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富倉そば オヤマボクチをつなぎに使った幻のそばを食べてみた(かじか亭@長野県飯山市)

富倉そば

長野県と言えば信州そばが有名。

しかし一口に「信州そば」と言っても、その特徴は地域によって様々。当ブログでも紹介しましたが、山ノ内町の須賀川そば紹介記事)、山形村のやまっちそば紹介記事)など、多種多様なご当地そばが存在するのです。

今回は長野県の北部、飯山市の奥地に伝わる富倉そばを紹介したいと思います。






富倉そばとは



富倉そば長野県飯山市の山奥にある富倉集落に伝わるそば。富倉集落は、あと1km程北に進むと新潟県に入るという、県境に位置する集落です。

そばと言えば、小麦粉をつなぎに使うのが一般的ですが、富倉そばはアザミの一種であるオヤマボクチ(ヤマゴボウ)という山菜がつなぎとして使われています。小麦粉を使わないため、純粋なそばの味を楽しめることが魅力です。

つなぎに使われるのはオヤマボクチの葉の裏に生えている茸毛という繊維。1kgの葉から4~5g程度しかとれないうえ、繊維を取り出す工程が多いため、量産には向いていません。そのため、富倉そばは「幻のそば」と呼ばれているのです。




富倉集落にある名店、かじか亭

富倉そば

今回訪れたのは、富倉集落にある「かじか亭」。富倉そばを食べられるお店は、飯山市の市街地にもありますが、富倉集落に店を構えるのはかじか亭のみとなっています。

店は北信濃らしい木造、白壁の純和風建築。店内は広く、テーブル席と小上がりの席があります。訪れた日は急な大雪が降った日だったせいか、お客さんは少なめでした。




富倉そばと笹寿司をいただいた

富倉そば

今回は富倉そばと笹寿司のセットをいただきました。ざるそばと笹寿司が2つ、そして漬物が付きます。


富倉そば

こちらが富倉集落に伝わる富倉そば。つなぎにオヤマボクチを使っているからか、コシが非常に強く、シコシコとした食感が楽しめます。弾力があり、蕎麦らしからぬ食感。これは美味しい…!

この食感は冷たいざるそばだからこそ引き立ちますね。つゆに薬味(ネギ、わさび)を入れて食べるというシンプルな食べ方ですが、この独特な麺を存分に味わうのなら、これが最適解だと思いました。


富倉そば

そしてこちらがセットで付いてきた笹寿司

笹寿司は新潟県と長野県北部に伝わる郷土料理。熊笹の葉の上に、寿司飯と具材が乗せられています。具材は山菜や錦糸卵。とても素朴な味わいで美味しいですね。




かじか亭のメニュー

かじか亭のメニューを紹介します。

富倉そば

メニューは極めてシンプル。笹ずしセットざるそば笹ずしの3つのみ。そばのメニューは、並、大盛、特盛の3つがあります。僕は笹寿司セットの並盛を頼みましたが、ちょうど良い量でした。


富倉そば

ドリンクメニューとして、ビール、地酒、ジュースがあるようですね。

なお、たった300円で天ぷらが食べ放題になる「天ぷらバー」というサービスがあります。今回は残念ながら、天ぷらを揚げる職人さんが雪のために出勤できていなかったため食べられませんでした。次回はリベンジしたいですね。




かじか亭へのアクセス

車でのアクセス

上信越道豊田飯山ICから国道117号、国道292号線等を経由して約30分

上信越道新井スマートICから国道292号線等を経由して約30分


店の前には広めの駐車場があります。


乗合タクシーでのアクセス

本数は少ないですが、富倉集落へは飯山駅から乗合タクシーで向かうことができます。

飯山駅から乗合タクシー富倉大川線に乗車し約30分。「富倉活性化センター」で下車。

※乗車をするためには、乗車の1時間前までに予約することが必要。


【参考】飯山市公式サイト(TOP>市民の皆様へ>公共交通)


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|投稿:2021.12.26 | 最終更新:2021.12.26 |カテゴリ: 長野県

【宿泊記】奥山田温泉 Spa Lodge Redwood Inn(レッドウッドイン)(長野県高山村)

レッドウッドイン

新型コロナウイルスの影響で、厳しい状況に置かれている観光業界。そんな観光業界を支援するため、僕が住む長野県では「信州の宿 県民応援前売割」という事業が行われました(事業は既に終了しています)。事業は長野県内の宿泊施設や旅行会社を対象とするもの。せっかくなので、普段はあまり宿泊することがない地元の宿に泊まってみることにしました。

2021年9月、以前から宿泊してみたかった長野県高山村にある奥山田温泉Spa Lodge Redwood Inn」(以下、「レッドウッドイン」と言います)に泊まりました。日帰り入浴では何回も訪れたことがあったのですが、宿泊は今回が初めて。とても素晴らしい宿でしたので、紹介したいと思います。






レッドウッドインってどこにあるの?



