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天然のクーラー!別所温泉にある氷沢の風穴に行ってみたら最高に気持ち良かった(長野県上田市)

氷沢の風穴

梅雨が明け、すっかり夏になった今日この頃ですが、如何お過ごしでしょうか?いやー、めちゃくちゃ暑いですよね。ニュースでは「危険な暑さ」なんていう言葉も飛び出す昨今ですが、確かに数年前に比べると本当に暑くなったような気がします。

猛暑日は出かけるのも億劫になりがちですが、今回は暑い日にこそおススメしたい「涼めるスポット」をご紹介したいと思います。

それが長野県上田市別所温泉にある氷沢の風穴

この記事では氷沢の風穴の魅力やアクセス方法などについて解説したいと思います。






これが氷沢の風穴だ!

氷沢の風穴

こちらが氷沢の風穴です!

風穴と言えば、富士山麓にある富岳風穴など、洞窟のような穴を想像する方が多いと思うのですが、こちらは人工的に造られたものです。この辺りの地下には、空気の通り道となる天然の空洞があります。地中を通って冷やされた空気が漏れ出している所に、このような風穴が造られたのだそうです。

このように人工的に造られた風穴は全国各地にあるのですが、元々は養蚕が盛んだった時代に、蚕の卵を低温で保存するために造られました。卵を低温に保つことにより孵化を遅らせ、どんな季節にも安定的に養蚕ができるよう工夫をしていたのだそうです。


氷沢の風穴

なんとこの風穴、中に入ることができます。穴の中へと続く急な階段があったので、足元に注意しながら下ってみました。


氷沢の風穴

風穴の底に到着!す…涼しい…!!

写真や言葉で上手く伝えられないのがもどかしいですが、まるで別世界に来たかのように、ガラッと周囲の空気が変わります。この日は35度を超える猛暑日で、じんわりと汗をかいていたのですが、一気に汗が引きました。

それもそのはず。冷気で満たされているこの風穴の中は、一年を通じて5度前後に保たれているそうです。まさに天然のクーラー。ここにベッドを置いて昼寝をしたいくらい気持ち良い…。


氷沢の風穴

風穴のサイズは縦7.4m、横2.9m、高さ3.6m。石垣の間から冷気が噴出しています。

かつては塩田平(上田市塩田地区)にある約350軒の養蚕業者が利用していたそうです。


しばらく冷気を堪能した後、階段を登り、外界へと戻りました。ムッとした熱気…。あまりの気温差に思わずたじろいでしまうのでした。




氷沢の風穴へのアクセス

上信越道上田菅平ICから約40分



氷沢の風穴は、別所温泉よりもさらに山奥へ進んでいったところにあります。長野県道177号線鹿教湯別所上田線を通り、別所温泉を過ぎたあたりから「氷沢の風穴」を示す小さな標識が現れるので、それを目印に進みましょう。

道はやや狭いので、通行には十分に注意する必要があります。


氷沢の風穴

こちらが氷沢の風穴への入口。小さな看板は建っていますが、目立たない入口なので、うっかり通り過ぎないように注意しましょう。駐車場はないので、路肩の小さなスペースに車を停めさせていただきました。


氷沢の風穴

風穴へ向かう道はこんな感じ。概ね歩きやすい山道ですが、所々ぬかるんでいる箇所があるので、歩きやすいスニーカー等がおススメです。


氷沢の風穴

風穴に向かう途中、三嶋神社という神社を通ります。石段が少し滑りやすいのでご注意を。

道路から風穴までは距離にして180m。入口に建っている看板には「10分」と書かれていましたが、実際には5分程度で到着しました。


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|投稿:2021.07.20 | 最終更新:2021.07.20 |カテゴリ: 長野県

信州高山温泉郷の秘湯、五色温泉五色の湯旅館に泊まってきた(長野県高山村)

五色温泉五色の湯旅館

新型コロナウイルスの影響で、苦しい状況が続く観光業界。苦境に立たされている宿泊施設や旅行会社を支援するため、僕が住む長野県では、2021年2~3月にかけ、「県民支えあい 県民宿泊割」という事業が行われました。これは長野県民を対象とした事業で、県内の対象宿泊施設に泊まった場合、一定額が割り引かれるというものです。

せっかくなので、普段はなかなか泊まる機会のない近場の温泉宿に泊まりにいこうということになり、長野県高山村にある五色温泉五色の湯旅館に泊まってきました。泉質の良いことで知られる五色温泉。非常に素晴らしい旅館だったので、この記事で、その魅力を紹介したいと思います。






五色温泉五色の湯旅館ってどこにあるの?



