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カナディアンロッキードライブ【2-5】バンフでジビエバーガーを食らう

2017年8月10日(木)

バンフへの帰り道

カナディアンロッキーでの観光1日目は、3つの湖と滝などの景勝地に立ち寄り、非常に内容が濃いものになりました。あとは、行きと同じルートを辿って宿があるバンフに戻るだけ。

渋滞

15:31
トランス・カナダ・ハイウェイ」を走っていたところ、峠で工事渋滞に巻き込まれてしまいました。どこでも快調に進むことが出来ていたカナダで渋滞に遭遇することになるとは…。

これがなかなか厄介な渋滞で、抜けるまで30分以上かかりました。

州の境界

思わぬ渋滞で疲れてしまったので、州の境界にあるパーキングで小休止。

ブリティッシュコロンビア州から再びアルバータ州に戻ります。カナディアンロッキーは5つの国立公園に分かれており、我々が今回の旅で主に観光するバンフ国立公園ジャスパー国立公園はアルバータ州にあります。一方、本日訪れたタカカウ滝やエメラルド湖を擁するヨーホー国立公園クートニィ国立公園グレイシャー国立公園はブリティッシュコロンビア州側。ブリティッシュコロンビア州側は観光客が比較的少なく、ノンビリと巡ることができる穴場が数多く存在するようです。


アルバータ州側に下り、「トランス・カナダ・ハイウェイ」の旧道である「ボウ・バレー・パークウェイ」に入ります。

カナダ太平洋鉄道

カナダ太平洋鉄道

17:50
ボウ川を望むパーキングで休憩していると、貨物列車がやってきました。

このカナダ太平洋鉄道は、走る列車のほとんどが貨物列車。今回のドライブでも何回か走る姿を見ましたが、全部貨物列車でした。全長1kmはあるのではないかと思われる、長い長い貨物列車!さすがカナダはスケールが違いますねぇ。

キャッスルマウンテン

このパーキングからは鉄道だけではなく、美しい山々を望むことができます。こちらはバンフ国立公園を代表する山、キャッスルマウンテン。確かにこの険しい岩峰は、西洋の古城を思わせる姿ですね。

しばし休憩し、再びバンフへ向けて南下を開始します。


山火事跡

18:20
「ボウ・バレー・パークウェイ」沿いに生々しく残る山火事跡。日本ではあまり見かけない光景ですね…。北米大陸では空気の乾燥、熱波などが原因により、日本よりも山火事の件数が遥かに多いそうです。


ビッグホーンシープ

18:30
バンフの手前で動物の群れと遭遇!

調べてみると、ビッグホーンシープという、カナディアンロッキーでは比較的メジャーな動物のようです。名前から判断するとヒツジの仲間のようですが、実際にはウシ科の動物なのだそうです。

草食動物なのですが、角で突かれたら大変なので、遠くから望遠レンズで撮影。

ビッグホーンシープを見た後は、再び「トランス・カナダ・ハイウェイ」と合流し、一路バンフを目指します。


ランドル山

18:40
バンフの手前1kmくらいの場所にあるサービスエリアからの景色が良さそうなので、立ち寄ってみました。

山々と湖沼、森林が織り成す絶景です。すぐ近くに街があることが信じられない程ですね。左側に特徴的な形をした山がありますが、こちらはランドル山。カナディアンロッキーの中でもとりわけ愛されている山なのだそうです。


バンフのスポーツバーでジビエバーガーを食らう

19:20
ホテルに帰ってすぐに荷物を置き、夕食を食べるために出発します。

コロンビアジリス

出発しようとしたところ、ホテルの目の前の芝生を走り回る小動物の姿が。

レイクルイーズでも見かけたコロンビアジリスですね。ここを根城にしているようで、付近には巣穴らしき穴が空いていました。こんな街中にも生息しているとは…。

バンフの街並

目当ての店はホテルから1.5km程離れたダウンタウンに位置しています。バンフアベニューという大通りに沿って歩いて行きます。通り沿いにはリゾートホテルやレストラン、住宅が建ち並んでいます。

通りを歩く人々の中には、日本人観光客の姿もチラホラ。お盆休みにカナダで避暑をする方も多いようですね。

バンフの街並

さすがにダウンタウンまで来ると人が多いです。オシャレなショップやレストラン、バーが並んでいます。買い物や食事をするならこのエリアが良いでしょう。

Elk and Oarsman Kitchen and Bar

19:50
目当てのお店、「Elk and Oarsman Kitchen and Bar」に到着。昨夜と違って今回は予約なしでしたが、何とか座ることができました。

こちらのお店はスポーツバー。店内にはテレビモニターがたくさん設置されており、アメフトの試合が放映されていました。こういったカジュアルな雰囲気に惹かれて、こちらのお店を選択したわけです。

エルクバーガー

こちらの店の名物はジビエを使ったハンバーガー。

嫁がバイソン(ウシの一種)バーガー、私がエルク(シカの一種)バーガーをいただきました。どちらもクセがなく、美味しくいただきました。ビールにもよく合います。

付け合わせ(付け合わせながら、主役よりも量が多い…)についているポテトの山盛りは、カナダ名物のプーティン。フライドポテトにグレイビーソースとチーズがかかったファーストフードで、カナダのあらゆる場所で食べることができます。美味しいし、ビールのつまみにも最高なのですが、とても太りそうな一品ですな…。


