FC2ブログ
TOP > CATEGORY - 08九州地方

| PAGE-SELECT | NEXT

おせり(大斗)の滝 3ヶ所の展望台からの景色、遊歩道を紹介(宮崎県美郷町)

おせりの滝

宮崎県と言えば「南国の海」というイメージが強いですが、実は全国屈指の森林率が高い県でもあります。地図を開いてみれば分かるように、宮崎県の西側にはほとんど平地が無く、広大な九州山地が広がっているのです。深山幽谷と呼ぶに相応しい山々を縫うように、豊富な水量を誇る川が流れ、至る所に滝が形成されています。今回は、そんな宮崎県の山の中で出会った素晴らしい滝を紹介します。



それが、宮崎県美郷町にあるおせりの滝

宮崎県内には「日本の滝百選」に選ばれた滝が4つ(高千穂町の真名井の滝、延岡市の行縢の滝、都農町の矢研の滝、そして以前も当ブログでも取り上げた都城市の関之尾滝)ありますが、今回紹介するおせりの滝は選定外。しかし実際に見てみると、「百選」に選ばれた滝をも超える素晴らしい滝でした。

…随分とハードルを上げてしまいましたが、この記事では、おせりの滝へのアクセス方法、遊歩道、そして滝の魅力について紹介したいと思います。






おせりの滝とは?



今回紹介するおせりの滝は、宮崎県北部の内陸に位置する美郷町にあります。宮崎県北部の山中を流れる耳川の支流である尾迫川にかかる落差約70mの滝です。

ここまで、「おせりの滝」という名前でお送りしてきましたが、漢字では「大斗の滝」と書きます。これで「おせり」と読むんですねー。一般的には「おせりの滝」でとおっていますが、地図やカーナビによっては、漢字で書かれている場合もあるので、要注意です。この記事ではこのまま平仮名表記のまま続けたいと思います。




おせりの滝へのアクセス

おせりの滝へは車あるいはバスで行くことができます。ただし、バスの場合本数が少ないため、車で訪れるのがおススメです。

車でのアクセス

東九州道日向ICから国道327号線等を経由して約40分

※国道327号線は、椎葉村内で狭い箇所がありますが、おせりの滝までであれば快走路です。



バスでのアクセス

■JR日豊本線の日向市駅東口から宮崎交通の路線バスの上椎葉行きまたは塚原行きに乗車し、約1時間。「おせりの滝入口」停留所で下車。バス停から滝まで徒歩約20分。


※曜日によっては快速バスがあります。快速バスは「おせりの滝入口」は通過となります。


【参考】宮崎交通(TOP>路線バス>路線別バス時刻表)




おせりの滝の駐車場

おせりの滝

耳川に沿った国道327号線から離れ、尾迫川沿いの道を700m程進むと、5台程度が停められる駐車場が現れます。こちらがおせりの滝の駐車場。ここから先は徒歩で向かうことになります。


おせりの滝

ちなみに、駐車場からも滝を見ることができます。駐車場の対岸に見えるこの滝は、拝水の滝。水量は少なく、見応えはあまり無い滝ですね。これがおせりの滝というわけではないため、早とちりして帰らないようにしましょう。




おせりの滝への遊歩道

おせりの滝

駐車場からおせりの滝までは200m程。2020年にリニューアルした遊歩道は、赤いゴムチップ舗装。起伏もほとんどなく、足に優しい設計になっています。


おせりの滝

遊歩道を歩いて3分程でおせりの滝に到着しました。国道からも近く、駐車場からも近く、車で行くのであれば非常にアクセスが良好な滝ですね。

なお、尾迫川を渡り上流へと向かう道(上の写真の橋)がありますが、2021年5月の時点では工事中で立入禁止となっていました。道の先にはおせりの滝をより近くから見る展望台があるようです。




おせりの滝を3ヶ所の展望台から眺める

おせりの滝

こちらがおせりの滝です!

