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「ペンションぽらりす」は北海道らしさを体感できる素敵な宿(北海道弟子屈町)

北海道の東部。摩周湖や屈斜路湖、川湯温泉などで有名な弟子屈町に素敵な宿があります。

ペンションぽらりす

ペンションぽらりす。北海道を旅する方には是非ともおススメしたい宿です。2018年の11月に宿泊する機会があったので、その魅力をお伝えしたいと思います。






ペンションぽらりすとは?


ペンションぽらりすがあるのは、北海道東部の自然豊かな町、弟子屈町。畑や森に囲まれた静かな場所にあります。

市街地から離れたこの宿には、都会では味わうことができない数々の魅力があります。満天の星空、野生動物や野鳥、雄大な景色などなど。

そして北海道を愛するオーナーの温かいもてなし。決して派手さや豪華さはありませんが、とても贅沢な時間を過ごすことができました。

五感で北海道を感じることができる宿”。実際に泊まってみて、そんな感想を抱きました。


ペンションぽらりすのお部屋

ペンションぽらりすは、ツインルームが3部屋のみという小さな宿。

ペンションぽらりす

部屋は広々としており、エキストラベッドを入れると3人までは泊まれるようです。

とても清潔感があり、木のぬくもりに溢れる部屋。とても心地よいですね。

ペンションぽらりす

館内の床はほとんどが木製。裸足で歩き回ることができます。木製の床は柔らかいため、重い荷物を置くために敷くマットが用意されています。

ペンションぽらりす

窓に面したカウンターテーブルには、この宿で楽しく過ごすためのアイテムが…。

(左の写真)
デジタルフォトフレームには、オーナーが撮影した北海道の風景写真が映し出され、旅情をかきたてます。そして北海道関連、天体観測関係の書籍。

(右の写真)
動物や野鳥観察用の双眼鏡
曇天で星空が見られなかったときのためのホームスター。実際に試してみましたが、ボタン1つで天井が夜空に早変わり。なかなか面白いです。


なお、テレビはありません。多くの宿泊施設に当たり前のように置いてあるテレビですが、「旅の間は俗世間から離れて欲しい」というオーナーの考えから、置いていないようです。実際に一晩泊まりましたが、テレビがないことに気づかない程、濃密な時間を過ごせた気がします。


ペンションぽらりすの館内

ペンションぽらりす

館内の至る所にこのような小物があります。

ペンションぽらりす

だいぶピンボケになってしまいましたが、こちらはオーナーのコレクションが置いてある「おもちゃ箱」と名付けられた部屋。オーナーの趣味の多彩さが伺えます。

ペンションぽらりす

図書コーナーには北海道関連、天体関連はもちろん、様々なジャンルの書籍や漫画本が揃っています。


ペンションぽらりす

館内をウロウロしていると、必ず出くわすのが飼い猫の「クマくん」(左)と「キキちゃん」(右)。好奇心旺盛なクマくんと大人しいキキちゃん。対照的で可愛いです♪


ペンションぽらりすの食事

ペンションぽらりすは食事にもこだわっています。

夕食

夕食は、地元産の食材をふんだんに使ったコース料理。コースと言っても、堅苦しいものではなく、気軽に楽しむことができます。

ペンションぽらりすの夕食

ミニトマトのカプレーゼラーメンサラダ。ラーメンサラダは、北海道の居酒屋では定番の隠れた北海道グルメ。

メニューにまつわる豆知識が書かれた紙が食事と一緒に出されます。それを読むのもまた楽しいですね。

ペンションぽらりすの夕食

たまねぎのコンソメスープ(左)。

北海道産小麦の自家製パン(右)。温かいうちに口に運ぶとフワッフワ!こりゃ美味いです。

ペンションぽらりすの夕食

具だくさんチーズフォンデュ。濃厚でクリーミーなチーズに、様々な具材やパンをディップしていただきます。なお、チーズはおかわり可能なので、遠慮せずにたっぷり付けて食べて欲しいとのこと。

ペンションぽらりすの夕食

メインディッシュはエゾシカ肉のロースト。ガーリックソースでいただきます。臭みは全く無く、サッパリとした味わい。

ペンションぽらりすの夕食

デザートはビュッフェスタイル。北海道牛乳で作った自家製プリンバナナケーキが特に美味でした。

量的にもちょうど良く、北海道を感じることができる素晴らしいディナーでした。

朝食

ペンションぽらりすの朝食

ベーコン、スクランブルエッグ、ポテトサラダを中心としたお手本のような洋朝食。自家製パン、コーヒーとともにいただきます。ヨーグルトやグラノーラ、コーンフレークはビュッフェスタイル。北海道産の牛乳やご当地飲料、ソフトカツゲンも飲めますよ。


