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三島村旅行記【薩摩黒島編①】薩摩黒島一周ドライブ

三島村


2023年8月12日(土)

三島村

16:00
鹿児島港からフェリーみしまに揺られること約6時間半、三島村の一番西の島、薩摩黒島片泊港に到着しました。スケジュールの都合上、明朝8:00に片泊港を出る折り返しのフェリーみしまに乗ってこの島を離れる予定。つまりこの島を楽しめる時間は本日の日没までということになります。なかなか来れる機会の無い絶海の孤島なのでもっとゆっくりと周りたいのですが、こればかりは仕方ありません。

本日宿泊する「ゲストハウス 3515」のご主人が運転する車に乗り、まずは本日の宿へ。宿に着いたらすぐに荷物を下ろし、宿が貸してくれた車に乗り換えて早速薩摩黒島ドライブに出発しました。


三島村

お借りしたのは黒の軽自動車。狭い道が多い離島では、小回りが利く軽自動車が便利ですね。




薩摩黒島は三島村の中では最大の面積を誇る島。島の東にある大里集落と西にある片泊集落を結ぶ県道(三島村唯一の県道)と、島の南側を回り込むように大里と片泊を結ぶ村道が通されており、島を一周することが可能です。一周約20kmなので、日没までには戻ってくることができるでしょう。

片泊集落にあるゲストハウス3515を出発し、島を反時計回りに周りながら、名所を巡ることにしました。




塩手鼻 柱状の岩が連なる海岸



16:40
島の南西部にある景勝地、塩手鼻にやってきました。

塩手鼻は島を一周する道路から逸れて、細い道を下っていった場所にあります。雑草や大名竹が道を塞ぐように生えており、かなりワイルドな道でしたが、草を避けながら、時には竹を手でどかしながら、下っていきました。

道路の終点には車が2~3台停められそうなスペースがあり、釣り人らしき先客の車が停まっていました。薩摩黒島に来て、初めて島民以外の姿を見た気がします。


三島村

車道の終点に車を停め、塩手鼻へ向かって歩道を下っていきます。大名竹に飲み込まれそうな道ですが、手入れはされているようで、歩きやすい道でした。1~2分下っていくと、海岸に出ました。


三島村

三島村

こちらが塩手鼻です!

柱状節理と呼ばれる縦に割れた岩が連続する独特な海岸。崖っぷちスレスレの場所に遊歩道が通されており、柱状節理を間近に観察しながら歩くことができます。一部手すりがなかったり、足元の岩が剥き出しになっていたり、注意を要する箇所がありました。立入禁止の表示はありませんでしたが、手すりがある所までで引き返すのが無難だと思います。また、海が荒れている時には近づかない方が良いでしょう。




薩摩黒島南側の村道を走る

三島村

島を一周する村道に復帰し、島の東側を目指します。島の南側の道は基本的に1~1.5車線の狭い道で、所々この写真のように大名竹の枝がビヨーンと伸びてきています。島の北側の県道と比べると交通量が少ないこともあり、大らかな整備状況の道が続きます。


三島村

薩摩黒島は周囲を断崖絶壁で囲まれた島であるため、道路は標高200~400mの高所に通されています。森や竹林に阻まれ、海が見える場所は少ないのですが、時々視界が開ける場所が…。

遥か下に広がる東シナ海と雄大な広葉樹林。特に展望台があるわけではありませんが、思わず足を止めてしまうような絶景でした。


黒島平和公園 特攻隊の慰霊と平和を祈る観音像がある公園



17:35
大里集落の近くにある黒島平和公園にやってきました。


三島村

公園は小高い丘にあり、急勾配の道が公園まで続いています。車で上まで登ることもできますが、勾配がかなりキツいうえに道が先細りしているので、車は丘の下の駐車スペースに停めておくのがおススメです。


三島村

公園には観音像や平和の鐘があります。

太平洋戦争時、この島に不時着した特攻隊員が、戦友の慰霊と平和への祈りを込めて建立したのだそうです。現地にあった看板によると、戦艦大和が沈没前に薩摩黒島の近海を通過したのだそう。

この島は戦時中の悲劇と遠からぬ縁があるようです。


三島村

少し草に隠れてしまっていますが、公園からは大里集落を一望することができました。




大里集落 薩摩黒島の東端にある集落

三島村

18:00
大里集落にやってきました。集落内にある宿、「旅荘きくみ」さんの前に貴重な自動販売機があったので飲み物を購入しました。

薩摩黒島にある集落は大里と片泊のみ。2023年8月時点の人口は大里が104人、片泊が73人。2つの集落を合わせても200人足らずの島ですが、2つの集落が離れすぎており、道が険しいことから、フェリーが停まる港、緊急用のヘリポート、小中学校、郵便局がどちらの集落にもあります。


平等大慧会妙塔 大里集落を見下ろす宗教施設



18:05
大里集落の近くにある平等大慧会妙塔を訪れました。


三島村

塔があるのは大里集落近くの海を見下ろす高台。芝生の広場の奥に、一際目立つ中国風の建造物があります。

これは平等大慧会という宗教団体の施設。広島県に本部を持つ団体なのですが、何故か薩摩黒島にも施設があり、毎月信者が巡礼に訪れ、貴重な観光収入源にもなっているようです。

口コミによると塔からは大里港や海を一望できるようなのですが、草木に阻まれて、景色はあまり見えませんでした。塔の上まで登れば良い景色が拝めそうでしたが、施錠されているようでした。




