カナディアンロッキードライブ【3-7】ジャスパーでサーモンを食らう
2017年8月11日(金) |
長閑なリゾート地、ジャスパー
19:20
夕食を求め、ジャスパーの街へ繰り出します。…とは言っても、今夜の宿であるSawridge Inn & Conference Centreは街の外れにあるため、市街地までは1km程度歩いて行く必要があります。
ジャスパーのメインストリート、コンノート通りをひたすら歩いていきます。通り沿いにはリゾートホテル、レストラン、住宅街…。静かな環境が保たれたエリアです。
15分程でジャスパーの中心街に到着しました。前日まで宿泊していたバンフよりも高い建物や人が少なく、長閑な印象。日本のリゾート地で例えるならば、バンフが軽井沢、ジャスパーが白馬といったところでしょうか(分かりにくい…?)。
実はこの時お目当ての店に向かったのですが、非常に混雑しており、「20分くらい後にもう一度来てくれ」と言われたため、ブラブラと散歩をしておりました。
中心街にあるジャスパー駅です。カナダ大陸横断鉄道の駅で、西海岸のバンクーバーと東海岸のトロントを結ぶ観光列車、カナディアン号が停車します。覗いてみましたが、今日は貨物列車しか見られませんでした。それもそのはずで、カナダの鉄道は主に貨物輸送を担っており、長距離旅客輸送は航空機や長距離バスにシフトしてしまっているそうです。
そんなわけなので、駅もこじんまりとしており、人気もなく静まり返っていました。
鉄道旅行はマイノリティになっているカナダですが、先述したカナディアン号などの観光列車の旅は、調べれば調べるほど魅力的ですなー。
ジャスパーのパブでサーモンを食らう
19:50
今夜の夕食はこちら、Jasper Brewingというパブにお邪魔しました。カナダ料理は勿論、地ビールを豊富に取り扱う店のようです。
店内もテラスも大賑わいです。
ビールは数が多すぎて良く分からなかったので、フィーリングで注文。
かなり個性的なビールが出てきました。飲んでみるとどこかフルーティーなお味。ビールというよりビアカクテルのような…。カナダの別の町で飲んだ時もこんなビールが出てきましたが、カナダではこういった「ビールに一手間加えたお酒」が人気なんでしょうかねぇ。
お食事は、私がサーモン、嫁がタコのパスタを注文。
サーモンには味噌ベースのソースがかけられ、それが野菜とともにご飯の上に鎮座しているという謎の料理。言うなれば「カナダ風ちゃんちゃん焼き丼」。サーモンもソースもまぁまぁ美味しいのですが、パサパサとした米が残念でした。米の種類が日本とは違うので、仕方ないとは思うけれど…。
パスタは少しいただきましたが、美味しかったと記憶しています。
ジャスパーの夜は更けて
20:55
夕食後、まだ食べられそうだったので近くにあるアイスクリーム屋へ。おおよそ「おやつの時間」とは呼べないような時間帯ですが、結構な賑わいです。
豊富な種類のアイスの中から、「カナダっぽい」という理由で、メープルフレーバーのアイスをいただきました。カナダのメープルは意外にも甘さが控えめで美味しいですね。
ほろ酔い状態で食べるアイスクリームは、また格別です。
アイスクリームを食べた後は、スーパーマーケットに出向き、翌日の朝食を買い込みました。
コンノート通りではなく、線路沿いの小径を歩いて帰ります。この道はホテルのフロントの日本人青年から教えてもらったおススメの散歩道。なるほど、確かに少し大通りから離れているので、静かな環境の中での散歩を楽しむことができますね。
この日も犬の散歩やランニングをする地元住民とすれ違いました。暮れなずむジャスパーの街並を眺めながら、酔いを醒ましつつホテルへと戻りました。
23:20
ようやく日も暮れて辺りが暗闇に包まれた頃、私は1人で三脚を担いでホテルの裏に行ってみました。カナディアンロッキーの満天の星空を撮影するため、スーツケースに三脚を忍ばせていたのです。
私の写真の腕では伝えきれないのですが、素晴らしい星空が広がっていました。ホテルの裏手は、街灯の光も届かない絶好の星空撮影スポットです。たまに通りかかる人の目からは不審者に見えたかもしれませんが…。
「オーロラなんかも出ないかなー」と欲を出して粘ってみましたが、さすがにそんなに上手くはいかないですね。冷え込んできたので、慌ててホテルに戻りました。
さて、明日は今日まで3日間一緒に旅してきたレンタカーを返却する日。すなわちレンタカーショップがあるカルガリーまで1日で戻る必要があります。ひたすら運転ばかりの日になりそうなので、寝ることにしましょう!