今回紹介する五色温泉五色の湯旅館は、長野県の北部(北信地方)に位置する高山村にあります。同じく北信地方にある野沢温泉や湯田中渋温泉郷に比べると知名度は高くはないのですが、高山村も名湯がひしめき合うエリアです。


五色の湯旅館

高山村を東西に横切るように流れている松川。この松川が形成する松川渓谷に沿って、秘湯が点在しています。下流から子安温泉蕨温泉山田温泉松川渓谷温泉五色温泉七味温泉奥山田温泉。これらを総称して信州高山温泉郷と呼ばれています。


五色温泉五色の湯旅館

五色温泉五色の湯旅館は、松川渓谷のかなり上流域にある秘境の一軒宿です。

宿は古くからある本館(左の写真)と、新しく建てられた新館(右の写真)に分かれており、新館の方が宿泊料が3,000円高く設定されています。

今回は本館を選択しました。本館は1泊2食付きで17,500円/人。先述した「県民支えあい 県民宿泊割」により、1人あたり5,000円の割引で泊まることができました。




五色の湯旅館へのアクセス

車でのアクセス

秘湯と呼ばれる五色温泉ですが、宿の目の前を県道が通っているため、車があれば比較的容易にアクセスすることが可能です。

上信越道小布施スマートICから長野県道66号線などを経由して約30分

上信越道須坂長野東ICから北信濃くだもの街道、長野県道112、66号線を経由して約40分


宿の向かいには、数台が停められる駐車場があります。


バスでのアクセス

長野電鉄須坂駅から長電バスの山田温泉線に乗車し、約1時間。終点の「山田温泉」停留所で下車。停留所から宿までは送迎有。



五色の湯旅館のお風呂

五色温泉五色の湯旅館の魅力と言えば、何といっても温泉。…というわけで、まずはお風呂から紹介していきます。

五色の湯旅館にはかつて趣深い木造の浴室があり、温泉マニアの間では有名な存在でした。しかし、その浴室は現存せず、2017年に新たな浴室に建て替えられました。浴室がリニューアルしても、名湯は健在。ゆっくりと五色の湯を楽しむことにしましょう。


五色温泉五色の湯旅館

崖っぷちに建っている五色の湯旅館。浴室へ向かうためには階段で下へ、つまり谷底の方へ向かう必要があります。


五色温泉五色の湯旅館

階段で地下1階へ下り、渡り廊下を歩いたところに浴室がある棟があります。男女別の大浴場と家族風呂がありますが、まずは大浴場から紹介していきたいと思います。




大浴場・露天風呂

五色温泉五色の湯旅館

こちらが五色の湯旅館の大浴場です!

2017年にリニューアルした浴室は、先代と同様に木がふんだんに使われてたもの。浴室の大半を占める長方形の浴槽を、緑がかったお湯が満たしています。水面は、白い湯の花に覆われており、浴室内は酸味を帯びた硫黄臭に包まれています。


五色温泉五色の湯旅館

洗い場はご覧のとおり。リニューアルに伴い、シャワーとカランがある近代的な設備に変わっています。


五色温泉五色の湯旅館

五色の湯に身を沈めてみました。温度は適温。無数の湯の花が体に張り付く感触。強めの硫黄臭とともに、柑橘系っぽい酸っぱい香り。お湯は、抹茶を溶いたかのような深みのある緑色ですが、白濁色に変化することもあるようです。このことが“五色”温泉の名の由来なんだとか。

実力派の温泉が多い信州高山温泉郷ですが、ここまで個性的なお湯は他に無いのではないでしょうか。温泉好きには強くおススメしたいお湯ですね。

なお、こちらの温泉、長湯は禁物。私自身、この素晴らしい名湯をじっくりと堪能すべく、普段より長めにお湯に浸かっていたのですが、軽い湯あたり状態となってしまいました。お湯を楽しむのであれば、適度に休憩をはさみつつ、何度も浴室に足を運ぶのが良いと思います。


五色温泉五色の湯旅館

露天風呂もありますが、残念ながら冬期間は利用できないようです。お湯が張られているように見えますが、これはただの水。宿の方曰く、「パイプの保護のため、水を流しっぱなしにしている」とのこと。

