夫婦の島旅~三河湾三島編~【1-3】日間賀島をお散歩(後編)
2018年1月6日(土) |
日間賀島の北海岸を行く
(画像にカーソルを合わせると、拡大します)
15:25
日間賀島の東端にある「ハイジのブランコ」を満喫した後は北海岸を通り、島の西端へと向かう。歩道になった防波堤の上を歩いてゆく。大分体が温まってきたせいか、潮風が気持ち良い。
なお、遥か向こうにノッポなビルが見えるが、あれは知多半島の南部にあるリゾート施設「ナポリタワー」。高さ111メートル、34階建て。他に高層ビルのないこの辺りでは、どこにいても目立つ存在だ。
そんな天高く聳えるナポリタワーに目を奪われながらも、我々はあくまで足下を捜索中。
あったあった!フグのマンホール!タコに続き、日間賀島のご当地マンホールを発見することができた。
西へ進むと、一際大きな港が見えてきた。日間賀島の北港である。約600隻もの漁船が出入りする日間賀島最大の港だ。
本数が少ないため、あまりメジャーではないが、日間賀島へは高速船だけでなくカーフェリーも就航している(篠島も同様)。カーフェリーは規模が小さな東・西港ではなく、北港を発着する。カーフェリーを利用すれば愛車を日間賀島に持ち込むことができるが、道が狭い島内は一部走行制限がある。車は本土に置いてきて、島内はレンタサイクルや徒歩で巡るのが無難だろう。
岸壁には大量の蛸壺が並べられていた。「さすがはタコの島!」といった光景だ。
沢山のタコたちが海底にばら撒かれた蛸壺に潜り込んでいく様子を想像すると可笑しい。そんなノホホンとした方法で、タコが捕れるもんなんだなぁと感心してしまった。
日間賀島西港近くで絶品天ぷらを
15:50
東西の長さが1kmにも及ぶ北港の岸壁に沿って歩き、ようやく島の西側に到着した。
旅館や土産屋などの高層建造物がビッシリと建ち並び、この一角だけ「別の島に来たんじゃないか?」と錯覚するほどの都会っぷり。ヤシの木が植えられており、どこかトロピカルな雰囲気さえ漂う。
ここが日間賀島の西の玄関口、西港だ。 多くの高速船が発着するのはここだし、島内の宿泊施設や土産屋の大半がここに集中しているし、師崎港から見えている高層建造物群はこの辺りだ。日間賀島としては西港を“表の玄関口”としているのだろう。
西港で船を下り、西港付近の宿泊施設でフグを堪能し、島内散策をしないまま、西港から帰る客もいるのかもしれない。それはとても勿体無いことであるが・・・。
せっかくなので、西港周辺を散策してみる。
まずは土産屋を物色。ここでは「たこ飯の素」を購入する。基本的に扱っている土産物は海産物がほとんどだ。
16:05
土産屋を出たところで、気になる店を発見。鄙びてはいるが、何となく美味しそうな雰囲気を醸し出す天ぷら屋。
我々は夕食前の腹ごなしに来たのであって、ここで買い食いしては・・・。なんていう葛藤もあったが、誘惑に負けて入店。
手前からタコ、エビ、フグの天ぷら。揚げてもらっている間に近くの土産屋にビールを買いに走り、準備は万端だ。
店内には薪ストーブがあり、それを囲むようにベンチが置かれている。天ぷらを肴にスーパードライをグビグビ。美味い…!たくさん歩いた後に飲むビールはまた格別だ!
天ぷらは揚げたてでサクサク!タコとエビはプリップリ。フグはフワフワとした身がまた美味い。甘さが際立つタレもまた絶品だ。夕方という微妙な時間ではあったが、こじんまりとした店内は満員状態であった。
三河湾に沈む夕日
16:15
思わぬところでごちそうにありつけ、大満足で店を後にする。あとは夕日を見て、宿に戻るだけだ。
…と、その前に気になるスポットを見つけたので立ち寄ってみる。
タコの形を模した日間賀島駐在所。イラストマップに書かれていたので、興味本位で寄ってみたところ、予想以上にタコっぽくて驚いた。鉢巻きに警察章があしらわれているのが憎いね。
16:30
南海岸沿いの道を歩いてホテルに戻る途中、振り返ると美しい夕焼け空が広がっていた。本日は2島合わせて10km近く歩いたが、その疲れも吹き飛ぶような美しさだ。立ち止まってしばしボーっと夕日を眺める。
美しい夕日を眺めた後は、美味しいフグを食べて、お酒を飲んで寝るだけ。新年早々こんな贅沢していて良いのかな…なんて思いながら、宿へのラストスパートをかけるのであった。
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|投稿:2018.02.14 | 最終更新:2019.01.16 |カテゴリ: 旅行記