カツオのタタキが入った土佐巻 発祥の店で食べてみた(菊寿司本店@高知県高知市)
高知県の名物と言えば、海の幸から山の幸まで色々な物がありますが、やはり定番中の定番と言えばカツオのタタキ!全国的にお馴染みなポン酢でいただくカツオのタタキだけではなく、塩でいただくものもあります。
また、以前当ブログで紹介したように、カツオのタタキバーガーなどのアレンジメニューも人気を集めています。今回もまた一風変わったカツオのタタキメニューを紹介したいと思います。
それが土佐巻。カツオのタタキを具材にした巻寿司です。
今回は土佐巻の発祥の店と言われる、高知市にある菊寿司本店にお邪魔しました。この記事では、土佐巻の魅力、菊寿司本店のメニューなどについて紹介したいと思います。
高知市中心街にある名店 菊寿司本店
今回訪れたのは土佐巻発祥の店、菊寿司本店。高知市中心部のアーケード街「新京橋商店街」にあるお店です。
人気店らしく、3連休のお昼に訪れたところ、3~4組の待ちが発生していました。ウェイティングボードに名前を書いてから店の前で待ち、10分程で入店することができました。
店は2フロアに分かれており、今回は2階のボックス席に案内されました。
土佐巻を食べてみた!
こちらが土佐巻です!
1本で830円(税別)。6等分にカットされています。食べてみましょう!
巻寿司の中にはカツオのタタキ、大葉、ニンニク。カツオのタタキの一皿を、海苔巻に閉じ込めたような感じです。濃厚な味のカツオを、爽やかな大葉とニンニクの香りが引き立てています。これは食べ応えがありますね!
味が付いているので、醤油なしでも美味しくいただくことができました。醤油の有無はお好みで良いかと思います。
カツオのタタキも絶品!
せっかくなので、カツオのタタキも注文しました。
見た瞬間に驚きました。一切れ一切れがとにかく分厚いんです!さらに、焼き加減の絶妙。表面はしっかりと焼きあがっているのに、中は生のまま。流石はカツオのタタキの本場だと感動せざるをえませんね。
大葉やニンニク、キュウリ、ネギなどの薬味、タレもたっぷりと添えられています。とてもお酒が進みそうな一品だったのですが、車で来ていたので我慢しました…。
菊寿司本店のメニュー
菊寿司本店のメニューを紹介します。
寿司屋らしく、握りやちらし寿司、海鮮丼などのメニューが中心です。
なお、セットメニューが並んでいますが、寿司は単品でも注文できるようです。
高知の郷土料理、「むし寿し」もこの店の人気メニュー。ウナギやアナゴ、カニなど豪華な具材のむし寿しを食べることができます。
そして、旅行者には嬉しい「土佐の逸品」。今回いただいた土佐巻、カツオのタタキだけでなく、サバ寿司、龍馬巻など、土佐の味が楽しめる品々があります。
お酒が進みそうな一品料理、会席料理も充実しているようですね。
菊寿司本店へのアクセス
車でのアクセス
■高知道の高知ICから約20分
■高知東部道の高知南ICから約15分
店には専用の駐車場がないため、近隣のコインパーキングを利用する必要があります。
鉄道でのアクセス
■高知駅前から路面電車に乗り約7分。3駅目のはりまや橋停留所で下車。そこから徒歩2~3分。
※高知駅から1km以内なので、歩いて行っても良いと思います。
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|投稿:2020.11.30 | 最終更新:2020.11.30 |カテゴリ: 高知県
素晴らしき山村風景!山古志の棚池群を巡ってみた(新潟県長岡市)
新潟県中部、長岡市と魚沼市に挟まれた山中に山古志という村がありました(現在は長岡市に編入)。2004年に発生した新潟県中越地震により甚大な被害を受けた村なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
今回は山古志で見ることができる美しい風景を紹介します。
まずは山古志の地図をご覧ください。斜面という斜面に物凄い数の池があります。気になって調べてみると、「棚池」というこの地方特有の池なんだとか。
実は山古志は世界でも屈指の錦鯉の産地として、その筋では有名なようです。この棚池で錦鯉を養殖し、世界各地に出荷しているわけですね。
また、棚池には他にも役割があります。冬には凄まじい量の雪が積もる山古志。その豊富な雪解け水は稲作にも利用されています。しかし、冷たい水は稲作には適さないため、一旦棚池に水を貯め、日光で温めてから田んぼに供給しているのです。