赤鼻 肉牛が戯れる薩摩黒島北端の岬

三島村

18:30
薩摩黒島の北端にあたる赤鼻を訪れました。

Googleマップにも載っていない穴場ですが、景色が良さそうだったので寄ってみたのです。大里と片泊を結ぶ県道から外れ、牧場の中の細い道を下った先にあります。

東シナ海に突き出した赤鼻からは、雄大な薩摩黒島の北海岸を見渡すことができました。


三島村

赤鼻からの帰り道、放牧されている牛と遭遇。道の真ん中を堂々と闊歩!こちらは車に乗っているとはいえ、身体が大きい牛なので、こうして相対してみると緊張しますね…。なかなか避けてくれなかったので、しばらく牛との睨み合いが続きました。




みしま焼酎無垢の蔵 芋焼酎を製造する村営の焼酎蔵



18:40
赤鼻の近く、人里離れた山の中にみしま焼酎無垢の蔵があります。


三島村

こちらの焼酎蔵では、薩摩黒島産のベニオトメというサツマイモを原料とした芋焼酎を製造しています。島おこしを目的に設立された村営の焼酎蔵で、島の貴重な産業の1つとなっているようです。


みしま村 25度 720ml 芋焼酎 三島村 島内製造

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感想(1件)



ここで製造されている芋焼酎「みしま村」は、フェリーみしまの中で購入することも可能。せっかくなので僕も自分用のお土産として購入しました。非常に飲みやすく、美味しい焼酎でした。




片泊港で夕陽を眺める



18:50
約3時間かけて島を一周し、片泊に戻ってきました。最後に寄ったのは、フェリーみしまの終点である片泊港


三島村

崖に囲まれた片泊港。港の背後の崖の上に片泊集落があります。集落の近くを流れる川が滝となって港の脇に流れ落ちるというワイルドなロケーション。船を下りたら目の前に滝が流れ落ちているという港は、あまり他にはないんじゃないでしょうか。

そういえば、本日鹿児島から乗ってきたフェリーみしまは、今晩は薩摩黒島で停泊し、明朝鹿児島港に向けて折り返すはずなのですが、船の姿は見えません。一晩片泊港に停泊するものだと思っていたのですが、別の場所で停泊するのですかね。


三島村

片泊港に来た理由はただ1つ、夕陽を眺めること。

本日は天気が良かったため、水平線に沈む夕陽を拝めるかと期待していたのですが、残念ながら水平線近くには雲がかかってしまっていました。


夕陽を眺めた後、宿へと戻りました。

薩摩黒島はスケジュールの都合上、大急ぎでの観光となってしまいました。何とか島を一周することはできましたが、もう少し時間をかけてじっくりと巡りたかったですね。


次回は薩摩黒島で泊まった宿、「ゲストハウス3515」について紹介します。


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|投稿:2023.12.27 | 最終更新:2023.12.27 |カテゴリ: 旅行記

三島村旅行記【序章②】フェリーみしま 乗船記(往路)

三島村


2023年8月12日(土)

本日は念願の三島村へ旅立つ日。

9:30に1日たった1便のフェリーみしまに乗り、まずは三島村で一番西に位置する薩摩黒島へ向かいます。薩摩黒島までの所要時間は約6時間。フェリーみしまの終点なので、かなり時間がかかります。この日の日中は、ほとんど船上で過ごすことになるわけです。

フェリーみしまの乗船時刻は出航の1時間前の8:30から出航10分前の9:20まで。早めに鹿児島港に向かいました。



フェリーみしまに乗る前に

三島村までの乗船券を購入する



旅の出発地は、鹿児島港にあるみしま旅客待合所。まずはここで乗船券を購入。フェリーみしまは事前予約制ではないため、当日の乗船前にみしま旅客待合所の窓口にて乗船券を購入するようになっています。


三島村

乗船券を購入する前に、まずは乗船申込用紙に記入。

鹿児島港から三島村の各島までの料金は3,660円(一等客室の場合は7,330円)。どの島まで乗っても料金は変わりません。支払は現金のみで、クレジットカードや電子決済は利用できません。

待合所内には、島に着いてから宿泊施設や食料を確保することができない、来島する際には事前に宿を予約しておくようにと書かれた貼り紙がありました。誇張ではなく、本当にこれを守らないと島に着いてから路頭に迷うことになるので、注意しましょう。


出航前にお弁当やパンを購入しておこう

朝から午後にかけて、フェリーみしまに乗船するわけですが、船内には食堂はありません。船内で調達できる食料は自動販売機で買えるカップ麺とアイスのみなので、船内で食べる昼食は乗船前に買っておくのがおススメです。


三島村

そんなフェリーみしまユーザーの強い味方が、フェリーに車を横付けして弁当を売ってくれるお弁当屋さん。お弁当屋さんは9:15頃に港にやってきます(いつもはパン屋さんも来るらしいのですが、お盆休みのためか、この日はお弁当屋さんのみでした)。お弁当屋さんが来ると船内放送がかかるので、昼食を持参していない方はここで買っておきましょう。


三島村

お弁当はおかずとご飯がギッシリ入ったもので、ボリューム満点。数に限りがあるので、放送が流れたらすぐに買いに行くのがおススメです。




ちなみにフェリーみしまの乗り場から500mくらいの場所にセブンイレブンがあります。ここが港最寄りのコンビニ。こちらも乗船前に食料が買える貴重なお店です。

僕は朝食をセブンイレブンで買い、昼食をフェリーの前で売っているお弁当屋さんから買いました。


フェリーみしまの船内

フェリーみしまの船内を紹介します。


三島村

こちらが九州本土と三島村とを結んでいるフェリーみしま。こちらの船は三代目にあたり、2020年にデビューした新しい船です。定員170名の船で、人口約370人(2023年現在)の小さな村へ向かうフェリーとしては、意外と大きいという印象。

