湯滝・竜頭の滝・華厳の滝 紅葉の奥日光三名瀑は平日に行くべし!
■目次
▶奥日光三名瀑とは?▶紅葉の日光を訪れるなら平日?
▶末広がりに落ちる豪快な滝、湯滝
▶ウォータースライダーのように流れる滝、竜頭の滝
▶絶景!明智平展望台から眺める華厳の滝
▶華厳の滝の正面に簡単にアクセス!華厳の滝エレベーター
▶いろは坂は平日でも渋滞した!
奥日光三名瀑とは?
日本を代表する観光地、日光。東照宮、中禅寺湖など、年中客足が絶えない観光地を擁していますが、日光は国内屈指の滝密集地帯でもあります。
特にいろは坂よりも上流部、奥日光エリアには日本三名瀑にも数えられる華厳の滝を筆頭に、人気の高い滝が点在します。特に有名なのが、先述した華厳の滝、竜頭の滝、湯滝。この3つを総称して奥日光三名瀑と呼びます。
紅葉の日光を訪れるなら平日?
日光といえば紅葉。奥日光三名瀑も例外ではなく、紅葉時期の滝は最高に美しいものです。
しかし、ただでさえ混雑する日光。紅葉の時期に訪れたら大変なことになるのは目に見えています。いろは坂で渋滞にはまり、駐車場を探すために右往左往、滝を見るためにも順番待ち・・・。
紅葉時期の休日に訪れようものなら、こんなトラウマになりそうな経験をしてしまいそうなので、今回は10月下旬の平日に訪れることにしました。
末広がりに落ちる豪快な滝、湯滝
8:45
今回は奥日光の表玄関とも呼ぶべき「いろは坂」ではなく、裏玄関「金精峠」を通って奥日光入りしました。平日ということもあるでしょうが、金精峠はとても空いていました。
東京から訪れる方も、「東北道+いろは坂」という定番ルートではなく、「関越道+金精峠」という裏ルートを使えば、多少なりとも混雑を避けることができると思います。
こちらが奥日光三名瀑で最も上流にあたる湯滝です。末広がりに流れ落ちる幅広の滝で、落差は50メートルを誇ります。滝壺に近付くことができるのが特徴で、滝を大迫力のアングルで観ることができます。
また、湯滝の脇には、滝を横目に見ながら登ってゆく遊歩道があります。
遊歩道を登りきると、湯滝の落ち口を観ることができます。この遊歩道は比較的険しいので、歩きやすい靴が必須です。
湯滝の落ち口のすぐ上流には湖が。こちらは湯ノ湖。火山の噴火によりできた堰止湖です。湯滝を形成する岩肌こそが、湯ノ湖を堰き止めている溶岩なのですね。
ウォータースライダーのように流れる滝、竜頭の滝
10:00
湯滝から車で10分程下ったところに竜頭の滝があります。湯滝と同じく湯川の本流にある滝ですが、雰囲気は全く違いますね。ウォータースライダーのように岩肌を滑るように落ちる滝です。滝の流れに沿って、歩きやすい遊歩道が整備されているので、こちらも滝を様々な位置から観ることができます。
滝の上流と下流にそれぞれ駐車場が用意されています。今回は上流の方にある駐車場を利用しましたが、平日にも関わらず混み合っていました。繁忙期には臨時駐車場が開放されるようですが、休日は駐車場に入るのも一苦労ということになるでしょう。
絶景!明智平展望台から眺める華厳の滝
さて、奥日光三名瀑で最も知名度の高い華厳の滝を眺める場所は大きく分けて2つあります。まずは、華厳の滝を遠くから俯瞰することができる明智平展望台を紹介します。
明智平は中禅寺湖の下流、第2いろは坂の途中にあります。第2いろは坂は上り一方通行なのですが、中禅寺湖から明智平の間は下り方面への通行も可能です。
12:20
明智平展望台から見た華厳の滝です。背後には中禅寺湖、手前には白雲の滝、写真には写っていませんが、視線を横に移すと男体山。華厳の滝を中心とした大パノラマを楽しむことができるのが、明智平展望台の魅力です。
明智平展望台へは、駐車場からロープウェイで3分程。16人乗りのロープウェイでピストン輸送という形になっているため、行楽シーズンは大変混み合います。この日は平日にも関わらず、行列ができており、ロープウェイに乗れるまで30分程度かかりました。
駐車場も混雑していました。私はタイミング良くすぐに駐車することができたのですが、30分後には駐車場待ちの渋滞がいろは坂方面に続いていました。平日にこの渋滞・・・、恐るべし!
