冒険心をくすぐられる景勝地、巌門(石川県志賀町)
能登金剛を代表する景勝地、巌門
日本海に向かってニョッキリと伸びる能登半島。半島の西海岸にあたる石川県志賀町には、風光明媚な景勝地が数多く存在しています。この一帯は、北朝鮮の有名な景勝地である金剛山に因み、「能登金剛」と名付けられています。
カルスト地形の岬として有名な「関野鼻」、映画『ゼロの焦点』の舞台として有名な「ヤセの断崖」、美しい砂浜がある「増穂浦」など、「能登金剛」には魅力的な景勝地が目白押し。その中でも、今回紹介する「巌門」は特に人気のスポットです。
遊歩道を通って絶景を見に行こう!
能登半島を代表する景勝地だけあり、巌門には広大な駐車場(乗用車100台)が完備されています。
遊歩道もよく整備されており、多くの人が気軽に訪れることができます。ただ、海岸に下りたりする関係上、階段が少し多いので歩きやすい靴が必要だと思います。一本道ではないので、ご自身の体力に合わせてコース選びをすることも可能です。
遊歩道を進むと、このような美しい海岸に降り立つことができます。夏場の波が穏やかな時には磯遊びなどもできそうですね。
視線を上に移すと、険しい岩の上に生えた松林と遊歩道の橋。絵になりますねぇ。
その橋から同じ場所を見下ろすと、このような景色を観ることができます。高い場所から見ると、また印象がガラッと変わりますね。
磯の中にコンクリートで護岸された場所が見えますが、これは船着場。ここから遊覧船が出航しているようです。
巌門観光のハイライト、巌門洞窟と巌門
巌門観光の本番はここから。
「巌門洞窟」と示された道へと進みます。何やら道が地中へと延びているようですが…。
なんと遊歩道がそのまま洞窟の中へと続いているのです!事前知識がなかったので、この洞窟の出現には驚きました。天井が低いため、頭上に注意しつつ、先に進みます。
洞窟は短いのですぐに抜けてしまいますが、暗く狭いので冒険心がくすぐられます。洞窟を抜けるとさらなる驚きの場面が!
穴を抜けるとそこにも穴が…!!
巨大な岩に空けられた大きな穴。日本海の荒波によって長年かけて穿たれた自然の芸術品です。穴は、幅6メートル、高さ15メートル、長さ60メートルにも及ぶ大規模なもの。
こうして見ている間も、穴の中まで波が押し寄せては激しく岩肌を洗っており、自然の力強さを感じることができました。
遊覧船から巌門を眺めることも!
巌門やその周辺の海岸を巡る遊覧船も運航されています。冬期間を除き、4隻の遊覧船が随時運航されており、20分間のクルーズを楽しむことができます。海上からこの海岸美を見るのも良いのではないでしょうか。
料金や営業時間等は能登金剛遊覧船のホームページをご覧ください。
各種情報
志賀町観光協会 : 志賀町で海の絶景を心行くまで楽しもう。
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|投稿:2018.01.16 | 最終更新:2019.01.17 |カテゴリ: 石川県