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宿泊記 上湯温泉神湯荘の別館に宿泊 5つの露天風呂を満喫(奈良県十津川村)

神湯荘


日本最大の村(北方領土を除く)として知られる奈良県十津川村。奈良県南部、山深い紀伊山地のど真ん中に位置しており、秘境の村でもあります。そんな十津川村は温泉も有名で、全国で初めて「源泉かけ流し宣言」をした村です。

2023年の11月、そんな十津川村にある秘湯の一軒宿、上湯温泉神湯荘に宿泊しました。神湯荘はたくさんの露天風呂が楽しめることでも有名な宿。思う存分楽しんできたので、この記事で、その魅力をお伝えしたいと思います。






山の中の一軒宿 上湯温泉神湯荘



今回宿泊した上湯温泉神湯荘は十津川村の南部にある温泉宿。十津川村には湯泉地温泉、十津川温泉というまとまった温泉地がありますが、上湯温泉神湯荘はそのいずれからも離れた一軒宿。秘湯好きにはたまらない立地と言えるでしょう。


神湯荘

こちらが上湯温泉神湯荘。深い山奥の急斜面に建つ、少し懐かしい雰囲気が漂う温泉旅館です。壁に直書きされた「神湯荘」の文字が味がありますね。

実は神湯荘は大きく2棟に分かれており、上の写真の建物がロビーや食堂、大浴場、客室がある本館です。


神湯荘

本館よりも一段高い場所に別館が建っています。かつては湯治客のための自炊棟だったらしく、その時の名残なのか、入口に「温泉保養館 神湯」という文字が残されています。

別館には客室があり、本館よりも安い料金で宿泊することができます。入浴や食事の時に本館まで移動する手間はありますが、リーズナブルに泊まりたい方にはおススメです。




神湯荘 別館の部屋

神湯荘

今回宿泊したのは別館の和室。本館に比べると設備が古く、トイレも共同ですが、本館よりも5,000円くらい安く泊まることができます。

なお、別館の方にはお風呂や食堂がないため、入浴・食事のたびに急坂を下って本館に行く必要があります。そのため、足腰が弱い方は本館に泊まる方が良いでしょう。




神湯荘の温泉

神湯荘の魅力は何と言っても温泉。神湯荘には名物の源泉露天風呂(男女別)、本館の大浴場(男女別)に加え、4つの貸切露天風呂があります。お風呂の数が多いので、早めにチェックインして、ゆっくりとお湯と向き合いたいですね。

源泉露天風呂

神湯荘
(写真は公式サイトより)

神湯荘で一番人気と言えば、やはり源泉露天風呂。上湯川の目の前にある広い露天風呂です。川の近くに源泉があるらしく、熱々の源泉が惜しみもなくかけ流されています。お湯は少しぬめりがあり、ほんのりと硫黄の香り。大自然に囲まれて上質な温泉に浸かる…、最高の贅沢ですね。

注意すべきなのは入浴可能時間。こちらの源泉露天風呂は8:00~17:00までしか入浴することができません。早めにチェックインした方が良いでしょう。

また、源泉露天風呂は神湯荘から約300m離れており、しかもずっと急な坂が続いています。訪れる場合は歩きやすい靴を履いていくか、車で行くのがおススメです。


神湯荘

源泉露天風呂は、日帰りの入浴客も受け入れていますが、神湯荘宿泊客は無料で入浴することができます。宿泊客の印として、フロントでこちらの螺旋キーホルダーを受け取っていきましょう。源泉露天風呂の受付で、このキーホルダーを提示する必要があります。




大浴場

神湯荘

大浴場は本館にあります。

ダイナミックに岩が配置されている、岩風呂風の大浴場です。こちらも勿論かけ流し。湯口の脇にはコップが用意されており、飲泉することができます。まろやかでクセのない味わいでした。