入浴は川湯温泉で

ペンションぽらりすの風呂はユニットバス。温泉はありません。

「温泉に入りたい!」という方のために、近くの川湯温泉の入浴券付きのプランが用意されています。

お宿 欣喜湯

入浴することができるのは、名湯と名高い川湯温泉にある「お宿 欣喜湯(きんきゆ)」。レモンのような味がする酸性の温泉ということで有名です。ぽらりすからは車で20分程度の距離です。

16時くらいにぽらりすにチェックインし、川湯温泉でひとっ風呂浴びてからのディナーというのがおススメのスケジュール。温泉には22時まで入浴できるので、夕食後に行くことも可能です。


ペンションぽらりすの周りの大自然を楽しもう!

ペンションぽらりすに泊まったからには、周辺の大自然も楽しみたいもの!

夜は満天の星空を楽しもう!

市街地から離れたぽらりすは、星空を見るには絶好の場所。晴れていれば、テラスから満天の星空を見ることができます。

オーナーが天体望遠鏡を準備してくれるうえに、星の解説までしてくださり、まさに至れり尽くせり。手ぶらで行っても天体観測を楽しめます。

ペンションぽらりす

天体望遠鏡を使えば、スマートフォンでもこのように美しい月の写真を撮ることができます。

また、一眼レフカメラ、ミラーレス一眼などをお持ちの方には、三脚の貸し出しや、星空撮影のコツの解説などもあります。

ペンションぽらりすの周りは野生動物・野鳥の宝庫

ペンションぽらりすの周辺では、数々の野生動物や野鳥を見ることができます。

ペンションぽらりす

こちらは朝食中に、窓から見えたハクチョウ

ペンションぽらりす

周辺の畑では、キタキツネ丹頂鶴を見ることができました。この他にもエゾシカリスなどの野生動物や、オオタカオジロワシなどの鳥も現れるのだそう。

ペンションぽらりす

ペンションぽらりすの敷地内には、森の中を散策できる500m程の小道があります。その名も「ぽらりすのもり」。早朝の散歩などは清々しくて良いですよ。

ちょっと足を延ばして朝の湖や雲海も!

車やバイクで来ている方は、朝食前のドライブもおススメ。

ペンションぽらりす

絶景の湖として有名な摩周湖、雲海で有名な美幌峠津別峠は、起床後に出発し、朝食までに戻ってくることが可能です。きっと「早起きして良かった!」と思えるような絶景に出会えるはずですよ。

オーナーは周辺の観光情報に詳しいので、おススメの場所などを聞いてみると、より旅が楽しくなるかもしれません。


ペンションぽらりすへのアクセス

車でのアクセス

道外から訪れる場合、道東地方の玄関口になるのは中標津、女満別、釧路空港。各空港からぽらりすまでの所要時間は以下のとおりです。

中標津空港から車で約1時間10分。

女満別空港から車で約1時間15分。

釧路空港から車で約1時間30分。

ペンションぽらりすを初めとして、摩周湖、阿寒湖、知床などの周辺の観光地も鉄道駅からは離れているため、効率良く周るためには車やバイクが便利です。

ペンションぽらりすの近くを通る国道243号線沿いに看板が出ているので、見落とさないように注意しましょう。

鉄道でのアクセス

JR釧網本線の摩周駅から約8km。ペンションぽらりすは家族経営なので、原則として送迎は行っていないそうです。摩周駅からの交通手段は以下の2通り。

■タクシーで15分(2,500円程)

■阿寒バス「屈斜路線」で「札友内」停留所まで約10分

※バスの場合、1日2本のみ。また、始発の「摩周営業所」停留所までは摩周駅から徒歩10分程歩く必要があるため、やや不便かも。


各種情報

ぽらりす : ペンションぽらりすの公式サイト。

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|投稿:2018.11.29 | 最終更新:2019.03.20 |カテゴリ: 北海道

海自カレーと肉じゃがは呉を代表する海軍グルメ!(海軍さんの麦酒舘@広島県呉市)

横須賀、舞鶴、佐世保と並び、旧軍港4市の1つとされる広島県呉市。明治時代から日本海軍の鎮守府が置かれ、街は海軍と共に発展してきました。

現在でも市内には軍の関連施設が残っており、「大和ミュージアム」や「てつのくじら館」は呉市を代表する観光地となっています。

海軍が観光資源となっている呉市。海軍グルメも人気です。今回は、海軍グルメの代表格、海自カレー肉じゃがを紹介します。






呉市と言えば、海軍グルメ!

