走行するリニアが目の前に! 花鳥山展望台に行ってみた(山梨県笛吹市)
2027年、東京~名古屋間の開通を目指すリニア中央新幹線。東京~名古屋間を現行の半分程度となる約40分で結ぶ予定です。まさに近未来の乗り物と言う印象で、まだまだ一般市民には馴染みがないリニアモーターカーですが、山梨県に行けば実際に走る姿を見ることができます。
しかも無料で!
その場所こそ、山梨県笛吹市にある花鳥山展望台。
今回、ほとんど下調べをせずに展望台を訪れたのですが、走行するリニアモーターカーを見ることができました。この記事では花鳥山展望台の楽しみ方やアクセス方法、駐車場について解説したいと思います。
■この記事の目次
1.甲府盆地を一望!花鳥山展望台に行ってみた
2.花鳥山展望台から走行するリニアモーターカーを見た
3.リニアの走行スケジュールは山梨県立リニア見学センターのHPをチェック!
4.花鳥山展望台へのアクセス・駐車場情報
1.甲府盆地を一望!花鳥山展望台に行ってみた
2.花鳥山展望台から走行するリニアモーターカーを見た
3.リニアの走行スケジュールは山梨県立リニア見学センターのHPをチェック!
4.花鳥山展望台へのアクセス・駐車場情報
甲府盆地を一望!花鳥山展望台に行ってみた
花鳥山展望台があるのは、山梨県中央部に位置する笛吹市。平成の大合併前は御坂町だったエリアです。甲府盆地を見下ろす山の中腹にあり、周囲には果樹園が広がっています。
こちらが花鳥山展望台です。展望台は公園のように整備されており、このように立派な東屋まで整備されています。
おや…、何人かの方が東屋の下に集まって何かを見ていますね。とりあえず何を見ているのかは後で説明するとして、まずは展望台からの景色をご覧いただきましょう。
花鳥山展望台からは甲府盆地やその背後にある南アルプス、八ヶ岳などの山々を一望することができます。そして眼下には一直線に延びる高架橋。これがリニア実験線の高架橋です。将来的にはリニア中央新幹線に転用されるそうです。
リニアが見られなくても十分素晴らしい景色だと思いますが、やっぱりここまで来たらリニアが見たい…!
花鳥山展望台から走行するリニアモーターカーを見た
…というわけで、人がたくさん集まっている東屋に戻ってきました。皆さん何を見ているのでしょうか。
皆さんが食い入るように見ていたのは、東屋に設置されているこちらのモニター。実験線を走行しているリニアモーターカーの現在位置や展望台からの距離、現在の速度が表示されています。
モニターによると、この時点では展望台から26.8km離れた都留市付近を時速505kmで走行しているようです。リニアモーターカーのマークがじりじりと笛吹市方面(大阪方面)に動いているので、だんだん展望台に近づいてきているのが分かります。26.8kmの距離を時速505kmで走っているので、あと3分くらいで展望台付近に到着する計算になります。
都留市から笛吹市まで3分で到着って…。あまりにも現実味の無い速さにめまいがしそうになりますね…。2021年現在、新幹線最速の「はやぶさ」の最高時速が時速320km。とんでもない速さの乗り物がこちらに向かってきているのがお分かりいただけると思います。
約3分後にリニアモーターカーがやってくるということで、見物客がぞろぞろと高架橋が見える位置に移動します。
ベストビューポイントは、モニターがある東屋よりも少し下がったところ。ここにも東屋が設置されています。カメラを構え、リニアモーターカーがやってくるのを待ちます。
徐々にトンネルの中から「ゴォォォォォォ」という音が聞こえ始め…。
来ました!リニアモーターカーです!!
おおおおおおおおお!!かっこいい!!
いかにも早そうな流線形の車両が高架橋を走り抜けていきます。これ、浮いているんですよねぇ。もはや小学生並みの感想しか出てきませんが、凄いですね。
ちなみに花鳥山展望台は実験線の終点に近い場所にあるため、残念ながらトップスピードでの通過は見られません。それでもリニアモーターカーを見るなんて滅多にない機会なので、感動しました。
トンネルから数百m進んだところで、リニアモーターカーは停止。約2km先に実験線の終点ががあるので、ここで折り返すのでしょう。すぐに、都留市方面(東京方面)へ向けて出発しました。
うおおおおおお!