なお、神湯荘の浴室のうち、シャワーがあるのは大浴場のみ。身体を洗うのであれば大浴場を利用しましょう。

ちなみにロビーにはウォータージャグが用意されており、風呂上がりに冷たい水をいただくことができます。ありがたいサービスですね。




4つの貸切露天風呂

神湯荘

神湯荘には貸切露天風呂がなんと4つもあります。

貸切露天風呂は予約制ではありません。本館の玄関に貸切露天風呂の名前が書かれたプレートを掛けるためのフックがあり、プレートが掛かっていればその露天風呂は利用可能、逆に掛かっていなければその露天風呂は使用中ということになります。


神湯荘

貸切露天風呂を利用したい場合は、本館玄関からその露天風呂の名前が書かれたプレートを持っていき、貸切露天風呂の入口にプレートをかけておくというルールになっています。

人気の時間帯だと全ての貸切露天風呂が埋まっているということもあり、タイミングを見計らうのが少し大変でした。貸切露天風呂は深夜も利用可能なので、空いている時間を狙い、全てのお風呂を利用することができました。


神湯荘

貸切露天風呂「いやしの湯」。

本館に一番近い貸切露天風呂です。お湯の中を白い湯の花が舞っており、しっかりとした硫黄の香りもあり、個人的には一番お気に入りの貸切露天風呂でした。本館に近いこともあり、人気もあるようです。


神湯荘

貸切露天風呂「水の神」。

渓流に架かる橋を渡り、急な階段を下りていった先にある野趣溢れる露天風呂。秘湯感を求めるのであれば、ここの露天風呂が一番でしょう。たまたまかもしれませんが、お湯は少し熱めでした。


神湯荘

貸切露天風呂「天乃川」。

本館から階段を下りたところにある露天風呂。その名のとおり、入浴しながら天の川が見られるよう、寝湯ができるようになっています。


神湯荘

貸切露天風呂「美肌の湯」。

「天乃川」のお隣にある岩風呂風の露天風呂です。


このように、神湯荘には個性豊かなお風呂がたくさんあり、館内だけで湯巡りを楽しむことができます。源泉露天風呂以外のお風呂は夜間も入浴可能なので、夕食後にゆっくりと湯巡りを楽しむのが良いのではないでしょうか。




神湯荘の食事

神湯荘の食事は夕食、朝食ともに本館にある食堂でいただきます。

夕食

神湯荘

こちらが神湯荘の夕食です。山の幸、川の幸がズラリと並びます。


神湯荘

鮎の稚魚の揚げ物の柚子餡かけ(左)とカワマスのお造り(右)。


神湯荘

紀州名物めはり寿司ウナギの寿司(左)と温泉を使った温泉しゃぶしゃぶ(右)。


神湯荘

子持ち鮎の塩焼き(左)と温泉水を使ったコーヒーゼリー(右)。


いずれも地元の山の幸や川の幸、さらには温泉水を使った美味しい料理ばかりでした。この他にも奈良名物の三輪そうめんのにゅうめんごま豆腐などが食卓に並びました。大満足でした!




朝食

神湯荘

こちらが神湯荘の朝食です。


神湯荘

刺身こんにゃく(左)と川魚(魚の名前は失念…)の甘露煮(右)。


神湯荘

温泉豆腐(左)と温泉粥(右)。


朝から健康的で、お腹に優しいものばかりでした。ちなみにご飯も温泉で炊いたもの。豊富な湯量を誇る温泉宿ならではのメニューで、嬉しい限りでした。




神湯荘へのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

和歌山県新宮市から国道168号線、奈良県道735号線などを経由して約1時間15分

■紀勢道の上富田ICから国道311号線、国道168号線、奈良県道735号線などを経由して約1時間40分

■京奈和道の五條ICから国道168号線、奈良県道735号線などを経由して約2時間


秘境という立地上、神湯荘に車で訪れるのは少し大変です。唯一のアクセス道路となる奈良県道735号線は崖っぷちを通る1~1.5車線の道。国道から神湯荘までは5km程の道のりですが注意が必要です。県道735号線を通って西側(和歌山県側)からアクセスすることも可能ですが、狭い山道を1時間以上走る必要があり、あまりおススメはしません。