呉市名物の海軍グルメ。元々海軍が船上で食べていた食事のレシピを復刻したもので、様々なメニューが存在します。

今回紹介するカレー、肉じゃがの他にも、オムライスやロールキャベツなどなど。海軍グルメは市内の約20店舗で食べることができます。


海自カレーと肉じゃがが味わえる人気店、「海軍さんの麦酒舘」

海軍さんの麦酒舘

今回は呉駅近くにある「海軍さんの麦酒舘」にお邪魔しました。お洒落で少し懐かしい洋食レストランといった雰囲気。川に面したテラス席もあります。

メニュー@海軍さんの麦酒舘

メニュー@海軍さんの麦酒舘

メニュー@海軍さんの麦酒舘

メニューはタッチパネル方式。

この店では海軍グルメのうち、カレーと肉じゃがをいただける他、呉産の牡蠣などの魚介類を使ったメニューを扱っています。呉の地ビールも置いているようですよ。

車で来ていたので、ビールはグッと我慢して海自カレーと肉じゃがをいただきました。


海上自衛官も食べている!?潜水艦「はくりゅう」カレー

海自カレーは、実際に海上自衛隊が船上で食べているカレーを再現したメニュー。店によって再現するレシピが異なっており、「海軍さんの麦酒舘」では潜水艦「はくりゅう」で食べられているカレーを食べることができます。

潜水艦「せんりゅう」カレー

こちらが潜水艦「はくりゅう」カレー(800円)。

見た目はオーソドックスなカレーライス。しかし食べてみると、これがめちゃくちゃ美味いのです!辛さは控えめですが、コクがあるというか…とにかく美味い!飲み物のように食べられます。

なお、隠し味として白桃を使っているそうです。

呉発祥!?海軍さんの肉じゃがも美味い!

肉じゃが

こちらも呉の名物、肉じゃが(700円)!

なんと、旅館の夕食でよく見かけるような一人鍋用コンロに乗って登場!肉じゃがというより、鍋のよう。熱々を食べられるので、これはアリですねぇ。

肉じゃが

肝心の肉じゃがはと言うと、ゴロンと入った巨大なじゃがいもが存在感を放っています。肉じゃがの定番の具材であるニンジンやグリーンピースは入っておらず、とてもシンプル。じゃがいもはメークインを使用。ホロホロになるまでよく煮込まれており、味がよく染みこんでいます。全体的にバターのようなコクがあり、和食なのにほんのり洋風。

なお、呉市は肉じゃが発祥の地として知られていますが、京都府舞鶴市が発祥とする説もあります。この「発祥の地論争」を逆手に取り、両市がライバル関係であることをPRし、結果的に肉じゃがをご当地グルメとして宣伝することに成功したようです。


海軍さんの麦酒舘へのアクセス

「海軍さんの麦酒舘」は鉄道駅にも近い呉市中心部にあるため、車で行くよりも公共交通機関で訪れるのが便利です。

鉄道でのアクセス

JR呉線の呉駅から徒歩5分。

※呉線は区間によって本数が大きく異なるので注意。西側(広島~広)は毎時3~4本。東側(広~三原)は毎時1~2本。

車でのアクセス

広島呉道路の呉ICから5~10分。

東広島・呉自動車道の阿賀ICから15~20分。

※店の駐車場はありません。近くにあるコインパーキングなどを利用しましょう。


各種情報

海軍さんの麦酒舘 : お店の公式サイト。メニュー情報など。
食べログ : 店舗情報、口コミなど。

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|投稿:2018.11.22 | 最終更新:2019.03.27 |カテゴリ: 広島県

国内屈指の裏見の滝、鍋ケ滝は冬も美しい!(熊本県小国町)

熊本県の阿蘇山の近くに、国内屈指の人気を誇る滝があります。

それが小国町にある鍋ケ滝です。規模的にはそこまで大きな滝ではありません。見た目がとても美しいこと、大量のマイナスイオンを感じられること。これらが鍋ケ滝の魅力です。

2018年の2月に鍋ケ滝へ行ってきました。この記事では、鍋ケ滝の魅力や冬の様子、行き方などを紹介します。






国内屈指の裏見の滝、鍋ケ滝

鍋ケ滝

こちらが鍋ケ滝です。

落差12m、幅20m。そこまで大きな滝ではありませんが、形が整った美しい滝です。

鍋ケ滝の魅力はこれだけではありません!

