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三島村旅行記【薩摩硫黄島編⑤】薩摩硫黄島の柱松を見学した

三島村


2023年8月15日(火)

三島村旅行の4日目

この日は薩摩硫黄島柱松(はしたまつ)という盆行事が行われました。柱松とは毎年お盆に薩摩硫黄島で行われる行事で、流刑の末、島で生涯を閉じた僧、俊寛を悼む行事だとされています。

令和5年の開催日は8月15日。たまたま僕が滞在している期間と重なります。宿の女将さん曰く「島外の人も見ることが可能」とのことだったので、見学させていただくことにしました。




柱松の準備を見学

三島村

三島村

柱松が行われるのは、三島開発総合センター前の浜辺。硫黄島港の脇にあるためか、海の色だけでなく、砂浜も赤茶色になってしまっています。

柱松当日の午前中、パワーショベルも登場し、柱松の準備が着々と進められていました。巨大な竹ぼうきのような柱が2本(1本はまだ寝かされています)。国内の他の地方でも柱松は行われているようですが、薩摩硫黄島の柱松は竹でできた柱を使うようですね。




薩摩硫黄島の柱松を見学した

20:00頃。

民宿で夕食を食べた後、寛いでいると島内放送が流れました。どうやら柱松が始まるようです。歩いて三島開発総合センターへ向かいました。


三島村

会場では既に焚火が煌々と燃えており、準備万端という感じ。柱松の周りは島民がたくさんいたので、我々は一段高い場所にある三島開発総合センター前の芝生から柱松を見学することにしました。

遠目に行事を眺めていると、地元の方からお神酒を振る舞っていただきました。飲んでみると焼酎のストレート!さすがは鹿児島、お神酒も焼酎なんですね。ガツンと来る焼酎をチビチビと飲みながら、柱松を見学しました。


三島村

柱松の流れを簡単に説明すると、高さ12mと8mの巨大な竹製の柱に向かって、男たちが火のついた松明を投げ、柱の頂点に点火するというもの。最初に火をつけた方が福男になるようです。

ただ「火を付ける」と言っても、柱が巨大であるため一筋縄ではいきません。男たちが数人がかりで火が灯った松明を投げ上げるのですが、方向が定まらなかったり、狙い通りであっても頂点に引っかからなかったり、なかなか火が付きません。惜しい一投があると「おおー」という歓声が上がったり、歓声がすぐに「あー」というため息に変わったり、会場は非常に盛り上がっていました。


三島村
(写真がピンぼけですみません・・・)

行事が始まってしばらく経ち、松明を投げる男たちの肩がいい加減心配になる頃、ついに柱の頂上に火が灯りました。同時に福男が決定。「今年の福男は〇〇さんでーす」というアナウンス。全員が顔見知りだと思われる島ならではの和やかな雰囲気でした。

なお、この柱松の炎は、約35km離れた口永良部島からも見ることができるようです。機会があれば、口永良部島に宿泊して、海越しの柱松も見てみたいですね。


2本の柱に炎が灯ったら、会場を硫黄島港に移し、盆踊りが執り行われます。初盆を迎える方の名前が読み上げられ、厳かな雰囲気の中、盆踊りが始まりました。

港の隅に腰を下ろし、盆踊りと星空を眺めながらのんびりとした夜を過ごしました。写真には撮れませんでしたが、星が気持ち悪いくらい見えました。


次回は薩摩硫黄島の穴場温泉、坂本温泉ウタン浜温泉を紹介します。


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|投稿:2024.02.29 | 最終更新:2024.02.29 |カテゴリ: 旅行記

