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2017年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年11月

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世にも不思議な岩の海!久井の岩海に行ってみた(広島県三原市)

岩海とは!?

今回は広島県にある「岩海」を紹介します!

…と言っても「『岩海』って何ぞや?」という方が多いと思います。私も現地に行くまで、全く知りませんでした。


水音峡@久井の岩海

岩海」とは読んで字のごとく、「岩の海」。こんな感じの景色が広がっている場所です。

訪れた時は大して期待していなかったのですが、想像以上に良い物を見ることができました。

今回は、広島県三原市の山奥にある知る人ぞ知る景勝地、久井の岩海を紹介します。


広島県の山奥にある静かな観光地

2015年のゴールデンウィーク、私は当時人気が出始めていた「うさぎ島」こと大久野島に行こうとしていました。しかし近くまで来て、Twitterの情報を見たところ、大久野島行きのフェリー乗り場には観光客が殺到しており、船に乗るためには5時間待ち、港周辺も大渋滞になっていることが判明!連休の混雑に辟易していた私は海沿いの道を進むことを諦め、広島県内陸部の観光地を巡ることにしました。

ツーリングマップルをパラパラめくっていたところ、現在地からそう遠くはない三原市の山奥に気になる文字が…。

ツーリングマップル

岩海なんて聞いたことがない上に、日本最大規模だと…!?気になる!!
…というわけで、当初予定にはありませんでしたが、久井の岩海を訪れることになったのです。


久井の岩海の駐車場

三原市の北部の山奥を進むと、久井の岩海の駐車場がありました。道中にはささやかながら看板があるため、ある程度近くまで来れば迷わず辿りつけるでしょう。やや狭い箇所があるので、注意は必要ですが…。

それにしても…、GWの真っ最中だというのに駐車場には私が乗ってきたレンタカー一台のみ…。

しとしとと弱い雨が降っていますが、岩海までは駐車場から150メートルほどの距離ということなので、行ってみましょう。駐車場からの道は比較的歩きやすく、サクサクと進むことができます。


一面の岩の海!これが日本最大級の岩海だ!

銭亀ごうろ@久井の岩海

岩海だ!

急に視界が開け、目の前にはゴロゴロとした岩の密集地が!山の上から押し寄せんばかりの岩海は、氷河のようにも見えます。

銭亀ごうろ@久井の岩海

この迫力!私の写真では伝えきれないのがもどかしいですが、まさしく圧巻の光景。

久井の岩海はいくつかのエリアに分かれているのですが、ここは駐車場から最も近くにある「銭亀ごうろ」という岩海です。近いだけでなく、大きさも一番。なんと長さが約550メートルもあります。


水音峡@久井の岩海

「銭亀ごうろ」から少し進むと、別の岩海が現れます。こちらは「水音峡」。木々が生い茂っており、「銭亀ごうろ」とは全く違った雰囲気が味わえます。岩海の地下を水が流れているらしく、その名の通り、岩に耳を当てると水が流れる音が聞こえるのだとか。

試してみたのですが、雨音にかき消されて水音は聞き取れませんでした…。晴れた日にリベンジしたいものです。


久井の岩海
(カーソルを合わせると拡大します)

今回見学した2ヶ所の他、ここには「中ごうろ」、「大ごうろ」という2つの岩海があります。特に「大ごうろ」は、長さこそ「銭亀ごうろ」には及ばないものの、幅が90メートル、深さが10メートルもある大規模な岩海なのだとか。

全ての岩海を周ると、約1.6kmの道のり。コンディションが良い時に、再チャレンジしてみたいですねぇ。

久井の岩海
(カーソルを合わせると拡大します)

東屋の下に、どのようにして岩海ができたのかを解説する看板があったので、雨宿りがてらお勉強。短くまとめると、「水流によって土が流され、地中に埋まっていた岩が露出した結果、岩海ができた」のだそう。

それ程激しい水流が周りにあるとは思えないですが、水の浸食作用の凄まじさを感じますね。



GWという繁忙期に訪れたのですが、一人で静かに観光を楽しむことが出来ました。客の少なさから、「がっかりスポットかも…」と心配になったのですが、それは杞憂でした。迫力ある岩海を独り占めできるお得な景勝地なので、広く勧めたい、でもあまりお客が増えて欲しくない、そんなスポットです。

なお、久井の岩海から車で45分程度の場所に、矢野の岩海があります。岩海をハシゴできる場所は、全国でもそうそうないでしょう。

なかなか脚光は浴びないけれど、“地味に凄い”岩海。是非とも訪れてみては如何でしょうか。


各種情報

三原観光navi : 広島県三原市は、海も山も魅力!

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|投稿:2017.10.31 | 最終更新:2019.01.21 |カテゴリ: 広島県

マキノ高原のメタセコイア並木で感動のドライブを!(滋賀県高島市)

滋賀県北部、高島市に近年旅行者やライダーから「絶景だ」と注目を浴びている道があります。

それが、キノ高原のメタセコイア並木です。

僕自身もメタセコイア並木の美しさに惹かれ、緑の季節紅葉の季節に足を運びました。

この記事では、マキノ高原のメタセコイア並木の魅力、夏と秋の様子、アクセス方法や駐車場の情報についてお伝えしたいと思います。






滋賀県北部の隠れたドライブルート、メタセコイア並木



メタセコイア並木があるのは、滋賀県の北部、福井県との県境にほど近い高島市のマキノ高原。関西ではスキーリゾートとして知られているエリアです。

マキノ高原を通る滋賀県道小荒路牧野沢線沿いにメタセコイア並木があるのです。


メタセコイヤ並木

こちらがマキノ高原のメタセコイア並木です!

長さ2.4kmにも及ぶ一直線の並木道です。

ご覧のとおり、高原らしい爽やかな雰囲気の並木道で、「新・日本の街路樹百景」にも選定されています。

車やバイクで通り抜けるのも良いですし、近くの駐車場に停めて、並木道を歩いて楽しむのも良いでしょう。




メタセコイア並木は四季折々の美しさが魅力!

夏のメタセコイア並木は鮮やかな緑が美しい!

メタセコイヤ並木

僕が初めてメタセコイア並木を訪れたのは夏。青々とした並木が美しい季節です。夏だけではなく、10月頃までは緑のメタセコイア並木が楽しめるそうです。

鮮やかな緑、木漏れ日、堂々とした幹、どの角度から撮っても絵になりますね。


秋は黄色く色づくメタセコイア並木が美しい!

メタセコイア並木

2回目は、11月中旬に訪れてみました(見頃は11月下旬とのことですが、日程の都合上中旬の訪問となりました)。

黄色く色づいたメタセコイア並木。美しさのあまり、言葉を失いました。

まさに絵画の中の世界ですね~。


冬は雪景色が美しい!

冬には訪れたことがないのですが、雪が積もったメタセコイア並木は、「冬のソナタ」の世界のようなんだとか。

是非とも雪が降った日に合わせて訪れてみたいですね。




「生きた化石」と呼ばれるメタセコイア

メタセコイアという木は、現在はそこそこ名が知られる木ですが、元々は絶滅したとされていたそうです。1945年に中国四川省で現存しているのが発見され、程なくして日本にも挿し木と種子が持ち込まれました。それ以降、全国各地の公園や校庭、並木道などに植えられるようになっていったそうです。

ここ、マキノ高原でも1981年に町の果樹生産組合により植えられ、以後、地元の協力もあり、ここまで雄大な並木道を作り上げていったそうです。

一度絶滅したと思われていたメタセコイアは「生きた化石」と呼ばれています。そんな歴史を知ってからこの並木道を見ると、また感慨深いものですよ。


並木道は駐停車禁止!マキノピックランドの駐車場の利用を!

