fc2ブログ
TOP > ARCHIVE - 2022年07月

2022年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2022年08月

| PAGE-SELECT |

熊谷うどん 埼玉が誇るガッツリ系ご当地うどんを食べてみた(元祖熊谷うどん福福@埼玉県熊谷市)

熊谷うどん

皆さんはうどんと言えば何県を思い浮かべますか?

やはり讃岐うどんで有名な香川県や、博多うどんを擁する福岡県を挙げる方が多いのではないでしょうか。

今回はそのどちらでもなく、埼玉県のうどんを紹介します。

実は、埼玉県は隠れたうどん王国。武蔵野うどん冷や汁うどん鳩ケ谷ソース焼きうどん川幅うどん紹介記事)など、数々のご当地うどん犇めくエリアなのです。今回はそんな埼玉県北部の中心地、熊谷市で食べられている熊谷うどんを紹介したいと思います。






熊谷うどんとは



埼玉県北部、群馬県と接する位置にある熊谷市。小麦の生産量が県内一を誇り、古くからうどんが食べられてきました。そんな熊谷産の小麦を使い、ブランド化したのが熊谷うどんです。

2022年現在、熊谷市内の約20店舗で熊谷うどんを食べることができます。今回は、熊谷市妻沼にある人気店、「元祖熊谷うどん福福」にて熊谷うどんをいただきました。

この記事では熊谷うどんを食べた感想や、「福福」のメニュー、アクセス情報について紹介したいと思います。




熊谷市妻沼にある人気うどん店 元祖熊谷うどん福福



今回訪れたのは熊谷市にある人気のうどん店「元祖熊谷うどん福福」。群馬県との県境まで1km程度という、熊谷市北部の妻沼地域(合併前は妻沼町)にあるお店です。


熊谷うどん

こちらが「元祖熊谷うどん福福」。

複数の店舗が同居するビルの一角に店を構えており、2階には歯医者、隣にはインドカレー店が入っています。

店内には4人掛けのテーブル席と、4人掛けテーブルを仕切りで区切った向かい合わせのカウンター席が用意されていて、1人客にもグループ客にも対応した造りになっています。


熊谷うどん

地産地消にこだわっているようで、店内には「本日の産地情報」が貼られていました。

小麦が熊谷産であるのは勿論、野菜や豚肉、卵や醤油も熊谷産なんですね。さらには割り箸も熊谷産、椅子に使われている丸太も埼玉県産というこだわりっぷり(笑)




看板メニューの福福うどんを食べた

今回は看板メニューである福福うどんを注文しました。


熊谷うどん

こちらが福福うどんです!

たっぷりと豚バラ肉が入ったつけ汁に、極太のうどんを付けていただくつけ麺スタイルのうどんです。これはなかなか食べ応えがありそう。


熊谷うどん

極太で平打ちという個性的過ぎるうどん。かなり野趣あふれる麺で、ゴワゴワとした歯ごたえが特徴。

全ての熊谷うどんがこの麺というわけではありませんが、この店では「田舎うどん」風の極太麺で提供されています。


熊谷うどん

この力強すぎるマッチョな麺に負けない濃厚なつけ汁。醤油ベースの汁に極太うどんが絡み、非常に美味しいです。

そして、具材としては大ぶりの豚バラ肉がたっぷり。少し厚めにスライスされた豚バラは、ブリンブリンとした食感。とても食べ応えがある一杯でした。美味しかった…!


