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福岡市西区にある人気店でごぼう天入りの博多うどんを食べた(めい泉@福岡県福岡市)

博多うどん

今回は博多うどんを紹介したいと思います。

博多と言えばラーメンが有名ですが、実はうどん熱も高い土地なんです。博多のうどんはコシが弱めで、柔らかい麺ということで知られています。コシが強く噛み応えがある讃岐うどんとは対極の存在と言えるでしょう。

元々コシが強い讃岐うどんが好きだった自分としては、正直なところ柔らかい博多うどんはあまり食指が動きませんでした。しかし、実際に博多うどんを食べてみたところ、これまでの自分の「うどん観」が音を立てて崩れ去たのです。実際に食べた博多うどんはとても美味しく、僕はその食感の虜になったと同時に、これまで色眼鏡で見ていた自分を恥じました。

…というわけで、讃岐うどん好きにも自信を持っておススメできる博多うどん!今回は福岡市西区にある「めい泉」さんでいただいてきました。今回はその魅力と、「めい泉」さんのメニューやアクセス情報を紹介していきたいと思います。






福岡市西区にある人気店、めい泉



今回訪れたのは、福岡市西区にあるうどん専門店「めい泉」。福岡市の西の端、糸島市との境界付近にあるお店です。


博多うどん

めい泉があるのは、国道202号線のバイパス沿い。典型的な郊外型のロードサイド店舗で、GU、Seriaやココ壱番屋など、全国でもお馴染みのチェーン店と同じ区画に店を構えています。お店自体はココ壱番屋の建物の一番端にあり、少し分かりにくいかもしれません。

入店したら、まずは券売機で食券を買いましょう。

店内は細長ーい造りで、かなり奥行きがあります。長ーいカウンターと2人がけのテーブル席。夕方に訪れたため、比較的空いていました。




めい泉の看板メニュー、肉ごぼう天うどんを食べてみた

博多うどん

こちらがめい泉の肉ごぼう天うどんです!

博多うどんと言えば、ごぼう天は人気のトッピングの1つ。この店においてもメニューの筆頭に掲載される程のメニューです。

まず、目を引くのが丼からはみ出す程大きなごぼう天。巨大なごぼう天が7~8本もトッピングされています。食べてみるとザックザクな食感で美味い!つゆに浸して、衣をふやかして食べるのも良いものです。ごぼうの香りもたまりませんね。

そして主役のうどん。食べてみて衝撃を受けました。柔らかくてモッチリとした麺。これは美味いですね。これまで固めでコシの強いうどんばかりを追い求めてきましたが、柔らかなうどんの良さを初めて認識しました。

つゆは上品な感じのあっさりしたもの。甘めの味付けの肉も良い味を出していますね。

大満足な一杯でした!




めい泉のメニュー

めい泉のメニューを紹介します。先述したとおり、この店は入口の券売機で食券を買うことになっていますが、各席にもメニューが置いてあり、追加注文をすることが可能です。


博多うどん

こちらがめい泉のメニューです。

うどんは大きく「温かいうどん」(かけうどん)とぶっかけうどん、釜揚げうどんの3つに分けられます。博多らしくごぼう天や丸天(練り物を揚げたもの)が載ったうどんがありますね。

とり天、丸天、ごぼう天、穴子天や肉などのトッピングメニューも充実しており、自分好みにカスタマイズすることが可能です。とり天親子丼、天丼、ロースかつ丼、各種ミニ丼、いなり寿司など、ご飯ものもあります。




めい泉へのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

①福岡市方面からの場合

 西九州道今宿ICから国道202号線を通って約5分

②唐津市、糸島市方面からの場合

 西九州道周船寺ICから国道202号線を通って約3分(Uターンの必要有)




駐車場はGUやSeria、ココ壱番屋と共用のものとなっています。郊外型店舗らしく、非常に広大なものです。


鉄道でのアクセス

■JR筑肥線周船寺駅から約1km。徒歩で15分。



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|投稿:2022.04.27 | 最終更新:2022.04.27 |カテゴリ: 福岡県

八角トンネル 不思議な形の廃線トンネルに行ってみた(熊本県美里町)

八角トンネル

熊本県中部にある美里町。山に囲まれた自然が豊かな町ですが、ここには一風変わった形状のトンネルがあります。

それが今回紹介する八角トンネルです。


八角トンネル

こちらが八角トンネルです!

