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隠れた長浜名物 イタリアン焼きそばとホワイト餃子を食べてみた(茶しん駅前通り本店@滋賀県長浜市)

茶しん

滋賀県長浜市

羽柴秀吉が開いた城下町として知られ、古い町並みが残る滋賀県随一の観光都市です。そんな長浜市はご当地グルメや郷土料理も有名。当ブログで以前紹介した焼鯖そうめん紹介記事)やサラダパン紹介記事)を初めとして、様々な料理が存在します。

今回は、数ある長浜市のご当地グルメの中から、イタリアン焼きそばホワイト餃子を紹介します。

イタリアン焼きそば、ホワイト餃子は長浜市内にある食堂「茶しん」で提供されている名物メニュー。長浜市のソウルフード、あるいは隠れた名物として知る人ぞ知る存在となっています。

今回は長浜市中心部にある「茶しん駅前通り店」にお邪魔し、イタリアン焼きそばとホワイト餃子を食べてきました。この記事ではそれぞれの魅力に加え、茶しん駅前通り店のメニューやアクセス情報などについて紹介したいと思います。






長浜市中心部にある人気店 茶しん駅前通り本店

茶しん

今回訪れたのは、長浜市の中心街にある茶しん駅前通り本店。その名のとおり、長浜駅の駅前通りに面しており、駅からは500m程の距離の場所にあるお店です。

店の庇には看板メニューが書かれています。そこには、「中華そば」、「中華風焼きそば」と並んで「イタリアン焼きそば」と「ホワイト餃子」の文字も。

訪れた日は連休のお昼時ということもあり、店の前には行列ができていました。諸事情で、その日は「イタリアン焼きそばとホワイト餃子しか出せない」とのことだったのですが、それでも多くの方が並んでいました。それ程人気があるメニューということですね。

なお、注文は席につくまでにレジで済ませるスタイル。事前に注文を決めておきましょう。




看板メニュー① イタリアン焼きそば

今回は茶しんの二大看板でもあるイタリアン焼きそばホワイト餃子を食べました。まずはイタリアン焼きそばを紹介します。


茶しん

こちらがイタリアン焼きそば(大盛り)です!

焼きそばとミートソーススパゲティのあいの子のような、斬新な麺料理です。この料理、どこかで見たことがあるような…。


…あ!新潟県のソウルフードとして知られるイタリアンだ!

新潟県にも「イタリアン」という名前のミートソースがかかった焼きそばがありますが、茶しんのイタリアン焼きそばは新潟県のイタリアンが元になったと言われています。3代目の店主が、新潟のイタリアンから着想を得てイタリアン焼きそばを開発したのだとか。

実際に食べてみると、新潟のものとは結構違いがあることが分かりました。

まずはミートソース。よりトマト感…、フレッシュさを感じることができる味わいです。次に焼きそばですが、こちらもソースの味を強く感じることができます。ミートソースとソース焼きそば、双方の味が強いと言っても互いがぶつかり合っているわけでもなく、程よいバランスが保たれていました。

上から振りかけられている生姜と青海苔も良い味を出していますね。今回は大盛りを頼んだわけですが、見た目よりもボリュームがありました。




看板メニュー② ホワイト餃子

茶しん

こちらが茶しんのもう1つの看板メニュー、ホワイト餃子です!

こちらのメニューも見た目からして、ただの餃子ではないことはお分かりでしょう。分厚い皮と丸いフォルム。餃子というよりも饅頭っぽいビジュアルですが、中にはひき肉と野菜が入っており、れっきとした餃子です。


茶しん

餃子のタレの作り方が書いてありました。

なるほど、この店はラー油8:醤油2の割合で混ぜるわけですね。ラー油は辛さが抑えられており、この配合でも美味しくいただくことができます。ここに酢を加えると、さらに味わい深くなりますね。

アツアツで美味しい餃子でした。




茶しん駅前通り本店のメニュー

茶しん

こちらが茶しん駅前通り店のメニュー。

先頭に記載されているのは、2大人気メニューのイタリアン焼きそばとホワイト餃子。イタリアン焼きそばは普通盛りと大盛り、ホワイト餃子は10個か20個という選択肢があります。