写真には、路上駐車をする自動車やオートバイが映り込んでいますが、並木道の中は駐停車禁止です。


メタセコイア並木

並木道沿いにあるマキノピックランドの駐車場が無料で開放されているので、こちらを利用するようにしましょう。

ちなみに、マキノピックランドはさくらんぼ狩りや栗拾いなど、季節によって様々な収穫体験ができる観光農場。老若男女問わず楽しめるスポットだと思うので、メタセコイア並木とセットで訪れるのも良いと思います。




メタセコイア並木へのアクセス

車でのアクセス

北陸道木之本ICまたは敦賀ICから約40分

舞鶴若狭道若狭上中ICから約50分

名神高速京都東ICから約1時間10分


先述したように、車やバイクで訪れる場合は、マキノピックランドの駐車場を利用しましょう。

バスでのアクセス

■JR湖西線マキノ駅からコミュニティバス「マキノ高原線」に乗り、約10~20分(便によって所要時間が異なります)。「ピックランド」停留所で下車。

※バスは概ね1~2時間に1本間隔で運行されています。

※運賃は1回乗車につき220円(子どもは110円)。


【参考】マキノ町観光案内(TOP>観光>マキノ高原・マキノピックランドへのバス時刻表)


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|投稿:2017.10.29 | 最終更新:2019.10.24 |カテゴリ: 滋賀県

荘厳な雰囲気を放つ漁村の教会 崎津教会(熊本県天草市)

世界遺産候補 天草市の崎津集落


2017年現在、世界遺産登録を目指している「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。江戸時代、キリスト教が禁教とされ、弾圧されていた時代にも信仰を貫いた長崎、天草の民。その歴史を象徴する教会、集落、史跡など12ヶ所の遺産が、世界的に見ても価値のある資産として、世界遺産候補として挙げられています。

12の遺産は長崎県内の教会・史跡などを中心としたものですが、その中で唯一つ熊本県の天草から選ばれている遺産があります。それが今回紹介する崎津教会のある崎津集落なのです。


崎津集落天草下島の南部に位置する漁村。複雑な海岸線と山に囲まれており、かつては海路でしかアクセスすることができない陸の孤島でした。現在は島の西部を通る国道389号線を通り、比較的容易に訪問することができます。


崎津集落のシンボル的存在、崎津教会


崎津教会

こちらが崎津教会。古い呼称で、「崎津天主堂」と呼ばれることもあります。1934年に建てられたゴシック様式の教会です。

普段建造物を見て周ることが少ないので、知識は全然ないのですが、可愛らしくもありつつ、荘厳な雰囲気を持つ建物でした。


教会の中へは無料で入ることができます(ただし、事前予約が必要。詳しくはコチラから)。内部は撮影禁止なので、画像はお見せすることはできませんが、内装も凝っており、なかなかの見ごたえ。驚くべきことに、教会の内部には畳が敷かれているエリアがあり、ちょっとした和洋折衷を感じることができました。


駐車場は少ないですが、訪問はルールを守って


世界遺産登録に向けて、注目度が増している崎津教会。しかし平地が少ない集落の中に位置している関係上、観光用の駐車場が少ないというのが現状です。車で訪れる方は、キチンと指定された駐車場を使い、集落内秩序を乱さないようにしましょう。

2017年より五島産業汽船が長崎から崎津へと高速船を運航しています。一日一往復の運航ですが、長崎から日帰り観光できるスケジュールで運航されているので、長崎観光からちょっと足を伸ばして、というプランも良いかもしれません(詳しくは五島産業汽船のホームページをご覧ください)。

崎津集落

駐車場から教会へと向かう崎津集落の路地。数軒の土産屋はあるものの、俗化されていないのが良い感じです。

崎津集落にいた猫

漁村らしく、そこらじゅうを猫が歩き回っています。とても長閑な雰囲気。世界遺産指定によってこの雰囲気がどうなってゆくのか、今はまだ分かりませんが、崎津教会、崎津集落を静かに観光するのであれば、今のうちに訪問した方が良いのかもしれません。


各種情報

天草宝島観光協会 : 天草観光の情報はこちらから。
五島産業汽船 : 長崎からの高速船の運賃、時刻表はこちらからチェック。

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|投稿:2017.10.28 | 最終更新:2019.01.21 |カテゴリ: 熊本県

奥久慈しゃも丼は鶏の卵の旨味が凝縮された絶品丼(弥満喜(やまき)@茨城県大子町)

奥久慈しゃもの名店、弥満喜(やまき)


全国でも屈指の知名度を誇る茨城県北部のブランド鶏、奥久慈しゃも。他の地鶏よりも約3倍の飼育期間がかけられており、歯応えと濃厚な味わいを持つその肉は、多くの食通の舌を唸らせています。

弥満喜

そんな奥久慈しゃもを使った絶品料理を味わうことができる店が、茨城県大子町にあります。常陸大子駅前の商店街に店を構える「弥満喜(やまき)」。休日ともなると行列ができる人気店です。


しゃも好きにはたまらない「奥久慈しゃも丼『極み』」


この店で提供されているしゃも料理は大きく分けて4つ。

しゃも鍋しゃも丼しゃも塩焼きしゃも天ぷらです。今回はお目当てである「奥久慈しゃも丼『極み』」を注文します。

奥久慈しゃも丼「極み」

こちらが人気メニューである「奥久慈しゃも丼『極み』」。ノーマルの「奥久慈しゃも丼」はもも肉とむね肉が入っているのですが、「極み」にはそれに加えてささみ、手羽元、レバー、砂肝、ハツが入っています。様々な部位が入っており、鶏好きにはたまりませんね。

丼の脇を固めるのは、鶏出汁のスープ、刺身こんにゃく、サラダ、浅漬け。スープは鶏の濃厚な味が出ており、絶品でした。

奥久慈しゃも丼「極み」

丼をいただきます。奥久慈しゃもの肉と卵をふんだんに使った親子丼という感じ。

トロっととろけるような卵。味付けは勿論、卵自体も濃厚な味。その濃厚卵の中から顔を出すお肉たち。こちらを掘ればシャッキリとした歯応えの砂肝、あちらを掘ればプリっとした食感がたまらないハツ。宝探しをしているようで、食べる楽しさも倍増です。

とっても贅沢な丼でした。


混雑時には品切れも!早い時間に行くべし!


先述したように、弥満喜は人気店。私はちょっと遅くなり、13時過ぎに到着したのですが、看板メニューであるしゃも鍋は品切れとなっていました。また、我々が食べた直後に、「奥久慈しゃも丼『極み』」もなくなってしまったようです。希少部位を使ったメニューを食べたい方はお昼前の早い時間に行った方が良さそうですね。


弥満喜への行き方



弥満喜は、JR水郡線常陸大子駅から商店街を350メートル程歩いた所にあり、鉄道で大子を訪れた方も比較的行きやすい店。

店の駐車場はやや狭いため、混雑時には満車になってしまうことも。そんな時は常陸大子駅前の有料駐車場に停めて、店まで歩いて行くことも可能です。商店街の道は比較的狭いので、運転に自信のない方は、初めから駅前駐車場を利用した方が良いかもしれません。


ちなみに大子町には日本三名瀑として名高い袋田の滝があります。併せて訪れるのもおススメです。


各種情報

食べログ : 口コミ、店舗情報はこちら。
大子町観光協会 : 大子町は見どころ沢山

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|投稿:2017.10.26 | 最終更新:2019.01.21 |カテゴリ: 茨城県

加茂山リス園はリスたちと触れあえる癒しの空間!(新潟県加茂市)

シマリスと触れ合える夢の空間、加茂山リス園


加茂山リス園

ご覧ください!天使のようなシマリスの姿です!