ちなみに、この露天風呂とは別に、かつては目の前を流れる松川渓谷の河原に野趣あふれる「野天風呂」がありました。現在は閉鎖中とのことですが、復活する日は来るのでしょうか。




家族風呂

五色温泉五色の湯旅館

五色の湯旅館には、家族風呂が1つあります。使用する場合には、入口前の看板を「使用中」にし、内側から鍵をかけるというスタイルとなっています。予約制ではないため、空いている時間を見計らって利用するという感じですね。

家族風呂自体は2人が入ったらいっぱいになってしまいそうな程の小さな湯船と、洗い場が1つ。大人3人以上で入るのは厳しいと思います。




五色の湯旅館の食事

五色の湯旅館の食事は、夕食、朝食ともにロビーの隣にある食堂でいただくことになっています。

温泉だけでなく食事にも定評がある宿なので、とても楽しみにしていました。夕食、朝食ともに素晴らしい食事だったので、紹介したいと思います。


夕食

五色温泉五色の湯旅館

こちらが五色の湯旅館の夕食です。

右上のお鍋は、麦豚の味噌鍋


五色温泉五色の湯旅館

こちらが前菜。

手前が五色の湯旅館の名物料理、サワガニの唐揚げ。香ばしい小さなカニは、丸ごとボリボリと食べることができます。女将さん曰く、かつては目の前の松川渓谷で捕っていたのですが、危険なので現在は魚屋さんから買っているのだとか。魚屋で売っているのか、サワガニ。

笹に乗っているのが、左から生ハムクリームチーズ、長野市松代産の長芋生麩のフキ味噌田楽

奥が菊芋の味噌漬けウルイの酢漬け

地産地消かつ、普段家ではあまり食べる機会のない食材が並びます。素材の味を生かしつつも、丁寧な仕事がされていて、どれも美味しいです。


五色温泉五色の湯旅館

信州サーモン大岩魚の刺身。どちらも全くクセがありません。


五色温泉五色の湯旅館

温かい料理が後から出てきました。

岩魚の塩焼き。山奥の秘湯と言えば、やはり川魚の塩焼き。身が驚くほどしっとりとしていて、絶品でした。


五色温泉五色の湯旅館

天ぷらには季節の食材も使われています。

フキノトウウドの天ぷらは春を感じる一品。珍しいものとして、リンゴの天ぷらもありました。甘いリンゴには、意外にも塩が合う!


五色温泉五色の湯旅館

デザートもリンゴ。最初から最後まで、信州の食材を堪能できる夕食でした。




朝食

五色温泉五色の湯旅館

朝食もまた素敵です。

真ん中に鎮座するのは信州サーモンの焼き漬け。醤油の味が染みているので、何もかけなくてもご飯がめちゃくちゃ進むし、大根おろしとの相性も抜群なんです。これは美味い。

その他にも菊芋のキンピラそうめんかぼちゃの酢の物ジコボウ(ハナイグチというキノコ)の味噌汁など、初めて味わうような料理が並びます。どれもとても美味しい!

朝からごはんをモリモリといただきました。朝風呂からの、この朝食。これだけで健康的になれる気がしますね。




五色の湯旅館のお部屋

五色の湯旅館のお部屋を紹介します。


五色温泉五色の湯旅館

五色の湯旅館は本館と新館に分かれていますが、今回は古い方の本館に泊まりました。本館の方が古く、新館の客室には付いているトイレとバスがありませんが、新館よりも3,000円安く泊まることができます。

古家具とランプの灯りが懐かしい雰囲気を醸し出す、素敵な和室でした。

大きな窓からは松川渓谷を眺めることができます。新緑、紅葉、雪景色…。どの季節に訪れても、素晴らしい景色が楽しみながら、のんびりと過ごすことができるのです。




タヌキも見られるかも!

最後に、五色の湯旅館の魅力をもう1つお伝えします。それは玄関先で野生動物が見られるということです。

夕食をあらかた食べ終え、食堂でマッタリをしていたところ、女将さんから「タヌキが来ましたよ」と声がかかりました。

玄関へ行ってみると…。


五色温泉五色の湯旅館

おお!タヌキだ!

