銭型砂絵(香川県観音寺市)
ナスカの地上絵と言えば、世界的に有名なミステリースポットですが、「日本版ナスカの地上絵」とも呼ぶべき場所が香川県の海沿いにあります。
場所は香川県西部の観音寺市。
瀬戸内海に面した林の中にそれはあります。
砂浜に江戸時代の通貨である「寛永通宝」が描かれており、「銭型砂絵」と呼ばれています。
砂絵の中は立入禁止であり、また近くからでは絵柄が分からないほど大きいので、近くの山から見ることになります。
「銭型砂絵」を俯瞰するための展望台が設置されているのが、琴弾公園です。
展望台から見た「銭型砂絵」です。
縦122メートル、横90メートル、周囲345メートルの楕円形をしており、展望台から見ると円に見えるようになっています。
誰がどんな理由でこのような巨大な砂絵を描いたのでしょうか?
1633年に藩主が領内を巡視することになった際に、地元民が歓迎を意を示すために一夜に作り上げたという説がありますが、寛永通宝が流通し始めたのは3年後の1636年であり、矛盾が生じてしまいます。
このように生まれについても謎に包まれているのです。
先述したように、砂絵の中は原則として立入禁止ですが、年2回の化粧直し(4月:春季銭形化粧直し、10月:秋季銭形化粧直し)の際には、砂絵の修繕のために有志のボランティアが砂絵の中で作業をします。
市民だけではなく、一般観光客も参加可能なようなので、砂絵ファンは参加してみては如何でしょうか。
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|投稿:2013.11.27 | 最終更新:2017.11.21 |カテゴリ: 香川県