旅行記 11月の宮古島【1-1】雨の宮古島をあてどなく彷徨う
2017年11月4日(土) |
ホテル共和の朝食バイキングにちょっと感動
天気予報は見事に的中し、弱い雨交じりの強風が吹き荒れる宮古島の2日目(昨日は到着が夜なので、実質的には初日)。「多少雨が降っても、海に入ってしまえば同じ」などと呑気なことを考えていたが、波も高いようで、素人の遊泳は控えた方が良さそうな状況だ。
昨晩から2連泊することになっているホテル共和。平良港近くにあるビジネスホテルで、繁華街に近い割には閑静な場所にあり、とても過ごしやすい。設備は多少古びているものの、リーズナブルで良いホテルだと思う。
ビジネスホテルにしては、朝食のバイキングの品数が多いのも嬉しい。しかも、ゴーヤチャンプルーやゴーヤの和え物など、しっかりご当地色も出してくれている。さらに!さらに!連泊者のことを配慮し、翌朝のバイキングはメニューが若干変わっていたのだ。
小さなことに感激しつつ、朝からモリモリといただいた。
雨の中、とりあえず宮古島を彷徨ってみる
7:30
依然として天気は残念な感じであるが、ホテルに引きこもっているわけにもいかない。レンタカーに乗り込み、とりあえず出発することにした。この悪天候の中、宮古島を楽しむことはできるのだろうか?
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
8:00
まず向かった先は「東洋一美しい」というビーチ、与那覇前浜。島内一の人気を誇り、宮古島を訪れた者は必ず訪れるビーチなのだが…。
ご覧の有様である。まるでこの世の終わりのような灰色の空。寒々しい色の海。人っ子一人いない砂浜。吹き荒れる突風と、容赦なく体を打つ雨粒。寒い…そして痛い。
対岸に見えるのが来間島で、写真にも写っている来間大橋を介して宮古島と繋がっている。来間大橋は絶好のドライブルートとして有名であるが、今日はどうだろうか。
今日はこうであった。一応走ってみたけれど、風でハンドルが取られて恐ろしいですな…。
来間大橋の近くの交差点に立っていた「宮古島まもる君」。宮古島ではお馴染みの警察官型人形で、宮古島や隣接する伊良部島の交差点などで19体(2016年現在)が勤務している。今や宮古島のマスコット的存在でもあり、土産屋で「まもる君」グッズが多数売られる程だ。
9:30
市内のファミリーマートに立ち寄ったところ、ご当地飲料があったので、即購入。宮古島市にある元気生活株式会社が出している元気カフェ!他にも同社が出している飲料が並んでいたので、次は別の商品を試してみよう。
また、沖縄限定のおにぎりも見つけてしまったので、併せて買ってしまった。朝食後であったが、美味しくいただく。旅行先のコンビニは地域限定商品があったりして、意外と楽しい。
おにぎりを食べながら、今後の行程について作戦会議。結果、この天気でこれ以上ビーチを訪れても仕方ないので、午前中は“雨でもそこそこ見映えがするスポット”を巡ることにした。
(写真にカーソルを合わせると、現在地が表示されます)
10:00
…というわけで向かったのは、宮古島北部にある島尻のマングローブ林。ここなら天気が悪くてもそこそこ楽しめるはず!
川や湿地の上に木道が架けられており、手軽にマングローブ林を観察することができる。木道から川を眺めていると、何となくアマゾンの奥地のジャングルのような雰囲気がしないでもない(気のせいか…)。
もう少し潮が引いていれば、マングローブ林を住処とするカニやハゼなどの生物を観察することができるようだ。
10:15
島尻のマングローブ林から程近い所にある宮古島海中公園。その名の通り、海中に設置された部屋から海の中の様子が見ることができる施設だ。
海に入らずにお魚観察ができるのだから、今日のような悪天候の日にはうってつけだろう。…なんて考えながら受付に行くと…。
「本日は波が荒く、海底の砂が撒き上げられ、海の中の様子はほとんど見えませんがよろしいですか?」
よろしいわけがない!!!!撤収!!!!
受付の横にあった水槽の中のチンアナゴ君だけが、傷心の我々を癒してくれたのであった。この天気の中、本当にどこに行こうか…?
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|投稿:2017.11.28 | 最終更新:2019.02.27 |カテゴリ: 旅行記