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対馬・壱岐旅行記 【3-7】 筒城浜と小島神社と岳の辻展望台 ~壱岐島南部を巡る~

2019年8月17日(土)

壱岐島東部の芦辺港から始まった壱岐島のドライブもいよいよ大詰め。最後に壱岐島南部へと向かいます。

壱岐島南部は、元々は壱岐島4町が合併して壱岐市になる前は石田町であった地域。唐津からのフェリーが発着する印通寺港壱岐空港があるため、この町から壱岐島の旅を始める方も多いことでしょう。




筒城浜 壱岐屈指の人気のビーチ



16:20
壱岐島の南東部にある筒城浜を訪れました。

筒城浜は日本の快水浴場100選にも選ばれている、壱岐島屈指の人気のビーチ。美しい砂浜だと聞いていたので、とても楽しみにしていました。


到着してみると、駐車場は車だらけ。駐車場から浜へと向かう道沿いにも車がズラリ。静かな離島のビーチを想像していたのですが、嫌な予感。


対馬壱岐

筒城浜は海水浴客で大賑わいでした。

ただ賑わっているだけなら良いのですが、島の雰囲気にはあまり合わない音楽が流されていて、まるで湘南の浜のよう…。海のグラデーションや白い砂浜は非常に美しいだけに、残念ですね。

福岡という大都会から気軽に来れる場所なので、俗化してしまうのでしょう。家族やグループ旅行で海水浴を楽しむのであればおススメですが、静かに海を見たい場合には、別の浜の方が良いかもしれません。



小島神社 壱岐のモンサンミッシェル



16:45
壱岐島東部の小島神社にやってきました。この場所は、とある理由でこの時間帯に訪れる必要があったのです。

小島神社の様子を見ていただければ、その理由はお分かりいただけるかと思います。


対馬壱岐

こちらが小島神社です!

その名のとおり、小さな島の上に神社が建っており、干潮時にのみ渡ることができるのです。このような特殊なロケーションから、「壱岐のモンサンミッシェル」とも呼ばれているのだとか。


対馬壱岐

見事に水位が下がり、まるで鳥居に向かって道が出来たかのよう。水が引いているとはいえ、数時間前までは海底だった場所。所々濡れていて滑りやすい場所もあるので注意が必要です。

ここを訪れる際には、事前に気象庁の潮位表で干潮の時間帯を調べておきましょう。

■参考:気象庁潮位表(九州地方北部>郷ノ浦で調べてみてください)


はらほげ地蔵 干潮時の姿

干潮の時間帯に立ち寄っておきたかった場所がもう1ヶ所あります。



17:05
朝、壱岐島に到着して一番最初に立ち寄ったはらほげ地蔵です。朝に寄った時は満潮であったため、海辺に立つお地蔵様が腰くらいまで沈んでいましたが、今は干潮。どんな様子になっているか、再訪しました。


対馬壱岐

すっかり全身が現れたはらほげ地蔵を見ることができました。


対馬壱岐

ちなみにこちらが9時間前の様子。はらほげ地蔵だけでなく、周囲の海の様子も全く異なりますね。ここは満潮、干潮それぞれの時間帯に訪れるのがおススメです。


岳の辻展望台 壱岐島最高峰の山から壱岐島を見渡す


17:35
レンタカーを返却する前に、少し時間が残っていたので、岳の辻展望台にやってきました。

岳の辻は標高212m。壱岐島の最高峰です。最高峰の山と言っても、長い距離を歩く必要はありません。この山は駐車場からほんの僅かの階段を登るだけで登頂することが出来るのです。


対馬壱岐

対馬壱岐

頂上にある岳の辻展望台からは、壱岐島を一望することができました。まさに360度の大パノラマ!視線をグルリと巡らせれば、豊かに広がる水田地帯やポコポコとした低い山々、入り組んだ海岸線を眺めることができます。

この日は少し空気が霞んでいましたが、条件が良い日には九州まで見晴らすことができるそうです。最後に良い絶景スポットに立ち寄ることができました。


景色を楽しんだ後は、山を下り、永岡レンタカーの事務所へ。レンタカーを返却後、送迎車で郷ノ浦にあるホテルまで送っていただきました。


次回は、この旅最後の夜。郷ノ浦の夜を楽しみます。

対馬・壱岐旅行記 【3-8】 郷ノ浦の夜 「味よし」と「味処 角丸」で飲む
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|投稿:2020.01.30 | 最終更新:2020.02.02 |カテゴリ: 旅行記

山梨名物ほうとう 石和温泉の名店で食べてみた(赤富士@山梨県笛吹市)

ほうとう
山梨県の郷土料理として有名なほうとう
きしめんのような平たくて太い麺を、味噌仕立てで具だくさんなつゆで煮込んだ料理です。

山梨県を旅行すると、必ずと言って良いほど「ほうとう」と書かれた幟を目にすると思いますが、ほうとうを提供する店は山梨県中にたっくさんあります。選択肢が多すぎて、どの店を選んでよいか分からなくなるほどです。

そんな数多くあるお店の中から、今回は山梨県の中央部、笛吹市石和温泉近くにある「お食事処 赤富士」にお邪魔しました。とても美味しいほうとうをいただくことができたので、この記事で紹介したいと思います。

自信を持っておススメできるお店です!






石和温泉にある名店、「お食事処 赤富士」

ほうとう

今回紹介する店は、山梨県笛吹市にある「お食事処 赤富士」。山梨県随一の温泉地、石和温泉の近くにある名店です。

お店は、笛吹川の堤防上を通る国道411号線沿いにあります。赤い屋根が目立つお店なので、石和温泉を訪れた方なら、見たことがある方もいるのではないでしょうか。

店内は純和風な造り。掘りごたつ付のお座敷や囲炉裏風の席もあったりして、なかなか良い雰囲気です。


赤富士のメニュー

「赤富士」のメニューを紹介します。

ほうとう

ほうとうのメニューは何種類か用意されています。

定番の「かぼちゃほうとう」、肉好きには嬉しい「豚肉ほうとう」、辛党の方におススメの「辛口ほうとう」、具だくさんの「ちゃんこほうとう」など、多種多様なほうとうが食べられます。夏季限定ではありますが、ほうとうを冷たい状態でいただく「おざら」も取り扱っています。


ほうとう

定食メニューも充実。

他にも、富士山の形を模した「赤い富士山カレー」というメニューも人気を集めているようです。




赤富士のほうとうを食べてみた!

