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陣馬形山山頂展望台 人気アニメの聖地にもなった絶景展望台 駐車場も紹介(長野県中川村)

陣馬形山山頂展望台

長野県の南部、伊那谷にある中川村。伊那市と飯田市の中間に位置するのどかな村ですが、近年人気が高まっている展望台があります。



それが陣馬形山山頂展望台

人気のきっかけになったのは、キャンプをテーマにした人気漫画「ゆるキャン」。元々絶景スポットとして知られた存在でしたが、アニメ化もされた人気作品の舞台にもなったことにより人気が急上昇。併設されている陣馬形山キャンプ場とともに、南信地域を代表する観光スポットになっています。

この記事では陣馬形山の駐車場、山頂展望台への道のり、展望台からの景色について紹介したいと思います。






陣馬形山山頂展望台へ行く場合の駐車場

陣馬形山には駐車場が何ヶ所かあるのですが、そのうちの幾つかは陣馬形山キャンプ場の利用者用の駐車場なので、キャンプ場利用者以外は注意が必要です。




キャンプ場を利用せず展望台にのみ行く場合、最も近い駐車場は陣馬形山第3駐車場です。これよりも奥にある駐車場はキャンプ場利用者用になります。第3駐車場から山頂展望台までは約350mです。




陣馬形山山頂展望台への道のり

陣馬形山山頂展望台

陣馬形山山頂展望台はキャンプ場の奥にあります。「キャンプもしないのに入っても大丈夫か!?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、臆せず横切っていきましょう。

さすがは人気のキャンプ場というだけあり、数多くのキャンパーたちがテントを張っていました。


陣馬形山山頂展望台

テントサイトを通り抜けると木製の階段が待っています。階段と言ってもハードなものではなく、傾斜も緩やかで距離も短いので楽々登ることが可能です。

第3駐車場を出発してから5分程で陣馬形山山頂展望台に到着しました。




これが陣馬形山山頂展望台からの景色だ!

陣馬形山山頂展望台

こちらが陣馬形山山頂展望台です。

標高は1445m。割と広々としたスペースに、望遠鏡、ベンチ、テーブルがあります。なお、望遠鏡は無料で利用可能です。


陣馬形山山頂展望台

こちらが陣馬形山山頂展望台からの絶景です!

眼下には伊那谷、そして正面には中央アルプスを望むことができます。伊那谷の地形も注目すべき点。天竜川が造り上げた河岸段丘を横断するように、支流の谷が何筋も刻まれています。段丘と谷が複雑に絡み合い、かなり独特な地形が造り上げられているのです。

この地形は長野県伊那地方で特に顕著に見られるもので、「田切」と呼ばれています。


陣馬形山山頂展望台

多数存在する田切は、伊那谷における交通の障壁にもなっています。

よーく見ると深い谷を長大な橋で越えていく道路が見えます。こちらは国道153号線伊南バイパスで、2018年に全通しました。かつては段丘と谷を行ったり来たりしていたため曲がりくねった道でしたが、谷を一跨ぎにする橋が架かり、大幅なショートカットが実現しました。

国道と並行しているJR飯田線は、地形に逆らわずに通されており、急カーブや急勾配が多い区間となっています。


陣馬形山山頂展望台

どこまでも続く田切地形と中央アルプス、そして蛇行する天竜川。まさに唯一無二の景色で、人気があるのも頷ける展望台でした。




陣馬形山山頂展望台へのアクセス

■中央道の松川ICから長野県道59号線、林道などを経由して約45分

■中央道の駒ヶ岳スマートICから国道153号線、林道などを経由して約50分


林道は道幅が狭い箇所が多いため、通行には注意が必要です。また、駒ヶ根市方面からアプローチする林道もありますが、道があまり良くないので、中川村側から訪れるのがおススメです。


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|投稿:2023.08.30 | 最終更新:2023.08.30 |カテゴリ: 長野県

ソースカツ丼 信州を代表するB級グルメを食べてみた(明治亭駒ヶ根本店@長野県駒ヶ根市)

駒ヶ根ソースカツ丼

当ブログでは、全国の様々なご当地カツ丼を紹介してきました。

福島県の柳津風ソースカツ丼紹介記事)、群馬県のタルタルカツ丼紹介記事)、福井県のソースカツ丼紹介記事)、岡山県のデミカツ丼紹介記事)など、全国には個性的なご当地カツ丼がいくつも存在します。