その名の通り、見事に八角形!しかもいくつも連なっています。こんな風変わりな形状の建造物は初めて見ました。

この記事では八角トンネルの解説に加え、アクセス方法などについても紹介したいと思います。






廃線となった熊延鉄道の遺構、八角トンネル

八角トンネルは、1964年に廃線となった熊延(ゆうえん)鉄道のトンネル…、正確に言えば落石避けのための洞門です。熊延鉄道は熊本市の南熊本駅と砥用町(現在の美里町)にある砥用駅を結んでいた、約30kmの鉄道。元々は、その名が示す通り、熊本市と宮崎県延岡市を結ぶことを目的に建設されたそうです。しかし、九州を横断し、県境を越えて延岡まで開通することは叶わず、熊本県内で完結する鉄道として営業していました。



今回紹介する八角トンネルがあるのは、終点駅の砥用駅よりも少し手前にある佐俣駅跡の近く。ちょうどこの辺りは川沿いの崖っぷちを通っていたため、落石から鉄道を守るため、洞門が建設されました。

その洞門が八角トンネルです。

何故八角形なのか、何故洞門が1つに繋がっていないのか、謎が多い遺構ですが、建設費削減のためという説が濃厚なようです。




八角トンネルへのアクセス

車でのアクセス

九州道松橋ICから国道218号線、国道443号線を経由して約15分




八角トンネルへ行くためには、国道443号線小筵大橋(国道218、443号線の交差点のすぐ北東にある橋)の北側から分岐する小道に入っていきます。目立った目印もないので、見落とさないように注意が必要です。

この小道に入ったら、150m程で目的地に到着します。


バスでのアクセス

鹿児島本線松橋駅前から九州産交バス砥用中央行き路線バスに乗り、約30分。「小莚」停留所で下車。バス停から徒歩10分程度。

■熊本市の桜町バスターミナルから熊本バスの辺場経由砥用または浜町行きの路線バスに乗り、約1時間。「二俣橋」停留所で下車して徒歩5分。





八角トンネルの駐車場

八角トンネル

国道443号線から小道に入り150m程進むと、左側に空き地が現れます(上の写真は逆方向から撮影したものなので、小道の右側に空き地があります)。こちらが八角トンネルの駐車場です。明確な看板があるわけではありませんが、Googleマップなどを見る限り、こちらが八角トンネルの駐車場と言うことで間違いないでしょう。

こちらの駐車場、熊延鉄道の廃線跡を利用したものです。つまり、この駐車場の延長線上に八角トンネルがあるわけです。




八角トンネルを歩いてみた

八角トンネル

駐車場から八角トンネルまでは、200m程の距離。廃線跡を歩いてアプローチします。車が入れないようにコーンが設置されていますが、綺麗に刈り払われた道で、歩く分には全く問題がない道です。


八角トンネル

駐車場から100m程歩くと、両側を斜面に囲まれた道になります。今にもカーブの向こうから汽車が走ってきそうな、そんな雰囲気を持つ道ですね。

そして、トンネルの気配がしてきました…!


八角トンネル

八角トンネルに到着!

先ほど述べましたが、これは落石から鉄道を守るための洞門であり、トンネルではありません。八角形という非常に珍しい形をしており、さらにはそんな洞門が7つ連続するという、特異な光景となっています。

ちなみに「八角形 トンネル」と画像検索してみましたが、この八角トンネルしかヒットしませんでした。やはり全国的に見ても珍しい存在なのでしょう。


八角トンネル

実際に内部を歩いてみました。真下を歩いてみると、洞門と洞門の隙間が意外と広いことが分かります。外からの光が洩れてきて美しい半面、落石避けとして「これで良いのかな…」とも思ってしまいますね。まぁ素人考えですが…。


八角トンネル

こちらが駐車場とは逆側(東側)から見た八角トンネル。

緑の木々や苔が洞門を彩っており、非常に美しいですね。廃止から約60年経っているわけですが、まるで遺跡のような神々しさすら感じました。

非常に美しいうえ、気軽に訪問することが可能なので、是非とも立ち寄ってみては如何でしょうか。


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|投稿:2022.03.29 | 最終更新:2022.03.29 |カテゴリ: 熊本県

西海橋公園 西海の丘 新旧西海橋と針尾送信所を一望できる展望台(長崎県西海市)

西海の丘

今回は、長崎県西海市にある西海の丘(西海橋公園)を紹介します。



西海の丘(西海橋公園)は、西海市がある西彼杵半島佐世保市針尾島との間を隔てる海峡、針尾瀬戸を見下ろす展望公園。

針尾島は大村湾と佐世保湾の間に位置する島で、ちょうど「大村湾に蓋をする」ような形で存在しています。九州本土と一体化しているように見える針尾島ですが、れっきとした島。地図では分かりにくいですが、針尾島の東西には島と本土とを隔てる狭い海峡があります。東側の海峡が「早岐瀬戸」、西側の海峡が「針尾瀬戸」。今回紹介する「西海の丘」は、針尾瀬戸に面した公園です。