三島村旅行記【薩摩硫黄島編④】薩摩硫黄島の見どころを巡る ~集落周辺~

三島村


8月14~16日にかけて、正味2日過ごした薩摩硫黄島。宿で借りた車で島内に点在する名所を巡りましたが、集落周辺にも見どころがたくさんあります。

この記事では、そんな硫黄島集落内の見どころ、集落の近くにある名所を紹介していきたいと思います。




硫黄島集落 クジャクが闊歩する集落を散策する

三島村

薩摩硫黄島唯一の集落は、フェリーが発着する硫黄島港の前の平坦な土地に存在します。稲村岳恋人岬に挟まれた小さな平地に、この島のほぼ全ての住民(2023年8月時点で74世帯138名)が暮らしています。

「小さな平地」と言いましたが、山がちな島が多い三島村の中ではとても貴重な「まとまった平地」と言え、集落の規模としても村で一番です。


三島村

三島村

硫黄島集落の特徴として挙げられるのが、溶岩を積み上げた石垣。特に硫黄島港の東側に広がるエリアには、溶岩による石塀の家が密集しています。薩摩と琉球の両方の雰囲気を併せ持ったような街並みだと感じました。


三島村

また、薩摩硫黄島ではあちこちで野生のクジャクを見ることができます。かつて、ヤマハがこの島をリゾート開発する際に持ち込んだクジャクが野生化したもの。島内、特に硫黄島集落内で見かけることが多かった気がします。

身体が白いクジャクもいるという情報を得ていましたが、残念ながらその個体に出会うことはできませんでした。




薩摩硫黄島の売店

三島村

硫黄島港の目の前、集落の入口にあたる場所にある大山商店。島で唯一の商店です。今回はお盆の時期に島を訪れたのですが、お盆休みにも関わらず営業していました。

食料品や雑貨など、小さな店ながら品揃えは豊富。あまりにも暑かったので、アイスを購入し、店の前の木陰でいただきました。


熊野神社・安徳天皇墓所 安徳天皇の足跡を辿る



硫黄島港の正面、集落の目抜き通り沿いに熊野神社があります。


三島村

三島村

こちらが熊野神社です。

安徳天皇が祭られている神社で、安徳天皇晩年の皇居跡とも言われています。安徳天皇と言えば、1185年に行われた壇ノ浦の戦いにおいて、関門海峡に入水し、わずか8歳で命を落としたとされています。しかし、実は安徳天皇は平家の残党に匿われ、生き延びていたという伝説が全国各地に残されています。そのうちの1つが、薩摩硫黄島に逃れていたという説というわけです。

その説によると、安徳天皇は結婚をし、子孫もいたとされています。昭和時代に島民から「天皇さん」と呼ばれ親しまれていた、自称「安徳天皇の末裔」もいたようです。

また、この神社ではクジャクがよく見られるようで、訪れた際にも2羽のクジャクを見ることができました。


三島村

熊野神社から北へ200m程進んだ場所に安徳天皇墓所があります。島の特産である椿の森の中に、安徳天皇とその従者のお墓が並んでいました。

俊寛堂と同様、この場所も島民にとって大切な場所らしく、キチンと手入れがされている様子でした。




みしまジャンベスクール アジア初、ジャンベを習える学校

三島村

硫黄島集落を見下ろす小高い丘の上に一際目立つピンク色の建物があります。こちらはみしまジャンベスクール

このジャンベスクールは、ギニアの世界的なジャンベ奏者であるママディ・ケイタ氏が建てたもの。ママディ氏は1994年に日本ツアーを行った際に三島村を訪れ、ジャンベを通じて島の子供たちと交流をしました。それをきっかけに三島村と深い関係を持つようになり、2004年に三島村にアジア初となるジャンベスクールを開講したのだそうです。

この学校に住み込み、半年間でジャンベを学ぶ留学生の受け入れなどを行っているんだとか。




三島開発総合センター 三島村で唯一の日帰り入浴施設

三島村

集落の西の端に、三島開発総合センターがあります。

集会場や会議室、図書室などが入っている村民のための交流の場のような施設なのですが、なんと温泉も付いています。曜日によっては温泉が休業していることもありますが、観光客であっても大人100円(住民は無料)で入浴できるのです(ネット上で調べてみましたが、サイトによって営業日がまちまちなので、正しい営業日を確認してから訪れた方が良いと思います)。


