立雲峡は竹田城の雲海を眺めるベストスポット!11月の早朝に行ってみた!(兵庫県朝来市)
今や国内でも有数の観光地となった竹田城。 標高353メートルの古城山の山頂に建てられた山城で、その姿から「天空の城」、「日本のマチュピチュ」と呼ばれています。
竹田城と言えば、上の写真のような雲海!
あたり一面に広がる雲海。雲海の只中に、島のように浮かぶ山城。そんな幻想的な写真を、SNSや本などで見て、感動された方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「雲海に浮かぶ竹田城」を特等席から見ることができるスポット、立雲峡について紹介します。
筆者は雲海が最も発生しやすいと言われる晩秋、11月に行ってきました。11月の休日の様子をお伝えしたいと思うので、その時期に行かれる方の参考になれば幸いです。
■この記事の目次
1.竹田城の雲海を見るなら、竹田城の対岸にある立雲峡がベスト!
2.一番雲海が発生する時期は、11月~12月の早朝
3.11月の休日 立雲峡の駐車場は早朝から満車!
4.駐車場から展望台までは暗闇の中の登山
5.感動!雲海に浮かぶ竹田城
6.立雲峡へのアクセス
1.竹田城の雲海を見るなら、竹田城の対岸にある立雲峡がベスト!
2.一番雲海が発生する時期は、11月~12月の早朝
3.11月の休日 立雲峡の駐車場は早朝から満車!
4.駐車場から展望台までは暗闇の中の登山
5.感動!雲海に浮かぶ竹田城
6.立雲峡へのアクセス
竹田城の雲海を見るなら、竹田城の対岸にある立雲峡がベスト!
様々なメディアでよく目にする、雲海に浮かぶ竹田城の写真。このアングルの写真は、当然ながら竹田城からは撮影することができません。これらの写真はどこから撮影されたものなのでしょうか。
それが今回紹介する立雲峡なのです。
立雲峡は、竹田城から約1.8kmの場所にあります。間を流れる円山川から発生する川霧が、雲海となり、谷全体に覆いつくすのです。竹田城と川を挟んだ対岸に位置する立雲峡は、「雲海の竹田城」を眺めるためのベストスポットと行っても過言ではないでしょう。
一番雲海が発生する時期は、11月~12月の早朝
自然現象であるため、いつ行っても雲海が見られるわけではありません。なるべく雲海の発生率が高い時期を狙って訪れるのが、雲海を見るためのベストな方法と言えるでしょう。
雲海の発生率が最も高い時期は、晩秋、11月下旬から12月上旬の早朝。
また、晴れていること、朝方と日中の気温差が大きいことなどが雲海発生率が高い条件となっています。
この時期の日の出の時間は6時30分から7時くらい。早朝からの行動が必要となってきます。日の出の時刻は、「日の出日の入りマップ」というサイトを使用するとよいでしょう。
【参考】日の出日の入りマップ
11月の休日 立雲峡の駐車場は早朝から満車!
僕が立雲峡を訪れたのは、2018年11月の日曜日。雲海ベストシーズンの休日ということで、日の出よりも1時間30分程早く駐車場に着くように出発しました。
※この写真は帰り道に撮影したものです。実際はもっと真っ暗です。
5:05
かなり早い到着したつもりだったのですが、駐車場には入れず!なんと暗いうちから誘導員の方が何人も立っていて、道路上に斜めに駐車するように指示されました。指示に従い、片側車線を塞ぐようにして駐車しました。
駐車場には停められませんでしたが、なんとか駐車場歩いて5分の場所に車を停めることができました。
※この写真は帰り道に撮影したものです。実際はもっと真っ暗です。
なお、駐車場は割と広いのですが、既に満車となっていました。5時に来てもダメとは…。
駐車場から展望台までは暗闇の中の登山
※この写真は帰り道に撮影したものです。実際はもっと真っ暗です。
駐車場から展望台までは、このような山道を登ります。竹田城を望む第1展望台までは約50分の道程です。なお、途中に第2、3展望台がありますが、狭くて落ち着いて景色を眺められないので、第1展望台まで一気に登ってしまいましょう。
なお、展望台までの道は、基本的に舗装がされていない登山道です。足元が悪い場所もあるので、歩きやすい靴で臨む必要があります。
また、街灯はないため、懐中電灯などの灯りも必須ですね。
なお、2つ上の写真は人が少ない所を狙って撮影しましたが、実際にはこんな場面に何回か遭遇しました。かなり混み合っていますし、道幅も広くありません。歩くペースも人それぞれなので、譲り合いながら進みましょう。
感動!雲海に浮かぶ竹田城
5:41
日の出の約50分前に第1展望台に到着しました。第1展望台は結構広めの緩斜面ですが、既にかなり混雑していました。なんとか場所を確保します。
あとは、日の出を待つだけ!寒空の下、しばらくの辛抱です。
6:10
空がだんだんと明るくなってきました。谷間は真っ白な雲海で覆いつくされています!
今日は大当たりの予感…!
6:23
青空も見え始めました。そして山と山の間を流れる川のような雲海!
6:42
日の出時刻を過ぎ、周囲がすっかり明るくなりました。
相変わらず物凄い量の川霧が発生していて、竹田城を覆いつくさんばかり!
この位明るくなってくると、竹田城の石垣もハッキリと見えるようになってきましたね。そしてよーく見ると、石垣の上にも大勢の人たちが…。竹田城からの雲海を楽しんでいるのでしょう。
7:04
日の出時刻を過ぎると多くの人が帰り始めますが、しばらくは粘るのがおススメです。完全に太陽が昇りきり、雲海や城、山肌までもが明るく照らされて、それはそれは綺麗です。
早起きして、暗闇の中で山を登り、寒空の下で1時間以上待ち続けた苦労が報われた瞬間です。かなり堪えましたが、本当に良かった!
7:14
第1展望台の様子。こんな感じで、大勢の人が夢中でシャッターを切っていました。
なお、これは別の年の年末に撮影したものですが、この日は残念ながら雲海は出ていませんでした。ただ、雲海が無くてもとても綺麗な景色だと思いますよ。
立雲峡へのアクセス
車でのアクセス
■北近畿豊岡道または播但道の和田山ICから約10分
駐車場は約50台分ありますが、日の出の1時間半前には既に満車となっていました。雲海発生率が高い晩秋の休日は、かなり早い時間に到着しておくか、敢えて日の出後の遅い時間に訪れるのが良いと思います。
公共交通機関でのアクセス
■JR播但線の竹田駅より徒歩で50分
ただし、早朝の雲海の時間帯には、鉄道が動いていません。前日に朝来市内に宿泊し、タクシーでアクセスするのが現実的でしょう。
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|投稿:2016.03.30 | 最終更新:2019.10.22 |カテゴリ: 兵庫県