加茂山リス園

こんな愛らしいシマリスたちに会えるのは、新潟県加茂市にある加茂山リス園。園舎の中を約60匹のリスが放し飼いにされています。園舎がややこじんまりとしているので、リス密度がとても高いです。

このリス園にはご覧のとおり柵が設けられているのですが、柵の間をリスが出入りできる設計になっており、彼らと触れ合うことができるのが大きな特徴となっています。園内そこらじゅうをリスが駆け回っており、油断しているといつの間にか足下にいたりするので、間違って踏まないように注意しましょう。


シマリスのお食事シーンを楽しもう!


餌を食べるシマリス@加茂山リス園

入口では係員の方がヒマワリの種を配っています。せっかくなので、餌やりにチャレンジしてみましょう。

種を掌に乗せて待っていると、リスの方から近寄ってきます。そして一心不乱に種を食べ始めるのです。小さな手と口で一生懸命、そして器用に種の中身だけを食べていきます。


動画も撮ってみました。

なんだこの可愛さは!!


水を飲むシマリス@加茂山リス園

食事の後はお水。背筋をピンと伸ばして給水器から水をチュウチュウと吸います。

なんだこの可愛さは!!


一歩進んで、シマリスとじゃれ合おう!


シマリスの中にもやんちゃな子がいるものです。

人の上を駆け回るシマリス@加茂山リス園

油断をすると、いつの間にか人間の体の上を走り回る人懐っこいシマリスもいます。シマリスは鋭い爪を持っているわけではないので、痛くもないですし、恐らく服が破けることもありません。ただ気になる方は、あまり高い服では行かない方が良いでしょう。

周りを見てみると、シマリスは男女問わず懐いてきますが、何故か子供は避けているようでした。子供は興奮してリスを追い回したりしていたので、リスが怖がってしまったのかな…?リスに懐かれたい方は、受け身の姿勢でいるのが良いのかもしれません。

バッグに入ろうとするシマリス@加茂山リス園

リスは何故かバッグに潜り込もうとしてきます。バッグの隙間に顔を突っ込んでハムハムした結果、嫁のバッグには噛み跡がついてしまいました。しかし、可愛いので許す!

まぁお気に入りのバッグ等は持ち込まない方が無難ですね。

バッグの中に入っちゃったシマリス@加茂山リス園

私のショルダーバッグに潜り込んでしまったシマリスの図。思わずお持ち帰りしたくなりますが、出してあげましょう。

時折、持ち帰られてしまい、リスの数が減ることもあるそうです。帰るときには、バッグやポケットなどに潜り込んでいないか確認をした方が良いかもしれないですね。


加茂山リス園への行き方



リス園がある加茂山公園へはJR加茂駅から徒歩で約10分の道のり。

車で行く場合、駐車場がやや混雑することもありますが、リス園開園シーズン(4月上旬~11月下旬)には臨時駐車場が用意されています。リス園からやや遠い駐車場もありますが、緑が豊かな公園内を歩くことになるので、むしろ気持ち良かったですよ。

静かな人気を誇るリス園。癒しを求めて、是非訪れてみてはいかがでしょうか。


各種情報

加茂市ホームページ : 開園期間、各種お知らせはこちらをチェック!

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|投稿:2017.10.25 | 最終更新:2019.01.21 |カテゴリ: 新潟県

旅行記 7月の天売・焼尻 【終章】チミケップ湖とオンネトーとインデアンカレー

7月9日(日)

朝の秘湖巡り


5:00
本日は最終日。大移動となるので、早朝から活動を開始する。熱帯夜による寝不足が心配だ。

十勝オホーツク自動車道

最近徐々に開通し始めている十勝オホーツク自動車道で、北見市のお隣の訓子府町を目指す。最終的には道東自動車道と繋がり、札幌から北見・網走間の移動が便利になりそうだが、全通はいつになることやら。


チミケップ湖

6:45
津別町にあるチミケップ湖に立ち寄る。湖に至る道は4本あるが、その全てに未舗装区間があるという究極の秘湖だ。

湖畔はキャンプ場になっており、静謐な雰囲気の中、1人の青年が朝のコーヒーを楽しんでいた。とても贅沢な時間だ。彼の邪魔をしないように、水辺に向かう。

チミケップ湖

チミケップ湖

朝のチミケップ湖は、波1つ立っておらず、湖面は正に鏡のよう。ここは初めて訪れたわけだが、お気に入りの湖が一つ増えた。





オンネトー

8:30
チミケップ湖に続き、またまた秘湖へ。ここは足寄町にあるオンネトーオコタンペ湖千歳市)、東雲湖上士幌町)と並び、北海道三大秘湖と呼ばれている。

青く輝く湖面、背後に聳える阿寒富士雌阿寒岳が非常に美しい。アクセスが比較的容易で、観光客も多いため、秘湖という雰囲気はチミケップ湖には劣るが、こちらもオススメの湖だ(詳細は紹介記事を参照)。


道の駅でふるさと銀河線を偲ぶ


道の駅「あしょろ銀河ホール21」

9:30
足寄町中心部にある道の駅「あしょろ銀河ホール21」。

足寄町は全国で最も面積が広い(面積が1408 km2あり、沖縄本島よりも広い)。オンネトーは同じ町内であるが、ここまで約1時間もかかってしまった。

道の駅「あしょろ銀河ホール21」

元々この道の駅の隣には北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線足寄駅があったのだが、利用者減少に伴い路線は2006年に廃止された。道の駅内部には、旧足寄駅のプラットホームと列車が再現されていた。

足寄町のお隣の陸別町にある「オーロラタウン93りくべつ」、本別町の「ステラ ほんべつ」もまた、ふるさと銀河線の駅に併設されていた道の駅だ。共に当時の雰囲気を偲ぶことが出来るので、興味がある方は是非。


帯広のソウルフード、伝説のカレー


さて、今回帰り道に十勝地方を通ると決まった時、是非とも食べたい料理があった。帯広市の豚丼大樹町の牛トロ丼新得町のそばなど、十勝地方には魅惑のグルメが目白押しだが、今回のお目当ては帯広市民のソウルフードと言っても過言ではないグルメ。



インデアンカレー

インデアンカレー!!

2017年現在、帯広市を中心に12店舗を展開するご当地カレーチェーン店「カレーショップインデアン」。ルーにこだわっており、中でも牛肉をふんだんに使ったインデアンルーは絶品!