船体には薩摩硫黄島で盛んに演奏されている「ジャンベ」が描かれています。

三島村

こちらが2等室。フェリーにはありがちなカーペット敷きの船室です。夜行フェリーではありませんが、それなりに長時間をかけて移動するため、船室には毛布と枕が用意されていました。船室は冷房によってキンキンに冷やされていたので、毛布があって助かりました(笑)

船室には等間隔に2口のコンセントが付いています。充電する電子機器が多い場合は、延長コードなどを持っていくと良いでしょう。Wi-Fiがありますが、かなり弱め。また各船室にはテレビが付いており、メジャーリーグの試合が流されていました(船員にメジャーリーグ好きがいるのかな)。

なお、2等室のうち1室は女性専用となっています。また、ベッド付き個室である1等室もあるようです。


三島村

そこまで数は多くないですが、2等椅子室もあります。カーペット敷きの2等室と同じ料金で利用可能です。


三島村

そして、フェリーと言えばデッキ。フェリーみしまにも開放的なデッキがあり、雄大な景色を楽しむことができます。ご覧のように、簡易的な腰かけが付いているのが嬉しいですね。


三島村

こちらは案内所兼売店。船の出入口にあたる部分にあります。

ここでは三島村のお土産を購入することができます。島には小さな個人商店しかないので、お土産を買うならここで買っておくのが無難と言えるでしょう。オリジナルTシャツ、三島村産の焼酎、黒島のみかんを使ったクッキーやサイダーなど、三島村ならではの商品を取り扱っています。

なお、船員が船内の巡回に行っている時間帯は、営業していません。タイミングを見計らって利用しましょう。


三島村

案内所兼売店の近くには手荷物スペースがあります。三島村は釣り人にも人気の島であるため、釣り竿やクーラーボックスなど、大型の道具を置くのに便利だと思います。


三島村

また、案内所兼売店の向かい側にはイートインスペースがあります。狭いスペースですが、飲み物(アルコール飲料含む)、タバコの自動販売機に加え、カウンター席があります。食事を摂ることができるのは、このイートインスペースか、後述するラウンジのみとなっています。


三島村

こちらが船の先頭に位置するラウンジ。イートインスペースと比べると席数も多いため、食事をする方のほとんどはラウンジを利用していました。昼時はほぼ満席になっていました。ラウンジには大きめの窓が付いているため、船の進行方向の景色を楽しみながら食事を摂ることも可能です。なお。ラウンジにもコンセントが等間隔に設置されていました。


三島村

ラウンジの近くにはカップ麺、アイス、飲み物の自動販売機があります。乗船前に食料を調達し損ねてしまった場合でも、こちらで購入することができます。勿論、カップラーメンのお湯を注ぐための給湯施設もあるのでご安心ください。

この他にもキッズルーム授乳室喫煙室など、様々な設備が整っているフェリーでした。


イルカを眺めながら三島村を目指す

三島村

9:30
いよいよ鹿児島港を出航。ここから薩摩竹島薩摩硫黄島を経て、薩摩黒島までの6時間の船旅です。鹿児島に帰ってくるのは4日後の夜。高層ビル群もしばらく見納めです。

フェリーみしまは、しばらくは薩摩半島と大隅半島に囲まれた鹿児島湾の中を進みます。内海なので、揺れも少なく、穏やかな航海が続きます。


三島村

11:30
鹿児島県を代表する名峰、開聞岳沖を通過。長かった鹿児島湾を抜け、いよいよ外洋に出るのです。何となく波が少し高くなったような…。


三島村

鹿児島湾を抜けた頃、船の進行方向(南南東)を見ると、異様な存在感を放つ島が見えました。三島村を形成する島の1つで、現役バリバリの火山島である薩摩硫黄島です。

あんな険しい島に人が住んでいるんだなぁ、これからあの島にも寄港するんだなぁ、明後日あの島に上陸するんだなぁ、などと考えながら、ぼんやりと薩摩硫黄島の姿を眺めていました。


三島村

12:10
うおおおおおおおおおお!イルカ!!!!

数頭のイルカの群れと遭遇。慌ててカメラを構え、奇跡的にジャンプする瞬間をカメラに収めることができました。東京都の御蔵島や小笠原諸島でのツアーでは見たことがありましたが、イルカを見ることが目的ではない船の上からイルカを見るのは初めての経験でした。

いやー、感動した!


三島村

12:20
イルカに感動したのも束の間、フェリーはいつの間にか最初の寄港地、薩摩竹島に近づいていました。


三島村の各島に寄港

薩摩竹島

三島村

12:40
薩摩竹島に寄港。

三島村で最も東にある島。その名のとおり、島全体が竹で覆われているのが船上からでも分かります。人口は約60名(2023年現在)と、三島村の中では最少。下船した人も僅かでした。

この島は翌日訪れる予定です。非常に静かで穏やかそうな島。そして、港なのに海が青くて綺麗すぎる…!明日の上陸が楽しみですね。


薩摩硫黄島

三島村

ここから次の島、薩摩硫黄島へ向かうわけですが、デッキに出て、進行方向右側の景色を見ておくのがおススメです。ご覧のとおり、眼前に薩摩硫黄島の主峰である硫黄岳を眺めながらのクルージングが楽しめます。岩肌からは黄色味がかった蒸気がシューシューと立ち昇っており、まさに活きている火山という様相。繰り返しになりますが、100人以上の住民が暮らしているとは思えない島の姿です。