夕闇のバンフ

21:15
さすがは緯度が高いカナダ。21時過ぎでもこの明るさです。出歩いている人も多く町はまだまだ賑やかですが、我々は明日の朝の出発が早いので、ホテルに戻ることにします。

道すがら、スーパーマーケットで明日の朝食を買いました。明日は早朝にバンフを出発し、カナディアンロッキーを南から北へと縦断してジャスパーを目指す予定です。


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|投稿:2018.04.30 | 最終更新:2019.01.15 |カテゴリ: 旅行記

カナディアンロッキードライブ【2-4】エメラルド湖

2017年8月10日(木)

ペンキを溶かしたような鮮やかな青!エメラルド湖

13:10
タカカウ滝から50分程度でエメラルド湖に到着しました。こちらもまた駐車場がどえらい混雑!駐車場には収まりきらず、多くの車が路上駐車しているという有様でした。

エメラルド湖

こちらがエメラルド湖。見た瞬間に「あー、こりゃ人気も出ますわ。」と納得。

モレーン湖ルイーズ湖とはまったく違った青さ。ペンキを溶かした…いや、ペンキをそのまま流し込んだといっても過言ではないような鮮やかな青。鮮やかすぎて、現実感のない光景です。

エメラルド湖

「エメラルド湖」の名に偽りなし。これ以外の名前が思いつかない程、完璧なエメラルド色。

エメラルド湖

エメラルドグリーンであったりエメラルドブルーであったり、眺める角度や光の具合によって色が様々に変化します。

この日は多客期の日中で、湖面に浮かぶカヤックが多かったので波立っていたのですが、風のない早朝などは湖面がまるで鏡のようになり、それはそれは美しいそうです。

そういえばもう昼過ぎ。お腹が空いてきました。

Cilantro On The Lake

13:30
…というわけで、エメラルド湖畔にあるレストラン、「Cilantro On The Lake」に入店。店内の席とテラス席があったので、湖を眺めることができるテラス席を選択。

景色の良いテラス席はなかなか混み合っていました。

ゴートチーズのピザ

ゴートチーズ”、つまりヤギのチーズを使ったピザをいただきました。ピザと言えばトロ―っととろけるチーズがかかっているイメージがありますが、こちらは固形状のチーズがゴロゴロと乗っている感じ。そして大量のバジル。

食べてみると、なかなかクセのある味!以前沖縄でヤギの乳を飲み、悶絶したことを思い出しました。その時に飲んだヤギの乳よりは取っつきやすい味かな…。いずれにしても臭みが強く、好みが分かれる味だと思います。

…とは言え、日本ではなかなか食べる機会のないゴートチーズ。2人で何とか平らげました。うーむ、ヤギの乳は鬼門なのかも…。


エメラルド湖

エメラルド湖

食後はエメラルド湖の北側の遊歩道を散歩してみました。森林の中を行くとても気持ちの良い道だったのですが、ちょうど雲が出てきてしまい、湖が薄暗くなってしまったのは残念でした。


エメラルド湖帰りに立ち寄りたい景勝地、ナチュラルブリッジ

15:10
エメラルド湖の近くに、おススメしたい景勝地があります。エメラルド湖からの帰り道、「トランス・カナダ・ハイウェイ」に戻る途中に通りかかったところ、観光客で賑わっていたので、立ち寄ってみました。

ナチュラルブリッジ

その名もナチュラルブリッジです。

膨大な量の水流が川底の岩を削り、長い年月をかけて岩の下を貫通してしまったのだそう。その名のとおり、「天然の橋」というわけです。

橋と言っても、実は上部は繋がっていません。「地球の歩き方」には「実際には『橋』の中央は切れているが、大人ならまたげそうなくらいの狭さ。」と記載されているのですが…。

ナチュラルブリッジ

…とあるアジア系の観光客が、跨いだのは良かったものの、戻れなくなってしまっていました。向かって左側の方が高くなっているため、左から右へは容易に跨げるものの、右から左への移動は結構難易度が高いようです。

他の観光客がサポートに向かっていましたが、結局跳ぶ勇気は出なかったようで、右側の岸を通って脱出することにしたようです。そのようなルートがあるのかどうかは分かりませんが…。

ナチュラルブリッジ

ナチュラルブリッジ周辺は大迫力の急流!落ちたらひとたまりもないでしょう。こうして遊歩道から眺めている分には良いですが、あの隔たりを跨いだりすることは避けた方が良さそうです。


さて、そろそろ陽も傾きかける頃。バンフに戻ることにしましょう。


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|投稿:2018.04.26 | 最終更新:2019.01.15 |カテゴリ: 旅行記

カナディアンロッキードライブ【2-3】タカカウ滝

2017年8月10日(木)

アルバータ州からブリティッシュコロンビア州へ

朝からモレーン湖ルイーズ湖と風光明媚な湖を巡ってきましたが、次は滝へと向かいます。

ブリティッシュコロンビア州へ

レイクルイーズから引き続き国道1号線「トランス・カナダ・ハイウェイ」を進みます。これまで高速道路のような快適な道が続いていましたが、ここからは峠越えの区間に。

峠を境に州も変わります。アルバータ州から、バンクーバーなどの大都市を擁するブリティッシュコロンビア州へ。

スパイラル・トンネル展望台

11:15
ブリティッシュコロンビア州に入ったところで、パーキングがあったので立ち寄ってみました。観光バスまで停まっていて、結構な賑わい。

スパイラル・トンネル

ここはスパイラル・トンネル展望台

上の地図をご覧ください。黄色のラインが今走ってきた「トランス・カナダ・ハイウェイ」。それと絡むようにクネクネと伸びているグレーのラインが「カナダ太平洋鉄道」。地図に描かれているように、峠越えに挑むため、鉄道はループ線を駆使して標高を稼いでいるのです。

