様々な「かつめし」がガッツリ食べられる店、いろはーず(兵庫県加古川市)
オシャレでガッツリ、加古川市名物、かつめし
兵庫県南部、東播磨地域の中心地である加古川市。神戸市からは電車で30分程の距離です。
その加古川市で、終戦後から半世紀以上も愛されてきた郷土料理があります。それが、今回紹介するかつめし。平皿に盛られたご飯にビフカツ(またはトンカツ)とデミグラスソースをかけた料理です。名前だけ聞くと和食っぽいですが、どちらかと言うと洋風なテイストなんですね。
1947年に加古川市内の食堂で「箸で気軽に食べることができる洋食」というコンセプトで考案されたかつめし。現在では加古川市およびその周辺にある150以上の店舗で提供されています。B-1グランプリにも2012年以降毎年出展しており、非常に勢いがあるご当地グルメと言えるでしょう。
かつめし発祥の店の流れを汲むレストラン、いろはーず
今回は加古川駅から徒歩2分のところにあるレストラン、いろはーずに行きました。かつめし発祥の店である「いろは食堂」の店主の甥っ子さんが経営する店です。
こちらが今回いただいたかつめし。ビーフかつめしのトリプルソース!
「え!?かつめしってこんなにカラフルなの!?」と思う方もいらっしゃると思います。この店ではかつめしにかけるソースとして、基本のデミグラスソースの他に、ホワイトソース、バジルソースの全3種類を扱っているのです。今回は欲張って、3つのソースがかかった“トリプル”をオーダーしました。
さて、初めて食べるかつめしですが、思ったよりも重たくなくてパクパクと食べられる感じ。比較的ヘルシーなビフカツを選んだというのも理由の一つだとは思うのですが、ソースが非常に美味しいので、ついつい箸が進んでしまうんですよね。今回は3種類のソースを堪能したのですが、特にバジルソースがお気に入りとなりました。勿論、基本のデミグラスソースも美味しいですよ!
そして忘れてはならないのが名脇役の茹でキャベツ。箸休めにもなるし、ソースに絡めて食べるのもアリです。
ソースのバリエーションもさることながら、いろはーずでは様々な具材を使ったかつめしをいただくことができます。ビーフかつ、トンカツは勿論、チキンカツ、エビカツ、白身魚などなど。トッピングも何種類も用意されているため、自分の好みに合わせて何百通りものかつめしを楽しむことができるのです。近くにあったら通ってしまいそうだなぁ…。
今回紹介したいろはーずは、加古川駅の直近にあるレストラン。レストランと言っても、敷居の高さは全く無く、カジュアルな雰囲気でカウンター席もあるため、お一人様でも入りやすい店です。
エキチカなので鉄道で訪れるのが一番楽ですが、提携のコインパーキング(一時間までは無料)があるようなので、車の方も安心です。是非ともバリエーション豊かなかつめしを食べに行ってみては如何でしょうか。
各種情報
食べログ : 口コミ、店舗情報はこちら。
加古川観光協会 : 加古川の観光情報、かつめしMAPは必見!
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|投稿:2017.11.29 | 最終更新:2019.01.21 |カテゴリ: 兵庫県
旅行記 11月の宮古島【1-1】雨の宮古島をあてどなく彷徨う
2017年11月4日(土) |
ホテル共和の朝食バイキングにちょっと感動
天気予報は見事に的中し、弱い雨交じりの強風が吹き荒れる宮古島の2日目(昨日は到着が夜なので、実質的には初日)。「多少雨が降っても、海に入ってしまえば同じ」などと呑気なことを考えていたが、波も高いようで、素人の遊泳は控えた方が良さそうな状況だ。
昨晩から2連泊することになっているホテル共和。平良港近くにあるビジネスホテルで、繁華街に近い割には閑静な場所にあり、とても過ごしやすい。設備は多少古びているものの、リーズナブルで良いホテルだと思う。
ビジネスホテルにしては、朝食のバイキングの品数が多いのも嬉しい。しかも、ゴーヤチャンプルーやゴーヤの和え物など、しっかりご当地色も出してくれている。さらに!さらに!連泊者のことを配慮し、翌朝のバイキングはメニューが若干変わっていたのだ。
小さなことに感激しつつ、朝からモリモリといただいた。
雨の中、とりあえず宮古島を彷徨ってみる
7:30
依然として天気は残念な感じであるが、ホテルに引きこもっているわけにもいかない。レンタカーに乗り込み、とりあえず出発することにした。この悪天候の中、宮古島を楽しむことはできるのだろうか?