なお、薩摩硫黄島の手前に見えるゴツゴツとした平べったい島は昭和硫黄島。海底火山の噴火により、昭和9年に誕生した新しい島です。

硫黄島港に到着するまで、雄大すぎる景色を存分に楽しむことができました。


三島村

硫黄島港への入港シーンも目が離せません。ご覧のとおり、港周辺の海が赤褐色に変色しているのです!これは海底から鉄分を含んだ温泉が湧き出しており、その成分が海水に反応して赤色に変色して見えるのだそう。

この独特すぎる海の色も、旅人が薩摩硫黄島に惹かれる要因の1つと言えるでしょう。


三島村

13:30
赤褐色の海が印象深い、薩摩硫黄島の硫黄島港に寄港。

薩摩硫黄島は3つの島の中央にある島で、本邦屈指の火山島です。火山や温泉など見どころが多く、三島村の各島の中では最も観光客が訪れる島でもあります。

翌々日に訪れる予定なので非常に楽しみですね。




なお、ジャンベが盛んな薩摩硫黄島では、フェリーの入港時にジャンベの演奏が行われるのが名物になっています。自然豊かな薩摩硫黄島にワイルドなジャンベの演奏が相まって、冒険心が高ぶるのを感じました。


薩摩黒島 大里港

三島村の一番西、薩摩黒島には2つの集落があります。島の東側にあるのが大里、西側にあるのが片泊。2つの集落の間には険しい峠があり、行き来が大変であるため、フェリーみしまは両方の港に寄港します。まずは大里港を目指します。

薩摩硫黄島から薩摩黒島までは距離が離れており、大里港まで1時間程度かかるため、この時間にラウンジで昼食を摂りました。


三島村

14:30
ちょうど薩摩硫黄島と薩摩黒島の中間地点の辺り、3つの巨岩が見えました。これはデン島という無人島で、一番大きな岩は約60mもの高さがあるようです。磯釣りのポイントとして知られているのだとか。


三島村

15:05
薩摩黒島の東の玄関口、大里港に寄港。

薩摩黒島は標高620mの櫓岳を主峰とする山がちな島。ほとんど平地が存在しない島ですが、島の東側の僅かな緩斜面に大里集落があります。島の西側にある片泊集落へ向かうには、標高200mを超える山道を通っていく必要があり、往来が大変です。

なお、大里港は海底が浅いため、干潮時刻と重なる場合は抜港(寄港する予定だった港を通過すること)となることもあるようです。


薩摩黒島 片泊港

定刻より少し遅れてフェリーは大里港を出航。このフェリーの終点、薩摩黒島の片泊港へと進みます。ここまで来ると、乗客もかなり少なくなっています。


三島村

フェリーは薩摩黒島の北海岸に沿って、西へと進んでいきます。目の前には、屏風のように聳え立つ薩摩黒島の山々。どこまでも照葉樹林が広がっており、島全体が黒っぽく見えることから「黒島」という名がついたのだそうです。三島村にある3つの島のうち、薩摩竹島と薩摩硫黄島は火山の外輪山の一部なのですが、薩摩黒島は火山由来の島ではありません。

常に海流の侵食を受ける海岸沿いは切り立った崖になっており、川が滝となって海に落ちる様子が見て取れます。とにかくスケールがデカい島です。


三島村

15:50
フェリーみしまの終点、薩摩黒島の片泊港に到着しました。片泊集落は薩摩黒島の西の端にある小さな集落。これより西には有人島はありません。6時間以上の船旅を経て辿りつく、まさに最果ての集落です。


三島村

荷物をまとめ、下船ー。

ついに念願の三島村に到着しました。これから4日間。三島村の各島を巡った様子をお伝えしたいと思います。


次回は、宿で自動車を借り、黒島を一周します。


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|投稿:2023.12.25 | 最終更新:2023.12.25 |カテゴリ: 旅行記

三島村旅行記【目次】

三島村旅行記

このページは目次です。各記事へは以下のリンクからアクセスしてください。


【序章①】鹿児島県三島村への行き方・旅行計画の立て方


【1日目 2023年8月12日(土)】

【序章②】フェリーみしま 乗船記(往路)

【薩摩黒島編①】薩摩黒島一周ドライブ
【薩摩黒島編②】ゲストハウス 3515 宿泊記

【2日目 2023年8月13日(日)】

【薩摩黒島編③】薩摩黒島から薩摩竹島へ

【薩摩竹島編①】薩摩竹島の見どころを巡る
【薩摩竹島編②】民宿はまゆり 宿泊記

【3日目 2023年8月14日(月)】

【薩摩竹島編③】薩摩竹島から薩摩硫黄島へ

【薩摩硫黄島編①】薩摩硫黄島の見どころを巡る ~恋人岬・平家城展望台~
【薩摩硫黄島編②】薩摩硫黄島の見どころを巡る ~東温泉~

【4日目 2023年8月15日(火)】

【薩摩硫黄島編③】薩摩硫黄島の見どころを巡る ~俊寛堂・大浦港~
【薩摩硫黄島編④】薩摩硫黄島の見どころを巡る ~集落周辺~
【薩摩硫黄島編⑤】薩摩硫黄島の柱松を見学した

【5日目 2023年8月16日(水)】

【薩摩硫黄島編⑥】薩摩硫黄島の見どころを巡る ~坂本温泉・ウタン浜温泉~
【薩摩硫黄島編⑦】マリンハウス孔雀の里 宿泊記

【終章】フェリーみしま 乗船記(復路)



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|投稿:2023.12.21 | 最終更新:2024.03.27 |カテゴリ: 旅行記

三島村旅行記【序章①】鹿児島県三島村への行き方・旅行計画の立て方

三島村


2023年8月12~16日にかけて、鹿児島県の三島村の島々を巡ってきました。今回巡ったのは鹿児島県三島村に属する竹島、硫黄島、黒島の3島。自然豊かな素晴らしい島々でした。

本ブログでは「三島村旅行記」と題して、この3島を巡った時の様子をお伝えしていきたいと思います。インターネット上でもそれほど多くの旅行記が紹介されていない島々なので、三島村を旅しようとしている方の、少しでも参考になれば幸いです。






鹿児島県三島村とは?