華厳の滝の正面に簡単にアクセス!華厳の滝エレベーター
13:10
最後はやっぱり真正面から観る華厳の滝。観瀑台からは、落差97メートルという、日本有数の落差を誇る直瀑を特等席から眺めることができます。滝もさることながら、周囲を取り囲む断崖絶壁も圧倒されるような大迫力ですね。
滝の中段辺りから、簾のような滝が無数に流れ落ちているのも華厳の滝の特徴。こちらは、中禅寺湖からの伏流水が崖の中腹から湧き出したもので、十二滝と呼ばれています。
華厳の滝の真正面という、人を寄せ付けないような険しい場所にある観瀑台。そんな深山幽谷の地に、我々を誘ってくれるのが華厳の滝エレベーターです。
1930年開業という年代物ですが、約100メートルの落差を60秒程度で降りていく優れもの。このエレベーターのおかげで、老若男女が容易に華厳の滝観光を楽しむことができるのです。
なお、華厳の滝の駐車場は150台近くが駐車可能である広いものであるため、混雑はしていたものの、比較的容易に停めることができました。
いろは坂は平日でも渋滞した!
14:30
華厳の滝からいろは坂を下って帰ったのですが、いろは坂の途中から若干渋滞しました。渋滞と言っても、完全に停止してしまうようなものではなく、抜けるまでそんなに時間はかからなかったのは幸いでした。
平日でも渋滞してしまういろは坂。休日に突っ込んだら大変なことになっていたでしょう。やはり紅葉の日光は平日に限る…と思った瞬間でした。
各種情報
日光旅ナビ : 日光市観光協会の公式サイト
日光観光ライブ情報局 : 紅葉の状況を確認するならコチラ!
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|投稿:2017.09.29 | 最終更新:2019.01.26 |カテゴリ: 栃木県
旅行記 7月の天売・焼尻 【2-4】焼尻島から天売島へ
7月7日(金) |
焼尻島散策⑥ ~焼尻島サイクリング~
12:50
昼食を食べ終わったところで、フェリーの出発時間である15:10までは時間があったため、もう一度島内の散策に出掛けることにした。
今度は自転車で。フェリーターミナル横でレンタサイクルを借り、いざ出発!
島を一周する道は徒歩で周ったので、今度は島の真ん中を真っすぐに伸びる道に行ってみた。島の真ん中にあるのは牧草地と原野。そこを貫く一本道。自転車で颯爽と走るのが気持ち良い。
天気がどんどん下り坂に向かっているのが気がかりだが…。
いた!羊!
島を一周した時には一度も見なかった羊だが、島の真ん中の牧草地にはたくさんいた。思い思いにムシャムシャと草を食んでいる。
絶えず海風が吹き付けるこの島の牧草は、ミネラルと塩分が豊富に含まれており、良質の羊が育つのだそうだ。
(カーソルを合わせると、3時間前の写真に変わります)
13:45
3時間ぶりに島の西端、鷹の巣園地までやってきた。ここからは焼尻島全体を見渡すことができるが、3時間前とはうってかわって生憎の空模様。天気によって、島の印象はだいぶ変わるものである。海の向こうに見えた天売島も、今や霧の向こうだ。
晴れているうちに歩くことができて本当に良かった。
雨が降り出すことを恐れ、南海岸の道道を一気に下り、再び島の東端へと移動した。
焼尻島散策⑦ ~旧小納家(焼尻郷土館)~
14:10
東海岸の集落を走っていると、古風な木造建築を発見。看板を見ると、どうやら焼尻島の郷土館らしい。元々は石川県より焼尻島に移住し、漁業や呉服、雑貨商を営んでいた小納家の住宅だそうで、この建物は北海道教育委員会指定の文化財なのである。
玄関口で店番をしていたおばあちゃんに見学料320円を支払い、中に入る。
館内は撮影禁止であるため、写真でお見せすることは出来ないが、中には明治期の焼尻島における生活の様子を窺い知ることができる品々が並んでいる。陶器が多かったので、しげしげと眺めていると、「移住した時に石川県から持ち込んだ九谷焼です」とおばあちゃんが教えてくれた。
この建物には郵便局や電信局も併設されていたようで、2階には通信に使ったであろう機材も展示されており、興味深かった。
