機会ですね。




ミート&デリカささきへのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

北陸道鯖江ICから約10分


サバエドッグ

店の北側の道路の路肩が駐車ゾーンに指定されています…。


……が。

上の写真をご覧ください。「駐車禁止」の標識が掲げられています。ところがよーく見ると「奇数月」と書かれた補助標識が…!訪れた日は2月だったので、こちら側には駐車してOKなんです。

ちなみに反対車線の路肩には「偶数月」という補助標識付きの「駐車禁止」が。ここは、月ごとに駐車できる路肩が入れ替わるという、珍しい道路なんです。

なお、調べてみると、敦賀市や坂井市など、福井県内の他の都市でもチラホラと見られるようですね。道の両側に路上駐車が発生してしまうと通行に支障が出るため、敢えて月替わりで駐車ゾーンを決めているのでしょう。全国的にはあまり見られませんが、駐車場が限られる市街地には有効な策なのかもしれないですね。


サバエドッグ

標識だけではなく、「今月はこちら側が駐車ゾーンです」と書かれた看板も設置されています。看板によると、来街者は1時間までであれば駐車可能とのことです。


鉄道でのアクセス

北陸本線鯖江駅から徒歩10分程度

福井鉄道西鯖江駅から徒歩5分程度



ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2021.03.04 | 最終更新:2021.03.04 |カテゴリ: 福井県

【宿泊記】常神半島にある民宿杉本で若狭ふぐのフルコースを食べた(福井県若狭町)

民宿杉本

冬に旬を迎える高級魚、ふぐ。ふぐと言えば山口県の下関や愛知県の日間賀島が有名ですが、実は全国各地にブランド化されたふぐがあります。福井県の若狭ふぐも、そんなブランドふぐの1つです。

若狭ふぐは、福井県西部の若狭湾で養殖されたトラフグのこと。若狭湾はふぐの養殖地としては、日本最北の地なんだそうです。雪解け水が豊富で水温が低い若狭湾で育てられたふぐは、身が締まっておりとても美味!今回は福井県若狭地方に足を運び、若狭ふぐを食べてきました。

ふぐってお高いんでしょ?」と思う方も多いと思いますが、若狭地方にはふぐを提供する民宿が多く、ふぐ料理込みで比較的リーズナブルなお値段で泊まることができます。






常神半島の先端、常神は漁師民宿だらけ



今回の旅先としては、若狭湾に突き出した常神半島を選びました。リアス式海岸として有名な若狭海岸ですが、常神半島は若狭湾にある数多の半島のうちの1つです。

半島の先端には常神という神々しい名前の集落があります。わずか40戸ですが、そのうち30軒が民宿という、すさまじい民宿率を誇る漁村なのです。


民宿杉本

ここで常神集落の入口にあった地図をご覧ください。集落内の家の配置が書かれていますが、名称が書かれた家は、そのほとんどが民宿!まさに民宿だらけの集落なんです。


民宿杉本

集落の中には細い路地が縦横無尽に張り巡らされており、多くの民宿が軒を連ねています。民宿の前には「ふぐ料理」、「かに料理」、「活造り」という文字。宿泊予約サイトなどで検索してみていただくと分かると思いますが、多くの料理自慢の宿がしのぎを削っているのです。




常神にある漁師民宿、民宿杉本

民宿杉本

今回は数ある宿の中から、評判が良さそうな「民宿杉本」さんを選びました。

民宿杉本は母屋と別館の2棟に分かれていますが、今回は別館に宿泊しました。母屋は民宿を経営するご家族が住んでいらっしゃるようです。

ふぐ料理が食べられる宿ですが、非常にリーズナブルな値段で泊まることができます。今回はふぐ料理付きのプランで1人あたり13,000円で泊まりました。他にもカニやイカ、アワビなど、旬の海の幸を食べられるプランがあり、概ね2万円以下で泊まることができるようです。