ここからは鉄道のループ線が見られるとのことですが…。


スパイラル・トンネル

うーん…。写真中央付近にトンネルの出口は見えますが、正直ちょっと分かりにくいかな…。

長大な貨物列車などが通る時には、ループを描いて登っていく様子が見られるようです。こればっかりは運ですねぇ。


落差300メートル超の大瀑布、タカカウ滝

次の目的地、タカカウ滝は「トランス・カナダ・ハイウェイ」から離れ、山道を進んだところにあります。

タカカウ滝への道

滝までの道は比較的走りやすい道ですが、一ヶ所だけ険しいヘアピンカーブが続くところ(写真の場所)があります。普通車は問題なく通ることができますが、キャンピングカーなどの大型車の場合はカーブを曲がりきることができないため、スイッチバックで登らざるをえないこともあるそうです。

実際にタカカウ滝の帰り道、大型観光バスがバックで下っていく場面に遭遇しました。運転に自信がない場合は、大型車で来ることは避けた方が良いでしょう。

タカカウ滝

タカカウ滝とのファーストコンタクト!
駐車場に着く手前。林の向こうから巨大な滝が姿を現しました。今まで見たことのないスケールの滝!かなり衝撃を受けたことを覚えています。


タカカウ滝

11:45
タカカウ滝の駐車場に到着。こちらの駐車場も大混雑!空いているスペースに何とか車を停めることができました。

駐車場の背後で轟々と水を落とすタカカウ滝。圧倒的な存在感。この辺りまで来ると、どこからでもその姿を観ることができます。

タカカウ滝

タカカウ滝

駐車場から滝までは約15分程の道のり。ほとんど高低差のない遊歩道が整備されているため、それ程苦労せずに滝まで到達することができます。…というか、常に見ごたえがある滝が視界に入っているため、疲れを感じることも忘れてしまいますね。

白い川

白く濁った川を渡ります。特に汚れて濁っているというわけではないのですが、上流にある氷河が削り取った岩石の成分が含まれるため、このような色になるそうです。


タカカウ滝

遊歩道を進んでいくと、いよいよ滝が目の前に!

高すぎるがあまり落差に関しては諸説あるのですが、落差は300メートルを超えているようです。この辺りまで来ると、ジンワリと飛沫を感じるようになります。

タカカウ滝

遊歩道の終点付近まで来るとこの迫力!

飛沫が風を伴って押し寄せてきます。まさに滝が覆い被さってくるような感じ。なるべくカメラを濡らさないように撮影します。

整備された遊歩道はここで終わっていますが、この先も滝に向かって踏み跡が続いています。もう少し滝に近づいてみます。

タカカウ滝

ここまで近づくことができました。まだまだ先に進んでいる方もいましたが、この先は暴風雨のような状態だったので、やめておくことに…。

スケールが大きすぎて、感覚が狂ってしまいそうな光景です。

タカカウ滝

振り返るとこちらも絶景!

整然とした針葉樹林が広がり、その間をタカカウ滝の水を集めた「白い川」が流れています。その向こうにはテーブルマウンテンのような山。

カナディアンロッキーと言えば、湖や氷河というイメージが強いですが、滝でもまた素晴らしい景色に出会うことができました。タカカウ滝、おススメです。

次はエメラルド湖に向かいます。


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|投稿:2018.04.24 | 最終更新:2019.01.15 |カテゴリ: 旅行記

東京から手軽に行ける景勝地、馬の背洞門(神奈川県三浦市)

馬の背洞門は意外と侮れない絶景スポット

神奈川県三浦半島。古都「鎌倉」、軍港都市「横須賀」、高級別荘地として有名な「葉山」、マグロの水揚げが盛んな「三浦」など、非常に見どころが多いうえに首都圏からも近いため、多くの観光客が訪れるエリアです。そんな三浦半島にあるおススメの景勝地を紹介します。

それが三浦市にある馬の背洞門。馬の背洞門は三浦半島と橋で繋がっている小さな島、城ヶ島の海岸にあります。

馬の背洞門

こちらが馬の背洞門
海岸の地層にポッカリと空いた穴!屋根の部分は何とか繋がっていると言った感じ。なかなかインパクトのある光景です。

馬の背洞門

この辺りの地層は凝灰質砂礫岩という柔らかい岩。長い年月をかけ、波や風雨によって削られてこの形になったそうです。正に自然による芸術品。

実は城ヶ島は1923年に発生した関東大震災により、1.4メートル隆起しています。馬の背洞門も当時はもっと低い位置にあり、小舟で穴を通り抜けることもできたそうです。

馬の背洞門

遊歩道の途中から、洞門を上から見ることもできます。このような地形を上から見ることができる場所は、珍しいのではないでしょうか。勿論、洞門の上は立入禁止です。

ちなみに、水平線の辺りに見える島影は伊豆大島ですね。


馬の背洞門

周辺の海岸は大都市の近郊とは思えない程自然豊か。夏場は磯遊びをする家族連れで賑わうそうです。


馬の背洞門に行くなら、「みさきまぐろきっぷ」がオススメ!