第2の目的地、天売島へ
14:55
第2の目的地、天売島に向かうフェリーの出航時間が迫ってきたため、フェリーターミナルに戻ると、観光客らしき中高年が数組待合室のベンチに腰かけていた。トップシーズンではあるが、やはり平日だからか、そこまで賑わっているという感じではない。
船が来るまでの僅かな時間、ターミナルの隣にある売店へと走り、焼尻島産ふのり(海藻の一種)を土産用に購入した。
15:02
港の防波堤を窮屈そうに通り抜け、羽幌からのフェリー「おろろん2」がやってきた。船首に赤く「天」の文字。船体にはニコニコスマイルでピースサインをした太陽と星。
どんよりとした日本海に似つかわしいイラストだが、その無骨なフォルムは北の島へ向かう船に相応しい。「おろろん2」は唸りを揚げながら、ゆっくりと接岸。タラップが下ろされた。
「おろろん2」の船内図を見ると、何と4階建て!外観では分からなかったが、こんなにも多くの居住空間を隠し持っていたのだ。
船長室、操舵室、一等室しかない最上階には縁がないものの、二等室だけでも3フロアと選び放題なのだ。我々はデッキに近い3階の二等室へ。
二等室はフェリーの定番であるカーペット敷きの雑魚寝ルーム!今日は空いているので、各々好きな場所を陣取る。
フェリーのカーペットルームは、格安でなおかつ足を伸ばしたまま移動することができる、最も贅沢な移動手段の一つだと、個人的には思っている。ただ、今日のような波の荒い日は、体全体でもろに揺れを受けることになるので、あっという間に酔ってしまう。こんな日はデッキで風を受けて、気を紛らわせるのが良い。
15:12
デッキにて焼尻島との別れを告げる。徒歩で、自転車でつぶさに周った集落がゆっくりと遠ざかっていく。先ほど訪れた旧小納家は一際目立つな。
船はゆっくりと加速しながら、防波堤の間を抜けていった。
防波堤を抜けると、再び荒波が待ち受けていた。波が真下から突き上げ、船を容赦なく揺らす。デッキに立っていると、バランスを崩しそうになるくらいだ。船室にいたら、あっという間にグロッキーになっていただろう。
周囲は視界が悪く、焼尻島の姿も既に霧の中だ。
15:37
天売島が見えてくる頃には視界は晴れ、青空も顔を覗かせるようになった。
いよいよ、第2の目的地であり、今宵の宿が待つ天売島に接近する。まだ外海であるが、少し波が落ち着いたような気がした。
白い灯台が建つ防波堤を過ぎると、そこは天売港。釣り人の笑顔に出迎えられての入港だ。
15:41
定刻よりも5分程度の遅れて天売島到着。
焼尻島のものと瓜二つのフェリーターミナル、食堂、貸自転車屋、貸釣具屋…。各宿の出迎えも加わり、焼尻島よりも幾分か賑やかな雰囲気。
グロッキーだった朝とはうってかわって、元気な足取りで天売島への上陸を果たしたのであった。
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|投稿:2017.09.26 | 最終更新:2019.03.07 |カテゴリ: 旅行記
旅行記 7月の天売・焼尻 【2-3】焼尻島の「島っ子食堂」でサフォークを食らう
7月7日(金) |
焼尻島散策④ ~断崖絶壁が続く西海岸~
10:50
焼尻島の西端、鷹の巣園地。スタート地点である焼尻港は島の東端にあるため、ここが焼尻島散策の折り返し地点ということになる。
ゆるゆると登ってきた南海岸とは一転、西海岸を進む道は一気に下ってゆく。短距離で海岸付近まで下るため、かなりの急勾配だ。正に海へと飛び込んでいくような道だ。
もしも自転車で散策する場合、登りの場合も下りの場合も、この坂は難関となるだろう。
なお、天候や大気の条件が良ければ、北の方角に利尻島の姿を観ることができるのだそうだ。
焼尻島散策⑤ ~漁村風景が続く北海岸~
11:10
鷹の巣園地から一気に下り、焼尻島の北海岸へ。ここからは久々に人の住むエリア。比較的平坦な海岸に沿って、人家が点在する。
道道も2車線になり、歩道も完備され、一気に立派な造りに!