ほうとう

こちらがほうとうです!

僕が選んだのは「豚肉ほうとう」(1,350円)。1人前にしては大きめな鉄鍋に入って登場しました。熱々で美味しそう!


ほうとう

お椀によそって、実食!

まずはつゆとズズっと。お、これは意外と濃厚なつゆですね。ポタージュ系のつゆ。個人的にはドストライクです。

麺は歯切れが良く、コシがあるもの。

そして、忘れてはいけないのが、鍋の中を彩る具材の数々。豚バラ肉、カボチャ、大根、白菜、人参、根曲がりダケ、わらび、しめじ、なめこ、椎茸、ねぎ、玉ねぎ、サヤエンドウ、里芋、油揚げ。メモをしてみたら、これだけの肉や野菜が入っていました。これだけで1日分の野菜を摂取できるんじゃないですかね。


ほうとう

卓上には一味唐辛子と自家製の辛味噌。これを少しずつ投入して食べても美味しいですよ。

「豚肉ほうとう」。非常に美味しく、かつボリューム満点な一品でした。お腹いっぱい!


ほうとう

こちらは嫁が食べた「ちゃんこほうとう」(1,650円)。海鮮や鶏肉、肉団子が入っております。エビやホタテなどが入っていて、こちらも豪華で美味しかったです。




赤富士へのアクセス・駐車場情報



「赤富士」は石和温泉から甲州市方面へと向かう国道411号線沿いにあります。車で行くのが便利ですが、鉄道駅から歩いて行ける距離でもあります。


車でのアクセス

中央道の一宮御坂ICから約10分


ほうとう

駐車場は3ヶ所にあります。全部で50台分。ご覧の通り、「赤富士」の駐車場であることを示すデカデカとした看板があるので、分かりやすいですね。


石和温泉駅からのアクセス

JR中央本線石和温泉駅から徒歩約25分(1.8km)



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|投稿:2020.01.26 | 最終更新:2020.01.26 |カテゴリ: 山梨県

対馬・壱岐旅行記 【3-6】 猿岩と鬼の足跡 ~壱岐島西部を巡る~

2019年8月17日(土)

朝に壱岐島東部の芦辺港をレンタカーで出発し、反時計回りに名所を巡りながら、壱岐島西部までやってきました。これで大体半周といったところでしょうか。

壱岐島西部は、平成の大合併前は郷ノ浦町であったエリア。郷ノ浦町にも気になる見どころがあります。

それが、「猿岩」と「鬼の足跡」。

事前にインターネットで情報を得ていたのですが、見た目のインパクトが抜群だったので、是非とも見てみたかったのです。それでは、まずは猿岩から行ってみましょう。






猿岩 思ったよりも猿だった



13:30
郷ノ浦にある猿岩にやってきました。壱岐島の西側に突き出した小さな半島の先端に猿岩はあります。

猿岩までの道は畑の間を行く長閑な道。猿岩を示す看板が所々に立てられているため、迷うことなく辿りつくことができました。



対馬壱岐

こちらが猿岩です!!

「お…思っていたよりも猿っぽい…!」

そんな感想を、現地で抱きました。


対馬壱岐

顔の形もそれっぽいし、ちゃんと目と鼻と口があるし、岩の上部に茂る植物がこの上なく体毛っぽいし…。

猫岩とかゴジラ岩とか獅子岩とか親子熊岩とか、全国各地には「動物っぽく見える」岩が数多く存在しますが、この猿岩はかなり再現度が高い方なんじゃないでしょうか。


対馬壱岐

あまりにも猿っぽかったので、猿の肩を抱く写真なんかも撮ってみました。遠近法を利用して、様々な面白写真を撮れるのも、猿岩の魅力ですね。




鬼の足跡 牧崎園地にある大迫力の大穴



14:40
猿岩からさらに南下し、「鬼の足跡」という恐ろしげな名前の名所にやってきました。こちらもまた、半島の先端の岬にある景勝地です。


対馬壱岐

岬全体が「牧崎園地」という公園として整備されています。

駐車場から徒歩1分足らずで、この素晴らしい風景。抜けるような青空と大海原、緑の絨毯を敷き詰めたかのような芝生、そんな絶景を眺めながら歩くことができる小径。この大型連休にこんな素晴らしい場所がほぼ貸切状態!凄いぞ、壱岐!


対馬壱岐

遊歩道を歩いていると「転落注意」という何やら不穏な看板が…。しかし周囲を見渡す限り、丘のような穏やかな地形が広がっており、「転落」というイメージからはかけ離れた風景に見えますが…。


対馬壱岐

死角になっていましたが、実はこんな大穴が隠されていたのです!

これが猿岩と並ぶ郷ノ浦を代表する景勝地、「鬼の足跡」です!