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
8:00
まず向かった先は「東洋一美しい」というビーチ、与那覇前浜。島内一の人気を誇り、宮古島を訪れた者は必ず訪れるビーチなのだが…。
ご覧の有様である。まるでこの世の終わりのような灰色の空。寒々しい色の海。人っ子一人いない砂浜。吹き荒れる突風と、容赦なく体を打つ雨粒。寒い…そして痛い。
対岸に見えるのが来間島で、写真にも写っている来間大橋を介して宮古島と繋がっている。来間大橋は絶好のドライブルートとして有名であるが、今日はどうだろうか。
今日はこうであった。一応走ってみたけれど、風でハンドルが取られて恐ろしいですな…。
来間大橋の近くの交差点に立っていた「宮古島まもる君」。宮古島ではお馴染みの警察官型人形で、宮古島や隣接する伊良部島の交差点などで19体(2016年現在)が勤務している。今や宮古島のマスコット的存在でもあり、土産屋で「まもる君」グッズが多数売られる程だ。
9:30
市内のファミリーマートに立ち寄ったところ、ご当地飲料があったので、即購入。宮古島市にある元気生活株式会社が出している元気カフェ!他にも同社が出している飲料が並んでいたので、次は別の商品を試してみよう。
また、沖縄限定のおにぎりも見つけてしまったので、併せて買ってしまった。朝食後であったが、美味しくいただく。旅行先のコンビニは地域限定商品があったりして、意外と楽しい。
おにぎりを食べながら、今後の行程について作戦会議。結果、この天気でこれ以上ビーチを訪れても仕方ないので、午前中は“雨でもそこそこ見映えがするスポット”を巡ることにした。
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
10:00
…というわけで向かったのは、宮古島北部にある島尻のマングローブ林。ここなら天気が悪くてもそこそこ楽しめるはず!
川や湿地の上に木道が架けられており、手軽にマングローブ林を観察することができる。木道から川を眺めていると、何となくアマゾンの奥地のジャングルのような雰囲気がしないでもない(気のせいか…)。
もう少し潮が引いていれば、マングローブ林を住処とするカニやハゼなどの生物を観察することができるようだ。
10:15
島尻のマングローブ林から程近い所にある宮古島海中公園。その名の通り、海中に設置された部屋から海の中の様子が見ることができる施設だ。
海に入らずにお魚観察ができるのだから、今日のような悪天候の日にはうってつけだろう。…なんて考えながら受付に行くと…。
「本日は波が荒く、海底の砂が撒き上げられ、海の中の様子はほとんど見えませんがよろしいですか?」
よろしいわけがない!!!!撤収!!!!
受付の横にあった水槽の中のチンアナゴ君だけが、傷心の我々を癒してくれたのであった。この天気の中、本当にどこに行こうか…?
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|投稿:2017.11.28 | 最終更新:2019.02.27 |カテゴリ: 旅行記
旅行記 11月の宮古島【序章】
「おともdeマイル」でどこへ行こう?
2017年9月 |
マイルが貯まった!「おともdeマイル」や!
いきなり変なテンションで始めてしまったが、「おともdeマイル」とはJALが提供するJALマイレージバンク会員限定の割引サービスだ。クレジットカード利用などで獲得できるJALのポイント(マイル)を一定数貯めると、JALが運航する航空機をお得に利用することができるのである。「おともdeマイル」の場合はちょっと特殊で、会員本人が無料で乗れるだけでなく、3名までの同行者の運賃も割引される。詳しくはJALのホームページをご覧いただくとして…、とにかく夫婦でお安く旅行することができるチャンスなのだ。
このチャンス、どこへ行こうか?お安くなるのであれば、遠くへ行きたい。北海道、九州あるいは沖縄…。嫁が北海道の知床に行きたがっていたが、これからのシーズンは寒いだろう。
北海道は来年以降の夏に回すとして、沖縄はどうだ?台風シーズンが過ぎた11月頃は気候も比較的安定して良いのでは?そういえば、沖縄本島や八重山諸島には行ったことがあるが、宮古島は未踏の地だ。ちょうど良い、宮古島に行こう!
