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五島列島旅行記【2-6】堂崎天主堂と福江武家屋敷通り

五島列島


2022年5月4日(水)

前日のお昼に出発した福江島一周ドライブもいよいよラストスパート。スタート地点でもあり、ゴールでもある福江を目指します。






堂崎天主堂 人気の高いレンガ造りの教会


福江エリア(旧福江市)北部にある堂崎天主堂に立ち寄りました。福江に近いこともあり、福江島の中でも最も多くの観光客で賑わっている教会です。


五島列島

手前の駐車場に車を停め、入江に沿った道を歩いて天主堂へ向かいます。広めの駐車場、立派な公衆トイレ、カフェなどもあり、一大観光地といった趣です。



五島列島

天主堂へ向かう道中、潮が引いた入江に不思議なフォルムの岩が転がっていました。これは「りんご石」。名前の由来は……言うまでもないですね。満潮時には海中に没してしまう岩です。


駐車場から歩いて一分程で、堂崎天主堂に到着します。



五島列島

こちらが堂崎天主堂です!

重厚な煉瓦造りの教会です。先ほど見た純白の水ノ浦教会も教会らしいデザインで美しかったですが、こちらもまた素晴らしい…。思わず息を飲んでしまうほどの荘厳さを持ち合わせた教会です。


五島列島

教会の周りを見ると、いろいろな像が並んでいます。現地に設置された解説を読みながら、教会や像を見学しました。

堂崎天主堂、素晴らしい教会でした。もし、「福江島で1つだけ教会に寄るとしたら?」と聞かれたら、私は堂崎天主堂を挙げると思います。




五島列島

堂崎天主堂の駐車場の前には、こんな自動販売機が設置されています。これは「堂崎マドレーヌ」の自販機。


五島列島

評判が高いお菓子らしいので、ひとつ買ってみました。マドレーヌは半冷凍状態で出てきます。時間をおいてから食べてみましたが、とても美味しいマドレーヌでした。


堂崎天主堂に立ち寄った後、鬼岳の麓にある鬼岳温泉に行ってみましたが、なんと2022年3月をもって日帰り入浴の受付を終了したとのこと。赤褐色のお湯に浸かれるとの評判を聞いており、楽しみにしていたのですが、残念な結果になりました…。




武家屋敷通り 玉石垣が特徴的な福江城の城下町



ドライブの最後に福江市街地の中心部近くにある武家屋敷通りを散策することにしました。教会など、キリシタン関連の観光地が注目されがちな福江島ですが、実は長年にわたり五島氏が治めていた城下町でもあります。

武家屋敷通り近くの福江武家屋敷通りふるさと館の駐車場に車を停め、歩いて回ってみました。



五島列島

こちらが福江の武家屋敷通り

両脇に石垣が積まれた、厳粛な雰囲気の道です。市街地が近いのですが、この界隈だけ静けさを保っており、タイムスリップしたかのような感覚を味わえます。


五島列島

家を取り囲む石垣を観察すると、少し風変わりな石垣であることに気がつきます。石垣の上に丸い石が乗せられているのです。

これは侵入者にいち早く気づくための工夫。この石垣を乗り越えようとすると、丸石が転がり落ちて、石が落ちた音が侵入者を知らせてくれるという仕組みです。

「なるほどなぁ…」と感心しながら武家屋敷通りを歩き、そのまま福江城方面へ。


五島列島

こちらが福江城池田城)跡。

福江港近くの国道沿いにあるので、福江島を訪れたことがある人であれば、誰もが目にしたことがあるのではないでしょうか。

五島藩の藩主、五島氏が1863~1872年の間、この城を拠点としていました。現在は埋め立てが進み、内陸にある城になっていますが、当時は三方を海に囲まれた城だったのだそうです。


五島列島

お堀を渡り、門をくぐると、なんと保育園や高校がありました。こんな場所にある高校に通っていたら、ついつい愛校心も湧いてしまいそうですね。


五島列島

本日の宿であり、車を借りていた「ごとう屋」に帰還。

今回は生まれて初めて電気自動車を運転しました。充電場所が少ない、少し馬力が弱い等の難点はありましたが、概ね快適に旅をすることができました。

このくらいの規模の島であれば、電気自動車での旅もなかなか良いのではないでしょうか。





福江港近くの「みひろ」にて皿うどんを食べる

五島列島


前日に引き続き、五島バスに乗り、夕食を求めて福江市街地へ。今夜は福江港近くの「みひろ」さんにて夕食。「みひろ」では、ちゃんぽんや皿うどんを食べることができます。


五島列島

私は皿うどんをいただきました。

やはり長崎県に来たら、これは外せないですよね。パリパリとした揚げ麺を、餡に馴染ませながら食べ進めます。美味い!