私自身、北海道在住の友人から「インデアンは美味い!」「あれを食べるためだけに帯広まで行く」と聞いており、かなり期待が高まっていたのだが、期待を裏切らない素晴らしいカレーであった。

決して豪華な料理ではないのだが、非常に奥深くコクがあるルーで、スプーンが止まらず、あっという間に平らげてしまった。


旅の終着点、新千歳空港へ


さらば天売
(カーソルを合わせると画像が変わります)

13:10
いよいよ帰路につく。私が乗る予定の飛行機は17:00発であるため、16:00までには新千歳空港に到着しておく必要がある。

十勝地方から空港のある千歳に向かうためには、道東自動車道に乗るか、国道274号線の日勝峠を通る必要がある。しかし、後者は2016年8月に北海道で猛威を振るった台風の影響で、現在も通行止であった。


トマム

国道274号線通行止により無料開放された道東自動車道で、快適に峠を越える。

2007年に道東自動車道の峠越え区間(トマムIC~十勝清水IC)が開通する以前は、標高が高く、カーブが多い日勝峠を通らざるをえなかった。夏場は走り応えがある道だが、冬期は吹雪や路面凍結が頻発し、悪魔のような顔を見せる。当時初心者ドライバーであった我々にとってはラスボスのような存在であった。

写真に写っているバブリーな高層ビルは、星野リゾートが経営するトマムのリゾートホテルだ。以前、縁があって宿泊する機会に恵まれたが、別世界のような空間であった。


道の駅「樹海ロード日高」

14:20
高速道路を下り、日高町にある道の駅「樹海ロード日高」へ。

ここは現在通行止である日勝峠の千歳側にある道の駅。学生時代にはよく立ち寄って、日勝峠に挑む前に深呼吸したものだ。当時は休憩するドライバーたちで賑わっていたものだが、高速道路開通により、利用者が減少しているようだ。それに加えて、今は日勝峠が通行止なので、哀しいくらいガラガラであった。

セイコーマート

道の駅の隣にあるセイコーマートにもよくお世話になった。こちらでコーヒーとシュークリームを買い、小休止。


むかわ穂別インターチェンジ

15:00
むかわ町までは国道274号線を走り、むかわ穂別インターチェンジから再び道東自動車道に戻る。「こんな山奥に!?」と目を疑いたくなるほど、秘境にあるインターチェンジだ。

ここまで来れば千歳まではもう一息。長大なトンネルが連続する道東道であるが、最後まで気を抜かずに運転していく。


新千歳空港

15:50
新千歳空港到着!!ここまで送ってくれた苗穂くんに感謝と別れを告げて、車を降りる。

あとは17:00発の飛行機で羽田へと飛び、京浜急行で品川に出て、そこから……。…というように我が家がある長野県松本市までは、あと5~6時間旅が続くが、割愛しよう。



天売島焼尻島
地図上で見れば、双子のように見える島を旅してみた。実際に自分の足で歩いて(天売島はほとんど原付だったが…)みると、一見似ている島もそれぞれが強烈な個性を放っており、とても味わい深い島であることが分かった。

飛行機なら3時間あれば海外に行けてしまうが、今回はそれと同じくらいの時間をかけて一つの島を一周した。ゆっくり周ることで、その島をより深く知ることができたし、より楽しむことができたと思う。こんな贅沢なスロートラベル、機会があればまたしてみたい。

いつかまた、どこかの島で。


旅行記 7月の天売・焼尻


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|投稿:2017.10.23 | 最終更新:2019.03.07 |カテゴリ: 旅行記

旅行記 7月の天売・焼尻 【3-3】焼肉と玉葱の街、北見へ

7月8日(土)

道北食べ歩き


天売・焼尻の旅は終わってしまったが、日程的にはあと1日半残っている。万が一天候が悪化し、島に閉じ込められた時のことを考えて予備日を設けていたのだ。

1日半もあるのだから、真っすぐ新千歳空港に向かうのでは勿体ない。思い切り遠回りして、道東十勝地方を楽しむつもりだ。まずは今夜の宿泊地である北見市へ。

羽幌町のオロロン鳥

北見市に向かうのであれば、南か東へ向かうところであるが、せっかくなので寄り道して行こう。羽幌から北へと向かう。

羽幌町の出口では、オロロン鳥の像が往来を見つめていた。北を目指す旅人の多くが目にしているであろう巨大なオロロン鳥。ここよりも見る者は遥かに少ないだろうが、天売・焼尻島にあったオロロン鳥像の復活を願わずにはいられない。そちらこそが“本場”なのだから…。


道の駅「富士見」

☆ロマン街道しょさんべつ」(初山別村)、「富士見」(遠別町)、「なかがわ」(中川町)…と、各町村の道の駅に立ち寄りながら、のんびりと進む(写真は道の駅「富士見」)。私は売店を物色し、道の駅スタンプラリーにはまっている苗穂くんはスタンプを押す。

この辺りは町村ごとに道の駅がある、北海道随一の道の駅密集エリアだ。


たわら最中

13:20
遠別町に苗穂くんおススメの和菓子があるということなので寄ってみる。ハヤシ屋野村たわら最中

遠別町は日本最北の稲作地。そんな日本最北の米を使って作られた最中なのだそうだ。1個いただいてみると…。うん!モッチリしていて美味い!


音威子府駅

14:30
北海道一人口の少ない村、音威子府村にやってきた。ここは村の中心部にあるJR宗谷本線音威子府駅

少し時間は遅くなってしまったが、昼食を求めてこの駅にやってきたのだ。この駅には、ある名物がある。

音威子府の駅そば

駅そば!
音威子府駅構内にある立ち食いそば屋、常盤軒そば店。全国的にも有名なそば屋だ。音威子府産のそば粉を使ったこだわりのそばなので、ここはシンプルにかけそばを注文。そばの香りがとても強く、美味しい!

ご高齢の店主がゆっくりと客を捌く姿を眺めながら、駅構内に設置された小上がりでそばをすする。いつまでも続いて欲しい名店だ。



さて、夕食の時間までには北見に着いておきたいので、先を急ごう。


道の駅「もち米の里☆なよろ」

15:45
…と言いつつ、また買い食いである!

名寄市にある道の駅「もち米の里☆なよろ」。ここの名物は、名寄市風連産のもち米を使ったソフト大福。基本の餡子入りから、かぼちゃ、メロン、ハスカップ、ぶどう、バターコーン、キムチなどの変わり種まで、種類は豊富だ。目移りしてしまうが、夕食前に食べ過ぎは禁物なので厳選して…。



ソフト大福

…って、まさかの4つ購入…。何が「厳選して…」だ。まぁ、あれだけ種類があれば厳選などできないよなぁ…。

食べてみると、ヒンヤリとして柔らかくて美味い。勢いで食べきってしまうところだったが、さすがに理性が働いて2個でストップ。残りは夕食後に食べるとしよう。


ロングドライブ 名寄→北見


北見への道

さすがにこれ以上の寄り道は許されない。ここから先は道央自動車道から旭川紋別自動車道へと高速道路を乗り継ぎ、最速のルートで北見市を目指す。

道央自動車道

士別剣淵インターチェンジから道央自動車道に乗る。

余談であるが、苗穂くんの愛車、FIT RS6速マニュアル。1日限定の保険に加入し、私も運転させてもらった。私自身もマニュアル乗りではあるが、6速マニュアルは初体験。最初のうちはシフトレバーの操作が慣れないものだ。

快適になった国道

18:20
私が北海道に住んでいた頃と比べ、随分と北見も行きやすくなったものだ(しみじみ)。佐呂間町から北見市へと抜けるルクシ峠も、以前はクネクネと曲がりくねっていた印象だが、ご覧のような高規格な道路に様変わりしていた。

北見市内の国道39号線

18:44
北見市街地を貫く国道39号線に入る。この幅広の直線道路を通ると北見に来たという実感が湧くなぁ。真っすぐなので、ついついスピードが出てしまいがちだが、取り締まりが多いので注意が必要な道だ。

市街地に近づくにつれて、商業施設も交通量も徐々に増えてくる。北見駅に程近い格安ビジネスホテルにチェックイン。

さて、北見の夜に繰り出すぞ!