熊谷うどん

なお、卓上には七味唐辛子が置かれています。食べ進めながら味変をしてみるのもおススメです。




元祖熊谷うどん福福のメニュー

福福さんのメニューを紹介します。

熊谷うどん

看板メニューは肉汁うどんと肉がマシマシになった福福うどん。大きさは「」、「」、「」から選ぶことができます。今回は「中」を食べましたが、普通に満足できる量でした。


熊谷うどん

こちらが嫁が食べた肉汁うどん(中)。福福うどんよりも肉は少なめですが、それでも十分なボリュームがあったようです。


熊谷うどん

他にもきのこ汁うどん辛肉汁うどんカレーうどん…。メニューは基本的にうどん一本です。


熊谷うどん

そして度肝を抜かれたのがこちら、松阪牛の肉汁うどん

さすがは肉の王様、松阪牛を使っているだけあって結構なお値段。自分へのご褒美として、一度は食べてみたいものですね。




元祖熊谷うどん福福へのアクセス

車でのアクセス

北関東道太田桐生ICから約30分

関越道花園ICまたは本庄児玉ICから約40分

東北道羽生ICから約40分


熊谷うどん

力強い字体で書かれた「福福」文字が目印。インドレストランの主張がやや強めですが、見落とさないようにしましょう。


熊谷うどん

駐車場は、店の裏側に数台分が用意されています。


バスでのアクセス

東武鉄道太田駅南口から朝日バスの路線バスに乗車して約15分。「妻沼聖天前」停留所で下車。

JR高崎線熊谷駅北口から朝日バスの路線バスに乗車して約25分。「妻沼聖天前」停留所で下車。



ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2022.07.29 | 最終更新:2022.07.29 |カテゴリ: 埼玉県

五島列島旅行記【2-3】福江島西海岸をドライブ

五島列島

2022年5月4日(水)

福江島滞在2日目。
福江島南西端の大瀬崎断崖を後にし、福江島一周ドライブを再開します。




大瀬崎からは、福江島西岸を通る国道384号線を走り、北上していきます。道中に荒川温泉魚藍観音展望所などの見どころもあるので、じっくり堪能しながら進んでいきましょう。


五島列島

福江島西海岸を通る国道384号線は、国道と言っても幹線という感じはなく、ご覧のような入り江に沿ってクネクネと延びている長閑な道です。スピードを控えめにして、美しい景色を楽しみながら進んで行くのがおススメです。

交通量もそれ程多くないので、マイペースに進める道です。






荒川温泉で足湯を楽しむ


10:15
荒川温泉に到着しました。五島列島では貴重な温泉地で、数軒の温泉宿、日帰り温泉施設があります。

港の前に駐車スペースがあったので、車を停め、歩いて散策してみることにしました。


五島列島

バス停の前には足湯があり、気軽に荒川温泉のお湯を楽しむことができます。

浸かってみると、お湯は適温。源泉をそのまま使用しているため、時期によっては少し温くなることもあるそうです。

バスを待ちながら、のんびりと足湯に浸かるのも良いかもしれませんね。


五島列島

五島列島

足湯を楽しんだ後は、荒川集落の中を散策してみました。

荒川温泉は2022年現在5軒の宿がある小さな温泉地。味がある旅館や商店、スナックなどが狭い谷沿いに密集しており、散策がはかどります。鄙びた漁村と静かな温泉地が融合したような雰囲気で、「五島にもこんな場所があるんだなあ」としみじみ感じながらの散策となりました。

機会があれば泊まりで訪れてみたいですね。




頓泊海水浴場 福江島随一の美しいビーチ


10:40
海水浴をするわけではありませんが、頓泊海水浴場に立ち寄ってみました。ここは福江島随一の美しいビーチとして知られています。


五島列島

こちらが頓泊海水浴場です!

眩しい程の白砂が続く遠浅の浜、劇的に青さが変わる海。思わず飛び込んでしまいたくなるほど美しい海です。湾になっており、波が穏やかなのも美しさの秘訣でしょうかね。

なお、奥に見えている島は、大瀬崎断崖の遊歩道からもチラッと見えた嵯峨ノ島です。


五島列島

頓泊海水浴場では、少年たちが海水浴をしていました。この日は5月上旬の割にはとても温かく、とても気持ち良さそうでした。

この海水浴場はかなり遠浅になっているため、潮の満ち引きで風景が劇的に変わりそうですね。満潮時にも訪れてみたいものです。




魚藍観音展望所 福江島随一のビーチを望む展望台


10:50
頓泊海水浴場から数分走ると魚藍観音展望所に到着します。この展望所は国道の旧道にあります。高浜トンネルの手前に「魚藍観音展望所」と書かれた標識があるので、標識に従って旧道を進みましょう。


五島列島

この展望所には駐車場はないため、旧道の路肩に車を停め、歩いて展望所へ向かいます。入口から展望所までは徒歩1~2分程です。


五島列島

こちらが魚藍観音展望所から眺めた景色です!