神湯荘

また、神湯荘自体が急斜面の中腹にあるため、狭くて急な坂を登らないと到着することができません。ちなみに上の写真の左側に写っているのが神湯荘本館の駐車場。別館の駐車場は写真の下部に写っている道を通り、さらに登る必要があります。


神湯荘

こちらが別館の駐車場です。5~6台が駐車可能です。

このような道路状況なので、なるべく明るい時間に到着しておくのがおススメです。


バスでのアクセス

①近鉄の大和八木駅から奈良交通の八木新宮特急バスに乗車して約4時間。「十津川温泉」停留所で下車。

②十津川温泉から十津川村営バス上湯川線に乗車して約10分。「上湯」停留所で下車。


公共交通機関で訪れる場合、神湯荘公式ホームページの「よくある質問」を事前に確認しておいた方が良いと思います。


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|投稿:2024.01.08 | 最終更新:2024.01.08 |カテゴリ: 奈良県

奈良のご当地グルメ!?法隆寺のお膝元で竜田揚げを食べてみた(レストラン若竹@奈良県斑鳩町)

竜田揚げ

竜田揚げ。

醤油などで下味を付けた鶏肉や魚に片栗粉をまぶしてカラリと揚げた料理で、定食やお弁当のおかずの定番とも言える料理です。

全国的にお馴染みの揚げ物である竜田揚げですが、今、奈良県で竜田揚げがプッシュされていることはご存知でしょうか?奈良県中部、法隆寺で有名な斑鳩町では、ご当地グルメとして竜田揚げをPRしています。

今回は斑鳩町内にある「レストラン若竹」で竜田揚げを食べてきました。この記事では「何故奈良県で竜田揚げなのか」ということに加え、「レストラン若竹」の竜田揚げについてご紹介したいと思います。








「竜田揚げ」の名前の由来は奈良県を流れる「竜田川」!?

何故、奈良県で竜田揚げがプッシュされているのでしょうか?その理由は、竜田揚げの名前の由来にあります。


竜田揚げ
(地理院地図より引用。管理人が加工)



奈良県西部の生駒市から斑鳩町にかけて、竜田川という川が流れています。紅葉の名所としても有名で、古くから在原業平らによって和歌にも詠まれている川です。

揚げた時の衣の赤さ、片栗粉が白く浮く様子が竜田川の紅葉を連想させることから、「竜田揚げ」という名が付けられたのだと言われています。


このような経緯もあり、斑鳩町では竜田揚げをご当地グルメとして猛プッシュしているのです。現在では斑鳩町内の10店舗以上で竜田揚げを食べることができます。






レストラン若竹で竜田揚げを食べてみた

竜田揚げ

今回訪れたのはJR関西本線(大和路線)の法隆寺駅の近くにある「レストラン若竹」。お昼時に訪れたのですが、多くの客で賑わっていました。


竜田揚げ

店の前には懐かしの食品サンプル。定食や洋食からラーメンまで幅広く出しているお店のようですね。

どれも美味しそうでしたが、今回の目当ては竜田揚げ!


竜田揚げ

こちらがレストラン若竹の竜田揚げ定食(750円)です!


竜田揚げ

かなりガッツリとした竜田揚げ!かぶりつくと醤油の味が効いた衣からジュワッと旨味が出て美味しい!鶏肉も柔らかくてとてもジューシーです。

これだけボリュームのある竜田揚げとライスと味噌汁がついて750円はかなり良心的なんじゃないでしょうか。


竜田揚げ

そして、よーく見ると紅葉型に切られたニンジンが。竜田揚げの由来が竜田川の紅葉だということをさり気なく主張しているようですね。

店によっては、本物の紅葉の葉が添えられている場合もあるそうですよ。






レストラン若竹へのアクセス・駐車場情報


レストラン若竹はJR関西本線法隆寺駅前にあります。高速道路のインターチェンジからも近く、鉄道でも車でも訪れやすい場所にあります。


車でのアクセス

西名阪道法隆寺ICから約5分


駐車場は店の南側に数台分用意されています。すぐ隣にコインパーキングあるため、満車の場合はそちらを利用するのも良いと思います。


鉄道でのアクセス

■JR関西本線大和路線)の法隆寺駅から徒歩1分程度。

※大和路線の快速に乗れば、大阪駅から乗り換えなしで来ることができます。所要時間は40~50分。



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|投稿:2020.02.23 | 最終更新:2020.02.27 |カテゴリ: 奈良県