三島村

開発総合センターに入ると、スタッフや係員がいるわけではなく、人けは無し…。温泉は一番奥にあるらしいので、廊下を進んでいきます。人の気配はあまりありませんが、雰囲気はよくある公共施設といった感じ。

温泉の脱衣所の入口に料金箱があったので、ここに100円を投入しておきました。浴室内の照明や換気扇はセルフサービス。入浴前に自分でONにしましょう。


三島村

三島村

こちらが三島開発総合センターの大浴場です。

シンプルな長方形の湯船に熱めのお湯がかけ流し!東温泉のような強烈なお湯ではありませんが、普段使いには良い温泉だと思いました。

100円という格安設定ですが、シャワーとカランが完備。アメニティは無いため、持参する必要があります。今回は、宿でシャンプーとボディーソープをお借りすることができました。

各宿泊施設にもお風呂はありますが、非常に素晴らしい入浴施設なので、休業日でなければ是非とも利用してみてください。


さて、次回は薩摩硫黄島のお盆の行事である柱松について紹介します。


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|投稿:2024.02.24 | 最終更新:2024.02.25 |カテゴリ: 旅行記

三島村旅行記【薩摩硫黄島編③】薩摩硫黄島の見どころを巡る ~俊寛堂・大浦港~

三島村


2023年8月15日(火)

本日は三島村旅行の4日目薩摩硫黄島で過ごす2日目となります。前日行けなかった場所を中心に巡りたいと思います。




俊寛堂 薩摩硫黄島に流刑となった僧が祀られている神社



9:10
最初に訪れたのは、島のほぼ中央にある俊寛堂

前々章でも触れましたが、平安時代に俊寛という僧が謀反の疑いで流罪となり、薩摩硫黄島に流されました。この時流された3名のうち2名は本土に戻ることが赦されたのですが、俊寛のみはこの島に残されました。俊寛は絶望のあまり、自身の庵に籠り、絶食をして37歳で亡くなったと言われています。

島民は俊寛の死を哀れみ、彼の庵があった場所に神社を建てました。その神社が俊寛堂です。


三島村

こちらが俊寛堂への入口。「俊寛堂」と書かれた小さな看板はありますが、少し目立ちにくいため、見落とさないよう注意が必要です。

駐車場はないため、路肩に車を停めさせていただきました。


三島村

三島村

入口から俊寛堂までは約3分程の道のり。

ご覧のような竹林の中の小道を進んでいきます。三島村の道は、竹が倒れて、通行に支障が出ている場所を時折見かけますが、俊寛堂に関しては綺麗に刈払いがされていました。島民に大切にされている場所なのでしょう。

また、足元は苔が一面に生えた不思議な地面。フカフカとした絨毯の上を歩いているかのような、心地よい道でした。


三島村

こちらが俊寛堂です。

竹林の中にヒッソリと建つ六角形のお堂。竹を編んで作った工芸品のような、不思議な建物です。

今回は外から眺めるだけに留めたのですが、ネット上の情報によると、正面の扉を開けて、内部を見学することもできるようです。




大浦港 薩摩硫黄島では唯一、青い海が見られる港



11:20
島の西海岸にある大浦港へ行きました。

港と言っても、フェリーが発着するわけでも漁船が停泊してるわけでもなく、小さな入江と岸壁があるだけ。かつては港として利用されていたと思われます。


三島村

大浦港は、ご覧のような急勾配で細い道の終点にあります。これより先は車で進むことはできません。行き止まりには辛うじて転回できるだけのスペースがあるので、道の端っこに停めさせていただきました。


三島村

三島村

こちらが道路の終点から見た大浦港です!

