日本三景・天橋立は様々な角度から楽しみたい!(京都府宮津市)
日本三景の一つ、天橋立。京都府北部の宮津市にある長さ約3.6kmの砂州で、その美しく、珍しい風景を見るため、毎年国内外から多くの観光客が訪れています。
▶2.天橋立ビューランドからの“飛龍観”
▶3.小天橋、大天橋を渡り、天橋立の地を踏みしめる
▶4.大内峠からの“一字観”
▶5.最後に

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そんな、今更説明するまでもない程、有名な天橋立ですが、展望スポットは複数箇所存在します。1ヶ所のみ訪れる方も多いと思いますが、それでは勿体ない!今回は、天橋立を楽しむことができる代表的なスポットを4ヶ所紹介します。
■目次
▶1.傘松公園からの“斜め一文字”▶2.天橋立ビューランドからの“飛龍観”
▶3.小天橋、大天橋を渡り、天橋立の地を踏みしめる
▶4.大内峠からの“一字観”
▶5.最後に
1.傘松公園からの“斜め一文字”
天橋立の北側にある傘松公園。天橋立を展望するための定番スポットの一つで、ここからの景色は「斜め一文字」と呼ばれています。
その名の通り、海を斜めに横切る天橋立を眺めることができます。砂州の細長さや奥行きを感じることができ、非常に写真映えする角度から撮れるのが、この展望台だと思います。
前屈姿勢で、股の間から眺める“股覗き”はこの公園が発祥だと言われています。
傘松公園へは、麓からケーブルカーまたはリフトでアクセスすることになります。ケーブルカーは15分おきでの運行。リフトは、ケーブルカーよりも営業時間が短いので注意が必要です。
駐車場は、国道沿いに有料のものがいくつかあります。鉄道の駅が遠いため、公共交通機関を利用して訪問する場合は、バスを利用しなくてはなりません。
国道をそのまま北上すると、舟屋で有名な伊根町があります。伊根の舟屋とセットで訪問するのも良いですね。
2.天橋立ビューランドからの“飛龍観”
天橋立の南側にある天橋立ビューランド。傘松公園と並ぶ定番スポットの一つで、「飛龍観」と呼ばれる景色を眺めることができます。
長い砂州がこちらに向かって伸びてきている様は、龍が長い首をもたげて、地上に降りてきている姿に見えます。その景色を“股覗き”して眺めると、天地が逆転し、龍が天へと飛んでいくように見えることから「飛龍観」と呼ばれるようになったそうです。
傘松公園よりも砂州が近くに見えるため、より迫力のある風景になっていると思います。
天橋立ビューランドへは、リフトまたはモノレールで登ることができます。モノレールは20分おきに運行されています・
駐車場は麓にある天橋立駅周辺に、有料のものがいくつか点在します。また、京都丹後鉄道の天橋立駅が近いため、車以外でも比較的訪れやすいと言えるでしょう。
3.小天橋、大天橋を渡り、天橋立の地を踏みしめる
せっかく天橋立まで来たのであれば、遠くから眺めるだけでなく、砂州の上を歩きたいもの。
砂州の南側は本土と繋がっていないため、小天橋、大天橋という2つの橋を渡って天橋立へとアプローチします。橋の間はとても狭く、川のようですが、海です。
2つの橋のうち小天橋は、船が往来できるよう、橋自体が動く構造になっているようです(参考動画)。一度動くところを見てみたいものですね。
砂州の上は松並木になっており、歩行者と自転車専用!気持ち良く歩くことができます。3.6kmの砂州をゆっくり歩いて対岸の傘松公園を目指すのも良し、レンタサイクルを借りて颯爽と走り回っても良いと思います。
砂州へのアプローチは、天橋立ビューランドと同様、天橋立駅やその周辺の駐車場からとなります。
4.大内峠からの“一字観”
これまで紹介してきた3ヶ所よりも知名度は低いですが、是非お奨めしたいスポットがあります。天橋立の西側、与謝野町の大内峠一字観公園から眺める「一字観」です。
その名のとおり、横一文字になった砂州を見ることができます。縦の角度から見ることが多い天橋立ですが、この角度から眺めるのは新鮮な気分ですね。ここまでやって来る観光客はとても少ないため、落ち着いて景色を楽しむことができます。
大内峠に至る道は、どの道も整備状態が良好とは言えません。特に府道651号線を与謝野町側から登る場合は、短い区間ながら、ガードレールのない細い道を進む必要があるので、運転に自信がない方は避けた方が無難でしょう。
5.最後に
如何だったでしょうか。天橋立と言っても、楽しむ場所、楽しみ方は様々です。色々な角度から眺め、お気に入りの展望台を見つける旅というのも良いと思いますよ。
各種情報
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|投稿:2017.09.05 | 最終更新:2019.01.27 |カテゴリ: 京都府