大鬼がクジラ漁をしていて、踏ん張った際に刻まれたという伝説が残るこの大穴。周囲の長さが110mもあるそうです。波の浸食により、大穴と海とを繋ぐ横穴まで出来てしまっています。確かにこれは面白い景観ですね。

なお、1年のうち、春分の日、秋分の日には、横穴から差し込む夕日を見ることができるのだとか。その2日は、多くのカメラマンや見物客がやってくるそうです。




あまごころ壱場 郷ノ浦にある土産店でお買い物

対馬壱岐

15:10
郷ノ浦市街地にあるお土産屋、「あまごころ壱場」に立ち寄りました。

こちらは壱岐島の中でも屈指の規模を誇る土産屋。店内はゆったりとした作りで、のんびりと買い物を楽しむことができます。もちろん品揃えも豊富!特にウニやウニの加工品は、かなり多くの種類を取り扱っています。

ウニが入った海苔を購入。ご飯のお供として、最適な一品です。


対馬壱岐

店の前には「離島戦隊イキツシマン」なるご当地ヒーローの顔出しパネルが…。壱岐と対馬のご当地ヒーローということでしょうか。

「離島戦隊」と言えば、「サドガシマン」と「タネガシマン」は知っていましたが、壱岐と対馬にもいたとは驚きでした。


次回はついに壱岐南部へ。人気のビーチ「筒城浜」、「壱岐のモンサンミッシェル」との異名を持つ「小島神社」を巡ります。

対馬・壱岐旅行記 【3-7】 筒城浜と小島神社と岳の辻展望台 ~壱岐島南部を巡る~
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|投稿:2020.01.23 | 最終更新:2020.01.30 |カテゴリ: 旅行記

対馬・壱岐旅行記 【3-5】 壱岐湯ノ本温泉の「国民宿舎壱岐島荘」で日帰り入浴

2019年8月17日(土)

本日の午前中は、無人島である辰ノ島生うに丼と、壱岐島北部の勝本町を満喫しました。しかし、勝本町の魅力はこれだけではありません。

壱岐島随一の温泉地、壱岐湯ノ本温泉に寄らないわけにはいかないでしょう。ちょうど猛暑の辰ノ島を歩き回り、汗を流したかったところ。ひとっ風呂浴びていくことにしました。


対馬壱岐

12:50
やってきたのは、壱岐湯ノ本温泉にある「国民宿舎壱岐島荘」。壱岐湯ノ本温泉に7軒ある宿泊施設のうちの1つです。壱岐島荘は宿泊のみならず、日帰り入浴も受け付けており、400円(税別)というリーズナブルな料金で入浴することができます。

日本海に面した小高い丘の上にある壱岐島荘、客室からの眺めは、さぞかし良さそうですね。




対馬壱岐

昼過ぎという中途半端な時間に訪れたせいか、大浴場は独占!

露天風呂はありませんが、大きな窓からは開放されていたので、気分的には露天風呂に入っているかのようでした。しかも、窓の外には日本海!見事な眺望です。


対馬壱岐

壱岐島荘の魅力は景色だけではありません。

湯船に並々と注がれている赤褐色のお湯は、かなりインパクトがあります!もちろん源泉かけ流し。よくよく見ると、オレンジ色の湯の花が舞っています。とても体が温まるお湯で、しばらく浸かっていると、体がポカポカになりました。


次回は、壱岐島の西部へ。「猿岩」や「鬼の足跡」などの奇勝を巡ります。

対馬・壱岐旅行記 【3-6】 猿岩と鬼の足跡 壱岐島西部を巡る
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|投稿:2020.01.20 | 最終更新:2020.01.23 |カテゴリ: 旅行記

福井県の「越前がにミュージアム」は大人から子供までが遊んで学べる博物館(福井県越前町)

越前がにミュージアム
福井県越前町

日本海に面した町で、風光明媚な海岸が魅力です。また、越前ガニズワイガニ)の水揚げでも名を馳せており、冬場になるとカニを求めて多くの人が町を訪れます。そんな越前がにの町、越前町には、日本で唯一となるカニをテーマにした博物館があります。

それが「越前がにミュージアム」。

この記事では「越前がにミュージアム」の基本情報に加え、楽しみ方やアクセス情報などについてお伝えしたいと思います。






越前がにミュージアムはどこにあるの?



越前がにミュージアム」があるのは、日本海に面した福井県越前町。多くの旅行者が福井県へのアクセスとして使うであろうJR北陸本線や北陸自動車道、国道8号線からは少し離れた場所にあります。

内陸を通る北陸道や国道8号線に対して、越前町を含む日本海側を通っているのが国道305号線。ダイナミックな海岸線を見ながら走ることが出来る、福井県屈指のドライブルートです。「越前がにミュージアム」は国道305号線沿いにある道の駅「越前」の隣に位置しています。


越前がにミュージアムの基本情報

越前がにミュージアム

「越前がにミュージアム」の基本情報は以下の通りです。

営業時間:9:00~17:00

休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)

 ※夏休み期間中は無休。11~3月は第2、4火曜日が休館

入場料金:大人500円 子供300円





越前がにミュージアムの楽しみ方

越前がにミュージアムは3階建て。入場後、まずはエレベーターで3階まで上がります。その後は順路に従って、各フロアで展示や体験を楽しみながら、1階まで下りるのです。

越前がにミュージアムの楽しみ方を、かいつまんで説明しましょう。


①入口では越前がにのオブジェがお出迎え

越前がにミュージアム

最初のお楽しみは入口にあります。入口の自動ドアをくぐると、越前ガニのオブジェがお出迎え!これは記念撮影にはうってつけですね。

なお、僕が訪れたのは12月であったため、クリスマス仕様の越前ガニでした。


②カニ、カニ漁について学ぶ

越前がにミュージアム

越前がにミュージアムに来たら、まずはカニについて学びましょう!