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|投稿:2018.05.31 | 最終更新:2019.01.14 |カテゴリ: 旅行記
カナディアンロッキードライブ【3-6】マリーン湖とメディスン湖
2017年8月11日(金) |
カナディアンロッキー最大の氷河湖、マリーン湖
バンフから約300km。「アイスフィールド・パークウエイ」での夢のようなドライブを思う存分楽しみ、今夜の宿があるジャスパーに到着しました。
このまま宿へと向かおうとも考えたのですが、日が暮れるまではまだまだ時間があるため、さらに足を伸ばしてカナディアンロッキー最大の氷河湖であるマリーン湖に行くことにしました。本日は野生動物との遭遇を果たしていないため、「何でもいいから動物が見たい!」という気持ちも、マリーン湖行きを後押ししました。
マリーン湖はジャスパーから約60km走った山奥にある湖。往復120km。ジャスパーに来た「ついでに」行くにはあまりにも遠い湖です。
しかもマリーン湖に向かう道は「アイスフィールド・パークウエイ」のような快走路ではなく、所々崖っぷちにもかかわらずガードレールが設置されていない箇所やキツイカーブが連続するなかなかハードな道。2車線幅が確保されているのが救いでしょうか…。軽い気持ちで行くとウンザリしてしまうかもしれません。
17:00
何とかマリーン湖に到着しました。
一日中運転してヘトヘトでしたが、この美しい湖を見ると「来て良かったなぁー」と思ってしまいますね。美しいだけでなく、非常に広い湖。カナディアンロッキーにある氷河湖の中では最大面積を誇るそうです。
時刻は既に夕方ですが、夏は日が長いため、湖面にはカヌーを楽しむ観光客の姿。今回の旅ではお金をケチってしまい、どの湖でも船には乗りませんでしたが、この絶景の中で楽しむカヌーは格別でしょうねぇ。
マリーン湖の周囲にはフットパスが整備されており、陸側の散策も楽しむことができます。湖畔にある森の中の小径を歩いていると、目の前を横切る小動物の姿!多分…リス…!?
結局この一匹のみでしたが、マリーン湖でも野生動物の姿を観ることができました。
冬が近づくと消えてしまう“魔法の湖”、メディスン湖
時刻は17時半過ぎ。マリーン湖を後にし、今夜の宿があるジャスパーを目指します。
17:45
戻る途中にあるメディスン湖に立ち寄ってみました。
ここもまた美しい湖の1つですが、それだけではなく不思議な特徴を持ち合わせています。この湖、春から夏にかけてはご覧のように青い水を湛えていますが、秋から冬にかけて水がなくなってしまうのだそうです。
カラクリとしては、石灰岩でできた湖底から水が染み出してしまい…湖が消え、春になると氷河が溶けて再び湖が現れるということらしいです。その昔、この様子を見たインディアン達は、「湖に住む神の仕業だ」とし、この湖を「medicine:魔法」の湖と呼び始めたのだそうな。
確かに、水位が変化するためか、陸と湖の境界線が曖昧な感じがしますね。自然の湖なのに、ダム湖のような印象を受けます。
湖畔には、山火事でもあったのか枯れた森が広がっています。冬に湖が消えることに加え、ロケーションもまた神秘的な湖ですね。
なお、この湖の周りではビッグホーン・シープ(ウシの仲間)やマーモット(リスの仲間)が見られることがあるそうですが、残念ながら空振り。結局、本日出会えた動物は、マリーン湖で見た「リスらしき動物」一匹のみでした。
ジャスパーのリゾートホテル、Sawridge Inn & Conference Centre
18:45
本日の宿、Sawridge Inn & Conference Centreにチェックイン。ジャスパーの郊外にある、静かな環境がウリのリゾートホテルです。なんと一泊14,000円!しかも素泊まりでこの値段。リゾート地であるため相場が高いとは思うのですが、強気な値段設定ですなぁ。普段我々が泊まっている安宿なら、4泊はできるでしょう…。
今回の旅、航空機のチケットは5ヶ月前くらいに購入したのですが、宿泊施設の予約が遅くなってしまいました。約3ヶ月前に予約サイトから手続きしたのですが、安い宿は軒並み満室になっており、残っているのは高級ホテルばかり。まぁ、せっかく良いホテルに泊まったのだから、存分に満喫しましょう(貧乏性…)!
フロントでの手続中、英語での受け答えがたどたどしい我々にフロントマンが尋ねます。
「アーユージャパニーズ?」
イ…イエス!!
すると、フロントマンが一旦奥に引っ込み、代わりに東洋人っぽい青年が出てきました。
「日本人の方ですか?私が対応します。」と流暢な日本語!