面不動鍾乳洞はモノレールに乗って向かう楽しい鍾乳洞!(奈良県天川村)

奈良県南部の山間部にある天川村。門前町として有名な洞川どろがわ温泉、水や景色の美しさで知られるみたらい渓谷などの観光地を抱え、休日には全国から多くの観光客が訪れます。

そんな自然豊かな天川村には関西最大級の鍾乳洞があります。それが今回紹介する面不動鍾乳洞です。




面不動鍾乳洞は、洞川温泉の目と鼻の先にある鍾乳洞。山の中腹にあり、入口までモノレールに乗って行くことができる珍しい鍾乳洞です。

この記事では面不動鍾乳洞の魅力、モノレールの乗り方、アクセス方法や駐車場の情報について紹介したいと思います。






モノレールに乗って面不動鍾乳洞へ!

面不動鍾乳洞の入口

面不動鍾乳洞は洞川温泉を取り囲む山の中腹にあります。麓を通る県道から山道を10分程歩けば到着するのですが、モノレールに乗っていくことも可能です。僕が訪れた日は雨が降っていたので、迷わずモノレールを選択しました。


モノレールの乗り方

面不動鍾乳洞のモノレール

車道から登り始めて1分程でモノレール乗り場に到着しました。僕が訪れた時には、乗り場にはスタッフはおらず、代わりにいくつか貼り紙がしてありました。

貼り紙の内容をザックリ説明すると、

①乗り場にモノレールがいない場合は、インターフォンで呼び出すこと

②係員がいない時には、プラットホームに立ち入らないこと

③料金は往復大人500円、子供300円(ペットは子供料金)

④上(モノレールの終点)にもトイレはあるということ


こんなことが書かれていました。

インターフォンを押すと、「今迎えに行くので、待っていてください」とのこと。


面不動鍾乳洞のモノレール

3~4分でモノレールがやってきました。

車両は丸太のような可愛いデザイン。スタッフを含めて10数名が乗ることができます。行楽シーズンには順番待ちになるかもしれませんね。


面不動鍾乳洞のモノレール

モノレールが到着すると、すぐに乗ることができます。料金は終点に着いてから徴収するとのこと。我々と家族連れが乗り込むと、モノレールはすぐに出発しました。


面不動鍾乳洞のモノレール

モノレールは驚くほど急な斜面を、じわりじわりと登っていきます。かなりの勾配で、背中がシートに押し付けられてしまう程。急勾配のせいでかなりの高度感があるため、高所恐怖症の方には厳しいかもしれません。

なお、モノレールには屋根が付いているため、雨でもほとんど濡れること無く、鍾乳洞近くまで移動することができます。窓がないため、多少雨が降り込んでくることはありますが…。


面不動鍾乳洞のモノレール

モノレールに揺られること約5分。山の中腹にある終点に到着しました。


料金はモノレールの終点で支払う

モノレールの終点駅のすぐ近くには、「面不動茶屋」があります。その名のとおり、面不動鍾乳洞の入口にある喫茶スペースです。名物はわらび餅なのだとか。

なお、面不動鍾乳洞、モノレールの料金はこちらで支払うことになります。また、お土産屋、トイレも併設されており、気軽に立ち寄りやすい雰囲気です。


洞川温泉

「面不動茶屋」からは、洞川温泉の街並を一望することがでます。

この日は生憎の天気でしたが、霧が立ち込めている様子も、絵になって良いものですね。




面不動鍾乳洞は関西最大級の鍾乳洞

「面不動茶屋」でチケットを購入し、いよいよ面不動鍾乳洞へ!階段を登っていくといよいよ鍾乳洞のお出ましです。茶屋から鍾乳洞までの階段は、結構急な階段ですので、足元には十分に注意してください。


面不動鍾乳洞

面不動鍾乳洞、いざ入洞!


