信州名物おやきを囲炉裏端で味わう!(いろは堂@長野県長野市)
長野市鬼無里にある「いろは堂」のおやきは個性派かつ絶品!
おやきと言えば、長野県の郷土料理として知られている野菜や餡子などが入ったお饅頭のような食べ物。地域や店によって製法は様々で、焼いたもの、蒸したもの、灰の中で蒸し焼きにしたものなどがあります。
今回紹介するいろは堂のおやきは、油で揚げてから窯で焼くという一風変わったおやき。
外側はカリッ、中はふんわり、食べてみるとジューシー!この食感と味わいは、揚げてから焼いているいろは堂のおやきの特徴です。揚げてはいるのですが、意外とアッサリしているので、3~4個くらいはペロリと食べられますね。
おやきの中身も様々。野菜ミックス、切り干し大根、かぼちゃなどお馴染みの野菜から、野沢菜、ぶなしめじ、あざみなど信州ならではの具材まで揃っており、目移りしてしまう程。また、季節限定メニューもあり、春は「のびろ」や「こごみ」、夏は「なす」や「ささぎ」、秋は「舞茸」、冬は「じゃがいも」などがメニューに加わります。
古民家風の店内は雰囲気抜群!なんと囲炉裏を囲んでおやきを食べることができるのです。テイクアウトも可能なのですが、時間が許せばこの風情のある店内でいただきたいものです。
また、店内にはセルフサービスの浅漬けが用意されています。おやきも美味しいですが、こちらも良い漬かり具合!
漬物の他にもそば茶が用意されており、まるで田舎のおばあちゃんの家に行ったかのような雰囲気を味わうことができます。
名店いろは堂。アクセスは大変だけど行く価値アリ!
いろは堂は長野市街地から国道406号線の山道を40分程進んだところにある旧鬼無里村にあります。国道は改良工事が徐々に進んではいるものの、狭い箇所もあるので通行には注意が必要です。
長野駅前から路線バス(土・休日は6往復)でアクセスできるので、運転に自信のない方はこちらを利用すると良いでしょう。
また、長野駅前と駅ナカに支店があるので、時間がない方もいろは堂のおやきを食べることが可能です。ただお店の雰囲気は本店が圧倒的に良いので、時間に余裕がある方は是非とも本店に足を運んでみてください。
各種情報
いろは堂 : いろは堂の公式ホームページです。
信州おやき調査隊 : 長野県内のおやきの店を探すならコチラ!
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|投稿:2017.12.30 | 最終更新:2019.01.18 |カテゴリ: 長野県
旅行記 11月の宮古島 【終-2】さらば、宮古島
2017年11月6日(月) |
宮古島にて残された時間は4時間半。少々慌ただしいうえに体調も優れないが、未練を残さぬように行きたい場所には行っておこう。そんな宮古島旅行の最終章のスタートである。
宮古島海中公園にてお魚観察
(写真にカーソルを合わせると、前々日の写真になります)
12:30(タイムリミットまで4時間30分)
宮古島海中公園。2日前に訪れた時には天候が悪いうえに波が荒く、受付の方から「海中が視界不良」と告げられたため断念したが、本日は問題なさそうだ。
入園料を払い、階段を下っていざ海中へ。
海中施設の中は青白い光に包まれた神秘的な空間。壁が厚いためか非常に静かで、本当に海中にいるかのようだ。壁に取り付けられた窓から海中の様子を覗くことができる。
窓を覗いてみると、いたいた!見るからに南国という感じの熱帯魚がうようよと泳いでいる。海中施設の壁に生えた水草が余程美味いのか、壁をハムハムする魚が多数。見ていてとても面白かった。
お手軽に海中の生物を観察することができるこちらは、老若男女(あと、私のような病人も…)が楽しめる素晴らしい施設だと思う。でも機会があれば、次は自力で潜ってみたいものだ。
宮古島屈指の人気を誇る沖縄そば店、古謝そば屋
13:20(タイムリミットまで3時間40分)
腹が減ったので、再び平良市街地に戻り昼食。宮古島屈指の人気を誇る沖縄そば店、古謝そば屋だ。
沖縄の古民家風の店の前の駐車場は、平日にも関わらず満車だ。店に入ると、旅行者らしき人々でほぼ満席。外観だけでなく店内も小洒落た造りで、カップルや女性客が多い。
いただいたのはそばセット(800円)。宮古そばにじゅーしー(沖縄の炊き込みご飯)、日替わりのおかず(この日は大根の煮物)、もずく、漬物、飲み物が付いたお得なセットだ。
こちらの宮古そばは優しくアッサリとしたお味。昨日食べた丸吉食堂のガツンと来るそばとは対照的だ。病んだ体にもスッと入る味で、ペロリと完食。美味しかった。ただ、女性にはちょっと多いかもしれない。
旅の終わりはまた曇天
14:30(タイムリミットまで2時間30分)
三度目となる東平安名崎。毎日訪れる度に分厚い雲に泣かされた宮古島最東端の岬。この絶景を見ずして、宮古島を離れることはできないだろう。
さて、「三度目の正直」となるか、それとも「二度あることは三度ある」のか…?
(写真にカーソルを合わせると、前々日の写真になります)
これはセーフでしょう!
背後に灰色の雲が押し寄せているのが若干気になるが、前日までは見られなかった青い空と海が見えている。スカッとした天気ではなかったが、岬の美しさは十分に伝わってきた。良しとしよう(何故か上から目線…)!
