みそ焼きうどん@一福亭(三重県亀山市)
古くは東海道、そして近代では国道1号線と、日本の大動脈が横切る三重県亀山市。

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三重県と滋賀県を分かつ峠のふもとに位置しており、かつては宿場町として、モータリゼーション到来後はドライバーたちの休憩所として、多くの人々で賑わいました。
トラックドライバーたちに大人気だったのが、ホルモンと野菜に辛みそを絡める、スタミナ満点の焼肉。
〆にうどんを投入して、お腹を満たしたのが、亀山名物のB級グルメ、みそ焼きうどんの始まりだと言われています。
バイパスの開通等でドライバーたちが街に寄らなくなり、一度は衰退したみそ焼きうどん。
2008年に市民グループが町おこしのために、普及を始め、現在では市内の20店舗以上で食べることができます。
今回紹介する、一福亭は東名阪自動車道の亀山パーキングエリア(上り線)内に店を構えています。
大阪、奈良方面から名阪国道を走ってきて、これから名古屋もしくは東名高速を経て関東方面へと向かう際、腰を落ち着かせてガッツリと食べるには最適です。
パーキングエリアではおなじみのフードコートスタイルなので、事前に食券を買う必要があります。
こちらがみそ焼きうどん。
豚バラ肉、キャベツ、もやし、刻みネギというシンプルな具材。
最大の特徴は何といっても甘じょっぱい味噌だれ。
ひとたび口に含んでみると、病みつきになる美味さです。
私が食べたときは、ついつい箸が止まらなくなり、あっという間に平らげてしまいました。
亀山に行った際、また高速道路や国道で亀山を通る際には是非食べてほしい一品です。
各種情報 |
亀山みそ焼き本舗 : みそ焼きうどんの情報はこちらをチェック!
食べログ : 店舗情報、口コミはこちらから。
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|投稿:2015.03.19 | 最終更新:2018.08.16 |カテゴリ: 三重県
温泉が滝を流れ落ちる!川原毛大湯滝の行き方・持ち物など(秋田県湯沢市)
当ブログでは、ワイルドな野湯を幾つか紹介してきましたが、今回はその中でも特に荒々しい野湯を取り上げます。
秋田県湯沢市にある川原毛大湯滝。温泉が流れ落ちる、全国的にもかなり珍しい滝です。
この記事では川原毛大湯滝へのアクセス方法や訪れる際の持ち物などをお伝えしたいと思います。
温泉が滝となって流れ落ちるワイルドな野湯、川原毛大湯滝
こちらが川原毛大湯滝です!
ご覧ください!この荒々しさ!その名のとおり見た目は滝なのですが、ただの滝ではありません。
温泉が流れ落ちており、滝壺で入浴することができる野湯でもあるのです。
温泉自体は滝の上流で湧き出しています。湧き出した地点での温度は、なんと96度!そんな激熱なお湯が沢を流れ、水と混ざり合い、ちょうど適温となって流れ落ちているのが川原毛大湯滝なのです。まさに奇跡のような野湯ですね。
なお、温度調整などしていない「100%自然の温泉」なので、適温で入浴できるのは7~9月の間のみ。また、冬季は積雪のため訪れることはできません。
滝壺に入ってみると、なかなか良い湯加減!これは良い!