玄関先にタヌキが2頭遊びに来ていました(分かりにくいですが、写真奥にもタヌキが写っています)。冬毛なのでモコモコとして可愛いですね。女将さん曰く、彼らは夫婦のタヌキだそう。先日までは子供たちも一緒に来ていたようです。子供たちは親離れしたんでしょうかね。


五色温泉五色の湯旅館

時は変わって21時頃。入浴後にロビーで涼んでいたところ、またもや玄関先に野生動物の影が…。覗いてみると、タヌキとはまた違う動物が…。

これはテンですね。

この短時間で2種類もの野生動物を見ることができました。五色の湯旅館に泊まったら、玄関先で動物を待ってみるというのも楽しいのではないでしょうか。


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|投稿:2021.04.27 | 最終更新:2021.04.27 |カテゴリ: 長野県

唐沢そば集落で長芋入りのやまっちそばを食べてみた(山法師@長野県山形村)

やまっちそば

長野県の中信地方、松本市の郊外にある山形村。広々とした畑や果樹園が広がる長閑な村です。

そんな山形村の北のはずれに唐沢という小さな集落があります。わずか数百メートルの通り沿いに7軒もの蕎麦屋が建ち並び、通称「唐沢そば集落」と呼ばれています。集落を流れる唐沢川の清らかな水を使って打った蕎麦が絶品ということで、県内外から蕎麦通が訪れているのだそうです。

唐沢そば集落には、山形村の特産品を使った蕎麦があります。それが今回紹介するやまっちそば

変わった名前の蕎麦ですね。やまっちそばとは、山形村産の長芋を使った蕎麦

今回は唐沢そば集落にあるそば店、山法師にてやまっちそばを食べてきましたので、紹介したいと思います。






唐沢そば集落にある蕎麦の名店、山法師

やまっちそば

今回訪れたのは、唐沢そば集落でも西の方、唐沢川の上流側にある山法師

まるで民家のような店構え。「そば」と書かれた看板が無ければ、多くの人はここが飲食店だとは思わないでしょう。親戚の家を尋ねるような感覚で、引き戸を引いて入店。


やまっちそば

店内に入ると、まさに実家に帰ってきたかのような安心感!広い床の間にテーブルが並べられています。今回は、庭が見える縁側の席に座らせていただきました。




山形村名物のやまっちそばを食べてみた

やまっちそば

こちらがやまっちそばです!

非常に斬新なビジュアル!蕎麦の上に麺状にカットされた長芋が…。まさに「麺on麺」!

通常、長芋は擦りおろしてとろろそばとして食べることが多いですが、やまっちそばに入っている長芋は細切り。これにより独特の食感が生まれます。ツルツルとした蕎麦と、シャキシャキとした食感の長芋は相性が抜群ですよ!

どのように食べるか非常に迷いましたが、最初は蕎麦と長芋をつゆにくぐらせながら食べ、最後はつゆを蕎麦と長芋にぶっかけていただきました。個人的には前者の食べ方の方が好みだったと思います。

公式には「ぶっかけて食べる」ことが正解のようですが、店によってもつゆの味が違う場合があるので、店の方におススメを聞くのが良いかもしれませんね。


なお、蕎麦の味を引き立てる薬味は3種。大根おろしとネギ、ワサビ。こちらも良いアクセントになりましたね。


やまっちそば

完食!

蕎麦が盛られていた皿にはゆるキャラが書かれていました。その名も「やまっち」。なんと「やまっちそば」の名前の由来はゆるキャラだったんですね!完食して初めて知る驚きの事実。




山法師のメニュー

山法師のメニューを紹介します。

やまっちそば

非常にシンプルな構成のメニュー。蕎麦はざるそば天ざるそばとろろそばやまっちそば温かい天ぷらそばの5種。その他にはそばうすやき(そば粉を使った長野県の郷土料理)、天ぷら馬刺しなどがあります。

最低限の種類ではありますが、ドリンクメニューも扱っているようです。


山法師へのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

長野道松本ICから国道158号、県道25号線などを通って約20分

長野道塩尻北ICから県道27号、25号線などを通って約25分




県道25号線沿いに「唐沢そば集落」と書かれた大きな看板が建っています。松本IC、塩尻ICどちら側から来ても目立つ看板なので、見逃すことはないでしょう。


やまっちそば

店の前には10台程度が停められる砂利敷の駐車場があります。


バスでのアクセス

アルピコ交通波田駅から松本市コミュニティバスのC線またはD線に乗車し、約8分。「唐沢」停留所で下車。


【参考】松本市公式HP(TOP>くらし・手続き>交通>バス>松本市内バス路線>西部地域コミュニティバス)