三浦半島は都心から近いのが魅力ですが、便利である反面、道路渋滞が厄介です。マイカーで訪れた場合、かなりの確率で渋滞に巻き込まれることになります。訪れる場合は鉄道とバスという組み合わせがおススメ。

みさきまぐろきっぷ

鉄道とバスを利用した三浦観光には、京浜急行電鉄が発売している「みさきまぐろきっぷ」が便利。東京・横浜方面から三浦市までの京浜急行電鉄の往復切符、三浦市内のバス乗り放題チケット、さらには三浦市内の提携店でマグロメニューが食べられるチケット、様々な施設で使えるチケットがセットになったお得な切符です。

京浜急行バス

城ヶ島行きのバスは、京浜急行電鉄の終点駅である三崎口駅前から発着しています。便数は1時間に2本程度です。馬の背洞門に行く場合は、城ヶ島大橋を渡ってすぐの「白秋碑前」バス停で降りて下さい。

馬の背洞門への遊歩道

バス停から馬の背洞門までは、道路と遊歩道を経由して1km弱。写真のような、急で狭い階段が途中にありますので、歩きやすい靴が必須だと思います。


まぐろ丼

海岸を歩いてお腹が空いたら、三浦名物のマグロを食べていくのも良いですね。先述したように、「みさきまぐろきっぷ」があれば、三浦市内にある提携店でマグロメニューをいただくことができます。

首都圏から日帰りで行くことができる景勝地。週末にぶらりと出かけてみては如何でしょうか。

各種情報

三浦市観光案内 : 三浦市は景勝地と美味しいものが盛りだくさん!
京浜急行電鉄 : 「みさきまぐろきっぷ」の情報はこちらから。

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|投稿:2018.04.20 | 最終更新:2019.01.15 |カテゴリ: 神奈川県

カナディアンロッキードライブ【2-2】ルイーズ湖

2017年8月10日(木)

クリーミーな湖面が美しいルイーズ湖

早朝から美しいモレーン湖を堪能した我々は、次なる絶景の湖、ルイーズ湖へ。モレーン湖からルイーズ湖までは車で20分程の距離。まさに湖のハシゴという感じです。

ルイーズ湖の駐車場

8:40
ルイーズ湖の駐車場もまた大混雑でしたが、こちらはキャパシティが大きいことが強み。誘導員の指示に従い、第2駐車場に停めることができました。

先に駐車場が小さなモレーン湖に行き、次にルイーズ湖を訪れるという行程を組んだのは正解だったようです。

ルイーズ湖のトイレ

ルイーズ湖はいくつものホテルが建ち並ぶ一大観光地。トイレも綺麗です。

先ほど立ち寄ったモレーン湖のトイレは、人里離れた場所にあるせいか管理が行き届いておらず、踏み入れるのも躊躇う程汚いトイレでした。カナダのトイレは基本的には綺麗なのですが、ハズレを引くと楽しい気分も台無し。綺麗なトイレを見つけたら、早めに用を足しておくのが良いかもしれません。

トイレが汚いという話はこれくらいにしておいて、美しい湖を見てまいりましょう。


ルイーズ湖

これがルイーズ湖だ!!

こちらも美しい「青さ」を持つ湖。「青さ」と言っても、先ほど見たモレーン湖とはまた違った「青さ」。

ルイーズ湖とカヌー

この美しい湖面をカヌーで漂ったりしたら気持ち良いだろうなぁ…。…なんてことを考えながら、レンタルカヌーの値段を見てみると、「30分75ドル(約6,400円)」!

何も言わずに回れ右…。


ルイーズ湖

ルイーズ湖

眺める角度、陽射しの加減によって面白いように色が変わります。

カヌーは諦め湖岸をブラブラと散歩しただけなのですが、全く退屈しませんねぇ。ただただ、この美しい湖面、そしてダイナミックな山々に感動し、シャッターを切り続けていました。


Fairmont Chateau Lake Louise

ルイーズ湖の目の前にある「Fairmont Chateau Lake Louise」。ハイシーズンになると1泊5万円以上かかるという高級リゾートホテルです。

宿泊者以外でも朝食をいただけると聞いていたので覗いてみたのですが、朝から大混雑!我々には縁はなかったのだと自分に言い聞かせ、カヌーに続いてこちらも断念しました。

Fairmont Chateau Lake Louiseから見たルイーズ湖

ホテルの入口からの眺め。歩いて1分でルイーズ湖という好立地。こちらに泊まって、早朝のルイーズ湖や夜の星空を楽しんでみたいものですね。


ルイーズ湖

ルイーズ湖の水は川となって流れ出ており、川原ではコップで水を汲んで飲んでいる方がチラホラ。

奥さんに「味はどう?」と聞かれ、「イッツ ソー クリーミー!」と大絶賛していたおじさんが印象的でした。


レイクルイーズのビジターセンターで朝食とリスを堪能

レイクルイーズビジターセンター

9:50
朝食を求めてレイクルイーズのビジターセンターへ。ここはビジターセンターの他にも売店やパン屋、アウトドア用品店が併設されており、道の駅のような賑わいを見せています。大自然の中を巡るカナディアンロッキーの旅においては、貴重な補給スポットと言えるでしょう。

レイクルイーズビジターセンターで朝食

こちらにあるパン屋にて、ハムサンドとコーヒーの朝食。味は…まぁよくあるファーストフードの味という感じ。

朝から開店している店が少ないせいか(そもそも店自体が少ない)、こちらのパン屋も結構な混雑でした。


レイクルイーズビジターセンター裏の川

パン屋さんの裏側には美しい川が流れていました。おあつらえ向きにベンチとテーブルが設置されてあったため、テイクアウトしたコーヒーを飲みながらボーっと川を眺めます。

景色を眺めていると、視界の片隅を横切る小さなものが…!