面不動鍾乳洞

面不動鍾乳洞は全長約280mを誇る関西最大級の鍾乳洞。鍾乳洞が少ない関西地方では、かなり珍しい存在なのだそうです。

洞内は年間を通じて8度前後に保たれており、非常にヒンヤリとしています。


面不動鍾乳洞

洞内はキチンとライトアップされているため、大人から子供まで安心して楽しむことができます。ただ、足元は滑りやすく、アップダウンが激しいため、歩きやすい靴で訪れるのが必須です。

また、頭上から雫が垂れて来ることもあるので、濡れても良い服装がおススメです。


面不動鍾乳洞

色々な見どころがある面不動鍾乳洞ですが、僕の拙い写真の腕では、ピンボケ写真ばかりになってしまい、その魅力を十分に伝えることができません。是非とも実際に訪れて、美しい鍾乳洞をその目に焼き付けていただければと思います。




面不動鍾乳洞へのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

京奈和道の御所南ICから国道309号線経由で約1時間

京奈和道の五條ICから国道168号線経由で約1時間

※天川村周辺は、道幅が狭い県道が多いです。運転に自信がない方は、御所南ICから整備された国道309号線で向かうのが無難です。



面不動鍾乳洞の駐車場

面不動鍾乳洞の麓を通る県道48号線沿いに7台分の無料駐車場があります。台数が少ない上に、狭い県道に面しているので、停めるのは少し大変です。



混雑時には、日帰り入浴施設である洞川温泉センター前にある「洞川駐車場」を利用するのもおススメです。1時間あたり200円かかる有料駐車場ですが、かなり広い駐車場であるため、行楽シーズンでも安心して停めることができます。


バスでのアクセス

近鉄吉野線の下市口駅から洞川温泉行のバスに乗り、約1時間。終点の洞川温泉で下車。


バスは1日6~7往復。平日または休日により、ダイヤが異なるので、事前に調べておくようにしましょう。

【参考】
奈良交通(トップ>時刻・運賃・バス位置情報)


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|投稿:2019.07.29 | 最終更新:2019.07.29 |カテゴリ: 奈良県

紀伊半島の秘境で野猿を楽しもう!(奈良県十津川村)

紀伊半島の秘境、十津川村で野猿を楽しむ

奈良県南部、山深い紀伊半島の真っ只中にある十津川村。日本一面積が広い村として知られ、東京23区よりも広い村です。広大な山林と深い谷が村域の大半を占める秘境である一方で、豊かな自然を求めて多くの旅行者が集まる観光地でもあります。

温泉やキャンプ場、滝、吊橋など、広い村内には魅力的な名所が数多く存在しますが、今回はその中でも十津川村ならではの面白いスポットを紹介します。

野猿

それがこちら。その名を「野猿」と言います。

「野猿」とは、十津川村に古くから伝わる人力のロープウェイのこと。両岸から張られたワイヤーに「やかた」と呼ばれる籠が付いた極めてシンプルな乗り物です。以前は橋がかかっていない集落もあり、「野猿」は生活の足として欠かせない物でした。現在では日常的に使われることはありませんが、観光用に保存されており、実際に乗ることもできます。


野猿

さて、「野猿」に乗ってみましょう。「野猿」は1人乗り。大人の身長だと頭をぶつけてしまいそうな程の小ささですが、身を屈めて乗り込み、中で座ります。お、座ってしまえば意外と乗り心地が良いぞ。

乗り込んだら、落下防止のバーを下げ、いざ出発です。


野猿

対岸まで伸びるワイヤーとロープ。輪になったロープを引くことにより、前に進んだりバックしたりすることができます。座ったままの踏ん張りが効かない状態なので、腕の力のみでロープを引っ張ることになります。これはなかなか重労働。

それでもいざ空中に飛び出すととても爽快な気分!吊橋とは一味違う、何とも言えない浮遊感を味わうことができます。美しい渓流も見ることができ、こりゃ楽しい!