焼尻港に着くまでの約3km、このような長閑な風景が続く。所々、戸口がベニヤ板で打ち付けられた家や、今にも倒壊しそうな廃屋も見かけたものの、キチンと手入れされた家が目立つ。
雄大な自然が広がる南海岸とは対照的に、生活感のある漁村の風景が味わえる北海岸。この雰囲気もまた離島らしくて良い。
11:50
焼尻港の一歩手前に島で唯一の小学校と中学校、そしてこれまた島内唯一の信号がある。「島内の信号機は小中学校の前のみ」、これも「離島あるある」だ。
今日は平日。授業が行われているはずなので、怪しい大人はとっとと退散する。
学校の向かいにはグラウンド。日本海に面した美しいグラウンドだ。使う生徒が少ないからか、トラックの中にはタンポポが咲き乱れているが、そんなところも含めてとても美しい。
12:00
小中学校を過ぎると一旦家並みは途切れ、上り坂を迎える。坂の頂上から振り返ると、点々とする人家、漁港、そして背後には天売島。
ここからは焼尻港に向けて急な坂道を下るだけだ。
焼尻島名物のサフォーク焼肉
12:15
島を歩いて一周し、焼尻港に戻ってきた。焼尻島一周。距離にして約12km、時間にして3時間半。景色が素晴らしかったので、歩いている時には気づかなかったが、意外と疲れた。
腹も減ったし、丁度良い時間なので昼食としよう。
港の隣にある「島っ子食堂」。軒下にざっくばらんに置かれた座席を陣取る。うに丼、いくら丼や塩もずくラーメンなど、メニューには海の幸が並ぶが、お目当ては魚介類ではない。
焼尻島名物、サフォークである。
焼尻のサフォークと言えば、そのほとんどがフレンチレストランに出荷され、島民ですらほとんど口にすることができないという高級品。そんな幻の食材を贅沢にも網焼きでいただくことができるのだ。
焼尻のサフォークと言えば、そのほとんどがフレンチレストランに出荷され、島民ですらほとんど口にすることができないという高級品。そんな幻の食材を贅沢にも網焼きでいただくことができるのだ。
厚切りのサフォークに玉ねぎ、ピーマン、ご飯が付いて2,500円。決して安い値段ではないが、焼尻に来たからには是非とも奮発したい。
網で焼いたサフォークを塩コショウでいただく。シンプルな味付け故、肉の味が良く分かる。これは美味しい!臭みがなく、柔らかく、ヘルシー!
午前中の体調の悪さはどこへやら、美味い肉をあっという間に平らげてしまった。ごちそうさま!
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|投稿:2017.09.21 | 最終更新:2019.03.07 |カテゴリ: 旅行記
まるでバウムクーヘン!伊豆大島の地層大切断面(東京都大島町)
日本を代表するジオパーク、伊豆大島
伊豆大島。伊豆諸島最大の島で、かつ最も本土に近い島です。
島の中央には活火山である三原山が聳え、島の至る所に、火山の営みを感じることができる景勝地や地形が点在しています。日本ジオパークにも指定され、ダイナミックな風景を見に、多くの観光客が島を訪れているそうです。
伊豆大島屈指の景勝地、地層大切断面
伊豆大島を代表する景勝地、地層大切断面。伊豆大島の南部にあり、港のある元町地区からバスで15分程度の場所にあります。
ここの魅力は、何と言っても見た目のインパクト!道路脇に突如としてバウムクーヘンのような地層が現れるのです。
地層大切断面は、伊豆大島を一周する都道大島循環線沿いにあるため、非常に目立ちます。島をドライブしていれば、必ず目に飛び込んでくると言っても過言ではないでしょう。
このような地層ができた要因は、やはり三原山の噴火だそうです。色の濃い層が噴火によって噴き上げられた黒い軽石、その上の褐色の層が空中で風化した火山灰であり、1回の噴火でこの2つの層ができるのだとか。このような噴火を、何万年もの間繰り返して、現在のような地層ができあがったのですね。
ちなみに、元々起伏がある土地に火山灰などが繰り返し積もったため、このようなウネウネとした地層になったようです。
なお、周辺には駐車場がないため、路肩に駐車せざるをえません。路肩が広くなったところがあり、また交通量も少ないため、それ程不便はありませんが…。
路線バスでの訪問も可能です。日中は大よそ1時間に1便と、離島にしては本数が多く、利用しやすいと思います。詳しくは大島バスのホームページをご覧ください。
伊豆大島へのアクセス
伊豆大島は遠いようで、意外と行きやすい島。大型客船は一日一往復ですが、夜遅くに東京を出て、早朝には伊豆大島に到着します。つまり、金曜の仕事終わりに船に飛び乗り、寝ている間に伊豆大島に着いてしまうんですね。早朝に着くので、島での時間もたっぷり確保できるわけです。
伊豆大島に渡る船は大型客船だけではありません。高速ジェット船に乗れば、東京から2時間足らずで伊豆大島に到着します。1日に2~4便と、大型客船よりも本数が多め。また、神奈川県の久里浜港、静岡県の熱海港からも出航しているため、居住地やスケジュールに合わせて利用することが可能です。
大型フェリー、高速ジェット船は、東京汽船のホームページで時刻表や運賃の確認、予約等が可能です。
もっとお急ぎの方、多摩周辺在住の方は、調布飛行場から航空機で行くことも可能ですよ。詳細は新中央航空のホームページをご覧ください。
各種情報
大島観光協会 : 伊豆大島に行くのであれば、まずはチェック!
伊豆大島ナビ : 伊豆大島での様々な楽しみ方情報が満載!