— 代官@旅ブログ「47の記憶」 (@daikan_47) July 10, 2021
リニア来た!!
うおおおおおおおおおお! pic.twitter.com/UPBCyQ5sg1
都留市方面へ向かって帰っていくリニアモーターカーを動画に撮ってみたので、よければご覧ください。
リニアの走行スケジュールは山梨県立リニア見学センターのHPをチェック!
せっかく展望台まで足を運んだのに、走行するリニアが見られないなんてことになったら悲しいですよね。
リニアモーターカーの走行試験を行う日程は、山梨県立リニア見学センターのホームページでチェックすることが可能です。毎週金曜日の夕方に、翌週分の走行試験日が公開されるそうなので、訪れる前にはチェックしてみてください。
残念ながら詳細の時刻等は公表されていません。展望台に設置されているモニターで現在位置を確認しながら、通過するタイミングを見計らうしかないですね。
花鳥山展望台へのアクセス・駐車場情報
車でのアクセス
■中央道の一宮御坂ICまたは笛吹八代スマートICから約10分
駐車場へ行くためには、上のストリートビューで示した果樹園の間の道を下っていってください。
10数台が停められる駐車場が用意されています。駐車場には綺麗な公衆トイレと自動販売機も設置されていました。
バスでのアクセス
■JR中央本線の石和温泉駅から笛吹市営バス芦川線に乗車し、約25分。「室部」停留所で下車。バス停から花鳥山展望台までは約600m(徒歩10分程度)
【参考】笛吹市公式サイト(トップ>くらし・手続き>道路・交通>公共交通)
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|投稿:2021.07.14 | 最終更新:2021.07.14 |カテゴリ: 山梨県
山梨名物ほうとう 石和温泉の名店で食べてみた(赤富士@山梨県笛吹市)

山梨県の郷土料理として有名なほうとう。
きしめんのような平たくて太い麺を、味噌仕立てで具だくさんなつゆで煮込んだ料理です。
山梨県を旅行すると、必ずと言って良いほど「ほうとう」と書かれた幟を目にすると思いますが、ほうとうを提供する店は山梨県中にたっくさんあります。選択肢が多すぎて、どの店を選んでよいか分からなくなるほどです。
そんな数多くあるお店の中から、今回は山梨県の中央部、笛吹市の石和温泉近くにある「お食事処 赤富士」にお邪魔しました。とても美味しいほうとうをいただくことができたので、この記事で紹介したいと思います。
自信を持っておススメできるお店です!
石和温泉にある名店、「お食事処 赤富士」
今回紹介する店は、山梨県笛吹市にある「お食事処 赤富士」。山梨県随一の温泉地、石和温泉の近くにある名店です。
お店は、笛吹川の堤防上を通る国道411号線沿いにあります。赤い屋根が目立つお店なので、石和温泉を訪れた方なら、見たことがある方もいるのではないでしょうか。
店内は純和風な造り。掘りごたつ付のお座敷や囲炉裏風の席もあったりして、なかなか良い雰囲気です。
赤富士のメニュー
「赤富士」のメニューを紹介します。
ほうとうのメニューは何種類か用意されています。
定番の「かぼちゃほうとう」、肉好きには嬉しい「豚肉ほうとう」、辛党の方におススメの「辛口ほうとう」、具だくさんの「ちゃんこほうとう」など、多種多様なほうとうが食べられます。夏季限定ではありますが、ほうとうを冷たい状態でいただく「おざら」も取り扱っています。
定食メニューも充実。
他にも、富士山の形を模した「赤い富士山カレー」というメニューも人気を集めているようです。
赤富士のほうとうを食べてみた!
こちらがほうとうです!
僕が選んだのは「豚肉ほうとう」(1,350円)。1人前にしては大きめな鉄鍋に入って登場しました。熱々で美味しそう!
お椀によそって、実食!