鍋ケ滝

滝の裏側に入ることができるのです!

こういった滝を「裏見の滝」と呼びます。全国を見渡せば、「裏見の滝」は他にもあるのですが、鍋ケ滝は滝の裏の空間が特に広いことで有名です。

鍋ケ滝

鍋ケ滝

滝の裏側から見る「水のカーテン」は最高ですよ!全身でマイナスイオンを感じることができます。

鍋ケ滝

この清涼感溢れる風景が関係者の目に留まったのか、松嶋菜々子が出演する「生茶」のCMにも使われたそうです。


冬の鍋ケ滝の様子

鍋ケ滝というと、爽やかな新緑の季節や夏のイメージがあると思います。しかし、今回は2月に訪れたので、冬の鍋ケ滝の様子についてお伝えします。

遊歩道@鍋ケ滝

遊歩道@鍋ケ滝

九州と言っても、鍋ケ滝があるのは阿蘇に近い山の中。冬になれば雪は降りますし、路面が凍結したりもします。駐車場から滝へ向かう遊歩道には写真のような急な階段やスロープもありますので、滑らないように注意が必要です。

鍋ケ滝

滝の裏もとても滑りやすいです。飛沫が凍り付いて、滝の裏はスケートリンク状態!気を付けて歩いても転倒してしまいそうな程です。

それでも岩からは無数のツララが垂れ下がっており、とても綺麗。夏にはお目にかかれない神秘的な光景です。


鍋ケ滝の開園時間・入園料

■入園料 : 大人200円、小中学生100円、小学生未満無料

■開園時間: 9:00~17:00

※ただし、ライトアップの時期は夜も開園するようです。

鍋ケ滝の料金所

鍋ケ滝とその周辺の森は公園になっており、入る場合は上の写真の料金所で入園料を支払う必要があります。また、営業時間外は門が閉じられてしまい、中に入ることはできません。


鍋ケ滝へのアクセス

車でのアクセス

大分自動車道の玖珠ICまたは九重ICから約50分~1時間

九州自動車道の八女IC植木ICまたは熊本ICから約1時間30~50分


近くを通る国道387号線沿いに「鍋ケ滝」への入り口を示す標識が建っています。そこから何か所か分岐点がありますが、標識に従って進めば、迷わず駐車場に着くことができると思います。やや狭い箇所があるので、対向車には注意しましょう。

駐車場@鍋ケ滝

駐車場は48台が駐車可能です。混雑する時期には、遠くの小学校が駐車場となり、そこからシャトルバスが運行されるそうです。

バス・レンタサイクルでのアクセス

①福岡から高速バスを利用

■福岡市内から産交バスの「黒川温泉線」に乗り、「ゆうステーション」停留所で下車。福岡から約2時間40分。1日4往復。


②阿蘇駅から路線バスを利用

JR豊肥本線阿蘇駅から産交バスの「阿蘇杖立線」に乗り、「ゆうステーション」停留所で下車。阿蘇駅から約1時間。1日6往復。


バスが到着する「ゆうステーション」は小国町の中心部にある道の駅。「ゆうステーション」から鍋ケ滝までは約4.5kmあり、歩いて訪れるのは少し大変な距離です。

そこでオススメしたいのがレンタサイクル。道の駅「小国ゆうステーション」では、電動自転車を比較的安く借りることができます。起伏が多い小国町の道でも、電動自転車なら楽々です!

【参考】


各種情報

小国ツーリズム協会 : 小国町を巡りたい方はこちらをチェック。

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|投稿:2018.11.20 | 最終更新:2019.03.20 |カテゴリ: 熊本県

岐阜県のソウルフード、鶏ちゃんは安くて美味い!(大安食堂@岐阜県下呂市)

岐阜県には素敵な名前の郷土料理があります。

その名も「鶏ちゃん」(読み方は「けいちゃん」)。

飛騨地方南部奥美濃地方で食べられている郷土料理で、岐阜県民のソウルフードとも言われています。元々は下呂市郡上市が発祥だと言われていますが、現在では勢力を拡大し、県南部の岐阜市や、お隣の愛知県名古屋市などでも食べることができます。

ちょっと気になったので、鶏ちゃん発祥の地、下呂市へ行ってみました。






岐阜県民のソウルフード、鶏ちゃんとは?