なんと!このホテルには、日本人スタッフがいたのです。聞くと、元々は日本出身でこちらで移住したとのこと。このホテルは日本人の利用も多いようです。何はともあれ、思いもよらぬ日本人スタッフの登場で安心した我々は、普段よりも饒舌に青年と雑談しつつ、無事にチェックインを済ませました。
部屋はシックで落ち着いた雰囲気。そこかしこから滲み出す高級感。ベッドに横になったり、バスルームのアメニティのラインナップを見たり、ひとしきり大はしゃぎしてみます。
部屋からはプールを見下ろすことができます。こんな山の中に来てプールで泳ぐなんてどんな人たちなんでしょうねぇ。ちょっと庶民には理解しがたい感覚です。きっとお金にも時間にも余裕がある方々なんでしょう。
ジャスパーで過ごすのは今夜限り!お金にも時間にも余裕がない我々は、バタバタと夕食に出かけるのでした。
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|投稿:2018.05.28 | 最終更新:2019.01.14 |カテゴリ: 旅行記
カナディアンロッキードライブ【3-5】サンワプタ滝とアサバスカ滝
2017年8月11日(金) |
白濁した水が渦を巻く!サンワプタ滝
13:45
本日のメインとなるアサバスカ氷河とグレイシャー・スカイウォークの観光を終え、一路宿があるジャスパーを目指します。ジャスパーまでは約100km。ロングドライブになりますが、途中に見どころがあるため、休み休み向かうことにしましょう。
14:35
50km程走ったところにある名所、サンワプタ滝に到着。滝は駐車場から歩いてすぐのところにある橋の上から見ることができます。
落差はそこまでではないものの、凄まじい量の水が轟々と流れ落ちる大迫力の滝です。こちらも源流に氷河があるからか、タカカウ滝周辺の川と同様に川が白く濁っています。
サンワプタ滝は岩に阻まれて川幅が狭くなった所を一気に流れ落ちます。あまりに狭いので、倒木が橋のように架かっていたり…。
カナディアンロッキーの大自然を行くロングドライブ
滝を見物し、再び北上を開始します。
人家も全くない大自然の中をひたすら伸びる道。牧場や畑の類も見当たらず、生活感のないエリアをひた走ります。自分の好きなペースで運転することができるため、ドライブ好きにはこのうえなく幸せな時間が続きます。
あまり気持ち良く走ると、こうなってしまうので注意が必要です。
ハイウェイだけでなく、「アイスフィールド・パークウエイ」でも数台のパトカーを目撃しました。いくら道が良くても、取り締まりが怖いし、動物の飛び出しがいつあるか分からないので、制限速度でマッタリと巡行します。
15:00
途中、ゴート&グレイシャーという展望スポットがあったので立ち寄ってみました。「地球の歩き方」ではページの端っこに少し触れられているだけだったので期待はしていなかったのですが、この絶景!
水量豊富な川の流れが、長い年月をかけて森や大地を押し流して、このような美景を作り上げたのでしょう。美しくも川の力強さを感じる雄大な景色ですね。
この辺りの砂はミネラルを豊富に含んでいるようで、「ゴート&グレイシャー」の名の通り、マウンテンゴート(シロイワヤギ)が砂を食べに現れるようです。マウンテンゴートはカナディアンロッキーでも遭遇率がかなり低い動物。お目にかかってみたいですねぇ。
至近距離から見る大迫力の滝、アサバスカ滝
サンワプタ滝から約25km走ったところでもう1つ寄っておきたい滝があります。多くの車が駐車場に吸い込まれていくので、釣られるように寄ってみます。
15:20
こちらがアサバスカの滝です。サンワプタの滝と同じように、いや、サンワプタの滝以上に大量の水が切り立った崖を流れ落ちる豪快な滝。ここはサンワプタの滝よりも下流に位置するので、流れる水の量も格段に増えているのでしょう。水量が多すぎて、もはや滝の形が分からない程です。
滝の真正面に橋が架かっており、特等席から滝を楽しむことができます。
日本の滝のような風情やワビサビをあまり感じない、迫力重視の2滝でしたが、非常に大陸的で見ごたえがありました。
さて、ここまで来るとジャスパーまではもう一息です!
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|投稿:2018.05.24 | 最終更新:2019.01.14 |カテゴリ: 旅行記
長浜名物、焼鯖そうめんが絶品だった!(翼果楼@滋賀県長浜市)
城下町の名店で郷土料理の焼鯖そうめんを食べる
滋賀県の湖北地方にある城下町、長浜市。長浜城や歴史ある街並が人気を呼び、滋賀県屈指の観光都市となっています。今回はそんな長浜市内にある名店、翼果楼(よかろう)にお邪魔し、長浜の郷土料理をいただいてきましたので、紹介します。
それがこちら!焼鯖そうめんです!