まずはつゆとズズっと。お、これは意外と濃厚なつゆですね。ポタージュ系のつゆ。個人的にはドストライクです。
麺は歯切れが良く、コシがあるもの。
そして、忘れてはいけないのが、鍋の中を彩る具材の数々。豚バラ肉、カボチャ、大根、白菜、人参、根曲がりダケ、わらび、しめじ、なめこ、椎茸、ねぎ、玉ねぎ、サヤエンドウ、里芋、油揚げ。メモをしてみたら、これだけの肉や野菜が入っていました。これだけで1日分の野菜を摂取できるんじゃないですかね。
卓上には一味唐辛子と自家製の辛味噌。これを少しずつ投入して食べても美味しいですよ。
「豚肉ほうとう」。非常に美味しく、かつボリューム満点な一品でした。お腹いっぱい!
こちらは嫁が食べた「ちゃんこほうとう」(1,650円)。海鮮や鶏肉、肉団子が入っております。エビやホタテなどが入っていて、こちらも豪華で美味しかったです。
赤富士へのアクセス・駐車場情報
「赤富士」は石和温泉から甲州市方面へと向かう国道411号線沿いにあります。車で行くのが便利ですが、鉄道駅から歩いて行ける距離でもあります。
車でのアクセス
■中央道の一宮御坂ICから約10分
駐車場は3ヶ所にあります。全部で50台分。ご覧の通り、「赤富士」の駐車場であることを示すデカデカとした看板があるので、分かりやすいですね。
石和温泉駅からのアクセス
■JR中央本線の石和温泉駅から徒歩約25分(1.8km)
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|投稿:2020.01.26 | 最終更新:2020.01.26 |カテゴリ: 山梨県
吐竜の滝でお手軽トレッキング!アクセス・駐車場情報など(山梨県北杜市)
長野県と山梨県の県境に聳える八ヶ岳連峰。その裾野には、蓼科、清里、富士見など、国内有数の高原リゾートが点在しています。
標高が高く、避暑地として有名なエリアですが、「涼」を求めていくのに特におススメしたい場所があります。それが山梨県北杜市、清里高原にある吐竜の滝!滝のマイナスイオンを感じることができるうえ、比較的簡単に行けるスポットです。
この記事では、吐竜の滝の魅力、遊歩道やアクセス情報について書きたいと思います。
■この記事の目次
1.吐竜の滝は湧き出した地下水が流れ落ちる爽やかな滝
2.吐竜の滝の遊歩道は渓谷美が楽しめるお手軽なハイキングコース
3.吐竜の滝へのアクセス・駐車場情報
4.吐竜の滝は小海線からも見ることが可能!
1.吐竜の滝は湧き出した地下水が流れ落ちる爽やかな滝
2.吐竜の滝の遊歩道は渓谷美が楽しめるお手軽なハイキングコース
3.吐竜の滝へのアクセス・駐車場情報
4.吐竜の滝は小海線からも見ることが可能!
吐竜の滝は湧き出した地下水が流れ落ちる爽やかな滝
こちらが吐竜の滝です。
「吐竜」と書いて「どりゅう」と読みます。
地下から湧き出した水がそのまま流れ落ちる「潜流瀑」というタイプの滝です。地下水が八ヶ岳の噴火によって堆積した溶岩層を通り、崖から湧き出したことによって形成されました。このようなタイプの滝は、富士山麓にある白糸の滝、鳥海山麓の元滝など火山の麓に多いようです。
潜流瀑という珍しい形状に加え、幅が広いことも吐竜の滝の魅力の1つ。広い範囲から冷たい水が流れ落ちているため、非常に涼やかな光景が広がっています。
また、観る場所によって、様々な姿が見られますので、色々な角度から眺めてみるのも良いですよ。
吐竜の滝の遊歩道は渓谷美が楽しめるお手軽なハイキングコース
吐竜の滝へは、駐車場から10分程度歩けば到着します。
遊歩道はご覧のように足下には石が転がったりしている山道ですので、訪れる際には歩きやすい靴がベスト。また、クマの生息域でもあるため、十分に注意する必要があります。
不安になるようなことを書いてしまいましたが、遊歩道自体は特段険しい場所はなく、大人から子供まで多くの方が気軽にハイキングを楽しめるような道です。また、日中は散策している人が多いため、安心感があります。