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
14:50(タイムリミットまで2時間10分)
迫り来る暗雲に追い立てられるように、次なる目的地である吉野海岸に到着。
最早「青空」と呼ぶには抵抗がある色の空になっていた。風が強く、体感温度は思いのほか寒い。ここもシュノーケリングの名所で、実際にウェットスーツを着て潜っている人もちらほら…。ウェットスーツ着用ならともかく、生身の体で泳ぐには勇気が要る気候になってきている。
雲行きは悪くなる一方だ。ギリギリ晴れているうちに東平安名崎に行くことが出来たのは不幸中の幸いと言えるかもしれない。
16:00(タイムリミットまで1時間)
空港に着いておかねばならない17時まであと1時間を切った。どこかに立ち寄るにしても空港近くが良いだろう。
…ということで平良市街地にあるアイスクリーム屋さん、リッコジェラートに立ち寄る。宮古島ならではのアイスクリームが食べられることで有名なお店だ。
嫁が「黒糖みるく」と「マンゴー」を(写真左)、私が「リッコミルク」と「雪塩」(写真右)を注文。その他にも「泡盛」とか「紫芋」とか「ちんすこう」とか、他のアイスクリーム屋さんではお目にかかれないようなメニューがあって楽しかった。カフェスペースは静かで寛げる場所だったので、のんびりと食べたかったが、時間がそれを許してはくれない。
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
17:00(タイムリミットまで0時間)
アイスを慌ただしく食べた後、レンタカーを返却し、タイムリミットギリギリに宮古空港に到着。
その後の行程もまた慌ただしかった。空港内のA&W(沖縄限定のハンバーガーショップ)で少し早い夕食を摂り、18:30発の飛行機で宮古を発った。那覇で乗り継ぎ、23:00に羽田空港着。羽田からは乗り合いタクシーに乗り、最終的には翌日未明に長野県松本市にある自宅に辿りついた。
帰りの行程をたったの4行に収めてしまったが、体調の悪さも影響してそれはそれはハードな移動であった。マスク&熱さまシート姿をしていたせいか、キャビンアテンダントのお姉様方がとても優しかった。キャビンアテンダント…いや、嫁の看病の甲斐あってか、自宅に着くころには熱も下がり、翌日は元気に出勤できるほどにまで回復した。
沖縄旅行と言えば、ゆるゆるとした“沖縄時間”を楽しむことも醍醐味の1つだと思う。しかし、今回は天候が恵まれなかった影響もあり、僅かな晴れ間を狙って動き回り、とても慌ただしい旅になってしまった。社会人生活の中、限られた休みを使って旅をしているのだから仕方ない面もあるが、もう少しのんびりしても良かったかな…、とちょっぴり反省をしている。
これから無理が効かない年齢に差し掛かってくるのだから、心に余裕を持った「大人の旅」をしなければなぁ…。まぁ、無理だろうなぁ。でも、せめて旅行中に体調を崩さない程度には自制しなきゃなぁ…。なんてことを考えている今日この頃である。
旅行記 11月の宮古島 完
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|投稿:2017.12.26 | 最終更新:2019.02.27 |カテゴリ: 旅行記
旅行記 11月の宮古島 【終-1】晴天の西平安名崎
2017年11月6日(月) |
下地島で海と空の青さを感じる
本日は最終日!何とか体調を回復させ、悔いのない観光を!
伊良部島唯一のコンビニ(2017年現在)、ファミリーマート宮古伊良部店で熱と闘うための三種の神器(飲み物、栄養ドリンク、熱さまシート)を購入。幸いにも昨夜より幾分か体調は良くなっているので、何とかごまかしごまかし行きたいところだ。
(写真にカーソルを合わせると、前日の写真になります)
9:15
昨日の午後にも立ち寄った佐和田の浜。砂地が見えていた昨日とは大分印象が異なる。この日の満潮時刻は8:45だから、現在はほぼ潮が満ちている状態と言って良いだろう。
この佐和田の浜、条件が重なれば、かの有名なウユニ塩湖のような鏡張りの風景が見られることもあるそうだ。
昨日と同じ道を辿り、下地島方面に進路をとる。
(写真にカーソルを合わせると、前日の写真になります)
「下地島空港17エンド」。こちらもまた昨日の比べて潮が満ちているが、そこまで印象は変わらないかな…?
今日は下地島空港での離着陸訓練があるという情報を掴んだので、再訪したのだ。情報によると、本日はツインオッター(小型旅客機)が離着陸の訓練を行う…と。
下地島空港での訓練スケジュールなどの情報はTwitterから得ることが出来るので、離着陸を観たい方は必見だろう。
ブィィィィィィィン。
アブの羽音のような音を響かせて、小型機が飛び立ってゆくのが見えた。
確かに見えた。見えたんだけど………、求めていたものとちょっと違うんだよなぁ…。インターネット上で話題になっているような、青い海をバックにジャンボジェットがゴオオオオっと迫って来る大迫力の光景が見たかったのだが…。
ガックリと肩を落とす我々を尻目に、ツインオッターは大きく旋回し、滑走路へと戻っていくのであった。
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
10:10
下地島西海岸にある中の島ビーチ。湾になっているため魚が多く、人気のシュノーケリングスポットとなっている。
本日は前日までと比べて波が穏やかで、泳いでいる人の姿もチラホラと見受けられた。海の状況は良好だが、体調は穏やかではない。波が来ない安全地帯から海を眺めて、とっとと退散した。
シュノーケリングを楽しむ人々の目からは、熱さまシートを額に貼り付けたまま海岸を徘徊する男は奇怪に見えたことだろう…。
土産を買うなら島の駅みやこ
伊良部島・下地島観光は終了。伊良部大橋を渡り、再び宮古島に戻ってきた。
11:00
国道沿いにある「島の駅みやこ」へ。お土産屋、農産物直売所、食事処が揃う“道の駅”的な存在だ。お土産を買うならココだと、目を付けていたのだ。
店内に入ってみると、納得の品揃え!お菓子、泡盛、加工食品、調味料何でもある(食べ物にしか目がいかない)。
写真に写っているのは宮古島産の雪塩を使ったポン酢。嫁が全国のご当地ポン酢を集めているので、嬉々として購入。一昨日も雪塩のアイスを食べたが、宮古島ではマンゴーと並んで雪塩が猛プッシュされている。雪塩そのものも売っているし、雪塩を使ったお菓子などもある。
結局、ここでは雪塩ちんすこう、雪塩ラスク、雪塩ポン酢、泡盛飲み比べセットなどなど、大量のお土産を購入した。
晴天の西平安名崎は絶景だった
帰りの飛行機の出発時間は18:30。1時間前には空港に到着しておく必要があるから、タイムリミットは17時。残った約5時間半は、天候に恵まれなかった名所のリベンジに費やすことにした。
まずは初日に暴風雨に見舞われた西平安名崎へ向かう。
道すがら、宮古島まもる君をパチリ。青空の下の彼を撮るのは初めてだ。
台風が多い宮古島。暴風雨の中の勤務で大けがをし、引退を余儀なくされるまもる君もいるのだという。365日、24時間体制の外勤。これ以上ない程、過酷な労働環境なのだ。
(写真にカーソルを合わせると、前々日の写真になります)
(写真にカーソルを合わせると、前々日の写真になります)
11:55
2日ぶりに宮古島の最西端、西平安名崎に到着。やはり晴れていると美しさは格別だ。この美しい青さは沖縄以外ではなかなか見ることができないと思う。近代的な池間大橋も海に映えていて良い!