汁なしのそうめんの上に大ぶりな鯖の切り身が鎮座しているインパクトのある見た目!
甘辛く煮込まれた鯖は身がホロホロになっており、それだけでもご飯やお酒が進みそうな美味さ!鯖の旨味がそうめんにも移っており、麺もまた美味!つゆがなくても美味しくいただけます。
さて、元々湖北地方では農家に嫁いだ娘宛に、農繁期である5月頃に親から焼鯖を送るという風習がありました。農作業が忙しく、家事もままならないこの時期、簡単に食べることができる焼鯖は大変喜ばれたそうです。焼鯖そうめんは、焼鯖があれば忙しい時でも簡単に作ることができる料理として重宝され、湖北地方全体に広まっていきました。
今回私は、焼鯖そうめんに焼鯖寿司、寄せ湯葉豆腐、吸い物がセットになった「鯖街道 焼鯖寿司付き」をいただきました。
焼鯖寿司も美味いですねぇ。
以前紹介しましたが、滋賀県には若狭湾で獲れた鯖を京都に運ぶためのルート、「鯖街道」が通っています。そのため、滋賀県内では古くから鯖が流通し、ありふれた食材として親しまれてきたのです。
内陸県である滋賀県でこれ程までに鯖グルメが愛されているのにはこういった歴史的背景があるのですね。
築200年の商家を利用した特別な空間!翼果楼で郷土料理を食べよう
今回紹介した翼果楼は、長浜市内でも特に古い街並が保存されている黒壁スクエアにある店。翼果楼自体も築200年の商家を利用したお店で、店内は非常に趣き深く、落ち着ける雰囲気となっています。
ここ、翼果楼では焼鯖そうめん、焼鯖寿司だけでなく、滋賀県名物の赤こんにゃくや鮒ずし、近江牛もいただくことができるそうです。色々な郷土料理に舌鼓をうちながら一杯…、という贅沢もたまにはしてみたいものですな。
各種情報
翼果楼 : 店の公式サイト。
食べログ : 口コミ、店舗情報はこちらから。
黒壁スクエア : 情緒ある街並は散策に最適!
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|投稿:2018.05.21 | 最終更新:2019.03.11 |カテゴリ: 滋賀県
カナディアンロッキードライブ【3-4】コロンビア大氷原観光 ~グレイシャー・スカイウォーク~
2017年8月11日(金) |
大迫力の展望台、グレイシャー・スカイウォーク
アサバスカ氷河を後にしたバスはそのまま「アイスフィールドセンター」には戻らず、「アイスフィールド・パークウエイ」を北上。
12:15
5分程で次なる目的地に到着しました。
ここは「グレイシャー・スカイウォーク」。「グレイシャー:glacier」とは英語で氷河のこと。その名の通り、氷河を見るための空中歩道です。
「グレイシャー・スカイウォーク」は2014年にオープンした新しい観光スポット。アサバスカ氷河とセットで訪れるツアーが多いようで、今日も多くの観光客で賑わっていました。
入口で音声ガイドを受け取ります。英語版のみならず日本語版も用意されているようなので、必要な方は入口で申し出ましょう。
順路に従って進むと、この辺りの自然や動物に関する案内板があります。案内板に書かれた番号を音声ガイドに入力すると、日本語の解説を聞くことができるのです。日本語が若干怪しいですが、これは嬉しいサービス!
一つ一つゆっくり解説を聞きたいものですが、ツアーで来ている我々にはあまり時間がありません。泣く泣くいくつかの解説をすっ飛ばして先に進みます。
見えてきました!
目もくらむような深い峡谷にニュッと張り出した空中歩道!280メートルの高さに円弧状の歩道が設置されているかなりインパクトのある光景です。
中国にもガラス張りの恐ろしい展望台が出来たと一時期話題になりましたが、それを彷彿させるようなクレイジーな建造物。
崖下を覗いてみると、切り立ったV字谷に注ぎ込む無数の谷!谷底からは凄まじくダイナミックな光景を拝めそうですね。
いよいよ空中歩道へ。断崖絶壁の上空に突き出した通路へと足を踏み出します。柵も床もガラス張りで、高所恐怖症の方にはかなり厳しい造り。
ふと足下を見ると、いつの間にか地面が遥か下へと遠ざかっています。私自身高い場所がそこまで苦手ではないのですが、一瞬背筋が寒くなりました。
高さ280メートルからの大パノラマ。
上流を見ると、氷河を抱いた切り立った山々。氷河から流れ出した水が大河となって大地を削り、険しい谷を形成しながら流れていく様を一望することができます。
アサバスカ氷河との触れ合いを楽しんだ後は、氷河が造り上げた地形のダイナミズムを感じる…。よくできたツアーだと思います。
絶景をボーっと眺めたり、記念撮影をしたり、下を覗き込んで高さを感じたり、皆さん思い思いに「グレイシャー・スカイウォーク」を楽しんでいました。
混み具合も程々で、マナーが悪い客もおらず、落ち着いて観光を楽しむことができました。
12:50
30分程で「グレイシャー・スカイウォーク」の観光を終え、バスで「アイスフィールドセンター」に戻りました。
「アイスフィールドセンター」で遅めのランチ
13:20
「アイスフィールドセンター」にて昼食。レストランは大混雑だったので、隣接したカフェテリアでハンバーガーとラザニアをいただきました。
うーむ、激しく不健康なお食事…!
