旅行記 9月のアイスランド【3-3】ゲイシール
2016年9月18日(日) |
世界を代表する間欠泉、ゲイシール
「ゴールデンサークルツアー」のトリはアイスランド、いや、世界を代表する間欠泉、ゲイシールだ。日本では、一部の温泉地で見られる間欠泉だが、世界的に見れば極めて珍しい物。アイスランド観光の目玉とも呼ぶべき場所なのだ。
14:00
ゲイシールに到着。辺り一面は硫黄の匂いが立ち込め、至る所から湯気が噴き出している。さながら地獄のようだ。歩道の脇を何気なく流れる小川も、踏み込んだらタダでは済まないだろう。
「Woooooooo!!」という歓声が聞こえ、ふと視線を移すと、垂直に湯気がもくもくと立ち上がっている。どうやら間欠泉が噴き上がったらしい。決定的瞬間を見逃してしまったわけであるが、ここの間欠泉は約10分おきに噴き上がる。次の噴出を待つことにしよう。
周辺には熱い熱い湯だまりが点在している。先ほど噴き上がった間欠泉ほど活発ではないが、それでもグツグツと煮え立っている。
「Woooooooo!!」再び主役が大噴出。
ちなみにこちらは「ストロックル」と呼ばれる間欠泉。元々は「大ゲイシール」と呼ばれる、70mも噴き上げるバケモノ間欠泉があったのだが、20世紀初めごろから活動が弱まってしまったそうだ。「大ゲイシール」を引き継ぐ形で、こちらの間欠泉群の“顔”となった「ストロックル」。噴き上げる高さは「大ゲイシール」の半分以下だが、コンスタントに噴き上げ、観光客たちの注目を集めている。
こちらが元祖「大ゲイシール」。長らく活動を休止していたが、2000年に発生した地震をきっかけに再び活動し始めたそうだ。噴出回数は1日3回程度と少ないが、何と60mの高さまで噴き上げるそうだ。今回の滞在では見られなかったが、その大迫力の姿を一度は見てみたいものだ。
そろそろ主役をじっくりと見ようと、「ストロックル」の前に移動。噴き出す瞬間に備え、カメラを連射モードにし、指をシャッターボタンに置いた状態で待つ。
しかし、いくら連射モードを使おうと、いつ噴き出すか分からない間欠泉を捉えるのは難しい。少しでも遅れると、湯気だけの写真になってしまう。何回か失敗をした末に撮れたのがこちら。
んん!?
湯が盛り上がってきた!!
ドシャァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
アアアアアアアアアアアアアア…。
いやはや、目の前で凄いものが見られた!興奮冷めやらぬままバスに戻り、名残惜しくもゲイシールを後にしたのである。
王道ツアーの終わり
シンクヴェトリル、グトルフォス、ゲイシールと、西部アイスランドの王道観光地を巡るツアー。絶景でお腹いっぱいになった乗客は、すっかり夢の中。私はというと、帰路の車窓も食い入るように眺めていた。こんな何気ない風景さえ、絵になるほど美しい。
15:50
レイキャビクの手前で小休止。こちらは牧場兼カフェ。道の駅やサービスエリアのないアイスランドでは、こういったさりげない場所が休憩ポイントとなるようだ。ノンビリと馬や猫と戯れながら、休憩のひと時。
なお、ちょうど我々が休憩していた頃、別のツアーバスが停車しており、それが日本のツアー会社によるものだった。シンクヴェトリルで出会った日本人ツアーとも違うようだ。意外と多くの日本人がこの国に来ているらしい。
レイキャビクへ向かう国道を走っていると、どこからか、長大なパイプラインが現れる。こちらは、熱水をレイキャビクに運搬するためのパイプだそうだ。パイプラインが細かく折れ曲がっているのは、鉄の伸縮を吸収するためだろうか?アラスカなど、寒冷地のパイプラインはそのような理由で曲がりくねっているが、ここも同様だろうか?
何やら、ガイドによる説明が行われてはいたが、筆者の英語力が乏しく、聞き取れなかった。
首都まではもうすぐであったが、相変わらず荒涼とした風景が続き、ところどころ大地から湯気が噴き出していた。
17:15
バスは夕暮れが迫るレイキャビクの中心街にあるGrayLine Iceland(本ツアーの催行会社)オフィスに到着。これにてツアーは終了だ。日本では見られないようなダイナミックな風景が連続し、大満足なツアーであった。スケジュール的にも無理がないし、アイスランド入門編として、最適なツアーなのではないだろうか。
なお、この後は昨日に引き続き、オーロラ鑑賞ツアーに参加予定。このツアーもまたGrayLine Icelandにより行われるので、そのままオフィスに立ち寄ってみる。
しかし、告げられたのは「天候不良により、ツアー中止」という残酷なお知らせ。オーロラ鑑賞は翌日以降に持ち越されることとなった…。
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|投稿:2017.05.01 | 最終更新:2019.02.18 |カテゴリ: 旅行記