玉葱と焼肉で更ける北見の夜


たまたま、北見に引っ越したばかりの友人がいるので、市内で合流し、男3人で夜の繁華街へ。

北見の繁華街

19:10
北見市は北海道の地方都市にしては街が元気な印象。飲み屋も多く、街を歩く若者も多い。

さて、北見と言えば焼肉の街。目を付けていた焼肉屋に向かうが、まさかの満席。別の店で時間を潰すことにしよう。近くにある居酒屋ほたる家へ。

玉葱キムチ

焼国と並ぶ北見の名物と言えば玉葱!生産量、出荷量ともに日本一を誇る。まずは玉葱キムチとビールで乾杯。

オニオンスライス

やっぱりオニオンスライスは外せない。瑞々しい玉葱を、シンプルに麺つゆでいただく。

甘くて美味しい!玉葱づくしでこんなに幸せになれるなんて…。

オホーツク北見塩焼きそば

忘れてはいけないのが、北見が誇るB級グルメ「オホーツク北見塩焼きそば」!B-1グランプリ上位入賞経験もある人気グルメだ。海鮮のダシが効いていて美味いね!

このまま玉葱づくしで飲み続けるのも良いが、そろそろ焼肉屋に移ろう。



北見の焼肉

目当ての店は相変わらず席が空かなかったので、ほたる家の近くにあった焼肉しんあんに入ってみる。

卓上コンロでのしみじみ焼肉。そしてビール。これだけあれば幸せだ。

しんあんは家庭的で落ち着ける店。少しずつ美味しい肉を焼きながら、男3人で積もる話をする。こうして北見の夜は更けていったのである。








マッタリと過ごした北見の夜であったが、最後にとんでもないオチがつくことになる。

我々が今回の旅をしていた2017年7月上旬、北海道では記録的な猛暑日が続き、全国的にも話題となっていた。昨晩過ごした天売島は海に囲まれた離島であったため、涼しい夜であったが、ここは内陸の北見。我々が泊まった激安ホテルの部屋はサウナ状態となっていた。

冬は厳しい寒さとなる北見であるから、当然建物は熱を逃がさない構造。高層階であるため、窓は少ししか開かない。オンボロのエアコンからは涼しさを感じない程度の風。半裸になっても、なお汗が滲み出るような暑さの中、ほとんど眠ることもできないまま、朝を迎えたのである。

まさか、オホーツク海に程近い北の果ての町で熱帯夜を体験することになろうとは…。


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|投稿:2017.10.20 | 最終更新:2019.03.07 |カテゴリ: 旅行記

旅行記 7月の天売・焼尻 【3-2】さらば、天売・焼尻

7月8日(土)

島旅の終わり


10:00
我々は朝の天売島一周ツーリングを終え、天売港にて船の到着を待っていた。羽幌港行きのフェリーは10:25に出航予定だ。

前章でも述べたが、結局2日目も晴れることはなく、天売島観光はやや残念な結果に終わった。希少な海鳥であるウミガラスオロロン鳥)も見れずじまいであった。

天売の顔出しパネル

オロロンの像

海鳥一色の天売港。顔はめパネルの穴はその位置で良いのか?


天売港の土産屋

出航まであまり時間はないが、港周辺で土産を買う。ウニ直売所があったので、ウニの塩水パックを実家に送った。あとは海鳥の形をした饅頭を職場用に…。

こじんまりとした土産屋さんだったが、商品がギッシリと並んでおり、品揃えは思いの外豊富であった。


おろろん2に乗船

10:19
いよいよ島を発つ。短いタラップを渡り、フェリー「おろろん2」に乗り込む。

高速船で帰るという選択肢もあったが、フェリーの旅情が捨てがたかったのだ。…まぁ昨日高速船で激しく酔った、というのも大きな要因ではあるが…。

さらば天売

10:25
唸りを上げ、「おろろん2」がゆっくりと岸壁を離れる。我々を含めた4~5人の旅人がデッキにて見守っていると、港の方から大きく手を振る人影が。

お巡りさんと、その娘さんらしき女の子だ。お巡りさんがにこやかに、ゆっくりと両手で手を振り、女の子がその傍らで恥ずかしそうに静かに手を振っている。思わずデッキにいる全員で思い切り手を振り、それに応える。

防波堤を抜け、姿が見えなくなるまで2人は手を振り続けてくれた。礼文島のような派手さはないが、心温まる見送りだった。

さらば天売
(カーソルを合わせると画像が変わります)

離れ行く天売島。北海道の中でもトップクラスの行きにくさを誇るこの島だが、また訪れたいものだなぁ。

目を凝らすと、一晩お世話になった民宿竹内、最後に立ち寄った海の宇宙館が見えた。


天売島と焼尻島

10:45
あっという間に天売島の島影は小さくなり、進行方向右手に焼尻島が見えてくる。

昨日に比べると海は穏やかで、海上を飛ぶ海鳥を撮影する余裕すらあった。海鳥の写真は上手く撮れなかったが…。


ウミウ

11:15
焼尻島に寄港。

防波堤の上で海鳥が羽を休めていたので、思わずシャッターを切る。港でもらった「海鳥の図鑑」によると、この鳥はウミウ。鵜飼いで使用されるのがこの鳥なのだそうだ。


神居岩

焼尻島沖にポツンと浮かぶ岩。その名も神居岩

岩の上にニョキっとしたものが聳えている。「まるで人工物のようだなぁ。こんな形の岩になるなんて、大自然の神秘だなぁ」なんて思っていたわけだが、帰宅して調べてみると岩の上の柱は人工物であった。

船の往来に妨げとなるものが海上にある場合、その障害物を灯りで照らさなければならない。こんな小さな岩に灯台を建てることはできないので、焼尻島にある灯台からこの岩を照らしているのだそうだ。灯りを照らす目印として、この柱が設置されたのだろう。


近くて遠い北海道本土へ


北海道本土が見えてきた

11:50
神居岩を過ぎた辺りで、青空が顔を出し始めた。海の色も、まるで沖縄の海のように鮮やかに輝き出す。それと同時にこれまでは見えなかった北海道の陸地がうっすらと見え始めた。

北海道本土から焼尻島の距離は約25km。それ程遠い距離ではなく、天気が良い日には北海道本土からも島影がハッキリと見えるくらいだ。しかし今日のように天気が思わしくない日には霧に阻まれてしまうし、一度海が荒れれば何日も往来ができなくなってしまう。

焼尻島、天売島は本土から近くて遠い島なのだ。

羽幌の海岸線

12:00
北海道本土が眼前に迫ってきた。

それにしても、ナイフでスパッと切ったような海岸だ。海岸段丘だろうか。

羽幌港接近

天売・焼尻では見ることがなかった高層ビルが目の前に!羽幌町が誇る温泉リゾートホテル「はぼろ温泉サンセットプラザ」だ。

こちらの大浴場でゆっくりと足を伸ばして船旅の疲れを癒すというのも良いかもしれない。

羽幌港到着

12:07
羽幌港到着。

実に28時間ぶりの北海道本土である。よくよく考えると、島には一日ちょっとしか滞在しなかったのか。もう少しのんびりしたかったものだ。天気が悪かったとは言え、原付でサクサクと一周してしまった天売島に関しては、やや消化不良になってしまったと言わざるをえない。焼尻島を徒歩で一周したように、小さな島だからこそ自分の足でゆっくりと周りたかったなぁ。


羽幌町のオロロン鳥

さらば!天売・焼尻!また来るよ!