それにしてもカナダの食事は量が多いですね。2人でいただいたのですが、結構腹にたまりました。
13:45
昼食を終えて駐車場に戻ると、ほぼ満車になっていました。朝早く来て良かったと、改めて実感。
さぁ、腹も満たしたところで出発です。再び「アイスフィールド・パークウエイ」を北上し、途中の景勝地に寄りつつジャスパーを目指します。
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|投稿:2018.05.19 | 最終更新:2019.11.09 |カテゴリ: 旅行記
カナディアンロッキードライブ【3-3】コロンビア大氷原観光 ~アサバスカ氷河(後編)~
2017年8月11日(金) |
アサバスカ氷河をヨチヨチ散歩
11:00
バスとエキサイティングな雪上車に乗り継ぎ、アサバスカ氷河に到着。
「危険なのでロープより外には出ないように!11:30に出発するからそれまでには雪上車に戻るように!」
ドライバーのお姉さんからの説明の後は自由時間。広々とした氷河に解き放たれ、思い思いに歩き始める乗客たち。
おおおおお、氷河だ!
氷河自体はアイスランド旅行の際に見たことがあったのですが、上に乗るのは初めての経験。
谷底いっぱいに広がった大氷原。スケールが大きいですなー。今立っているアサバスカ氷河だけでも十分に大きいのに、奥の稜線の先にはさらに広いコロンビア大氷原が広がっているのです。
クレバスなどの危険があるため立ち入れる区域はロープによって制限されていますが、それを感じさせないほどの雄大さ…。
複数のツアーが乗り入れてきているからか、雪上車も観光客も多いです。帰りに間違えて別の雪上車に乗ることがないよう、自身が乗ってきた雪上車の特徴とドライバーの顔を覚えておきましょう。
いざ氷上を歩き回ろうとしても、足下がよく滑るせいで思うように歩を進めることができません。たくさんの観光客がペンギンのようにヨチヨチと歩き回る様はなかなか滑稽です。
所々溶けた水が流れている箇所があり、跨ぐのも一苦労。滑って着水する可能性もあるため、靴を濡らしたくない人は大人しく遠回りしていました。
せっかくなので水路を乗り越え、氷河の上流の方に向かって進みます。
観光客が立ち入ることができる一番上部まで来ました。ここから先は立入禁止のロープが張られており、進むことができません。
人がいない氷河は格別ですなぁ(下流にはわんさか観光客がいるけど)。踏み荒らされていない白い大地に感動し、普段よりも多くシャッターを切りました。
上流からは透き通った水がシャバシャバと流れてきています。少しだけ口に含んでみると…ヒンヤリとして美味い!…気がする…。
多くの観光客が流れる水に触ってみたり、飲んでみたり、思い思いに楽しんでいました。
私はこの深みに手首を沈めてみましたが、あまりの冷たさに5秒ほどでギブアップ。
絶景を堪能したり、こんな風に馬鹿なことをしたり、30分間の氷河観光はあっという間に終わりに近づいてきました。
記念撮影用にカナダ国旗が置いてあったので、旗を掲げてパチリ!
せっかくなので、服装の説明をしておきましょう。
氷河観光は非常に冷えるため、上着があるとベター。私はトレッキングで使うレインウェアを着用していました。その下にフリース、半袖のTシャツを重ね着していました。氷河観光は冷えるので防寒対策が必要となりますが、その他の場所では半袖で過ごすことが多かったです。時間帯や場所によって体感気温が目まぐるしく変わるので、このようにすぐ着脱できるような格好で出かけるのが望ましいですね。
ひとしきり楽しんだところでタイムアップ。名残惜しみつつ雪上車に乗り込みます。
失礼な話、海外は時間にルーズ大らかな方々が多い印象を持っていたのですが、意外にも集合時間には全員が揃い、雪上車は時間きっかりにアサバスカ氷河を後にしました(あ、もしかしたら、集合時間に遅れて置いて行かれた客がいるかもしれないけど…)。
雪上車から観光バスに乗り換え、山を下って行きます。そのまま出発地点である「アイスフィールドセンター」へ…。
戻り…ません!!