野猿

そのまま対岸まで行くのも良いですが、対岸には特に何もなく、「やかた」から降りることもできません。乗り場まで自力で戻って来る必要があるのです。1回対岸まで往復したことがありますが、腕がパンパンになってしまった記憶があります。腕力に自信のない方は適当な所で引き返すのが良いかもしれません。

なお、「野猿」の構造上、乗り場からロープを引っ張ることにより、「やかた」を岸まで手繰り寄せることも可能です。万が一連れが真ん中で力尽きてしまったら、優しく引っ張ってあげましょう。


「野猿」へのアクセス


「野猿」へのアクセスはなかなか大変。紀伊半島を縦断する幹線、国道168号線から2~3分程車を走らせれば到達できるのですが、上のストリートビューで示したようなすれ違いが困難な道を通る必要があります。

野猿の駐車スペース

さらに、「野猿」のそばにある駐車スペースは非常に狭く、混雑すれば転回も難しいかもしれません。


運転に自信のない方は、近くにある複合施設「昴の郷」の駐車場に車を停め、「野猿」まで歩いてアプローチするのもアリだと思います。


公共交通機関で訪れようとするとさらに困難を極めます。日本一長いバス路線として有名な奈良交通八木新宮線に乗り、奈良県側からであれば近鉄の大和八木駅またはJR和歌山線の五條駅、和歌山県側からであればJR紀勢本線の新宮駅からアクセスすることができます。バスは1日僅か3往復で、いずれも長時間バスに揺られることになりますが、ノンビリと紀伊半島を旅するにはバスの旅も良いかもしれませんね。先述した「昴の郷」内にある「ホテル昴」が最寄りのバス停となります。

各種情報

十津川村観光協会 : 秘境十津川村はノンビリと観光したい。

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|投稿:2018.08.17 | 最終更新:2019.02.21 |カテゴリ: 奈良県

衝撃の巨大さ!石舞台古墳で古代ロマンを感じる(奈良県明日香村)

飛鳥時代の遺跡が点在する明日香村

奈良県の中央部に位置する明日香村
飛鳥時代(592年~710年)に都が置かれていた場所です。そのため、村内には飛鳥時代の宮跡、寺院、神社、古墳などが点在しており、日本で唯一、村全域が古都保存法の対象地域となっています。

そんな中にあり、特に有名なのが石舞台古墳。盗掘に遭っており、埋葬品がほとんど残っておりませんが、「日本書紀」の記述などから、蘇我馬子が埋葬されていたと推定されてます。


インパクト抜群!巨岩によって組み上げられた石舞台古墳

石舞台古墳

こちらが石舞台古墳。何もない芝生に、突然巨岩が積み上がっている様はインパクト抜群!!元々は他の古墳と同様、土を盛って作られたものだったのですが、長い年月を経て、土が流失してしまい、現在のような姿になったそうです。その姿が石舞台に見えることから、この名で呼ばれるようになったとか。

残存している石室は長さ約7.7メートル、幅約3.5メートル、高さ約4.7メートルという大きさ。現在は失われていますが、古墳全体では一辺80メートルを超える巨大なものだったそうです。

石舞台古墳

石室内に入ることもできます。石舞台古墳は、古墳の横に穴を掘って入口を設けた横穴式石室というスタイル。石室に近づくと、ヒンヤリとした空気が伝わってきます。

石舞台古墳

入ってみると意外と大きな石室。積み上げられた岩の大きさにも圧倒されます。こんな大きな岩を、約1500年も前に運び、組み上げたという事実に、ただただ驚くばかりですね。


先に述べたように、明日香村には飛鳥時代の遺跡がたくさんあります。近鉄吉野線飛鳥駅の半径3km圏内に、ほぼすべての遺跡が揃っているので、レンタサイクルを借りてのんびりと散策するのも良いかもしれません。


各種情報

旅する明日香ネット : 明日香村を巡るなら必見!!
明日香レンタサイクル : 飛鳥駅近くのレンタサイクルショップ

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感想(3件)

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|投稿:2016.12.24 | 最終更新:2018.03.29 |カテゴリ: 奈良県

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