アメリカアカリス

リスです!
素早く走り回るリスを何とか激写しようと、ワタワタする三十路男。リスはベンチの下へ、テーブルの上へ、岩の隙間へ、予想もつかない動きで走り回り、最後には木の上へ登って行ってしまいました。

撮れたのはピンボケ写真ばかり…。上の写真は一番マシだったものです。

このピンボケ写真から判断するしかないのですが、これはアメリカアカリスですかねぇ。その名のとおり、北アメリカに生息するリスのようです。


コロンビアジリス

別のリスも出た!!

アメリカアカリスを見失った後、ふと視線を落とすと、川辺の岩の隙間からやや大きめのリスがヒョコっと顔を出しました。

姿形も動きもどこかプレーリードッグに似たコイツはコロンビアジリス。カナダのブリティッシュコロンビア州を中心に分布しているリスです。可愛らしい姿ですが、牧草を食べてしまうため、カナダでは害獣として駆除の対象となることも…。

今回の旅で一番多く見かけたのがこのコロンビアジリスだったのですが、実は1年のうち8.5ヶ月は冬眠しているようです。会えたのはラッキーだったのかもしれませんね。


しばしリスを堪能した後は、次の目的地、タカカウ滝へと向かいます!


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|投稿:2018.04.17 | 最終更新:2019.01.15 |カテゴリ: 旅行記

カナディアンロッキードライブ【2-1】モレーン湖

2017年8月10日(木)

ボウ川に沿って北上!

6:00
本日はカナディアンロッキーの風光明媚な湖を巡り、またバンフに戻る予定。まだ薄暗いうちにバンフのホテルを出発します。寒暖の差が激しい夏のカナディアンロッキー。真夏とは思えない程冷え切っており、気温は5度にも届かない程。思わず車の暖房をオンに。

「トランス・カナダ・ハイウェイ」で北へ

国道1号線、「トランス・カナダ・ハイウェイ」をボウ川に沿って北上します。最初の目的地であるモレーン湖まではこのハイウェイを走って1時間程の距離ですが、敢えて途中からハイウェイの旧道である「ボウ・バレー・パークウェイ」に入ります。「ボウ・バレー・パークウェイ」は「トランス・カナダ・ハイウェイ」に並行する一般道で、ハイウェイよりも少し時間がかかりますが、変化に富んだドライブを楽しむことができます。


ミュールジカ

マッタリとドライブしていると、シカ発見!
これはミュールジカですかねぇ。北アメリカのロッキー山脈を中心に生息するシカのようです。

早速野生動物と遭遇することができました。旧道を選んで正解だったようです。

「ボウ・バレー・パークウェイ」

「ボウ・バレー・パークウェイ」は森林の中を行く気持ち良い道。適度にカーブがあり、時々美しい山々も見え、この旅でも何回か通りましたが、まったく飽きることはありませんでした。上の写真のように、路肩が広くなっているところが多いので、後続車を抜かさせたり休憩したりできるのも嬉しいですね。


鏡のように美しい湖、モレーン湖

「ボウ・バレー・パークウェイ」を終点のレイクルイーズまで走り、そこから案内標識に従ってモレーン湖への一本道へと入ります。

モレーン湖への道

7:20
モレーン湖の手前で、車が連なり始めました。渋滞とまではいきませんが、朝からこんなに混雑しているとは驚きです。この道の先にはモレーン湖以外はないので、みんな目的地は同じでしょう。

車列に目が行ってしまいましたが、背後の切り立った山がめちゃくちゃカッコイイです。

モレーン湖の駐車場

7:30
モレーン湖駐車場に到着!朝から大混雑!

早めに到着したつもりでしたが、駐車場はほぼほぼ満車。まさに滑り込みセーフでした。なお、我々がモレーン湖観光を終えた頃には、駐車場は完全に満車となり、モレーン湖への道も入口から封鎖されていました。駐車場が満車になった場合は、麓の大駐車場からシャトルバスでのピストン輸送となるようです。繁忙期に車で駐車場まで行くのであれば、7時くらいの到着を目指すのが良いでしょう。

モレーン湖

こちらがモレーン湖
深い青色。そして波一つない鏡のような湖面。残雪を抱いた険しい岩峰。絵になりますなー。

モレーン湖

モレーン湖は湖畔からではなく、岩山の上に造られた展望台から眺めるのが最も美しいとされています。

観光客たちが思い思いに道のない岩山を登っています。「オイオイ、そこを登るの!?」思わずギョッとしてしまいましたが、このルートは間違い!

モレーン湖の遊歩道

このようにキチンとした遊歩道が整備されているので、足場の悪い斜面ではなくこちらから展望台を目指しましょう。正規ルートから外れることは、危険なだけでなく、自然への影響もよろしくないですからね。


モレーン湖

岩山の展望台から見下ろしたモレーン湖。言葉を失う美しさです。まるで一枚の絵画のように完成された絶景。

モレーン湖より

視線を移すと、険しくも神々しい山々!整然と並んだ針葉樹林もまた美しいですね。

モレーン湖

しばし、モレーン湖の美しさを堪能します。

この美しさは世界共通。どの人種も民族も、湖をカメラやスマホで撮影したり、ボーっと眺めたり。

ちなみに、午後になると逆光になってしまうので、午前中に訪れるのが良いのだそう。また、先述したように、ハイシーズンは駐車場が満車になると通行規制がかかってしまうため、そういう意味でも可能な限り早朝入りするのが良いでしょう。


次はルイーズ湖へと向かいます!