バスは「アイスフィールドセンター」の手前で左折し、「アイスフィールド・パークウエイ」を北上し始めます。実はこのツアーの目的地はアサバスカ氷河の他にもう1つあったのです!
バスの行く先には驚きの絶景スポットが待っていたのです!
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|投稿:2018.05.17 | 最終更新:2019.11.09 |カテゴリ: 旅行記
カナディアンロッキードライブ【3-2】コロンビア大氷原観光 ~アサバスカ氷河(前編)~
2017年8月11日(金) |
氷河観光の拠点、「アイスフィールドセンター」
9:20
早朝にバンフを出発し、3時間以上の大移動を経て、ここ「アイスフィールドセンター」に到着しました。ここはカナディアンロッキー北部の観光の目玉、コロンビア大氷原観光の拠点となる場所です。
広々とした駐車場には既に多くの車が停まっていました。コロンビア大氷原観光はバスと雪上車によるピストン輸送であるため、早めに到着しないと混雑してしまうという情報を得ていました。そのため、早朝に出発し、可能な限り早い時間に現地入りしたわけです。
「アイスフィールドセンター」の建物はなかなか立派。氷河観光ツアーの出発点となっているだけでなく、カフェやレストラン、土産屋なども併設されています。朝だと言うのに既に賑わっていますね。
さて、この建物の中でツアー参加の手続きをします。1回のツアーの参加人数には限りがあるため、早めに手続きをしないと遅い時間のツアーになってしまいます。
9:30
めでたく10:30のツアーのチケットを買うことができました。1時間待ちですね。事前に仕入れた情報によると2~3時間待ちはザラであるようなので、まぁ上出来と言うことにしましょう!
ツアー開始までの1時間、ダラーっと暇を潰すことにします。
「アイスフィールドセンター」の2階にはテラスがあり、コロンビア大氷原から流れ出したアサバスカ氷河を眺めながらお茶を楽しむことができます。これからあの氷河を目指すわけですね。
素晴らしいロケーションなのですが、如何せん外で茶を飲むには寒すぎますね…。夏と言えども上着が必要な程の寒さです。
室内には氷河に関する展示室があり、良い時間潰しになりました。
上の写真は、この辺りの氷河を模した立体模型。山々を覆いつくす氷塊はカナダを代表する氷原、コロンビア大氷原。コロンビア大氷原からはサスカチュワン氷河、キャッスルガード氷河など、主に6つの氷河が流れ出しており、今回はそのうちの1つ、アサバスカ氷河に行くのです(赤線で囲った部分がアサバスカ氷河です)。
アサバスカ氷河は「アイスフィールド・パークウエイ」から容易にアクセスできることもあり、氷河観光の舞台となっています。一般的に「コロンビア大氷原観光」と言うと、アサバスカ氷河の観光を指すと言っても良いでしょう。
氷河観光に出発!
10:20
指示があったとおり、出発時間の10分前に集合場所へ。そのまま一列になって大型バスに乗り込みます。
バスはギッチギチの満席!
「アイスフィールドセンター」には多くの客が順番待ちをしていたので、今日も大層な混雑なのでしょう。満員のバスでひたすらピストン輸送するわけです。やっぱり早起きしてきて良かった…。
満員のバスは唸りを上げながらアサバスカ氷河へと向かって登っていきます。英語で氷河に関するアナウンスが流れていますが、半分も聞き取れません…。リスニング力をもっと磨いて来れば良かった…。
10:35
バスは小高い丘の上にある工事現場のような殺風景な空き地に到着。ここから先はバスでは進めないため、雪上車へと乗り換えます。
雪上車は巨大なタイヤを持つ重機のようなお姿!迫力に圧倒されつつ乗り込みます。
外観も無骨なら中も無骨!クッションのある観光バスのシートから一転、ビニール張りの固いシートに。天井までもがガラス張りで眺めが良さそうですが、如何せん砂埃で窓は真っ白!
そんな雪上車の中に、またまたギッチリと客が詰め込まれます。
そしてバスよりも一際大きな唸りを上げて雪上車が発進!思い切り窓を開け放ちたいところですが、砂埃が舞っているため、どの席の人も窓をほんの少しだけ開けてささやかに景色を楽しみます。
雪上車は前方に見えている急坂をズンズンと進みます。そして…。
見えた!アサバスカ氷河!