そもそも鹿児島県三島村はどこにあるのでしょう。

鹿児島県には1,256もの島が存在します(長崎県、北海道に次いで、全国で3番目)。奄美大島や徳之島、沖永良部島を初めとする奄美群島、種子島、屋久島などから構成される大隅諸島、鹿児島県北西部にある甑島列島(旅行記はこちら)、「日本最後の秘境」として知られるトカラ列島など、大小様々な島がありますが、今回紹介する三島村の島々は知名度はそれ程高くありません。


三島村

三島村があるのは、薩摩半島の南50km程の沖合。九州本土と屋久島のちょうど中間辺りに位置しています。竹島硫黄島黒島という3つの有人島があり、それがそのまま村の名前の由来となっています。薩南諸島(南西諸島のうち鹿児島県に属する島々)の中では北の方に位置しており、薩南諸島の入口にあたることから、「上三島」、「口之三島」とも呼ばれています。

今回は、お盆の連休を利用して、三島村の有人島を全て巡る計画を立てました。




鹿児島県三島村への行き方

三島村の3つの島を巡ると言っても、そんなに簡単に巡れるわけではありません。三島村へのアクセスは以下の2とおり。

①鹿児島港からフェリーみしまで3~6時間(島によって所要時間が異なる)

②鹿児島空港から薩摩硫黄島飛行場までセスナ機で1時間程度


このうち②については、1日1往復のみで、かつ定員は3名のみ。さらに薩摩硫黄島飛行場の点検のため、セスナ機はしばらく運休となっており、2023年現在、アクセス手段としてはフェリーみしま一択となっています。


三島村

フェリーみしまも、本数がかなり限られています。

ご覧の時刻表にあるように、フェリーみしまの運航スケジュールは2パターンあります。朝に鹿児島を出て終点の黒島で一晩停泊し、翌日帰路につく「1泊2日航海」と、朝に鹿児島を出て終点の黒島でそのまま折り返し、夜に鹿児島に帰ってくる「日帰り航海」。ちなみに「1泊2日航海」の場合は単純な往復ですが、「日帰り航海」の場合は帰路の時間を短縮するため黒島から鹿児島港までノンストップです。さらには、原則として週に1日は「運休日」が設定されています。


三島村

法則が決まっているわけではないですが、「日帰り航海」→「1泊2日航海」というサイクルを2回繰り返した後に「運休日」というパターンになっているようです。

このように、やや不規則な運航スケジュールが三島村の旅の難易度を上げていると思います。しかも運航スケジュールが公表されるのは、約1~2ヶ月前。三島村の公式サイトで1ヶ月分の運航スケジュールが公表されます。遠方から訪れる方にとっては、運航スケジュールの公表が遅いことも、訪問難易度を上げている一因と言えるでしょう。




三島村への旅行計画の立て方

三島村の旅は、運航スケジュールが不規則なフェリーみしま頼みになるうえに、各島の宿が少ないため、旅行計画を立てるのも少し苦労しました。

8月の大型連休に旅をした時、どのように計画を立てたか、参考までに書いておきます。


①大型連休の場合、まずは鹿児島への足を押さえる

三島村

まずは鹿児島への足を確保しないことには、旅の起点に立つこともできません。特に、鹿児島から遠い地域のお住いの場合は、飛行機で向かうのが一般的でしょう。僕自身も長野県在住なので、鹿児島への移動手段として飛行機を選択しました。大型連休であるため、早めに飛行機を予約しなければいけないのですが、フェリーのスケジュールは1~2ヶ月前にならないと決まらないというジレンマ。

結局、フェリーの運航スケジュールが決定する前の5月末に飛行機を予約しました。連休を目いっぱい使う想定で往復の航空券を購入したので、日程が余れば別の島へ行ったり鹿児島観光を楽しめば良いし、万が一日程が足りなければ3島のうちいくつかの島は訪問しないという決断をするつもりでした。

飛行機を押さえるのは、ある程度博打でした。




②フェリーみしまの運航スケジュールが決まったらすぐに宿を予約

鹿児島までの足を確保した後は、毎日三島村の公式サイトをチェックし、運航スケジュールの公表を待ちました。

8月の運航スケジュールが公表されたのは6月上旬のこと。まず行なったことは3つの島をどのように巡るかを決めること。一番見どころが多い硫黄島に2泊、残りの竹島と黒島に1泊ずつすることに決めました。


三島村

次に行なったのは宿の確保。小さな離島であるため、三島村の各島の宿泊施設は部屋数が少ない民宿タイプがメインで、宿の数も多くはありません。さすがに野宿は勘弁なので、すぐに宿の予約を行いました。予約方法は、どの宿も基本的には電話。あらかじめ目星をつけていた宿に電話をしました。

一番苦労したのが黒島の宿。島で工事が行われていたらしく、工事関係者でどの宿も満室…!これは「離島あるある」なんですが、観光地ではない島の場合、工事関係者で宿が埋まってしまうことが時々あるんですよね。島にとって必要な工事だし、宿にとっても長期滞在の客は貴重な収入源なのである意味仕方がないのですが、これは困りました…。結果的に素泊まりのゲストハウスに空きが出たので事なきを得ました。


③車のレンタルを予約する

三島村

三島村の各島にはレンタカー業者がない(2023年8月の時点ではレンタサイクルもありませんでした)ため、車を借りるのであれば、宿にお願いしておく必要があります。今回宿泊した以下の3つの宿は、車の貸出を行っていたので、ありがたくお借りしました。

