旅行記 8月のベトナム 【3-4】猛暑のホイアン徘徊中
8月14日(木) |
いよいよ本日のメインディッシュ、ホイアンへ。ホイアンの街並みは、ベトナムにある8つの世界遺産のうちの一つ。
古くから貿易港として栄えたホイアン。様々な国の建築様式が融合した街並みが特徴…らしい。とにかく楽しみだ。
我々の逸る気持ちを代弁するかのように、タクシーは猛スピードで進む。その中で、我々は早くも爆睡。
10:50
五行山から約40分でホイアンに到着。夜には再びダナンに戻り、そこから今夜の宿泊地、ハノイを目指さなければならないから、我々に与えられたホイアンでの時間は7時間余り。さあ、スピーディーに楽しみつくすぞ!
まずは古い街並みが残る旧市街へ向かう。田舎に来たせいか、混沌としつつもノンビリとした雰囲気で、歩きやすい。
ホイアン随一の観光スポット、来遠橋。別名を「日本橋」と言い、その名のとおり、日本人が架けた橋だとされている。16世紀、当時の日本人街と中国人街を結んでいたそうである。
ベトナムを代表する名所でもあり、2万ドン札に印刷されているのがこの橋だ。
それもそのはず。橋の内部には祠があり、寺院としての役割も果たしているのだ。
12:00
来遠橋の袂に屋台があったので、ホイアン名物の1つカオ・ラウを食す。米麺を使った料理で、なんと伊勢うどんがルーツであるようだ。17世紀に伊勢の商人が持ち込んだ伊勢うどんが、現地で広まったとか…。
甘辛いタレが絡まった汁なし麺。チャーシュー、香草との相性も抜群で、本家伊勢うどんよりも遥かに美味かった。是非とも、フォーに続いて日本に進出して欲しい味である。
昼食後も引き続き、ホイアンの街並みを巡る。
伝統的な街並みを構成する家々は、観光用に開放されており、入場料を払えば、内部を見学することができる。上の写真は、約200年前に建てられた貿易商人の家、馮興家(フーンフンの家)。
中はこんな感じ。ベトナム、中国そして日本の建築様式が混ざり合い、独特な造りをしている。
当然ながら冷房などは設置されておらず、とにかく暑い。見学しつつ、随所に置いてある扇風機の前で一呼吸置き、なんとか耐える。
どこの古民家か忘れてしまったが、唐突に振る舞われたホワイトローズ。米粉で作られたワンタンのようなもので、これもまたホイアン名物である。見た目が白いバラのよう、というのが名前の由来のようだ。
昼食の残りを振る舞われたような雰囲気だったが、しっかりとお代を取られた…。
はてな…。
貿易陶磁博物館(海のシルクロード博物館)。古民家がそのまま博物館になっており、貿易時代の様子を知ることができる。日本との貿易も盛んであったからか、日本に関する物も展示されていた。
博物館も古民家なので、当然暑い。僅かなそよ風を求め、窓際でうなだれ、ボーっとホイアンの街並みを眺める。独特な郷愁感が漂う、素敵な街並みだと思う。
「カオ・ラウ」を食べた後辺りから、淡々とした文章になってしまっているかもしれないが、実際にこの時は相当テンションが低かった。寝不足に加え、経験したことのない暑さと湿気にやられ、体を引きずるように観光していた気がする。買っておいたペットボトルの水も底を尽き、今思い返してみると、熱中症一歩手前だったのかもしれない。
13:45
これではいけない。
本能がそうさせたのかは分からないが、我々はとあるカフェに入店していた。
うおおおおおおおおおおおお!!
生き返るぅぅぅぅぅぅ!!
水だ!!
トロピカルなジュースだ!!
アルコールは入っていないが、テーブルの上は大宴会状態。
ちなみにこちらは、ホイアン名物の揚げワンタン。
「カオ・ラウ」、「ホワイトローズ」そして「揚げワンタン」。以上の3つがホイアン三大名物として知られている。他の地方ではなかなかお目にかかれないそうなので、ホイアンを訪れた際には、是非食べていただきたい。
揚げワンタンはビールによく合いそうだったが、今の体調でアルコールを摂取するとフラフラになってしまいそうだったので、自重した。何はともあれ、元気は取り戻せた気がする。さて、気合いを入れて後半戦だ!!
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|投稿:2016.01.22 | 最終更新:2019.02.17 |カテゴリ: 旅行記