少し手前から滝が見えていたのですが、最初は滝の下段のみが見えていました(2つ上の写真のような感じです)。「あー、まぁこんなもんかなー」と思いながら近づいていくと、岩の陰から上段が見えてくるというサプライズ!これはなかなか衝撃でした。

写真ではなかなか伝わりにくいですが、相当高い場所から落ちている滝です。先述しましたが、落差は70mとのこと。「日本の滝百選」には選ばれていませんが、「百選」の滝を比べても遜色無いほど素晴らしい滝だと思います。


おせりの滝

展望台の脇から、斜面を急角度で登っていく頼りない階段があります。先ほどまでのゴムチップ舗装の遊歩道と比べると雲泥の差ですが、登って行ってみることにしましょう。

※ここから先はリニューアル工事がされていない道です。歩きやすい靴が必須です。


おせりの滝

ふと見上げると、急斜面の上に2つの展望台と、そこへ至るための険しい道が見えました。ご丁寧に「展望台2」、「展望台3」と書かれています。なるほど、ゴムチップ舗装の終点が「展望台1」ということですね。

まずは「展望台2」を目指して、急な階段を登っていきます。丸太を組み合わせて造られた階段がありますが、足の置き場が狭いので登るのがなかなか大変です。下りはもっと危険ですが…。


おせりの滝

こちらが「展望台2」からの眺めです。

下にある「展望台1」からはあまり見えなかった上段が正面に見えますね。この上段だけ単体で見ても素晴らしい滝だと思います。そして、上段のさらに上にも滝が見えているではないですか!これは凄いな…。

テンションが上がってきたので、どんどん上へと進みます。「展望台3」に近づくにつれて、階段に積もる落ち葉が深くなり始め、もはや斜面のような状態になってきます。歩く人が少ないせいでしょうか。足を滑らせないよう細心の注意が必要です。


おせりの滝

こちらが「展望台3」からの眺めです。

この高さまで来ると、端正な姿の上段の全体像を見ることができます。ここから見ると、下段は森に隠れてしまい、「展望台1」から見た滝とは全く違う滝に見えますね。

一番下の「展望台1」からの姿も素晴らしかったのですが、様々な高さから眺めることにより、一層魅力が増す滝でした。少々骨は折れますが、「展望台2、3」にも足を伸ばした方がおせりの滝を何倍も楽しむことができると思います。

なお、今回は立入禁止となっていましたが、より滝に近い場所に「展望台4、5」があるそうです。上段の滝を、滝壺近くから見られるとのことなので、通行止が解除されたら是非ともリベンジしたいものですね。


ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2021.05.12 | 最終更新:2021.05.12 |カテゴリ: 宮崎県

大分名物、とり天を定食でいただいた!かしわめしも選択可!(民芸茶屋 味蔵@大分県別府市)

とり天

大分県と言えば、鶏料理が有名です。


とり天

以前、大分県内にあるサービスエリアでこんな看板を見かけましたが、大分県の二大鶏料理と言えば、からあげとり天をイメージされる方が多いのではないでしょうか。僕自身、どちらも大好きなんですが、今回はとり天を紹介したいと思います。

とり天は温泉で有名な大分県別府市が発祥と言われています。別府市内にはとり天を扱う店がたくさんあるのですが、今回は別府港にほど近い場所にある「民芸茶屋 味蔵」さんにお邪魔しました。この記事では、民芸茶屋味蔵さんのとり天について、さらにはメニューやアクセス情報について紹介したいと思います。






別府市内にある古民家風の店、民芸茶屋 味蔵

とり天

今回訪れたのは、別府市内にある「民芸茶屋 味蔵」。別府観光港か西へと向かう観光港通り沿いにあるお店です。

マンションが建ち並ぶ住宅街に位置していますが、この店の周囲だけ木々が植えられており、独特な雰囲気。店の建物自体は古民家風です。まるで、一昔前に山の中にあった民家だけが、そのままタイムスリップしてきた感じ。


とり天

とても独特な外観のお店ですが、店内も古民家風な内装になっています。古民具などが飾ってあったりして、店内を見回すだけでも楽しいですね。




実食!とり天

とり天

こちらがとり天定食(920円)です!