鶏ちゃん

鶏ちゃんは、味付けした鶏肉と野菜を鉄板やフライパンで炒めた豪快かつシンプルな料理。味付けは地域や店によって様々。味噌が主流ですが、醤油や塩ベースの店もあります。

鶏ちゃんが誕生したのは昭和初期の頃。その背景には、飛騨・奥美濃地域で養鶏が盛んだったこと、公共工事が相次ぎ、労働者向けの飲食店が増えたことなど、様々な要因があるようです。

鶏ちゃんの歴史については、鶏ちゃんをPRする団体「鶏ちゃん合衆国」のホームページに詳しく書かれているので、興味がある方はどうぞ。

【参考】
鶏ちゃん合衆国(トップ>「鶏ちゃん」とは)


下呂市にある大安食堂で鶏ちゃんを食べてみた

今回は下呂市の北部、萩原地区にある大安食堂にお邪魔しました。国道41号線沿いにある大安食堂は、昔ながらのドライブインといった雰囲気。観光客やトラックドライバー、そして多くの地元民で賑わう店です。

鶏ちゃん定食

こちらが鶏ちゃん定食(750円)。鶏ちゃんにご飯、味噌汁、冷奴と漬物が付きます。この値段でこのボリュームは嬉しいですね。

今回は鶏ちゃんにうどん(1玉100円)を付けてみました。

鶏ちゃん

年季の入ったコンロ、鉄板の上で焼かれる鶏ちゃん。ある程度火が通った状態で出されるので、すぐに食べることができます。

具材は鶏肉とキャベツのみ。とてもシンプルですが、味噌とニンニクが効いたタレが絡んで、とても美味。これはビールやご飯が進む味ですね~。

うどんも入れて大正解。美味しいタレを吸ったうどんがまた美味いんですよ。焼きそば(1玉100円)もあるようなので、試してみては如何でしょうか。


大安食堂へのアクセス

大安食堂

大安食堂は国道41号線沿いにあります。駐車場が広く、ドライバーの利用が多い店です。

車でのアクセス

東海北陸道の飛騨清見ICから高山清見道路、国道41号線経由で約1時間

東海北陸道の郡上八幡ICから国道経由で約1時間半

中央道の中津川ICから国道経由で約1時間半

東海環状道の美濃加茂ICから国道41号線で約1時間40分

参考までに高速道路のインターチェンジからの所要時間を書きましたが、高速道路から遠い場所にあります。鶏ちゃんのみを目的とするのも良いですが、下呂温泉厳立峡など、周辺の観光地とセットで訪れるのがおススメです。

鉄道でのアクセス

JR高山本線の上呂駅から徒歩5分

※ローカル線なので本数は1~2時間に1本と、非常に少ないので注意。


バスでのアクセス

■下呂駅前から濃飛バス高山~下呂線」に乗り、「光雲寺下」停留所まで約25分

※日中は1時間に1本ペースで走っているため、鉄道よりは便利かも。

※本数は減りますが、高山駅方面からバスで来ることも可能。「高山濃飛バスセンター」から「光雲寺下」停留所まで約1時間。

【参考】
濃飛バス(トップ>路線バス>下呂市内路線)


各種情報

食べログ : 口コミ、店舗情報はこちらから。
鶏ちゃん合衆国 : 鶏ちゃんの歴史、提供店を知りたいならこちら。

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|投稿:2018.11.14 | 最終更新:2019.03.20 |カテゴリ: 岐阜県

ランプの宿青荷温泉は素晴らしい温泉とランプの灯りが魅力的な秘境の温泉旅館(青森県黒石市)

秘湯が多い東北地方。今回はそんな東北地方の中でも特に雰囲気が良く、是非ともおススメしたい秘境の温泉旅館を紹介します。

青森県黒石市の山中にある、ランプの宿青荷温泉です。





ランプの宿青荷温泉とは?