レッドウッドインがあるのは、長野県北部(北信地方)にある高山村。以前、同じ村内にある五色温泉紹介記事)も紹介しましたが、高山村は長野県内でも屈指の秘湯密集エリアです。同じ北信地方だと、野沢温泉や渋・湯田中温泉郷が有名ですが、個人的には信州高山温泉郷もそれらに匹敵するほど魅力的な温泉だと思います。


五色の湯旅館

こちらが高山村にある信州高山温泉郷の位置関係を表した地図です。松川渓谷に沿って、いくつもの秘湯がひしめきあっています。下流から子安温泉蕨温泉山田温泉松川渓谷温泉五色温泉七味温泉…。そして、最も標高が高い場所にあるのが、今回紹介する奥山田温泉です。


レッドウッドイン

奥山田温泉にはヤマボクワイルドスノーパークというスキー場(夏は牧場)があり、その周りに温泉宿やペンションが何軒か点在しています。今回宿泊したレッドウッドインはゲレンデの目の前にあるログハウス風の宿。パッと見た感じでは、温泉宿とは思えないお洒落な感じの宿ですね。

レッドウッドインの魅力と言えば

①白く濁った温泉

②自家製の燻製が美味しい食事

③個性豊かなお部屋


次章以降で、それぞれについて紹介していこうと思います。




レッドウッドインのお風呂

レッドウッドインと言えば、白い濁り湯と、ダイナミックな造りの露天風呂が有名です。

レッドウッドインには、浴室が2つあります(内風呂と露天風呂が2セット)。日中は男女別で使い分けているのですが、日帰り入浴の時間帯が終了すると、2ヶ所のお風呂は貸切風呂になるのです。2つの浴室は造りが異なるのですが、宿泊すると両方の浴室が楽しめるわけですね。


レッドウッドイン

貸切風呂は予約は不要で、好きな時間に利用することができます。利用するときは浴室の入口に「貸し切り入浴中」の札を掲げるというルール。僕が泊まった時は、全部で3組しか泊まっていなかったので、利用時間が重なるといったことはあまりありませんでした。


内風呂

まずは内風呂を紹介していきましょう。


レッドウッドイン

こちらは、日帰り入浴の時間帯は男性用として利用されている浴室。

木がふんだんに使われた湯船に白い濁り湯がかけ流されています。お湯は適温。鼻孔を刺激する硫黄臭が温泉気分を高揚させてくれます。


レッドウッドイン

一方こちらは、日帰り入浴の時間帯は女性用として利用されている浴室。当然と言えば当然ですが、こちらは初めて利用しました。

それにしても、全く造りが違うのですね。なんだか新鮮な気分。こちらは少し洋風な感じの湯船。男性用よりも少し広いような気がしますね。



露天風呂

露天風呂の造りは、ともに似たような感じ。湯船までは少し離れているので、内風呂にあるサンダルを履き、露天風呂に向かいます。


レッドウッドイン

こちらがレッドウッドインの露天風呂です。

大木をくり貫いて造った、レッドウッドイン自慢の露天風呂。

この大木は、元々はアメリカのカリフォルニア州のセコイア国立公園に生えていたレッドウッドと呼ばれる木。先代のオーナーが苦労の末に発見し、日本に持ち帰ったのだそうです。天然記念物であるこの木は伐採が禁じられています。この木は倒木であるため、日本に持ち帰ることが許されたのだそうです(現在では倒木であっても、伐採、国外への持ち出しは禁止)。

この露天風呂は、樹齢1650年、直径3.2mのレッドウッドで造られています。そんな貴重な湯船で極上湯に浸かるのは、何物にも代えがたい贅沢なひととき。晴れていれば満天の星空が楽しめるようなのですが、残念ながらこの日の空は分厚い雲に覆われていました…。