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|投稿:2017.10.18 | 最終更新:2019.03.07 |カテゴリ: 旅行記

ふるさと納税と郷土料理自炊で旅気分を!(熊本編)

突然ですが、旅ではなく夕食の話題です。

ふるさと納税の制度を使い熊本県山都町に納税していたのですが、このたび返礼品として馬刺しをいただきました!

熊本祭

せっかくなので、馬刺しの他にも熊本の郷土料理を作って、急遽熊本祭を開催しました。


馬刺し

山都町からいただいた馬刺し。左が赤身、右側がフタエゴです。

フタエゴは、アバラ付近からとれる希少部位。独特の食感と程よい脂身がたまりませんな。
赤身は馬刺しの王道。柔らかくて美味しい!

薬味として生姜とニンニクを用意して、タレを付けていただけば、幸せな気分になりますよ。


高菜めし

ご飯ものとして、熊本名物の高菜めしを用意。高菜があれば簡単に作れます。

一文字グルグル

こちらは知る人ぞ知る郷土料理、一文字グルグル!茹でた小ネギをクルクル巻きにして、辛子酢味噌でいただきます。クルクルにする事によって小ネギの食感が良くなりますね。


のどごし

これだけ用意したら、あとは熊本焼酎をスタンバイさせたかったところですが、そこまでの頭が回らず…。「のどごし」でお茶を濁します・・・。



通潤橋

熊本県山都町には、通潤橋紹介記事)を観に訪れたことがあります。2008年の3月、大学の卒業旅行で訪れたのが最初なのですが、豪快に水を噴き出す美しい橋でした。

通潤橋

しかし、2016年4月に熊本を襲った大震災の影響で橋に亀裂が入り、現在では立入禁止。名物の放水も休止中です。以前のような豪快な放水をもう一度見たいものです。



さて、このように、我が家ではたまに郷土料理やご当地グルメなどのレシピをクックパッドで調べて作ってみるのですが、普段と違った気分が味わえて良いものですよ。

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|投稿:2017.10.16 | 最終更新:2019.01.24 |カテゴリ: 雑記

旅行記 7月の天売・焼尻 【3-1】天売島一周ツーリングリベンジ

7月8日(土)

天売島は2日目も曇りだった


朝食@民宿竹内

7:30
民宿竹内の朝食。夕食に引き続き、海産物づくしだ。特に、酢の物や味噌汁に入っているフノリという海藻が、目新しく、嬉しかった。

出発するときも、民宿のおばちゃんがフノリを袋に詰めて持たせてくれた。ありがとうございます!


天売島から眺める焼尻島

港へと向かう道から、焼尻島が見えた。視界は昨日よりは良いようだが、今日も残念な空模様だ。

天売港の壁画

港の近くの擁壁に、愉快なオロロン鳥の壁画がある。ちょうど良い記念写真スポットだと思い、三脚を立ててパチリ。おっさん2人だと、非常に虚しい。

記念写真繋がりで残念な情報を一つ。焼尻、天売それぞれの港に、巨大なオロロン鳥のモニュメントがあり、記念写真の密かな名所となっていたのだが、老朽化に伴い撤去されたのだとか(参考記事)。


天売一周ツーリング(2回目)


天売ツーリング(リベンジ)

8:30
昨日に引き続き、2回目の天売島一周に出掛ける。相変わらず天気は悪いが、好転することを祈って進むしかない。本日の午前中の便で天売島を発つので、これが最後のチャンスだろう。

天売高校

南海岸の集落内には高校がある。天売高校。島内唯一の高校で、なおかつ夜間定時制高校だ。

昨夜のツアーの時に聞いた話によると、平成29年度は全校生徒が5名。小規模ながら、島外の子どもも進学し、島で学んでいるようだ。


赤岩展望台への急坂

昨日と同様、道道天売島線を時計回りに進む。写真は赤岩展望台へと向かう心臓破りの坂。


赤岩展望台

8:45
赤岩展望台は今日もご覧の有様。一応、展望台の先まで行ってみたが、昨日の再現VTRを見せられているかのようだった。

写真にも写っているが、展望台付近を飛び交っているのはカラスであった。海鳥の島である天売島でも、カラスたちは猛威を振るっているようだ。見られたところで、全くありがたくない…。


天売島北海岸は一方通行

ちなみに赤岩展望台から先、道道天売島線の北海岸部分は6~8月の間は時計回り方向の一方通行となる。全国的に見ても珍しい「季節限定」の一方通行だ。道幅が狭いため、多客期となる海鳥のシーズンを限定して規制しているのだろう。

海鳥のシーズンに天売島を一周する場合、反時計回りでは一周することができないので、注意が必要だ。


天売島北海岸は霧の中

9:00
赤岩展望台からさらに登り、天売島最高地点に程近い標高170メートルにまでやってきた。完全に雲の中に突入してしまった感じだ。

羽幌港でもらってきたパンフレットの地図によると、ここは千鳥ヶ浦園地。ここから海鳥観察舎へと続く遊歩道が描かれている。

海鳥観察舎

遊歩道を300メートル程進むと、海鳥観察舎が現れた。背後は目もくらむような断崖絶壁!凄まじい立地だ。

小屋の中には、天売島に住む海鳥を紹介するパネルや、観光の目玉であるオロロン鳥ウミガラス)の繁殖記録などが展示されており、興味深い。

ウミガラスの模型

備え付けの望遠鏡で覗いてみると、見える見える!オロロン鳥!

…と思いきや、これはオロロン鳥の模型。模型を設置し、併せてオロロン鳥の鳴き声を流すことにより、オロロン鳥を繁殖に最適な岩棚へと誘いこむという試みなのだそうだ。その甲斐あってか、一時は「0」という年もあったオロロン鳥の繁殖数も、僅かではあるが増え始めているそうだ。

なお、2日間の天売島滞在中、オロロン鳥を見ることは残念ながら出来なかった。


観音崎

9:20
北海岸沿いにあるもう一つの絶景ポイント、観音崎展望台。崖の形がハート型に見える(写真中央部分からやや左側)として、密かにPRされている場所だ。

なるほど、…まぁ確かにハート型に見えないこともない。

相変わらず空には雲が立ち込め、視界不良。今日こそはスカッと晴れた天売島の景色を拝みたかったが、残念だ。これはこれで秘境ムードが高まって良いものだ…ということで自分を慰めるとしよう。


焼尻島

観音崎から先は急坂の連続。天売港がある島の西端まで転げるように下っていく。途中、焼尻島を臨むことができる見晴らしの良いカーブがあった。この天気では焼尻島が亡霊のように見えてしまっているが、晴れたらさぞかし絶景なのだろう。

何故かこの辺りだけ、インターロッキングの歩道が整備されていた。


海の宇宙館

約1時間をかけて天売島を一周し、最後に「海の宇宙館」に立ち寄る。島のビジターセンター的な存在だ。天売島観光の最後の最後にビジターセンターを訪れるのはどうかと思ったが、島のオリジナルグッズが手に入ると聞いていたので、寄ることにしたのだ。

オロロン三兄弟Tシャツ

購入したのがこちら。天売島オリジナル「てうりオロロン3兄弟Tシャツ」!天売島を代表する海鳥、オロロン鳥ウミガラス)、ケイマフリウトウがプリントされた、天売ファン、海鳥ファン垂涎のTシャツだ!

