旅行記 7月の天売・焼尻 【2-3】焼尻島の「島っ子食堂」でサフォークを食らう
7月7日(金) |
焼尻島散策④ ~断崖絶壁が続く西海岸~
10:50
焼尻島の西端、鷹の巣園地。スタート地点である焼尻港は島の東端にあるため、ここが焼尻島散策の折り返し地点ということになる。
ゆるゆると登ってきた南海岸とは一転、西海岸を進む道は一気に下ってゆく。短距離で海岸付近まで下るため、かなりの急勾配だ。正に海へと飛び込んでいくような道だ。
もしも自転車で散策する場合、登りの場合も下りの場合も、この坂は難関となるだろう。
なお、天候や大気の条件が良ければ、北の方角に利尻島の姿を観ることができるのだそうだ。
焼尻島散策⑤ ~漁村風景が続く北海岸~
11:10
鷹の巣園地から一気に下り、焼尻島の北海岸へ。ここからは久々に人の住むエリア。比較的平坦な海岸に沿って、人家が点在する。
道道も2車線になり、歩道も完備され、一気に立派な造りに!
焼尻港に着くまでの約3km、このような長閑な風景が続く。所々、戸口がベニヤ板で打ち付けられた家や、今にも倒壊しそうな廃屋も見かけたものの、キチンと手入れされた家が目立つ。
雄大な自然が広がる南海岸とは対照的に、生活感のある漁村の風景が味わえる北海岸。この雰囲気もまた離島らしくて良い。
11:50
焼尻港の一歩手前に島で唯一の小学校と中学校、そしてこれまた島内唯一の信号がある。「島内の信号機は小中学校の前のみ」、これも「離島あるある」だ。
今日は平日。授業が行われているはずなので、怪しい大人はとっとと退散する。
学校の向かいにはグラウンド。日本海に面した美しいグラウンドだ。使う生徒が少ないからか、トラックの中にはタンポポが咲き乱れているが、そんなところも含めてとても美しい。
12:00
小中学校を過ぎると一旦家並みは途切れ、上り坂を迎える。坂の頂上から振り返ると、点々とする人家、漁港、そして背後には天売島。
ここからは焼尻港に向けて急な坂道を下るだけだ。
焼尻島名物のサフォーク焼肉
12:15
島を歩いて一周し、焼尻港に戻ってきた。焼尻島一周。距離にして約12km、時間にして3時間半。景色が素晴らしかったので、歩いている時には気づかなかったが、意外と疲れた。
腹も減ったし、丁度良い時間なので昼食としよう。
港の隣にある「島っ子食堂」。軒下にざっくばらんに置かれた座席を陣取る。うに丼、いくら丼や塩もずくラーメンなど、メニューには海の幸が並ぶが、お目当ては魚介類ではない。
焼尻島名物、サフォークである。
焼尻のサフォークと言えば、そのほとんどがフレンチレストランに出荷され、島民ですらほとんど口にすることができないという高級品。そんな幻の食材を贅沢にも網焼きでいただくことができるのだ。
焼尻のサフォークと言えば、そのほとんどがフレンチレストランに出荷され、島民ですらほとんど口にすることができないという高級品。そんな幻の食材を贅沢にも網焼きでいただくことができるのだ。
厚切りのサフォークに玉ねぎ、ピーマン、ご飯が付いて2,500円。決して安い値段ではないが、焼尻に来たからには是非とも奮発したい。
網で焼いたサフォークを塩コショウでいただく。シンプルな味付け故、肉の味が良く分かる。これは美味しい!臭みがなく、柔らかく、ヘルシー!
午前中の体調の悪さはどこへやら、美味い肉をあっという間に平らげてしまった。ごちそうさま!
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|投稿:2017.09.21 | 最終更新:2019.03.07 |カテゴリ: 旅行記