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神秘的な青さ!秋吉台の地下水が湧く別府弁天池(山口県美祢市)

秋吉台、秋芳洞の近くにある名水スポット


日本全国の「名水」とされる湧き水、河川、湖沼等が選定される名水百選。今回紹介する、山口県にある別府弁天池も百選のうちの1つであり、近年はパワースポットとしても注目を集めています。
秋吉台秋芳洞で有名な美祢市(旧秋芳町)の農村地帯にある別府厳島神社。日本を代表する観光地の名前が2つも入った強烈な名前ですが、その神社の境内の中に別府弁天池があります。

別府弁天池

‏神社の中は緑が生い茂り、別府弁天池を水源とする小川がサラサラと流れています。この風景だけで、1~2度は涼しくなった気がするから不思議です。小川に沿って歩いて行くと、すぐに弁天池に到着します。


神秘的な青さ!別府弁天池


別府弁天池

別府弁天池。息を呑むような美しさです。神秘的なまでに青い水。水底を覆う白砂。水面に写る鮮やかな緑。いつまでも眺めていたい風景ですね。

美しいだけではなく湧出量も膨大。池からは毎秒186リットル、毎分11トンもの水が涌き出しています。この大量の水は、あの秋吉台の地下から涌き出した地下水なのだと推定されています。

池の周りは気軽に散策できるようになっています。様々な角度から池を眺め、お気に入りのポイントを見つけてみるのも良いですね。


名水で育った鱒を味わうこともできる


鱒の養殖場

なお、神社の裏手には湧き水を利用した鱒の養殖場になっています。池の畔には弁天会館という食事処があり、ここの水で育った鱒が味わえるそうです。

また、湧き水は周辺地域の上水道、灌漑用水としても利用されており、観光だけでなく地域の生活にも密着した存在と言えるでしょう。


各種情報

カルストドットコム : 秋吉台、秋芳洞など、見所沢山。美祢市の観光サイト。

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|投稿:2017.05.31 | 最終更新:2019.02.14 |カテゴリ: 山口県

旅行記 9月のアイスランド【4-2】初めての氷河

2016年9月19日(月)

人生で初めての氷河


10:30
現在地 スコゥガルフォス
レイキャビクから約150km
ヨークルスアゥルロゥンまで約230km


初めての氷河

10:50
スコゥガルフォスを出発して間もなく、ついに目の前に氷河が現れる。人生初めての氷河との遭遇に大興奮。

山と山の隙間から、その先端を覗かせる氷河。奥の方には広大な大氷原が広がっているのだろう。想像してみるだけでゾクゾクする。


バスの車窓は絶景の連続


ヴィークの教会

11:10
雄大な大自然に圧倒された後は牧歌的な村の風景に癒される。ここはヴィークという村。アイスランド本土最南端の村だ。

反対側の座席に座っていた西洋人のご婦人が「チャーチ!チャーチ!」と喚きながら、私にデジカメを渡してくる。彼女のデジカメで教会を撮影してあげると、礼を言われる。私は氷河に興奮し、彼女は教会にエキサイト。絶景は、人それぞれなのだ。


大河

辺り一面を流れる川!前章でも述べたが、護岸工事が成されていないアイスランドの川は、流路が定まっていない。これがその「自由奔放な川」の姿なのだろう。日本人からすると、まさに“異景”だ。

苔の大地

“異景”と言えば、「自由奔放川」の直後に現れたこの景色もかなり独特だ。苔むした岩が一面に広がっている。この辺りの岩は火山の噴火による噴石だろうか?よく分からないが、抹茶パウダーを巻き散らかしたような、或いはマリモが大量発生したような、地球離れした光景である。


滝

そして、アイスランドの景色を語るうえで、滝は外すことができないだろう。バスから降りて写真を撮りまくりたいが、スピードを緩めることもなくスルー。

こういった何気ない景色をゆっくり堪能したいのであれば、やはりツアーではなくレンタカーでの旅だろう。実際にレンタカーでリングロードを一周する旅人も多くいるらしい。ハードルは高いが、出来ることならばやってみたかったものだ。

滝

集落の裏にも名瀑。こんな所にホームステイしたいなぁ。

滝

かなりの高さから幾段にも分かれて落ちる滝。様々なタイプの滝が次から次へと現れる。まさに滝の見本市。長時間のバス旅でも全く飽きることがない。


ヴァトナヨークトル

12:30
目の前に、先ほどとは比べ物にならない程の規模の氷河が現れた。アイスランド最大の氷河、ヴァトナヨークトル(「ヨークトル」はアイスランド語で「氷河」を意味する)だ。

