旅行記 11月の宮古島 【2-4】伊良部島&下地島周遊ドライブ②
2017年11月5日(日) |
下地島で海と池の青さを感じる
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伊良部島の北海岸の景勝地を満喫しながら、島の西部、佐和田の浜までやってきた我々。佐和田の浜から西へ向かうと、短い橋を渡り下地島に入る。2つの島を分かつのは川と見間違えるほどの細い海峡なので、別の島に入ったという実感は薄い。
下地島に入るとすぐに下地島空港が現れる。下地島空港は日本で唯一のパイロット訓練専用空港だ。1994年に那覇空港とを結ぶ便が廃止となった以降は、専ら離着陸の訓練を行う空港として機能している。
物々しいフェンスに囲まれた空港の脇を恐る恐る進んでゆく。この先に是非とも行ってみたかった場所があるのだ。
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15:00
それがこちら、「下地島空港17エンド」と呼ばれる場所!
美しいグラデーションの海に向かって突き出しているのは、下地島空港離着陸用の進入灯が設置された桟橋。これだけでも十分に美しいのだが、運が良ければ着陸してくる飛行機を至近距離から拝むことができるそうだ。まさに自然と人工物が織り成す絶景というわけだ。
なお、「17エンド」というのは航空用語。詳しく説明すると長くなるので、ここでは割愛させていただく。
180度視線を移すと、フェンス越しに広大な下地島空港を眺めることができる。残念ながら本日は離着陸訓練はないようだ。
それにしても飛行機も“働く車”も人もいない空港というのは、見ていて不思議な感じだ。
こうして海や空港をボーっと眺めている間も、何人かの観光客がやってきては写真を撮り、去って行った。こちらも「三角点」と同様、SNSにより人気急上昇中のようだ。
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15:20
「下地島空港17エンド」と並ぶ下地島の人気観光スポットがこちら、「通り池」だ。こちらはSNS普及以前から人気であった由緒ある観光地。駐車場、トイレ、遊歩道が整備されており、お手軽に観光を楽しむことができる。
澄んだ群青色の水を湛える通り池。このような美しい池が双子のように2つ並んでいる。
さらにこの池、ただの池ではない。地中の洞穴を介して、海と繋がっているのだ。
通り池と海の位置関係は上の航空写真のとおりだ。
元々、ここには鍾乳洞があったのだが、天井が崩落して大きな窪みができた。その窪みに海水が流れ込み、現在の通り池が形成されたのだと言われている。
世界的に見ても珍しい地形で、学術的に非常に価値があるだけではなく、ダイビングスポットとしても人気が高い。ただし、洞穴のダイビングは難易度が高いため、上級者向けと言われている。
ボリュームのある夕食が人気!民宿まるよし
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今夜の宿は、伊良部島の人気宿、民宿まるよしだ。食堂が併設されており、ボリュームのある沖縄料理が人気の宿である。
余談であるが、この日の午後あたりから私は体調を崩しており、チェックイン直後に寝込んでしまった。長時間の移動、雨の中の観光、急に晴れたことによる日射病、波打ち際での水遊び……。原因はよく分かっていないが、高熱が出て、布団の中でうなされていた。嫁が遠く離れた商店まで歩いて行き、ポカリスエットを買ってきてくれた。ありがたいやら申し訳ないやら…。
食欲はそこまで落ちていなかったので、併設された食堂でまるよしご自慢の料理をいただく。さすがにお酒は自粛。宮古旅行最後の夜は、さんぴん茶で乾杯ということになってしまった…(涙)
きっとお酒が進んだであろう、まるよしの料理の数々。
左上から時計回りに、フーチャンプルー、ゴーヤと鶏肉のサラダ、アーサーチャーハン、にがなとマグロの酢味噌和え。
料理はとても優しいお味で、どれも体に良さそうだった。全身がだるく、ヘロヘロ状態であったが完食!
ちなみにその夜、熱はピークに達し、「うーうー」と唸りながら苦しい夜を過ごしたのであった。無理が祟ったかな。人間、三十を過ぎればもう若くはないということだ…。
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|投稿:2017.12.20 | 最終更新:2019.02.27 |カテゴリ: 旅行記