民宿杉本へのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

舞鶴若狭道三方五湖スマートICから福井県道216号線を通り、約30分

舞鶴若狭道若狭上中ICから国道162号線、福井県道216号線等を通り、約40分


民宿杉本も含め、常神集落の宿の多くは細い路地の先にあるため、車は少し離れた共同駐車場に停める必要があります。


民宿杉本

常神集落の入口にある、こちらの岸壁沿いの共同駐車場を利用しました。非常に広い駐車場です。民宿までは歩いて5分程の距離です。


もう1つ、常神集落の西側にある潮風公園の駐車場にも駐車可能です。ただ、2021年2月の時点では落石のため駐車場は利用できませんでした。


バスでのアクセス

■JR小浜線三方駅から若狭町営バスで約50分。終点の「常神」停留所で下車。


三方駅から常神方面へ向かう便は1日に4便。逆に常神から三方駅へ向かう便は、朝イチの便以外は平日のみの運行で、しかも利用には予約が必要となるため、注意が必要です。




民宿杉本の食事

民宿杉本の魅力と言えば、何といっても地元若狭湾で採れる新鮮な海の幸がたらふく食べられる食事。今回はふぐ料理が食べられるプランを利用したため、若狭ふぐを思う存分いただきました。

夕食と朝食をそれぞれ紹介します。なお、夕食、朝食ともに厨房近くのお座敷でいただきました。今回訪れたときは、コロナ禍の影響で客が我々のみだったので、貸切状態でした。


民宿杉本の夕食

夕食は一気に料理が出されるのではなく、一品一品厨房から運ばれてきます。温かい料理を熱々のまま食べられるので、嬉しいですね。


民宿杉本

民宿杉本

先付けとして、梅の甘露煮サザエの壺焼き枝豆、そしてモズク

福井県若狭地方は隠れた梅の産地。甘く、柔らかく仕上げられた甘露煮は爽やかな味わいです。

サザエの壺焼きとモズクは勿論地元の味。


民宿杉本

そしてこちらですよ!

ふぐのフルコースの幕開けに相応しい一品、てっさふぐ刺し)です!

皿の模様が透けて見える程薄く切られたふぐの刺身。料理人の腕が光ります。豪快に数枚重ねで食べたいところですが、庶民なので一枚一枚味わっていただきます。刺身で小ネギを巻き、ポン酢ともみじおろしでいただくのが最高ですね。

中央には皮など色々な部位の刺身が盛られていました。こちらも変わった食感で美味。

このアッサリとしたてっさだけで、ビールがグイグイと進みました。


民宿杉本

続いて登場するのはケンサキイカの活造り

足がまだウネウネと動いております!足を鋏でジョキンジョキンとカットして、甘めの醤油に付けていただきます。コリコリとして、めちゃくちゃ美味い!

肉厚の胴体部分、薄いけれど存在感のある食感がたまらない耳部分も美味しいです。新鮮なイカが食べられるのは産地ならではの贅沢。これをふぐのコースの一品として食べられるのだから凄いですよね。


民宿杉本

刺身の次は焼き物です。ふぐのカマと白子の焼き物が出されました。

ふぐのカマは初めて食べましたが、意外とお肉が付いているんですね。魚とは思えない程、プリプリとした食感の肉が味わえます。

ふぐの白子は口に入れた瞬間にトロッととろけます。濃厚でクリーミーな味わいです。


民宿杉本

ふぐの天ぷら。ふぐの唐揚げはたまに見ますが、天ぷらは新鮮ですね。

ふっくらとしたふぐの身は揚げても良し。塩を付けながらいただきます。シソやイモの天ぷらも付いていました。


民宿杉本

この辺りでビールから日本酒へとスイッチ。若狭町の地酒「加茂栄」をいただきます。まろやかな甘口のお酒。これは美味いですね。


民宿杉本

ふぐコースのトリは、やっぱりふぐちり

コラーゲンたっぷりのふぐと白菜、水菜、ネギなどを鍋に投入してグツグツと煮込みます。プルップルのふぐと野菜をポン酢ともみじおろしでいただきました。

いやー、美味い!これを食べに常神に来たと行っても過言ではありません。


民宿杉本

最後は〆の雑炊

ふぐのダシが効いた雑炊。最後まで美味しくいただきました。満腹!


民宿杉本

食後に梅シロップの炭酸割り(300円)を注文しました。飲んでみるとかなり濃い目!目が覚めるような酸っぱさでした。クエン酸がたっぷりと含まれており、疲労回復や夏バテの効果があるそうです。

気になる方は是非!