長崎県は海岸線が長い都道府県として知られていますが、西海の丘からは半島、島そして湾が複雑に絡み合う、いかにも「長崎県らしい」風景を見ることができます。さらにこの場所は、県庁所在地である長崎市と、県第二の都市である佐世保市を結ぶ最短ルートに位置する交通の要衝。そのため、この海峡には道路橋が2本も架かっており、その橋もまた景色に花を添えているのです。

自然と人工物が融合した絶景が楽しめる西海の丘。意外にも穴場であり、訪れた時は比較的空いていました。今回はそんな西海の丘の展望台や駐車場、アクセスなどについて解説していきたいと思います。






西海の丘 展望台から針尾瀬戸と針尾送信所を眺める

西海橋と新西海橋

西海の丘

こちらが西海の丘の展望台からの眺めです!

とても美しい景色。それと同時に、人間が土木技術を結集させて大自然に挑んでいく熱さを感じることができる景色です。


西海の丘

情報量が多いので、写真に情報を加えてみました。

一番手前の陸地が九州本土(西彼杵半島)、写真中央にある陸地が針尾島、奥に連なる山々が九州本土です。そして西彼杵半島と針尾島の間にある海が針尾瀬戸、右側に広がる海が大村湾です。

針尾瀬戸には橋が2本架かっています。向かって左側が有料道路である西海パールラインの新西海橋、右側が国道202号線の西海橋です。


西海の丘

1955年に完成した国道202号線の西海橋。完成当時は、固定アーチ橋としては世界第3位の長さを誇る大規模な橋でした。高い技術が詰め込まれているだけでなく、美しさも兼ね備えた橋で、2020年には国の重要文化財にも指定されています。


西海の丘

こちらは2006年に完成した新西海橋。有料道路である西海パールラインの途中にある橋で、こちらは片側2車線となっています。西海橋のバイパス的な存在の橋。西海橋とは形状が異なりますが、こちらも非常に美しい橋ですね。


針尾送信所の電波塔

西海の丘の展望台からは、もう1つ気になるモノが見えます。


西海の丘

針尾島に聳え立つ3本の塔…。

これは、1922年に旧海軍の手によって建設された無線電信施設、針尾送信所の電波塔。高さ約130m。長崎県内で最も高い建造物であると同時に、戦前に建てられた塔としては日本一の高さを誇ります。現在では電波塔としての役割は終えていますが、国の重要文化財として保存活動が行われているそうです。

この針尾送信所の電波塔も、西海の丘から見られる特異な光景の1つですね。




西海の丘の駐車場

西海の丘

西海の丘には、約50台が停められる広々とした駐車場が完備されています。駐車場の脇には、比較的綺麗な公衆トイレも。典型的な郊外の公園という感じです。


西海の丘へのアクセス

車でのアクセス

西九州道佐世保大塔ICから国道202号線、西海パールラインを通って約20分

■長崎市街地から国道206号線等を経由して約1時間15分



上のストリートビューは、西海パールラインの小迎ICのすぐ北に位置する交差点。この交差点で国道202号線から離れ、左折します(西海橋方面から来た場合は右折)。交差点の手前に「西海橋公園(西海の丘)」と書かれた案内板がありますので、分かりやすいと思います。

この交差点から公園までの間にも右左折する箇所がありますが、基本的に案内板が付いているので、見落とさなければ公園に辿りつくことができると思います。逆に看板を見落としてしまうと非常に分かりにくい場所になるので要注意です。


バスでのアクセス

佐世保駅前から西肥バスの西海橋西口行きに乗り約40分。終点の「西海橋西口」停留所で下車。バス停から徒歩10分程度。



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|投稿:2022.02.18 | 最終更新:2022.02.18 |カテゴリ: 長崎県

鶴御崎 九州最東端の岬は豊後水道の大パノラマが広がる絶景の岬だった(大分県佐伯市)

鶴御崎

岬って良いですよね。我々旅人はついつい「端っこ」を目指してしまう生き物。岬へと向かう道中も楽しいですし、岬からの絶景もまた魅力的なのです。

2021年のGW、九州最東端の岬鶴御崎へ行ってきました。




鶴御崎大分県佐伯市にある岬。九州本土から東に向けて突き出した鶴見半島の先端に位置しています。豊後水道に面しており、四国まで約30kmという近さです。


今回は「九州最東端」に立ってみたいという好奇心で鶴御崎を訪れてみましたが、予想以上に景色が素晴らしく、とても感動しました。この記事では鶴御崎の絶景ポイント、駐車場などの情報をお伝えしたいと思います。