遊歩道は、吐竜の滝が流れ込む川俣川東沢に沿って登っていきます。八ヶ岳を源流とする清らかな水が流れており、遊歩道の途中で水と触れ合うことも可能です。
遊歩道は吐竜の滝の先も続いており、さらに上流も散策することができます。全長が2.8kmあり、色々と見どころもあるようですが、僕が訪れた日は一部が通行止となっていました。現地の案内に従い、無理はしないようにしましょう。
吐竜の滝へのアクセス・駐車場情報
車でのアクセス
■東京・甲府方面からの場合:中央道の長坂ICより約20分
■名古屋・松本方面からの場合:中央道の小淵沢ICより約30分
吐竜の滝へは、山梨県道28号線(通称清里高原道路)を通ってアクセスすることになります。上のストリートビューの場所が吐竜の滝への分岐点。
左右に道が分かれていますが、どちらの道も吐竜の滝への道と繋がっています。ただし、右折禁止となっているため、案内看板に従い、左折するようにしましょう。
この分岐点から吐竜の滝の駐車場までは、やや狭い道となります。それ程距離はありませんが、意外と交通量が多いため、注意が必要です。
駐車場は約20台分の広さ。細い道に沿った、ウナギの寝床のような駐車場なので、混雑時には車の出し入れが大変かもしれません。
バスでのアクセス
JR小海線の清里駅を拠点に、「清里ピクニックバス」が運行されています。3つのコースがありますが、吐竜の滝を訪れる場合は「大泉周遊ルート」のバスに乗車してください。
最寄りのバス停である「吐竜の滝入口」より、徒歩30分程度で吐竜の滝に到着します。
■参考:清里観光振興会(TOP>総合案内>バス)
吐竜の滝は小海線からも見ることが可能!
吐竜の滝はJR小海線からも見ることも可能です。見ることができるのは、甲斐大泉駅と清里駅の間。清里方面へ向かう場合、甲斐大泉駅を出発後、トンネルを抜けたらすぐに橋を渡るのですが、左手に吐竜の滝が見えます。一瞬なので、見逃さないようにしてくださいね。
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|投稿:2019.05.09 | 最終更新:2019.05.09 |カテゴリ: 山梨県
夏限定のスイーツ、水信玄餅 行列を避けるなら金精軒韮崎店がおススメ!(山梨県韮崎市)
夏季限定のスイーツ、金精軒の水信玄餅
桔梗屋と並び、信玄餅で名を馳せる山梨県の和菓子屋、金精軒。山梨県北部の北杜市を本拠地とし、信玄餅や大吟醸粕てらなど人気の和菓子を売り出していますが、近年発売したスイーツが爆発的な人気を誇っています。
それがこちら、水信玄餅です。6月から9月までの土日限定で売り出されている和菓子です。
「信玄餅」という名前が付いていますが、餅ではなく水菓子。「南アルプスの天然水」の取水地として知られる北杜市白州(旧白州村)で汲み上げた水を寒天で固めただけというシンプルなお菓子です。そこに信玄餅と同じように黒蜜ときな粉がかかっているのです。
非常に柔らかいチャプチャプとした食感がウリであるため、日持ちしない上に、運搬すると崩れてしまいます。そのため、食べるためには期間中に山梨県内にある金精軒の店舗に行く必要があるのです。しかも大量生産することが難しいため、品切れになってしまうこともしばしば。
このようにハードルが高い水信玄餅ですが、現地に行ってまで食べる価値があると思います。猛暑が続くこの夏、是非おススメしたい一品です。
北杜市にある金精軒台ケ原本店は行列必至!
金精軒の本店は山梨県北杜市にあります。
9月上旬の11時頃に訪問したのですが、ご覧のように大行列!水信玄餅に有りつけるまで30分程並びました。何とか食べることはできましたが、もう少し到着が遅れていたら、品切れになっていたかもしれません。
混雑を避けたい方は金精軒韮崎店がおススメ!