なお、巨木であるレッドウッドは露天風呂だけでなく、宿の建物の至る場所に使われているそうです。




レッドウッドインの食事

レッドウッドインは食事も人気。特に自家製の燻製料理には定評があり、クラフトビールやワインと共に食事を楽しむことができます。

夕食、朝食ともに1階のレストランでいただきました。


夕食

夕食を紹介します。夕食はフルコースになっており、料理が順番にサーブされます。

レッドウッドイン

まずは、思わず目移りしてしまう前菜。

お品書きには全ての料理名が書かれていたわけではないので、分かる範囲で…。北寄貝の燻製(左上)、コリンキーのサラダ仕立て(右上)、彩り野菜のラタトゥイユ(中央)、自家製ベーコンとキノコのペペロンチーノ(中央右)、カリフラワーのエスニックフリット(左下)、ゴルゴンゾーラチーズのムース(右下)。

盛り付けも美しく、とても美味しい品々でした。


レッドウッドイン

志賀高原のクラフトビールがあったので、まずは「志賀高原ハウスIPA」を注文。アルコール度数8%と、ビールにしては強めですが、それを感じさせない爽快さ。美味いなー。


レッドウッドイン

南瓜のスープ


レッドウッドイン

金目鯛のポワレ。長野県の山中で金目鯛が食べられるとは思いませんでした。お洒落で美味しい一品。


レッドウッドイン

松阪牛うちもも肉のステーキ。これは見事な焼き加減。たまり醤油ベースのソースとニンニクとともに口に運ぶと、もう最高。カブなどの付け合わせも美味。


レッドウッドイン

〆は枝豆としらすの炊き込みご飯


レッドウッドイン

そしてデザートの自家製ガトーショコラでフィニッシュ。

どちらもこだわりを感じる美味しい品々でした。


朝食

レッドウッドイン

こちらがレッドウッドインの朝食。

自家製のベーコンとソーセージ、スパニッシュオムレツを中心とした洋朝食です。燻製にこだわる宿だけあって、ベーコンとソーセージは絶品ですね。

とても健康的な朝食でした。たまには洋朝食も良いものですね。




レッドウッドインのお部屋・その他設備

レッドウッドインにはタイプが異なる6種類、8つの部屋があり、好みに合わせて部屋を選ぶことができます。洋室がメインですが、和室が1室、和洋室も1室あります。


レッドウッドイン

今回僕が泊まったのは、8畳の屋根裏部屋

レッドウッドインの屋根裏部屋は、以前から泊まってみたかったんですよね。屋根裏部屋は全部で3室あり、うち1室はロフト付きの16畳の部屋となっています。

“屋根裏感”を存分に感じることができる天井。部屋の奥に行くほどに天井が低くなっており、身長が高い人だと頭をぶつけてしまう程。レッドウッドを使っているであろう存在感のある梁も良い味出してます。

なお、訪れたのは9月でしたが、標高が高いだけあって夜は冷え込みました。部屋にはストーブが置かれており、重宝しました。


レッドウッドイン

なお、2階には共用の冷蔵庫とウォーターサーバーが置かれています。グラスが用意されており、いつでも水やお湯を飲むことができます。


レッドウッドイン

ウォーターサーバーの近くにはベランダがあったので、景色を眺めてみました。ベランダからは、夏は山田牧場の牧草地を、冬はスキー場を見ることができます。今回は残念な天気でしたが、風呂上がりにベランダで星空を眺めるのも良いですね。


今回初めて宿泊したレッドウッドイン。温泉、食事、部屋ともに大満足の宿でした。




レッドウッドインへのアクセス

車でのアクセス

上信越道小布施スマートICから約40分。

上信越道須坂長野東ICから約45分。



バスでのアクセス

長野電鉄須坂駅から長電バスの山田温泉線に乗車し、約1時間。終点の「山田温泉」停留所で下車。停留所から宿までは送迎有。



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|投稿:2021.11.28 | 最終更新:2021.11.28 |カテゴリ: 長野県

天然のクーラー!別所温泉にある氷沢の風穴に行ってみたら最高に気持ち良かった(長野県上田市)

氷沢の風穴

梅雨が明け、すっかり夏になった今日この頃ですが、如何お過ごしでしょうか?いやー、めちゃくちゃ暑いですよね。ニュースでは「危険な暑さ」なんていう言葉も飛び出す昨今ですが、確かに数年前に比べると本当に暑くなったような気がします。

猛暑日は出かけるのも億劫になりがちですが、今回は暑い日にこそおススメしたい「涼めるスポット」をご紹介したいと思います。

それが長野県上田市別所温泉にある氷沢の風穴

この記事では氷沢の風穴の魅力やアクセス方法などについて解説したいと思います。






これが氷沢の風穴だ!