鶴御崎 おススメは鶴御埼灯台と鶴御崎自然公園展望ブリッジ

鶴御崎

豊後水道に突き出した半島の先端にある鶴御崎。この記事では、絶景が楽しめるポイントを2つ紹介します。それが上の地図でも示した①鶴御埼灯台、②鶴御崎自然公園展望ブリッジ


鶴御崎

鶴御埼灯台は鶴見半島の先端に建つ灯台。まさしく九州本土で最も東に位置する場所です。

ここの魅力はただ九州の最東端にあるだけというわけではありません。海抜約200mという高所に建っているため、景色が素晴らしいのです。その魅力については次章で紹介したいと思います。


鶴御崎

もう1つ訪れていただきたいのが、鶴御崎自然公園展望ブリッジ

鶴御埼灯台より少し西、海抜約250m程の尾根の上にある展望台です。その名のとおり橋のような形をした展望台…というよりも橋そのもの。遮るもののない尾根上にあるため、そこからの景色はまさに絶景と言えるでしょう。

駐車場からは少し離れていますが、是非ともおススメしたいスポットです。




絶景ポイント① 鶴御埼灯台

灯台からの絶景

まずは鶴御埼灯台とその周辺からの景色をご紹介します。


鶴御崎

灯台の東側には海に向かって迫り出した展望台が設置されています。


鶴御崎

展望台から見えるのは、遥か眼下に広がる大海原。そして鶴見半島を構成する険しい海岸線。視界いっぱいに広がる大パノラマは圧巻です。写真には写りませんでしたが、愛媛県の佐田岬半島や日振島、高知県の沖の島などを見ることができました。


鶴御崎

灯台の傍らには、かなり古そうなコンクリート造りの建造物があります。これは日清戦争の際に建造された大日本帝国海軍の望楼(物見やぐら)。鶴御崎は豊後水道の入口にあたり、軍事上重要な拠点として、このような望楼だけでなく砲台も建造されたのだそうです。


駐車場

鶴御崎

駐車場は灯台から約200m程の場所にあります。比較的広い駐車場で、30台以上は停められると思います。自動販売機、公衆トイレが設置されていました。


灯台への道

鶴御崎

駐車場から灯台までは木々が生い茂る舗装路が続きます。そこまでのアップダウンもなく、2~3分で灯台に着きました。




絶景ポイント② 鶴御崎自然公園展望ブリッジ

展望ブリッジからの絶景

鶴御崎

鶴御崎にはもう1つおススメしたい絶景スポットがあります。岬近くの尾根上にある鶴御崎自然公園展望ブリッジです。尾根の上に橋状の展望台が聳え立っています。


鶴御崎

展望ブリッジに登ってみました。ほぼ360度広がる大パノラマは圧巻!歩いていて非常に清々しい橋(?)です。


鶴御崎

展望ブリッジから眺めた鶴御崎と灯台。個人的にはここが鶴御崎のベストビューポイントですかね。鬱蒼とした森に覆われた半島の先にポツンと佇む孤高の灯台。どこまでも青い大海原。ポスターにしたいくらい素敵な景色でした。


鶴御崎

こちらは展望ブリッジから南西方向の景色。宮崎県日向市あたりまで続くリアス式海岸、日豊海岸を眺めることができます。

どちらの方角を眺めても絵になる風景。心行くまで、展望ブリッジからの景色を堪能しました。


駐車場

鶴御崎

鶴御崎灯台の駐車場の1km程手前に展望ブリッジの登り口があり、そこに広い駐車場があります。写真のような「360度の大パノラマ 展望ブリッジ 登り口」という大きな看板があるので、見落とすことはないでしょう。


展望ブリッジへの道

鶴御崎

駐車場から展望ブリッジまでは7~8分程。写真のような山道を登っていく必要があります。そこまで険しい道ではないですが、階段が続くので少し息が切れるかも。訪れる場合は歩きやすい靴を履いていくようにしましょう。




鶴御崎へのアクセス

車でのアクセス

東九州道佐伯堅田ICから県道501、604号線等を経由して約1時間


鶴見半島を通る県道は狭い箇所もあるので、通行には十分にご注意ください。

バスでのアクセス

鶴御崎方面へは佐伯市のコミュニティバス(梶寄線)が運行されています。しかし、土曜日は日帰りが可能なダイヤにはなっておらず、日曜日・祝日は運休するため、公共交通機関でのアクセスは困難です。