そんな雪国山古志特有の棚池。とても美しい風景だと聞いていたので、実際に見に行ってきました。棚池のビューポイントはいくつかあります。この記事では私が訪れた5ヶ所を紹介したいと思います。
■この記事の目次
1.やまこし復興交流館「おらたる」で情報を仕入れよう
2.棚池ビューポイント① 山古志小学校付近
3.棚池ビューポイント② なごみ苑付近
4.棚池ビューポイント③ にこにこひろば前
5.棚池ビューポイント④ 薬師の陵付近
6.棚池ビューポイント⑤ 金倉山中腹
1.やまこし復興交流館「おらたる」で情報を仕入れよう
2.棚池ビューポイント① 山古志小学校付近
3.棚池ビューポイント② なごみ苑付近
4.棚池ビューポイント③ にこにこひろば前
5.棚池ビューポイント④ 薬師の陵付近
6.棚池ビューポイント⑤ 金倉山中腹
やまこし復興交流館「おらたる」で情報を仕入れよう
棚池のビューポイントは村内の様々な場所に点在しています。事前に情報を仕入れたい場合は、竹沢地区にあるやまこし復興交流館「おらたる」に行ってみましょう。
建物に入ると、山古志特産の錦鯉がお出迎え。
館内では中越地震に関する展示を見ることができる他、山古志のお土産を買うこともできます。また、山古志村内の詳しい地図が書かれたパンフレットなども置かれているので、初めて山古志を訪れた方は是非立ち寄ってみてください。
やまこし復興交流館「おらたる」へのアクセス〕
■関越道の堀之内ICから県道23号線、国道291号線を経由して約20分
■関越道の小千谷ICから国道291号線を経由して約30分
※村内はアップダウンがあるため、棚池巡りをする場合は車で訪れるのがベストです
棚池ビューポイント① 山古志小学校付近
最初に紹介するのはこちら。山古志中学校の少し北側、県道から見た棚池です。緩斜面に所狭しと並ぶ長方形の棚池が印象的です。
場所はこの辺り。「おらたる」から約1kmの場所です。残念ながら駐車場はありません。
棚池ビューポイント② なごみ苑付近
ビューポイント①から900m程県道を走ると、なごみ苑という入浴施設が見えてきます。
なごみ苑の少し北側の県道からの眺めもおススメ。より近くから棚池を見ることができます。
棚池ごしに眺める集落も良いアクセントになっています。
場所はこちら。「おらたる」から約2km。ビューポイント①と同様駐車場はありませんが、次に紹介するビューポイント③の駐車場から近いので、車を停めて歩くのも良いかもしれません。
棚池ビューポイント③ にこにこひろば前
ビューポイント②から400m程県道を走ると、「にこにこひろば」という雑貨店が見えてきます。「にこにこひろば」の向かいには数台分の駐車場があり、展望スペースも用意されています。
ただ、目の前に木が…。先述した2ヶ所に比べると、眺望はあまりよくありません。木々の間から棚池を眺める形となります。
悔し紛れに、木々の隙間からズーム機能を駆使して撮ってみました(笑)
なお、「にこにこひろば」は雑貨だけでなく、カレーライスやおにぎり、アイスクリームなどの軽食も扱っているようです。棚池の風景を眺めながら軽食をいただくのも良いでしょう。
場所はこちら。「おらたる」から約2.5km。これまで紹介してきたビューポイント①~③は比較的近い場所に集中しています。
棚池ビューポイント④ 薬師の陵付近
次に紹介するポイントはこちら。
これまで紹介したビューポイント①~③がある県道23号線を離れ、県道551号線に入ります。これから紹介するビューポイント④、⑤は、離合できる箇所が少ない細い道を通らざるをえないため、運転に自信の無い方はやめておいた方が無難です。
「薬師の陵」という場所の近くからは、虫亀地区、竹沢地区の棚池や棚田、さらにはその奥の方に見える山々を一望することができます。非常に開放的な風景です。
前後の道は狭いですが、このビューポイント付近だけは路肩にスペースが設けられています。
棚池ビューポイント⑤ 金倉山中腹
最後にとっておきのビューポイント、金倉山中腹を紹介します。
ビューポイント④がある県道551号線からも離れ、林道を登っていきます。舗装はされていますが、とにかく道幅が狭く、すれ違える場所は数える程しかありません。なかなか骨が折れる道のりですが、苦労して訪れる価値のある絶景が待っています。
これが金倉山中腹からの景色です!