一度は視界から消えたアサバスカ氷河でしたが、こうして目の前に再び姿を現しました。雪上車は氷河に向かってゆっくりとゆっくりと下って行きます。
運転席ではガイド兼ドライバーのお姉さんがテンション高めの語り口で車内を盛り上げています。
氷河の手前で「STOP」の標識。ここから先は下りの傾斜がさらに急になっており、見通しが悪いためこのような標識があるのでしょうかね。
ここで一時停止していると、前方からも雪上車が!帰り道でしょうか。巨大な雪上車同士が狭い砂利道でギリッギリのすれ違い!写真は撮り損ねてしまいましたが、大迫力の光景でした。
「STOP」の先はまさに転げ落ちそうな程の下り坂!雪上車がガクンと傾き、結構な速度で下って行きます。客たちの歓声。車内のボルテージは一気に最高潮に!ドライバーのお姉さんがそれを煽る煽る。
ここは遊園地のアトラクション的な感じで、かなりエキサイティングでした。
下っている途中、目を凝らすと氷河の上を一列になって歩く集団が!
このように氷河を歩いて登るガイド付きツアーも催行されており、大変人気があるそうです。なお、氷河の上には深い割れ目、クレバスも存在するので、ガイドなしで歩くことは大変危険です。
10:50
そうこうしている間にアサバスカ氷河が真横に!一気に急坂を下り氷河の高さまで下りてきたのです。
分厚い氷河の真下には青白く透き通った水が物凄い勢いで流れています。美しい反面このまま氷河を溶かしながら押し流してしまいそうな程の勢い!
ゆっくり驚いている暇もないまま、雪上車は氷河の上へ!
氷河に乗り上げた雪上車は、そのまま氷河の上に刻まれた道の上を走ります。走り心地は意外と良く、先程まで走ってきた砂利道よりも快適です。
それにしてもこの景色!一面の氷と険しい岩山しか見えません。南極と言うのはこんな感じなのでしょうかねぇ。
しばらく氷上を進んだ所に開けたところがあり、雪上車はそこで止まりました。どうやらここが終着点のようです。
いよいよアサバスカ氷河に降り立ちます!
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|投稿:2018.05.15 | 最終更新:2019.11.09 |カテゴリ: 旅行記
まるで西洋の古城!?豊稔池ダムの魅力・アクセス情報など(香川県観音寺市)
西洋の古城を思わせる石積みのダム、豊稔池ダムは一見の価値アリ!
香川県観音寺市にある豊稔池ダム。灌漑のために建設された山中の小さなダムですが、近年多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。
人気の理由は、ヨーロッパの古城を思わせる石積みと独特なフォルム!
複数のアーチが連なるこのダムは、マルチプルアーチダムという型式。谷の幅が広く単一のアーチでは建設することができない場合に建設されるものですが、単一のアーチダムよりも安定性に劣り、地震に弱いとされています。マルチプルアーチダムは日本では2ヶ所でしか建設されておらず、石積みのものとなると、国内では豊稔池ダムのみとなっています。
そんな全国的に見ても貴重な建造物であることから、当ダムは国の重要文化財に指定されています。
豊稔池ダムの下流は親水公園のように整備されており、比較的ダムの近くまで近寄ることができます。間近から眺めるダムは、規模以上に迫力を感じます。重厚な石積み造りの堤体は年月が経ったことにより、まさに遺跡の域に達していますね。
なお、毎年7月に池の水を抜くために放水ショーが行われ、豪快な放水を観ることができるそうです。今回は静かな流れしか見られなかったのですが、機会があればそんな姿も見てみたいものですね。
豊稔池ダムへのアクセス
豊稔池ダムへは、観音寺市街地から県道9号線を通ってアクセスします。乗り合いバスで行くこともできますが、豊稔池の近くを通る便は一日二便のみと、観光で使うのはやや不便だと思います。
上のストリートビューをご覧ください。豊稔池ダムへは、県道9号線から南へ分岐する細い小道を下っていく必要があります。県道9号線はそこそこの道幅がありますが、この小道は結構狭いため、運転には細心の注意を払う必要があります。ダムの手前に6~7台停めることができる駐車場がありますので、そちらを利用しましょう。
なお、県道9号線をダムの上流方面に少し進むと、もう1つの駐車場もあります。ダムまでは少し歩くことになりますが、運転に自信のない方はこちらを利用するのも良いと思います。
各種情報
かんおんじ観光ガイド : 食も見どころも沢山の観音寺市!
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|投稿:2018.05.12 | 最終更新:2019.03.11 |カテゴリ: 香川県
カナディアンロッキードライブ【3-1】絶景のドライブルート、アイスフィールド・パークウエイ
2017年8月11日(金) |
ジャスパーを目指して北上!