岬を訪れたら、やはり先端に行ってみたいのが人間の性!一昨日は波飛沫に阻まれて撤退したが、今日は散歩気分で向かうことができた。
開放感抜群の先端で、涼しい風を浴びながら穏やかな海を眺める。体調の悪さを忘れる程の「癒しの時間」であった。
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|投稿:2017.12.24 | 最終更新:2019.02.27 |カテゴリ: 旅行記
牛だけじゃない!松阪では鶏焼肉がアツい!(だるまや@三重県松阪市)
安くて美味い!松阪の鶏焼肉
三重県松阪市。言わずと知れたブランド牛、松阪牛の産地です。
高級な松阪牛を様々な料理でいただくことができる松阪市ですが、実は鶏焼肉も盛んに食べられています。近年ではB-1グランプリにも出場し、トップ10入りも果たすようになりました。そんな勢いのある鶏焼肉。是非現地で食べてみたい!
…ということで、松阪に行ってまいりました。今回お邪魔したのは、松阪駅近くにある焼肉屋、だるまや。こじんまりとした店内には地元のご常連が集い、アットホームな雰囲気が流れています。
まず注文したのが、看板メニューである「若とり」。肉に赤味噌ベースのタレがかかっているのも、松阪流です。肉は見るからに新鮮で柔らかそうですね。
そのお肉をこうするわけです。コンロでじっくりと網焼き。懐かしい雰囲気が出ていて良いですなぁ。
待ちきれない筆者は、肉に火が通っていくのを見ながら、キムチをツマミに生ビールをグビグビ。
肉が焼き上がると、熱々のまま口に運び、またビールをグビグビ。
美味い!!柔らかくて、タレの甘みも良い。これはビールが進みそうです。
続けざまに「ヒネ」と「セセリ」を追加注文。
「ヒネ」とは親鳥のこと。「若とり」とは違い、こちらは固い食感が特徴です。噛みしめると肉の旨味がじゅわっと…。う…美味い…!
「セセリ」は焼き鳥などでもお馴染み、首の部分の肉です。プリッとした食感で、こちらも美味!
それぞれの肉にかけられている特製のタレが良い味出してます。
鶏焼肉以外のメニューも魅力的!松阪駅近くのだるまや
今回お邪魔した「だるまや」。松阪駅から約150メートルという便利な場所にあります。
基本的には鶏焼肉がメインのお店ですが、他のメニューもまた魅力的です。牛ホルモンや豚肉も焼けますし、鶏を使ったお鍋まで取り扱っています。
こちらは牛ホルモン。とろけるような柔らかさはホルモンならでは。これもまた外せませんねぇ。
その他にもタタキキュウリやポテサラ、手羽先餃子など定番のおつまみを頼みましたが、どれも当たりでした。
松阪市で鶏焼肉が愛される理由
さて、そもそも何故、牛肉で名を馳せる松阪市で鶏焼肉が人気を集めているのでしょうか。
実は松坂周辺では卵を産ませるために鶏を飼っている農家が多かったようで、卵を産まなくなった廃鶏を食べるようになったのが始まりなのだとか。元々松阪では焼肉文化が根付いていたので、自然と鶏焼肉という食文化が広まっていったようです。
現在では松阪周辺の約20軒もの店で、鶏焼肉が提供されています。立地は「だるまや」のような駅前から郊外のロードサイドまで多種多様。営業時間の点で見ても、夜間のみという居酒屋スタイルの店もあれば、ランチ営業をしている店もあります。
提供店舗を網羅したマップも公開されているので、是非ともお気に入りの店を探してみては如何でしょうか。
各種情報
松阪鶏焼き肉隊 : 食べ歩きに便利な鶏焼肉マップはこちらから!
食べログ : 店舗情報、口コミはこちらからチェック。
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|投稿:2017.12.22 | 最終更新:2019.01.18 |カテゴリ: 三重県
旅行記 11月の宮古島 【2-4】伊良部島&下地島周遊ドライブ②
2017年11月5日(日) |
下地島で海と池の青さを感じる
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
伊良部島の北海岸の景勝地を満喫しながら、島の西部、佐和田の浜までやってきた我々。佐和田の浜から西へ向かうと、短い橋を渡り下地島に入る。2つの島を分かつのは川と見間違えるほどの細い海峡なので、別の島に入ったという実感は薄い。
下地島に入るとすぐに下地島空港が現れる。下地島空港は日本で唯一のパイロット訓練専用空港だ。1994年に那覇空港とを結ぶ便が廃止となった以降は、専ら離着陸の訓練を行う空港として機能している。
物々しいフェンスに囲まれた空港の脇を恐る恐る進んでゆく。この先に是非とも行ってみたかった場所があるのだ。
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
15:00
それがこちら、「下地島空港17エンド」と呼ばれる場所!