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|投稿:2018.04.14 | 最終更新:2019.01.15 |カテゴリ: 旅行記

カナディアンロッキードライブ【1-3】バンフでアルバータ牛を食らう

2017年8月9日(水)

バンフの街歩き

無事バンフに到着し、国立公園の入園許可書も入手することができました。車もパーキングに停めたので、バンフの街に繰り出してみましょう。

バンフの街並

バンフは山間にある人口7,000人あまりの小さな町。カナディアンロッキー観光の拠点ともなっている町であるため、町の規模以上の活気を感じます。

街を歩くと、観光客向けの洗練された店が多く、非常にオシャレ。通りの向こうに巨大な岩山が見えており、カナディアンロッキーにいることを実感します。

現在時刻は15:30。そういえば、まだ昼食を摂っていません。夕食はステーキを食べる予定。この時間に食べたりすると夕食に差し支えそうですが…。


スブラキ

空腹には抗えませんでした!

ギリシャ料理であるスブラキを出す店、「Barpa Bill's Souvlaki」。スブラキとは、羊肉を串に刺してグリルした料理で、この店のスブラキはピタに挟んでありました。

食べてみるとニンニクが効いた肉とソースの相性が抜群で美味しい!軽く食べるはずが、結構お腹にたまってしまいました…。


バンフのガソリンスタンド

明日からはカナディアンロッキーの山中をドライブすることになるため、念のためバンフ市内で給油を済ませておきます。

カナダのガソリンスタンドは原則としてセルフ方式。モニターに表示される英語の指示に従って、支払い、操作をする必要があります。表示される英語自体は平易なものですが、心配な方は事前に給油方法を調べておくと良いでしょう(カナダでの給油方法を紹介しているサイト様がいくつかあります)。

給油自体は慣れれば簡単ですが、日本のセルフスタンドと大きく違うことが給油機の配置。日本はドライブスルーすることができるように、給油機が横一列に並んでいますが、カナダのスタンドの多くは給油機が縦に並んでいます。そのため、前後で給油中の場合は、給油機の前に縦列駐車をしないとならないのです。おかげで、スタンド内でプチ渋滞が発生していることも…。


バンフ郊外の景勝地!マリリン・モンローも訪れた滝、ボウ滝

16:20
夕食までは時間もあるので、腹ごなしにバンフ郊外にあるボウ滝を訪れました。人気スポットのため、駐車場は常時満車状態!ちょうど車が出たタイミングで何とか滑り込むことができました。

これはカナディアンロッキーの観光地全体で言えることなのですが、どこも駐車場が大混雑でしたね。トップシーズンに訪れたので、仕方ないのかもしれませんが…。

ボウ滝

さて、ボウ滝を見て行きましょう。落差こそないものの、水量は結構なもの。「海外の滝だなー」というスケール感を持った滝です。

こちらの滝はあのマリリン・モンローも出演した映画「帰らざる河」のロケ地になったことで知られています。観光客の多さも納得ですね。

ボウ川

川も山も、思わずため息が出るほど雄大…!

ボウ滝

遊歩道を進むと、ボウ滝を間近から眺めることができます。近くから見ると物凄い迫力!見る角度によって、ここまで印象が違う滝も珍しいですね。

激しい流れを一しきり楽しみ、切り上げることにしました。


ディナーは名物のアルバータ牛ステーキ

Inns of Banff

17:30
宿にチェックイン。バンフ郊外のメインストリート沿いにあるホテル、「Inns of Banff」。本日からこちらに2泊し、バンフを拠点に観光する予定です。

向かって左側が本館で、右側が我々が泊まった別館。別館の方がリーズナブルです。リーズナブルと言っても、素泊まりで1泊1万円超え…。普段我々が泊っているような安宿なら3泊はできてしまいます。リゾート地であるうえに真夏はトップシーズン。この時期カナディアンロッキー内の宿の料金は軒並み高騰していました。


Bumper’s the Beef House

19:00
夕食はホテルから徒歩2~3分のところにある「Bumper’s the Beef House」にて。「The Rundle Stone Lodge」というホテルの中にあり、「地球の歩き方」にも掲載されている、定番のレストランです。

アルバータ牛

いただいたのはこちらの名物、アルバータ牛のプライムリブ!熟成された肉はとても柔らかく、ステーキというよりローストビーフのよう。海外のステーキは固いものと思っていましたが、そのイメージは見事に覆されました。

食べる際にご注意いただきたいことが1点。肉にかけるハニーマスタードソースは別テーブルに置かれおり、セルフサービスでかけることになっています。スタッフからの案内がよく聞き取れなかった我々は、そのことを知らず、もともとのシンプルな味付けで平らげてしまいました。

ソースなしでも十分に美味しかったのですが、特製のハニーマスタードソースも味わってみたかった…。悔しい…!