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|投稿:2017.09.14 | 最終更新:2019.01.26 |カテゴリ: 東京都
旅行記 7月の天売・焼尻 【2-2】のんびり焼尻島ウォーキング
7月7日(金) |
焼尻島散策① ~港周辺~
8:40
今回の旅最初の目的地である焼尻島に到着した。次なる島、天売島に向かうフェリーの出航時刻は15:10。それまでの6時間半、焼尻島を徒歩で周ってみようと思う。
船酔いのため、体調はすこぶる悪いが、歩いているうちに解消するだろう。
観光客が利用するであろう商業施設のほとんどは港周辺に集まっている。赤い屋根のターミナルの隣には土産屋と食堂、レンタサイクルを扱う店がある。
フェリーターミナル内には観光案内所も併設されている。また、ありがたいことにコインロッカーがあったので、大きな荷物はここに預け、身軽になって散策することができた。
余談であるが、島内には公衆トイレが数える程しかない。フェリーターミナルにはとても綺麗なトイレがあるので、出来ればここで済ませておこう。
港から坂を上っていくと、島を一周する道道焼尻島線に出る。道道に沿って民家や民宿が点在している。交通量は少なく、時々軽トラや軽自動車が通る程度。天気も良く、絶好の散策日和だ。
上空にはカーブを描く珍しい飛行機雲。
集落の周辺にはフォトジェニックなスポットが。写真がイマイチなので分かりにくいが、路面にハート柄が掘られた坂道。島のパンフレットに小さく載っている、知る人ぞ知るスポット。SNSブームに乗じて有名になっていくのかどうか、注目のスポットだ。
焼尻島散策② ~オンコ林園地~
9:15
集落を抜け、坂を上ったところにオンコ林園地がある。
オンコ。正式名称はイチイと言う針葉樹であり、「オンコ」という呼び名は北海道、東北の方言なのだとか。ここは、国内随一の規模を誇る、約5万本のイチイの原生林として、国の天然記念物にも指定されている。
緑溢れる原生林の中を伸びる遊歩道は、とても歩きやすく、気持ちの良い森林浴を楽しむことができる。ただ、分岐が多く、道が分かりにくいので、歩く際は地図が載っているパンフレット等を携帯しておくのが無難だ。
所々、名前が付けられた奇木が現れる。こちらは、まるで盆栽のように味わい深い形となったイチイ。その名も「竪琴の木」。焼尻島のイチイは、常に強い風に吹かれているため、高く成長することができず、横に伸びるらしい。その結果、数々の奇木が生まれたのだろう。
焼尻島屈指の名所、オンコの荘はその最たるもので、イチイが地に這うように伸びているのだ。厳しい風雪に対抗する生命力の強さに、ただただ驚くばかりである。
オンコの荘を過ぎると、急に視界が開ける。一面の牧草地、そしてその先には海が広がっている。放牧されているはずのサフォークがいないのがちょっと残念だが、開放的な景色の中を歩くのは、やはり清々しいものだ。胃のモヤモヤも大分晴れてきた。
そのまま海の方へ向かって歩き、島を一周する道道に出ることにしよう。
焼尻島散策③ ~絶景の道道ウォーキング~
10:00
オンコの原生林を抜け、焼尻島の南海岸に到達。ここからは島を一周する道道を時計回りに進んでいくとしよう。
道道は海岸に沿って伸びる小道といった趣で、気持ちの良いウォーキングが楽しめそうだ。天気もすこぶる良く、西隣に浮かぶ天売島まで望むことができた。
道道沿いには、焼尻島唯一のキャンプ場である白浜野営場がある。小さいながらも最低限の設備は整っている立派なキャンプ場だ。周囲には灯りが皆無であるため、夜には満天の星空を楽しむことができそうだ。
なお、このキャンプ場には焼尻島では数少ないトイレがあるので、散策時の休憩にも良いだろう。
海を臨む草原の中を真っすぐに伸びる一本道。車はほとんど来ないので、まさに独り占め状態!歩いていてこんなに気持ちの良いことはない!