小さな入江が形成されている大浦港。入江の内部の海は比較的穏やかで、蒼く澄んでいます。硫黄島港で見られる海は赤茶色ですし、平家城展望台や東温泉周辺の海も温泉成分により変色しているため、ここまで純粋に青い海は薩摩硫黄島では貴重な存在かもしれません。


三島村

三島村

大浦港へはこのような急な階段を下っていく必要があります。訪れる人が少ないせいか、草で覆われている場所が一か所ありましたが、それ以外は概ね良好な状態。3分程で岸壁まで下ることができました。


三島村

岸壁から眺めた大浦港。

大浦港を天然の良港たらしめている岬は、かつての火山活動により流れ出した溶岩。鬼界カルデラの大噴火より古い火山活動により形成されたのだそうです。確かに、いかにも溶岩が固まって出来たような模様が見えますね。

大浦港周辺の海は、ダイバーにも人気の海なんだそうです。美しい青い海と、火山活動の名残を見ることができ、階段を上り下りした甲斐がある場所でした。


次回は、薩摩硫黄島の集落周辺の見どころを紹介します。


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|投稿:2024.02.18 | 最終更新:2024.02.18 |カテゴリ: 旅行記

浦賀の渡し船 乗り場や料金などを紹介(神奈川県横須賀市)

浦賀の渡し船


神奈川県横須賀市浦賀

東京湾の入口に位置し、江戸時代から栄えてきた港町として有名です。ペリーが黒船で来航した地でもあり、日本史の授業で、記憶がある方も多いのではないでしょうか。今回はそんな浦賀の地に現在も残っている渡し船を紹介したいと思います。






浦賀の渡し船とは

浦賀の渡し船

浦賀の渡し船は、浦賀水道に面した浦賀港内で運航されています。浦賀港は細く長い湾状になっており、浦賀地区の東西の市街地が港によって分断されています。陸路で東西市街地を行き来しようとすると内陸へ大きく迂回する必要があるため、その不便を解消するために湾を横断する渡し船が運航されているのです。


浦賀の渡し船

こちらが浦賀の渡し船です。

少し和風というか中華風のデザインを施された小さな船。この大きさですが自転車の持ち込みが可能です。元々は住民の足として開設された渡船ですが、現在では観光客にも利用されているようです。




浦賀の渡し船の乗り方・料金

浦賀の渡し船

浦賀の渡し船

浦賀の渡し船は、ご覧のような岸壁に造られた小さな桟橋から乗ることができます。上の写真が西渡船場、下の写真が東渡船場です。

安全上の理由から、船に乗り降りする時以外は桟橋の先端は立入禁止とされています。


浦賀の渡し船

それぞれの渡船場にはご覧のような看板が設置されており、料金や渡船に関する解説が書かれています。

看板にはボタンが付いており、船に乗りたい場合はこのボタンを押すように案内されています。渡し船は時刻表に従って運航されているわけではなく、営業時間(7~17時)の間は、利用者が利用したい時に乗ることができます。1艘の船が東西の渡船場を往復しているため、船が対岸にいる場合はボタンを押して呼び出す必要があります。

料金は2024年現在、以下のとおりとなっています。

■大  人 400円

■小中学生 200円

■自転車等 50円

※横須賀市民は半額で利用可





浦賀の渡し船に乗ってみた

浦賀の渡し船

実際に西渡船場から浦賀の渡し船に乗ってみました。僕が訪れた時、船は東渡船場に停まっていたので、例のボタンを押して船を呼び出しました。船は2~3分程でこちらの渡船場までやってきました。早い!