美しいグラデーションの海に向かって突き出しているのは、下地島空港離着陸用の進入灯が設置された桟橋。これだけでも十分に美しいのだが、運が良ければ着陸してくる飛行機を至近距離から拝むことができるそうだ。まさに自然と人工物が織り成す絶景というわけだ。
なお、「17エンド」というのは航空用語。詳しく説明すると長くなるので、ここでは割愛させていただく。
180度視線を移すと、フェンス越しに広大な下地島空港を眺めることができる。残念ながら本日は離着陸訓練はないようだ。
それにしても飛行機も“働く車”も人もいない空港というのは、見ていて不思議な感じだ。
こうして海や空港をボーっと眺めている間も、何人かの観光客がやってきては写真を撮り、去って行った。こちらも「三角点」と同様、SNSにより人気急上昇中のようだ。
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
15:20
「下地島空港17エンド」と並ぶ下地島の人気観光スポットがこちら、「通り池」だ。こちらはSNS普及以前から人気であった由緒ある観光地。駐車場、トイレ、遊歩道が整備されており、お手軽に観光を楽しむことができる。
澄んだ群青色の水を湛える通り池。このような美しい池が双子のように2つ並んでいる。
さらにこの池、ただの池ではない。地中の洞穴を介して、海と繋がっているのだ。
通り池と海の位置関係は上の航空写真のとおりだ。
元々、ここには鍾乳洞があったのだが、天井が崩落して大きな窪みができた。その窪みに海水が流れ込み、現在の通り池が形成されたのだと言われている。
世界的に見ても珍しい地形で、学術的に非常に価値があるだけではなく、ダイビングスポットとしても人気が高い。ただし、洞穴のダイビングは難易度が高いため、上級者向けと言われている。
ボリュームのある夕食が人気!民宿まるよし
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
今夜の宿は、伊良部島の人気宿、民宿まるよしだ。食堂が併設されており、ボリュームのある沖縄料理が人気の宿である。
余談であるが、この日の午後あたりから私は体調を崩しており、チェックイン直後に寝込んでしまった。長時間の移動、雨の中の観光、急に晴れたことによる日射病、波打ち際での水遊び……。原因はよく分かっていないが、高熱が出て、布団の中でうなされていた。嫁が遠く離れた商店まで歩いて行き、ポカリスエットを買ってきてくれた。ありがたいやら申し訳ないやら…。
食欲はそこまで落ちていなかったので、併設された食堂でまるよしご自慢の料理をいただく。さすがにお酒は自粛。宮古旅行最後の夜は、さんぴん茶で乾杯ということになってしまった…(涙)
きっとお酒が進んだであろう、まるよしの料理の数々。
左上から時計回りに、フーチャンプルー、ゴーヤと鶏肉のサラダ、アーサーチャーハン、にがなとマグロの酢味噌和え。
料理はとても優しいお味で、どれも体に良さそうだった。全身がだるく、ヘロヘロ状態であったが完食!
ちなみにその夜、熱はピークに達し、「うーうー」と唸りながら苦しい夜を過ごしたのであった。無理が祟ったかな。人間、三十を過ぎればもう若くはないということだ…。
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|投稿:2017.12.20 | 最終更新:2019.02.27 |カテゴリ: 旅行記
旅行記 11月の宮古島 【2-3】伊良部島&下地島周遊ドライブ①
2017年11月5日(日) |
伊良部島&下地島ドライブに出発!
宮古島の西側に位置する伊良部島と下地島。ご覧のとおり、地図上で見ると2つの島は繋がっているように見えるが、実際のところは幅数十メートルの海峡が間に存在する。両者の間には6本の橋が架かっており、自由に行き来することが可能だ。
現在地は伊良部島の南東に位置する牧山展望台。これから伊良部島の北海岸沿いを反時計回りに進み、島内の景勝地に立ち寄りつつ下地島を目指そうと思う。
実際に伊良部島内を車で走ってみたが、集落内部の一部区間を除いて、2車線幅が確保されており、運転に苦労することはなかった。
死と隣り合わせの展望台!?知る人ぞ知る絶景スポット、三角点
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
14:10
伊良部島外周道路をマッタリと走っていると、路肩に数台の車が停まっているのを発見。地図を確認しても、特に名所らしき表記はない。
「これは何かある!」と直感し、車を停めて周囲を歩き回ってみると…。
森の中へと分け入っていく小道を発見!海の方に向かって伸びているようだが…。
恐る恐る小道へと踏み入れる。宮古諸島にはハブは生息していないが、それでも整備されていない森に入るのは勇気が要る。亜熱帯の植物が元気よく生い茂り、時には屈まないと通れない箇所もある。足元も悪いので、注意が必要だ。
小道に入って1分程で視界が開けた。
絶…句…!!
森を抜けると、目の前の地面は切れ落ちていた。
高さ50メートルは優に超える断崖絶壁!。遥か眼下に広がる珊瑚礁の海!