徒歩でのアクセス

■アルピコ交通の波田駅から約3.2km。徒歩で45分程度。



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|投稿:2021.01.24 | 最終更新:2021.01.24 |カテゴリ: 長野県

【宿泊記】野沢温泉 旅館さかや ~長野県ふっこう割を利用して泊まってみた~

野沢温泉 旅館さかや

長野県を代表する温泉地、野沢温泉。泉質の良さはさることながら、風情のある温泉街、スキー場が近いことも大きな魅力の1つで、県内外から多くの観光客が訪れます。

今回紹介するのは、野沢温泉の中でも人気が高い老舗、旅館さかや

1泊2万円程度という、いつも安宿ばかり泊まっている僕にとっては高級旅館の部類に入る宿です。今回は割引が効いたので、思い切って宿泊してきたのですが、これが大変素晴らしいお宿だったので、記事にまとめました。この記事では、旅館さかやのアクセス方法、部屋やお風呂、食事について紹介したいと思います。






長野県ふっこう割で野沢温泉の旅館さかやを予約した!

今回は「長野県ふっこう割」という割引制度を利用し、旅館さかやに宿泊しました。


野沢温泉 旅館さかや

新型コロナウイルス感染症による外出自粛の影響を受け、全国各地の観光業は大打撃を受けました。緊急事態宣言解除後も県を跨いで旅行をする人は少なく、依然として苦しい状況が続いています。この「長野県ふっこう割」は、長野県民が県内を旅行し、県内に宿泊することを推進するために実施された制度です。

具体的な制度としては、2020年6月中に長野県民が長野県内に宿泊した場合、1人1泊あたり最大で5,000円の割引となるというものです(2020年6月現在)。これは凄い!

長引く自粛生活で外出欲求が溜まっていたこと、また長野県内の観光業を応援したい気持ちがあったことから、早速この制度を使って宿を予約することにしました。狙いは以前から泊まってみたかった野沢温泉

ところがこの制度、予約するのは意外と大変。指定された旅行会社などを通じて予約する必要があるんです。WEB予約を取り扱っていない業者も多かったり、土日が休みであったり…。結局、指定業者の1つ、野沢温泉旅館組合に電話をして予約をお願いしました。組合の方が旅館に確認をとり、10分くらい後に予約完了の連絡が来ました。

後日、予約確認書が自宅に送られてきました。当日はこの予約確認書と現住所が確認できる身分証明書を持って、旅館組合に寄ってから旅館に行く必要があるようです。長野県民限定のふっこう割なので、現住所は厳しくチェックしているようですね。




旅館さかやへの行き方・駐車場情報

野沢温泉 旅館さかや

旅館さかやは温泉街の中心部にある大型旅館。幅の狭い温泉街の中の道を通る必要があるため、運転が慣れていない方にとっては少し大変かもしれません。


車でのアクセス

上信越道豊田飯山ICから約30分

関越道石打塩沢ICから約1時間10分


駐車場は宿の周囲に30台分あるそうです。狭い駐車場なので、基本的にはスタッフの方にお任せ。宿の入口の前に車を停め、鍵をスタッフに預けるという形になっています。


バスでのアクセス

■JR飯山線飯山駅から野沢温泉ライナー(バス)に乗り、約25分。「野沢温泉」停留所で下車。

※野沢温泉ライナーはほとんどの便が、北陸新幹線と接続します。


【参考】のざわ温泉交通(TOP>野沢温泉ライナー)


旅館さかやのお部屋・館内の様子

旅館さかやの館内の様子をお伝えしていきたいと思います。


野沢温泉 旅館さかや

玄関を出入りする際、必ず通るロビー。大きなガラス窓からは庭園が見えており、なかなか開放感があります。ふかふかのソファやガイドブックなんかが置かれていて、マッタリと寛げるスペースになっています。

1階には土産屋や自販機コーナーもありました。


野沢温泉 旅館さかや

こちらが今回宿泊した和風ツインルーム。落ち着いた雰囲気の畳の部屋にシングルベッドが2つ置かれています。窓際にはソファも置かれており、まさに和洋の良いトコどりをしたようなお部屋。


野沢温泉 旅館さかや

サービスの一環として、部屋にはエスプレッソコーヒーメーカーが設置されています。朝や風呂上がりに、コーヒーを楽しむのも良いでしょう。




旅館さかやの大浴場

そしてお待ちかね、旅館さかやの大浴場を紹介します。


野沢温泉 旅館さかや

こちらが旅館さかやの大浴場!木がふんだんに使われた趣のある浴室です。照明は最小限で薄暗いですが、それがまた良い雰囲気を演出していますね。浴室内に漂う、硫黄のような香りもたまりません!


