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萩ジオパーク、須佐ホルンフェルス(畳岩)で地学のお勉強!遊歩道・アクセス情報など(山口県萩市)

全国各地にあるジオパーク。特徴的かつ貴重な地形や地質が見られる場所が選定されており、多くの人が訪れる観光地にもなっています。

山口県北部、萩市にある萩ジオパークもそのうちの1つ。特に須佐ホルンフェルスは、地学の教科書で見たことがあるような断崖を見ることができます。そんな懐かしさを伴う感動を味わうことができる場所なのです。

この記事では、須佐ホルンフェルスの魅力、遊歩道やアクセス情報について紹介したいと思います。






須佐ホルンフェルスへの遊歩道

須佐ホルンフェルス

ホルンフェルスの断崖へは、駐車場から10分程度遊歩道を歩きます。舗装されており、柵もしっかり設置されており、とても歩きやすい道です。


須佐ホルンフェルス

目的地に着く直前で遊歩道がプツンと途切れます。目の前には平らな岩。

実は遊歩道の続きはこの岩の上。ここから先は足元がデコボコしており、柵もないので要注意。岩の上の踏み跡を辿っていくと、須佐ホルンフェルスに到着します。




須佐ホルンフェルス(畳岩)はダイナミックで美しい大断層

須佐ホルンフェルス

こちらが須佐ホルンフェルスです!

ご覧のとおり黒と白(灰色)の縞模様が印象的な断崖です。中学や高校で地学を学んだ方なら、教科書に載っている写真を見たことがあるのではないでしょうか。

この岩の正式名称は「畳岩」。実は、この場所は須佐ホルンフェルスのほんの一部。本来はこの一帯の変成岩全体を「須佐ホルンフェルス」と呼ぶようです。


須佐ホルンフェルス

どのようにして縞模様の岩が出来上がったのでしょう。

調べてみると、海底の砂や泥が長い年月をかけて岩(砂岩、泥岩)となり、マグマの熱によってさらに違う岩に生まれ変わり、このような姿になった…、のだそうです。なかなか難しいですね。縞模様の黒い部分は泥岩、白い部分は砂岩の層だったようです。


須佐ホルンフェルス

なお、須佐ホルンフェルスは遊歩道の途中からも見ることができます。かなり遠い場所からの俯瞰となりますが、とても見ごたえがありますね。

この日は波が高く、岩の上まで波で洗われているという有様でした。柵などはないため、足を滑らせたり、波にさらわれたりしないよう、十分に注意しながら観光しましょう!




須佐ホルンフェルスへのアクセス・駐車場情報

車でのアクセス

山陰道の高津IC(益田市)より約40分

山陰道の萩ICより約1時間

中国道の鹿野ICより約1時間20分


須佐ホルンフェルス

おみやげなどを販売している「つわぶきの館」の前に30台程が停められる駐車場があります。須佐ホルンフェルスを観光する場合、こちらに駐車することが可能です。


鉄道でのアクセス

JR山陰本線の須佐駅から約4km


距離が遠いうえ、アップダウンがあり、またバスは運行されていません。須佐駅前からタクシーで訪れるのが現実的です。


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|投稿:2013.11.21 | 最終更新:2019.10.18 |カテゴリ: 山口県

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