とり天にご飯、赤だしの味噌汁、茶碗蒸しが付きます。ご飯は御ひつに入っており、結構ボリュームがあります。まぁ、とり天でご飯がガンガン進むので、ペロッと食べてしまったんですけどね(笑)


とり天

さて、とり天をいただいてみましょう!


粉をまぶして揚げる唐揚げに対し、とり天は粉と卵を溶いて作った衣をまとわせてから揚げます。名前のとおり、天ぷらに近い感じ。唐揚げはザクザクとした噛み応えですが、とり天はフンワリとした食感です。フワフワの衣の中には、しっとりとした食感の鶏肉。これは美味い!

とり天のもう1つの特徴として、タレにつけて食べるという点が挙げられます。蕎麦ちょこのような器に入ったタレは、生姜が効いた醤油ベースのタレ。とり天をくぐらせてから食べるとめちゃくちゃ美味いです。気が付けばかなりのハイペースでとり天と白飯を食らっていました。




定食のライスはかしわめしに変更可

ここで、定食を注文する方に耳寄りな情報です。


とり天

とり天定食のお値段(920円)にプラス100円を追加すれば、定食に付く白飯をかしわめしに変更することができます。

かしわめしは言わずと知れた九州の味。濃い目の味で炊かれた、かしわ(鶏肉)入りの炊き込みご飯です。こちらにはコリコリとした歯ごたえがある鶏肉、さらにはとり皮が入っています。鶏のダシが染み込んだご飯は絶品ですね。

ただ、遅い時間に訪れる場合、かしわめしがなくなっている場合があるので、注意が必要です。今回は連休中の20時頃の訪問でしたが、かしわめしは残り1人前のみとなっていました。まさにギリギリだったわけですが、かしわめしが目当ての場合は、時間に余裕を持って訪れることをおススメします。




民芸茶屋 味蔵のメニュー

今回訪れた「民芸茶屋 味蔵」のメニューを紹介します。


とり天

メニューを見る限り、看板メニューは牛炭焼定食とりの炭焼定食のようですね。他にも各種定食が取り揃えられています。今回いただいたとり天定食や、かしわめし定食カレイ唐揚定食などの大分ならではの定食も。ちなみに、各定食メニューは、単品注文もできるようです。


とり天

ドリンクメニューもそれなりにあります。大分の麦焼酎安心院ワインなど、地酒があるのも嬉しいところですよね。




民芸茶屋 味蔵へのアクセス

車でのアクセス

東九州道別府ICから約15分


とり天

店の東側(海側)に、約20台が停められる駐車場があります。

バスでのアクセス

別府駅前から亀の井バスの路線バス石垣線に乗車し、約20分。吉池神社前停留所で下車。





ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2021.05.09 | 最終更新:2021.05.09 |カテゴリ: 大分県

呼子から10分!加部島で絶景ドライブを楽しもう!(佐賀県唐津市)

加部島

今回は佐賀県の加部島を紹介します!

…ところで加部島ってご存知でしょうか?



加部島は佐賀県北部、唐津市にある離島。イカや朝市で有名な呼子の沖合約500mの場所に浮かぶ島で、九州本土から橋を渡って訪れることができます。唐津市には8つの離島がありますが、その中では唯一架橋されている島で、最もアクセスしやすい島だと言えるでしょう。

ガイドマップ等にもあまり掲載されておらず、一見地味な加部島ですが、訪れてみると素晴らしい絶景を楽しむことができました。

そこで、この記事では加部島への行き方に加え、加部島の絶景ポイントを3つご紹介したいと思います。

当ブログでは、呼子で食べられるイカの活造りについても書いていますので、併せてご覧ください。

イカの町、呼子!2月にイカの活造りを食べに行ってみた(いか本家本店@佐賀県唐津市)

佐賀県北部にある港町、呼子(よぶこ)。イカや朝市で有名な町なので、名前を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。 2019年2月。イカの本場、呼子に行く機会に恵まれたので、人気店の「いか本家本店」でイカ料理を堪能してきました。 この記事では、冬場に呼子で食べられるイカ、「いか本家本店」の情報、人気メニューのイカ活造りについてお伝えしたいと思います。 ■この記事の目次 1.呼子のイカの旬は一年中!冬は...