ここからは岬を挟んで隣り合う2つのビーチを望むことができます。手前が高浜海水浴場、奥が先ほど訪れた頓泊海水浴場です。海のグラデーションが本当に美しいですね…。


五島列島

展望所から北の方を見ると、嵯峨ノ島、そして嵯峨ノ島へ向かう定期船が発着する貝津港を望むことができます。貝津港から嵯峨ノ島へは1日あたり3~4往復の定期船が運航されており、所要時間は15分。時間の都合で今回は行くことはできませんが、訪れてみたい島の1つです。


次回は福江島唯一の道の駅でランチをいただきつつ、島の北西部、三井楽地区を巡ります。

五島列島旅行記【2-4】福江島北部 三井楽を巡る

ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2022.07.24 | 最終更新:2022.08.05 |カテゴリ: 旅行記

五島列島旅行記【2-2】大瀬崎断崖② 大瀬埼灯台まで歩いてみた

五島列島

2022年5月4日(水)

福江島滞在2日目
朝、福江市街地を出発し、島南西部にある大瀬崎断崖にやってきました。2つの展望所で灯台と断崖を遠望したので、次は灯台まで歩いて向かおうと思います。


五島列島

車道の終点にある駐車場(オレンジで示された車道の終点にある「P」と書かれた場所)から、緑の線で書かれた遊歩道を歩いて大瀬埼灯台を目指します。灯台へ向かって下っていくため、行きは20分ですが、帰りは40分かかるとのこと。気温が低い朝のうちに訪れて良かった…。


五島列島

8:30
車道の終点の駐車場。朝から数台の車が停まっていました。地元民らしき車だったので、釣り人かもしれませんね。

なお、ここを出発するとトイレはありませんので、ご注意を。


五島列島

大瀬埼灯台までの道のりは約1.2km。それでは出発しましょう。


五島列島

駐車場を出発して、しばらくは森の中の平坦な道が続きます。足元も舗装されており、今のところは歩きやすいですね。


五島列島

木々の隙間から福江島沖に浮かぶ小さな島が見えました。福江島の西側にある有人島、嵯峨ノ島です。





五島列島

8:35
嵯峨ノ島が見える場所を過ぎると、遊歩道は灯台へ向け、下りに転じます。階段と下り坂が連続する道なので、足元に注意しながら進みましょう。

ここからしばらくは、ひたすら下り続けます。下った分、帰りは登り続けなければならないわけです。まさに「行きはよいよい帰りは怖い」…?


五島列島

8:40
一瞬だけ木々が途切れ、視界が広がりました。眼下には大瀬埼灯台。これは爽快な景色…!ゴールが見えましたが、逸る気持ちを押さえるかのように、道はジグザグに下っていきます。


五島列島

視界が良い区間は一瞬。再び森の中へ。まさに「天然のトンネル」といった感じで、これはこれで良いものです。





五島列島

8:45
駐車場を出発して約15分。ついに大瀬埼灯台が目の前に!


五島列島

大瀬埼灯台は東シナ海の安全な航海のため、明治12年より運用が開始されました。老朽化のため昭和46年に建て替えられ、現在に至っています。国内でも有数の光度を誇る灯台で、約50km先まで灯りが届くのだそうです。



五島列島

8:50
大瀬埼灯台に到着!