ランプの宿青荷温泉

ランプの宿青荷温泉は、青森県黒石市の山中奥深くにある一軒宿。携帯電話の電波も届かず、砂利道を数km走らないと辿りつかない秘境です。

ランプの宿青荷温泉

その名のとおり、館内の灯りはランプの灯りのみ青荷温泉は電気が引かれていないのです。宿の運営に必要な最低限の電力は自家発電で賄っていますが、宿泊客はランプの灯りで過ごします。

暗闇の中、ぼんやりと輝くランプの灯りはとても幻想的。青荷温泉は日帰り入浴も受け付けていますが、是非とも宿泊して、この素敵な雰囲気を味わって欲しいと思います。

ランプの宿青荷温泉の地図

館内の地図はこんな感じ。本館の他に、宿泊用の離れや風呂が点在しています。

ランプの宿青荷温泉

ランプの宿青荷温泉

深い山奥の川沿いに宿泊棟や温泉棟がポツンポツンと建っていて、それぞれの建物を細い小道が結んでいます。1つの宿にいながらにして、湯めぐりや散策を楽しむことができるのです。


ランプの宿青荷温泉の風呂は全て源泉かけ流し

館内4ヶ所にある温泉もまた、とても魅力的。全ての温泉が源泉かけ流し。そしてランプの灯りがとても幻想的な雰囲気を醸し出しています。

健六の湯

健六の湯@ランプの宿青荷温泉

健六の湯は宿の正面玄関の向かいにある大きな建物。

健六の湯@ランプの宿青荷温泉

総ヒバ造りの広々とした浴室には、大きな窓が付いており、とても明るい雰囲気。真ん中にはこれまた大きな浴槽。その浴槽に大量のお湯がザバザバと勢い良くかけ流されています。

身を沈めてみると、体を包み込むようなとても柔らかいお湯!最高に気持ち良いですね。

男性風呂は内湯のみですが、女性風呂には釜を利用した露天風呂、釜の湯が付いているのだそう。羨ましい!

滝見の湯

滝見の湯@ランプの宿青荷温泉

本館から川を挟んだ対岸にあるのが滝見の湯。その名の通り、露天風呂から滝を見ることができます。

蔵のような外観の大きな建物。

滝見の湯@ランプの宿青荷温泉

こちらはガラリと雰囲気が変わって、石造りの浴室。こじんまりとした内湯と開放感抜群の露天風呂が付いています。

滝見の湯@ランプの宿青荷温泉

露天風呂から見える龍ヶ滝。滝を見ながら入る温泉は格別ですね♪

混浴露天風呂・子宝の湯

滝見の湯の向かいには混浴露天風呂があります。女性専用時間が設けられているため、「混浴はちょっと…」という方も安心して楽しむことができます。

混浴露天風呂@ランプの宿青荷温泉

こちらの魅力は、ランプの宿青荷温泉の中で最も大きい露天風呂。大きな岩を並べて造られたワイルドな湯船に、優しいお湯がかけ流し!これは気持ち良いですね。

子宝の湯@ランプの宿青荷温泉

露天風呂の脇にあるのが子宝の湯

大きな樽にお湯がザンザカ注がれている贅沢な一人用風呂!是非とも入っておきたいものですね。

内風呂

内風呂@ランプの宿青荷温泉

本館の中、一見目立たない場所にあるのが内風呂。湯船が小さく、3人が入ればいっぱいになってしまいそうな程(女性用の内風呂はもう少し広いそうです)。

総ヒバ造り。薄暗い中で灯るランプ。こじんまりとはしていますが、とても雰囲気がある浴室です。また、人があまり来ないので、独占できる確率が高いのも嬉しいですよね。

シャワーやシャンプー、ドライヤーなどは無し。純粋に温泉を楽しもう

お湯の質も、雰囲気も良いランプの宿青荷温泉ですが、設備はあくまで最低限。それぞれの温泉にはシャワーやシャンプー、リンスは置いてありません(ボディソープだけは置かれていました)。

髪を洗う場合は、シャンプーなどを持参するか、ボディーソープで洗うかの2択。シャワーの代わりにかけ湯のお湯を洗面器ですくって、使う必要があります。

そうそう、電気が通っていないので、ドライヤーはないですよ。持参してもコンセントがないので使えません。

多少の不便もこの宿の魅力の1つ!純粋に温泉や雰囲気を楽しむのがおススメです。


ランプの宿青荷温泉は電気も電波も無し!ランプの灯りで過ごす夜

ランプの灯りが揺らめくシンプルな部屋

ふるさと館@ランプの宿青荷温泉

今回私が泊まったのは、本館とは川を挟んだ向かいにあるふるさと館の一室。このように、客室は本館だけではなく、点在する離れにもあります。全部で32部屋、100名が泊まることができるそうです。

客室@ランプの宿青荷温泉

部屋は極めてシンプル。ちゃぶ台、座布団、ポット、急須、湯呑み、懐中電灯、鏡、金庫、浴衣…以上!