民宿杉本の朝食

民宿杉本

こちらが民宿杉本の朝食です。

正統派の和朝食という感じですが、地元の食材も含まれています。

手前中央にあるのはワカメの新芽。コリコリとした食感が美味しいです。
手前左側にはカレイの干物
中央には若狭名物の梅を使った梅干しがあります。塩気が強いタイプで、白飯がどんどん進みます。梅は手前右側のなますにも使われていました。

非常に美味しく、栄養バランスもとれた素晴らしい朝食でした。




民宿杉本のお部屋・設備等

民宿杉本の設備等を紹介します。

民宿杉本

お部屋は民宿らしい非常にシンプルなもの。6畳、8畳、12畳の3種類の大きさがあります。エアコンやテレビ、浴衣、Wi-Fiなど一晩過ごすのに不自由しない程度の設備・アメニティが揃っていました。

トイレと風呂は共同で、1階にあります。利用時に階段を上り下りするのが少々不便ですが、民宿であることと、宿泊料の安さを考えれば全く問題にはならないですね。


お風呂は交代制で入る家族風呂。洗い場が3ヶ所あり、一度に3~4人が入ることができるくらいの広さでした。


常神を散策するのも楽しい

民宿杉本

常神に泊まったのなら、是非とも常神集落を散策してみてください。狭い路地や階段が集落全体に張り巡らされており、ちょっとした迷路のよう。童心に帰って路地を散策してみるのも楽しいと思います。


民宿杉本

常神集落の中には大きなソテツの木が生えています。常神集落随一の名所として、集落内にも看板が設置されています。こちらのソテツは樹齢1,000年を超えており、誰かが植えたものなのか、はたまた元々自生していたものなのかは分かっていないそうです。

北陸の小さな漁村の真っ只中に聳え立つソテツは、非常に力強く、存在感があるように思えました。

夏場には海水浴や無人島へのクルーズも楽しめるので、また季節を変えて訪れてみるのも良いと思います。


ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2021.02.21 | 最終更新:2021.02.21 |カテゴリ: 福井県

らっきょうが入ったご当地バーガー、三国バーガーが美味い!(三國湊座@福井県坂井市)

三国バーガー

全国各地で人気を集めるご当地バーガー。このブログでも北海道のホタテバーガー、淡路島のオニオンビーフバーガー、長崎の佐世保バーガーなど数々のご当地バーガーを紹介してきました。

今回紹介するのは、福井県坂井市(旧:三国町)のご当地バーガー、三国バーガー。三国の中心街にあるカフェ、「三國湊座」で食べてきたので、この記事で紹介したいと思います。






三国の街中にあるカフェ、「三國湊座」

三国バーガー

今回訪れた「三國湊座」は、福井県屈指の観光地である東尋坊に程近い港町、三国の中心街にあるカフェ。古い町家や商家が建ち並ぶレトロな街並の中でも、一際目立つ存在です。

店の外壁には看板メニューである「三国バーガー」のポスター。

さて、入ってみましょう。


三国バーガー

内部は懐かしい雰囲気を残しつつも現代風にリフォームされています。ゆっくりとお茶を楽しみつつ、寛ぐには最適な空間ですね。

壁際には本棚も設置されていて、地元の方から寄贈された古本を読むことができます。


福井産のらっきょうが良いアクセント!三国バーガー

三国バーガー

こちらが三国バーガーです!

坂井市三国のご当地バーガーであり、「三國湊座」の看板メニューでもあります。一見シンプルなハンバーガーですが、ある秘密が隠されているのです。


三国バーガー

ハンバーガーの中に三国産のらっきょうが入っているのです!

実は三国はらっきょうの産地としても知られています。通常らっきょうは1年で収穫を迎えますが、三国のらっきょうは3年かけてじっくりと育てているのだそう。三国のらっきょうは「花らっきょ」というブランド名で、全国的にも高い人気を誇っているのです。

そんな三国産のらっきょうが贅沢にもハンバーガーに挟まれているのですが、これは爽やかでアリですね!ピクルスとは違った独特な風味が楽しめます。


パティにも福井県産の牛肉が使われています。まさに「地産地消」のハンバーガーなのです。




三国産のエビが入ったエビクリームカツバーガーも美味しい!