美しさに感動する前に、あまりの高さに足がすくんでしまう。
この天然の展望台には僅か5~6人が入るスペースしかない。ちょっとでも油断をすれば、強風に吹かれ、体ごと空中に投げ出されそうだ。大袈裟ではなく死と隣り合わせの展望台。そこからの眺めは圧倒される程の美しさだった。
なお、この場所はガイドブックやパンフレットには載っていない。危険な場所であるため、大っぴらに紹介することもできないのだろう。
我々も現地で初めて知った場所なのだが、調べてみると近年SNSを中心に話題になっているスポットらしい。気になる方は「伊良部島 三角点」と検索してみよう。訪れる場合は、事故には細心の注意を払い、あくまで自己責任で。
伊良部島北海岸は絶景スポットの連続
思わぬ絶景スポットに巡り合うことができたが、車窓からも美しい景色を楽しむことができる。交通量の少ない道を、美しい海岸を眺めながらノンビリとクルージング。至福の時だ。
14:20
こちらはキチンとガイドブックでも紹介されている“公式の展望台”、フナウサギバナタ展望台。渡り鳥であるサシバを模したインパクトのある展望台だが、眺めは「三角点」のインパクトには及ばなかった。
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
14:30
伊良部島の最北端、白鳥崎。こちらは、景色は勿論磯遊びも楽しむことができる。潮だまりを観察してみると、小さな魚がウヨウヨと泳いでいた。
なお、足元は先が尖った岩場なので、サンダル等で進入するのは危険だ。
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
14:50
特異な風景が印象的な佐和田の浜。18世紀に発生した大津波により海底にあった岩石が押し流され、このような風景が出来上がったのだそうだ。その津波は、伊良部島、下地島にも大きな被害を及ぼしたらしい。美しい風景は思い出として残るが、その裏にある悲しい過去もまた風化させてはならないだろう。
この時間は干上がってしまっているが、満潮の時間帯に訪れれば、また違った光景が見られるのだそうだ。
さて、次は下地島へと進んでゆこう。
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|投稿:2017.12.18 | 最終更新:2019.02.27 |カテゴリ: 旅行記
旅行記 11月の宮古島 【2-2】東洋一のビーチ、与那覇前浜
2017年11月5日(日) |
宮古列島屈指の穴場ビーチ、長間浜
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
11:50
来間島西部にある長間浜に到着。穴場として知られるビーチで、ご覧のように細い農道を通ってアクセスしなくてはならない。事前に下調べをしていなかったため、少々迷ってしまった。
上のストリートビューで示した交差点にささやかな看板が立っているので、それに従って細い道を海側へと進もう。一応島の一周道路沿いにあるのだが、曲がりくねっていたり、交差点が多かったりと意外と分かりにくい。
駐車スペースは6~7台分といったところか。オフシーズンにもかかわらず、意外と多くの車が停まっていた。.
それにしても、青空って良いものだ。
薄暗い森を抜けると、美しいビーチが現れる。
青い空、青い海、白い砂浜。使い古された安っぽい表現だが、そんな言葉がしっくり来る美しい風景。1日半“おあずけ”を食らった晴れたビーチなのだから、殊更美しく見えるというものだ。
波打ち際でチャプチャプと足を付けたり、ヤドカリを探したり、砂浜を歩いたり、思い思いに過ごした。
再び来間大橋を渡り、来間島を後にする。昨日の朝、雨混じりの強風の中走ったが、晴れたらこうも違うものか。走っていて非常に気持ちが良い。
なお、こちらが昨日の様子。リベンジして本当に良かった。
与那覇前浜は、やはり東洋一のビーチだった!
(写真にカーソルを合わせると、前日の写真になります)
12:15
人っ子一人いなかった昨日とうってかわって、駐車場が満車の与那覇前浜ビーチ。波浪警報が出ていたので、泳いでいる者はほとんどいなかったが、多くの人がようやく晴れた空を祝うように波と戯れていた。
(写真にカーソルを合わせると、前日の写真になります)
そうそう、この青が見たかったんだ。完璧な快晴とは言い難いが、この絵画のようなグラデーションは東洋一のビーチと呼ぶに相応しい。
写真にカーソルを合わせると、昨日の様子をご覧いただけるが、正に雲泥の差。諦めずに再訪して本当に良かったというものだ。
伊良部大橋を一望!牧山展望台
本日の宿泊地は宮古島のお隣、伊良部島。昨日も渡った伊良部大橋を渡り、伊良部島へ。本日の午後は伊良部島を重点的に観光する予定だ。
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
13:25
伊良部島の玄関口にある立ち寄りスポットがコチラ、牧山展望台。2015年に開通した伊良部大橋を一望できるという、近年注目されているスポットだ。
駐車場や公衆トイレもキッチリと整備されており、観光客受け入れ体制は万全という感じがする。
展望台からの景色はご覧のとおり。感動せずにはいられない。
「空も海もキレーだなー」、「伊良部大橋長いなー」など、幼稚な感想しか書けないが、この景色に多くの言葉は不要だろう。伊良部島に訪れた際は、真っ先に立ち寄って欲しいスポットだ。
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|投稿:2017.12.16 | 最終更新:2019.02.27 |カテゴリ: 旅行記
旅行記 11月の宮古島 【2-1】待望の晴天
2017年11月5日(日) |
奇岩がアクセント!定番の観光地、砂山ビーチ
ぐずついた天気が続いた昨日。鬱憤が溜まってしまっているが、本日の午後からようやく晴れるらしい。
2日目となるホテル共和の朝食バイキングをバクバクと食らい、ガソリン満タン!出発!
なお、ホテル共和のバイキングは連泊者に配慮されたメニューで、おかずのラインナップが前日とやや異なる。嬉しい配慮だ。左下の白い物体は、宮古島産のアロエ。ツルンとして美味い。
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
本日の宮古島観光第一弾は平良市街から程近い砂山ビーチ。宮古島観光の定番中の定番のビーチだ。
駐車場からビーチまでは小高い丘を越えてゆく。途中に急な砂の斜面があり、足が砂まみれになるので注意が必要だ。
8:00
こちらが砂山ビーチだ。四方を岩、丘、海で囲まれたプライベートビーチのような雰囲気が魅力なのだが、何よりも観光客を惹きつけるのが、このトンネルのような奇岩。長年に渡る波の浸食作用によって造り上げられた自然の芸術作品だ。
依然として天気はドンヨリ。波も荒れ模様。自然のトンネルの中を容赦なく暴れまわる波を、しばしボーっと眺めていた。
昨日のリベンジ。東平安名崎は晴れるのか!?
