カナディアンロッキードライブ【1-2】レンタカーでバンフへ
2017年8月9日(水) |
まずはカルガリーを脱出
12:30
カルガリー国際空港のエイビスレンタカーで車を借りて出発です。
ちなみにこちらのレンタカー、早くも日本と様子が違っていて驚くことの連続。
日本ではスタッフが車まで案内してくれるのですが、こちらではそれは無し。サービスカウンターで鍵と駐車場ナンバーのメモを受け取り、大量のレンタカーが停めてある立体駐車場の中から自分の車を探す必要があります。
また、日本では洗車されたピカピカの状態で車が渡されることがほとんどですが、こちらの車は砂埃だらけ!特には気にしないので良いのですが、いきなりお国柄の違いを感じました。
余談ですが、こちらの車は前面にナンバープレートが付いていないことが多いのですね。車を見た瞬間「あれ?ナンバーが付いていない!」と焦ったのですが、後ろ側にしっかり付いていました。
空港の立体駐車場を抜け、いよいよカナダの公道へ!郊外とは言え、100万人が住む大都市カルガリーでの運転。緊張します。
今回のドライブの最初にして最大の難関。それはカルガリー国際空港から出発して無事にハイウェイに乗れるかどうか!ハイウェイに乗りさえすれば、途中2ヶ所あるジャンクションで乗り間違えなければバンフまで行くことができます。
車にはカーナビも付いていなかったので、ハイウェイに乗る前に迷ってしまうとリカバリーが大変そうです…。
事前にGoogleマップやストリートビューを見て予習をしてきた甲斐もあり、何とかハイウェイに乗ることができました。
ハイウェイはゆったりとした三車線。追越車線はかなり流れが早いので、一番右側(日本とは逆)の走行車線をまったりと進みます。
車線だけでなく、ハンドルやウィンカーのレバーの位置も日本とは左右逆。慣れるまでは、常に意識しながら操作しました。
なお、ハイウェイには日本の高速道路のような目立つ案内板があります。また、ハイウェイ毎にナンバリングがされているため、あらかじめ通るハイウェイの番号を覚えておき、案内板に注意していれば、迷うことなく目的地のバンフまで辿り着けると思います。
カナダの国道1号線でカナディアンロッキーを目指す
12:55
いよいよ国道1号線に入ります。国道番号がカナダの国旗であるカエデになっているので分かりやすいですね。
あとは国道を真っ直ぐ西へ進むのみ!広大な農地の中をどこまでも伸びる直線道路!スケールが違います。
カナダのハイウェイの制限速度は一般的には110km。少しアクセルを踏み込むと、あっという間に超過してしまいそうなので、注意しながら進みます。
さもなければ、こうなります!!
至るところで覆面パトカーが目を光らせており、お縄についている方を何回か見かけました。
車窓に広がるのは呆れるほど広々とした牧草地。飼われているのは名産の肉牛であったり、時々馬がいたり…。
時々思い出したかのようにガソリンスタンドが併設されたドライブインが現れます。本当に「思い出したかのよう」な少なさなので、燃料や食料が少しでも心許ないと思ったら、すぐに立ち寄るのが良さそうです。
また、所々路側帯が広くなっている箇所があり、休憩することも可能です。ひたすら単調な道が続き、眠くなることもあると思いますが、そんな時は無理せず路側帯で休みましょう。
ただし、路側帯には車を停めるスペースとゴミ箱くらいしかないことが多いため、トイレや買い物など他に用がある場合はドライブイン等で済ませておきましょう。
13:40
カルガリー国際空港を出発して1時間余り。いよいよカナディアンロッキーの山々が見えてきました。
全体的に岩がちな、日本ではあまり見ないタイプの山々!右手には、カナディアンロッキーを源流とするボウ川がチラチラと見え隠れしています。
途中、河原に下りられるスポットがあったので立ち寄ってみました。この辺りはボウ川の幅が広くなっており、まるで湖のよう。背後の山々と合わせて、美しい景色となっています。
まさに、これから始まる絶景ドライブルートの序章といった感じの場所だと思います。
14:05
最初の目的地、バンフの手前にあるキャンモアという街でトイレ休憩。ハイウェイから下りてすぐの場所に休憩施設があります。売店や観光案内所も兼ねた「道の駅的な施設」です。
道路沿いや観光地の駐車場等にも公衆トイレが存在しますが、断然こういった休憩施設のトイレがおススメ!管理人が常駐しない施設の公衆トイレは、管理がずさんなことが多く、恐ろしく汚い場合があります(今回の旅行中も、何回かそういったトイレに出会ってしまい、トラウマになりそうな思いをしました…)。
カナディアンロッキー観光の拠点の街、バンフ
いよいよカナディアンロッキー観光の拠点の街であり、本日の宿があるバンフに到着します。
バンフに入る手前に有料道路の料金所のようなゲートがあります(上のストリートビューの場所)。ここから先はバンフ国立公園なので、入園料を払う必要があるのです。入園料を支払うことにより、入園許可書が交付されるので、それを車のフロントガラス内側に貼っておかなければなりません。
問題はこのゲート、手前で分離帯が現れ、ゲートをスルーして先に進む車線が現れるのです。私はそんなこともつゆ知らず、料金所を華麗にスルーしてしまいました。
14:50
大事なことを1つ忘れたままバンフに到着してしまいました。
周りを走る車、駐車場に停まっている車の全てに許可書らしきものが貼られているのを見て、失態に気が付きました。
このようにうっかり入園料を払わないままバンフまで来てしまった方にも、まだチャンスが残されています。観光案内所でも手続きが可能なのです。
なんとかバンフの観光案内所で入園許可書をいただくことができました。幸いにも2017年はカナダ建国150周年という節目の年であり、入園料は無料でした。無料とはいえ、ほとんどの車が貼っているのだから貼っておいた方が無難でしょう。
2017年は特別な年でしたが、通常は入園料がかかります。観光地などでは抜き打ち検査が行われており、許可書がない場合は罰金が科せられることもあります。観光案内所で買うことも可能ですが、トラブルを避けるためには料金所で購入しておくことをおススメします。
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|投稿:2018.04.02 | 最終更新:2019.03.11 |カテゴリ: 旅行記