駐車場を出発して約20分。地図に書かれたとおりの所要時間で到着しました。

灯台は大海原に突き出した島の突端に建っています。360度どの方角を見ても絶景。海を渡る風が吹き抜ける爽快な場所です。


五島列島

北の方へ視線を移すと、目の前に大瀬崎断崖。高さ100~150mの大断崖は、まさに圧巻の景色です。

雄大な大海原と圧倒的な高さを誇る崖を眺めながら、大瀬崎でのひとときを過ごしました。


五島列島

さて、駐車場に戻りましょう。駐車場から標高差約180mもの道のりを下ってきたので、その分登っていかなくてはなりません。

ジグザグに折り畳まれた上り坂を、ひたすら無言で登っていきます。気温もジリジリと上がり、汗だくになりながら駐車場まで登り切りました。

いやー、帰り道は本当にしんどかったです。普段、写真を撮りまくる僕ですが、帰り道の写真は1枚もありませんでした。それだけ必死に登り続けたのでしょう。

大瀬崎、ちょっと帰り道がきつかったですが、灯台まで歩いて本当に良かったと思いました。往復で1時間歩いて訪れる価値は十分にあると思います。


次回は、福江島の西海岸をのんびりと進みます。

五島列島旅行記【2-3】福江島西海岸をドライブ

五島列島旅行記【2-3】福江島西海岸をドライブ


ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2022.07.15 | 最終更新:2022.07.24 |カテゴリ: 旅行記

五島列島旅行記【2-1】大瀬崎断崖① 展望台から眺めてみた

五島列島

2022年5月4日(水)

福江島滞在2日目
昨日は半日かけて福江島の東部と南部を巡りました。今日は1日あるので、レンタカーで福江島の西部と北部を巡っていこうと思います。

最初の目的地は、前日時間切れで断念した大瀬崎断崖です。






福江市街地の「Moi Moi」で朝食を



大瀬崎断崖へ向かう前に、まずは朝食。福江市街地にあるテイクアウトのサンドイッチ専門店、「Moi Moi」にお邪魔しました。


五島列島

7:00
Moi Moiは閑静な住宅街にひっそりと佇む小さなお店。朝7時の開店と同時に訪れました。素泊まりの宿に泊まっていると、こういう早朝から営業している店の存在が本当にありがたいですよね。

なお、駐車場は他の家(?)との兼用で、この店専用の駐車場は1台分なのでご注意を。


五島列島

こちらがMoi Moiのサンドイッチメニュー。チキンフリットのラップサンドを注文しました。

お昼になるともっとメニューが増え、「あじフライサンド」や「すり身タルタルサンド」など、五島ならではのサンドイッチも食べられるようです。


五島列島

大瀬崎断崖へ向かう途中、車を停めてサンドイッチをいただきました。

こちらはチキンフリットのラップサンド。ピリリとしたサルサソースが効いていて、とても美味しかったです。




大瀬崎灯台展望台からの景色


朝に福江市街地を出発し、前日に引き続き、福江島南西部の玉之浦地区まで車を走らせてきました。前日、日暮れのために断念した大瀬崎断崖へ行くためです。

大瀬崎断崖は福江島屈指の景勝地。福江島の南西端にあたる大瀬崎という岬、その岬を構成する大断崖のダイナミックな景色が魅力です。


五島列島

こちらが大瀬崎断崖の周辺地図。

遠望可能な展望台が何ヶ所か設置されていますが、実際に遊歩道を歩いて近くまで行くこともできます。灯台まで訪れる場合は、往復1時間程度の道のりです。




8:10
最初に立ち寄ったのは大瀬崎灯台展望台(上の写真の「現在地」にあたる場所)。大瀬崎断崖へ向かうには、玉之浦地区から山道を登っていく必要があるのですが、最初に現れるのがこの展望台です。


五島列島

数台が停められる駐車場に加え、自動販売機、公衆トイレがあります。自動販売機はこの先にはないため、大瀬崎灯台まで歩く予定の方は注意しましょう。

ちなみに公衆トイレの周辺ではフリーWi-Fiが使えます。


五島列島

こちらが大瀬崎断崖です!!