眼下には棚池と棚田、そして山古志の山々が広がっています。鏡のように青空を映し出す棚池と黄金色の棚田。本当に美しい!日本を代表する農村風景だと思います。
非常に素晴らしい景色なのですが、残念ながらこちらにも駐車スペースはありません。それどころかすれ違いのスペースすらほとんどありません。
ビューポイントから500m程進み、小千谷市に入ったところに駐車場があります。少し離れてはいますが、落ち着いて景色を眺めるのであればこちらを利用するのがおススメです。
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|投稿:2020.11.17 | 最終更新:2020.11.17 |カテゴリ: 新潟県
えもん丼 カキや昆布など厚岸名物が乗せられたご当地丼!(桜亭@北海道厚岸町)
北海道東部にある港町、厚岸町。
太平洋だけでなく汽水湖である厚岸湖にも面しており、豊かな漁場に恵まれています。町の主産業は漁業で、特にカキの養殖や昆布漁が有名です。
今回はそんな厚岸町の特産品がふんだんに使われたご当地丼を紹介します。
その名も「えもん丼」。
厚岸町のブランドカキ「かきえもん」から名付けられた「えもん丼」。カキだけでなく、厚岸特産の魚介類が乗せられた豪華な丼物です。今回は厚岸の市街地にある桜亭で「えもん丼」をいただいてきましたので、その魅力を紹介したいと思います。
厚岸市街地にある寿司屋、桜亭
今回訪れたのは厚岸町の市街地にある桜亭。寿司屋という位置づけですが、寿司以外のメニューも多く取り扱っています。敷居が高い店ではなく、地元の方の普段使いの店という感じです。
中にはカウンター席だけではなく、半個室になった小上がり席がいくつかあります。小上がり席は他の席と区切られており、家族やグループでの利用にはおススメです。
厚岸名物が盛りだくさん!えもん丼を食べてみた
こちらが厚岸町のご当地丼、えもん丼です!
えもん丼に加え、海老が頭ごと入った味噌汁が付いてきます。これで1,200円です。
えもん丼をいただいてみましょう。厚岸の名産を詰め込んだだけあって、とても具沢山な丼です。
まずは厚岸の特産品の代表格、カキ!厚岸のカキは小ぶりですが、とても濃厚な味で美味しいのです。そんなカキが甘じょっぱく味付けされています。プリッとした食感がたまりませんね。
さらには昆布、ツブ貝、いくらなど、厚岸産の海の幸がギッシリと詰まっています。どこから食べ進めてよいか、迷うほどの豪華さですね。
厚岸産の具材は海産物だけではありません。甘く煮られたシイタケも乗っていました。調べてみると厚岸町ではシイタケの生産も行われているようです。
海の幸と山の幸。まさしく厚岸の全てがこの一杯に詰まっているのです。季節によってはツブ貝の代わりにサンマやホッキ貝が入ることもあるのだとか。季節を変えて、また食べてみたい一杯ですね。
なお、豪華絢爛な具材たちの下には炊き込みご飯が詰まっています。カキのダシが効いたご飯。ご飯だけでも十分に美味しかったです。
桜亭のメニュー
桜亭のメニューを紹介します。
寿司屋ですが、寿司以外にもバラエティに富んだラインナップになっています。一品料理だけではなく、丼物や定食、鍋物も充実しており、幅広いニーズに対応しています。
さすが「カキの町」と言われるだけあり、カキ料理も豊富です。
せっかくなので焼きガキをいただきました。1個210円と、比較的リーズナブルなので、是非とも食べておきたいところですね。
桜亭へのアクセス・駐車場情報
車でのアクセス
■釧路外環道の釧路別保ICから国道44号線経由で約40分
■釧路市街地から国道44号線経由で約1時間
店の前には10台程が停められる駐車場があります。
鉄道でのアクセス
■JR根室本線の厚岸駅から約600m。徒歩で7分程度。
