浪漫八橋を巡り、山村風景に癒されよう!(愛媛県大洲市)
四国の山村に点在する屋根付橋を巡ろう
以前、当ブログでは富山県の屋根付橋を紹介しましたが、全国的にも珍しい屋根付橋が数多く架かる地域があります。
それが愛媛県南予地方にある、大洲市河辺地区(合併前は河辺村)。河辺は、大洲市の山奥から流れる肱川の支流を、奥へ奥へ遡ったところにあるひっそりとした山村。狭い谷には猫の額ほどの田畑が点在し、そこを縫うように河辺川が流れています。
それが愛媛県南予地方にある、大洲市河辺地区(合併前は河辺村)。河辺は、大洲市の山奥から流れる肱川の支流を、奥へ奥へ遡ったところにあるひっそりとした山村。狭い谷には猫の額ほどの田畑が点在し、そこを縫うように河辺川が流れています。
そんな美しい山村風景が広がっているのですが、河辺でしか見られない風景が、小川を跨ぐ屋根付橋。河辺には復元されたものを含めて8つの屋根付橋が現存し、まとめて「浪漫八橋」と呼ばれています。さて、8つのうち、特に素晴らしい3つをご覧いただきましょう。
三嶋神社の参道、三嶋橋
「浪漫八橋」の一つ、三嶋橋。朝日を浴びてきらめく小川、サワサワと揺れる緑の稲穂、深い森、木造の屋根付橋。なんとも絵になる風景です。
この橋は大正12年に架けられたもの。三嶋神社への参道にあたり、神に敬意を表して屋根を付けたと言われています。完成当時は屋根も木造でしたが、耐久性の関係から、近年トタンに張り替えられました。
居心地の良さがたまらない!村人の憩いの場、帯江橋
三嶋橋から県道を上流に進むと、帯江橋が現れます。この橋は昭和27年に架けられ、農機具の保管場所、村人の憩いの場として親しまれています。
渡ってみると感じる、この居心地の良さ!川のせせらぎとそよ風を独り占めできるだけでなく、ベンチやハンモックまで据え付けられています。一日中昼寝をしたり、読書をしたりしたい、素晴らしい空間です。
神々しさすら感じる浪漫八橋のラスボス、御幸の橋
帯江橋からさらに上流に進むと、真打の登場です。
御幸の橋です。安永2年(1773年)創建と、この地域でも群を抜いて歴史があり、日本百名橋にも選定されています。天神社の参道に架けられたもので、周囲の雰囲気と相まって、神々しさすら感じます。残念ながら、初代は洪水で流失してしまい、現存しているのは明治時代に再建された2代目ということになります。ケヤキの木で造られており、釘は一本も使われていないそうです。前出の2橋と比べ、規模は小さいのですが、何だか凄みを感じました。
今回は3橋のみの紹介となりましたが、他にも魅力的な屋根付橋と出会うことができます。全国的には無名ですが、密かなブームになりつつある「何だか良いトコロ」。田舎の風景に囲まれながら、のんびりしたい人には是非オススメしたいスポットです。
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|投稿:2015.09.28 | 最終更新:2018.08.09 |カテゴリ: 愛媛県