「三國湊座」で扱う「地産地消」なハンバーガーは三国バーガーだけではありません。

三国バーガー

こちらのエビクリームカツバーガーも、地元の食材が味わえる1品。甘エビ、ガサエビなど、三国産のエビが使われています。粉末状にされたカラも入っており、エビ好きにはたまらない1品です。

大食漢の方や2人以上で訪れた方は、食べ比べてみるのも良いのではないでしょうか。


「三國湊座」のメニュー

「三國湊座」にはまだまだ魅力的なメニューがあります。

三国バーガー

三国バーガー

ハンバーガーは三国バーガーエビクリームカツバーガーソースカツバーガーの3種。


三国バーガー

休日限定ではありますが、三国バーガーにはセットメニューもあるようです。ポテトまたはあげ酒まんじゅうころも揚げとドリンクが選べます。


三国バーガー

カレーやラーメンなども。


三国バーガー

さらには平日限定のランチメニューもあります。休日と平日で、扱っているメニューが異なるので、事前に確認しておくと良いですね。

三国名産のあげ酒まんじゅうなど、喫茶店らしくスイーツメニューも取り扱っています。


三国バーガー

ドリンクメニューも豊富です。


三国バーガー

福井県のご当地飲料、「ローヤルさわやか」をいただきました。メロンソーダみたいで美味しい!




「三國湊座」へのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

北陸道金津ICから約25分

北陸道丸岡ICから約30分

東尋坊から約10分



三国バーガー

駐車場は2ヶ所。すぐ近くに「三國湊座」専用の駐車場があり、少し離れたところに公共の駐車場があります。


三国バーガー

僕は前者の駐車場を利用しました。細長い駐車場なので、運転が苦手な方は注意が必要かもしれません。


鉄道でのアクセス

えちぜん鉄道三国駅から徒歩5分



ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2020.05.21 | 最終更新:2020.05.21 |カテゴリ: 福井県

福井県の「越前がにミュージアム」は大人から子供までが遊んで学べる博物館(福井県越前町)

越前がにミュージアム
福井県越前町

日本海に面した町で、風光明媚な海岸が魅力です。また、越前ガニズワイガニ)の水揚げでも名を馳せており、冬場になるとカニを求めて多くの人が町を訪れます。そんな越前がにの町、越前町には、日本で唯一となるカニをテーマにした博物館があります。

それが「越前がにミュージアム」。

この記事では「越前がにミュージアム」の基本情報に加え、楽しみ方やアクセス情報などについてお伝えしたいと思います。






越前がにミュージアムはどこにあるの?



越前がにミュージアム」があるのは、日本海に面した福井県越前町。多くの旅行者が福井県へのアクセスとして使うであろうJR北陸本線や北陸自動車道、国道8号線からは少し離れた場所にあります。

内陸を通る北陸道や国道8号線に対して、越前町を含む日本海側を通っているのが国道305号線。ダイナミックな海岸線を見ながら走ることが出来る、福井県屈指のドライブルートです。「越前がにミュージアム」は国道305号線沿いにある道の駅「越前」の隣に位置しています。


越前がにミュージアムの基本情報

越前がにミュージアム

「越前がにミュージアム」の基本情報は以下の通りです。

営業時間:9:00~17:00

休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)

 ※夏休み期間中は無休。11~3月は第2、4火曜日が休館

入場料金:大人500円 子供300円





越前がにミュージアムの楽しみ方

越前がにミュージアムは3階建て。入場後、まずはエレベーターで3階まで上がります。その後は順路に従って、各フロアで展示や体験を楽しみながら、1階まで下りるのです。

越前がにミュージアムの楽しみ方を、かいつまんで説明しましょう。


①入口では越前がにのオブジェがお出迎え

越前がにミュージアム

最初のお楽しみは入口にあります。入口の自動ドアをくぐると、越前ガニのオブジェがお出迎え!これは記念撮影にはうってつけですね。

なお、僕が訪れたのは12月であったため、クリスマス仕様の越前ガニでした。


②カニ、カニ漁について学ぶ

越前がにミュージアム

越前がにミュージアムに来たら、まずはカニについて学びましょう!