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|投稿:2020.11.12 | 最終更新:2020.11.12 |カテゴリ: 北海道
丸池様 鳥海山麓にある神秘的な青い池 アクセス情報なども紹介(山形県遊佐町)
山形県と秋田県の県境に聳える火山、鳥海山。海から近い割に標高が2000m超と高く、この両県だけではなく遠く離れた新潟県からの望むことができる存在感のある山です。
今回紹介するのは、そんな鳥海山の山形県側の麓にある素敵な池。ただの池ではなく、なんと100%湧き水で出来ている池なのです。
池の名前は「丸池様」。
なかなか仰々しい名前の池ですが、それもそのはず。池の畔には丸池神社があり、この池自体がご神体なのです。実際に池を見てきましたが、拝みたくなるような美しさと神秘性を併せ持つ、素晴らしい池でした。
この記事では、丸池様の魅力やアクセス方法、駐車場や遊歩道の情報などについてお伝えしたいと思います。
信じられない青さ!鳥海山麓にある湧水の池、「丸池様」
こちらが丸池様です!
森の中にひっそりと佇む青い池。直径約20m、深さ約3.5mの小さな池です。
先述しましたが、この池を構成する水は全て湧き水。信じられない程透明度が高い水がコンコンと地下から湧き出し、池を満たしているのです。
あまりに透明で、水底に横たわる倒木も見える程です。
火山の麓というのは、地質的に見て湧水が多いのだそう。火山灰でできた地層は水が染み込みやすく、地下水が豊富です。そんな地下水が麓に向かって流れ、麓近くで再び地表に湧き出すのです。
池の畔には小さな社が建っています。こちらが丸池神社の本殿です。
丸池様へのアクセス
車でのアクセス
■日東道の遊佐比子ICから約15分
■日東道の象潟ICから約25分
丸池様へのアクセスは国道345号線から。吹浦駅の少し南側の信号のない丁字路から内陸へと入っていきます。「丸池・牛渡川」と書かれた小さな看板が目印です。
看板に従って向かうと、こんな感じのルートで丸池様へ向かうことになります。分岐点には、小さな看板が設置されているので、見落とさないように注意しましょう。
遠回りをしつつ、さらにカクカクと何度も曲がる箇所がある不自然なルートです。何故このようなルートが案内されているか、詳しくは分かりません。近年丸池様の人気が高まっていることから、民家が密集しており、道幅が狭い吹浦市街地を避けて向かわせようとする意図があるのでしょうね。
鉄道でのアクセス
■JR羽越本線の吹浦駅から約1.5km。徒歩20分程度。
丸池様の駐車場
丸池様の駐車場は、農道の行き止まりにあります。砂利敷で、広さとしては十数台が停められる程でしょうか。そこまで広くはないため、行楽シーズンは満車になることもあるかもしれません。
駐車場には仮設トイレが1機設置されていました。
丸池様への遊歩道
駐車場から丸池様までは、ご覧のような畦道を通って向かいます。幅が狭いので、すれ違いの際には譲り合いの精神が必要です。
歩道に沿って流れているのは牛渡川。丸池様と同じく、この川を流れる水もそのほとんどが湧水!道理で美しいわけですね。
この澄み切った水を利用して、鮭の孵化事業が行われています。
コンクリート造りの小さな橋で牛渡川を渡れば、すぐに丸池様に到着します。駐車場から丸池様まで、徒歩で3分程度の道のりでした。
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|投稿:2020.11.04 | 最終更新:2020.11.04 |カテゴリ: 山形県
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