…という流れで、旅行先は宮古島に決定した。日取りは11月3日(金)~6日(月)。文化の日を含む三連休に有給休暇をプラスした。
なお、羽田から宮古島までは直行便があるのだが、チケット発売日当日に予約しようとしたところ、一瞬で完売してしまった。オフシーズンとは言え三連休。さらに特別割引は席数が限られているうえ、直行便は1日に1往復のみだ。急遽、那覇で乗り継ぎ宮古島に向かうというプランに切り替えた。
「おともdeマイル」割引で購入できるのは、1区間の往復分のみ。羽田~那覇のチケットは「おともdeマイル」割引で購入することができたが、那覇~宮古島は通常料金だ。出費が痛い…。
…と、まぁ、紆余曲折はあったものの、お膳立ては整った。季節外れのバカンスに出掛けよう!
肌寒い初冬の信州から南国へ
2017年11月3日(金) |
那覇への旅立ちは午後の便。人気のある午前中の便はあっという間に売れ切れてしまったのだ。
お昼過ぎまでに羽田空港に行けば良いから、そこまで急ぐ必要はない。ノンビリと高速バスで上京し、都内でランチと洒落込む。
嫁の希望で、パンチョのナポリタン!天売・焼尻の旅以来の全部乗せナポリタンだ。ボリューム自慢の店だが、秋葉原店では麺の量が少なめの「小盛」選ぶことができる。あまり量を食べられない方には良いかもしれない。ただ、「小盛」でも嫁は苦しかったようだが…。
いよいよ沖縄へと旅立つ。今朝の気温が5度程度しかなかった信州からやってきて、これから長袖のいらない南国へと向かおうとしている。イマイチ実感が湧かない。
14:55
出航。離陸してしばらくは東海道に沿って飛ぶ。静岡、愛知から三河湾を横断。志摩半島を過ぎると太平洋の真っ只中を飛行する。次に見える陸地は奄美大島だ。
奄美大島から先は個人的にはお気に入りの区間。奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島…と奄美の島々が次々と現れては後方に過ぎ去っていく。船旅ほどの情緒はないものの、島好きにはたまらない。
沖縄最北の有人島、伊平屋島が視界に入れば那覇まではあと一息だ。
那覇空港にて乗り継ぎ。乗り継ぎには40分確保していたのだが、羽田からの飛行機が遅れ、慌ただしい乗り継ぎになってしまった。…
待合室は酔っぱらって陽気になった人々が多数。どうやら那覇での結婚式の参列し、これから宮古島に帰る方々らしい。
18:20
南国気分で浮かれた観光客と、結婚式帰りでやっぱり浮かれた「宮古んちゅ」を乗せ、飛行機は宮古に向けて出発。離陸直後、那覇市街地の灯りがパーッと広がったが、それもすぐに遠ざかり、車窓は真っ暗闇となった。
19:25
定刻よりやや遅れて宮古空港に到着。夜だからか、思ったよりも体感温度は低い。
「レンタカーを借りる」、「市街地へ向かう」、「ホテルにチェックイン」という一連の作業を慌ただしくこなし、いよいよ待ちに待った宮古島ナイトだ!