氷沢の風穴

こちらが氷沢の風穴です!

風穴と言えば、富士山麓にある富岳風穴など、洞窟のような穴を想像する方が多いと思うのですが、こちらは人工的に造られたものです。この辺りの地下には、空気の通り道となる天然の空洞があります。地中を通って冷やされた空気が漏れ出している所に、このような風穴が造られたのだそうです。

このように人工的に造られた風穴は全国各地にあるのですが、元々は養蚕が盛んだった時代に、蚕の卵を低温で保存するために造られました。卵を低温に保つことにより孵化を遅らせ、どんな季節にも安定的に養蚕ができるよう工夫をしていたのだそうです。


氷沢の風穴

なんとこの風穴、中に入ることができます。穴の中へと続く急な階段があったので、足元に注意しながら下ってみました。


氷沢の風穴

風穴の底に到着!す…涼しい…!!

写真や言葉で上手く伝えられないのがもどかしいですが、まるで別世界に来たかのように、ガラッと周囲の空気が変わります。この日は35度を超える猛暑日で、じんわりと汗をかいていたのですが、一気に汗が引きました。

それもそのはず。冷気で満たされているこの風穴の中は、一年を通じて5度前後に保たれているそうです。まさに天然のクーラー。ここにベッドを置いて昼寝をしたいくらい気持ち良い…。


氷沢の風穴

風穴のサイズは縦7.4m、横2.9m、高さ3.6m。石垣の間から冷気が噴出しています。

かつては塩田平(上田市塩田地区)にある約350軒の養蚕業者が利用していたそうです。


しばらく冷気を堪能した後、階段を登り、外界へと戻りました。ムッとした熱気…。あまりの気温差に思わずたじろいでしまうのでした。




氷沢の風穴へのアクセス

上信越道上田菅平ICから約40分



氷沢の風穴は、別所温泉よりもさらに山奥へ進んでいったところにあります。長野県道177号線鹿教湯別所上田線を通り、別所温泉を過ぎたあたりから「氷沢の風穴」を示す小さな標識が現れるので、それを目印に進みましょう。

道はやや狭いので、通行には十分に注意する必要があります。


氷沢の風穴

こちらが氷沢の風穴への入口。小さな看板は建っていますが、目立たない入口なので、うっかり通り過ぎないように注意しましょう。駐車場はないので、路肩の小さなスペースに車を停めさせていただきました。


氷沢の風穴

風穴へ向かう道はこんな感じ。概ね歩きやすい山道ですが、所々ぬかるんでいる箇所があるので、歩きやすいスニーカー等がおススメです。


氷沢の風穴

風穴に向かう途中、三嶋神社という神社を通ります。石段が少し滑りやすいのでご注意を。

道路から風穴までは距離にして180m。入口に建っている看板には「10分」と書かれていましたが、実際には5分程度で到着しました。


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|投稿:2021.07.20 | 最終更新:2021.07.20 |カテゴリ: 長野県

信州高山温泉郷の秘湯、五色温泉五色の湯旅館に泊まってきた(長野県高山村)

五色温泉五色の湯旅館

新型コロナウイルスの影響で、苦しい状況が続く観光業界。苦境に立たされている宿泊施設や旅行会社を支援するため、僕が住む長野県では、2021年2~3月にかけ、「県民支えあい 県民宿泊割」という事業が行われました。これは長野県民を対象とした事業で、県内の対象宿泊施設に泊まった場合、一定額が割り引かれるというものです。

せっかくなので、普段はなかなか泊まる機会のない近場の温泉宿に泊まりにいこうということになり、長野県高山村にある五色温泉五色の湯旅館に泊まってきました。泉質の良いことで知られる五色温泉。非常に素晴らしい旅館だったので、この記事で、その魅力を紹介したいと思います。






五色温泉五色の湯旅館ってどこにあるの?