なお、付け合わせのポテトは、焼く、茹でる、マッシュポテト等、選ぶことができます。今回はマッシュポテトを選択しましたが、ボリューム満点でした。

サラダ@Bumper’s the Beef House

サラダバーもこの店の魅力の1つ。肉中心で、野菜が不足しがちなカナダ旅行。しっかりとビタミンを摂取しておきたいものです。

そうそう、サラダバーに置いてあるローストナッツドレッシングは絶品でしたよ。


静かで落ち着いた感じの店で、味も大満足でした。観光客に人気の店らしく、日本人観光客の姿も見かけました。

席はほとんど埋まっていたと記憶しています。我々は念のため、日本から予約していきましたが、正解だったようです。公式サイトからインターネット予約が可能なので、どうしても食べたい方は予約していくことをおススメします。


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|投稿:2018.04.10 | 最終更新:2019.01.15 |カテゴリ: 旅行記

クルスの海!馬ヶ背!日向市の海岸は絶景の連続!(宮崎県日向市)

大分県中南部から宮崎県北部まで続く日豊海岸。リアス式海岸や小さな離島が点在する風光明媚な海岸として知られています。

日豊海岸の最南端にあたる宮崎県日向市にも人気の景勝地があります。それが今回紹介する「クルスの海」と「馬ヶ背」です。

海に現れた「叶」の文字!「願いが叶うクルスの海」

クルスの海」は近年注目度が急上昇中の景勝地。「願いが叶うクルスの海」とも呼ばれています。

クルスの海

十文字になった珍しい海!長年の浸食によって、このような海岸が出来上がったのでしょう。複雑な海岸線を持つ日豊海岸ですが、ここまで特異な景色は他では見られないと思います。

まるで海が十字架のように見えることから、「クルスの海」と呼ばれるようになったそうです(「クルス」とはポルトガル語で「十字架」を意味します)。

クルスの海

また、漢字の「」を横倒しにしたようにも見えることから、「願いが叶うクルスの海」と呼ばれるようになり、願掛けスポットとしても持てはやされるようになったようです。

クルスの海に向かう遊歩道

「クルスの海」の展望台へはご覧のような遊歩道を通ってアクセスします。駐車場からは50メートルほどの距離なので、まさに目と鼻の先と言えるでしょう。


大迫力の柱状節理!馬ヶ背

「クルスの海」のような「願掛け」とか「パワースポット」とか「恋人の聖地」とか、2次的な要素抜きで、単純に「景色の豪快さ」一本で勝負しているのが、次に紹介する「馬ヶ背」です。

馬ヶ背

「馬ヶ背」を訪れた観光客を、まず出迎えてくれるのがこちらの景色。鋭利な刃物で切ったような断崖絶壁!高さ70メートルにも及ぶ柱状節理の大断崖です。

馬ヶ背

さらに遊歩道を進むと、視界いっぱいに大海原が広がります。海に向かって細く突き出した岬へ向かって真っすぐ伸びる遊歩道!まるで海に吸い込まれていくかのよう。

非常に清々しい道ですが、時折強い風が吹くので、帽子などを飛ばされないよう注意を払う必要があります。

馬ヶ背

この辺りは、幾つもの岬がフォークのように何本も海に向かって伸びています。馬ヶ背の先端から左右を見れば、隣の岬を眺めることができます。

よーく目を凝らすと、こちらも物凄い柱状節理!これ程大規模な柱状節理は、日本国内ではなかなかお目にかかれないレベルだと思います。この海岸は約1500万年前の噴火による溶岩が冷えて固まり、それが波に浸食されることによって形成されたそうです。

馬ヶ背に向かう遊歩道

「馬ヶ背」までは、写真のような整備された遊歩道を歩いてアクセスします。駐車場から徒歩6~7分。「クルスの海」程ではありませんが、駐車場から近く、お手軽に行くことができる絶景スポットですね。


まとめて訪れたい「クルスの海」と「馬ヶ背」

日向市を代表する絶景スポットである「クルスの海」と「馬ヶ背」。この2つの景勝地は隣り合っており、車で5分程の距離にあります。日向市を訪れた際には2つまとめて訪れるのがおススメです。

公共交通機関で行くことは困難であるため、自家用車またはレンタカーで訪れるか、最寄りの日向市駅からタクシーを利用するのが良いでしょう。


各種情報

日向市観光協会 : 日向市を巡るモデルコースも掲載。

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|投稿:2018.04.06 | 最終更新:2019.01.15 |カテゴリ: 宮崎県

カナディアンロッキードライブ【1-2】レンタカーでバンフへ

2017年8月9日(水)

まずはカルガリーを脱出

レンタカーのソウル

12:30
カルガリー国際空港エイビスレンタカーで車を借りて出発です。

ちなみにこちらのレンタカー、早くも日本と様子が違っていて驚くことの連続。

日本ではスタッフが車まで案内してくれるのですが、こちらではそれは無し。サービスカウンターで鍵と駐車場ナンバーのメモを受け取り、大量のレンタカーが停めてある立体駐車場の中から自分の車を探す必要があります。

また、日本では洗車されたピカピカの状態で車が渡されることがほとんどですが、こちらの車は砂埃だらけ!特には気にしないので良いのですが、いきなりお国柄の違いを感じました。

余談ですが、こちらの車は前面にナンバープレートが付いていないことが多いのですね。車を見た瞬間「あれ?ナンバーが付いていない!」と焦ったのですが、後ろ側にしっかり付いていました。


カルガリー国際空港を出発

空港の立体駐車場を抜け、いよいよカナダの公道へ!郊外とは言え、100万人が住む大都市カルガリーでの運転。緊張します。

カルガリー国際空港からバンフへ

今回のドライブの最初にして最大の難関。それはカルガリー国際空港から出発して無事にハイウェイに乗れるかどうか!ハイウェイに乗りさえすれば、途中2ヶ所あるジャンクションで乗り間違えなければバンフまで行くことができます。