今回は長野県の南信地方を中心に愛されているソースカツ丼を取り上げます。ソースカツ丼は長野県南部の駒ヶ根市伊那市を中心に食べられているご当地カツ丼。南信地方にはソースカツ丼を提供する店が多数ありますが、今回は県内屈指の人気店である明治亭駒ヶ根本店のソースカツ丼を紹介したいと思います。






長野県を代表するソースカツ丼の名店、明治亭

駒ヶ根ソースカツ丼

今回訪れたのは、中央道駒ヶ根IC近くにある明治亭駒ヶ根本店。明治亭と言えば駒ヶ根だけでなく、長野駅や軽井沢にも店舗を持つソースカツ丼の人気店。長野県を訪れた方であれば、「明治亭」の看板を見たことがある人が多いと思いますが、ここが本店です。

店自体は和食ファミレス風。広めの店内にはボックス席、小上がり、カウンター席があり、幅広い客層に対応できるようになっています。結構なキャパシティを誇りますが、人気店なので、休日のお昼時は少し待つこともあるのでご注意を。




これが明治亭のソースカツ丼だ!

明治亭に来たので、迷わずソースカツ丼を注文。ソースカツ丼はロースかヒレが選べますが、ロースを選択しました。


駒ヶ根ソースカツ丼

こちらが明治亭のソースカツ丼です!

物凄い迫力!盛りの凄さとカツの大きさのおかげで、蓋が閉まらず、蓋としての機能を果たしていません。「それではこの蓋は無駄じゃないか」と思いきや、この蓋は小皿としての役割を果たすのです。


駒ヶ根ソースカツ丼

豪快な盛りのソースカツ丼。勢い良くがっついたら大惨事になることは必至。そうなることを防ぐため、カツを小皿代わりの蓋に移動させながら食べ進めるわけです。

豪快にいきたいところですが、僕も良い年をした大人なので、蓋を小皿にしていただきました。


駒ヶ根ソースカツ丼

ちなみに、ソースカツ丼は「ご飯少なめ」を選択することも可能。その場合は55円引きとなります。なお、「ご飯少なめ」の場合は蓋は付いておらず、「本当の小皿」が用意されます。


駒ヶ根ソースカツ丼

それでは明治亭のソースカツ丼を食べてみましょう。

厚めのロースかつは絶品。甘めのタレがよく染みており、脂の甘みと相まって最高のハーモニーを奏でています。特にカツの端っこが美味しいですね。

カツの下には千切りキャベツ。千切りキャベツがカツとご飯の間に敷き詰めてあるのが駒ヶ根流。ソースを吸ってしんなりとしたキャベツがカツの美味しさを引き立てます。これぞ名脇役。

見た目はかなりのヘビー級ですが、意外とペロッといただくことができました。


駒ヶ根ソースカツ丼

卓上にはカツ丼用のソース、からしなどの調味料。途中、ソースカツにからしを付けてみましたが、タレの甘さにスパイシーさが加わって、非常に良かったですね。


駒ヶ根ソースカツ丼

ソースカツ丼と一緒に提供される味噌汁。具材は白髪ねぎと肉団子。少し風変わりな味噌汁でしたが、こちらも美味かったです。




明治亭駒ヶ根本店のメニュー

駒ヶ根ソースカツ丼

明治亭駒ヶ根本店のメニューを紹介します。

看板メニューであるソースカツ丼はロースとヒレの2種類。ご飯の大盛り(+110円)だけでなく、ご飯少なめ(-55円)も対応可能です。エビフライが入った丼や卵とじカツ丼などの派生メニューも充実しています。