船が桟橋に到着したら下船客と入れ替わりで船に乗り込みます。乗船したら、まずは船頭さんに料金を支払います。現金のみなので要注意です。


浦賀の渡し船

船内はいたってシンプル。ベンチのような長椅子が向かい合わせで配置されており、12名までが乗船可能です。今回は我々を含めて観光客2組が乗船。その場で待っていた客が乗り込んだところですぐに出航しました。


浦賀の渡し船

対岸までの距離は約200m。乗船時間は僅か3分程。

浦賀の町を眺めながらの、束の間の船旅です。湾の中を進むため、揺れもあまり無く、穏やかな航行でした。




浦賀の渡し船の乗り場へのアクセス

東渡船場へのアクセス

■京浜急行の浦賀駅から約1.2km。徒歩で約16分

■京浜急行の浦賀駅から京急バスの観音崎行きまたはかもめ団地行きに乗車して約2分。新町停留所で下車。



西渡船場へのアクセス

■京浜急行の浦賀駅から約1.3km。徒歩で約18分

■京浜急行の浦賀駅から京急バスの京急久里浜駅行きまたはJR久里浜駅行きに乗車して約3分。紺屋町停留所で下車。



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|投稿:2024.02.16 | 最終更新:2024.02.16 |カテゴリ: 神奈川県

三島村旅行記【薩摩硫黄島編②】薩摩硫黄島の見どころを巡る ~東温泉~

三島村


2023年8月14日(月)

本日は三島村旅行の3日目

この日から8月16日(水)まで、薩摩硫黄島で過ごします。お昼過ぎに島に着いた後、絶景スポットとして名高い恋人岬平家城展望台を訪れました。そしてその足で、三島村で最も訪れたかった場所へと向かったのです。

それが東温泉です!




国内屈指の絶景野湯、東温泉



東温泉は薩摩硫黄島の南岸にある温泉。温泉と言っても入浴施設や温泉宿が存在するわけではなく、海沿いの岩場に湯船が掘ってあるだけの野湯です。

百聞は一見に如かず。どんな温泉なのか、実際にご覧いただきましょう。


三島村

こちらが東温泉です!

大海原に面したワイルド過ぎる温泉!温泉の成分で変色したであろう赤色の岩場には円形の3つの湯船。本当に海の目の前にあるので、少し大きな波が来たら流されてしまいそうな程です。

江戸時代後期に作成された、効能の高さでランク付けされた温泉番付では「薩摩硫黄の湯」として前頭に位置づけられました。また昭和56年に温泉評論家である野口冬人氏によって作成された露天風呂番付でも前頭にランクインしています。一般的に知られている観光地ではないですが、温泉好きの間では一目置かれる存在なのです。


三島村

源泉温度は55度。高さが異なる3つの湯船があり、上の湯船からオーバーフローしたお湯が下の湯船に流れていくため、下の湯船に行くほど温度が低くなっています。

東温泉は混浴ですが、水着着用可。今回は水着を着て入りました。

まずは真ん中の湯船。熱すぎず、温すぎず、程よい湯加減です。強酸性のお湯らしいですが、ピリピリとした感じは無く、気持ち良く浸かることができます。地元の方が清掃しているようで、野湯とは思えないほど清潔な湯船でした。

一番下の湯船はかなり温め。真ん中の湯船で温まった後に下の湯船でクールダウンすることができます。短時間で温まるには不向きですが、のんびりと景色を眺めながら長湯をするには最適です。低い位置にあるため、入浴している時に時々波飛沫を浴びてしまうこともあるのは、この湯船の魅力と言うべきか欠点と言うべきか…。

一番上の湯船は激熱。55度の源泉が注がれているため、恐らくは50度以上の温度でしょう。恐る恐る足を付けてみましたが、それ以上浸かることはできませんでした。


三島村

3つの湯船の少し西側には、湯船らしき残骸がありました。かつてはここが湯船だったんでしょうか。


三島村

東温泉。非常に素晴らしい温泉だったので、薩摩硫黄島滞在中に3回も訪れました。

こちらの写真は早朝に訪れた時のもの。昼間に2回、早朝に1回訪れましたが、昼間は2回とも貸切状態でした。「お盆には海に入るな」という言い伝えがありますが、東温泉も「海」と見なされ、お盆には島の人はあまり東温泉には入らないのだと、同宿の方から聞きました。