野沢温泉 旅館さかや

浴槽にお湯を注ぎ込む湯口も必見です。熱いことで有名な野沢温泉のお湯。湯口から浴槽に直接注いだのでは、熱くてなかなか入ることができません。そこで、一旦貯め湯をして、お湯を冷ましてから流し込むという独特の方式を採用しています。水を混ぜれば簡単にお湯を冷ますことはできるのですが、「純度の高い温泉に入ってもらいたい」というお湯へのこだわりを感じざるをえませんね。

浴槽は3つに分かれており、手前から熱め、普通、温めになっていました。一番窓側の温めの浴槽は寝湯になっています。ついついうたた寝してしまいそうな程の気持ち良さでした。


野沢温泉 旅館さかや

露天風呂もあります。内湯と同じ源泉を使っているはずですが、こちらは青白く濁ったお湯でした。内湯のお湯は全般的に熱めなので、露天風呂でクールダウンするのも良いですね。

露天風呂の隣にはサウナもありますが、新型コロナウイルス感染症の影響で閉鎖中でした。


野沢温泉 旅館さかや

湯上りには、野沢温泉の美味しい水は如何でしょうか。

大浴場を出たところに囲炉裏があり、そこには冷たい水が入ったポットが用意されていました。冷たくて最高に美味しいお水でした!




旅館さかやの家族風呂(貸切風呂)

家族風呂(貸切風呂)も利用させていただいたので、紹介したいと思います。家族風呂は1組につき、45分借りることができます。予約はフロントで。


野沢温泉 旅館さかや

こちらが家族風呂です。風情は大浴場ほどではありませんが、泉質は大浴場と同じの極上湯!夫婦や恋人と入る場合などは、こちらを利用するのもおススメです。僕が利用した時には、比較的予約が埋まっている状態でした。


旅館さかやの食事

旅館さかやは、料理にも定評がある宿です。夕食、朝食ともに個室になった食事処でいただきました。

夕食

野沢温泉 旅館さかや

こちらが夕食です。ちなみにこれ、前菜です!オシャレすぎる上に、目移りしてしまいそうな程の品数!見て楽しく、食べて美味しい素晴らしい前菜です。


野沢温泉 旅館さかや

焼き根曲り竹茄子信州サーモン焼きいもなますもろみ味噌など、地元の素材を生かした料理や、野沢温泉の郷土料理がズラリと並びます。


野沢温泉 旅館さかや

お造りの皿には、大岩魚の昆布〆鯉あらい雪鱒レモン添え。川魚や長野県のブランドサーモンなど、こちらも地産地消にこだわったラインナップです。


野沢温泉 旅館さかや

そして、野沢温泉と言えば、何といっても野沢菜漬!これは外せないですよね。ご飯にもお酒にもお茶にも合います。


野沢温泉 旅館さかや

メインは長野県産のローストビーフ!これも美味いですね。付け合わせはアスパラ。アスパラもこの地域の特産品です。


野沢温泉 旅館さかや

ご飯は根曲り竹あんかけ飯。高級食材、根曲り竹が入ったあんかけをご飯にかけて食べる贅沢な一品!長野県、特に北信地域を訪れたら根曲り竹は食べたいものですね。


野沢温泉 旅館さかや

これら素晴らしい料理をさらに引き立てるのが、北信州の地酒。野沢温泉村のお隣、飯山市の地酒、水尾をいただきました。水尾は長野県内でも人気が高い日本酒。絶品料理と共に、美味しくいただきました。


朝食

野沢温泉 旅館さかや

朝食はこんな感じ。ご飯のお供が充実した、和朝食です。ご飯は白米、温泉粥、麦とろ飯の3種類から選択可能。せっかくなので、温泉粥をいただきました。朝から野沢菜漬が山盛りなのが嬉しいですね。

左上にある魚は山女魚の一夜干し。川魚の一夜干しは初めて食べましたが、塩気が効いており、身がしっとりとしていて非常に美味しかったです。

夕食に続き、朝食も大満足となりました!




新型コロナウイルス対策も万全!