加部島への行き方

車でのアクセス

西九州道唐津ICから約40分

長崎道多久ICから約1時間


加部島

呼子郊外の国道204号線から「呼子大橋」という案内標識を頼りに北へ。全長約730mの呼子大橋を渡ると加部島に到着します。


バスでのアクセス

①JR唐津線の西唐津駅から昭和バスの路線バス「呼子線」に乗車し、約30分。「呼子」で下車。

②「呼子」からジャンボタクシー「呼子・加部島線」に乗車し、約10~20分で加部島各所に到着。


【参考】昭和バス(トップ>運賃・乗換・時刻表検索)




絶景ポイント① 風の見える丘公園

加部島

まず最初に紹介するのは風の見える丘公園。小高い丘の上にある公園で、展望台や土産屋があります。


加部島

バスも停められるくらいの広い駐車場が完備されています。

それ程多くの人が訪れる場所です。加部島を訪れる観光客のほとんどがここに立ち寄ると言っても過言ではないでしょう。


加部島

これが風の見える丘公園の展望台からの眺望です。

南には加部島に来る際に渡った呼子大橋の美しい姿が見えます。さらに、呼子大橋の向こうに広がるのは、呼子地区と名護屋地区を隔てる細長い湾、名護屋浦。逆光で少し見えにくいですが、名護屋浦を一跨ぎにする名護屋大橋も見えています。


加部島

南東には呼子の市街地。岸壁に沿って港町が広がっているのが、よく見えますね。


加部島

北側を見ると、加部島全体を見渡すことができます。のっぺりとした平坦な島で、パッチワークのような畑が広がっています。島では甘夏や野菜などの栽培が行われているようです。

海を挟んだ先に見えている島は、唐津市にある離島の1つ、小川島。呼子港から定期船で向かうことができます。




風の見える丘公園はこちらにあります。加部島に入って最初に現れる観光名所なので、是非立ち寄ってみてください。売店があるため、加部島のお土産を買いたい場合もこちらがおススメです。




絶景ポイント② 加部島の一本道

続いて紹介するのは加部島の一本道。その名のとおり、“ただの道”です。観光施設も特にない“ただの道”。


加部島

こちらが加部島の一本道です!

畑の中をまっすぐに突っ切る一本道。見通しがすこぶる良く、爽快です!アップダウンがあるため、北海道にある「ジェットコースターの路」のようでもあります。さすがに北海道程のスケールはありませんが、この直線が島の全長の約半分と考えると、なかなか凄いのではないでしょうか。


加部島

島の北側から見ると、こんな感じです。北側からの眺めもなかなかですが、個人的には南側から見た一本道の方が素晴らしいと思います。




加部島の一本道はこちらにあります。呼子大橋で加部島に入り、最初の突き当りを左折すれば、あとは道なりに進めばOK。駐車場はないため、路肩にちょっと停車し、素早く写真撮影をするのが良いと思います。周囲の畑に立ち入ったり、農作業の妨げにならないように注意しましょう。




絶景ポイント③ 杉ノ原放牧場

最後に紹介するのは、加部島の北側の海岸沿いにある杉ノ原放牧場


加部島

こちらが杉ノ原放牧場です!