面積はアイスランド国土の約8パーセントにあたる8,100平方キロメートル。面積で比較すると静岡県がスッポリと収まるような、巨大な氷河なのだ。そんなバケモノが谷の隙間からダラリと腕を伸ばしている様は、恐怖すら感じる光景だ。


スカフタフェットルのドライブインで昼食


お昼休憩

12:40
まだ目的地には着いていないが、ここでお昼休憩。近くに町が全くない原野にポツンと佇むガソリンスタンド兼ドライブイン。飾りっ気のない簡素な建物だが、車にとってもドライバーにとってもこの辺りでは貴重な補給地なのだ。

骨付きラム

ホッキョクイワナ

私が骨付きラムを、嫁がホッキョクイワナをいただく。セルフサービススタイルのレストランだったので、味は普通。メインよりもむしろ付け合わせのポテトグラタンが美味しかった。ワンプレートだけどなかなかのボリューム。こりゃ太るなぁ…。



13:20
現在地 スカフタフェットル
レイキャビクから約320km
ヨークルスアゥルロゥンまで約50km



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|投稿:2017.05.26 | 最終更新:2019.02.18 |カテゴリ: 旅行記

旅行記 9月のアイスランド【4-1】スコゥガルフォス

2016年9月19日(月)

長大なツアーの始まり

アイスランド地図

7:30
「ゴールデンサークルツアー」に出掛けた昨日よりも1時間以上早くホテルを出発する。
本日参加するのは「南海岸とヨークルサルロン(ヨークルスアゥルロゥン)氷河湖ボートツアー」。アイスランドの南海岸をひたすら東へ進み、氷河湖を観に行くのだ。片道約380km。東京から東名高速道路を進めば岐阜県まで行けてしまうような距離を、日帰りで、しかも下道だけでこなしてしまう弾丸ツアーなのだ。上の地図を見ていただくと分かるように、アイスランドの南海岸を西から東へ横断すると言っても過言ではない。

レイキャビクの渋滞

そんなわけだから、出発は7:30でも遅いくらいのような気もするが、そんなことはお構いなしでバスは夜明けの国道を快調にとばしていく。

レイキャビクへ向かう車が多い。…というか、渋滞している。アイスランドに来て、渋滞というものを初めて見た。そういえば今日は月曜日。レイキャビクは今通勤ラッシュの時間なのだ。鉄道がない「完全車社会」であるため、人口密度が希薄であってもある程度の混雑は発生してしまうようだ。


ビニールハウス

レイキャビクの市街地を抜けると、あとはひたすら国道1号線を東進するだけ。国道1号線はアイスランドを一周する大幹線で、通称「リングロード」と呼ばれている。

バスはレイキャビクの隣のクヴェラゲルジという小さな町を通過。車窓には煌々とライトを点けているビニールハウス。冷涼な気候で、元々は農業不毛の地であったアイスランドだが、現在では地熱を生かしたビニールハウスでトマトやキュウリなどの栽培が行われているようだ。


バスの車窓

9:00
レイキャビクを出発して1時間ほど。既に2回のにわか雨と虹を見た。それほどまでに天候が変わりやすいのだ。

なお、このツアーでは進行方向左側の席(行きは山側となる)を確保するのが圧倒的に良い。山、断崖、滝、さらには氷河などのダイナミックな風景が見られるのはほとんど山側。「海が見たい」という方もいるかもしれないが、このツアーで海が見える箇所はかなり少ない。満員になった場合途中で席を移動することは困難なので、最初から左側の席を確保しておくことがおススメだ。


バスの車窓

広々とした川を何度か渡る。氷河を源流とする多くの河川は、毎年流路が変わるそうだ。護岸工事がなされ、川の流れが固定された現代日本では信じられない話だ。そういった影響もあり、アイスランドの内陸部は道路がほとんどない。そんな道なき大地をジープで巡るツアーも、人気が高いそうだ。

バスの車窓

車窓は目まぐるしく変わる。広々とした牧草地に、ポツポツと粒のような羊の姿。ラム中心で回っているアイスランドの肉文化。当然、郊外に出れば羊だらけだ。


人生で一番のホットドッグに出会う


N1で休憩

9:30
ハヴォルスヴォルールという町にあるガソリンスタンドN1で小休止。N1はアイスランドのあちこちにあるガソリンスタンド兼ドライブイン。中では軽食を買うこともできる。

N1のホットドッグ

ここで食べるべきは、何と言ってもホットドッグ。あまり日本では知られていないが、ホットドッグはアイスランドの隠れた名物なのだそうだ。N1のホットドッグは美味いと聞いていたので、食べてみよう。

N1のホットドッグ

ソース・ケチャップはセルフサービス。不格好になってしまったが、味は美味い!!