今回紹介する五色温泉五色の湯旅館は、長野県の北部(北信地方)に位置する高山村にあります。同じく北信地方にある野沢温泉や湯田中渋温泉郷に比べると知名度は高くはないのですが、高山村も名湯がひしめき合うエリアです。


五色の湯旅館

高山村を東西に横切るように流れている松川。この松川が形成する松川渓谷に沿って、秘湯が点在しています。下流から子安温泉蕨温泉山田温泉松川渓谷温泉五色温泉七味温泉奥山田温泉。これらを総称して信州高山温泉郷と呼ばれています。


五色温泉五色の湯旅館

五色温泉五色の湯旅館は、松川渓谷のかなり上流域にある秘境の一軒宿です。

宿は古くからある本館(左の写真)と、新しく建てられた新館(右の写真)に分かれており、新館の方が宿泊料が3,000円高く設定されています。

今回は本館を選択しました。本館は1泊2食付きで17,500円/人。先述した「県民支えあい 県民宿泊割」により、1人あたり5,000円の割引で泊まることができました。




五色の湯旅館へのアクセス

車でのアクセス

秘湯と呼ばれる五色温泉ですが、宿の目の前を県道が通っているため、車があれば比較的容易にアクセスすることが可能です。

上信越道小布施スマートICから長野県道66号線などを経由して約30分

上信越道須坂長野東ICから北信濃くだもの街道、長野県道112、66号線を経由して約40分


宿の向かいには、数台が停められる駐車場があります。


バスでのアクセス

長野電鉄須坂駅から長電バスの山田温泉線に乗車し、約1時間。終点の「山田温泉」停留所で下車。停留所から宿までは送迎有。



五色の湯旅館のお風呂

五色温泉五色の湯旅館の魅力と言えば、何といっても温泉。…というわけで、まずはお風呂から紹介していきます。

五色の湯旅館にはかつて趣深い木造の浴室があり、温泉マニアの間では有名な存在でした。しかし、その浴室は現存せず、2017年に新たな浴室に建て替えられました。浴室がリニューアルしても、名湯は健在。ゆっくりと五色の湯を楽しむことにしましょう。


五色温泉五色の湯旅館

崖っぷちに建っている五色の湯旅館。浴室へ向かうためには階段で下へ、つまり谷底の方へ向かう必要があります。


五色温泉五色の湯旅館

階段で地下1階へ下り、渡り廊下を歩いたところに浴室がある棟があります。男女別の大浴場と家族風呂がありますが、まずは大浴場から紹介していきたいと思います。




大浴場・露天風呂

五色温泉五色の湯旅館

こちらが五色の湯旅館の大浴場です!

2017年にリニューアルした浴室は、先代と同様に木がふんだんに使われてたもの。浴室の大半を占める長方形の浴槽を、緑がかったお湯が満たしています。水面は、白い湯の花に覆われており、浴室内は酸味を帯びた硫黄臭に包まれています。


五色温泉五色の湯旅館

洗い場はご覧のとおり。リニューアルに伴い、シャワーとカランがある近代的な設備に変わっています。


五色温泉五色の湯旅館

五色の湯に身を沈めてみました。温度は適温。無数の湯の花が体に張り付く感触。強めの硫黄臭とともに、柑橘系っぽい酸っぱい香り。お湯は、抹茶を溶いたかのような深みのある緑色ですが、白濁色に変化することもあるようです。このことが“五色”温泉の名の由来なんだとか。

実力派の温泉が多い信州高山温泉郷ですが、ここまで個性的なお湯は他に無いのではないでしょうか。温泉好きには強くおススメしたいお湯ですね。

なお、こちらの温泉、長湯は禁物。私自身、この素晴らしい名湯をじっくりと堪能すべく、普段より長めにお湯に浸かっていたのですが、軽い湯あたり状態となってしまいました。お湯を楽しむのであれば、適度に休憩をはさみつつ、何度も浴室に足を運ぶのが良いと思います。


五色温泉五色の湯旅館

露天風呂もありますが、残念ながら冬期間は利用できないようです。お湯が張られているように見えますが、これはただの水。宿の方曰く、「パイプの保護のため、水を流しっぱなしにしている」とのこと。

ちなみに、この露天風呂とは別に、かつては目の前を流れる松川渓谷の河原に野趣あふれる「野天風呂」がありました。現在は閉鎖中とのことですが、復活する日は来るのでしょうか。




