勝浦タンタンメン(中華宮下@千葉県勝浦市)
港町が生んだ人気の激辛B級グルメ、勝浦タンタンメン
近年、B1グランプリで高い人気をキープし続けているB級グルメがあります。房総半島に位置する港町、勝浦市発祥の勝浦タンタンメンです。2014年度のB1グランプリでは第2位の成績を収め、関東で最も注目されているB級グルメと言っても過言ではないでしょう。
勝浦タンタンメンは1950年代、勝浦市にあった大衆食堂「江ざわ」で誕生しました。通常の担々麺を再現しようとしたところ、担々麺に必要な調味料、芝麻醤が入手できなかったため、独自の味になったそうです。熱々で辛いこのメニューが、寒い水仕事を終えた漁業関係者を中心に高い人気を集め、急速に勝浦市内に広まりました。現在では勝浦市を中心に、千葉県内の40店舗以上で提供されており、全国的な人気も先述したとおりです。
昔ながらの食堂、「中華宮下」で激旨ラージャーメンを
今回は勝浦市中心部に店を構える中華宮下を紹介します。昭和の香りがする外観ですが、中に入ると、壁に色々なポスターが貼ってあり、よりレトロな雰囲気を味わうことができます。
さて、この店では勝浦タンタンメンが「ラージャンメン」という名で提供されています。勿論、「ラージャンメン」を注文します。
さて、出てきました。
辛そう…!
というのが第一印象でした。
よく見る担々麺は赤いながらも、ゴマのマイルドさを感じさせる穏やかな色をしていましたが、勝浦タンタンメンは遊びのない赤!勝浦タンタンメンの特徴である、ラー油と唐辛子が前面に押し出されたビジュアルです。
恐る恐る口に運んでみると…意外にも優しさがある味!辛いことには辛いのですが、非常に旨味があります。スープのベースは醤油味。さらに、赤いスープの中には刻んだ玉ねぎが沈んでおり、そこから甘みが出ているようです。辛味と醤油味と甘味が混ざり合い、非常に奥深い味わいが生み出されているのですね。
中華麺をすすると、旨味のあるスープや玉ねぎが絡み、ついつい食が進んでしまいます。そして食べ終わってみると、汗が噴き出してきました。唐辛子パワーによって、新陳代謝が促進されたようです。
熱くて辛い、けれど優しくて深い味わいの名物タンタンメン。房総半島をお越しの際には、是非お試しください。
各種情報
熱血!!勝浦タンタンメン船団 : 勝浦タンタンメンについて知るならコチラ!
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|投稿:2015.09.04 | 最終更新:2018.08.22 |カテゴリ: 千葉県