その他にも信州そば、馬刺を使用したさくら丼、信州サーモンを使った清流丼など、地消地産にこだわったメニューがたくさん。観光客には嬉しいラインナップですよね。


駒ヶ根ソースカツ丼

一品メニューのラインナップも居酒屋並。酒も取り扱っているので、ちょっと飲んで帰るということも出来るようです。


駒ヶ根ソースカツ丼

テイクアウトメニューも取り扱っています。ソースカツ丼をお土産として持って帰ることができるのが嬉しいですね。




明治亭駒ヶ根本店へのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

中央道駒ヶ根ICから約1分


駒ヶ根ソースカツ丼

かなり広い駐車場が用意されています。

なお、駒ヶ根ICから車で5分くらいのところに、明治亭中央アルプス登山口店もあります。本店が混雑しているときには、こちらに行ってみるのも良いかと思います。


バスでのアクセス

飯田線駒ヶ根駅から駒ヶ岳ロープウェイバスに乗車し、約7分。「女体入口」停留所で下車。バス停から店までは徒歩5~6分程度。


【参考】伊那バス(TOP>駒ヶ岳ロープウェイ線)


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|投稿:2022.02.09 | 最終更新:2022.02.09 |カテゴリ: 長野県

富倉そば オヤマボクチをつなぎに使った幻のそばを食べてみた(かじか亭@長野県飯山市)

富倉そば

長野県と言えば信州そばが有名。

しかし一口に「信州そば」と言っても、その特徴は地域によって様々。当ブログでも紹介しましたが、山ノ内町の須賀川そば紹介記事)、山形村のやまっちそば紹介記事)など、多種多様なご当地そばが存在するのです。

今回は長野県の北部、飯山市の奥地に伝わる富倉そばを紹介したいと思います。






富倉そばとは



富倉そば長野県飯山市の山奥にある富倉集落に伝わるそば。富倉集落は、あと1km程北に進むと新潟県に入るという、県境に位置する集落です。

そばと言えば、小麦粉をつなぎに使うのが一般的ですが、富倉そばはアザミの一種であるオヤマボクチ(ヤマゴボウ)という山菜がつなぎとして使われています。小麦粉を使わないため、純粋なそばの味を楽しめることが魅力です。

つなぎに使われるのはオヤマボクチの葉の裏に生えている茸毛という繊維。1kgの葉から4~5g程度しかとれないうえ、繊維を取り出す工程が多いため、量産には向いていません。そのため、富倉そばは「幻のそば」と呼ばれているのです。




富倉集落にある名店、かじか亭

富倉そば

今回訪れたのは、富倉集落にある「かじか亭」。富倉そばを食べられるお店は、飯山市の市街地にもありますが、富倉集落に店を構えるのはかじか亭のみとなっています。

店は北信濃らしい木造、白壁の純和風建築。店内は広く、テーブル席と小上がりの席があります。訪れた日は急な大雪が降った日だったせいか、お客さんは少なめでした。




富倉そばと笹寿司をいただいた

富倉そば

今回は富倉そばと笹寿司のセットをいただきました。ざるそばと笹寿司が2つ、そして漬物が付きます。


富倉そば

こちらが富倉集落に伝わる富倉そば。つなぎにオヤマボクチを使っているからか、コシが非常に強く、シコシコとした食感が楽しめます。弾力があり、蕎麦らしからぬ食感。これは美味しい…!

この食感は冷たいざるそばだからこそ引き立ちますね。つゆに薬味(ネギ、わさび)を入れて食べるというシンプルな食べ方ですが、この独特な麺を存分に味わうのなら、これが最適解だと思いました。


富倉そば

そしてこちらがセットで付いてきた笹寿司

笹寿司は新潟県と長野県北部に伝わる郷土料理。熊笹の葉の上に、寿司飯と具材が乗せられています。具材は山菜や錦糸卵。とても素朴な味わいで美味しいですね。




かじか亭のメニュー

かじか亭のメニューを紹介します。

富倉そば

メニューは極めてシンプル。笹ずしセットざるそば笹ずしの3つのみ。そばのメニューは、並、大盛、特盛の3つがあります。僕は笹寿司セットの並盛を頼みましたが、ちょうど良い量でした。


富倉そば

ドリンクメニューとして、ビール、地酒、ジュースがあるようですね。

なお、たった300円で天ぷらが食べ放題になる「天ぷらバー」というサービスがあります。今回は残念ながら、天ぷらを揚げる職人さんが雪のために出勤できていなかったため食べられませんでした。次回はリベンジしたいですね。