様々な種類のカニや、越前ガニの生態を、パネル展示や映像で見ることができます。


越前がにミュージアム

越前町のカニ漁の歴史を学ぶこともできます。カニ漁全盛期であった昭和30~40年代の越前町の街並がジオラマで再現されており、当時の様子が視覚的に分かり易く工夫されているのです。

また、カニ漁の歴史に関するパネル展示や、当時の漁具の展示も必見です。




③カニや魚、海生生物を見る

越前がにミュージアム

実際に魚やカニを見ることができるのも、このミュージアムの魅力。

こちらの「海遊歩道」は、アーチ状になった水槽の下をくぐることができます。水槽の中を泳いでいるのは越前町の海に棲息する魚たち。室内にいながらにして、越前町の海底を疑似体験できるのです。


越前がにミュージアム

別の水槽には、小さくて赤い豆粒のような浮遊物が…。実はこれ、越前ガニの赤ちゃんなんです。越前ガニは、通常は2~3月に孵化するのですが、こちらの赤ちゃんたちは少し早めの10月に産まれたのだそうです。産まれて2ヶ月。遠目に見ると豆粒のようですが、よーく見ると可愛いですよ。


越前がにミュージアム

越前がにミュージアム

訪れたのが12月だったので、クリスマス企画展示も行われていました。色とりどりの海生生物とクリスマス飾りのコラボ。これは映えますね~。


④アトラクションや体験を楽しむ

子供たちに人気なのが、様々なアトラクションや体験。越前がにミュージアムには、子供が楽しめるコーナーもたくさん用意されています。


越前がにミュージアム

こちらは「かに漁チャレンジ」。自ら舵を握り、漁船を操作しながらカニ漁を行うシミュレーションゲームです。大画面には、うねる海が映し出され、なかなかの臨場感が楽しめます。


越前がにミュージアム

越前がにミュージアム

自分が描いた魚や生物が、大スクリーンの海の中を泳ぐ「絵画水族館」。嫁が描いたのは、真っ赤なエビ。エビの絵を専用のスキャナーで読み取ると、スクリーン上をクネクネと泳ぎ回るエビが映し出されました。これは面白い!


この他にも、ツイスターゲームのようなアトラクション「かにあつめ」、カニにまつわる昔話が紙芝居で楽しめる「かにしばい」など、子供も楽しめる施設になっています。


⑤隣の道の駅でカニを買う

越前がにミュージアム

越前がにミュージアムの隣にある道の駅「越前」には、「越前うおいち」があります。「越前うおいち」では地元産の新鮮な魚介類が販売されており、越前ガニも購入することができます。


越前がにミュージアム

こちらが「越前うおいち」で購入した紅ズワイガニ。なんと2ハイで1,500円という安さ!これだけの安さでしたが、しっかりと身が詰まっていて、とても美味しいカニでした。

越前がにミュージアムには、越前ガニを購入する際のポイントを解説した展示もあります。そちらで先に学んでおけば、より良い買い物ができるでしょう。




越前がにミュージアムへのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

北陸道鯖江ICまたは武生ICから約40分


高速道路から最も近いのは鯖江ICと武生ICですが、せっかくなので風光明媚な国道305号線を通ってアクセスするのも一興です。

■東尋坊から国道305号線経由で約1時間20分

■敦賀市から国道305号線経由で約50分


目の前に道の駅「越前」があるため、駐車場は豊富にあります。


バスでのアクセス

北陸本線武生駅から福井鉄道の路線バス「武生越前海岸線」に乗り、約1時間5分。「道の駅『越前』」停留所で下車。

※バスは1日6往復(休日は4往復のみ)なので、事前に時刻をチェックしておきましょう。

※福井駅または北鯖江駅からも路線バスが出ていますが、バスのダイヤの関係上、武生駅からが一番便利です。


■参考:福井鉄道株式会社(TOP>バスに乗る)


ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2020.01.16 | 最終更新:2020.01.16 |カテゴリ: 福井県

ヨーロッパ軒総本店で福井県のソウルフード、ソースカツ丼を食べた(福井県福井市)

福井県のソースカツ丼を紹介します!