天気が回復に向かうという予報なので、昨日曇天だった観光地のリベンジをすることにする。とりあえずは東へ。
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
9:25
19時間半ぶりとなる東平安名崎。ここは是非とも晴天時の絶景を拝みたかったのだが…、早すぎたようだ…。
ちなみに…。
これが昨日。
そしてこれが今日。
…。再現VTRを見せられているようですな…。
ニンニク風味のパンチが効いた宮古そば!丸吉食堂
10時を過ぎ、晴れ間がチラホラと見え始めた。運転席から見る景色も心なしか昨日よりも明るい気がする。晴れた瞬間に室内にいるのも勿体ないので、早めに昼食を摂ることにしよう。
10:30
宮古そばの名店、丸吉食堂。飾り気のない外観だが、こういう店こそ味にこだわっているものだ。期待しつつ、10時半の開店と同時に入店。
丸吉食堂のソーキそば。沖縄そばと言えば、アッサリ味という印象があるが、こちらのそばはコッテリ。スープには豚骨、鶏ガラ、鰹だしを使っているそうで、奥深い味わいだ。そして何より個性的なのが、ニンニクを効かせてあること。パンチがある仕上がりになっている。
また、とろっとろに煮込まれたソーキも絶品。
この店のメニューは私がいただいたソーキそばの他は、てびちそば、三枚肉そば、宮古そばの3種のみ。まさにそばを味わうための店と言えよう。
こちらが食後に出される黒糖アイスキャンディー。温かく、コッテリしたそばを食べた後の口をクールダウンさせるには最適である。
晴天を求めて来間島へ
腹を満たした後は、心を満たしたい!絶景を求めて来間島へ向かう。
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
11:30
来間島随一の観光スポット、竜宮城展望台。その名の通り、竜宮城を模したデザインだ。
竜宮城の最上階に上ると、そこには絶景が広がっていた。海、宮古島、そして渡ってきた来間大橋を一望することができる。全体的に平坦な宮古島エリアにおいて、このように高い場所から景色を見ることができる展望台は貴重な存在だ。
空には依然として分厚い雲が立ち込めており、海の青さが際立たないのが残念だ。あと少し…!
180度視線を移すと、来間島の集落を俯瞰することができる。ノンビリとした雰囲気が漂う来間島だが、橋が繋がったことにより、多くの観光客が流入することとなった。その結果、リゾート開発の手が伸びてきている。島の雰囲気も徐々に変わっていってしまうのかもしれない。
なお、来間大橋から展望台に向かうためには、集落の中の狭い路地を通る必要がある。島の住民の生活道路であり、比較的車の往来や通行人が多いので、運転には注意されたい。
竜宮城展望台を後にし、来間島の西部に位置する長間浜へと向かう。
…すると…。
晴れたぞおおおおおお!!!!
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|投稿:2017.12.13 | 最終更新:2019.02.27 |カテゴリ: 旅行記
嵐山で絶品湯葉料理に舌鼓をうつ(嵯峨とうふ 稲@京都府京都市)
嵐山の名店で、絶品湯葉料理を食べよう
湯豆腐やにしんそばと並び、京都を訪れた際に是非食べておきたいものが湯葉料理。
湯葉…。京都の他、日光、奈良、身延などの門前町の名物として知られていますが、元々は中国から伝わった料理でした。日本に伝わったのは鎌倉時代。京都の寺院を中心に広まっていったとする説が有力です。
湯葉伝来の地(である可能性が高い)、京都で湯葉を食べたい!さらにわがままを言うと、観光のついでに、尚且つ名店で食べたい!
…ということで、今回は京都屈指の観光エリア、嵐山にある名店「嵯峨とうふ 稲 本店」を訪れました。
湯葉料理をお手軽に味わえる「嵯峨とうふ 稲」
今回お邪魔した「嵯峨とうふ 稲 本店」。落ち着いた雰囲気はある一方で、敷居が高過ぎず、気軽に立ち寄れるお店です。湯葉料理も、観光地にしては比較的リーズナブル。
私は「手桶くみあげ湯葉御膳」(1,720円)をいただきました。湯葉だけでなく、おばんざい(胡麻豆腐、おから煮)、田楽、わらび餅なども付いていてボリュームもあります。
主役のくみあげ湯葉。湯葉本来の味を味わうなら、これでしょう。さすがは京都の湯葉。濃厚ながらも、甘みのある上品な味!
食感もしっかりしています。箸で掴んでも簡単には崩れません。これは美味しいですね。
嫁が食べた「京湯葉あんかけ御膳」(1,720円)。
メインの湯葉あんかけご飯。とろっとろの湯葉にたっぷりのあんがかけられており、優しいお味でした。
他にも湯豆腐やおばんざいをメインに据えたメニューがあります。湯葉がお目当てであれば、上記2つのメニューは非常におススメです。
人気店「嵯峨とうふ 稲」 昼食の時間帯は行列必至!