ベーコンが巻かれたソーセージ。フライドオニオン。ハニーマスタードという、日本ではあまりお目にかからない謎のソース。様々な新鮮な要素が組み合わさって、今まで食べたことのないホットドッグとなっている。今まで食べたどんなホットドッグより美味しい!!

アルバイトらしきお兄さんがやる気なさげに作っていた、如何にもファーストフードなホットドッグなのだが…。正直なところ、レイキャビク市内にある「世界一美味しいホットドッグ」と名高い有名店(次の次の次の章あたりで後述します)よりも美味しかった。


霜

店から出てふと足下を見ると、なんと霜が降りていた。まだ9月だと言うのに!

【1-1】でも述べたが、9月のアイスランドの気候は、日本での初冬に近い。1日の平均最低気温は7度なのだ。そりゃあ、本気を出せば霜くらい降りるというものだ。逃げるように温かいバスの中へ。


バスの車窓

あっという間にハヴォルスヴォルールの町を抜け、再びバスは荒野をひた走る。基本的にアイスランドでは町が連続することはなく、ずーっと荒野が続き、時々思い出したかのようにポツンとこじんまりとした町がある。その繰り返しだ。

この写真はバスの席から撮った何気ない風景だが、実にアイスランドらしい一枚。ツンドラの大地、ゴツゴツとした岩山、崖を流れ落ちる滝。日本にあったら大観光地になったであろう絶景がこれでもかというくらい続く。


大迫力の滝、スコゥガルフォス


スコゥガルフォス

10:20
ようやく最初の観光地に到着。アイスランド南海岸を代表する滝、スコゥガルフォスだ。落差60メートル、幅25メートル。形が整い、かつ迫力のある滝だ。
滝の下流は見事なくらいペターンとした平地が広がっており、滝の近くまで行けることができるうえ、色々な角度から観ることもできる。まさに観光のために生まれたような滝だ。

スコゥガルフォス

滝に近づくと、風と水飛沫と音が凄まじい。暴風雨の中にいるようだ。これ以上近づくと、びしょ濡れになり、カメラが壊れてしまいそうなので、自粛した。


随分遠くまで来たような感じがするが、最終目的地のヨークルスアゥルロゥンまでの道中の半分程しか来ていない。僅か20分のスコゥガルフォス観光兼トイレ休憩を済ませると、バスは再び国道を爆走し始めた。


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|投稿:2017.05.21 | 最終更新:2019.02.18 |カテゴリ: 旅行記

宮城蔵王キツネ村はモフモフなキツネたちの楽園!アクセス・周辺の温泉情報も(宮城県白石市)

東北を代表する観光地、蔵王。そんな蔵王に人気急上昇中の癒しのスポットがあります。それが今回紹介する宮城蔵王キツネ村。その名のとおり、キツネ専門の動物園です。

この記事では、宮城蔵王キツネ村の楽しみ方やアクセス情報、周辺の温泉情報などについて紹介したいと思います。






宮城蔵王キツネ村とは?



宮城蔵王キツネ村は、宮城県南部の白石市にあるキツネ専門の動物園。ただの動物園とは違い、人間がキツネの檻の中に入り、より近くからキツネを観られるということで人気を集めています。

宮城蔵王キツネ村は南蔵王高原と呼ばれるエリアに位置しています。多くのスキーリゾートや温泉を抱える「宮城蔵王」と呼ばれるエリアとは20km程度離れているので、要注意です。


宮城蔵王キツネ村

こちらがキツネ村の入口です。入場するためには以下のとおり、入場料が必要です。

大人(中学生以上):1,000円

小学生以下:無料




宮城蔵王キツネ村に入る際の注意事項

宮城蔵王キツネ村

入場料を払い進んでいくと、物々しいゲートが待ち受けています。キツネ村は通常の動物園とは違い、人間がキツネの檻に入っていくスタイルの動物園なのです。そのため、キツネに噛まれる可能性もあるのだとか。スタッフの指示や注意書きにはとにかく従いましょう。