初日の宮古島ナイト
20:30
宮古島市の中心地、平良(旧平良市)。ホテルから歩いて繁華街に行ってみると、あるわあるわ、飲み屋が選び放題だ。地元民や観光客が出歩いており、なかなか賑やかだ。
沖縄料理を出す居酒屋、島唄ライブを聞くことができる居酒屋、宮古産の牛肉を堪能できる焼肉屋…。迷った末、「居酒家 でいりぐち」にお邪魔することにした。
メニューを見ると沖縄料理、宮古島の泡盛が揃っており、観光客には嬉しい。
まずはとりあえず海ぶどう(左上)。本州で食べるものとは新鮮さ、プチプチ感が違う。
刺身盛り合わせ(右上)には宮古島で水揚げされたマグロ、イカ、タコ、イラブチャーが並ぶ。「イラブチャー」とは沖縄の方言で、ブダイを指す。プリップリで美味い。
そして外せないのがラフテー(左下)。トロトロに煮込まれていて絶品だ。
変わり種としてはジーマーミ豆腐の揚げ出し(右下)だ。こちらもラフテーに負けずにトロトロでジューシーだ。
女将さんからの勧めでいただいたのが、期間限定の裏メニュー、宮古そばのまぜそば。これは宮古島名物の宮古そばの生麺を使用しているのだとか。いただいてみると、確かにコシがあって美味しい!このコシを味わって欲しいからこその、汁なしのまぜそばなのだろう。
まぜそばで程よく〆ることができたので、お勘定。
天気予報を見る限り、明日は天候も波の状況も思わしくないらしい。先行きの不安を感じつつ、旅の1日目が終わったのである。
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|投稿:2017.11.25 | 最終更新:2019.02.27 |カテゴリ: 旅行記
旅行記 11月の宮古島 【目次】
【1日目 2017年11月3日(金)】 |
【2日目 2017年11月4日(土)】 |
1-2 雨の日の宮古島の過ごし方①
1-3 雨の日の宮古島の過ごし方②
【3日目 2017年11月5日(日)】 |
2-2 東洋一のビーチ、与那覇前浜
2-3 伊良部島&下地島周遊ドライブ①
2-4 伊良部島&下地島周遊ドライブ②
【4日目 2017年11月6日(月)】 |
終-2 さらば、宮古島
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|投稿:2017.11.25 | 最終更新:2019.02.27 |カテゴリ: 旅行記
四国で独自の進化!八幡浜ちゃんぽん(ロンドン@愛媛県八幡浜市)
港町のアーケード街にある名店、ロンドン
愛媛県西部にある港町、八幡浜市。大分県とを結ぶフェリーが発着する四国の「西の玄関口」でもあります。
そんな八幡浜市の中心街にあるのが、今回紹介する食堂、「ロンドン」。昔ながらの商店街にあり、見た目は喫茶店のようなお店です。
店の人気メニューは八幡浜の名物であり、今回紹介するちゃんぽん。その他にも丼ものやカレー、うどんなどもあり、「町の食堂屋さん」といった雰囲気です。
あっさりしたスープが特徴、八幡浜ちゃんぽん
こちらが八幡浜名物、ちゃんぽん。ロンドンでは550円というリーズナブルなお値段で提供されています。
食べてみるとあっさりとした優しいお味。スープは鶏ガラだそうで、どちらかというと和風な仕上がりです。グイグイと飲めますね。豚骨ベースの長崎ちゃんぽんとはかなり印象が異なります。野菜もしんなりとしており、甘みが良い感じ。美味しい!
独自の進化を遂げた八幡浜ちゃんぽん
さて、八幡浜ちゃんぽんは、元々は本場の中国から海を渡って伝わったものだと言われています。伝来先の八幡浜で、和風であっさり味を好む四国の食文化と融合し、独自の進化を遂げていったのでしょう。
現在、八幡浜市内にはちゃんぽんを提供する店がおよそ50店舗もあります。中には愛媛県名物のじゃこ天をトッピングしている店もあるのだとか。是非、色々な店を食べ歩いてみたいものですね。
各種情報
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|投稿:2017.11.21 | 最終更新:2019.01.21 |カテゴリ: 愛媛県
宮古島にある絶景の岬、東平安名崎 見晴台からの眺めは圧巻!(沖縄県宮古島市)
那覇の南西280km。珊瑚礁の海や美しいビーチで名高い南国リゾート、宮古島。今回紹介するのは、そんなビーチが売りの宮古島のイメージとはちょっと離れた断崖絶壁の岬です。
今回紹介するのは、宮古島の東の端にある東平安名崎。地図をご覧いただくと分かりますが、両側を海に囲まれた細い陸地が海に向かって突き出しており、まさに「岬」という感じ。どんな景色が見られるか、見に行ってみました。
東平安名崎は、南国リゾート宮古島の東端にある絶景の岬
これが東平安名崎です!!