ここにあるのは海、草原、灯台、そして牛だけ。牧歌的で、開放感のある海岸です。ここは、加部島の北端にあたるツイタ鼻という岬。岬の周辺が放牧場として整備され、結果としてこのような美しい風景が生まれました。

風に吹かれながら、のんびりと草を食む牛や穏やかな海を眺めているだけで、とても癒されます。


加部島

杉ノ原放牧場からは加唐島小川島など、唐津近海の離島だけでなく、約20km離れた壱岐島まで見渡すことができます(上の写真の右側の島が加唐島、左側が松島。加唐島と松島の間の水平線付近に見える島影が壱岐島です)。

放牧場の周りは散策路になっているので、のんびりと散歩するのも良いと思います。




杉ノ原放牧場があるのはこちら。先ほど紹介した加部島の一本道を通り抜け、「活魚料理 かべしま」という看板に従って北を目指すと到着します。


加部島

「活魚料理 かべしま」の手前に広大な駐車場があります。この駐車場より奥にも駐車場はありますが、すれ違いができない細い道を通る必要があるため、「かべしま」手前の駐車場を利用するのがおススメです。歩く距離も大して変わらないですしね。




唐津市には他にも見どころがたくさん

佐賀県唐津市は意外と広く、魅力的な名所やグルメがたくさんがあります。このブログでも紹介しているので、ご覧いただければ幸いです。

イカの町、呼子!2月にイカの活造りを食べに行ってみた(いか本家本店@佐賀県唐津市)

佐賀県北部にある港町、呼子(よぶこ)。イカや朝市で有名な町なので、名前を聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。 2019年2月。イカの本場、呼子に行く機会に恵まれたので、人気店の「いか本家本店」でイカ料理を堪能してきました。 この記事では、冬場に呼子で食べられるイカ、「いか本家本店」の情報、人気メニューのイカ活造りについてお伝えしたいと思います。 ■この記事の目次 1.呼子のイカの旬は一年中!冬は...


鏡山展望台は虹の松原や唐津城を一望する絶景スポット!(佐賀県唐津市)

佐賀県第二の都市、唐津市。ここには日本三大松原として有名な虹の松原があります。 虹の松原とは唐津湾沿いに広がる松林のことで、幅約500 m、長さ約4.5 km の範囲に、約100万本もの松が生えています。17世紀頃、元々自然林だったところに、当時の藩主である寺沢氏が、防風林、防砂林として植樹を行い、このような大規模な松原が誕生しました。 こちらが虹の松原です。 虹の松原の中には道路が通っており、気軽に訪れること...


佐賀県唐津市の観音の滝へ行ってみた 遊歩道の情報・行き方も紹介

佐賀県北部の都市、唐津市。佐賀県第二の都市で、海に面した港町というイメージが強い町です。 そんな唐津市ですが、内陸部は意外と山深く、美しい渓流や滝を観ることができます。今回は唐津市にある佐賀県を代表する滝、観音の滝を紹介します。 この記事では、観音の滝の遊歩道の紹介、橋から見る観音の滝、さらには観音の滝へのアクセス方法などについてお伝えできればと思います。 ■この記事の目次 1.佐賀県唐津市(旧七...



ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2021.02.25 | 最終更新:2021.02.25 |カテゴリ: 佐賀県

本土最南端、佐多岬 遊歩道と展望台、アクセス方法などについて紹介(鹿児島県南大隅町)

佐多岬

鹿児島県佐多岬。

鹿児島県南大隅町にある岬で、「本土最南端」の地として知られています。「本土」とは、すなわち北海道、本州、四国、九州の4島を指します(法律によっては沖縄本島も「本土」として定義されています)。

難しい話はさておき、佐多岬は「北海道、本州、四国、そして九州の4島の中で一番南に位置する場所」ということになります。

ちなみに本土の東西南北端は以下のとおり。

最北端:宗谷岬(北海道)

最南端:佐多岬(鹿児島県)

最東端:納沙布岬(北海道)

最西端:神崎鼻(長崎県)


「本土最南端」というだけでも旅好きにとっては甘美な響きですが、佐多岬の魅力はそれだけではありません。岬からの絶景や周辺の大自然もまた非常に素晴らしいんです!