その他にも中華風焼きそばや中華そばなど、昔ながらの食堂で見られるようなメニューが並びます。どれもリーズナブルですね。




茶しん駅前通り本店へのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

北陸道長浜ICから約10分


茶しん

店の西側の道沿いに、3台分の駐車場があります。


茶しん

ご覧のように狭い駐車場です。周辺にはコインパーキングがありますので、運転に自信が無い方はそちらを利用した方が無難だと思います。


鉄道でのアクセス

北陸本線長浜駅東口から約450m。徒歩で約6分。



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|投稿:2022.03.20 | 最終更新:2022.03.20 |カテゴリ: 滋賀県

琵琶湖と余呉湖を一望! リフトで賤ヶ岳に登ってみた(滋賀県長浜市)

賤ヶ岳

滋賀県長浜市木之本(旧木之本町)

琵琶湖の北の端とも言えるエリアに、賤ヶ岳(しずがたけ)という山があります。琵琶湖と、その北にある余呉湖の間に聳える標高420m程の小さな山です。

賤ヶ岳。日本史を学んだことがある方であれば、誰もが聞いたことがあるのではないでしょうか。

そう、羽柴秀吉柴田勝家に勝利した賤ヶ岳の戦いの舞台となった山なのです。そんな戦国時代好きにはたまらない賤ヶ岳ですが、現在はリフトで楽に登ることができます。山頂からの絶景も魅力ですので、歴史に興味が無い方にもおススメです。

この記事では賤ヶ岳リフトの情報や山頂までの道のり、山頂での楽しみ方などについて紹介したいと思います。






賤ヶ岳リフトとは?

賤ヶ岳

今回は、賤ヶ岳リフトを利用して賤ヶ岳に登りました。賤ヶ岳の東側の斜面に設置されたリフトで、360mの高さまでリフトで登ることができます。

賤ヶ岳リフトの営業時間、料金は以下のとおりとなっています。

【営業時間】

9:00~17:00

※11月以降は16:00までの営業


営業期間は例年は4月上旬~12月上旬ですが、2020年度は短縮されているようです。詳しくは公式サイトをご覧ください。

【料金】

■大 人:片道450円 往復900円

■小学生:片道250円 往復500円

■幼 児:無料

※往復チケットを購入すると、プレゼントとしてオリジナルうちわがもらえます。




賤ヶ岳リフトの駐車場とトイレ

賤ヶ岳リフトの駐車場は2ヶ所あります。


賤ヶ岳

こちらはリフト乗り場に一番近い第1駐車場。26台程が停められる比較的小さめの駐車場です。


賤ヶ岳

駐車場には公衆トイレがあります。山頂の方にもトイレはありますが、処理能力が低いバイオトイレだそう。可能な限り、リフトに乗る前に駐車場のトイレを利用しましょう。

第1駐車場よりも少し手前(国道より)に第2駐車場があります。こちらは40台が停められる大きな駐車場。混雑時にはこちらを利用しましょう。


賤ヶ岳

駐車場からこのような細い階段を登っていくと、リフト乗り場に到着します。




賤ヶ岳リフトと遊歩道で山頂へ

賤ヶ岳

まず、リフト乗り場の前の券売機でチケットを購入しましょう。先述しましたが、チケットは片道と往復の2種類。登山道もあるので片道でも問題ないですが、歩いて登るのはしんどいので、お金で解決することにしました(笑)

なお、往復チケットを買うと、ここでオリジナルうちわをいただくことができます。


賤ヶ岳

リフトは1人乗り。高低差200mの斜面を約5分かけて登ります。

この日は今にも雨が降り出しそうな天気でしたが、リフトにはしっかりと屋根が付いていました。


賤ヶ岳

ちなみに背後には、木之本の広大な田園地帯が広がっています。下りのリフトから堪能することができる絶景です。


賤ヶ岳

リフトの終点から、斜面に造られた階段をえっちらおっちらと登っていきます。看板も出ていましたが、この辺りには山ビルが出るそうなので、要注意です。

ゆっくりと写真を撮りながら登って、約10分の道のりでした。


賤ヶ岳

何の写真を撮っていたかと言うと、登山道の途中から見える琵琶湖

ここから見えているのは、琵琶湖の中でも一番北の端。「奥琵琶湖」と呼ばれている水域です。琵琶湖の北側から突き出した半島と賤ヶ岳に挟まれて湾のようになっており、静かな湖面がとても美しい…!