書かれている注意書きを抜粋すると、

●キツネに触らない

●通路以外は立入禁止

●落とし物をしないように注意

●至近距離またはしゃがんで撮影しない

●子供だけの入場は不可

●小さい子供は手をつなぐか、抱っこをすること

●エサは専用のエサ場であげること

などなど。基本的には書かれた注意事項やスタッフから説明されることをしっかりと守り、キツネたちを刺激するようなことをしなければ、それほど危険はないと思います。




宮城蔵王キツネ村の楽しみ方

キツネ

宮城蔵王キツネ村

宮城蔵王キツネ村

ゲートをくぐると、そこは癒しの空間。

100頭以上のキツネが園内の至る所にいます。寝ていたり、歩き回っていたり、餌を食べていたり、表情は様々。見られるキツネの種類も様々で、北海道ではお馴染みのキタキツネ、本州以南に生息するホンドギツネ、非常に珍しいホッキョクギツネなど、6種類のキツネを観ることができます。

そして、冬は冬毛でモフモフになっており、とても可愛いですね。


じゃれ合うキツネ

こんな風にじゃれ合っている子ギツネもいます。結構激しいので、まるで喧嘩をしているよう。

そういえば、ここに来て分かったのですが、キツネって「ミューミュー」と鳴くんですね。


わらわらキツネ

自然の地形を生かして作られたことが分かる園内。キツネたちはその中で伸び伸びと過ごしています。丘があったり、稲荷神社があったりで、一周するだけでも結構楽しいです。




エサをもらうキツネ

忘れてはいけないのが、キツネへのエサやり。キツネが入ってこないように囲われた専用エサ場から、エサをあげることができるのです。エサを持った手を出すだけで、キツネがワーッと集まってきます。そしてエサを投げると見事にキャッチ。これは楽しいですよ。


…というように、心行くまでキツネの魅力を堪能することができるキツネ村。癒しを求め、訪れてみては如何でしょうか。

なお、出産シーズンである春に訪れると、子ギツネが見られるそうです。子ギツネを抱っこすることもできるのだとか。是非とも色々なシーズンに足を運びたいですね。




宮城蔵王キツネ村へのアクセス

宮城蔵王キツネ村は鉄道の駅だけでなく、町からも遠く離れた高原に位置しています。自家用車やレンタカーで訪れるのがおススメです。

車でのアクセス

東北道白石ICから約20分


駐車場は3つに分かれており、第1~3駐車場までを合わせて、約140台が駐車可能です。


バスでのアクセス

白石市がコミュニティバスを運行していますが、運行日が火、金曜日に限られるだけでなく、本数が非常に少ないです。車以外の交通機関で行かれる場合は、白石駅等からタクシーを利用するのが現実的です。


宮城蔵王キツネ村周辺の温泉情報

宮城蔵王キツネ村のある白石市、そしてお隣の蔵王町には多くの温泉地があります。キツネ村と併せて、湯めぐりをするのもおススメです。

★宮城蔵王キツネ村から周辺の温泉までの所要時間(車での時間)


【白石市内】

鎌先温泉まで約10分

小原温泉まで約25分


【蔵王町内】

遠刈田温泉まで約20分

青根温泉まで約30分

峩々温泉まで約35分



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|投稿:2017.05.12 | 最終更新:2019.12.02 |カテゴリ: 宮城県

旅行記 9月のアイスランド【3-3】ゲイシール

2016年9月18日(日)

世界を代表する間欠泉、ゲイシール


ゴールデンサークルツアー」のトリはアイスランド、いや、世界を代表する間欠泉、ゲイシールだ。日本では、一部の温泉地で見られる間欠泉だが、世界的に見れば極めて珍しい物。アイスランド観光の目玉とも呼ぶべき場所なのだ。

ゲイシール

14:00
ゲイシールに到着。辺り一面は硫黄の匂いが立ち込め、至る所から湯気が噴き出している。さながら地獄のようだ。歩道の脇を何気なく流れる小川も、‭踏み込んだらタダでは済まないだろう。