家族風呂

五色温泉五色の湯旅館

五色の湯旅館には、家族風呂が1つあります。使用する場合には、入口前の看板を「使用中」にし、内側から鍵をかけるというスタイルとなっています。予約制ではないため、空いている時間を見計らって利用するという感じですね。

家族風呂自体は2人が入ったらいっぱいになってしまいそうな程の小さな湯船と、洗い場が1つ。大人3人以上で入るのは厳しいと思います。




五色の湯旅館の食事

五色の湯旅館の食事は、夕食、朝食ともにロビーの隣にある食堂でいただくことになっています。

温泉だけでなく食事にも定評がある宿なので、とても楽しみにしていました。夕食、朝食ともに素晴らしい食事だったので、紹介したいと思います。


夕食

五色温泉五色の湯旅館

こちらが五色の湯旅館の夕食です。

右上のお鍋は、麦豚の味噌鍋


五色温泉五色の湯旅館

こちらが前菜。

手前が五色の湯旅館の名物料理、サワガニの唐揚げ。香ばしい小さなカニは、丸ごとボリボリと食べることができます。女将さん曰く、かつては目の前の松川渓谷で捕っていたのですが、危険なので現在は魚屋さんから買っているのだとか。魚屋で売っているのか、サワガニ。

笹に乗っているのが、左から生ハムクリームチーズ、長野市松代産の長芋生麩のフキ味噌田楽

奥が菊芋の味噌漬けウルイの酢漬け

地産地消かつ、普段家ではあまり食べる機会のない食材が並びます。素材の味を生かしつつも、丁寧な仕事がされていて、どれも美味しいです。


五色温泉五色の湯旅館

信州サーモン大岩魚の刺身。どちらも全くクセがありません。


五色温泉五色の湯旅館

温かい料理が後から出てきました。

岩魚の塩焼き。山奥の秘湯と言えば、やはり川魚の塩焼き。身が驚くほどしっとりとしていて、絶品でした。


五色温泉五色の湯旅館

天ぷらには季節の食材も使われています。

フキノトウウドの天ぷらは春を感じる一品。珍しいものとして、リンゴの天ぷらもありました。甘いリンゴには、意外にも塩が合う!


五色温泉五色の湯旅館

デザートもリンゴ。最初から最後まで、信州の食材を堪能できる夕食でした。




朝食

五色温泉五色の湯旅館

朝食もまた素敵です。

真ん中に鎮座するのは信州サーモンの焼き漬け。醤油の味が染みているので、何もかけなくてもご飯がめちゃくちゃ進むし、大根おろしとの相性も抜群なんです。これは美味い。

その他にも菊芋のキンピラそうめんかぼちゃの酢の物ジコボウ(ハナイグチというキノコ)の味噌汁など、初めて味わうような料理が並びます。どれもとても美味しい!

朝からごはんをモリモリといただきました。朝風呂からの、この朝食。これだけで健康的になれる気がしますね。




五色の湯旅館のお部屋

五色の湯旅館のお部屋を紹介します。


五色温泉五色の湯旅館

五色の湯旅館は本館と新館に分かれていますが、今回は古い方の本館に泊まりました。本館の方が古く、新館の客室には付いているトイレとバスがありませんが、新館よりも3,000円安く泊まることができます。

古家具とランプの灯りが懐かしい雰囲気を醸し出す、素敵な和室でした。

大きな窓からは松川渓谷を眺めることができます。新緑、紅葉、雪景色…。どの季節に訪れても、素晴らしい景色が楽しみながら、のんびりと過ごすことができるのです。




タヌキも見られるかも!

最後に、五色の湯旅館の魅力をもう1つお伝えします。それは玄関先で野生動物が見られるということです。

夕食をあらかた食べ終え、食堂でマッタリをしていたところ、女将さんから「タヌキが来ましたよ」と声がかかりました。

玄関へ行ってみると…。


五色温泉五色の湯旅館

おお!タヌキだ!

