焼うどん@鉄板焼 沢(福岡県北九州市)
古くから九州の玄関口として栄え、今なお九州第2位の都市である福岡県北九州市。
小倉焼うどん研究所 : まだまだあるぞ、焼うどんの名店!
北九州工業地帯を有し、西日本の産業をリードしてきた当市はグルメの面でも魅力的です。
中でも北九州市が発祥と言われる、焼うどんは当市を代表するご当地グルメです。
終戦直後に、焼きそば用の麺が入手できなかったため、代わりにうどんを使ったところ、好評だったことを端に発しているそうです。
そんな名物を発掘し、全国区の知名度に押し上げたのが、北九州のまちづくり団体が立ち上げた「焼うどん研究所」。
研究所によって、小倉の焼うどんの定義づけがなされ、「乾麺を使用すること」、「若松(北九州市若松区)産のキャベツを使うこと」、「豚肉はバラ肉を使うこと」などの7項目のうち5項目を満たすことがルールとされています。
2015年現在では北九州市とその周辺において約50店舗で焼うどんを提供しています。
数ある店の中から今回紹介するのは、小倉の繁華街、平和通付近にある「鉄板焼 沢」。
雑居ビルの一角にあるこじんまりとした店には、大きく長い鉄板があり、それを囲むようにカウンター席があります。
地元客に人気があるらしく、非常に活気がある雰囲気です。
混雑していたので、多少待ったのちに着席。
生ビールと焼うどんをオーダー。
こちらが「沢」の焼うどんです。
出来立てのアツアツ、醤油の香りが立ち上ってきて、食欲がもりもり湧いてきます。
口に含むと、しこしこのうどん、豚バラ肉と醤油の甘み、しんなりとした野菜が混ざり合って、とても美味しい!
箸とビールがどんどん進みます。
大満足の一品でした。
(なお、写真の上にタレが入った小皿が写っていますが、これは別のメニューに付いていたものです)
しかし、これだけで終わらないのが、鉄板焼屋さんの恐ろしいところ。
目の前でジュージューと焼いているので、他のお客さんが注文したものが美味しそうに見えて、ついつい注文してしまうのです。
そして追加注文したのが以下のメニュー。
タイラギ貝の鉄板焼。
あまり聞き慣れない名前ですが、関東以西に生息する貝のようです。
ホタテの貝柱のような食感で美味しいです。
タレにつけていただきます。
アスパラチーズ。
この店の人気メニューのようで、多くのお客さんが頼んでいました。
歯ごたえのあるアスパラとカリカリのチーズはビールのお供には最高です。
焼うどんだけでなく、様々な鉄板焼が楽しめるこの店。
北九州の夜、是非訪れていただきたい名店です。
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![]() | 価格:925円 |

|投稿:2015.05.25 | 最終更新:2019.02.13 |カテゴリ: 福岡県