旅行記 8月のベトナム 【4-2】ハロン湾でシーカヤック
8月15日(金) |
「海の桂林」、ハロン湾
13:30
昼食も一段落し、甲板に出てみると、船はハロン湾の核心部へと入ってきているようだった。「海の桂林」という呼び名のとおり、中国の桂林を彷彿させる、急峻な岩山がニョキニョキと海面から生えている。石灰岩台地が沈降し、海の浸食を受けた結果、このような地形になったとされている。
一大観光地ともなると、観光客を狙った商売人も増えるものだ。しかし、遊覧船に小舟を横付けして果物を売る商人には度肝を抜かれた。
南国系のフルーツが多数。欧米からの観光客が買い求めていた。
進めば進むほどに、広がりを見せるハロン湾。ニョキニョキ島たちが、永遠にどこまでも広がっていそうな、そんな光景。天気が曇っているのが残念だが、これはこれで神秘的か。
一旦遊覧船は海上に据え付けらえた船着き場に停泊。
ハロン湾をシーカヤックで巡る
ここからはシーカヤックに乗り換え、ハロン湾へと漕ぎ出す!!有料のオプションで、参加しない人は船上で帰りを待つことになるのだが、これは参加するしかないだろう。
まずは、シャド丸君とガッツ君がカヤックに乗り込み、おっかなびっくり出航していく。余った私はどうしたかというと…。
一人旅のオーストラリア人女性と2人で漕ぎ出した。
カヤックは漕ぎ手の2人のチームワークが試されるもの。今回一緒に旅行した3人の中でも、最も英語力に劣る私。四苦八苦しながらも、なんとか半分くらいは意思疎通ができた。
岩の根元に穴が!「Let's go to the tunnel!!」と中学1年生並の英語とパドルを操り、穴の方へ。
なんと、穴は天然のトンネルで、その向こうには巨大な空間が広がっていた!!その空間は、四方を完全に岩山で囲まれた円形のもので、外界との唯一の出口が、我々が潜ってきたトンネル。これは凄い…!!感動を率直に伝える語彙力も持ち合わせていないので、ただ「Amazing!!」と繰り返す。
これはカヤックのオプションを追加して正解だったというものだ。
シャド丸君とガッツ君のご満悦の様子。小さな箱庭のような海を、思い思いに漕いで回った。
なお、このような岩のトンネルや箱庭は、他にもあり、興奮の連続であった。
遊覧船に戻る時刻が迫ってきたので、船着き場へと急ぐ。万が一、集合時刻に遅れた場合は、容赦なく置いて行かれるのであろうか…。
なお、写真の右側に縦長の三角形の亀裂が見えるが、勿論そこをくぐり抜けて帰った。1時間ほどであったが、絶景の連続で、良い経験が出来たと思う。漕ぎ方が下手くそだったのか、海水がカヤックの中に入り、パンツまでびしょ濡れになってしまった。
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|投稿:2016.02.22 | 最終更新:2019.02.17 |カテゴリ: 旅行記