今回紹介した「嵯峨とうふ 稲 本店」。嵐山電鉄の嵐山駅の近くにあり、嵐山観光の目玉である竹林の小径や渡月橋も徒歩圏内。観光と併せて立ち寄るには良い場所に立地しています。
観光地にあるということは、当然混雑します。我々は紅葉の時期の土曜日(11月中旬)に訪れたのですが、嵐山界隈は歩道に人が溢れ返る程の混みようでした。そんな状況であったため、11時に入店したところ、並ぶことなくすぐに席に座ることができました。
11:40
我々が食べ終わって店を出た時に撮影したのが上の写真ですが、数組が待っている状態でした。回転が早い店はないので、数組でも結構待つことになると思います。
12:15
さらに我々が渡月橋観光を終えた後に、再度店の前を通りかかったところ、店の前には大行列が出来上がっていました。「嵯峨とうふ 稲」に限らず、ほとんどの店に行列ができていたと記憶しています。
繁忙期の京都の人気店ですから、お昼前(できれば11時前後)に入店することを強くおススメします。
各種情報
食べログ : 口コミ、店舗情報はこちらから。
稲 京都嵐山 : 店の公式サイト。
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|投稿:2017.12.09 | 最終更新:2019.01.20 |カテゴリ: 京都府
旅行記 11月の宮古島 【1-3】雨の日の宮古島の過ごし方②
2017年11月4日(土) |
水が湧く場所、ムイガー断崖からの絶景を楽しむ
カフェでの小休止の後、車を走らせ南海岸へ。
北東海岸に続き、南海岸もまた断崖絶壁が続くエリア。
15:15
一際目立つ断崖があったので、立ち寄ってみる。断崖の名は「ムイガー」。「ムイガー」とは宮古島の方言で、「湧水」という意味。その名のとおり崖の下で水が湧いているらしいが、現地では上ばかりに気を取られ、湧水には気づかなかった。
急な階段を登っていくと、ムイガー断崖の上に到達することができる。崖の上からの景色もまた素晴らしい。断崖が続く南海岸から東平安名崎までを一望することができる。隠れた絶景スポットだ。
天然の入り江を利用したリゾート、イムギャーマリンガーデンで泳ぐ
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
15:30
南海岸にある人気のリゾート、イムギャーマリンガーデン。天然の入り江を利用したプールのような海が人気だ。
外海から隔絶された入り江であるため、とにかく波が穏やか。今日のように外海が荒れている日でもここでは泳ぐことができるそうだ。
「そうは言っても、もう時間も遅いし寒いなぁ…」なんて考えながら歩いていると、勇気のある青年が一人、海パン一丁で泳いでいるではないか!見ているこっちまで寒くなりそうだ。雨の日であっても、泳ぎたい方はイムギャーマリンガーデンを訪れると良いだろう。
日本最南端の源泉かけ流し、宮古島温泉で冷えた体を温める
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
16:10
いい加減寒くなってきたので、宮古島温泉へ。ここは日本最南端の源泉かけ流しの温泉(同じ宮古島にあるシギラ黄金温泉が最南端の温泉であるが、源泉かけ流しではない)。温泉好きとして、是非とも訪れたかったところだ。
入ってみて驚いた。結構な量のお湯がザバザバと湯船に注がれ、湯船の縁から流れ出てゆく。贅沢だ。そのお湯は薄茶色で若干の油臭のする個性的なもの。温泉のイメージの薄い沖縄の離島でこのような素晴らしい温泉に出会えるとは驚きだ。露天風呂でノホホンとしながら、今日一日の疲れを癒した。
伊良部大橋は曇天でも見ごたえ抜群!
2015年に開通した伊良部大橋。宮古島と伊良部島とを結ぶ海上橋で、2015年に開通したばかりだ。全長3.5km。無料で渡れる橋としては日本一の長さを誇る。そのとんでもない長さ、橋からの景色の美しさが観光客を魅了し、宮古島の新たな定番スポットとなった。
宮古島温泉での入浴後、平良市街に真っすぐ戻るには時間が早すぎたので、かの有名な伊良部大橋に行くことにしたのだ。
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
17:31
伊良部大橋を渡り、伊良部島にやってきた。伊良部島は明日観光する予定なので、本日ここで折り返しだ。橋の宮古島側、伊良部島側にはそれぞれ駐車場があり、両側から橋を眺めることができるようになっている。
伊良部島側から眺めた伊良部大橋の雄姿。
「とにかく長いなー」という印象。実際に橋を走ってみると、より長さを実感できる。長いからと言って、退屈なわけでは決してない。曇天でも美しい青さを持つサンゴ礁の上を走り抜けるだけではなく、大きくアップダウンを繰り返している橋なのだ。登ったり下ったりする度に景色が移り変わり、何度渡っても飽きない。
曇天でも十分に美しいが、明日は快晴の伊良部大橋が見たいものだ。
2日目の宮古島ナイト
18:20
昨夜に引き続き、今夜も飲み屋街に繰り出す。土曜の夜ということもあり、満席になってしまっている店もあるようだ。
「海鮮酒家 中山本店」にて、2日目の宮古島ナイト開始。沖縄料理の種類が豊富で、観光客には嬉しい。
もずくの天ぷら(左上)。沖縄はもずく料理のバリエーションも豊富。天ぷらはサクサクだ。
中身イリチー(右上)。豚のモツを炒め煮した料理。プリップリで美味しい。
スーチカ(左下)。豚バラの塩漬け。程よい塩加減で、オリオンビールにも泡盛にも合う。
島らっきょうの天ぷら(右下)。これも酒のアテに最高。シャキシャキした食感がたまらない。
泡盛をチビチビと飲みながら、色々なおつまみを楽しんだ。美味しくて、値段も安い良い店であった。
酔い醒ましにコンビニでご当地飲料を買う。やはり沖縄はご当地飲料が豊富で楽しい。2本購入し、ご満悦で帰宿。
予報では、明日はついに晴れ間が見られるらしい。宮古島の青い海と空が見られることを祈りつつ、寝ることにした。
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|投稿:2017.12.06 | 最終更新:2019.02.27 |カテゴリ: 旅行記
旅行記 11月の宮古島 【1-2】雨の日の宮古島の過ごし方①
2017年11月4日(土) |
雨の日の宮古島の楽しみ方
結果から申し上げると、宮古島初日はひたすら天気が悪かった。台風並みの大荒れということではなかったし、雨量も大したことがなかったので、「不幸中の幸い」と思いたいところだが、観光のモチベーションはグンと下がってしまう。そんな状況下だが、我々はなるべく前向きに観光することを選び、「雨の日の宮古島の楽しみ方」なるものを悟った。
- 波が穏やかであれば、シュノーケリングを楽しむ。
- 開き直って、曇天の風景を楽しむ。
- 疲れたら無理をせず、カフェで地産地消のスイーツを楽しむ。
残念ながら、本日は波浪注意報が出ていたので、1に関しては諦めざるをえない。なかなか来る機会も少ない宮古島。悪天候を理由にして、観光を諦めたら後悔するだろう。開き直って2を実践してみることにした。
宮古島最西端の岬、西平安名崎で暴風を楽しむ
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
10:40
「雨なら室内から海中を観よう」と訪れた宮古島海中公園に見事にフラれ、その足でやってきたのが宮古島最西端の岬、西平安名崎。直角三角形をした宮古島の頂点にあたる岬だ。
展望台から東の方向を向くと、宮古島から池間島へと渡る池間大橋が見えた。来間大橋と並び、宮古島屈指のドライブルートだ。
どんよりはしているものの、海の青さは沖縄の色という感じだ。今後晴れる保証はないのだから、悪天候でもなお美しいこの青さを目に焼き付けておかねば。
そのまま視線を南へと移すと、半島のくびれと風車が一望できる。風車があるということは……そう、風が強い!