車にはカーナビも付いていなかったので、ハイウェイに乗る前に迷ってしまうとリカバリーが大変そうです…。

カルガリーのハイウェイ

事前にGoogleマップやストリートビューを見て予習をしてきた甲斐もあり、何とかハイウェイに乗ることができました。

ハイウェイはゆったりとした三車線。追越車線はかなり流れが早いので、一番右側(日本とは逆)の走行車線をまったりと進みます。

車線だけでなく、ハンドルやウィンカーのレバーの位置も日本とは左右逆。慣れるまでは、常に意識しながら操作しました。


カルガリーのハイウェイ

なお、ハイウェイには日本の高速道路のような目立つ案内板があります。また、ハイウェイ毎にナンバリングがされているため、あらかじめ通るハイウェイの番号を覚えておき、案内板に注意していれば、迷うことなく目的地のバンフまで辿り着けると思います。


カナダの国道1号線でカナディアンロッキーを目指す


カナダの国道1号線

12:55
いよいよ国道1号線に入ります。国道番号がカナダの国旗であるカエデになっているので分かりやすいですね。

カナダの国道1号線

あとは国道を真っ直ぐ西へ進むのみ!広大な農地の中をどこまでも伸びる直線道路!スケールが違います。

カナダのハイウェイの制限速度は一般的には110km。少しアクセルを踏み込むと、あっという間に超過してしまいそうなので、注意しながら進みます。

カナダの国道1号線

さもなければ、こうなります!!

至るところで覆面パトカーが目を光らせており、お縄についている方を何回か見かけました。


カナダの国道1号線より

車窓に広がるのは呆れるほど広々とした牧草地。飼われているのは名産の肉牛であったり、時々馬がいたり…。

カナダの国道1号線より

時々思い出したかのようにガソリンスタンドが併設されたドライブインが現れます。本当に「思い出したかのよう」な少なさなので、燃料や食料が少しでも心許ないと思ったら、すぐに立ち寄るのが良さそうです。


カナダの国道1号線

また、所々路側帯が広くなっている箇所があり、休憩することも可能です。ひたすら単調な道が続き、眠くなることもあると思いますが、そんな時は無理せず路側帯で休みましょう。

ただし、路側帯には車を停めるスペースとゴミ箱くらいしかないことが多いため、トイレや買い物など他に用がある場合はドライブイン等で済ませておきましょう。


カナディアンロッキーの入口

13:40
カルガリー国際空港を出発して1時間余り。いよいよカナディアンロッキーの山々が見えてきました。

全体的に岩がちな、日本ではあまり見ないタイプの山々!右手には、カナディアンロッキーを源流とするボウ川がチラチラと見え隠れしています。

カナディアンロッキーの入口

途中、河原に下りられるスポットがあったので立ち寄ってみました。この辺りはボウ川の幅が広くなっており、まるで湖のよう。背後の山々と合わせて、美しい景色となっています。

まさに、これから始まる絶景ドライブルートの序章といった感じの場所だと思います。


キャンモア

14:05
最初の目的地、バンフの手前にあるキャンモアという街でトイレ休憩。ハイウェイから下りてすぐの場所に休憩施設があります。売店や観光案内所も兼ねた「道の駅的な施設」です。

道路沿いや観光地の駐車場等にも公衆トイレが存在しますが、断然こういった休憩施設のトイレがおススメ!管理人が常駐しない施設の公衆トイレは、管理がずさんなことが多く、恐ろしく汚い場合があります(今回の旅行中も、何回かそういったトイレに出会ってしまい、トラウマになりそうな思いをしました…)。


カナディアンロッキー観光の拠点の街、バンフ

いよいよカナディアンロッキー観光の拠点の街であり、本日の宿があるバンフに到着します。


バンフに入る手前に有料道路の料金所のようなゲートがあります(上のストリートビューの場所)。ここから先はバンフ国立公園なので、入園料を払う必要があるのです。入園料を支払うことにより、入園許可書が交付されるので、それを車のフロントガラス内側に貼っておかなければなりません。

問題はこのゲート、手前で分離帯が現れ、ゲートをスルーして先に進む車線が現れるのです。私はそんなこともつゆ知らず、料金所を華麗にスルーしてしまいました。


バンフの町

14:50
大事なことを1つ忘れたままバンフに到着してしまいました。

周りを走る車、駐車場に停まっている車の全てに許可書らしきものが貼られているのを見て、失態に気が付きました。

このようにうっかり入園料を払わないままバンフまで来てしまった方にも、まだチャンスが残されています。観光案内所でも手続きが可能なのです。

国立公園の入園許可書

なんとかバンフの観光案内所で入園許可書をいただくことができました。幸いにも2017年はカナダ建国150周年という節目の年であり、入園料は無料でした。無料とはいえ、ほとんどの車が貼っているのだから貼っておいた方が無難でしょう。

2017年は特別な年でしたが、通常は入園料がかかります。観光地などでは抜き打ち検査が行われており、許可書がない場合は罰金が科せられることもあります。観光案内所で買うことも可能ですが、トラブルを避けるためには料金所で購入しておくことをおススメします。


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|投稿:2018.04.02 | 最終更新:2019.03.11 |カテゴリ: 旅行記

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