海に近い岩場というロケーションにあるため、悪天候の時や波が高い時、日没後は入浴禁止とのことです。




東温泉の脱衣所

三島村

東温泉には、ギリギリ「脱衣所」と呼べるかどうか微妙な「施設」があります。それが上の写真のような、石を組んで造られた囲いのような「施設」です。一応、目隠しにはなりますし、荷物や着替えを置けるテーブル状の構造物もあるので、脱衣所代わりに使用可能だと思います。

ただし、男女別に分かれているわけではありませんし、外から完全に見えないわけではないため、着替える時にはそれなりに気を遣います。使うのに抵抗がある方は、あらかじめ服の下に水着を着てくるなどの準備をしておいた方が良いと思います。




東温泉の駐車場

東温泉の駐車場を紹介します。


三島村

東温泉へと向かう道の終点はちょっとした広場になっており、3~4台を駐車することができるスペースが存在します。駐車場からは、目の前にドーンと聳える硫黄岳を望むことができます。

一見この場所が車道の終点に見えるのですが、実はこの先も車で進むことが可能です。


三島村

車一台がやっと通れるくらいの幅の道が、海に沿って続いています。


三島村

海沿いの細道を進んでいくと、車2台が停められる程の小さな駐車スペースがありました。

先に紹介した手前の駐車場に停めても、歩く距離は200m程しか変わりません。運転に自信が無い方は、手前の駐車場の利用をおススメします。


次回は薩摩硫黄島に流された僧、俊寛が祀られている俊寛堂、そして隠れた名所である大浦港を紹介します。


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|投稿:2024.02.07 | 最終更新:2024.02.07 |カテゴリ: 旅行記

三島村旅行記【薩摩硫黄島編①】薩摩硫黄島の見どころを巡る ~恋人岬・平家城展望台~

三島村


2023年8月14日(月)

本日は三島村旅行の3日目

13:35
1日目の薩摩黒島、2日目の薩摩竹島に引き続き、3島めである薩摩硫黄島に上陸を果たしました。これで三島村の有人島はコンプリートです!




薩摩硫黄島は、1994年に西アフリカから伝統打楽器であるジャンベが持ち込まれて以来、ジャンベの島として名を馳せています。フェリーが着くたびに、ジャンベの演奏と踊りで出迎えてくれるのです。派手な見送りや出迎えがない他の2島と比べると異色の存在と言えるでしょう。


三島村

陽気で、かつ情熱的なリズムを聞いていると、自然と身体が動き出しそうになります。この島のワイルドな雰囲気にとても合っていると思いました。


本日から2泊する宿、「マリンハウス孔雀の里」の女将さんに港まで迎えに来ていただいていたので、まずは車で宿へ。荷物を置き、一休みしたところで薩摩硫黄島のドライブを開始しました。




希望の鐘と岬橋 硫黄岳と硫黄島港を見下ろす絶景スポット



14:10
まずは薩摩硫黄島を代表する絶景スポット、恋人岬の手前にある希望の鐘に立ち寄りました。恋人岬は鬼界カルデラの外輪山の一部で、海に向かってニョキッと突き出した半島の先にある岬ですが、希望の鐘はその半島の付け根に位置しています。


三島村

こちらが希望の鐘。外輪山の尾根上に位置しているため、非常に景色が良いです。

希望の鐘の向かいには、車2台ほどが停められる空き地があります。この先は道が荒れており、転回する場所も少ないため、恋人岬を訪れる場合はここに車を停めていくのがおススメです。


三島村

希望の鐘から恋人岬の方へ進んでいくと、「岬橋」という橋が現れます。外輪山の尾根の険しい部分を越えるために架けられている橋で、川や海を渡るわけではありません。周囲に遮るものがない崖の上に架けられているので、まるで空中を歩いている気分。とんでもなく景色が良い橋です。


三島村

これが岬橋から眺めた景色です!