大袈裟ではなく、真っすぐ立っていられない程だ。傘をさそうものなら、あっという間に吹き飛んで骨組みだけになってしまうだろう。風に雨粒が混ざって、半袖短パンの体に鞭を打つ。この逆境を楽しまなければやっていられない。
北を向くと正面には池間島。宮古島の北側に浮かぶ小さな離島だが、1992年に池間大橋が開通し、宮古島との行き来が便利になった。なお、宮古島市には宮古島の他に5つの有人島(伊良部島、下地島、池間島、来間島、大神島)があるが、大神島を除く4島には橋が架かっており、車で行き来することができる。
暴風の展望台を楽しんだ後、岬の先端を目指してみたが、強風と撒き上げられる波飛沫に阻まれて撤退した。
宮古島最北端の岬、世渡崎で異世界感を楽しむ
11:20
西平安名崎のすぐ近くにある、宮古島最北端の岬が世渡崎だ。池間大橋はこの岬から池間島に向かって伸びているため、岬からは間近に橋を見ることができる。こんな天気だからか、三連休にもかかわらず観光客は皆無だ。
暗雲に向かって伸びる池間大橋。異世界へと続いていそうな、そんな雰囲気だ。
島だこ料理が美味い!お食事処すむばり
11:30
お昼近くになっても相変わらずのお天気なので、早めに昼食を摂ることにする。
「お食事処すむばり」のタコ炒め定食。
西平安名崎近くに店を構える「お食事処すむばり」。宮古島で水揚げされた島ダコを使った料理で有名な店だ。定食の他にも、タコを使った麺料理や丼物も扱っている。
島ダコは思ったよりも身が柔らかく、美味!アッサリしつつもコクがある沖縄らしい味わいだ。
我々が食べ終わる頃、店はかなり混み合い、外には行列ができていた。さすがは人気店。悪天候で島内の景勝地は観光客が疎らだったが、いる所にはいるもんだ。
人気のビーチ、新城海岸を独り占め!
現在地は宮古島の北部、つまりは直角三角形の頂点だ。ここから三角形の長辺、つまり宮古島北東海岸を進み、最東端の岬である東平安名崎を目指すことにする。
「北東海岸」を進むと言っても、道路から海が見えるというわけではない。宮古島は隆起サンゴ礁の島であり、海岸線は断崖絶壁であることが多い。東平安名崎へ向かう道は断崖の上の平坦な内陸部を通っているため、海が近いようでいて、残念ながら海があまり見えない道なのだ。
道路から海を見ることはできないが、脇道に逸れてみると、断崖の間にひっそりと広がるビーチに行くことができる。ここはシュノーケリングの名所、新城海岸。この天気のおかげで、美しい海岸を独占だ…(泣)
サンゴ礁が防波堤代わりとなっているため、浜辺は比較的波が穏やかだ。泳げないこともなさそうだが、本日は波浪注意報が出ているため自粛しよう。寒いし…。
宮古島最東端、東平安名崎で最果て感を楽しむ
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
14:00
最東端、東平安名崎に到着。ガイドブックなどでも必ず紹介される人気スポットだが、上の写真のように岬を付け根から眺める展望台に来る人は意外と少ない。岬の突端も良いが、併せてこちらも訪れるのがおススメだ(詳しくは以下の紹介記事を参照)。
こちらも晴れていれば海と空の青さが映えるスポットなのだが…。グダグダ言っても天気は変えようがないので、開き直って楽しむしかない。この暗い空は、岬の最果て感を演出するマストアイテムと考えよう。
正に地の果て!宮古島にある絶景の岬、東平安名崎(沖縄県宮古島市) 47の記憶
さとうきび畑のど真ん中にあるカフェ「新香茶」でスイーツを
開き直って曇天の風景を楽しもうと頑張っていた我々であるが、強風と雨にやられ、疲れてきたのでカフェで休むことにした。
14:40
東平安名崎近くにあるカフェ「新香茶(あたらかちゃ)」。さとうきび畑の真ん中にあり、少々場所が分かりにくい。レンタカーのカーナビにも表示されなかったが、広範囲に渡って案内看板がこれでもかというくらい設置してあったので、それを頼りに進めば辿りつける。
嫁はマンゴーパフェ、私は雪塩アイスをいただく。マンゴーも雪塩も宮古島の特産品だ。どちらも美味しい!
宮古島には地産地消のスイーツを提供するカフェが多くある。強い雨に降られ、どうしようもなくなったら、カフェ巡りを楽しむのも良いかもしれない。勿論晴れている日でもカフェはおススメだ。
午後になり、雨は上がりつつある。依然として空は暗いし、風も強いが、午前中に比べるとコンディションは良さそうだ。翌日は晴れるという予報だし、辛抱強く観光を続けるとしよう。
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|投稿:2017.12.02 | 最終更新:2019.02.27 |カテゴリ: 旅行記
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