珊瑚礁の海に向かって突き出した矢じりのような岬!まさに大地の果て!両側に広がるエメラルドブルーの海!息を呑むような絶景です。
スケールが大きな東平安名崎は、ビュースポットが主に2ヶ所に分かれています。
1つめが岬の先端付近。
2つめが東平安名崎見晴台。
この記事では、2つのビュースポットを紹介したいと思います。
岬の先端を目指してみよう
岬の突端の300m程手前に、観光バスも利用可能な広い駐車場が整備されているため、車でも容易に岬に近づくことができます。
駐車場から先は車両通行止ですが、灯台を管理するためか、2車線幅の道路が整備されており、とても歩きやすいです。海に突き出した遮るものもない場所で、風が凄まじいので帽子などを飛ばされないよう注意しましょう。
突端の風景。猛烈な風が吹き荒れ、背の低い草しか生えていない荒々しい光景です。
眼下に広がるのは珊瑚礁の海。この時は天気が悪かったので暗い色の海ですが、晴れた時はさぞかし美しいのでしょう。
岬の周りには巨岩がゴロゴロと点在しており、独特な風景を創り出しています。これらの岩は江戸時代に発生した津波によって打ち上げられた岩だとされており、「津波石」と呼ばれています。スケールがデカい話ですね。
ベストビューポイントは岬の付け根にある東平安名崎見晴台
岬の突端だけを見て帰るのは勿体ない!真のビューポイントは岬の付け根にある、東平安名崎見晴台という場所。
東平安名崎見晴台への入口は、看板の類が設置されていないため、非常に分かりにくいです。東平安名崎の駐車場に向かう道の途中で北側に分かれる道があるので(上のストリートビューの地点)、分岐を曲がってください。そこから坂を上ってゆくとすぐに僅かな駐車スペースがあります。
こちらが東平安名崎見晴台からの景色です。
案内板も駐車場もほとんど整備されていない、正に「名もなき展望台」という感じの場所ですが、そこからの景色は絶景でした。
海に向かって真っ直ぐ伸びる東平安名崎。ここからは、突端からは見えなかったこの岬の全体像を一望することができます。
スパッと切れ落ちた断崖絶壁、点在する津波石、美しい青色の珊瑚礁、そして細く長く尖った岬。こんなに特異で美しい景色は、そうそう見られるものではないでしょう。
マリンスポーツが盛んな宮古島。海に潜るのも良いですが、たまには海を上から眺めるのも良いものですね。
東平安名崎へのアクセス
車でのアクセス
■宮古空港から約30分
■平良市街地から約40分
バスでのアクセス
■宮古島の中心、「平良」停留所から宮古協栄バスの保良行きに乗り、終点の「保良」停留所まで約30分。「保良」停留所から、徒歩で約50分。
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|投稿:2017.11.15 | 最終更新:2019.10.09 |カテゴリ: 沖縄県
愛知の珍スポット、桃太郎神社が意外と楽しい!(愛知県犬山市)
入口からオールスター登場!珍スポット桃太郎神社
愛知県の北部、岐阜県境に程近い犬山市内に全国的に有名なB級スポットがあります。それが今回紹介する桃太郎神社。ただの神社ではありません。
ここが桃太郎神社の入口です。立派な鳥居が立ち、普通の神社かな…と思いきや!
鳥居の周りに何かいるぞ!?
桃太郎に忠誠を誓ったかのように、「桃太郎神社」の幟を掲げる赤鬼!参道の脇に並び立つ犬、猿、雉!リアルな像の数々!
いきなり“普通の神社”のイメージは崩れ去りました。まだまだ何かいるようです。奥へと進んでみます。
おじいさんとおばあさんが現れました。それぞれが精巧な造りで、マジマジと見てしまいますね。
さて、鬼、家来たち、おじいさんおばあさんが出てきました。…残りはこの人しかいないでしょう。
桃太郎!
パッカーン!
鳥居の前には、元気良く桃から飛び出す桃太郎が!肉付きの良い、如何にもガキ大将といった風格です。そして見てのとおりスッポンポン。丸出しです。
神社に入る前からこのインパクト。この像たちはコンクリート像作家である浅野祥雲氏の手によるもの。リアルな造形がシュールさを倍増させますね。
世にも珍しい桃型の鳥居!桃太郎神社で参拝しよう!