歩んできた道を振り返ってみると、目の前には最果て感の漂う無人の原野が広がっていた。焼尻島の民家は、そのほとんどが島の北側、東側に固まっている。今眺めている南海岸は、生活の匂いがせず、小島にいることを忘れる程雄大な風景だ。
10:50
無人の南海岸を歩き続け、島の西端までやってきた。ここは鷹の巣園地。焼尻島の西端であるのと同時に、島で最も標高が高い(94メートル)場所だ。そのため、見晴らしは抜群だ。
ここから隣の天売島までは直線距離で5キロメートル程度。まさに目と鼻の先で、目を凝らせば家の一軒一軒を判別することもできる。
なお、鷹の巣園地には、東屋と公衆トイレが設置されている。島を時計回りに散策する場合、この先の北海岸には公衆トイレがないため、ここで立ち寄っておくのがおススメだ。また、港からここまで、飲み物を買えるような店や自動販売機はなかった。散策する方は港周辺で購入しておくのが良いだろう。
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|投稿:2017.09.13 | 最終更新:2019.03.07 |カテゴリ: 旅行記
旅行記 7月の天売・焼尻 【2-1】高速船で焼尻島へ
7月7日(金) |
島旅の玄関口、羽幌フェリーターミナルへ
6:30
起床。
昨晩は羽幌町のお隣、苫前町にある道の駅「風Wとままえ」にて車中泊をした。島への玄関口、羽幌フェリーターミナルまではここから10分足らずの道のりだ。
朝の国道232号線を羽幌へ向けて北上すると、やがて日本海と寄り添う区間が現れる。
雲一つない青空が広がっており、天気は申し分ないが、波がやや荒いようだ。欠航ということはないだろうが、激しく揺れるのではないだろうか…。元々船には強くないので、港に着く前から胃の辺りがモヤモヤし始める。
7:10
羽幌町の入口では、巨大な鳥のモニュメントが出迎えてくれる。ペンギンのようなフォルムのその鳥こそ、これから向かう天売島を繁殖地とするウミガラス(オロロン鳥)である。絶滅危惧種であり、個体数は相当少ないようだが、是非ともその姿を拝みたいものだ。
フェリーターミナルに行く前に、羽幌の市街地にあるコンビニに立ち寄り、朝食や飲み物を調達する。
これから向かう天売、焼尻の2島にはスーパーマーケットやコンビニの類は存在しない。商店や自販機はあるので、菓子や飲み物程度であれば手に入るとは思うが、必要なものがあれば、本土で買い揃えておく方が無難だろう。
7:35
羽幌フェリーターミナルに到着。平日の朝だからか、広々とした駐車場はガラガラだ。車は2日間ここでお留守番だ。
小さな港町と小さな離島を結ぶ航路なだけに、ターミナルもこじんまりとしたものだと思っていたが、意外や意外、綺麗で立派な外観だ。
フェリーターミナルに入ると、観光客らしき方、島の住人らしき方が数名ベンチに腰掛けている。平日のためか、朝イチの便のためかは分からないが、客は少なめだ。
待合室の一角を間借りするように、小さな食堂がある。「浜のかあちゃん食堂」。とても美味しそうなネーミングで、地元で採れた魚介類を定食や丼でいただけるらしい。朝から営業しているありがたい店だが、期間限定営業であるため、事前に営業状況を確認しておきたい。
両島のパンフレットはここで入手しておくのがおススメだ。小さな島とは思えない程、パンフレットの種類が豊富である。特に両島のイラスト付きの地図は、島の道や見どころが事細かに書かれており、島の散策に重宝した。
高速船で焼尻島へ
まずは、8:00発の始発の高速船で焼尻島へ向かう。焼尻・天売行きの船としては、高速船、フェリーの2種類が運航されている。私は旅情のあるフェリーの方が好みなのだが、今回は島により早く到着する高速船を選択したのだ。どちらも良い所はあるので、自身の旅のスタイルや好み、スケジュールに合わて選べば良いだろう。
【参考】高速船 VS フェリー 徹底比較
- 速さ : 高速船の方が30分程度早く着く
- 安さ : フェリーの方が最大1,800円程度安い
- 定員 : フェリーの方が2倍以上の定員
- 揺れ : フェリーの方が揺れない
※時期によってはどちらかしか運航していない場合もある。
【参考サイト】羽幌沿海フェリー 公式サイト
【参考サイト】羽幌沿海フェリー 公式サイト
船内は椅子席で、飛行機のような配置。本日は非常に空いていたので、数名の乗客は思い思いに窓際の席を陣取る。
8:00
高速船は定刻通りに出航。エンジンを轟かせ加速し始めると、あっという間に羽幌港の防波堤を抜け、波がうねる外海へと飛び出した。
北海道本土が遠ざかると船はにわかに揺れ始めた。フェリーのような、ユッタリとした揺れではなく、ジェットコースターのような激しい上下の揺れ。波に突き上げられては、落とされ…の繰り返し。我々も急に無口になる。
こんな時、フェリーであればデッキに出て気分転換することができるのだが、高速船ではそうもいかない。