ソースカツ丼と言えば、福島県会津若松市群馬県前橋市長野県駒ケ根市など、様々な地域のご当地グルメとして知られていますが、福井県のソースカツ丼も有名です。

福井県のソースカツ丼と言えば、「ヨーロッパ軒」。福井県内各地に19店舗を構える洋食店で、ソースカツ丼発祥の店として知られる老舗です。

今回は福井県福井市にあるヨーロッパ軒の総本店に行く機会があったので、名物のソースカツ丼やメニュー、アクセス方法などを紹介したいと思います。






ヨーロッパ軒総本店 場所・行き方を紹介



ヨーロッパ軒総本店は、福井駅に程近い福井市の中心街に位置しています。


ヨーロッパ軒

周辺は福井県を代表する歓楽街で、ビルが建ち並ぶエリア。ヨーロッパ軒総本店は、その中にあり、歴史を感じる茶色の外壁が印象的なビルです。店の入口には「元祖ソースカツ丼」と書かれた幟がはためいており、遠くからでも目立っていました。


福井駅から徒歩でアクセス

福井駅の西口から約900m。徒歩12分程度で到着。


駅前から西に延びる中央大通りを真っすぐ進み、「片町入口」という交差点を右折するとすぐにヨーロッパ軒が見えてきます。


車でのアクセス方法

北陸道の福井ICから約10分

北陸道の福井北ICから約20分


ヨーロッパ軒総本店の専用駐車場はありません。ただし、近くに点在するコインパーキング「P24」に駐車した場合、お店に申し出れば、駐車コインをいただくことができます。

詳しくは、ヨーロッパ軒総本店の公式サイトをご覧ください。




福井県のソウルフード、ソースカツ丼

ソースカツ丼

注文してすぐに、ソースカツ丼が運ばれてきました。

丼の蓋を外す前から、カツがチラ見え。蓋を外すワクワク感がたまりません。

…さて、準備は良いですか?開けますよ!




ソースカツ丼

こちらがヨーロッパ軒のソースカツ丼です!

白米の上に折り重なるように鎮座するカツ!「シンプル・イズ・ベスト」を体現した、潔い丼もの!

千切りキャベツが乗る会津若松や駒ケ根のソースカツ丼とは異なり、具材がカツのみというシンプルな構成。

唯一の具材、カツにも他の地域とは違う特徴が見られます。

①肉が比較的薄め

②上からソースをかけるのではなく、ソースに漬けたカツが乗る


カツを食べると、ジュワッとソースの味と肉の旨味が溢れ、とてもジューシー。肉が薄めなのでそこまでしつこくありません。さらにはカツから染み出したソースや肉の旨味がご飯にも混ざり、一気に平らげてしまいました。


ソースカツ丼

ちなみに、ソースカツ丼と一緒にカツ専用のソースが出されます。味が足りなければ、カツをソースに付けながら食べると良いでしょう。




ヨーロッパ軒総本店のメニューを紹介

ヨーロッパ軒のメニュー

ヨーロッパ軒総本店のメニューを紹介します。

看板メニューである「カツ丼」はカツが3枚乗るもの。ガッツリ食べたい人は、カツが4枚乗る「大カツ丼」やサラダや味噌汁が付く「カツ丼セット」もおススメです。

ビーフカツ丼」、メンチカツが乗った「パリ丼」、エビフライが乗った「エビ丼」も気になるところですね。カツとエビフライとメンチカツが乗った「3種盛りスペシャルカツ丼」という欲張りなメニューもありますので、気になる方は是非。


ヨーロッパ軒のメニュー

丼ものの他にもカツレツやステーキ、カレーライス、オムライスなどの洋食メニューも充実しています。地元に愛される洋食店という感じですね。




福井県各地にあるヨーロッパ軒

ヨーロッパ軒

2020年現在、ヨーロッパ軒は福井県内に19店舗展開しています。福井市のみならず、県西部の敦賀市などにも店があるので、是非とも立ち寄ってみてください。


ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2020.01.13 | 最終更新:2020.01.13 |カテゴリ: 福井県

| PAGE-SELECT | NEXT