様々な種類のカニや、越前ガニの生態を、パネル展示や映像で見ることができます。


越前がにミュージアム

越前町のカニ漁の歴史を学ぶこともできます。カニ漁全盛期であった昭和30~40年代の越前町の街並がジオラマで再現されており、当時の様子が視覚的に分かり易く工夫されているのです。

また、カニ漁の歴史に関するパネル展示や、当時の漁具の展示も必見です。




③カニや魚、海生生物を見る

越前がにミュージアム

実際に魚やカニを見ることができるのも、このミュージアムの魅力。

こちらの「海遊歩道」は、アーチ状になった水槽の下をくぐることができます。水槽の中を泳いでいるのは越前町の海に棲息する魚たち。室内にいながらにして、越前町の海底を疑似体験できるのです。


越前がにミュージアム

別の水槽には、小さくて赤い豆粒のような浮遊物が…。実はこれ、越前ガニの赤ちゃんなんです。越前ガニは、通常は2~3月に孵化するのですが、こちらの赤ちゃんたちは少し早めの10月に産まれたのだそうです。産まれて2ヶ月。遠目に見ると豆粒のようですが、よーく見ると可愛いですよ。


越前がにミュージアム

越前がにミュージアム

訪れたのが12月だったので、クリスマス企画展示も行われていました。色とりどりの海生生物とクリスマス飾りのコラボ。これは映えますね~。


④アトラクションや体験を楽しむ

子供たちに人気なのが、様々なアトラクションや体験。越前がにミュージアムには、子供が楽しめるコーナーもたくさん用意されています。


越前がにミュージアム

こちらは「かに漁チャレンジ」。自ら舵を握り、漁船を操作しながらカニ漁を行うシミュレーションゲームです。大画面には、うねる海が映し出され、なかなかの臨場感が楽しめます。


越前がにミュージアム

越前がにミュージアム

自分が描いた魚や生物が、大スクリーンの海の中を泳ぐ「絵画水族館」。嫁が描いたのは、真っ赤なエビ。エビの絵を専用のスキャナーで読み取ると、スクリーン上をクネクネと泳ぎ回るエビが映し出されました。これは面白い!


この他にも、ツイスターゲームのようなアトラクション「かにあつめ」、カニにまつわる昔話が紙芝居で楽しめる「かにしばい」など、子供も楽しめる施設になっています。


⑤隣の道の駅でカニを買う

越前がにミュージアム

越前がにミュージアムの隣にある道の駅「越前」には、「越前うおいち」があります。「越前うおいち」では地元産の新鮮な魚介類が販売されており、越前ガニも購入することができます。


越前がにミュージアム

こちらが「越前うおいち」で購入した紅ズワイガニ。なんと2ハイで1,500円という安さ!これだけの安さでしたが、しっかりと身が詰まっていて、とても美味しいカニでした。

越前がにミュージアムには、越前ガニを購入する際のポイントを解説した展示もあります。そちらで先に学んでおけば、より良い買い物ができるでしょう。




越前がにミュージアムへのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

北陸道鯖江ICまたは武生ICから約40分


高速道路から最も近いのは鯖江ICと武生ICですが、せっかくなので風光明媚な国道305号線を通ってアクセスするのも一興です。

■東尋坊から国道305号線経由で約1時間20分

■敦賀市から国道305号線経由で約50分


目の前に道の駅「越前」があるため、駐車場は豊富にあります。


バスでのアクセス

北陸本線武生駅から福井鉄道の路線バス「武生越前海岸線」に乗り、約1時間5分。「道の駅『越前』」停留所で下車。

※バスは1日6往復(休日は4往復のみ)なので、事前に時刻をチェックしておきましょう。

※福井駅または北鯖江駅からも路線バスが出ていますが、バスのダイヤの関係上、武生駅からが一番便利です。


■参考:福井鉄道株式会社(TOP>バスに乗る)


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|投稿:2020.01.16 | 最終更新:2020.01.16 |カテゴリ: 福井県

ヨーロッパ軒総本店で福井県のソウルフード、ソースカツ丼を食べた(福井県福井市)

福井県のソースカツ丼を紹介します!

ソースカツ丼と言えば、福島県会津若松市群馬県前橋市長野県駒ケ根市など、様々な地域のご当地グルメとして知られていますが、福井県のソースカツ丼も有名です。

福井県のソースカツ丼と言えば、「ヨーロッパ軒」。福井県内各地に19店舗を構える洋食店で、ソースカツ丼発祥の店として知られる老舗です。

今回は福井県福井市にあるヨーロッパ軒の総本店に行く機会があったので、名物のソースカツ丼やメニュー、アクセス方法などを紹介したいと思います。






ヨーロッパ軒総本店 場所・行き方を紹介



ヨーロッパ軒総本店は、福井駅に程近い福井市の中心街に位置しています。


ヨーロッパ軒

周辺は福井県を代表する歓楽街で、ビルが建ち並ぶエリア。ヨーロッパ軒総本店は、その中にあり、歴史を感じる茶色の外壁が印象的なビルです。店の入口には「元祖ソースカツ丼」と書かれた幟がはためいており、遠くからでも目立っていました。


福井駅から徒歩でアクセス

福井駅の西口から約900m。徒歩12分程度で到着。


駅前から西に延びる中央大通りを真っすぐ進み、「片町入口」という交差点を右折するとすぐにヨーロッパ軒が見えてきます。


車でのアクセス方法

北陸道の福井ICから約10分

北陸道の福井北ICから約20分


ヨーロッパ軒総本店の専用駐車場はありません。ただし、近くに点在するコインパーキング「P24」に駐車した場合、お店に申し出れば、駐車コインをいただくことができます。

詳しくは、ヨーロッパ軒総本店の公式サイトをご覧ください。




福井県のソウルフード、ソースカツ丼

ソースカツ丼

注文してすぐに、ソースカツ丼が運ばれてきました。

丼の蓋を外す前から、カツがチラ見え。蓋を外すワクワク感がたまりません。

…さて、準備は良いですか?開けますよ!




ソースカツ丼

こちらがヨーロッパ軒のソースカツ丼です!

白米の上に折り重なるように鎮座するカツ!「シンプル・イズ・ベスト」を体現した、潔い丼もの!