場所によっては高さ100mを超える大断崖、水平線が丸く見える程雄大な海、ポツンと佇む孤高の灯台…。日本国内の岬を色々と巡ってきましたが、1位2位を争うほど素晴らしい岬だと思います(他の候補としては北海道の神威岬や襟裳岬など…)。

これからあそこまで歩いていくかと思うと、少し身震いがしました。


五島列島

東の方角を見ても、また絶景。標高200mの山々が一気に海へと落ち込む急斜面。当然のことながら、陸路では辿りつく術はない秘境です。




大瀬崎展望ポケットパークからの景色



次に訪れたのは大瀬崎展望ポケットパーク。先ほど訪れた大瀬崎灯台展望台のすぐ隣にあり、大瀬崎灯台展望台の駐車場から歩いて1分たらずで訪れることができます。


五島列島

こちらが大瀬崎展望ポケットパーク。

断崖絶壁に造られたテラスのような場所から大瀬崎断崖を眺めることができます。


五島列島

五島列島

こちらがポケットパークからの眺め。手前の木々が写り込まないという点で、先ほど訪れた大瀬崎灯台展望台よりもおススメの展望台です。

体力や時間の都合上、「大瀬崎灯台まで歩くのはちょっと…。」という方も、この展望台だけでも訪れてみて欲しいです。それだけ素晴らしい展望台だと思います。


次回は、遊歩道を歩き、大瀬崎灯台へ向かいます。

五島列島旅行記【2-2】大瀬崎断崖② 大瀬埼灯台まで歩いてみた

五島列島旅行記【2-2】大瀬崎断崖② 大瀬埼灯台まで歩いてみた


ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2022.07.11 | 最終更新:2022.07.15 |カテゴリ: 旅行記

志摩地方の郷土料理 カツオの手こね寿司を食べた(みきや食堂@三重県志摩市)

手こね寿司

今回は三重県の郷土料理、手こね寿司について紹介します。

手こね寿司は三重県の志摩地方に伝わる郷土料理。カツオやマグロなどの刺身を漬けにして、大葉などの薬味とともに酢飯に乗せたという独特な料理です。元々は忙しい漁師が手軽に食べられる料理として考案されたのだとか。

今回は手こね寿司の発祥と言われている志摩市和具地区(平成の大合併前は、志摩町の中心部だったエリア)を訪れました。和具港の目の前にある「みきや食堂」で手こね寿司を食べてきたので、その魅力などをお伝えしたいと思います。






和具港前にある渋い店、みきや食堂



今回訪れたのは、三重県志摩市にある「みきや食堂」。英虞湾を包み込むように伸びている先志摩半島の中心部である和具地区にある店です。先述しましたが、和具地区は手こね寿司の発祥の地として知られています。


手こね寿司

みきや食堂は和具港の目の前にある食堂。かなり渋い外観の食堂です。


手こね寿司

店の前には「手こね寿司有ます」の文字。

こういった看板が出ているということは、手こね寿司を出さない日もあるということでしょう。手こね寿司は、あらかじめ刺身を漬けにしなければならないためか、要予約の店も存在します。手こね寿司目当てで訪れるのであれば、事前に電話で確認しておくのがおススメです。


入店すると、とても懐かしい雰囲気。テーブル席に腰かけ、手こね寿司定食を注文しました。




手こね寿司を食べてみた

手こね寿司

こちらが手こね寿司定食(1,100円)です!

手こね寿司に焼き魚と小鉢、味噌汁、漬物が付いて結構なボリューム。これで1,100円はなかなか安いのではないでしょうか。ちなみに手こね寿司単品は700円で注文可能です。


手こね寿司

こちらが志摩名物の手こね寿司。

カツオとアジの漬けが酢飯の上に鎮座し、大葉やネギ、紅ショウガがその周りを鮮やかに彩ります。ネットリとした漬けと甘みのある酢飯が、凄く一体感があって美味しいんですよね。さらに大葉や紅ショウガによって爽やかさにプラスされています。スルスルといただくことができました。