コロナ禍を越え、2020年6月より再開した旅館さかや。


野沢温泉 旅館さかや

新型コロナウイルス感染防止のため、2020年6月の時点ではこんな対策が講じられています。

宿泊客にとって重要なこととしては、廊下やロビーなど公共スペースでのマスクの着用グループごとでのエレベーターの利用大浴場への入場制限(10名まで)などが挙げられるでしょう。

宿泊客もルールをキチンと厳守して、感染防止に努めていきたいですね。


野沢温泉 旅館さかや

なお、館内にはあちこちに消毒液が置かれていました。エレベーターの中までにも!




野沢温泉の外湯めぐりも楽しもう!

野沢温泉と言えば、「外湯めぐり」。「外湯」と呼ばれる共同浴場が野沢温泉の温泉街の中に13ヶ所もあり、観光客にも開放されています。


野沢温泉 旅館さかや

旅館さかやのすぐ隣にも「大湯」という外湯があります。旅館さかやのお風呂も素晴らしいですが、外湯めぐりもしてみては如何でしょうか。

詳しくは別の記事にまとめてありますので、読んでみてください!

野沢温泉の外湯めぐり 13ヶ所の外湯の魅力、巡り方を徹底解説!(長野県野沢温泉村)

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|投稿:2020.06.28 | 最終更新:2020.06.28 |カテゴリ: 長野県

天龍峡大橋「そらさんぽ天龍峡」 飯田に誕生した新たな絶景スポット(長野県飯田市)

そらさんぽ天龍峡

長野県諏訪湖を源流として、長野県南部の伊那谷を流れ、静岡県で太平洋に注ぐ天竜川。長さ213km(全国9位)を誇る大河です。

風光明媚な場所が何ヶ所もありますが、中でも飯田市南部から始まる天竜峡は、両側に険しい崖が迫り、素晴らしい渓谷が楽しめる人気スポットです。古くから観光客に愛されている天竜峡ですが、2019年、新たな絶景スポットが誕生しました。

それが「そらさんぽ天龍峡」。

この記事では、2019年11月にオープンした新名所「そらさんぽ天龍峡」の魅力や行き方について解説したいと思います。






天龍峡大橋・「そらさんぽ天龍峡」とは?

まずは天龍峡大橋について、続いて「そらさんぽ天龍峡」について、簡単に説明します。


天龍峡大橋とは?

そらさんぽ天龍峡
©飯田市

天龍峡大橋は、長野県飯田市と静岡県浜松市を結ぶ予定の三遠南信自動車道の橋。2019年11月に開通した天龍峡IC千代ICの間に位置しています。

天竜川を一跨ぎにするアーチ橋で、橋の長さは280m、水面からの高さは80mもあります。橋の見た目自体も美しい橋なので、新しい観光の目玉としても注目されているようです。


「そらさんぽ天龍峡」とは?

天龍峡大橋を通れるのは、自動車やバイクだけではありません。

歩いて渡ることもできるんです!


「え!?高速道路の橋なのに、歩いて渡ることなんてできるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。


渡れるんです!


そらさんぽ天龍峡

こちらが天龍峡大橋の側面図です。自動車やバイクは、当然ながら橋の一番上を通ります。


そらさんぽ天龍峡

実は、三遠南信道の真下に歩行者用の通路が設けられているのです!この通路こそが、「そらさんぽ天龍峡」なのです。


景勝地として有名な天竜峡を80mの高さから見下ろすことができる橋。眺めにはかなり期待が持てます。実際に「そらさんぽ天龍峡」に行った時の様子を紹介しましょう。


「そらさんぽ天龍峡」の営業時間(通行可能時間)

「そらさんぽ天龍峡」に行く前には、営業時間(通行可能時間)をチェックしておく必要があります。基本的には通れるのは日中だけなのですが、時期によって時間が異なります。


そらさんぽ天龍峡

3月〜10月:6:30〜18:00

11月〜2月:7:30〜16:30

※天候によっては変動あり





出発地点は三遠南信自動車道の天龍峡パーキングエリア

そらさんぽ天龍峡

「そらさんぽ天龍峡」への入口は、三遠南信自動車道天龍峡パーキングエリアにあります。こちらのパーキングエリアは上下線兼用。さらには天龍峡インターチェンジも併設されています。




こちらが天龍峡パーキングエリアの周辺の地図です。三遠南信道の本線、パーキングエリア、インターチェンジの出入口との交差部分にラウンドアバウトが設置されているという非常に珍しい構造をしています。