この記事では、佐多岬の魅力や遊歩道、アクセス情報などについて紹介したいと思います。






本土最南端、佐多岬



2つの半島を有し、二股に分かれた鹿児島県。今回紹介する佐多岬は、錦江湾を挟んで東側にある大隅半島の先端に位置する岬です。先述したように、本土最南端の岬として有名です。

太平洋と東シナ海の境界を成す大隅海峡に面しており、30~40km沖合には種子島や馬毛島、三島村の竹島、薩摩硫黄島などの島々が点在しています。まさに最果ての地に相応しいロケーションを誇っているのです。

岬とその周辺は霧島錦江湾国立公園の一部となっており、岬一帯はソテツの自生地となっています。ソテツと言えば、国内では主に九州以南で見られる植物。そんな岬の植生を見ながら歩き、南国ムードを楽しむのも良いですね。




佐多岬への遊歩道

佐多岬

佐多岬の先端までは車道が通じていないため、駐車場から遊歩道を歩く必要があります。駐車場から約15分の道のり。

以前は森の中を通る、階段等もあるアップダウンが多い道でしたが、2019年3月、佐多岬周辺のリニューアル工事が完了し、バリアフリーに対応した遊歩道に生まれ変わりました。今では老若男女問わず、気軽に岬を目指すことができるのです。


佐多岬

駐車場から岬へ向かう場合、まずはこちらのトンネルをくぐる必要があります。以前はトンネル内に料金所が設置されており、佐多岬へ向かう人は必ず入園料を払うことになっていました。現在では無料開放されています。


佐多岬

トンネルを抜け、遊歩道を歩いて岬へと向かいます。リニューアル工事が完了している遊歩道は、ご覧のように素晴らしい整備状況。段差もなく、坂も緩やかなので快適に歩くことができます。地形的には険しい場所ですが、徹底的にバリアフリー化がされていました。


佐多岬

現在の状況は分かりませんが、2019年10月に訪れた時には以前の遊歩道も残されていました。こちらは階段もアップダウンも多い道ですが、鬱蒼とした森の中を通っているので南国ムード満点!所要時間自体はそれ程変わらないので、行きと帰りでルートを分けるというのも良いかもしれませんね。




佐多岬の展望台

佐多岬

駐車場から出発して約15分、佐多岬の展望台に到着しました。灯台を思わせる真っ白な展望台。中にはガラス張りの展望室があり、屋上にも展望台があります。リニューアル工事によって誕生した新しい展望台です。


佐多岬

佐多岬

こちらが佐多岬展望台からの眺望です。

アルプスの稜線の如き険しい尾根がプッツリと途切れ、海に没しています。まさしくここが本土最南端の地。右を見ても左を見ても大海原!地球を丸く感じることができます。

岬から手が届きそうな所に巨大な岩塊からなる島があり、その頂上に佐多岬灯台が建っています。島の名は大輪島と言うのだそうです。


佐多岬

東側の眺めはこんな感じ。こちらにも枇榔島という無人島が浮かんでいます。

海の色が非常に美しいですね。佐多岬周辺はダイバーにも人気が高い海なのだそうです。


佐多岬

南西の方角にはうっすらと島影が見えていました。鹿児島県三島村にある有人島、竹島です。

条件が良ければ、薩摩硫黄島や種子島なども見えるのだそうです。





九州最南端の神社、御崎神社

佐多岬

岬へ向かう途中には御崎神社があります。九州最南端の神社であり、五穀豊穣や商売繁盛、縁結び、安産祈願にご利益があるそうです。

遊歩道の途中に位置しているので、佐多岬と併せて訪れてみてはいかがでしょうか。




佐多岬へのアクセス・駐車場情報



地図をご覧いただければ分かるように、佐多岬は九州の端っこにあり、鹿児島県内の各都市からも離れているため訪れるのはなかなか大変。また、大隅半島には鉄道や空港がないため、公共交通機関で訪れる場合は必然的にバスを利用することになります。その路線バスの本数も少ないことから、公共交通機関で旅をしている方にとっては到達難易度がかなり高い岬と言えるでしょう。