眼前には硫黄岳稲村岳、眼下には赤茶色に染まった海、そして薩摩硫黄島唯一の集落。薩摩硫黄島を紹介するメディアが必ずここからの写真を使うと言っても過言ではないほど、三島村を代表する絶景です。


三島村

ちなみにこちらが翌日に同じ場所から撮った写真。フェリーの到着時刻を狙って岬橋を訪れると、この絶景に加え、大迫力の入港シーンを見ることができます。

この場所は本当に気に入ってしまい、薩摩硫黄島に滞在している間、3回ほど訪れてしまいました。




恋人岬 鬼界カルデラが海に没する場所にある絶景の岬



14:35
希望の鐘、岬橋からさらに南へ進み、恋人岬までやってきました。岬橋から先の道は竹が伸び放題になっており、車で進むのが少し躊躇われる道だったため、徒歩で進みました。


三島村

恋人岬の先端はちょっとした広場になっています。ベンチやテーブルが整備されており、のんびりとピクニックなんかができそうな場所です。


三島村

三島村

恋人岬からは、岬橋とはまた違った角度で薩摩硫黄島の景色を楽しむことができます。赤茶けた色の硫黄島港内の海と、群青色の外海とのコントラストが美しいですね。




薩摩硫黄島飛行場 三島村唯一の空港の現在



14:50
島の西部の高台にある薩摩硫黄島飛行場にやってきました。


三島村

三島村

こちらが三島村唯一の空港である薩摩硫黄島飛行場です。

鹿児島空港との間を週2便のセスナ機が飛んでいましたが、薩摩硫黄島飛行場の整備・点検を理由に、2023年8月現在運休しているようでした。…というわけで、待合室も滑走路にも人の気配は無し。周囲は静まり返っていました。

この記事を書いている2024年2月時点でも運休状態が続いているようですが、セスナ機で薩摩硫黄島に上陸するという体験は憧れますね。片道30,000円、定員が3名まで、週2便のみという高いハードルはありますが、一度は乗ってみたいものです。



三島村

ちなみに薩摩硫黄島飛行場へのアクセス道路はこんな感じ。訪れた当時は航路が運休中だったせいもあるのか、この先に空港があるとは思えないほど荒れていました。




平家城展望台 硫黄岳と海とウミガメが見られる展望台



16:10
島の北東部に位置している平家城展望台にやってきました。集落から4km以上離れているため、訪れる場合は車があった方が良いでしょう。


三島村

こちらが平家城展望台から眺めた景色です!

正面には硫黄岳がドーンと聳えています。展望台は火口から半径2km以内に位置しているので、まさに「眼前」。残念ながら山頂付近が雲に隠れてしまっていましたが、それでも素晴らしい光景でした。

手前にある銅像は俊寛上演記念碑俊寛とは、平安時代に謀反の疑いで流罪となり、薩摩硫黄島で生涯を終えた僧。そんな俊寛を題材にした歌舞伎「俊寛」が薩摩硫黄島で上演されました。この像は歌舞伎「俊寛」の上演を記念して建てられたのだそうです。ちなみにこの銅像は俊寛本人ではなく、俊寛役を演じた中村勘三郎さんとのこと。


三島村

三島村

平家城展望台からの絶景は山だけではありません。海底から湧き出した温泉成分が反応し、海が変色しています。まるで絵の具を溶かして、思いっきりかき混ぜたような色。硫黄島港の赤茶色の海もインパクト抜群ですが、このクリーミーな色の海もなかなか強烈です。


三島村

クリーミーな海の中を泳ぐ生物。よーく見ると、なんとウミガメでした。数匹のウミガメが優雅に泳いでいました。

ちなみにこの辺りはウミガメがよく見られるということで有名な海域。実際に2日連続でこの展望台を訪れましたが、2日ともウミガメを見ることができました。


次回は薩摩硫黄島で最も有名な温泉、東温泉を紹介します。


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|投稿:2024.02.02 | 最終更新:2024.02.02 |カテゴリ: 旅行記

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