私は、旅をするたびにご当地Tシャツを自分用に買っているが、離島のTシャツは個性派が多くてお気に入りだ。


なお、フェリー出航の時間が迫っていたため、「海の宇宙館」をゆっくりと見ることができなかった。天売島の海鳥や植物の写真などが展示されている他、コーヒーも飲めるそうなので、ここでのんびり過ごすのも良いのかもしれない。


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|投稿:2017.10.13 | 最終更新:2019.03.07 |カテゴリ: 旅行記

決め手は辛味噌!赤湯からみそラーメンが美味い!(龍上海赤湯本店@山形県南陽市)

山形県ご当地ラーメンの一角!赤湯ラーメン

山形県はラーメンが熱い!既に紹介した山形市の冷やしラーメンを初め、米沢ラーメン酒田ラーメンとりもつラーメン(新庄市)など、ご当地ラーメンが群雄割拠。

その中でも、密かに熱い人気が誇るのが、今回紹介する赤湯ラーメン(「赤湯からみそラーメン」、「赤湯辛味噌ラーメン」と呼ばれることも)。山形県内の他のご当地ラーメンは醤油ベースがほとんどなのですが、赤湯ラーメンは味噌ベースなのです。そんな個性派の赤湯ラーメンを食べに行ってきました。


行列必至尾!龍上海赤湯本店は東北地方屈指の人気店

龍上海赤湯本店

今回訪れたのは、山形県南陽市にある赤湯ラーメン発祥の店、龍上海赤湯本店。人気店と聞いていたので、開店の15分前には到着したのですが、既に行列が出来上がっていました。店内には32席用意されているのですが、結局1巡目には入店できず、30分程度待つことになりました。

なお、今回は辛うじて停めることができたのですが、駐車場は24台とやや狭いので、注意が必要です。


その辛さが病みつきに!赤湯からみそラーメン

赤湯からみそラーメン

さて、こちらが待ちに待った赤湯ラーメン。龍上海では「赤湯からみそラーメン」という名前で提供されています。

白みがかった味噌ベースのスープ、そして何よりど真ん中に鎮座した真っ赤な辛味噌が特徴です。

まずはこの辛味噌をガーッと溶かしてしまいたいところですが、そこはグッと堪えて、まずは「辛くない赤湯ラーメン」を味わうのがおススメです。スープを飲んでみると、意外な程甘く、優しい味…!後を引くスープで、いくらでも飲めてしまいそうです。

そしていよいよ辛味噌を溶かします。恐る恐るスープを口に含むと…辛い!しかし美味い!溶かす前とは打って変わって、ニンニクが効いたパンチのある味になりました。こちらはこちらで病みつきになりそう!

麺は、もちもちとした食感がたまらない自家製の平打ち麺。スープがよく絡みますよ。真冬だと言うのに、汗を大量にかきながら完食!


メニュー@龍上海赤湯本店

メニューを見てみましょう。龍上海では、大きく分けて2つのラーメンが人気です。1つが今回いただいた「赤湯からみそラーメン」。もう1つが、昔懐かしい雰囲気の「赤湯ラーメン」。「赤湯ラーメン」と言えば「辛味噌を溶いて食べる味噌ラーメン」というイメージが強いですが、昔ながらの雰囲気の「もう一方」も食べてみたいものですね。


龍上海赤湯本店へのアクセス

車でのアクセス

龍上海赤湯本店のある南陽市は、東北中央自動車道(無料で通行可)または各方面からの国道でアクセスすることができます。2018年現在、東北中央自動車道の南陽高畠IC山形上山ICの間が未開通ですが、国道でも快適にアクセスすることが可能です。

店は、国道13号線南陽バイパスから県道156号線に入り、数百メートル程西に進んだ場所にあります。市街地ではありますが、道幅も広く、走りやすい道です。

赤湯地図

先述したように駐車場が24台分あるのですが、人気店故、満車になってしまうことも。店の500メートル圏内にコインパーキング2ヶ所あるので、どうしても店の駐車場に停められない場合はそちらを利用するというのも1つの手。上の地図で「02」、「03」で示した場所がコインパーキングです。

鉄道でのアクセス

鉄道の場合は、山形新幹線の赤湯駅から徒歩20分程。駅前通りをほぼ道なりに歩けば到着します。店に着く手前で、交差点を曲がる必要がありますので、あらかじめ地図を確認しておくと良いでしょう。


各種情報

龍上海公式サイト : 店からのお知らせはこちらをチェック!
食べログ : 店舗情報、口コミはこちらから。
赤湯温泉 : ラーメンで汗をかいたら、温泉へGO!!

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|投稿:2017.10.06 | 最終更新:2019.01.24 |カテゴリ: 山形県

旅行記 7月の天売・焼尻 【2-6】天売島の夜 ウトウウォッチングツアー

7月7日(金)

民宿竹内の夜


民宿竹内@天売島

本日の宿、「民宿竹内」。古びてはいるが、部屋は12畳と広く、室内も綺麗で過ごしやすかった。親戚の家に泊まりに来ている感覚だ。

民宿竹内@天売島

かなり年季が入っており、トイレが若干傾いているのはご愛敬。

夕食@民宿竹内

17:30
待ちに待った夕食だ。食卓には、生きたままのウニを筆頭に、地元で採れた魚介類が所狭しと並ぶ。これだけ豪華な夕食が出て、一泊二食6,000円で泊まれるのだからとってもお得なのだ。内陸県で育った筆者は大興奮で、箸が止まらない。

夕食のウニ@民宿竹内

特に殻からほじくり出して食べるウニは甘みがあり、非常に美味かった。ウネウネとトゲを動かして暴れるウニをスプーンでかき出して、口へと運ぶ。ワイルドだ。お願いすれば、民宿の方が身を取り出してくれるので、「ワイルドな食べ方はちょっと…」という方も安心だ。

いやぁ、満腹!ご馳走さまでした!