ラウンドアバウトの手前には標識が立っているので、ラウンドアバウトに慣れていない方でも安心だと思いますよ。ちなみに三遠南信道は無料で通行することができます。万が一間違えて一般道に下りてしまっても料金が余計にかかることはありませんので、ご安心ください。




「そらさんぽ天龍峡」を歩いてみた

そらさんぽ天龍峡

天龍峡大橋と「そらさんぽ天龍峡」は、天龍峡パーキングエリアのすぐ南東に位置しています。


そらさんぽ天龍峡

そらさんぽ天龍峡

パーキングエリアから橋までは約180m。歩きやすい遊歩道が整備されています。ちょっとした散策にはちょうど良い距離ですね。

遊歩道は緩やかな下り坂で天龍峡大橋の袂へと延びています。車いすの方の利用も想定された造りになっているようです。


そらさんぽ天龍峡

いよいよ天龍峡大橋が目の前に!

険しい谷を一跨ぎにする見事なアーチ!その迫力に圧倒されます。

そして橋の下部には金網で覆われた通路が見えています。これこそが天竜峡の新たな観光の目玉である「そらさんぽ天龍峡」なのです。

早速渡ってみましょう。


そらさんぽ天龍峡

橋の内部はこんな感じ。

両側に絶景が広がる空中回廊。太い鉄骨で囲まれていますが、両側に景色が見えるため閉塞感や圧迫感はありません。むしろ金網の間から光が入ってきて明るい雰囲気。手すりも完備された安心設計です。


そらさんぽ天龍峡

橋の上からは天竜峡の絶景が…!通路の随所に少し広めの展望スペースが設けられているので、通行する人の邪魔にならずに景色を楽しむことができます。

天竜峡と言えば川下りが有名ですが、「そらさんぽ天龍峡」は天竜峡観光のもう1つの定番になりそうですね。


そらさんぽ天龍峡

景色を眺めながらゆっくりと渡りきり、対岸にやってきました。所要時間は5分程度でした。

それにしても、交通量が少ないですね…。かなり立派な橋ですが、車は時々通る程度。

しかし、これは仕方がないこと。2020年現在、三遠南信道は全体の4割程度しか開通していないんです。現時点では天龍峡大橋を渡っても、その先にある山あいの集落で行き止まりになっています。将来的に、さらに先にある遠山郷や浜松市と繋がれば、交通量は増え、天龍峡パーキングエリアももっと賑わうでしょう。逆に言えば、「そらさんぽ天龍峡」を静かに楽しめるのは今だけかもしれません。


ちなみにこちら側(天龍峡パーキングエリアの対岸)にも、一般道から入れる駐車場が整備されています。




「そらさんぽ天龍峡」からは飯田線、川下りの舟を見られる!

「そらさんぽ天龍峡」から眺められるのは天竜川だけではありません。


そらさんぽ天龍峡

天竜川に沿って走る飯田線天竜川を下る舟も見ることができます。橋の随所に、撮影時刻の目安が貼られています(飯田線の場合は前後の駅の発車時刻、川下りの舟の場合は天龍峡温泉港の出発時刻)。

ちょうど5分後に飯田線が通るようなので、橋の上で少し待ってみました。構造上、橋の上は風が通りやすいので、秋や冬は結構寒いですね。鉄道や舟を撮影する場合は、十分な防寒対策が必要でしょう。


そらさんぽ天龍峡

飯田線がやってきました。飯田駅と愛知県の豊橋駅を結ぶ特急「ワイドビュー伊那路」です。

なんとか撮影できましたが、この辺りはトンネルが多いため、列車が出てくるタイミングがつかみにくいですね。




天龍峡大橋・「そらさんぽ天龍峡」へのアクセス

車でのアクセス

中央道飯田山本ICを出て、三遠南信道で8分。

※飯田山本ICの料金所を出たら、そのまま直進すると三遠南信道に入ることができます。

※天龍峡ICおよびPAの前にはラウンドアバウトがあるので、標識に従ってPA方面へ曲がってください。



JR飯田線の天竜峡駅からのアクセス

天竜峡駅から約800m。徒歩で約10分。

※PA前のラウンドアバウトは自動車専用のため、歩行者は別の入口からPAに入場することになります。


天竜峡駅からのルートの詳細は、天竜峡温泉の観光協会のホームページを参照してください。


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|投稿:2020.03.11 | 最終更新:2020.03.11 |カテゴリ: 長野県

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