車でのアクセス

東九州道鹿屋串良JCTから県道68号線、国道269号線などを通って約1時間40分

■鹿児島市内から桜島フェリーで桜島へ。桜島から国道220号、269号線などを通って約3時間

 ※桜島フェリーは15分おきに運航(夜間は減便)


佐多岬

岬へ向かう遊歩道の手前に約30台が停められる駐車場があります。駐車場の前には売店も併設された観光案内所、公衆トイレがあります。

350台が停められる第2駐車場もありますが、遊歩道の2km程手前と、かなり離れているので注意が必要です。



観光周遊バスでのアクセス

先述しましたように、佐多岬へ公共交通機関で訪れる場合、バスの利用が必須となります。

バスで佐多岬を訪れたい場合は、観光周遊バスがおススメ。南大隅町の中心部である根占港を出発し、南大隅町内の景勝地(佐多岬と雄川の滝)を巡り、根占港へと戻るという観光客向けのバスです。ただし、以下の点に注意する必要があります。

①運行が1日1便であること
②発着地の根占港には、自力(以下の2つの方法が考えられます)で行く必要があること。
 ■指宿市の山川港からフェリーなんきゅうで根占港へ
 ■鹿屋市から路線バスで根占港へ

【参考】南大隅町公式HP(トップ>観光>レジャー・スポーツ)
 

路線バスでのアクセス

路線バスでのアクセスも可能ですが、ダイヤの関係上日帰りで訪れることができず、さらにはバス停から片道約6kmの道を歩く必要があります。

体力と時間に余裕がない方以外にはおススメできない手段です。

【参考】南大隅町公式HP(トップ>暮らし>交通>バス)


ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2021.01.30 | 最終更新:2021.01.30 |カテゴリ: 鹿児島県

筑後川昇開橋 福岡県側、佐賀県側の両方からアプローチしてみた(福岡県大川市・佐賀県佐賀市)

筑後川昇開橋

九州地方最長を誇る大河、筑後川。源流である阿蘇山から熊本、大分、福岡、佐賀の4県を流れ、有明海へと注ぐ川です。

水量が豊富な川で、福岡県と佐賀県の県境を成す下流部は、非常に広い川幅となっています。そんな筑後川の下流部には、国の重要文化財に指定された橋が架かっています。

それが筑後川昇開橋

筑後川昇開橋は県境を流れる筑後川下流に架かる橋で、福岡県側、佐賀県側の両方から渡ることが可能です。他の橋とは一風変わった橋なので、その魅力をお伝えしたいと思います。






筑後川昇開橋とは?


筑後川昇開橋は筑後川の下流、福岡県大川市佐賀県佐賀市との間に架かる県境の橋です。下流故に川幅が広く、この橋も全長507mという長大な橋になっています。

筑後川昇開橋は、鹿児島本線の瀬高駅(福岡県みやま市:当時は瀬高町)と長崎本線の佐賀駅を結ぶ国鉄佐賀線の橋として建設されました。


筑後川昇開橋

こちらが筑後川昇開橋です。橋の中央辺りに赤い塔のような物が2つ建っているという、少し変わった構造をしていますよね。この構造こそがこの橋最大の特徴なんです。

「筑後川“昇開”橋」という名前のとおり、橋の一部がエレベーターのように持ち上がるのです!当時、筑後川は船の往来も盛んで、大型船が橋の下を通れるようにするため、このような構造になったのだそうです。このような橋を「昇降式可動橋」と呼びます。

国鉄佐賀線は残念ながら1987年に廃線となり、この橋も解体されることになっていました。しかし、橋を残して欲しいという地元の声もあり、遊歩道として保存されることになり、現在に至っています。