余談ですが、対岸に見えている半島には、昭和後期まで道路が通じておらず、船でしか行くことができなかった菅浦集落があります。広い琵琶湖の中でも、特に秘境めいたエリアですね。




絶景!賤ヶ岳山頂からは琵琶湖と余呉湖と伊吹山が望める

賤ヶ岳

賤ヶ岳の山頂に到着しました!

比較的平坦で、広い山頂です。実は、ここには砦が建っていました。賤ヶ岳の戦いの際には、羽柴軍の砦として利用されていたようです。

山頂にはベンチが何カ所かに配置されていて、登ってきた人たちが思い思いに休んでいました。

山頂からの景色は抜群です。


賤ヶ岳

北を見ると、眼下には余呉湖を望むことができます。余呉湖は琵琶湖の北側にある小さな湖で、賤ヶ岳の戦いの舞台となりました。


賤ヶ岳

南東を見ると、木之本から長浜にかけて広がる、広大な田園地帯。そこを通る北陸本線や北陸自動車道など、この辺りの大動脈も見ることができますね。

また、この日は雲がかかってしまっていましたが、滋賀県を代表する山、伊吹山の姿も…!


なお、琵琶湖の景色は、登山道途中からの眺めの方が素晴らしかったです。




賤ヶ岳合戦の解説も必聴!

山頂で楽しめるのは景色だけではありません。


賤ヶ岳

ここからは賤ヶ岳の戦いの舞台を一望することができるのです。

僕が訪れた時には地元のボランティアのおじいさんが山頂に待機していて、賤ヶ岳の戦いについて詳しく解説してくれました。実際の景色や地図を指さしながら話してくれるので、非常に分かりやすいのです。

日本史の授業ではなかなか詳しく知ることができない賤ヶ岳の戦いについて、ミッチリと教えていただくことができました。山頂で運良くボランティアの方に会うことが出来たら、是非ともお話を聞いていってみてください!


賤ヶ岳へのアクセス

車でのアクセス

北陸道木之本ICから約5分

国道8号線を敦賀方面へ進み、「賤ヶ岳古戦場 リフト」という看板に従って進んでください。


バスでのアクセス

■JR北陸本線木ノ本駅から長浜市コミュニティバス深坂線に乗り、約8分。「大音」停留所で下車し、徒歩5分。

※リフトの営業時間に運行されるバスは1日4往復のみなので、要注意。


【参考】長浜市(TOP>暮らし・手続き>公共交通)


レンタサイクルでのアクセス

木ノ本駅から賤ヶ岳リフト乗り場までの距離は約2.5km。リフト乗り場手前を除けば、概ね平坦なので、レンタサイクルで向かうのも良いでしょう。

木ノ本駅に併設されている観光案内所において、レンタサイクルを取り扱っているようです。北国街道の木之本宿鶏足寺琵琶湖など、周辺には見どころも多いので、自転車で周遊するのも良いかもしれませんね。

周辺の見どころの1つである鶏足寺、木之本で売っているご当地パン「サラダパン」についても記事を書いていますので、併せてご覧になってみてください!


見頃は11月!木之本の鶏足寺で紅葉狩り 平日の朝に行ってみた!(滋賀県長浜市)
サラダパンはたくあんが入った衝撃のご当地パン(つるやパン@滋賀県長浜市)

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|投稿:2020.07.09 | 最終更新:2020.07.09 |カテゴリ: 滋賀県

見頃は11月!木之本の鶏足寺で紅葉狩り 平日の朝に行ってみた!(滋賀県長浜市)

鶏足寺

11月は紅葉シーズン。全国各地で紅葉が見頃を迎えるこの時期、どこに観に行くか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回はとっておきの紅葉スポット、滋賀県長浜市にある鶏足寺を紹介したいと思います。全国的に有名なスポットなので、休日は混雑必至!僕は混雑を避け、平日の朝に訪れました。そのため、この記事は平日の朝の様子をお伝えしますが、その点ご了承願います。