かじか亭へのアクセス

車でのアクセス

上信越道豊田飯山ICから国道117号、国道292号線等を経由して約30分

上信越道新井スマートICから国道292号線等を経由して約30分


店の前には広めの駐車場があります。


乗合タクシーでのアクセス

本数は少ないですが、富倉集落へは飯山駅から乗合タクシーで向かうことができます。

飯山駅から乗合タクシー富倉大川線に乗車し約30分。「富倉活性化センター」で下車。

※乗車をするためには、乗車の1時間前までに予約することが必要。


【参考】飯山市公式サイト(TOP>市民の皆様へ>公共交通)


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|投稿:2021.12.26 | 最終更新:2021.12.26 |カテゴリ: 長野県

【宿泊記】奥山田温泉 Spa Lodge Redwood Inn(レッドウッドイン)(長野県高山村)

レッドウッドイン

新型コロナウイルスの影響で、厳しい状況に置かれている観光業界。そんな観光業界を支援するため、僕が住む長野県では「信州の宿 県民応援前売割」という事業が行われました(事業は既に終了しています)。事業は長野県内の宿泊施設や旅行会社を対象とするもの。せっかくなので、普段はあまり宿泊することがない地元の宿に泊まってみることにしました。

2021年9月、以前から宿泊してみたかった長野県高山村にある奥山田温泉Spa Lodge Redwood Inn」(以下、「レッドウッドイン」と言います)に泊まりました。日帰り入浴では何回も訪れたことがあったのですが、宿泊は今回が初めて。とても素晴らしい宿でしたので、紹介したいと思います。






レッドウッドインってどこにあるの?



レッドウッドインがあるのは、長野県北部(北信地方)にある高山村。以前、同じ村内にある五色温泉紹介記事)も紹介しましたが、高山村は長野県内でも屈指の秘湯密集エリアです。同じ北信地方だと、野沢温泉や渋・湯田中温泉郷が有名ですが、個人的には信州高山温泉郷もそれらに匹敵するほど魅力的な温泉だと思います。


五色の湯旅館

こちらが高山村にある信州高山温泉郷の位置関係を表した地図です。松川渓谷に沿って、いくつもの秘湯がひしめきあっています。下流から子安温泉蕨温泉山田温泉松川渓谷温泉五色温泉七味温泉…。そして、最も標高が高い場所にあるのが、今回紹介する奥山田温泉です。


レッドウッドイン

奥山田温泉にはヤマボクワイルドスノーパークというスキー場(夏は牧場)があり、その周りに温泉宿やペンションが何軒か点在しています。今回宿泊したレッドウッドインはゲレンデの目の前にあるログハウス風の宿。パッと見た感じでは、温泉宿とは思えないお洒落な感じの宿ですね。

レッドウッドインの魅力と言えば

①白く濁った温泉

②自家製の燻製が美味しい食事

③個性豊かなお部屋


次章以降で、それぞれについて紹介していこうと思います。




レッドウッドインのお風呂

レッドウッドインと言えば、白い濁り湯と、ダイナミックな造りの露天風呂が有名です。

レッドウッドインには、浴室が2つあります(内風呂と露天風呂が2セット)。日中は男女別で使い分けているのですが、日帰り入浴の時間帯が終了すると、2ヶ所のお風呂は貸切風呂になるのです。2つの浴室は造りが異なるのですが、宿泊すると両方の浴室が楽しめるわけですね。


レッドウッドイン

貸切風呂は予約は不要で、好きな時間に利用することができます。利用するときは浴室の入口に「貸し切り入浴中」の札を掲げるというルール。僕が泊まった時は、全部で3組しか泊まっていなかったので、利用時間が重なるといったことはあまりありませんでした。


内風呂

まずは内風呂を紹介していきましょう。


レッドウッドイン

こちらは、日帰り入浴の時間帯は男性用として利用されている浴室。

木がふんだんに使われた湯船に白い濁り湯がかけ流されています。お湯は適温。鼻孔を刺激する硫黄臭が温泉気分を高揚させてくれます。


レッドウッドイン

一方こちらは、日帰り入浴の時間帯は女性用として利用されている浴室。当然と言えば当然ですが、こちらは初めて利用しました。

それにしても、全く造りが違うのですね。なんだか新鮮な気分。こちらは少し洋風な感じの湯船。男性用よりも少し広いような気がしますね。



露天風呂

露天風呂の造りは、ともに似たような感じ。湯船までは少し離れているので、内風呂にあるサンダルを履き、露天風呂に向かいます。


レッドウッドイン

こちらがレッドウッドインの露天風呂です。

大木をくり貫いて造った、レッドウッドイン自慢の露天風呂。

この大木は、元々はアメリカのカリフォルニア州のセコイア国立公園に生えていたレッドウッドと呼ばれる木。先代のオーナーが苦労の末に発見し、日本に持ち帰ったのだそうです。天然記念物であるこの木は伐採が禁じられています。この木は倒木であるため、日本に持ち帰ることが許されたのだそうです(現在では倒木であっても、伐採、国外への持ち出しは禁止)。