ウトウウォッチングツアー


ウトウウォッチングツアー

18:55
いよいよ、天売の夜のお楽しみ、ウトウウォッチングツアー。指示通り、民宿の前で待っていると、一台のマイクロバスがやってきた。島内の宿を一軒一軒巡り、ツアー客をピックアップしていくらしい。参加料金の1,000円を運転手兼ガイドさんに支払い、バスに乗り込む。

ウトウウォッチングツアー

3~4軒の宿を周る頃には、バスはほぼ満席に。バスは集落を抜け、赤岩展望台に向けて険しい坂を登り始めた。

バードウォッチングと言えば、バズーカのような超望遠レンズを持った方が多いものだと想像していたが、意外とその筋の方は少ない。むしろ手ぶらの方が多く、三脚とミラーレス一眼(苗穂くんは一眼レフ)を担いできた我々が浮いているくらいであった。

ウトウウォッチングツアー

19:15
赤岩展望台の狭い駐車場には、別のバスも停まっており、周辺はツアー客だらけ!この小さな島のどこにこんなに観光客がいたんだ、と思うくらい多い。朝一で乗った高速船も、午後に乗ったフェリーもガラガラだったので、空いていると思ったのだが…。

なお、7月ではあるが、非常に風が強く、肌寒いほど。写真をご覧いただければ分かるとおり、ほとんどの客が長袖であり、ウィンドブレーカーを羽織っている人もいた。



辺りが薄暗くなり始めると、一羽、また一羽とウトウが姿を現し始める。慌ててカメラを構える。


赤岩展望台にて

結論から言うと、私の撮影機材では、上のような残念な写真しか撮れなかった。暗い上に、ウトウは素早く、どこから現れてどこへ飛んでいくのか予想できない。ウトウへの影響を考えると、フラッシュも焚けず、闇雲にシャッターを切っても、残像しか捉えられない。

本気の機材を持っている方以外は、手ぶらで行き、自らの目にこの光景を焼き付ける、というのが正解のようだ。


赤岩展望台にて

19:45
この頃になると、四方八方からウトウが飛んでくる。暗闇の中、直線的に飛んでくるので、身を低くしていないと正面衝突してしまいそうだ。…かと言って、頭上ばかりに気をとられていると、地面すれすれを飛んできたりして、ドキッとさせられる。

一時も油断できない時間。野生の営みを、ひしひしと感じる時間。物凄い密度で、ウトウが飛んでくるが、これでも全盛期を過ぎた頃だというから驚く。


20:00頃

ウトウへの影響を考慮し、ツアーはここでお開き。再びバスに乗り込み、集落のある島の東部へと戻る。

帰り道にガイドさんから聞いた話によると、最近ウトウが巣穴を掘りすぎて、道路が崩れたのだとか。人と海鳥が共存する天売島。共存と言っても、島の西部は完全に鳥のテリトリーであるようだった。


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|投稿:2017.10.04 | 最終更新:2019.03.07 |カテゴリ: 旅行記

旅行記 7月の天売・焼尻 【2-5】夕暮れの天売島ツーリング

7月7日(金)

天売島上陸!


天売島到着

15:45
荒波を乗り越え、めでたく天売島上陸を果たした我々を待っていたのは、民宿のご主人たちがプラカードを掲げて待っているという離島ならではの光景。本日の宿、「民宿竹内」のおばちゃんと難なく合流し、おばちゃんが運転するワゴンで民宿へ。港から宿へは、500メートル程なので、あっという間に到着した。

民宿竹内

こちらが本日お世話になる「民宿竹内」。こじんまりとして、古びた宿であるが、格安でかつ料理が美味しいらしい。

宿のおばちゃんから「ウトウ(海鳥)のツアーは行くの?」と問われた。
天売は海鳥の島。特に夕暮れ時にウトウが一斉に帰巣する光景は、天売観光の目玉だ。生息地の環境保護のため、帰巣シーンを見る場合はツアーへの参加が強く推奨されているのだという。このツアーへの参加は、天売を訪れた大きな目的の1つなので、勿論参加するつもりだ。

「じゃあ、参加すると伝えておくね。」
どうやら、ツアーへの申し込みは、民宿を通じて行うことができるらしい。ウトウ観察ツアーに参加する場合、夕食は17:30からということなので、それまでの約1時間半で島を一周してみようと思う。


天売港

1時間半で島を一周するのは、徒歩や自転車では不可能だ。…というわけで、再度港まで戻り、原付を借りることにしよう。

15:50
港へ歩いて向かう途中、ふと海の方を見ると、ちょうどフェリーが出航していくところだった。羽幌港行きの最終便だ。


おろろんレンタル

港の前にあるレンタルショップ、その名も「おろろんレンタル」の門を叩く。夕方からの貸し出しであったが、おばちゃんは快く対応してくれた。

羽幌町のご当地ナンバープレート

原付のナンバープレートにはゆるキャラが描かれている。最近は原付のご当地ナンバープレートが増えているが、面白い試みだと思う。

このキャラクターは羽幌町のキャラクター、「オロ坊」。天売島に生息するオロロン鳥(ウミガラス)の「オロ」と男の子の「」を組み合わせた名前だ。それだけかと思いきや、「羽幌」をローマ字表記にしたうえで逆から読むと…「OROBAH(オロボウ)」…!!

何だこの無駄のないネーミング!!


天売島一周ツーリング(1回目)


宿の夕食までの1時間半。天気も悪く、見晴らしも期待できないので、まずはサクサクと島を一周してみよう。腰を据えての散策は明日改めて行うことにする。

天売島の集落

16:10
島を一周する道道天売島線を時計回りに進む。しばらくは2車線幅の広い道路が続き、商店や民家が連続する。焼尻島と比べて、幾分か栄えているといった印象だ。

島の西部では道が狭くなる

港から3km程進んだところで、しばらく続いていた家並みも途切れ、道も一気に狭くなる。それと同時に、急坂が現れ、道は山の方へと進んでゆく。

全体的にペターンとした焼尻島に比べ、天売島は高低差があり、特に北西の海岸は高さ150メートル以上の断崖絶壁が連続する。外敵を寄せ付けぬその地形故、海鳥たちの格好の住処になったわけだ。

ここから先は天売島の核心部。原付のエンジン音も高くなる。天売島を散策する際は、余程体力に自信がない限り、自転車だけは避けた方が無難だろう。


海鳥の糞だらけの道

16:25
原付が喘ぐような急坂を登り、一気に高度を稼いであっという間に標高128メートル。ここは天売島の西端。

猛烈な風が吹き、周囲の植物が波打つように揺れている。路面は海鳥の糞だらけで、異様な雰囲気だ。ここに人間の居場所はないような…そんな雰囲気。

赤岩展望台への道

そんな場所に作られているのが、天売島きっての絶景スポット、赤岩展望台。断崖絶壁に無理やり取り付けられた無骨な通路を進み、島の先端へ…。

ウトウの巣

ウトウの巣

通路の周囲の地面を見て、息を呑む。焼きかけのホットケーキのように、無数に空いた穴!これら全てがウトウの巣である。

今は親鳥たちが餌を探しに行っており、巣の中には雛しかいないため、静かなものであるが、数時間後には親鳥たちが一斉に帰って来る。どれだけ凄まじい光景となるのか…。今は正に「嵐の前の静けさ」といった感じだ。


赤岩展望台

展望台は、ウトウの巣穴からさらに下った断崖絶壁という、凄まじい場所に設置されている。展望台への階段を下っていくと、海に飛び込んでいくような錯覚を起こす。

赤岩展望台より

赤岩

残念ながら、全体的に白く霞んでいたものの、展望台からの風景は凄みに満ちたものであった。100メートル以上の断崖絶壁。黒みがかった海。目をこらすと、数羽の海鳥の姿も確認できる。

海からニョッキリと聳える岩は、展望台の名前の由来ともなった「赤岩」。海面から垂直にそそり立つ高さ35メートルの奇岩。荒々しい光景だ。


赤岩展望台を満喫したところで、時計を見ると、夕食まであまり時間が無い。今日は視界も悪いことから、残りの半周(北海岸)はノンストップで駆け抜け、観光は明日に回すことにした。北海岸の小道を転げるように下り、「おろろんレンタル」に原付を返却。「明日も朝一で借りに来ること」を告げ、大急ぎで宿に戻るのであった。


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|投稿:2017.10.02 | 最終更新:2019.03.07 |カテゴリ: 旅行記

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