旅行記 7月の利尻・礼文 【序章】
「礼文島でウニ丼が食べたい」

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後輩からの何気ない提案は、島好きである私の旅行プランニング魂に火をつけた。
礼文島と言えば、北海道の最北部に浮かぶ2つの離島の片割れだ。
どうせならもう一つの島、利尻島にも行っておきたい。
両島ともに私にとって“ほぼ”未開の地(利尻島はちょっとだけ上陸したことがある)。
まったく土地勘のない場所の旅行ほど燃えるものはない。
それぞれの魅力を徹底的に調べ上げ、イベントをギュウギュウに詰め込んで、最終的には4泊5日の行程が出来上がった。
7月17日(木) |
いつものことなのだが、今回も仕事を終え、その日のうちに慌ただしく出発する。
北海道への足(翼?)は、翌日の午前中に羽田を発つ稚内行の飛行機。
翌日の9時前には羽田空港に着いておく必要があるため、念には念を入れて、夜行バスで上京する。
長野県から首都圏への唯一の夜行バスで、長野市を発車し、松本、諏訪などの県内各都市に寄りつつ、東京ディズニーリゾートや成田空港を目指すというマニアックな路線だ。
最終の路線バスで松本駅前に着いた私は、駅前の立ち呑み屋で飲みつつ時間を潰す。
…はずが、他の客と盛り上がりすぎてバスターミナルに着いたのは発車時刻のギリギリであった。
マイナー路線だけあって、バス停で待つ人は私のみ。
バスに乗っていた客も数えるほどしかいなかった。
休日などには、もう少し客も増えるのだろうか?
眠れるようにアルコールを摂取したのだが、熟睡とは程遠い、小刻みな睡眠しかとることができず、東京に着くころには満身創痍であった。
7月18日(金) |
朝の5時、京成上野駅前に降り立つ。
寝不足に加え、体の節々が痛み、最悪の気分だ。
時間には余裕があるため、東京駅でつけ麺を食べたりしつつ、羽田空港へ向かう。
羽田空港で、旅を共にする大学時代の後輩、エビス君と合流する。
今回の旅はエビス、そしてもう一人の後輩チュン君との3人男旅。
チュンは一便遅い便のため、稚内で合流する予定だ。
平日にも関わらず、搭乗口前は北へ向かう人たちでごった返している。
我々と同じように、海の日3連休に有給休暇をプラスする人が多いのかもしれない。
10:30、稚内行のANA571便に乗り込み、いよいよ日本最北の地へ。
胸が高鳴る場面であるが、寝不足のため離陸前に眠りに落ちてしまい、着陸までほぼ意識はなかった。
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|投稿:2014.08.21 | 最終更新:2019.02.19 |カテゴリ: 旅行記