五島列島

嫁さんは味噌ちゃんぽん。ちゃんぽんは長崎ではお馴染みですが、味噌味のちゃんぽんは珍しいですよね。生卵がトッピングされており、食欲がそそられます。少しいただきましたが、濃厚で美味しいちゃんぽんでした。


今夜もたくさん食べたので、歩いて宿まで帰りました。


次回は五島列島の旅の3日目。福江島のお隣の久賀島へ向かいます。


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|投稿:2022.08.18 | 最終更新:2022.08.18 |カテゴリ: 旅行記

五島列島旅行記【2-5】水ノ浦教会と城岳展望所 岐宿を巡る

五島列島

2022年5月4日(水)

福江島滞在2日目
1日半をかけた福江島一周ドライブもいよいよ佳境。旧三井楽町を後にし、旧岐宿町に入ります。

旧岐宿町は福江島のちょうど中央部に位置しています。ここにも美しい教会や展望所があるので、立ち寄って行きたいと思います。






水ノ浦教会 漁村を見下ろす白亜の灯台


14:25
岐宿エリアに入って最初に立ち寄ったのは、水ノ浦地区にある水ノ浦教会

三井楽側から来ると看板が見えず、気付かずに通り過ぎてしまいました。数百m先でUターンし、何とか駐車場に辿りつくことができました。福江側を向いた看板はありますが、三井楽側を向いた看板は設置されていないため、三井楽側(西側)からアクセスする場合には注意が必要です。


五島列島

こちらが水ノ浦教会です。純白の美しい教会です。

水ノ浦教会は、迫害の時代を経て、1880年に建設されました。現在の教会は1938年に建てられた2代目のものになります。当時、諸事情により建設が中止となった雲仙教会の資材を譲り受けて建造されたもので、木造の教会なんだそうです。教会建築に関しては知識はないですが、「これぞ教会!」といった感じのデザインですね。

福江島内の他の教会と同様、新型コロナウイルスの影響で、残念ながら内部の見学は受け付けていませんでした。


五島列島

山の中腹に建てられた水ノ浦教会からは、素朴な漁村風景と、複雑に入り組む海岸線を眺めることができました。

黒瓦が目立つ純和風の家が建ち並ぶ集落と、白亜の教会の対比がまた良いですね。




城岳展望台 奇景、「魚津ヶ崎」を見下ろす展望台



14:35
水ノ浦教会を見た後は、山道を登り、城岳展望所にやってきました。

城岳という山の頂上にある展望所ですが、城岳はその名のとおり、かつて城が築かれていた山。1383年に五島家の当主が宇久島から移住した際に、この山の頂上に山城を築いたのだとされています。


五島列島

駐車場のすぐ近くにある展望所からは、このような景色を見ることができます。

何よりも目を引くのが、湾と外洋を区切るかのように伸びている直線状の半島。非常に細く鋭い半島で、まるでノコギリザメのよう。

この半島は魚津ヶ崎半島。数万年前に噴出した玄武岩質の溶岩で出来ているのだそうです。

ここからでも十分に素敵な景色を拝むことができたのですが、ここよりも上にさらに景色が良い第一展望所があると聞いたので、登っていくことにしました。


五島列島

こんな感じの階段をえっちらおっちら登っていきます。


五島列島

階段5分程登ると、電波塔のようなものが見えてきました。これは携帯電話用の無線中継塔。その一部に第一展望所が設置されています。


五島列島

こちらが城岳展望所の第一展望所から見た景色です!