紅葉シーズン中は臨時駐車場の利用を

多くの観光客が訪れる鶏足寺。特に混み合う紅葉シーズンには、臨時駐車場が用意されます。どの駐車場も鶏足寺からは少し離れていますが、鶏足寺自体が人里離れた山奥にあるので仕方ないですね。

臨時駐車場は3ヶ所にあります。

臨時駐車場①:240台駐車可。鶏足寺まで1.3km。

臨時駐車場②:40台駐車可。鶏足寺まで600m。

北近江リゾート:280台駐車可。遠いため、駐車場からシャトルバスと徒歩でアクセス。


鶏足寺

今回は平日の朝(8:40頃)に到着。比較的近くて広い臨時駐車場①に停めることができました。駐車場にはまだまだ空きがかなりあるという状況。平日を選んで正解でした。

なお、駐車料金は無料ですが、こちらで紅葉散策協力券(1名につき200円、中学生以下は無料)を購入する必要があります。紅葉散策協力券は、駐車場に利用の有無に関係なく、鶏足寺の紅葉を見に来る場合は必ず買わなければなりません

※紅葉散策協力券は臨時駐車場や鶏足寺の入口など、様々な場所で購入することができます。




臨時駐車場から鶏足寺までの道のり

鶏足寺

臨時駐車場①から鶏足寺は約1.3kmの道程ですが、その道中にも見どころがあり、楽しく歩くことが出来ました。


鶏足寺

途中、与志漏神社の境内を横切ります。1300年以上前に建立された歴史のある神社。この神社の中の木々もそれなり紅葉していました。


鶏足寺

神社を過ぎると、畑を横切り、小川を渡ります。その先は森の中を進む細い道。


鶏足寺

木々の間からは茶畑を望むことができます。正直なところ、滋賀県にはお茶のイメージはありませんでしたが、ここのお茶は「こだかみ茶」という希少なお茶なのだそうです。

…と、まぁこんな感じで、周りの景色を楽しみながら歩き、20~30分程で鶏足寺に到着しました。




まるでレッドカーペット!鶏足寺の紅葉が美しい!

鶏足寺に入ると、すぐにSNSやテレビ番組で見たことがある光景が現れます。


鶏足寺

こちらが鶏足寺の紅葉です!

緩やかかつ一直線に登っていく石段。両脇に並ぶモミジの葉が美しく色づき、まさにモミジのトンネル!さらに、モミジの葉が参道を覆いつくし、まるでレッドカーペットのよう!


鶏足寺

実は、参道の一番下の数十メートルは「落葉保存区域」となっており、立入禁止となっています。落ち葉が踏み荒らされて、美観が損なわれることを防ぐための措置なんです。

この部分は通ることができないため、参道に並行する道を通り、「落葉保存区域」を迂回します。


鶏足寺

「落葉保存区域」を上から。こちらから見ても、また美しい…。


鶏足寺

「落葉保存区域」よりも上は、歩いて登ることができます。こちらも両側から迫り出したモミジが良い感じ。また、苔むした石垣が良い味を出しています。


鶏足寺

これは見事ですね。人気が出るのも頷けます。

平日の朝なので、そこまで人も多くなく、のんびりと散策することができました。


鶏足寺

鶏足寺の本堂に到着。写真を撮りながら歩いてきたのでかなりスローペースですが、駐車場から約30分で到着しました。

なお、こちらには仏像は安置されていません。拝観したい場合は、来るときに通ってきた与志漏神社内にある収蔵庫、己高閣・世代閣に行く必要があります。





鶏足寺へのアクセス

車でのアクセス

北陸道の木之本ICから臨時駐車場まで約15分


カーナビの場合、住所検索で「〒529-0411 滋賀県長浜市木之本町古橋309」と入力すると、スムーズに目的に辿りつけると思います。

Googleマップの場合、「鶏足寺の紅葉第2駐車場」で検索してみてください。


鉄道・バスでのアクセス

紅葉の時期には、JR北陸本線の木之本駅から紅葉循環バスが運行されています。駅から鶏足寺までは20分程度。

※循環バスは鶏足寺の手前までしか行きません。バス乗降所から鶏足寺まで徒歩で15分。

※循環バスの料金は1日500円(乗り放題。紅葉散策協力金(200円)も含む)。



木之本発祥のご当地パン、サラダパンを食べるのもアリ!