電気が通っていないため、テレビ、冷蔵庫は勿論、コンセントもありません。

また、携帯電話の電波も圏外。バッテリーの消費を防ぐため、電源を切るか、機内モードにしておくことをおススメします。

客室@ランプの宿青荷温泉

灯りはランプ1つのみ。

ですので、夜になると本も読めない程暗くなります。また、人によってはオイルの匂いが気になるかも。

何もない夜を贅沢に過ごすのがランプの宿の醍醐味!

♪テレビも無ェ!電気も無ェ!携帯電話も繋がらねェ!

そんな吉幾三の歌詞のような状況を、逆に楽しむのがランプの宿青荷温泉での過ごし方。

飽きるほど温泉に浸かるも良し、家族や恋人、友人と語らうも良し、早く寝て早朝の時間を楽しむのも良いでしょう。

談話スペース@ランプの宿青荷温泉

本館にある売店横には、このような談話スペースがあります。宿で出会った旅人と交流を深めることもできます。

夜@ランプの宿青荷温泉

星空を眺めるというのもおススメ。周囲に街がないため、星が驚くほどよく見えます。私は数分間夜空を見上げていただけなのですが、流れ星を見ることができました。


ランプの宿青荷温泉の食事

食事は本館にある大広間でいただきます。

ランプの下でいただく夕食

夕食@ランプの宿青荷温泉

夕食は、山の幸や津軽地方の郷土料理がズラリと並び、目移りしてしまう程!

オーナーがジョークを交えながら、メニューの説明をしてくれ、和やかな雰囲気。私は8月に訪れたのですが、イワナ、ワラビ、ヒラタケ、アカシアの花、津軽名物のいがめんちなどが出されました。どれも手が込んでいて美味しい!

なお、宿泊客全員がほぼ同じ時間に食事を摂るため、大広間の中はギッシリ!連休など混雑する日の場合、隣の客と肩が触れそうな程詰め込まれてしまいます。まるで部活の合宿のようで、この点は少し残念でした。

朝食はご飯が進む!玉子とじが絶品!

朝食@ランプの宿青荷温泉

朝食はシンプルながらも、ご飯のお供が充実。朝からもりもりと食べ、おかわりまでしてしまいました。

朝食@ランプの宿青荷温泉

朝食には青荷温泉の看板メニューである玉子とじが出ました。山菜やキノコが入った鍋に、溶き卵を投入!半熟のうちにいただきます。これがまた絶品なのです。

日帰り客向けのランチも充実!

ランチメニュー@ランプの宿青荷温泉

日帰り入浴客向けのランチメニューも充実しています。山菜や川魚を使った定食やそば、うどんなどなど。朝食に登場した玉子とじもあるので、興味がある方は是非!


ランプの宿青荷温泉へのアクセス

ランプの宿青荷温泉はとても魅力的な温泉旅館ですが、アクセスが大変!車でのアクセスバスでのアクセスを紹介しますが、山道の運転に慣れていない方は、バスで行くことをおススメします。

車でのアクセス

東北自動車道の黒石ICより国道102号線経由で約40分。

道の駅「虹の湖」の先から国道を逸れ、山道を約6km走ります。山道はやや狭く、途中から砂利道となるので要注意です。

駐車場@ランプの宿青荷温泉

宿の手前にこのような広めの駐車場があります。停まっている車を見る限り、車高が低くなければここまで辿りつくことはできそうですね。

駐車場からの道@ランプの宿青荷温泉

駐車場からは急な坂道を100m程下ります。大きな荷物を持っている方は、少し大変かもしれません。

路線バス・シャトルバスでのアクセス

黒石から路線バスとシャトルバスを乗り継いでアクセスすることも可能です。

【黒石~道の駅「虹の湖」】

黒石駅から弘南バス黒石~温川線」に乗り、「虹の湖公園」停留所まで約45分。


【道の駅「虹の湖」~青荷温泉】

道の駅「虹の湖」から青荷シャトルバスに乗車。

【参考】
ランプの宿青荷温泉ホームページ(トップ>アクセス)


冬季のアクセス

冬季(12/1~3/31)は青荷温泉までの山道が雪のため通行止となり、車で訪れることができません。

道の駅「虹の湖」でシャトルバス(雪上車)に乗り、青荷温泉へアクセスします。その場合、車は道の駅に駐車しておくことができるようです。

【参考】
ランプの宿青荷温泉ホームページ(トップ>アクセス)


各種情報

ランプの宿青荷温泉 : 宿の公式サイト
黒石観光協会 : せっかくなので、黒石も観光していきたい!