6:15
日も明けきらない早朝に、二晩お世話になったバンフの宿を出発。今日はカナディアンロッキーを縦断し、バンフから約290km北にある町、ジャスパーを目指します。
レイクルイーズまでは「トランス・カナダ・ハイウェイ」を進みます。今日はスケジュールに余裕がないため、旧道の「ボウ・バレー・パークウェイ」には入らず、ひたすらハイウェイを走行。
ハイウェイの随所で見られるトンネルのような構造物。ハイウェイによって生息地を分断されてしまった野生動物を通すために作られているそうです。
7:10
レイクルイーズにて、国道1号線「トランス・カナダ・ハイウェイ」を離れ、国道93号線「アイスフィールド・パークウエイ」に入ります。この道はレイクルイーズからジャスパーへと至る一般道。景色が優れており、カナディアンロッキー観光の目玉とされています。
「アイスフィールド・パークウエイ」はご覧のとおりの二車線幅の道。動物の飛び出しなどがあるかもしれないので、時速60kmくらいでマッタリ走ります。速い車もいますが、見通しの良い場所が多く、すぐに抜かしてくれるため、煽られる心配もありません。
7:30
道路沿いの湖の畔で小休止。断崖絶壁に囲まれた細長く、美しい湖。
名前はボウ湖と言ったでしょうか。この辺りは本当に湖が多いです。全てに立ち寄るためには1週間ほど必要かもしれません。
ボウ湖の少し先で「アイスフィールド・パークウエイ」の最高地点(標高2070メートル)であるボウ峠を通過します。道自体は険しくはないのですが、標高が高いので、夏と言えども早朝は降雪や凍結の可能性があるので注意が必要です。
ボウ峠を越え、気持ちよく下って行きます。
湖、川、山、森…。景色は目まぐるしく変わり、決して飽きることはありません。
貴重な補給ポイント、クロッシング
8:05
クロッシングに到着。ここはバンフとジャスパーのちょうど中間点にあたる場所にあり、この辺りでは大変貴重な補給ポイントでもあります。ガソリンスタンドとレストハウス、宿泊施設などがあり、ここを通るほとんどの車が立ち寄っていました。
特にガソリンスタンドは前後100kmの区間にはほとんどないため、心許ないと思ったらここで必ず給油する必要があります。
朝と言うことで、レストハウスは本格的な営業を開始してはいませんでしたが、軽食や飲み物などの販売は始まっていました。
我々は、朝食を持ってきていたので、こちらはスルー。
駐車場にベンチがあったため、そこで朝食をいただきます。朝食は昨夜バンフのスーパーマーケットで買っておいた寿司。カリフォルニアロールっぽいのですが、何故かシャリの周りに七味唐辛子がまぶされています。
食べてみると激辛!ヒィヒィ言いながら平らげました。朝食にはかなりハードだ…。
「アイスフィールド・パークウエイ」のハイライト
クロッシングを出発。これからバンフ国立公園からジャスパー国立公園へと入っていきます。両国立公園の境界に立ちはだかるサンワプタ峠は「アイスフィールド・パークウエイ」の中でも特に景観が美しい区間。景色に目を奪われてしまいそうですが、まだまだ先は長いので、気を引き締めて走ります。
川に沿って緩やかに登っていきます。氷河を源流に持つ川。時期によっては水量が増えるのか、川幅は広めです。
度肝を抜かれるような断崖があったり。
ドライブをしつつ、景色の良い場所に車を停めて写真を撮る。そんなことを繰り返しながら、少しずつ北へと進みます。
8:55
いよいよサンワプタ峠に差し掛かります。バンフを出発して初めての峠道らしい峠。ダイナミックなカーブを描きながら登っていきます。
9:05
サンワプタ峠手前の駐車場。ここからの景色は本当に綺麗なので、是非ともここで休憩することをおススメします。
荒涼とした山岳地帯を伸びる直線道路。手が届くような距離に連なる美しい峰々。険しい稜線に切り取られた青空。
陳腐な言葉で表現するのが申し訳なくなる程、素晴らしい景色です。夜に訪れて満天の星空を楽しむのも良いかもしれませんね。
さて、サンワプタ峠を越えれば、最初の目的地はもうすぐ。
こんな素晴らしい道を自分の運転で走れるなんて、ドライブ好きとしてこの上ない幸せですなぁ。
9:20
長い長い移動の末、最初の目的地である「アイスフィールドセンター」に到着。
本日のメインイベント、氷河観光です!
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|投稿:2018.05.09 | 最終更新:2019.11.09 |カテゴリ: 旅行記
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