鶏足寺を訪れたら、是非とも地元のご当地グルメも楽しみたいもの。以前当ブログで紹介した滋賀県のご当地パン、サラダパンは、木之本駅近くのパン屋、つるやパンで購入することが可能です。

朝食や昼食に如何でしょうか。

サラダパンはたくあんが入った衝撃のご当地パン(つるやパン@滋賀県長浜市)

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|投稿:2019.10.27 | 最終更新:2019.10.27 |カテゴリ: 滋賀県

サラダパンはたくあんが入った衝撃のご当地パン(つるやパン@滋賀県長浜市)

全国各地には、その土地で古くから愛されているご当地パンがあります。滋賀県長浜市(旧木之本町)にある「つるやパン」が製造しているサラダパンもその1つ。
この記事では、サラダパンの魅力、売っている店について紹介したいと思います。








滋賀県の名物パン、サラダパン

具材はたくあん&マヨネーズ!衝撃のご当地パン

サラダパン

こちらがサラダパンです。昔懐かしい雰囲気のパッケージですね。

見た目は普通のコッペパン。しかしコッペパンの間には、衝撃の具材が挟まれているのです。

サラダパン

!?
な、な、何だこれは…!?(ケンミンSHOW風)

コッペパンの間から出てきたのは、なんとマヨネーズで和えた刻みたくあん!マヨネーズはともかく、たくあんはパンに合うのか!?


半信半疑で食べてみると、これがめちゃくちゃ美味いんですよ。たくあんの塩味とマヨネーズのまろやかさがベストマッチ。ヤミツキになりそうな美味さです。

元々たくあんは入っていなかった?

サラダパンは、1957年、「つるやパン」で考案されました。当初はたくあんではなく刻みキャベツとマヨネーズが挟んであったようです。ところがキャベツの水分によってパンがふやけてしまうという問題が起こり、一度は製造を停止。

刻みキャベツと似たような食感で、かつ日持ちする具材ということで、たくあんが抜擢されました。1962年、たくあんを新たな主役に迎え、サラダパンは復活。以後長年にわたり地元で愛されています。

2018年11~12月、「カメラを止めるな!」とのタイアップを実施

サラダパン(カメラを止めるな)

タイアップにも積極的な「つるやパン」。映画「カメラを止めるな!」とタイアップしており、2018年11月から12月中旬までは、パッケージが「カメ止め」バージョンになっています。

同映画の監督の上田慎一郎氏が木之本町出身であることから、このコラボが生まれたようです。

この他にも、過去には滋賀県で行われたロックフェスティバル、「イナズマロックフェス」とのコラボレーションも行っていたそうですよ。


サラダパン発祥の店、「つるやパン」

つるやパン

サラダパン発祥の店、「つるやパン」は1951年に創業した老舗のパン屋。パンの他にも菓子や飲み物も置いてある「町の小さな商店」的なお店で、地元の住民や高校生に愛されています。

木之本宿

店は古い街並に溶け込むように建っています。ここは、古くから北国街道の宿場町として知られる木之本宿。パンを買うついでに街を散策するのも楽しいですよ。


「つるやパン」へのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

北陸道の木之本ICから約5分


駐車場はありますが、店からは少し離れているため、事前に場所を確認しておく必要があります。カーナビを使用している場合は、「木之本小学校」で検索すると、駐車場の近くまで行けるはずです。

木之本小学校まで来ると、駐車場の場所を示す看板が立っています。

木之本小学校駐車場

看板に従って曲がると、上の写真のような駐車スペースがありますが、ここは木之本小学校の駐車場。「つるやパン」の駐車場はこの奥にありますので、道なりに進みましょう。

つるやパン駐車場

すぐにこのような砂利敷の駐車場が見えてきます。「つるやパンお客様専用駐車場」というピンクの看板も建っているので分かりやすいですね。

駐車場から店までは徒歩5分程の距離です。

鉄道でのアクセス

JR北陸本線の木之本駅から徒歩5分程度。



まだまだある!サラダパンが売ってる場所

つるやパン

今回紹介したサラダパン。木之本にある「つるやパン本店」以外でも購入することができます。

滋賀県内のスーパーでも購入可能

平和堂」や「フレンドマート」、「アルプラザ」などの滋賀県を中心に展開するスーパー、滋賀県内のイオンやマックスバリューでもサラダパンを買うことができます。

大津市、草津市、彦根市など、木之本からは離れた地域でも販売されているのは嬉しいですね。ただし、店によっては入荷される曜日が限られていることもありますので、「つるやパン」の公式サイトを確認しておくのが良いでしょう。