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|投稿:2018.11.10 | 最終更新:2019.03.27 |カテゴリ: 青森県

ひるぜん焼そば 蒜山にある人気店で食べてきた(高原亭@岡山県真庭市)

ひるぜん焼そば。

岡山県の北部、真庭市のご当地焼きそばです。2011年にB-1グランプリで優勝したりしているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

そんな大人気のひるぜん焼そば。実際に真庭市蒜山地区にある人気店、「高原亭」で食べてきたので、紹介したいと思います。








味噌の味が香ばしい!高原亭のひるぜん焼そば

ひるぜん焼そば

こちらが「ひるぜん焼そば」(620円)。

具材は鶏肉とキャベツのみというシンプルさ!この2つの具材は、ひるぜん焼そばには必ず入るもの。鶏肉は、噛み応えのある親鶏を使用。キャベツは蒜山高原の特産品です。

味噌ベースの甘辛いタレで炒めるのが、ひるぜん焼そばの特徴。少し焦げた感じの味噌の味が、香ばしくて新感覚。美味いですよ!


卓上調味料@高原亭

卓上には一味唐辛子や山椒など。途中で辛みを加えて食べるのもおススメです。


「ひるぜん焼そば」の派生メニューも!高原亭のメニュー

「あさぜん焼そば」と「よるぜん焼そば」

メニュー@高原亭

高原亭のメニューを見てビックリ。

あさぜん焼そば」、「よるぜん焼そば」って何だ!?

調べてみると、これらは「ひるぜん焼そば」の派生メニューらしいですね。

■「あさぜん焼そば」とは?

秋田県の「横手やきそば」とのコラボメニュー。「ひるぜん焼そば」に「横手やきそば」の特徴である目玉焼きが乗っています。B-1グランプリ優勝メニュー同士のコラボということで、話題になっているのだとか。

■「よるぜん焼そば」とは?

その名のとおり、夕食に楽しめるよう、「お酒に合う大人な味」を目指して開発されたメニュー。濃厚な味付けで、ニラや鶏もつなどが入っており、ビールが進みそう!

「ひるぜん焼そば」を出す店は蒜山地区に10店舗ありますが、「あさぜん焼そば」と「よるぜん焼そば」の両方を提供する店は、高原亭を含めて3店舗のみなのだそうです(2018年現在)。

焼肉、丼物、定食も充実!

メニュー@高原亭

高原亭は焼そば以外のメニューも豊富。焼肉や丼物、定食などバラエティーに富んだメニューが魅力的ですね。


高原亭へのアクセス

高原亭

高原亭は真庭市蒜山地区の国道482号線沿いにある食堂。ロードサイド店らしく、駐車場は完備。

蒜山地区には鉄道が通っておらず、またバスの本数もそれほど多くないので、車やバイクで訪れるのが便利です。

車でのアクセス

米子道蒜山ICから国道482号線を東へ約5分。「高原亭」は国道沿い。

蒜山ICへは・・・

■中国自動車道方面から 久世JCTから米子道で約30分

■米子・松江方面から 米子ICから米子道で約30分

※真庭市、特に蒜山地区は冬になると雪が降ります。冬に訪れる方はご注意ください。


鉄道・バスでのアクセス

①まずは真庭市の中心地、中国勝山駅

■岡山駅東口から中鉄北部バスが運行する「高速・勝山線」で約2時間。

■岡山駅からJR津山線とJR姫新線経由で約3時間(津山駅乗り換え)。

■岡山駅からJR伯備線とJR姫新線経由で約3時間(新見駅乗り換え)。

②真庭市コミュニティバス「まにわくん♡」で蒜山へ

■中国勝山駅前から真庭市コミュニティバス「まにわくん♡」で約1時間10分。「富先」停留所で下車。1日6往復。

【参考】
中鉄バス株式会社(トップ>中鉄北部バス>高速勝山線)
真庭市HP(トップ>真庭市コミュニティバス)


各種情報

高原亭 : 店の公式サイト。
食べログ : 店舗情報、口コミはこちらから。
ひるぜん焼そば好いとん会 : ひるぜん焼そばを知るならこちら。

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|投稿:2018.11.05 | 最終更新:2019.03.27 |カテゴリ: 岡山県

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