ストロックル

Woooooooo!!」という歓声が聞こえ、ふと視線を移すと、垂直に湯気がもくもくと立ち上がっている。どうやら間欠泉が噴き上がったらしい。決定的瞬間を見逃してしまったわけであるが、ここの間欠泉は約10分おきに噴き上がる。次の噴出を待つことにしよう。

他の間欠泉

周辺には熱い熱い湯だまりが点在している。先ほど噴き上がった間欠泉ほど活発ではないが、それでもグツグツと煮え立っている。

ストロックル

Woooooooo!!」再び主役が大噴出。
ちなみにこちらは「ストロックル」と呼ばれる間欠泉。元々は「大ゲイシール」と呼ばれる、70mも噴き上げるバケモノ間欠泉があったのだが、20世紀初めごろから活動が弱まってしまったそうだ。「大ゲイシール」を引き継ぐ形で、こちらの間欠泉群の“顔”となった「ストロックル」。噴き上げる高さは「大ゲイシール」の半分以下だが、コンスタントに噴き上げ、観光客たちの注目を集めている。

大ゲイシール

こちらが元祖「大ゲイシール」。長らく活動を休止していたが、2000年に発生した地震をきっかけに再び活動し始めたそうだ。噴出回数は1日3回程度と少ないが、何と60mの高さまで噴き上げるそうだ。今回の滞在では見られなかったが、その大迫力の姿を一度は見てみたいものだ。



そろそろ主役をじっくりと見ようと、「ストロックル」の前に移動。噴き出す瞬間に備え、カメラを連射モードにし、指をシャッターボタンに置いた状態で待つ。

しかし、いくら連射モードを使おうと、いつ噴き出すか分からない間欠泉を捉えるのは難しい。少しでも遅れると、湯気だけの写真になってしまう。何回か失敗をした末に撮れたのがこちら。

ストロックル

ストロックル

んん!?

ストロックル

湯が盛り上がってきた!!

ストロックル

ストロックル

ドシャァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

ストロックル

アアアアアアアアアアアアアア…。


いやはや、目の前で凄いものが見られた!興奮冷めやらぬままバスに戻り、名残惜しくもゲイシールを後にしたのである。


王道ツアーの終わり


雄大な風景

シンクヴェトリルグトルフォスゲイシールと、西部アイスランドの王道観光地を巡るツアー。絶景でお腹いっぱいになった乗客は、すっかり夢の中。私はというと、帰路の車窓も食い入るように眺めていた。こんな何気ない風景さえ、絵になるほど美しい。


小休止

15:50
レイキャビクの手前で小休止。こちらは牧場兼カフェ。道の駅やサービスエリアのないアイスランドでは、こういったさりげない場所が休憩ポイントとなるようだ。ノンビリと馬や猫と戯れながら、休憩のひと時。
なお、ちょうど我々が休憩していた頃、別のツアーバスが停車しており、それが日本のツアー会社によるものだった。シンクヴェトリルで出会った日本人ツアーとも違うようだ。意外と多くの日本人がこの国に来ているらしい。


パイプライン

レイキャビクへ向かう国道を走っていると、どこからか、長大なパイプラインが現れる。こちらは、熱水をレイキャビクに運搬するためのパイプだそうだ。パイプラインが細かく折れ曲がっているのは、鉄の伸縮を吸収するためだろうか?アラスカなど、寒冷地のパイプラインはそのような理由で曲がりくねっているが、ここも同様だろうか?
何やら、ガイドによる説明が行われてはいたが、筆者の英語力が乏しく、聞き取れなかった。

首都まではもうすぐであったが、相変わらず荒涼とした風景が続き、ところどころ大地から湯気が噴き出していた。



GrayLine Iceland

17:15
バスは夕暮れが迫るレイキャビクの中心街にあるGrayLine Iceland(本ツアーの催行会社)オフィスに到着。これにてツアーは終了だ。日本では見られないようなダイナミックな風景が連続し、大満足なツアーであった。スケジュール的にも無理がないし、アイスランド入門編として、最適なツアーなのではないだろうか。

なお、この後は昨日に引き続き、オーロラ鑑賞ツアーに参加予定。このツアーもまたGrayLine Icelandにより行われるので、そのままオフィスに立ち寄ってみる。
しかし、告げられたのは「天候不良により、ツアー中止」という残酷なお知らせ。オーロラ鑑賞は翌日以降に持ち越されることとなった…。


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|投稿:2017.05.01 | 最終更新:2019.02.18 |カテゴリ: 旅行記

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