玄関先にタヌキが2頭遊びに来ていました(分かりにくいですが、写真奥にもタヌキが写っています)。冬毛なのでモコモコとして可愛いですね。女将さん曰く、彼らは夫婦のタヌキだそう。先日までは子供たちも一緒に来ていたようです。子供たちは親離れしたんでしょうかね。


五色温泉五色の湯旅館

時は変わって21時頃。入浴後にロビーで涼んでいたところ、またもや玄関先に野生動物の影が…。覗いてみると、タヌキとはまた違う動物が…。

これはテンですね。

この短時間で2種類もの野生動物を見ることができました。五色の湯旅館に泊まったら、玄関先で動物を待ってみるというのも楽しいのではないでしょうか。


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|投稿:2021.04.27 | 最終更新:2021.04.27 |カテゴリ: 長野県

唐沢そば集落で長芋入りのやまっちそばを食べてみた(山法師@長野県山形村)

やまっちそば

長野県の中信地方、松本市の郊外にある山形村。広々とした畑や果樹園が広がる長閑な村です。

そんな山形村の北のはずれに唐沢という小さな集落があります。わずか数百メートルの通り沿いに7軒もの蕎麦屋が建ち並び、通称「唐沢そば集落」と呼ばれています。集落を流れる唐沢川の清らかな水を使って打った蕎麦が絶品ということで、県内外から蕎麦通が訪れているのだそうです。

唐沢そば集落には、山形村の特産品を使った蕎麦があります。それが今回紹介するやまっちそば

変わった名前の蕎麦ですね。やまっちそばとは、山形村産の長芋を使った蕎麦

今回は唐沢そば集落にあるそば店、山法師にてやまっちそばを食べてきましたので、紹介したいと思います。






唐沢そば集落にある蕎麦の名店、山法師

やまっちそば

今回訪れたのは、唐沢そば集落でも西の方、唐沢川の上流側にある山法師

まるで民家のような店構え。「そば」と書かれた看板が無ければ、多くの人はここが飲食店だとは思わないでしょう。親戚の家を尋ねるような感覚で、引き戸を引いて入店。


やまっちそば

店内に入ると、まさに実家に帰ってきたかのような安心感!広い床の間にテーブルが並べられています。今回は、庭が見える縁側の席に座らせていただきました。




山形村名物のやまっちそばを食べてみた

やまっちそば

こちらがやまっちそばです!

非常に斬新なビジュアル!蕎麦の上に麺状にカットされた長芋が…。まさに「麺on麺」!

通常、長芋は擦りおろしてとろろそばとして食べることが多いですが、やまっちそばに入っている長芋は細切り。これにより独特の食感が生まれます。ツルツルとした蕎麦と、シャキシャキとした食感の長芋は相性が抜群ですよ!

どのように食べるか非常に迷いましたが、最初は蕎麦と長芋をつゆにくぐらせながら食べ、最後はつゆを蕎麦と長芋にぶっかけていただきました。個人的には前者の食べ方の方が好みだったと思います。

公式には「ぶっかけて食べる」ことが正解のようですが、店によってもつゆの味が違う場合があるので、店の方におススメを聞くのが良いかもしれませんね。


なお、蕎麦の味を引き立てる薬味は3種。大根おろしとネギ、ワサビ。こちらも良いアクセントになりましたね。


やまっちそば

完食!

蕎麦が盛られていた皿にはゆるキャラが書かれていました。その名も「やまっち」。なんと「やまっちそば」の名前の由来はゆるキャラだったんですね!完食して初めて知る驚きの事実。




山法師のメニュー

山法師のメニューを紹介します。

やまっちそば

非常にシンプルな構成のメニュー。蕎麦はざるそば天ざるそばとろろそばやまっちそば温かい天ぷらそばの5種。その他にはそばうすやき(そば粉を使った長野県の郷土料理)、天ぷら馬刺しなどがあります。

最低限の種類ではありますが、ドリンクメニューも扱っているようです。


山法師へのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

長野道松本ICから国道158号、県道25号線などを通って約20分

長野道塩尻北ICから県道27号、25号線などを通って約25分




県道25号線沿いに「唐沢そば集落」と書かれた大きな看板が建っています。松本IC、塩尻ICどちら側から来ても目立つ看板なので、見逃すことはないでしょう。


やまっちそば

店の前には10台程度が停められる砂利敷の駐車場があります。


バスでのアクセス

アルピコ交通波田駅から松本市コミュニティバスのC線またはD線に乗車し、約8分。「唐沢」停留所で下車。


【参考】松本市公式HP(TOP>くらし・手続き>交通>バス>松本市内バス路線>西部地域コミュニティバス)


徒歩でのアクセス

■アルピコ交通の波田駅から約3.2km。徒歩で45分程度。



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|投稿:2021.01.24 | 最終更新:2021.01.24 |カテゴリ: 長野県

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