道の駅「鹿島」で体験できる「棚じぶ漁」が楽しい!料金、持ち物、時間帯など(佐賀県鹿島市)
有明海に面した道の駅「鹿島」では、伝統漁である「棚じぶ漁」が体験できる
佐賀県と長崎県を結ぶ国道207号線沿いに、道の駅「鹿島」があります。有明海に面した風光明媚な道の駅で、干潟を舞台にした様々な体験を楽しむことができます。
今回は道の駅が提供する体験プログラムのうちの1つ、「棚じぶ漁」を紹介します。子供から大人まで誰もが気軽に楽しめるので、家族連れなどにもおススメですよ。
こちらが「棚じぶ漁」の舞台。道の駅のすぐ裏に海岸があり、海上に2つの小屋が建っています。
「棚じぶ漁」とは、干潟の潮の干満を利用した漁。海の上に建てられた小屋の上から干潟に生息する魚介類を網で獲るのだそうです。江戸時代後期から行われてきた伝統的な漁法ですが、現在では後継者不足などで、ほどんと行われていません。
海上の小屋へは、岸から小さな橋を渡って向かいます。意外と高さがあり、細い橋なのでスリル満点です。
小屋の中は意外と広く、今回は成人男性3名で利用しましたが、窮屈な感じはしませんでした。風がよく通るので快適ですよ。
「棚じぶ漁」にチャレンジ!
さて、張り切って漁を始めましょう!漁はこのような網を使って行います。網を水に沈めておき、魚が集まってきた時を見計らって、ロープで手繰り寄せて網を持ち上げるだけのシンプルな漁です。持ち上げた網から、タモ網を使って獲物を掬い取ります。
シンプルですが、チームワークが必要な漁なのです。
小一時間漁を続けた結果、このような小エビが大量に獲れました。シラタエビという種類で、棚じぶ漁では年中獲れるエビだそうです。干しエビにしたり、かき揚げにするのがポピュラーなのだとか。
今回はほとんどがシラタエビでしたが、ウナギやコノシロ、スズキ、さらにはムツゴロウなど有明海特有の魚も獲れるようです。
「棚じぶ漁」の料金、持ち物、おススメの時間帯は?
「棚じぶ漁」の料金
「棚じぶ漁」は1基(小屋)1,000円で借りることができます。潮が満ちている時間帯であれば、時間制限はありません。
完全予約制なので、事前に道の駅に電話で問合せましょう。
「棚じぶ漁」の持ち物
道の駅のホームページには、軍手、バケツ(またはクーラーボックス)、タオル、ビニール袋が持ち物として挙げられています。
「棚じぶ漁」は意外と体力を使いますので、飲み物は持参した方が良いでしょう(道の駅にも売っていますが、陸に戻って買いに行くのは少し面倒です)。また、獲れた魚の種類を調べるため、図鑑などを持参すると、より楽しめるかもしれません。
「棚じぶ漁」のおススメの時間帯
「棚じぶ漁」を体験するにあたって、最も重要なのが時間帯。潮が満ちている時間でなければ、漁をすることができません。
道の駅のホームページ(トップ<干潟体験<干潟体験ができる時間帯)に、干潟体験が可能な時間帯が掲載されています。ここで注意していただきたいのが、「棚じぶ漁」は満潮時に、「干潟体験」は干潮時にできるということ。体験可能な時間帯が異なるので、注意してください。
「棚じぶ漁」は潮位が4.4以上の時間帯に可能。基本的には満潮の時刻を目安にすれば良いと思いますが、日によっては潮位が低い日もあります。訪れる場合は事前に道の駅に確認しておくことをおススメします。
各種情報
道の駅鹿島 : 「棚じぶ漁」の他にも、干潟体験が盛沢山!
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|投稿:2014.01.11 | 最終更新:2019.02.13 |カテゴリ: 佐賀県