福岡県大川市側からのアクセス



筑後川昇開橋を福岡県側からアプローチするためには、福岡県大川市の筑後川昇開橋展望公園を目指しましょう。


筑後川昇開橋

川沿いの住宅街にある筑後川昇開橋展望公園。大型バスも停められる広い駐車場があります。ここにはかつて、国鉄佐賀線の筑後若津駅があったようです。


筑後川昇開橋

筑後川昇開橋

駐車場のすぐ近くにある階段を登ることにより、筑後川昇開橋の上(=国鉄佐賀線の廃線跡)にアプローチすることができます。


車でのアクセス

有明海沿岸道大川東ICから約10分

九州道八女ICから約30分

長崎道東脊振ICから約30分


バスでのアクセス

西鉄柳川駅から西鉄バス佐賀柳川線に乗車して約20分。「大川橋」停留所で下車し、徒歩10分。

佐賀駅バスターミナルから西鉄バス佐賀柳川線に乗車して約25分。「大川橋」停留所で下車し、徒歩10分。





佐賀県佐賀市側からのアクセス


佐賀県側からアプローチする場合、佐賀県佐賀市(旧諸富町)の橋の駅ドロンパを目指しましょう。


筑後川昇開橋

橋の駅ドロンパは、筑後川の堤防の袂にある「道の駅」的な施設。物産コーナーなどがあり、地元産の野菜やお総菜などを購入することができます。


筑後川昇開橋

筑後川昇開橋は橋の駅ドロンパのすぐ裏手にあるため、気軽に立ち寄ることができます。


筑後川昇開橋

なお、橋の駅ドロンパがある場所には、かつては国鉄佐賀線の諸富駅がありました。駅名標や遮断機などが再現されています。


車でのアクセス

有明海沿岸道大川東ICから約15分

九州道八女ICから約30分

長崎道東脊振ICまたは佐賀大和ICから約30分


バスでのアクセス

佐賀駅バスターミナルから西鉄バス佐賀柳川線に乗車して約20分。「諸富橋」停留所で下車し、徒歩10分。

西鉄柳川駅から西鉄バス佐賀柳川線に乗車して約25分。「諸富橋」停留所で下車し、徒歩10分。





筑後川昇開橋を渡り、実際に橋が上がるところを見てみよう

せっかくなので、実際に橋を渡り、橋が上昇するところを見てみましょう。


筑後川昇開橋

橋の入口には「昇開橋稼働時間表」が掲示されています。ここには、何時に橋が上昇し、何時に下降するか、そして何時から何時までが通行可能かが書いてありました。年末年始と月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日)以外は、毎日30分おきに昇降を繰り返しているようです。


筑後川昇開橋

ただし、多客期は必ずしもこのスケジュールどおりでないこともあるようです。僕はお盆休みに訪れたのですが、地元スタッフの方が常駐していて、客が来るたびにサービスで橋を昇降させていました。

上の写真は、見物客が集まってきたので、一旦橋を通行止にし、昇降させている様子です。


筑後川昇開橋

上昇前の様子です。普通に渡ることができます。路面が鉄になっている部分が、昇降する部分ですね。

上昇前に、スタッフの方が安全確認のうえ、昇降する部分を両側からロープで封鎖します。


筑後川昇開橋

「ウウウウウ」という低いモーター音を響かせながら、ゆっくりと橋が上昇してきました。思ったよりも大きな音ではないですね。


筑後川昇開橋

上昇後の様子がこちら!

先ほどまで目の前にあった路面が消え、眼下の川面が見えています。路面が見上げる程の高さまで上昇し、無骨な鉄骨がよく見えました。

今回は数mの上昇でしたが、最大23mまで上げることができるようです。


筑後川昇開橋

実際に大型船が橋の下を通る様子を見たかったのですが、通ったのは小型のボートのみでした。この橋が現役であった頃と比べると、周辺の道路網もかなり整備され、水運の需要が減ったということでしょう。


筑後川昇開橋、実際に動く昇降式可動橋を間近で見られる素晴らしいスポットでした。是非とも足を運んでみてください。


ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2020.09.16 | 最終更新:2020.09.16 |カテゴリ: 福岡県

| PAGE-SELECT | NEXT