また、北陸自動車道の賤ケ岳サービスエリア(上下線)でも販売されており、高速道路から降りなくても、気軽にサラダパンを買い求めることができます

2018年現在、コンビニエンスストアでの取り扱いは無いようですね。

■参考:つるやパン公式サイト(トップ>取扱い店舗)

お取り寄せも可能!

サラダパンを初めとして、いくつかのパンとオリジナルTシャツはインターネットでも販売されています。

なかなか滋賀県まで行けないという忙しい方や、サラダパンが無いと生きていけないという中毒の方もこれで安心ですね。

■参考:つるやパン公式サイト(トップ>ネット販売)


各種情報

つるやパン公式サイト : 最新情報や取扱い店舗、ネット販売など。

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|投稿:2018.12.12 | 最終更新:2019.03.20 |カテゴリ: 滋賀県

長浜名物、焼鯖そうめんが絶品だった!(翼果楼@滋賀県長浜市)

城下町の名店で郷土料理の焼鯖そうめんを食べる

滋賀県の湖北地方にある城下町、長浜市。長浜城や歴史ある街並が人気を呼び、滋賀県屈指の観光都市となっています。今回はそんな長浜市内にある名店、翼果楼(よかろう)にお邪魔し、長浜の郷土料理をいただいてきましたので、紹介します。

焼鯖そうめん

それがこちら!焼鯖そうめんです!

汁なしのそうめんの上に大ぶりな鯖の切り身が鎮座しているインパクトのある見た目!

甘辛く煮込まれた鯖は身がホロホロになっており、それだけでもご飯やお酒が進みそうな美味さ!鯖の旨味がそうめんにも移っており、麺もまた美味!つゆがなくても美味しくいただけます。


さて、元々湖北地方では農家に嫁いだ娘宛に、農繁期である5月頃に親から焼鯖を送るという風習がありました。農作業が忙しく、家事もままならないこの時期、簡単に食べることができる焼鯖は大変喜ばれたそうです。焼鯖そうめんは、焼鯖があれば忙しい時でも簡単に作ることができる料理として重宝され、湖北地方全体に広まっていきました。


鯖街道 焼鯖寿司付き

今回私は、焼鯖そうめんに焼鯖寿司、寄せ湯葉豆腐、吸い物がセットになった「鯖街道 焼鯖寿司付き」をいただきました。

焼鯖寿司

焼鯖寿司も美味いですねぇ。

以前紹介しましたが、滋賀県には若狭湾で獲れた鯖を京都に運ぶためのルート、「鯖街道」が通っています。そのため、滋賀県内では古くから鯖が流通し、ありふれた食材として親しまれてきたのです。

内陸県である滋賀県でこれ程までに鯖グルメが愛されているのにはこういった歴史的背景があるのですね。


築200年の商家を利用した特別な空間!翼果楼で郷土料理を食べよう

翼果楼

今回紹介した翼果楼は、長浜市内でも特に古い街並が保存されている黒壁スクエアにある店。翼果楼自体も築200年の商家を利用したお店で、店内は非常に趣き深く、落ち着ける雰囲気となっています。


ここ、翼果楼では焼鯖そうめん、焼鯖寿司だけでなく、滋賀県名物の赤こんにゃく鮒ずし近江牛もいただくことができるそうです。色々な郷土料理に舌鼓をうちながら一杯…、という贅沢もたまにはしてみたいものですな。

各種情報

翼果楼 : 店の公式サイト。
食べログ : 口コミ、店舗情報はこちらから。
黒壁スクエア : 情緒ある街並は散策に最適!

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|投稿:2018.05.21 | 最終更新:2019.03.11 |カテゴリ: 滋賀県

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