船内ではWi-Fiが使える上に、モニターで島の観光案内が流れるなど、至れり尽くせりだが、この状況では画面を見ることは自殺行為だ。ただただ、潮で汚れて白っぽくなったガラス越しに、うねる海を眺めるしかない。
遠くの方の席で、誰かが嘔吐している。他人ごとではない。胃の辺りのモヤモヤを「気のせいだ」と言い聞かせ、気分を落ち着かせる。観光案内を流していたモニターはいつの間にかテレビ放送に切り替わり、松居一代と船越英一郎の夫婦間戦争を垂れ流している。画面を注視していると、あっという間にグロッキーになりそうなので、慌てて目を背ける。
久々に骨のある船旅だ…。
8:38
ようやく待望の陸地が見えてきた。最初の寄港地、焼尻島だ。出航から30分程度しか経っていないのだが、既に満身創痍だ。
防波堤に立つ真っ赤な灯台を横目に、ゆっくりと港に進入。防波堤は青くペイントされ、タコやウニなどの海産物、そして焼尻名物のサフォークのイラストが描かれている。
船員さんが岸に向かってロープを投げ、陸地にいる係員さんがそれを受け取り、手際良く船を固定する。何度見ても感動する島到着の瞬間だ。
8:40
ヨタヨタとした足取りでタラップを下り、最初の目的地、焼尻島に上陸した。
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|投稿:2017.09.08 | 最終更新:2019.03.07 |カテゴリ: 旅行記
日本三景・天橋立は様々な角度から楽しみたい!(京都府宮津市)
日本三景の一つ、天橋立。京都府北部の宮津市にある長さ約3.6kmの砂州で、その美しく、珍しい風景を見るため、毎年国内外から多くの観光客が訪れています。
▶2.天橋立ビューランドからの“飛龍観”
▶3.小天橋、大天橋を渡り、天橋立の地を踏みしめる
▶4.大内峠からの“一字観”
▶5.最後に

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そんな、今更説明するまでもない程、有名な天橋立ですが、展望スポットは複数箇所存在します。1ヶ所のみ訪れる方も多いと思いますが、それでは勿体ない!今回は、天橋立を楽しむことができる代表的なスポットを4ヶ所紹介します。
■目次
▶1.傘松公園からの“斜め一文字”▶2.天橋立ビューランドからの“飛龍観”
▶3.小天橋、大天橋を渡り、天橋立の地を踏みしめる
▶4.大内峠からの“一字観”
▶5.最後に
1.傘松公園からの“斜め一文字”
天橋立の北側にある傘松公園。天橋立を展望するための定番スポットの一つで、ここからの景色は「斜め一文字」と呼ばれています。
その名の通り、海を斜めに横切る天橋立を眺めることができます。砂州の細長さや奥行きを感じることができ、非常に写真映えする角度から撮れるのが、この展望台だと思います。
前屈姿勢で、股の間から眺める“股覗き”はこの公園が発祥だと言われています。
傘松公園へは、麓からケーブルカーまたはリフトでアクセスすることになります。ケーブルカーは15分おきでの運行。リフトは、ケーブルカーよりも営業時間が短いので注意が必要です。
駐車場は、国道沿いに有料のものがいくつかあります。鉄道の駅が遠いため、公共交通機関を利用して訪問する場合は、バスを利用しなくてはなりません。
国道をそのまま北上すると、舟屋で有名な伊根町があります。伊根の舟屋とセットで訪問するのも良いですね。
2.天橋立ビューランドからの“飛龍観”
天橋立の南側にある天橋立ビューランド。傘松公園と並ぶ定番スポットの一つで、「飛龍観」と呼ばれる景色を眺めることができます。
長い砂州がこちらに向かって伸びてきている様は、龍が長い首をもたげて、地上に降りてきている姿に見えます。その景色を“股覗き”して眺めると、天地が逆転し、龍が天へと飛んでいくように見えることから「飛龍観」と呼ばれるようになったそうです。
傘松公園よりも砂州が近くに見えるため、より迫力のある風景になっていると思います。
天橋立ビューランドへは、リフトまたはモノレールで登ることができます。モノレールは20分おきに運行されています・
駐車場は麓にある天橋立駅周辺に、有料のものがいくつか点在します。また、京都丹後鉄道の天橋立駅が近いため、車以外でも比較的訪れやすいと言えるでしょう。
3.小天橋、大天橋を渡り、天橋立の地を踏みしめる
せっかく天橋立まで来たのであれば、遠くから眺めるだけでなく、砂州の上を歩きたいもの。
砂州の南側は本土と繋がっていないため、小天橋、大天橋という2つの橋を渡って天橋立へとアプローチします。橋の間はとても狭く、川のようですが、海です。
2つの橋のうち小天橋は、船が往来できるよう、橋自体が動く構造になっているようです(参考動画)。一度動くところを見てみたいものですね。
砂州の上は松並木になっており、歩行者と自転車専用!気持ち良く歩くことができます。3.6kmの砂州をゆっくり歩いて対岸の傘松公園を目指すのも良し、レンタサイクルを借りて颯爽と走り回っても良いと思います。