千切りキャベツが乗る会津若松や駒ケ根のソースカツ丼とは異なり、具材がカツのみというシンプルな構成。

唯一の具材、カツにも他の地域とは違う特徴が見られます。

①肉が比較的薄め

②上からソースをかけるのではなく、ソースに漬けたカツが乗る


カツを食べると、ジュワッとソースの味と肉の旨味が溢れ、とてもジューシー。肉が薄めなのでそこまでしつこくありません。さらにはカツから染み出したソースや肉の旨味がご飯にも混ざり、一気に平らげてしまいました。


ソースカツ丼

ちなみに、ソースカツ丼と一緒にカツ専用のソースが出されます。味が足りなければ、カツをソースに付けながら食べると良いでしょう。




ヨーロッパ軒総本店のメニューを紹介

ヨーロッパ軒のメニュー

ヨーロッパ軒総本店のメニューを紹介します。

看板メニューである「カツ丼」はカツが3枚乗るもの。ガッツリ食べたい人は、カツが4枚乗る「大カツ丼」やサラダや味噌汁が付く「カツ丼セット」もおススメです。

ビーフカツ丼」、メンチカツが乗った「パリ丼」、エビフライが乗った「エビ丼」も気になるところですね。カツとエビフライとメンチカツが乗った「3種盛りスペシャルカツ丼」という欲張りなメニューもありますので、気になる方は是非。


ヨーロッパ軒のメニュー

丼ものの他にもカツレツやステーキ、カレーライス、オムライスなどの洋食メニューも充実しています。地元に愛される洋食店という感じですね。




福井県各地にあるヨーロッパ軒

ヨーロッパ軒

2020年現在、ヨーロッパ軒は福井県内に19店舗展開しています。福井市のみならず、県西部の敦賀市などにも店があるので、是非とも立ち寄ってみてください。


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|投稿:2020.01.13 | 最終更新:2020.01.13 |カテゴリ: 福井県

対馬・壱岐旅行記 【3-4】 勝本にある「大幸」で壱岐名物のウニ丼を食べる

2019年8月17日(土)

対馬壱岐

壱岐島屈指の港町、勝本。ここに来たら是非とも食べてみたいものがありました。



それはウニ!

ウニと言えば北海道というイメージがありますが、実は壱岐島もウニが有名なんです。壱岐で食べられるウニはムラサキウニ赤ウニ。特に赤ウニは主に九州にしか出回らないウニで、「幻のウニ」と呼ばれているようです。

壱岐市の北部の港町、勝本には美味しいウニが食べられると評判のお店があるようなので、お昼ご飯を食べに行ってみました。






勝本漁港近く ウニの名店、「大幸」

対馬壱岐

12:00
やってきたのは、勝本漁港近くにある「大幸」。幟や外壁にも誇らしげに書かれているように、「生ウニ丼」が名物のお店です。

横に長いお店で、店の半分はお土産屋になっているようです。食事のついでにお土産を買っていくこともできますね。


「大幸」のメニュー

対馬壱岐

こちらが「大幸」のメニューです。

この店のメインは、何と言ってもウニ!

生うに丼」か「うにめし」か…。非常に迷うところ…。「うにめし」はウニが入った炊き込みご飯で、壱岐の郷土料理として知られています。

散々悩んだ末、「生うに丼」(2,800円)を注文することにしました。


すると、店員さんから耳寄りな情報が。「メニューに載ってる『生うに丼』(2,800円)はムラサキウニを使ったものだけど、この時期であれば赤ウニのうに丼も出せますよ。」とのこと。

お、それは興味深い!ちなみにおいくらですか?


「5,500円です!」

目玉が飛び出そうになりました。

こ…こんな贅沢はいくら何でも…。…しかし、遥々壱岐島まで来たのだから食べておいた方が良いのでは…?

うーむ…!





実食!生うに丼!

対馬壱岐

これが自分の悪い癖です。肝心なところでケチってしまいました。

…というわけで、安い方の「生うに丼」(2,800円)をいただきました!うに丼に加えて味噌汁、漬物、謎の卵が付いてきます。


壱岐のウニ

こちら、ムラサキウニの「生うに丼」。

うおおおお!凄い!とろっとろじゃないですか!

食べてみると、これまた美味い!とても濃厚な味わい。そしてとろけるような柔らかさなので、飲み物のようにスルスルと食べられてしまいます。ゆっくり味わって食べるべきなのですが、ついつい箸が止まらず、あっという間に平らげてしまいましたよ。

2,800円でもこの美味しさ、5,500円の方はどんなに美味しいのでしょう。少しばかり気になってしまうのでした。


対馬壱岐

なお、ウニが苦手な嫁は、「さしみ定食」(2,500円)を選択。地魚の刺身の盛り合わせに加え、サザエの刺身が付いています。サザエの刺身をもらいましたが、食感がコリコリで絶品でした。




「大幸」は壱岐島の北の端、勝本漁港の目の前にあります。島唯一の国道である国道382号線沿いにあるため、比較的分かり易い場所にあると言えるでしょう。


次回は勝本から南下。壱岐島随一の温泉、湯ノ本温泉へと向かいます。

対馬・壱岐旅行記 【3-5】 壱岐湯ノ本温泉の「国民宿舎壱岐島荘」で日帰り入浴
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|投稿:2020.01.12 | 最終更新:2020.01.20 |カテゴリ: 旅行記

対馬・壱岐旅行記 【3-3】 辰の島 勝本港から渡船で行ける無人島へ

対馬壱岐
2019年8月17日(土)

壱岐島芦辺港に到着後、壱岐の東部を巡りました。次なる行き先は壱岐の北部。平成の大合併前は勝本町という町だったエリアです。

勝本町では、辰の島湯ノ本温泉を巡ろうと思います。まずは壱岐の中でも非常に人気の高い、辰の島に行ってみることにしましょう。






辰の島とは?