個性的な像たちの間を抜けて石段を登ると、拝殿があります。そこには、これまた個性的な物が待ち構えています。
桃型の鳥居!この形の鳥居は、国内を探しても他に類を見ない物でしょう。
見た目こそ強烈ですが、桃太郎神社は子授かり、安産、厄除け、長寿等にご利益があるれっきとした神社。像を見るだけでなく、キチンと参拝していきたいものです。
鬼退治の結末、そして宝物館も見て行こう
神社の一部は入場料が必要なエリアがあります。中には宝物館とその周りにも像が林立しています。大人200円、小人100円とお安いので是非とも入ってみましょう。
有料エリアに入ると、鬼退治の結末を見ることができます。鬼を追い詰める桃太郎、宝物を持って帰る桃太郎軍団。
鬼の「ヤラレター!」という感じが伝わってきますね。
極めつけはこちら!
この恍惚の表情!桃太郎に負けた結果がこれなのか!涙がこみ上げて直視することができません。まぁ…背中には座らせていただきましたが…。
なお、宝物館の中には桃太郎に関する珍品、資料が所狭しと展示されています。「ここだけは普通の博物館なのかな…?」と侮るなかれ。「こんなものまで!」と驚くようなお宝があったりして、非常に興味深いですよ!
桃太郎神社への行き方
桃太郎神社へ行くためには、公共交通機関はおススメすることができません。最寄りの駅、名鉄犬山線の犬山遊園駅から、歩道があまり整備されていない道を45分程歩かなければなりません。
駐車場が200台収容できるという広いものなので、自動車で訪れるのが良いでしょう。
各種情報
犬山観光情報 : B級ではない正統派観光地もおススメだ。
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|投稿:2017.11.12 | 最終更新:2019.01.21 |カテゴリ: 愛知県
寿司屋で味わう素朴な郷土料理、大曲納豆汁(鮨 弁天@秋田県大仙市)
納豆汁が熱い街、秋田県大仙市
納豆汁。すり潰した納豆を味噌仕立ての汁に溶かした料理です。名前のとおりなのですが、馴染みがない地方の人にとっては、どんな物か想像しにくい料理ですよね。
全国的には無名ですが、秋田県、山形県、岩手県を中心とした北東北で親しまれている料理です。特に秋田県大仙市(旧大曲市)は「大曲納豆汁」をPRし、B級グルメの祭典「B-1グランプリ」にも出場する程、「納豆汁が熱い街」なのです。
「納豆汁」なる未知の料理を食べてみたい!そんな思いで、大仙市へと向かいました。
大曲の老舗、「鮨 弁天」の納豆汁
今回訪れたのは、大仙市(旧大曲市)の中心街にて昭和47年から店を構える老舗の寿司屋、「鮨 弁天」。店内はカウンターの他、お座敷もあり、お一人様でも家族でも気軽に楽しめそう。気取らず、地元に愛される寿司屋という雰囲気で、江戸前寿司をリーズナブルに味わうことができます。
勿論お目当ては納豆汁!「大曲納豆汁定食」なるメニューがあったので、それを注文します。
こちらが大曲納豆汁定食(1,000円)。大曲納豆汁に加え、人気メニューのいくらトロトロ丼、小鉢、漬物が付きます。これで1,000円はお得!
いくらトロトロ丼は、とろろご飯にいくらが乗せられたメニューで、ネットリとしたとろろといくらの相性が最高でした。
こちらがメインの納豆汁。食べてみると、意外と臭くない!むしろ甘みがあって美味い!納豆の味はするのですが、独特の臭みはないですね。これなら苦手な方でも食べられるのではないでしょうか。私が納豆好きなので、気にならないだけなのかもしれませんが…。
そして何より具だくさんなのが嬉しいですね。地の物と思われる山菜、キノコ、里芋、豆腐…。納豆汁だけでもお腹いっぱいになる勢いです。
素朴でとても美味しい汁物でした。
駐車場がやや狭いので、混雑時、運転が苦手な方は注意!
今回紹介した「鮨 弁天」。市街地にあるため、店に至る路地がやや狭く、駐車場が6台分しかありません。徒歩圏内にはコインパーキングもあるため、混雑時や運転が苦手な方はこちらを利用すると良いでしょう。
各種情報
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大曲納豆汁旨めもの研究会 : 大曲納豆汁のことを知りたいならコチラ!
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|投稿:2017.11.02 | 最終更新:2019.01.21 |カテゴリ: 秋田県
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