砂州へのアプローチは、天橋立ビューランドと同様、天橋立駅やその周辺の駐車場からとなります。
4.大内峠からの“一字観”
これまで紹介してきた3ヶ所よりも知名度は低いですが、是非お奨めしたいスポットがあります。天橋立の西側、与謝野町の大内峠一字観公園から眺める「一字観」です。
その名のとおり、横一文字になった砂州を見ることができます。縦の角度から見ることが多い天橋立ですが、この角度から眺めるのは新鮮な気分ですね。ここまでやって来る観光客はとても少ないため、落ち着いて景色を楽しむことができます。
大内峠に至る道は、どの道も整備状態が良好とは言えません。特に府道651号線を与謝野町側から登る場合は、短い区間ながら、ガードレールのない細い道を進む必要があるので、運転に自信がない方は避けた方が無難でしょう。
5.最後に
如何だったでしょうか。天橋立と言っても、楽しむ場所、楽しみ方は様々です。色々な角度から眺め、お気に入りの展望台を見つける旅というのも良いと思いますよ。
各種情報
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|投稿:2017.09.05 | 最終更新:2019.01.27 |カテゴリ: 京都府
旅行記 7月の天売・焼尻 【1-2】道南から道北へ
7月6日(木) |
函館と言えばやっぱりラッキーピエロ
12:55
ぼちぼちランチのお時間。函館周辺に来たら是非とも立ち寄りたいのが、ご当地バーガー界の雄、ラッキーピエロ。こちらは人気ナンバー1メニューのチャイニーズチキンバーガー。甘酢が絡んだ鶏のから揚げとマヨネーズがベストマッチ。美味い!
世の評判も、ガイドブックも『チャイチキ』推しであるが、私はむしろ別のメニューをおススメしたい。
それがこちら。ラッキーバーガー!店名を冠した基本のハンバーガーである。美味しさの要はソースだ。味を表現する語彙が乏しいので、何とも表現しがたいが、とにかく美味しいソースなのだ。
ラッキーピエロのハンバーガーはなかなかボリューミーなので、さすがに満腹だ。
鄙びた名湯、濁川温泉新栄館
13:50
御崎海浜温泉にフラれてしまったので、森町にある濁川温泉を訪れてみる。こちらは鄙びた外観と泉質の良さで温泉マニアの間で有名な濁川温泉新栄館。
鄙びすぎて天井が抜けてしまっている浴室には、渋すぎる浴槽が3つ。浴室内を巧妙に張り巡らされた水路からお湯が掛け流されている。ほのかに油臭のする独特なお湯に浸かる。正に極楽だ。貸切状態のまま、30分程湯浴みを楽しんだ。
平日の温泉は空いているのが良い。
札幌へのロングドライブ
ここからは札幌までひたすら走るのみ。友人との約束の時間も迫っているため、この先は寄り道もできないだろう。…というわけで、落部インターチェンジから道央自動車道に乗り、一路札幌を目指す。
この高速を走って行くのも良いが、道央道は太平洋沿岸にある室蘭、登別、苫小牧を経由するため、やや遠回りなうえに、料金が嵩む。
そこで、上の地図のようなルートで進むことにした。時間的に道央道経由と然程変わらない上に、距離はこのルートの方が短い。
また、小樽市街地を除いて混雑する箇所がない上に、風光明媚な日本海沿岸を通過するため、先を急ぎつつもドライブを楽しむことができるのだ。
マッタリと後志地方の国道を乗り継ぎつつ小樽を目指し、小樽からは札樽自動車道を使い、日が暮れかけた札幌に予定通り到着したのである。
我が青春の味、南路屋の豚ブリックス
19:15
夕食は札幌市北区にあるお好み焼き屋、南路屋にて。大学時代、足繁く通った店だ。この店の名物、豚ブリックスをいただく。モダン焼きの中にチーズが入ったメニューで、ボリュームがあって美味い!札幌と言えば、味噌ラーメンやスープカレーも美味しいが、やはり青春の味というものはいつまでも足を運んでしまうものである。
旅のスタート地点へ
お好み焼きをたらふく食べた後、大学時代の友人である苗穂君と合流。彼の車に乗り、夜の石狩平野を北上する。
途中、月形町にある月形温泉ゆりかごに立ち寄り、旅の垢を落とす。それ以降は苗穂君と積もる話をしながら、一気に羽幌町の一歩手前にある苫前町までやってきた。
今夜は道の駅「風Wとままえ」で車中泊。「風W」と書いて「ふわっと」と読む。風力発電が盛んな苫前町らしい、センス溢れるネーミングだ。
さて車中泊であるが、さすがにフィットの後部にオッサン2人というのは、とても窮屈で、寝苦しい夜になってしまったのは言うまでもない。
―明日、いよいよ島へ渡る。
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|投稿:2017.09.02 | 最終更新:2019.03.07 |カテゴリ: 旅行記
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