辰の島は、壱岐島の北部、勝本漁港の沖2km付近に浮かぶ無人島。あまりにも美しい海とビーチを持つため、海水浴の島として高い人気を誇ります。また、見ごたえがある奇岩や断崖絶壁もあり、絶景が楽しめる島でもあるのです。

辰の島は、壱岐観光の目玉と言っても過言ではないでしょう。


勝本港 辰の島への玄関口



辰の島に行くためには、勝本漁港から出港する船に乗る必要があります。船のチケットを買うために、まずは漁港前にある勝本町観光案内所に行きましょう。

沿道に「辰の島遊覧」、「辰の島渡船」などと書かれた看板が建ち並んでいるので、分かりやすいと思います。


対馬壱岐

9:45
勝本漁港に到着。漁港の岸壁が駐車スペースになっていました。お盆休みということもあり、満車に近い状態でしたが、何とか停めることができました。


対馬壱岐

漁港のすぐ隣にある勝本町観光案内所でチケットを購入します。ここで販売されているチケットは3種類。

辰の島上陸のみ(大人700円、子供350円)

 勝本漁港と辰の島の往復(遊覧は無し)

島めぐり遊覧(大人1,500円、子供750円)

 辰の島の周りを遊覧(上陸は無し)

島めぐり遊覧+辰の島上陸(大人2,000円、子供1,000円)

 辰の島の周りを遊覧+辰の島上陸


奇岩が連続する辰の島の周囲を遊覧する船は非常に魅力的だったのですが、時間の都合上「辰の島上陸のみ」を選択しました。




勝本港から渡船で辰の島へ

対馬壱岐

9:50
船に乗り込みます。桟橋には、真っ直ぐに辰の島に向かう船や、島の周りを遊覧する船など、複数の船が停泊しています。「渡船」、「遊覧」というように、看板が立っているので、確認のうえ、乗る船を間違えないように注意しましょう。


対馬壱岐

船内は、屋根と窓に覆われた船室と、開放的な2階席に分かれていました。天気が非常に良かったので、迷わず2階席を選択。この日は非常に混雑していて、出港時刻になる頃には、ほぼ全ての席が埋まってしまいました。早めに乗り込んでおいて良かった…。

なお、2階席にも屋根が付いているので、ある程度までは陽射しを避けることができます。


対馬壱岐

10:00
定刻通りに勝本漁港を出港。防波堤の外に出て、沖合に浮かぶ辰の島を目指します。


対馬壱岐

操縦席の近くの席に座っていたので、前方がよく見えますね~。海が群青色で綺麗!

既に前方に島が見えていますが、これは辰の島のお隣にある若宮島。海上自衛隊の施設が建てられており、一般人が立ち入ることはできません。


対馬壱岐

若宮島を右手に見ながら進むと、若宮島の陰からもう1つ島が現れました。これから向かう辰の島です!

ちなみに上の写真の右側にあるのが若宮島、左側にあるのが辰の島です。


対馬壱岐

さらに近づくと海の色が群青色からエメラルドブルーへと変化!

奥には真っ白なビーチや泳ぐ人影も見えています。日本海の島なのに、何だか南国の海に来たような感じ!


対馬壱岐

辰の島に接近!

非常に簡素な船着場に、船首を押し付けるようにして着岸。船が停泊している間に、バタバタと慌ただしく下船しました。


対馬壱岐

10:08
辰の島上陸!

ほんの10分足らずの短い船旅で、別世界のような島に来ることができました。海が信じられない程透き通っています!思わず「凄い!凄い!」と連呼。人は感動すると、語彙が減りますね…(笑)




船着場から辰の島海水浴場へ

船着場から海水浴場までは10分程度歩く必要があります。


対馬壱岐

このようなワイルドな道を通って…。

波打ち際に細い道が造られていて、そこを歩いて海水浴場を目指します。これは冒険気分が高まりますね。


対馬壱岐

潮が満ちている時間帯だったので、道が水面下に沈んでいる部分もありました。

実は、辰の島に来るにあたって、僕は重大な忘れ物をしていました。せっかく用意してきたサンダルを、レンタカーの中に置き忘れてしまっていたのです。これは痛恨のミス…!仕方なく裸足になって進むことにしました…。


対馬壱岐

対馬壱岐

天国のような散歩道。

足元が熱くて、細かい石で痛いことを除けば…。


対馬壱岐

10:20
波打ち際の(時々沈んでいる)遊歩道を10分程歩き、辰の島海水浴場に到着しました。最後はガッツリ波間に沈んでいたので、裸足でジャブジャブと歩いてゴール!ここまで来るだけでも非常に楽しい道程でした。


辰の島海水浴場

対馬壱岐

今回は、散策を目的に辰の島を訪れたため、海水浴はしませんでした。ただ、ちらっと見た限り、無人島の割にはかなり設備が整った海水浴場でした。遊泳エリアの各所に監視員がおり、目を光らせています。実際に小さな子供が沖合に泳ぎ出そうとしたところ、監視員の方に注意されていました。


対馬壱岐

また、ビーチには休憩棟が建っており、直射日光を避けて休むことができます。夏場の多客期には、休憩棟では飲み物やカップ麺等の販売も行われているようです。

さらには休憩棟の隣にはトイレやシャワー室、更衣室なども完備されており、無人島でありながら、かなり至れり尽くせりな海水浴場だと感じました。




辰の島を散策してみた

対馬壱岐

海では泳がないので、海水浴場の裏の山に登ってみました。程よく整備された道が続いていますが、ビーチサンダルなどでは厳しいでしょうか。


対馬壱岐

対馬壱岐

少し登った所で振り返ってみると、絶景が広がっていました。

眼下には辰の島。右側には辰の島海水浴場があり、海で泳ぐ人たちが見えますが、喧騒はここまでは聴こえてきません。満潮のため、湾の奥まで海が迫っていますが、地図を見る限りこの辺りは干潮時には陸地になるはずです。


対馬壱岐

よくよく見ると、満潮により、辰の島の北側を巡る遊歩道まで沈んでしまっていました。島の北側も巡りたかったのですが、これでは歩くことができません。

辰の島を散策する場合は、潮の満ち引きの時刻を考慮に入れておく必要がありますね。


対馬壱岐

10:45
辰の島の西側にやってきました。穏やかなビーチが広がっている南側とは対照的で、高さ50m近い断崖絶壁が続いています。

この辺りの断崖絶壁は、辰の島の周りを巡る遊覧船からも観ることができます。大屏風岩羽奈毛観音蛇ヶ谷と名付けられた奇勝が連続する海岸線で、大層見ごたえがあるそうです。次来る機会があれば、是非とも遊覧船に乗ってみたいですね。


