宇佐のマチュピチュ(大分県宇佐市)
日本のマチュピチュとして名を馳せる兵庫県の竹田城址。
近年、来場者の増加により、石垣の一部が崩れ、入場が制限されている状態です。
そんな日本版マチュピチュの人気を尻目に、密かに注目を集める、大分県版マチュピチュがあります。
それが今回紹介する、宇佐のマチュピチュ。
ガイドブックにも掲載されていない、知る人ぞ知るスポットです。
場所は大分県宇佐市。
平成の大合併前は安心院町だったところです。
宇佐市から玖珠町へと抜ける国道387号線を走っているとそれは現れます。
これが宇佐のマチュピチュです。
奥に聳える急峻な山。
そして、その手前でひしめくように立ち並ぶ家々と棚田。
確かにマチュピチュを彷彿させる景色です。
集落は西椎屋という山村、奥の山は「秋葉様」と呼ばれ、信仰の対象となっています。
そんな長閑な風景がマチュピチュに似ていることに気づいたのは、宇佐市の職員。
以後、「宇佐のマチュピチュ」と命名し、静かにPRしています。
現地には、本物と比較するための説明板も設置されています。
しかし、あるのはこの説明板のみで、駐車場や展望台すらありません。
高架橋の国道を見下ろす脇道が、駐車場兼展望台です。
そんな控えめな長閑さも、ここの魅力と言えるでしょう。
竹田城のように多くの観光客が訪れるのも良いですが、ここはこの長閑さが失われぬよう、知る人ぞ知る名所で有り続けて欲しいと願うばかりです。
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|投稿:2014.04.29 | 最終更新:2017.11.15 |カテゴリ: 大分県