この露天風呂は、樹齢1650年、直径3.2mのレッドウッドで造られています。そんな貴重な湯船で極上湯に浸かるのは、何物にも代えがたい贅沢なひととき。晴れていれば満天の星空が楽しめるようなのですが、残念ながらこの日の空は分厚い雲に覆われていました…。


なお、巨木であるレッドウッドは露天風呂だけでなく、宿の建物の至る場所に使われているそうです。




レッドウッドインの食事

レッドウッドインは食事も人気。特に自家製の燻製料理には定評があり、クラフトビールやワインと共に食事を楽しむことができます。

夕食、朝食ともに1階のレストランでいただきました。


夕食

夕食を紹介します。夕食はフルコースになっており、料理が順番にサーブされます。

レッドウッドイン

まずは、思わず目移りしてしまう前菜。

お品書きには全ての料理名が書かれていたわけではないので、分かる範囲で…。北寄貝の燻製(左上)、コリンキーのサラダ仕立て(右上)、彩り野菜のラタトゥイユ(中央)、自家製ベーコンとキノコのペペロンチーノ(中央右)、カリフラワーのエスニックフリット(左下)、ゴルゴンゾーラチーズのムース(右下)。

盛り付けも美しく、とても美味しい品々でした。


レッドウッドイン

志賀高原のクラフトビールがあったので、まずは「志賀高原ハウスIPA」を注文。アルコール度数8%と、ビールにしては強めですが、それを感じさせない爽快さ。美味いなー。


レッドウッドイン

南瓜のスープ


レッドウッドイン

金目鯛のポワレ。長野県の山中で金目鯛が食べられるとは思いませんでした。お洒落で美味しい一品。


レッドウッドイン

松阪牛うちもも肉のステーキ。これは見事な焼き加減。たまり醤油ベースのソースとニンニクとともに口に運ぶと、もう最高。カブなどの付け合わせも美味。


レッドウッドイン

〆は枝豆としらすの炊き込みご飯


レッドウッドイン

そしてデザートの自家製ガトーショコラでフィニッシュ。

どちらもこだわりを感じる美味しい品々でした。


朝食

レッドウッドイン

こちらがレッドウッドインの朝食。

自家製のベーコンとソーセージ、スパニッシュオムレツを中心とした洋朝食です。燻製にこだわる宿だけあって、ベーコンとソーセージは絶品ですね。

とても健康的な朝食でした。たまには洋朝食も良いものですね。




レッドウッドインのお部屋・その他設備

レッドウッドインにはタイプが異なる6種類、8つの部屋があり、好みに合わせて部屋を選ぶことができます。洋室がメインですが、和室が1室、和洋室も1室あります。


レッドウッドイン

今回僕が泊まったのは、8畳の屋根裏部屋

レッドウッドインの屋根裏部屋は、以前から泊まってみたかったんですよね。屋根裏部屋は全部で3室あり、うち1室はロフト付きの16畳の部屋となっています。

“屋根裏感”を存分に感じることができる天井。部屋の奥に行くほどに天井が低くなっており、身長が高い人だと頭をぶつけてしまう程。レッドウッドを使っているであろう存在感のある梁も良い味出してます。

なお、訪れたのは9月でしたが、標高が高いだけあって夜は冷え込みました。部屋にはストーブが置かれており、重宝しました。


レッドウッドイン

なお、2階には共用の冷蔵庫とウォーターサーバーが置かれています。グラスが用意されており、いつでも水やお湯を飲むことができます。


レッドウッドイン

ウォーターサーバーの近くにはベランダがあったので、景色を眺めてみました。ベランダからは、夏は山田牧場の牧草地を、冬はスキー場を見ることができます。今回は残念な天気でしたが、風呂上がりにベランダで星空を眺めるのも良いですね。