手こね寿司

定食に付いてきた焼き魚はイサキ。こんなに大きな焼き魚が付くとは思いませんでした。身がシットリとしており、また塩加減もちょうどよく、美味しかったです。



定食に付いてきた小鉢の中身はモズク。爽やかな酸味とシャキッとした歯ごたえがたまらない一品でした。




みきや食堂のメニュー

みきや食堂のメニューを紹介します。


メニューは壁に貼られています。それほどメニューの数は多くはありませんが、全体的にお値段が安め。港の目の前に立地していることからも、地元の方の利用が多いのかもしれません。

今回はメニューにはなかったのですが、天然穴子が人気のお店らしいです。天然であるため、食べられるかどうかは運次第。手こね寿司と同様、穴子目当てであれば事前に確認しておくのが良いかもしれません。




みきや食堂へのアクセス

車でのアクセス

第二伊勢道路の終点、鳥羽南・白木ICから国道167号線、国道260号線等を経由して約45分



船でのアクセス

近鉄志摩線賢島駅前にある賢島港からあご湾定期船に乗船し25分。終点の和具港で下船。港の目の前にみきや食堂があります。





僕は、今回このルートでみきや食堂を訪れました。30分足らずの短い船旅でしたが、入り組んだ海岸線や小さな島が点在する英虞湾の絶景を存分に楽しむことができました。ノンビリと船で訪れるのもおススメです。

【参考】志摩マリンレジャー公式サイト(トップ>あご湾定期船)


ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2022.07.06 | 最終更新:2022.07.06 |カテゴリ: 三重県

五島列島旅行記【1-6】居酒屋「盛」で五島の幸を堪能する

五島列島

2022年5月3日(火)

福江島滞在1日目。

お昼から半日かけて福江島の南部を巡り、本日宿泊する「島の宿ごとう屋」に戻ってきました。素泊まりのプランで泊まっているので、今夜は外食。せっかくなので福江の市街地にある居酒屋を予約しておいたのです。

それでは福江の街に出かけることにしましょう。






つばき屋 お土産も揃うスーパーマーケット

五島列島

17:40
市街地へ出かける前に、時間があったので宿の近くにあるショッピングモールにやってきました。こちらは五島シティモール。スーパーマーケットだけでなく100円均一ショップや洋服店などが入っている五島列島最大の商業施設です。

五島シティモールにあるスーパーマーケット「つばき屋」で時間を潰していくことにしました。「つばき屋」は五島市内に4店舗を持つご当地スーパーマーケット。基本的には地元民向けのスーパーですが、お土産品も取り扱っているので、観光客にもおススメです。

こちらで五島うどん、五島産のレトルトカレー、焼酎など、お土産品を購入しました。ご当地のスーパーマーケットで買い物を楽しむのも、旅の醍醐味ですよね。




五島バスで福江市街地へ

ごとう屋や五島シティモールから福江市街地までの距離は約3.5km。歩けない距離ではないですが、路線バスが1時間に1本程度走っているので、バスで向かうことにしました。


五島列島

18:02
…というわけで、「シティモール前」バス停から五島バスに乗車。シティモールから福江市街地までは200円前後で行くことができます。

今回利用したのは、福江と福江島北西部の三井楽を結ぶ路線。福江島内のバス路線の中では最も本数の多い路線です。我々の他にも数名のお客さんが利用していました。


五島列島

18:15
福江の繁華街に程近い「新栄町」バス停で下車。

かなり立派な市街地が広がっています。離島では珍しいアーケード商店街(Wikipediaで調べてみると、アーケード商店街がある離島は淡路島、福江島、天草下島、奄美大島、石垣島くらいのようですね)。




居酒屋「盛」 五島の幸が食べられる居酒屋

五島列島

五島列島1日目の夜。福江市街地に店を構える居酒屋「」さんにて夕食をいただきました。外観からは分かりにくいですが、こちらのビルの2階にお店があります。

店内はカウンター席と小上がり席。カウンターに案内されました。評判が良さそうな居酒屋さんだったので事前に予約をしておいたのですが、大正解。何人か飛び込みのお客さんが来たのですが、満席のため断られていました。