竹島:民宿はまゆり

硫黄島:マリンハウス孔雀の里

黒島:ゲストハウス 3515


一番小さな竹島はともかく、硫黄島と黒島はそれなりに大きいため、徒歩で周るのは少し大変だと思います。竹島は歩いて周ることも検討したのですが、真夏に歩き回るのも大変そうだったので、結局全ての島で車をお借りしました。




三島村の飲食店事情

三島村を旅するうえで、注意しておきたいのが三島村の飲食店事情。三島村には飲食店は一軒もありません


三島村

基本的にはどの宿も1泊3食付き(到着した日の夕食、翌日の朝食、昼食)。フェリーの時間の都合で翌日の昼食を食べられない場合はお弁当を持たせてくれます。

基本的には食事は宿でいただけるのですが、今回は黒島の宿が素泊まりのゲストハウス。食べるものは自分で何とかしなくてはなりません。


三島村

三島村の島々には個人商店はあるものの、品数はそこまで多くはなく、置いてあるのはレトルト食品やカップ麺、パン、お菓子など。鹿児島市のスーパーで買い、持ち込むのが無難と言えるでしょう。

自動販売機は集落内の何ヶ所かにあるため、飲料は比較的容易に購入できます。




今回の旅程

三島村

今回は、8月12〜16日にかけて、4泊5日で三島村の島々を巡りました。フェリーのスケジュールの都合上、巡る順番は黒島、竹島、硫黄島の順。名所が多い硫黄島には2泊しました。

フェリーの欠航で、九州本土に戻る日が後ろ倒しになっても良いように、予備日を3日設ける形となりました。余談ですが予備日は種子島、宮崎観光に充てました。


それでは次回から三島村の旅行記をお送りします。なお、三島村の3島は、いずれも同名の島が他の地方にあるため、この旅行記では区別するため薩摩竹島薩摩硫黄島薩摩黒島と呼称します。

次回は鹿児島港と三島村の各島を結ぶフェリーみしまについて紹介します。


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|投稿:2023.12.21 | 最終更新:2023.12.21 |カテゴリ: 旅行記

醤油カツ丼 越前そばの名店でご当地カツ丼を食べた(そば処 梅林@福井県大野市)

醤油カツ丼


越前ガニやサバ、フグなど、海産物で名を馳せる福井県。実は、有名なのは海の幸だけでなく、トンカツを使ったご当地グルメも人気です。

ソースカツ丼紹介記事)やボルガライスサバエドッグ紹介記事)など、トンカツを使ったご当地グルメが福井県内各地に存在します。今回は福井県の内陸部に位置する大野市のご当地グルメ、醤油カツ丼を紹介したいと思います。

大野市の醤油カツ丼の歴史は意外と新しく、2010年に誕生しました。大野市内の老舗醤油店が中心となり、専用のタレを開発したところからスタートしたご当地グルメです。

大野市内には醤油カツ丼を提供するお店がいくつもあるのですが、今回はそば店としても人気が高い「そば処 梅林」さんを訪問しました。この記事では醤油カツ丼を食べた感想や、そば処梅林のメニューなどについて紹介したいと思います。






越前そばの名店、そば処 梅林



今回訪れたのは、大野市中心部、越前大野駅の近くにあるそば処 梅林。


醤油カツ丼

こちらがそば処 梅林。越前そばの人気店としても知られているお店です。混雑が予想されたため、開店時間の少し前に訪問しました。その甲斐あって、すぐに食べることができましたが、食べ終わって店を出る頃(11:45頃)には並び客が出ており、駐車場はほぼ満車になっていました。

店内は小上がりが多め。テーブル席やカウンター席もありました。




実食!醤油カツ丼

醤油カツ丼

こちらが今回いただいた醤油カツ丼(おろしそば付)です。醤油カツ丼と越前そば、2つのご当地グルメが一度に楽しめるメニューです。


醤油カツ丼

醤油カツ丼。

卵とじのカツ丼ともソースカツ丼とも違った、今まで食べたことない新しいタイプのカツ丼です。専用の醤油ダレは後がけ。少し甘みのあるタレが、ヒレカツによく合います。

ヒレカツを引き立てるのは、大根おろし、カイワレ、タマネギやパプリカなどの野菜。シャキシャキとした野菜が、爽やかさをプラスしてくれます。そして真ん中に鎮座する温泉卵。ヒレカツや醤油ダレと絡み合い、旨味を倍増させてくれます。

シンプルに見えて、非常に奥が深い素晴らしいカツ丼でした。


醤油カツ丼

こちらが醤油カツ丼に付いてくるおろしそば。福井県独特のそばで、「越前そば」とも呼ばれています。その名のとおり、大根おろしが入ったつゆにつけていただきます。

大根おろしのほんのりとした辛みがよいアクセントになり、美味しかったです。


醤油カツ丼におろしそば。多そうに見えますが、どちらもアッサリとしているので、ペロリといただくことができました。




そば処 梅林のメニュー

そば処 梅林のメニューを紹介します。


醤油カツ丼

そば店なので、メニューはそばが中心。当然福井県名物の越前おろしそばもあります。

また、うどんやちゃんぽんも扱っているようです。


醤油カツ丼

醤油カツ丼

丼物と一品料理も充実しています。

今回食べた醤油カツ丼や、福井名物のソースカツ丼などのご当地丼、地元大野市名産の里芋舞茸を使った料理もあります。お腹に余裕があれば、こちらも食べてみたかったですね。