今回初めて宿泊したレッドウッドイン。温泉、食事、部屋ともに大満足の宿でした。




レッドウッドインへのアクセス

車でのアクセス

上信越道小布施スマートICから約40分。

上信越道須坂長野東ICから約45分。



バスでのアクセス

長野電鉄須坂駅から長電バスの山田温泉線に乗車し、約1時間。終点の「山田温泉」停留所で下車。停留所から宿までは送迎有。



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|投稿:2021.11.28 | 最終更新:2021.11.28 |カテゴリ: 長野県

天然のクーラー!別所温泉にある氷沢の風穴に行ってみたら最高に気持ち良かった(長野県上田市)

氷沢の風穴

梅雨が明け、すっかり夏になった今日この頃ですが、如何お過ごしでしょうか?いやー、めちゃくちゃ暑いですよね。ニュースでは「危険な暑さ」なんていう言葉も飛び出す昨今ですが、確かに数年前に比べると本当に暑くなったような気がします。

猛暑日は出かけるのも億劫になりがちですが、今回は暑い日にこそおススメしたい「涼めるスポット」をご紹介したいと思います。

それが長野県上田市別所温泉にある氷沢の風穴

この記事では氷沢の風穴の魅力やアクセス方法などについて解説したいと思います。






これが氷沢の風穴だ!

氷沢の風穴

こちらが氷沢の風穴です!

風穴と言えば、富士山麓にある富岳風穴など、洞窟のような穴を想像する方が多いと思うのですが、こちらは人工的に造られたものです。この辺りの地下には、空気の通り道となる天然の空洞があります。地中を通って冷やされた空気が漏れ出している所に、このような風穴が造られたのだそうです。

このように人工的に造られた風穴は全国各地にあるのですが、元々は養蚕が盛んだった時代に、蚕の卵を低温で保存するために造られました。卵を低温に保つことにより孵化を遅らせ、どんな季節にも安定的に養蚕ができるよう工夫をしていたのだそうです。


氷沢の風穴

なんとこの風穴、中に入ることができます。穴の中へと続く急な階段があったので、足元に注意しながら下ってみました。


氷沢の風穴

風穴の底に到着!す…涼しい…!!

写真や言葉で上手く伝えられないのがもどかしいですが、まるで別世界に来たかのように、ガラッと周囲の空気が変わります。この日は35度を超える猛暑日で、じんわりと汗をかいていたのですが、一気に汗が引きました。

それもそのはず。冷気で満たされているこの風穴の中は、一年を通じて5度前後に保たれているそうです。まさに天然のクーラー。ここにベッドを置いて昼寝をしたいくらい気持ち良い…。


氷沢の風穴

風穴のサイズは縦7.4m、横2.9m、高さ3.6m。石垣の間から冷気が噴出しています。

かつては塩田平(上田市塩田地区)にある約350軒の養蚕業者が利用していたそうです。


しばらく冷気を堪能した後、階段を登り、外界へと戻りました。ムッとした熱気…。あまりの気温差に思わずたじろいでしまうのでした。




氷沢の風穴へのアクセス

上信越道上田菅平ICから約40分



氷沢の風穴は、別所温泉よりもさらに山奥へ進んでいったところにあります。長野県道177号線鹿教湯別所上田線を通り、別所温泉を過ぎたあたりから「氷沢の風穴」を示す小さな標識が現れるので、それを目印に進みましょう。

道はやや狭いので、通行には十分に注意する必要があります。


氷沢の風穴

こちらが氷沢の風穴への入口。小さな看板は建っていますが、目立たない入口なので、うっかり通り過ぎないように注意しましょう。駐車場はないので、路肩の小さなスペースに車を停めさせていただきました。


氷沢の風穴

風穴へ向かう道はこんな感じ。概ね歩きやすい山道ですが、所々ぬかるんでいる箇所があるので、歩きやすいスニーカー等がおススメです。


氷沢の風穴

風穴に向かう途中、三嶋神社という神社を通ります。石段が少し滑りやすいのでご注意を。

道路から風穴までは距離にして180m。入口に建っている看板には「10分」と書かれていましたが、実際には5分程度で到着しました。


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|投稿:2021.07.20 | 最終更新:2021.07.20 |カテゴリ: 長野県

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