「出来れば暑い中待ちたくない」という方には金精軒韮崎店をおススメします。店があるのは北杜市のお隣の韮崎市。中央自動車道の韮崎ICまたは須玉ICから程近い場所にあります。
2017年の7月末の11時頃に訪問したのですが、ほとんど待たずに食べることができました。店舗で購入し、隣接した仮設テントでいただきました。
なお、韮崎店はリニューアル工事のため2018年9月末までは仮設店舗で営業しているようです(上の写真は旧店舗時代のものです)。仮設店舗は場所がやや異なるようなので、公式ホームページにて確認をしてから訪問することをおススメします。
冷たい緑茶とともにいただく水信玄餅。まずはそのまま何も付けずに食べ、喉ごしを楽しみます。次は黒蜜ときな粉をまぶし…。
美味い!本体部分は水の味しかしないのですが、この食感と喉ごしだけで何個も食べられそうな勢い。そこに黒蜜ときな粉という黄金コンビが加われば、美味くないわけがありません。
一気に食べてしまうのは名残惜しいので、チビチビといただきました。
記録的な猛暑が続いている今日この頃ですが、山梨まで足を伸ばして、ささやかな“涼”を味わうのも良いですね。水信玄餅で体の中から涼を感じた後は、清里など近隣の高原に行くのもおススメです。
各種情報
金精軒 :最新情報はこちらからチェック。
ほくとナビ : 北杜市の高原まで足を伸ばすのも一興。
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|投稿:2018.08.05 | 最終更新:2019.03.11 |カテゴリ: 山梨県
美しくも力強い名木。日本三大桜の一角、神代桜(山梨県北杜市)
山梨県北杜市の実相寺は花が咲き乱れる美しい寺
山梨県北杜市にある名木、神代桜。樹齢約2,000年のエドヒガンザクラで、福島県の三春滝桜、岐阜県の淡墨桜と並び、日本三大桜の1つに数えられています。
神代桜は北杜市(旧武川村)にある、実相寺の境内にあります。見ごろである4月上旬には県内外から多くの見物客が実相寺を訪れます。私は2017年4月8日に訪れたので、その時の様子をお伝えします。
実相寺は桜のみならず、たくさんの花で溢れるお寺です。門をくぐると、様々な花たちが視界に飛び込んできます。
手前にある花畑には水仙やチューリップなどが10万本。奥には、神代桜とまではいきませんが、樹齢50~100年のソメイヨシノが咲き乱れ、訪れる人の目を楽しませています。
主役の神代桜はまだ見ていないのですが、この時点で非常に見ごたえがありますね。
逆に境内側から門の方に向かって撮影したものがこちらです。一面に咲き乱れる水仙の海の中、奥ゆかしく咲く桜の花。どの方向から見ても、それぞれ違った美しさがあって良いですな。
桜のトンネルをくぐって奥へと進みます。
人の流れがあるので、立ち止まって撮影するのも一苦労です。
樹齢2,000年!大迫力のエドヒガンザクラ、神代桜
看板に従って奥へ進んでいくと、いよいよ御大のお出ましです。
樹齢2,000年のエドヒガンザクラ!日本三大桜の1つ、神代桜です!
圧倒的な大きさ!老いて、柱に支えられながらも放つそのオーラ!「日本三大桜」の一角に相応しい風格を持った桜だと感じました。
樹齢2,000年ということは、弥生時代からこの地に根差していたということですね。
そんな偉大な生命力を持つ神代桜ですが、昭和23年に「3年以内に枯死する」という宣告を受けたそうです。その後、土壌を入れ替えるなど、懸命の回復工事が行われ、現代まで生きながらえてきました。回復の兆しは見られるようですが、依然として予断を許さない状況が続いているようです。
北杜市は桜の名所だらけ!シーズン中は混雑必至!
今回紹介した神代桜だけでなく、北杜市内には多くの桜の名所があります。シーズン中は非常に混み合うため、ある程度時間に余裕を持って行動することが重要です。
今回訪れた時は渋滞まではしなかったものの、駐車場は満車に近かったと記憶しています。シーズン中は臨時駐車場が開設され、誘導員も出動するようなので、指示に従うようにしましょう。
最後におまけ。桜の時期は「神代桜まつり」が開催されており、多くの屋台が出店しています。私は山桜のチップでスモークしたベーコンをいただきましたが、非常に美味でした。「花より団子」派も楽しめると思いますので、是非お出かけください。
各種情報
ほくとナビ :北杜市内の桜の開花状況はこちらでチェック!
実相寺 : 実相寺のサイトでも開花状況のチェックが可能。
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|投稿:2018.03.07 | 最終更新:2019.01.15 |カテゴリ: 山梨県
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