そば処 梅林のアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

中部縦貫道大野ICから福井県道172号線等を経由して約10分


店の前に十数台が停められる駐車場があります。


鉄道でのアクセス

■JR越美北線越前大野駅から約550m。徒歩約8分。



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|投稿:2023.12.16 | 最終更新:2023.12.16 |カテゴリ: 福井県

石切山脈 プレミアムツアーとモンブランで日本最大の採石場を堪能!(茨城県笠間市)

石切山脈


石切山脈。

茨城県笠間市にはそんな名前の名所があります。「山脈」という名前ですが、本物の山脈ではありません。石切山脈のある笠間市稲田地区は稲田石という石材が有名で、日本最大の採石場があります。石が切り出された山が、まるで山脈のように険しく切り立って見えることから石切山脈と呼ばれるようになったのでしょう。その迫力から「茨城のグランドキャニオン」という異名も持っているようです。

石切山脈は現役の採石場ですが、観光地としても知られており、一般人も見学することができます。ただ見学するだけでなく、専用車に乗って採石場の中を巡るプレミアムツアーも開催されています。

今回は石切山脈を訪れ、プレミアムツアーにも参加してきたので、その時の様子をお伝えしたいと思います。






石切山脈とは?



今回紹介するのは茨城県笠間市にある石切山脈

墓石や建造物に使われる稲田石という石を切り出す採石場です。広大な敷地の一部では現在でも採石が行われている現役の採石場ですが、ダイナミックな光景が見られることから、一般人の見学を受け入れています。


石切山脈

入場料は大人300円(中学生以下は無料)。なお、専門ガイドが帯同するプレミアムツアーが催行されており、こちらの参加費は、大人1,000円(中学生以下は500円)となっています。

プレミアムツアーは1日4回(9:30~、11:00~、13:30~、15:00~)催行されており、所要時間は約1時間。事前に公式ホームページから予約する必要があります。今回は11時開始のプレミアムツアーに参加しました。


プレミアムツアーの紹介の前に、まずは一般入場者が入れるエリアを紹介します。




一般入場者が入れるエリア

プレミアムツアーに参加しなくても、石切山脈の一部を見学することができます。一般入場で立ち入ることができるのは、第一展示場第二展示場です。

第一展示場

石切山脈

こちらが第一展示場です。ご覧のとおり、採石場で切り出した稲田石を使った石のアートがたくさん展示されています。

展示場の奥には黄色の柵が設けられており、その柵の向こうに絶景が広がっています。


石切山脈

こちらが第一展示場から眺める絶景です!

こちらは前山採石場跡。かつての採石場跡に雨水などが溜まり、このような断崖絶壁と池が出来上がりました。この池は「地図にない湖」とも呼ばれ、石切山脈を代表する撮影スポットとなっています。波1つ立たない水面と白色が目立つ切り立った崖が美しいですね。「山脈」とは言い得て妙だなーと感じました。


第二展示場

石切山脈

石切山脈

続いて紹介するのは「地図にない湖」の南西側にある第二展示場。第一展示場からは歩いて1~2分の場所にあります。

こちらにも少しシュールな石材アートが並んでいます。動物をモチーフにした作品が多いようですね。


石切山脈

こちらが第二展示場から眺める「地図にない湖」です。

崖が近いせいか、第一展示場からの景色よりも迫力があります。見る角度が違うだけでこんなにも印象が異なるものなんですね。

このように、一般入場でも、それなりに楽しむことができるのです。




プレミアムツアー

続いてプレミアムツアーの様子を紹介します。

石切山脈

参加者はツアー開始の15分前に、こちらの事務所に集合する必要があります。ツアーは1時間ですが、途中でトイレに行くことはできません。あらかじめ事務所の隣にあるトイレに行っておきましょう。

参加者が全員揃ったところで事務所で説明を受け、2台のワンボックスに分乗してプレミアムツアーに出発しました。


石切山脈

専用車に揺られ、採石場内の荒れた砂利道を進みます。急坂やデコボコ道を、砂埃を巻き上げながら進む様は迫力満点。ハンドルを握るガイドさんの話を聞きながら、採石場の奥地へと進んでいきます。


石切山脈

最初に立ち寄ったのは、「地図にない湖」を上から見下ろせる展望台。展望台があるのは切り立った崖の上。一般入場では見られない角度から、迫力ある風景を楽しむことができます。


石切山脈

展望台の傍らには10m以上はあろうかという、巨岩が落ちていました。よく見ると岩には柵らしきものが付いています。実はこの巨岩、かつては展望台の地面の一部でした。2011年に発生した東日本大震災の際、足元の岩が割れ、ずり落ちてしまったのだそうです。


石切山脈

再び車に乗り込み、採石場の奥へと進んでいきます。周囲には石材が無造作に転がっています。

稲田石は白く美しい石として知られており、「白い貴婦人」とも呼ばれているそうです。その美しさから、日本橋や東京駅、国会議事堂にも使われているのだとか。




石切山脈

砕石場の奥までやってきました。

階段状に切り出された岩山。中央辺りにパワーショベルが写っていますが、このパワーショベルと比べても、一段一段が相当大きな段差であることがお分かりいただけるでしょう。

なお、崖の上の森にはハヤブサが棲息しているのだそうです。今回は見られませんでしたが、運が良ければツアー中にお目にかかれるのだとか。


石切山脈

崖の近くまで寄ることができます。見上げると大迫力の断崖絶壁...!!