対馬壱岐

さて、もう少し長く滞在したいのですが、帰りの船の時刻が迫ってきました。勝本漁港に戻る船は概ね1時間に1本。この便を逃すと、午後の行程にも差支えてしまいそうなので、泣く泣く船着場に戻ることにしました。


対馬壱岐

11:40
楽しかった辰の島を後にし、勝本漁港へと戻ります。

辰の島での滞在時間は約1時間半。勝本漁港と辰の島との往復の時間も含めれば約2時間といったところでしょうか。海水浴をしなかったとは言え、少し慌ただしい行程になってしまいました。

海水浴をしない場合でも、3時間は確保しておきたいところですね。海で泳ぐ場合は、朝から晩まで滞在しても飽きないと思います。


次回は、勝本漁港周辺で、壱岐名物のウニ丼を食べたいと思います。

対馬・壱岐旅行記 【3-4】 勝本にある「大幸」で壱岐名物のウニ丼を食べる
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|投稿:2020.01.08 | 最終更新:2020.01.12 |カテゴリ: 旅行記

ここは楽園か!?八丈島の秘湯、裏見ヶ滝温泉! アクセス・駐車場・更衣室の情報などを紹介!(東京都八丈町)

裏見ヶ滝温泉
東京から南へ約290km。「常春の島」として知られる八丈島。マリンスポーツや釣りで有名な島ですが、実は良質な温泉が湧いていることはご存知でしょうか?

八丈島には足湯も含めて7つの温泉施設がありますが、今回はその中から、特に個性的な温泉、裏見ヶ滝温泉を紹介したいと思います。






裏見ヶ滝温泉とは?どこにあるの?

衣室の情報などを紹介!(東京都八丈町)裏見ヶ滝温泉

八丈島は、北の八丈富士、南の三原山という2つの火山からなる火山島で、その形から「ひょっこりひょうたん島」のモデルになったと言われています。八丈島の温泉は「ひょうたん」の底の部分、つまり三原山の南側に集中しており、今回紹介する裏見ヶ滝温泉も八丈島南端に近い中之郷集落に位置しています。


裏見ヶ滝温泉

裏見ヶ滝温泉は、非常に素晴らしい温泉であるのと同時に、一風変わった温泉でもあります。特筆すべき点としては以下の4点。

①無料で入浴できること。

②混浴であること。

③水着着用が義務付けられていること。

④石鹸・シャンプーの使用が不可であること。


地元、中之郷の自治会により管理・運営され、ありがたいことに無料で開放されている裏見ヶ滝温泉。ルールを守って、気持ち良く入浴したいものですね。


裏見ヶ滝温泉へのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

八丈島空港から約20分

底土港から約25分


空港や港があるエリアから裏見ヶ滝温泉がある中之郷エリアへは、八丈一周道路でアクセスします。八丈一周道路は島をグルリと一周しているため、どちら周りでも中之郷に辿りつくことができますが、反時計回り(西海岸経由)でアクセスするのがおススメです(東海岸沿いの道は、比較的険しい山道なので、時計回りだと時間がかかります)。


八丈一周道路を反時計回りで走ってくると、「中之郷」という名前の交差点が現れるので、ここを右折してください。上のストリートビューには写っていませんが、「温泉 裏見ヶ滝」という、目立つ看板が立っているので、分かり易いと思います。


裏見ヶ滝温泉

その先にも左折する箇所がありますが、上の写真のような看板が立っているため、迷うことはないでしょう。


裏見ヶ滝温泉

裏見ヶ滝温泉への入口の前に、3台程度が停められるスペースがあるので、車で来た場合はこのスペースに駐車しましょう。なお、このスペースのはす向かいにある公衆トイレの前にも2~3台が停められそうな砂利のスペースがあります。


バスでのアクセス

八丈町営バスの「中田商店前」バス停で下車。徒歩8分。

※バスは1日6往復なので、時刻は事前にチェックしておきましょう。

※2日間バス乗り放題&温泉入り放題のチケット、「BU・S・PA」(1,000円)がお得。


【参考】八丈町営バス




裏見ヶ滝温泉の更衣室

温泉は駐車場から階段を数段降りたところにあります。

裏見ヶ滝温泉

階段を降りると、下駄箱が設置されているので、ここで靴を脱ぎましょう。脱衣所内が濡れていることがあるため、靴下もここで脱いでしまった方が無難です。


裏見ヶ滝温泉

下駄箱の隣には更衣室があります。こちらの更衣室は男女共用。内側から鍵がかけられるようになっているので、場合によっては譲り合って使用しましょう。更衣室の内部は、棚とカゴだけが設置されたシンプルなもの。鍵がかかるロッカーなどはありませんので、貴重品の取扱いには十分に注意してください。


裏見ヶ滝温泉

裏見ヶ滝温泉

なお、駐車スペースのはす向かいにある公衆トイレの中にも更衣室があります。こちらは男女別の更衣室です。男女共用の更衣室が混雑しているような場合は、こちらも利用するのが良いと思います。


裏見ヶ滝温泉に入ってみた

裏見ヶ滝温泉

こちらが裏見ヶ滝温泉です!