五島列島

こちらが居酒屋「盛」のメニュー。

新鮮な海の幸五島牛五島うどんなど、魅力的なメニューがビッシリとホワイトボードに書かれています。ホワイトボードを眺めていると、マスターがおススメを教えてくれたので、まずはその「おススメ」のメニューを注文。こんなやりとりもカウンター席の醍醐味ですね。


五島列島

マスターおススメのちゃんこすりみ揚げ(左)と五島牛のタタキ(右)。

すりみ揚げはアツアツでプリップリ。香ばしい味わいに、ついつい生ビールが進みます。

五島牛も脂が口の中でスッと溶ける美味しさ。


五島列島

キビナ天ぷら(左)と刺身盛り合わせ(右)。

キビナとは五島の方言でキビナゴのこと。塩がかかっているのでそのままいただきます。仄かに海苔の風味。身がフワフワで本当に美味しい!こんなに美味しいキビナゴは初めて食べました。

刺身盛り合わせはかなり豪華です。キビナ、アカハタ、ヒラマサ、トビウオ、イサキ、赤カマス、タカセガイという地魚オンパレード。トビウオは酢味噌、赤カマスは塩でいただきます。これは美味い…。


五島列島

刺身を食べていたら焼酎が飲みたくなってきたので、五島芋をロック(左)で。

そしてすかさず肉も注文。豚バラのしそ焼き(右)。しそのサッパリとした味と豚バラがベストマッチ。


五島列島

〆として五島うどんのカルボナーラ(左)とウニ巻き(右)。

うどんを使ったカルボナーラは初めていただきましたが、家でも試したくなる美味しさ。コシがあって喉越しが良い五島うどんに濃厚なソースが絡み、非常に美味しいです。

そしてラストにいただいたウニ巻き。ちょうど前日からムラサキウニ漁が解禁したと聞き、頼んでしまいました。保存料のミョウバンを使用していないウニは臭みもなく、さらには甘さが引き立っていて絶品。ウニが苦手な嫁さんが「美味しい」と言っていたので、普段はウニを食べない人にもおススメしたい一品です。

とにかく料理が美味しく、またマスターの人柄も良く、大満足な居酒屋でした。また福江島を訪れたら寄りたいですね。


たくさん飲み食いしたので、宿までは歩いて帰りました。




福江の郊外にある宿 「島の宿ごとう屋」

五島列島

今回宿泊したのは、福江の郊外にある宿、「島の宿ごとう屋」。比較的新しい宿ですね。今回はこちらに2泊、この宿を拠点として福江島を観光しました。少し市街地が遠いのが玉に瑕ですが、綺麗で宿泊代も安く、なおかつレンタカーも借りられるので、使い勝手が良い宿だと思います。


五島列島

今回宿泊したのはこちらのファミリールーム。2~4名で使用でき、1人あたり4,000円で泊まることができます。

部屋にはテレビ、冷蔵庫、布団など必要最小限のものが揃っており、Wi-Fiも快適に使用できました。トイレ、洗面所、お風呂は共同です。


五島列島

洗面所にはコインランドリーも併設。長期間の旅では、どうしても洗濯の必要が出てくるので、嬉しいですね。アルコール飲料が売っている自動販売機もありました。


五島列島

ロビーにはウォーターサーバー、ポットが設置してあります。宿泊者は自由に使うことができます。カップ麺も買うことができるようです。

また、ロビーには漫画や本もたくさん置いてありました。五島に関する本もあるので、読んで見聞を深めるのも良いのではないでしょうか。


さて、次回は五島列島旅行の2日目。明日も引き続き福江島ドライブを楽しみます。

五島列島旅行記【2-1】大瀬崎断崖① 展望台から眺めてみた

五島列島旅行記【2-1】大瀬崎断崖① 展望台から眺めてみた


ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ
にほんブログ村

スポンサードリンク

|投稿:2022.07.02 | 最終更新:2022.07.11 |カテゴリ: 旅行記

| PAGE-SELECT |