【参考】佐伯市(TOP>くらし・手続き>交通)


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|投稿:2022.01.31 | 最終更新:2022.01.31 |カテゴリ: 大分県

冬の浜野浦の棚田を訪れてみた 駐車場情報も紹介(佐賀県玄海町)

浜野浦の棚田

日本の棚田百選」。

1999年に農林水産省によって選定された、全国各地の風光明媚な棚田たちです。棚田ということで、山の多い中部地方に多く分布しているのですが、九州地方もまた棚田が多い地域です。

今回は九州の棚田の中から、一際人気の高い「浜野浦の棚田」を紹介したいと思います。



浜野浦の棚田があるのは、佐賀県北部に位置する玄海町。玄界灘に向かって突き出した東松浦半島の西岸にあります。

僕は、12月2月に浜野浦の棚田を訪れました。本来、棚田の見頃というのは水が張っている田植えの時期(4~5月)、稲穂が青々としている夏、稲が実る秋なので、僕が訪れたのはいずれもオフシーズン。オフシーズンの浜野浦の棚田もなかなか見応えがありました。折角なので紹介したいと思います。






絶景!海に面した谷に広がる浜野浦の棚田

12月の浜野浦の棚田

浜野浦の棚田

こちらが12月の浜野浦の棚田です!

海に面した狭い谷に、ビッシリと棚田が詰め込まれている様は、なかなか他では見られない新鮮な風景です。農閑期と言うことで水は張っていませんし、稲も植わっていませんが、これはこれで絵になる光景ではないでしょうか。

この棚田は全長約1.5kmの浜野浦川が形成した侵食谷に造られたもので、283個もの田が連なっています。その歴史は古く、戦国時代から江戸時代にかけて築かれたのだそうです。加工をしていない自然石による石垣も一部で残っているのだとか。


2月の浜野浦の棚田

浜野浦の棚田

こちらが2月に訪れた時の浜野浦の棚田です。
こちらも同じく農閑期なので、12月の風景とそこまで変化はないですね。


冬の浜野浦の棚田の混雑状況

先述しましたが、浜野浦の棚田の見頃は田んぼに水が張られている4~5月。特に夕暮れ時は夕陽が棚田に映り込み、非常に美しいのだそうです。私はその時期には訪れたことはないのですが、多くの観光客で混雑するようですね。

今回訪れた12月と2月ですが、いずれも空いていました。休日に訪れたのですが、他のお客さんは1~2組だったと記憶しています。のんびりと棚田見物を楽しむなら、空いている農閑期がおススメです。




浜野浦の棚田の駐車場

浜野浦の棚田

浜野浦の棚田の駐車場は、国道204号線沿いの2カ所にあります。棚田の目の前にある第1駐車場と、棚田から100m程の場所にある第2駐車場。僕は空いている時期に訪れたので、第1駐車場に停めることができました。第1駐車場には公衆トイレも完備されています。


浜野浦の棚田

こちらが第1駐車場。そこまで広くはない駐車場で、停められるのは8台程。見頃の時期にはあっという間に満車になってしまいそうですね。第2駐車場は20台以上が停められるようです。


浜野浦の棚田

第1駐車場から棚田の展望台までの道のりが上の地図に赤線で示されています。棚田へ向かうルートは2つ。①国道を横断歩道で横断するルート②国道の下を潜り抜けるルートが用意されています。

距離的には①のルートが近道。②のルートは段差のない、バリアフリーのルートとなっています。




浜野浦の棚田の展望台

浜野浦の棚田

展望台は国道204号線の海側、国道よりも少し低い位置にあります。


浜野浦の棚田

ウッドデッキやベンチ、テーブルなんかが整備されていて、のんびりと棚田が眺められるようになっています。浜野浦の棚田が「恋人の聖地」にも認定されているようで、そういったことも意識した整備なのかもしれません。




浜野浦の棚田へのアクセス

車でのアクセス

西九州道北波多ICから佐賀県道50号、国道204号線を経由して約25分


バスでのアクセス

唐津バスセンターから昭和バスの路線バス有浦線玄海エネルギーパーク」行きに乗車し、約30分。「浜野浦の棚田」停留所で下車。


【参考】昭和バス(TOP>バス時刻表)


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|投稿:2021.12.21 | 最終更新:2021.12.21 |カテゴリ: 佐賀県

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