しかし、この温泉は世界でも屈指の強酸性温泉。飛沫が目に染みるため、滝に近づくととても目を開けていられません。
複雑な流れが特徴的なこの滝。場所によっては2段に分かれているところがあり、崖の中腹にある滝つぼにも入浴することができます。
ここの滝つぼは決して広くはないですが、高い位置にあるため眺めは格別です。取っ掛かりが多く、比較的登りやすい崖ではありますが、自身が転落したり、石を落下させて他人を怪我させないよう注意しましょう。
川原毛大湯滝へのアクセス
川原毛大湯滝へのアクセスは、少し大変。山道を進んだ先にある駐車場から、遊歩道を15分程歩かなくてはなりません。
まずは駐車場までのアクセスについて、お伝えします。
車でのアクセス・駐車場情報
■湯沢横手道路の須川ICから約40分
須川ICから、秋田県道51号線で小安峡方面へ進み、途中で県道から分かれて山の中へ分け入っていきます。分岐点には案内標識があり、しっかり「川原毛大湯滝」と書かれているので、分かり易いかと。
駐車場は約50台分。比較的広めですが、夏場のハイシーズンは混雑することもあるでしょう。
駐車場にはトイレがあります。川原毛大湯滝周辺にはトイレは無いため、ここで済ませておきましょう。
乗合タクシーでのアクセス
元々は、近くの泥湯温泉まで路線バスが運行されていましたが、残念ながら廃止となってしまいました。そのため、車やバイクでない方は予約制の乗合タクシーを利用する必要があります。
乗合タクシーで、川原毛大湯滝の上流にある川原毛地獄までは行くことができます。川原毛地獄から川原毛大湯滝は、徒歩40分程度です。
■参考:こまちシャトル
駐車場から滝まで
川原毛大湯滝駐車場から川原毛大湯滝までは徒歩で約15分。
整備された遊歩道が続きますが、アップダウンがあるので歩きやすい靴がベストです。
駐車場から滝に向かう途中、ご覧のような沢を渡ります。この沢の下流に川原毛大湯滝があるのです。湧き出したばかりの温泉が流れており、湯気と硫黄の香りが立ち上っています。先述したように源泉の温度が96℃あり、浸かったら火傷では済みません。落ちたりしないよう、注意して進みましょう。
川原毛大湯滝を訪れる際の持ち物
川原毛大湯滝は通常の温泉施設とは違う野湯です。通常の温泉に行く際の荷物に加え、持って行った方が良いものを書き記しておこうと思います。
持ち物① 水着
川原毛大湯滝で入浴する場合は、水着を持っていかれることをおススメします。イメージとしては、「温泉入浴」というよりも「川遊び」に近いです。当然混浴ですね。
簡素ではありますが、男女別の脱衣所が整備されています。水着の着用が義務付けられているわけではありませんが、訪れる人が多いので、水着がおススメです。
持ち物② ゴーグル
先述しましたが、川原毛大湯滝を流れ落ちるお湯は強酸性です。滝壺には飛沫が発生していますが、目に入ると物凄く染みます。快適に過ごすためには、ゴーグルがあった方が良いでしょう。
持ち物③ 貴重品を入れる袋
当然ながら貴重品を入れるロッカーはありません。訪れる人多いため、貴重品を脱衣所に置いておくのは危険です。貴重品は袋などに入れて、目の届くところにおいておくのが良いと思います。
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|投稿:2015.03.13 | 最終更新:2019.05.17 |カテゴリ: 秋田県
矢木沢ダム・奈良俣ダム放流見学【前編】
世の中には様々な趣味を持つ人がおり、それはその人の旅のスタイルにも反映される。
ダム巡りもその一つであり、私自身もにわかではあるものの、旅先にダムがあれば立ち寄ることがよくある。
全国各地のダムも、観光放流を行ったり、ダムカードを配布したり、ダム観光に力を入れているようだ。
そして、全国のダム好きが長らく待ち望んでいたイベントが、2014年5月に行われた。
群馬県にある矢木沢ダム、奈良俣ダムの点検放流である。
矢木沢ダム、奈良俣ダムは群馬県みなかみ町、利根川の上流部に位置する巨大なダム。
今回行われる点検放流は、ダムのメンテナンスのため定期的に行われているもので、毎回多くのダムマニアや観光客が訪れる。