壁や仕切りがないため、駐車場から階段を降りてきた瞬間に温泉の全景が見えるのですが、見た瞬間に「これは良い温泉だ!」と感じました。

青みがかったお湯が注ぎ込まれ、長方形の湯船に波紋を描き、湯船の縁から溢れ出していきます。正真正銘の源泉かけ流しです。


入ってみるとこれが適温!そしてとても柔らかいお湯なんです。まさに全身を包み込むようなお湯。


裏見ヶ滝温泉

滝のような湯口からお湯がどんどん注がれています。

泉質はナトリウム-塩化物強塩泉。八丈島の多くの温泉施設で見られる泉質です。確かに匂いを嗅いでみると、ほのかに潮の香り。


裏見ヶ滝温泉

お湯も素晴らしいですが、風呂からの景色も最高です。露天風呂の外を見ると、ジャングルの真っ只中!目の前には滝があり、迫力がある景色を見ながらの湯浴みを楽しむことができます。

お湯とロケーションの両方が、ここまで素晴らしい温泉はなかなかお目にかかれないでしょう。


裏見ヶ滝温泉

湯船の脇には洗面器と椅子が用意されています。ただし先述しましたが、ここでは石鹸の類を使用することはできません。体を洗うのは、別の温泉施設で済ませる必要があります。




裏見ヶ滝温泉に行く際の持ち物

念のため、裏見ヶ滝温泉に行かれる際に必要な持ち物について書き記しておきます。通常の温泉施設に行く時の持ち物に加えて、以下の3つは持って行った方が良いでしょう。

●水着:あらかじめ履いておくと便利

●ビニール袋:濡れた水着を入れるため

●替えの下着



裏見ヶ滝温泉を利用する際の注意事項

裏見ヶ滝温泉の入口に、利用する際の注意事項が書かれた看板がありました。


裏見ヶ滝温泉
(クリックすると大きな画像が見られます)

画像を貼っておきますので、行かれる方は参考までにご覧ください。




温泉の近くにある裏見ヶ滝もおススメ

裏見ヶ滝温泉

裏見ヶ滝温泉のすぐ近くにあり、温泉の名前の由来にもなった裏見ヶ滝という滝もおススメ。その名のとおり、裏側から観ることができる滝です。


裏見ヶ滝温泉

美しい水のカーテンは、一見の価値があると思います。

裏見ヶ滝温泉の駐車場から、遊歩道を5分程度歩けば到着します。比較的歩きやすい遊歩道なので、温泉に入るついでに滝を見に行かれるのも良いと思いますよ。


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|投稿:2020.01.04 | 最終更新:2020.01.04 |カテゴリ: 東京都

対馬・壱岐旅行記 【3-2】 はらほげ地蔵と左京鼻 ~壱岐東部を巡る~

2019年8月17日(土)

今回の旅は、長崎県の離島、対馬と壱岐をおよそ3日かけて巡るというもの。昨日まで2日間過ごした対馬を離れ、壱岐にやってきました。

壱岐で過ごす時間は明朝までの1日。時間の都合上短い滞在となりますが、主要な見所は余さず巡りたいと思います。






レンタカーで壱岐の旅に出発

対馬壱岐

7:50
壱岐島の東海岸に位置する芦辺港に到着しました。多くの人は対馬から博多まで乗り通すようで、下船した人は多くはありませんでした。


対馬壱岐

壱岐で利用したのは永岡レンタカー。事務所があるのは内陸部ですが、芦辺港まで車を持ってきていただきました。



細長い対馬とは違い、ズングリとした形の壱岐島。面積も対馬の5分の1程度で、さらに全体的に平坦な島なので、島内の移動にはそこまで時間はかかりません。

現在地は島の東部にある芦辺港。まずは島の東部の見所を巡った後、島を半時計周りに巡ることにしましょう。




はらほげ地蔵 満潮になると沈んでしまうお地蔵様


8:20
最初にやってきたのは壱岐東部の名所、はらほげ地蔵。八幡地区の漁港やその関連施設があるエリアにひっそりと存在しています。駐車場はないため、漁港近くの道路脇に停めさせていただきました。

周囲は普通の漁港なのですが、海岸沿いに一風変わった光景が待っています。




対馬壱岐

こちらがはらほげ地蔵です!!

波打ち際に並ぶ6体のお地蔵様。訪れた時は満潮の時間帯だったので、腰の辺りまで水面下に沈んでいました。

何故このような場所にお地蔵様が祀られたのでしょうか。理由は定かではありませんが、遭難した海女の供養のため、捕獲した鯨の慰霊のため、疫病退散祈願のためなど、諸説あるようです。


対馬壱岐

ちなみにこちらが9時間後、干潮の時間帯に訪れたはらほげ地蔵。すっかりお地蔵様が海面上に現れていました。お地蔵様のたもとに下りる階段もあるため、気軽に参拝することができます。


はらほげ地蔵は満潮と干潮の二回に分けて訪れたい場所ですね。




左京鼻 壱岐島最東端の岬


8:35
続いて向かったのは、左京鼻。はらほげ地蔵のさらに東、壱岐島の最東端にあたる岬です。


対馬壱岐

駐車場と公衆トイレが設置されていました。左京鼻は、駐車場から徒歩1分以内という近い場所にあります。



対馬壱岐

こちらが左京鼻です。

海に向かって芝が広がる長閑な場所。スカッと晴れていないのが残念ですが、それでも気持ちが良い場所です。


対馬壱岐

岬の先端には鳥居が立っていました。こちらには龍神様が祀られているようです。両側は断崖絶壁になっており、また風が大変強いので、先端に行く場合は注意してください。




イオン壱岐店で朝食&お土産を購入


9:00
再び芦辺港の周辺に戻ってきました。朝食とお土産を購入するため、芦辺港のすぐ近くのイオン壱岐店に立ち寄るためです。


対馬壱岐

イオン壱岐店は、壱岐島の中では屈指の規模を誇るスーパー。壱岐島のガイドブックにも載っており、豊富な土産が手に入るのが魅力です。私もここで、お土産をいくつか購入しました。


対馬壱岐

また、朝食として、焼きちゃんぽんとかしわおにぎりを購入。イートインスペースでいただきました。


次回は、壱岐島の北部へ。海が美しいことで有名な無人島、辰の島へ向かいます。

対馬・壱岐旅行記 【3-3】 辰の島 勝本港から渡船で行ける無人島へ
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|投稿:2020.01.02 | 最終更新:2020.01.08 |カテゴリ: 旅行記

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