入り組んだ海岸線と、豊かな田畑、そして岐宿の町を一望することができます。


五島列島

視線を少し左側に移すと、先ほど見下ろした魚津ヶ崎半島

第一展望所までは5分程階段を登る必要がありますが、訪れる価値のある展望所だと思いました。

余談ですが、魚津ヶ崎半島の付け根には花の名所として知られる魚津ヶ崎公園があります。菜の花、ひまわり、コスモスなど、季節ごとに様々な花を楽しむことができるので、花のシーズンに福江島に来た場合は、是非とも立ち寄ってみてください。





ドンドン渕 豊富な水が流れ落ちる滝

比較的平坦な地形が多い福江島ですが、迫力ある滝も存在します。事前に「ドンドン渕」という滝があると聞いていたので、立ち寄ってみることにしました。



15:20
ドンドン渕の駐車場に到着。

ドンドン渕へのアクセスは少し大変。国道384号線から長崎県道162号線に入り、曲がりくねった細い道を進みます。途中からは県道からも逸れ、未舗装の林道を600m程進む必要があります。狭い道の運転に慣れていない方には、少し辛いかもしれません。


五島列島

こちらがドンドン渕の駐車場。駐車場と言っても、未舗装の林道の脇に駐車スペースが3~4台あるのみ。マイナーなスポットですが、先客が1組いるようでした。


五島列島

駐車場からドンドン渕までは徒歩で5分程度の道のり。一応看板は設置されているものの、訪れる人が少ないらしく、道は少し荒れ気味です。歩きやすい靴で訪れる必要があるでしょう。

倒木や岩を踏み越えていくと、滝の音が近くなり、すぐにドンドン渕が現れます。


五島列島

こちらがドンドン渕です!

落差はそこまでではないものの、巨大な岩を滑るように豊富な水量が流れ落ちており、なかなかの迫力。滝壺がかなり広く、並々と水を湛えています。

「ドンドン渕」という不思議な名前の由来は、「ドーンドーン」と太鼓を打ち鳴らすような音がすることから。さすがにそこまでの音はしませんでしたが、見応えがある滝でした。


次回で福江島一周ドライブの終わり。福江の町に戻り、武家屋敷通りを散策します。

五島列島旅行記【2-6】堂崎天主堂と福江武家屋敷通り

五島列島旅行記【2-6】堂崎天主堂と福江武家屋敷通り


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|投稿:2022.08.08 | 最終更新:2022.08.18 |カテゴリ: 旅行記

五島列島旅行記【2-4】福江島北部 三井楽を巡る

五島列島

2022年5月4日(水)

福江島滞在2日目
福江島一周ドライブも半分が終わり、いよいよ後半戦。福江島の北西部に付いたタンコブのような三井楽地区(旧三井楽町)を巡ります。






道の駅「遣唐使ふるさと館」でランチ&EV充電



11:15
福江島西海岸を北上し、ドライブの舞台は三井楽地区へ。道の駅「遣唐使ふるさと館」にやってきました。

今回利用しているのは電気自動車。午後もドライブを続けるには電気の残量が若干心許なくなってきたため、そしてそろそろお昼を食べたかったため、道の駅に寄ることにしたのです。


五島列島

こちらが道の駅「遣唐使ふるさと館」。五島列島で唯一の道の駅です。離島にある道の駅自体かなり珍しく、橋が架かっていない離島にある道の駅は全国に4ヶ所しかありません(あとの3ヶ所は佐渡島、小豆島、奄美大島にある)。

何はともあれ、電気自動車にとっては貴重な充電スポットなので、とてもありがたい存在です。

さて、早速充電を……と思いきや先客が…。道の駅には急速充電器が1ヶ所しかなく(2022年5月現在)、先客がいる場合は充電が終わるのを待つ必要があるのです。


五島列島

道の駅で五島銘菓のかんころ餅を購入し、ベンチで食べながら、急速充電器が空くのを待ちます。予約表や順番待ちのボードなどがないため、その場から離れることができないのが辛いですね…。まぁ、GWなので仕方ないのかもしれません。

あー、かんころ餅美味い…。かんころ餅はサツマイモを使った五島名産の和菓子。どこか懐かしい素朴な味。


五島列島

11:40
急速充電器が空いたので、早速充電。

レンタカーを借りる際に受け取った「認証カード」をカードリーダーにかざすと、充電することができます。充電は1回300円。車を返却する際に清算します。

事前に受け取った説明書を見ながら、ガソリンスタンドのホースのようなコードを車の充電口に差し込むと、充電が開始されました。

充電が終わるまでは約30分。せっかく道の駅にいるので、道の駅のレストランで昼食を食べながら充電完了を待つことにしました。

今回は急ぐ旅ではなかったので問題はなかったのですが、充電によって旅のスケジュールが左右されるので、その点は注意が必要ですかね。


五島列島

11:50
昼食は道の駅の中にある、「ふるさとバイキング」でいただきました。店名に「バイキング」と入っていますが、バイキングが行われているのは一部の日程だけで、訪れた日はバイキングは行っていませんでした。