特に矢木沢ダムの点検放流は水量が凄まじいこと、放流を至近距離で見られることが有名で、また今回は4年ぶりの放流となるので、待ち望んでいた人は大勢いるだろう。
私自身、ホームページで放流の情報を知った時は、歓喜に震え、すぐさま現地へ向かう計画を立てた。
ダム好きの友人、あぽろ君にも声をかけたところ、快諾が得られた。
日本一と呼んでも過言ではないような、放流を心待ちにすること約一ヶ月。
放流当日がやってきた。
2014年5月18日(日) |
放流は10時からの予定であるため、朝6時に松本市を出る。
あぽろとは、上越新幹線の上毛高原駅で待ち合わせている。
高速料金をケチるため、長野県から栃木県へと続く、日本ロマンチック街道を快走し、ほぼ時間通りに上毛高原駅に着いた。
8:26
東京から新幹線で群馬入りしたあぽろを拾い、一路矢木沢ダムへ。
矢木沢ダムまでは約1時間の道のりだ。
日本第二の長さを誇る利根川に沿って、山奥へと分け入っていく。
矢木沢ダムの1kmほど手前で、ご覧のとおり渋滞となってしまった。
4年ぶりの放流は、これほどまでに人を集めるのか…。
係員の誘導に従い、一台ずつ縦列駐車していく。
そして車で埋まった山道を、洪水吐へ向かって歩いていく。
9:49
洪水吐周辺は既に人だかり。
洪水吐を至近距離から見る者、対岸から落ち着いて見る者。
人の動きは大きく2つに分かれている。
近くで、水しぶきや迫力を感じたかったので、我々は前者を選択した。
ダムの放流と言えば、ダム本体の口から水を流す、というイメージがあるが、矢木沢ダムの場合は違う。
ダムの脇から水路が伸びており、ダム本体から離れたところから放流するというパターン。
以下のリンクに矢木沢ダムを上空から見た写真があり、それを見ていただくと分かりやすいと思う。
9:58
放流直前、洪水吐前の様子。
ダムへと向かう道路から眺めるわけだが、洪水吐から10メートル程の至近距離である。
これは迫力のある光景が拝めそうだ。
まさに特等席である。
水飛沫がかかることを想定して、雨合羽を着込むもの、傘をさす者、全身ウェットスーツを着る者たちで混み合っており、お祭り騒ぎだ。
10:02
放流が始まる。
4年間溜まった泥と共に、ジャンプ台のような水路から水が飛び出すと歓声が沸き起こる。
しばらくは泥の色をした水が流れ落ちる。
水飛沫は上がってこないものの、ヒンヤリとした空気が立ち上ってくる。
なお、ダム周辺で配られたスケジュール表には、「何時頃、どのくらいの水量を放流するか」が記されている。
それによると、徐々にギアを上げていき、放流から40分後に本気を出す、ということらしい。
10:22
ギアが1つ、2つ上がる。
溜まった垢は落ちたらしく、洪水吐からは綺麗な水が轟々と飛び出している。
谷底から水飛沫が上がり始め、肌でも水を感じるようになる。
これでもまだまだ序の口。
本気を出したらどうなるのか、楽しみだ。
10:33
本気の一歩手前!
放流された水は、飛沫どころではなく、雨となり辺り一面に降り注ぐ!
慌てて雨合羽を着る者、カメラを水から守る者、雨が当たらない場所へ逃げる者が入りまじり、辺りはパニック!
我々も防水カメラを持ち合わせていなかったので、必死にカメラを守りながら避難し、洪水吐を遠望できる場所に移動した。
10:48
ついに本気モード!
洪水吐の右側の人だかりに、先ほどまで我々も加わっていたのであるが、もはや水飛沫で見えなくなっている。
恐らくあの辺りはスコールのような状態なのだろう。
矢木沢の本気を、至近距離で感じたいなあ…。
あぽろ君と、凄まじいまでの放流を眺めながら、次回は装備を整えてリベンジしようと誓った。
11:06
水量は徐々に減っていき、完全に止まった。
4年ぶりの放流はこれにて終了である。
我々の想像を遥かに超えた水量であり、本気を出す前に敗走するという、情けない結果に終わってしまった。
次回は防水カメラ持参でチャレンジしたい。
さて、午後は奈良俣ダムの放流だ。
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|投稿:2015.03.07 | 最終更新:2018.06.11 |カテゴリ: 旅行記
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