これには圧倒されますね。


石切山脈

周囲には石材にならなかった、崩れた石がゴロゴロと転がっていました。ガイドさん曰く「好きな石を持って帰っても良い」とのこと。子供たちが思い思いに石を選んでいました。これは良い記念になりますね。

子供たちがお土産の石を選んだところで、そろそろツアー終了の時間。再び専用車に乗り込み、荒れた道を走って事務所へ。あっという間に1時間が終わりました。非常に満足度が高いツアーでした。




笠間の栗を使ったモンブランを食べる

石切山脈

石切山脈の第一展示場にはカフェが併設されています。ここでは笠間名産の栗を使ったモンブランをいただくことができます。

数量限定のプレミアムモンブラン(コーヒー付)を注文しました。


石切山脈

モンブランを作るところを見させていただきました。

機械から細いモンブランが、まるで素麺のように出てきます。これは面白い!


石切山脈

こちらがプレミアムモンブランです。

稲田石のお皿に盛られた、山盛りのモンブラン。かなりボリュームがありますが、甘さが控え目で、意外とペロリといただくことができます。大ぶりにカットされた栗も入っており、満足度が高い一品でした。




石切山脈へのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

■北関東道の笠間西ICから国道50号線等を経由して約10分

■北関東道の友部ICから国道50号線等を経由して約20分

※カーナビで検索する場合、名称検索ではヒットしない場合があるため、住所(茨城県笠間市稲田4260-1)で検索するのがおススメです。


石切山脈の入口には、かなり広い砂利敷きの駐車場が完備されています。


鉄道でのアクセス

■JR水戸線の稲田駅から約1.3km。徒歩で20分。



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|投稿:2023.12.10 | 最終更新:2023.12.10 |カテゴリ: 茨城県

かまや旅館 白イカのサービスが嬉しい!日本海の幸が堪能できる旅館(鳥取県岩美町)

かまや旅館

日本海に面し、美味しい海産物がたくさん味わえる鳥取県。松葉ガニ白イカイワガキなど、人気の高い海産物をはじめ、モサエビばばちゃんなど、鳥取県ならではの食材もあります。

2023年10月、鳥取県を旅した際、「せっかくなら港町の宿で美味しい海産物を食べたい」と思い、鳥取県で最も東にある岩美町に宿泊しました。岩美町は網代港田後港という2つの漁港を有し、鳥取県内でも有数の港町として知られています。今回は宿泊先として岩美町の浦富地区にある「かまや旅館」さんを選びました。

この記事ではかまや旅館について、食事の内容に関することを中心に紹介したいと思います。


■この記事の目次

1.かまや旅館 岩美町浦富にある料理自慢の宿
2.かまや旅館の食事
3.かまや旅館へのアクセス・駐車場情報




かまや旅館 岩美町浦富にある料理自慢の宿



今回宿泊したかまや旅館は、鳥取県岩美町の浦富地区にある旅館。近くには浦富海水浴場があり、かまや旅館の他にも宿泊施設が何軒かあるエリアです。


かまや旅館

こちらがかまや旅館。2階建ての純和風の旅館です。

館内はピカピカで清潔そのもの。掃除にはかなり気を遣っているように見受けられました。撮影し損ねてしまいましたが、部屋は和室。風呂とトイレは別ですが、Wi-Fiが使えるなど、過ごすには不便がないお部屋でした。


風呂は館内に3ヶ所あります。1グループごとに利用する貸切タイプ。僕が訪れたのはオフシーズンである秋だったので他の宿泊客とバッティングすることなく使うことができましたが、海水浴シーズンだと譲り合いながらの利用になるかと思います。

かまや旅館から車で15分程の場所に岩井温泉の共同浴場があるので、温泉に浸かりたい方はそちらを利用するのも良いでしょう。




かまや旅館の食事

かまや旅館のお食事は1グループずつ個室でいただきます。夕食が18時からなので、早めに宿に到着するようにしましょう。

夕食

かまや旅館

こちらがかまや旅館の夕食です!

港町、岩美町らしく海の幸がズラリと並ぶ夕食。これで1泊2食付き1万円ちょい。これは良いのではないでしょうか。

食事のお供に瓶ビール(アサヒ)を注文しました。


かまや旅館

ノドグロの煮付けと刺身盛り合わせ。

やはり山陰、北陸と言えばノドグロですよね。美味い!


かまや旅館

赤魚の唐揚げとカニ。

赤魚の唐揚げはポン酢っぽいタレともみじおろしで、カニはカニ酢でいただきます。


かまや旅館

そしてサービスの白イカ。

かまや旅館の公式ホームページから予約した宿泊者限定で、白イカの刺身が付きます。詳しくはホームページをご覧ください。

ネットリとし、ほんのり甘みがある身がたまらないですね。生姜醤油でサッパリをいただきました。


今回は磯魚会席というオーソドックスな夕食をいただきましたが、季節によっては様々なコースを頼むこともできます(代表的なフルコースは以下のとおり)。

・もさえびのフルコース(3月~5月)

・かにのフルコース(11月~3月)

・ばばちゃんフルコース(11月~3月)


季節が合えば、様々なフルコースも食べてみたいですね。


朝食

かまや旅館

こちらがかまや旅館の朝食です。朝食は7時からいただくことができます。

干物に卵焼き、味噌汁、ご飯というお手本のような和朝食。そして鳥取名物のとうふちくわが並んでいました。ご当地感がある一品が加わるのは嬉しいですね。

なお、右上に海苔がありますが、この海苔がまた絶品でした。瓶詰があったら買って帰りたかったです。




かまや旅館へのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

山陰近畿道浦富ICから約5分


駐車場は宿の東側にあります。


バスでのアクセス

■JR山陰本線岩美駅から日本交通の路線バス「岩美岩井線」に乗車して約7分。浦富海岸口停留所で下車。


【参考】日本交通(トップ>路線バス(鳥取エリア))


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|投稿:2023.12.03 | 最終更新:2023.12.03 |カテゴリ: 鳥取県

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