五島うどんやカレーライス、牛丼などのメニューが並びます。


五島列島

今回食べたのはブリ丼(500円)



もう一度言います。ブリ丼(500円)


ブリ丼と小鉢と味噌汁が付いて500円ですよ?普通なら1500円とかとられそうなものですが…。あまりに安いので不安だったのですが、とても美味しいブリ丼でした。

ブリ丼はいつも提供されているわけではないようですが、運良くメニューに載っているのを見かけた場合は、是非とも食べてみてください。

食事をして、充電も完了したので、ドライブを再開しましょう。




スケアン 伝統漁の面影が残る遺跡



12:40
三井楽地区の海岸沿いにある「スケアン」という遺跡にやってきました。当初はまったく情報を知らず、寄る予定はなかったのですが、看板を見かけて気になったので立ち寄ってみたのです。


五島列島

こちらがスケアンです。スケアンとは、遠浅の海岸に石積みをし、潮の満ち引きを利用して魚を捕るという数万年前を起源とする原始的な漁法です。こちらのスケアンは高さ1~1.5m、長さ80mにも及ぶ大規模なもの。この漁法でミズイカやスズキ、キビナゴが捕れるのだそうです。




オレンジロード 福江島北西岸を往く絶景の小道



スケアンから少し北へ進み、長崎鼻灯台を過ぎると、「オレンジロード」と呼ばれる道に差し掛かります。


五島列島

この辺りから舗装がオレンジ色になるのです!

恐らく美しい夕陽が眺められることから、このような色の道が造られたのでしょう。海と寄り添うように、細いオレンジ色の小道が頼りなさげに伸びています。車でも通れますが、すれ違いが可能な場所が少ないので、自転車やバイクで訪れた方が良いかもしれません。


五島列島

オレンジロード沿いには、十字架があしらわれた墓地があります。

ここは渕ノ元カトリック墓碑群。この近くにある渕ノ元集落の住民の墓地です。16世紀に現在の長崎市から移住した開拓農民が住み始めた集落だとされ、カトリック信者が多いのだそうです。


五島列島

心が洗われるような景色を眺めつつ、オレンジロードを北上していきます。目指すは福江島の北西端、柏崎です。




辞本涯の碑 福江島の北西端で「日本の果て」を感じる



13:00
福江島の北西端、柏崎という岬にやってきました。ここには空海の像辞本涯の碑という石碑が建っています。


五島列島

こちらが柏崎です。この地は遣唐使とゆかりがある場所。遣唐使が船で唐(現在の中国)に向かう際、国内最後の寄港地がここだったのです。

石碑に書かれた「辞本涯」とは、遣唐使の一員だった空海が残した言葉で、「日本の最果てを去る」という意味。

まさにここは日本の最果て。海外との往来が当たり前ではなかった当時、この地を出発して唐へ向かうことは、相当な覚悟が必要だったことでしょう。唐に渡り、生きて日本に戻ることができなかった者も多くいたようです。


五島列島

柏崎にはささやかな灯台。

その沖合には無人島である姫島が見えています。姫島は現在は無人島ですが、かつては弾圧から逃れるため、300人程のキリシタンが暮らしていたのだそうです。この景色からはうかがい知ることはできませんが、島の南東の緩斜面に集落があったのだとか。

長閑で美しく見える景色ですが、調べてみると暗く、悲しい歴史が眠る場所でもあるのです。




高崎鼻 柏崎を望む長閑な草原



13:35
柏崎より少し南東に進み、高崎鼻に寄ってみました。


五島列島

海を見下ろす小高い丘に草原が広がる何とも長閑な風景。景色が良いことから、キャンプ地としても人気があるそうです。

前方には、先ほど訪れた柏崎とその周辺の集落が見えました。

これにて三井楽エリアはほぼ一周。次回は美しい教会や絶景展望台がある岐宿エリアを巡ります。

五島列島旅行記【2-5】水ノ浦教会と城岳展望所 岐宿を巡る

五島列島旅行記【2-5】水ノ浦教会と城岳展望所 岐宿を巡る


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|投稿:2022.08.05 | 最終更新:2022.08.08 |カテゴリ: 旅行記

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