カナディアンロッキードライブ【2-5】バンフでジビエバーガーを食らう
2017年8月10日(木) |
バンフへの帰り道
カナディアンロッキーでの観光1日目は、3つの湖と滝などの景勝地に立ち寄り、非常に内容が濃いものになりました。あとは、行きと同じルートを辿って宿があるバンフに戻るだけ。
15:31
「トランス・カナダ・ハイウェイ」を走っていたところ、峠で工事渋滞に巻き込まれてしまいました。どこでも快調に進むことが出来ていたカナダで渋滞に遭遇することになるとは…。
これがなかなか厄介な渋滞で、抜けるまで30分以上かかりました。
思わぬ渋滞で疲れてしまったので、州の境界にあるパーキングで小休止。
ブリティッシュコロンビア州から再びアルバータ州に戻ります。カナディアンロッキーは5つの国立公園に分かれており、我々が今回の旅で主に観光するバンフ国立公園とジャスパー国立公園はアルバータ州にあります。一方、本日訪れたタカカウ滝やエメラルド湖を擁するヨーホー国立公園やクートニィ国立公園、グレイシャー国立公園はブリティッシュコロンビア州側。ブリティッシュコロンビア州側は観光客が比較的少なく、ノンビリと巡ることができる穴場が数多く存在するようです。
アルバータ州側に下り、「トランス・カナダ・ハイウェイ」の旧道である「ボウ・バレー・パークウェイ」に入ります。
17:50
ボウ川を望むパーキングで休憩していると、貨物列車がやってきました。
このカナダ太平洋鉄道は、走る列車のほとんどが貨物列車。今回のドライブでも何回か走る姿を見ましたが、全部貨物列車でした。全長1kmはあるのではないかと思われる、長い長い貨物列車!さすがカナダはスケールが違いますねぇ。
このパーキングからは鉄道だけではなく、美しい山々を望むことができます。こちらはバンフ国立公園を代表する山、キャッスルマウンテン。確かにこの険しい岩峰は、西洋の古城を思わせる姿ですね。
しばし休憩し、再びバンフへ向けて南下を開始します。
18:20
「ボウ・バレー・パークウェイ」沿いに生々しく残る山火事跡。日本ではあまり見かけない光景ですね…。北米大陸では空気の乾燥、熱波などが原因により、日本よりも山火事の件数が遥かに多いそうです。
18:30
バンフの手前で動物の群れと遭遇!
調べてみると、ビッグホーンシープという、カナディアンロッキーでは比較的メジャーな動物のようです。名前から判断するとヒツジの仲間のようですが、実際にはウシ科の動物なのだそうです。
草食動物なのですが、角で突かれたら大変なので、遠くから望遠レンズで撮影。
ビッグホーンシープを見た後は、再び「トランス・カナダ・ハイウェイ」と合流し、一路バンフを目指します。
18:40
バンフの手前1kmくらいの場所にあるサービスエリアからの景色が良さそうなので、立ち寄ってみました。
山々と湖沼、森林が織り成す絶景です。すぐ近くに街があることが信じられない程ですね。左側に特徴的な形をした山がありますが、こちらはランドル山。カナディアンロッキーの中でもとりわけ愛されている山なのだそうです。
バンフのスポーツバーでジビエバーガーを食らう
19:20
ホテルに帰ってすぐに荷物を置き、夕食を食べるために出発します。
出発しようとしたところ、ホテルの目の前の芝生を走り回る小動物の姿が。
レイクルイーズでも見かけたコロンビアジリスですね。ここを根城にしているようで、付近には巣穴らしき穴が空いていました。こんな街中にも生息しているとは…。
目当ての店はホテルから1.5km程離れたダウンタウンに位置しています。バンフアベニューという大通りに沿って歩いて行きます。通り沿いにはリゾートホテルやレストラン、住宅が建ち並んでいます。
通りを歩く人々の中には、日本人観光客の姿もチラホラ。お盆休みにカナダで避暑をする方も多いようですね。
さすがにダウンタウンまで来ると人が多いです。オシャレなショップやレストラン、バーが並んでいます。買い物や食事をするならこのエリアが良いでしょう。
19:50
目当てのお店、「Elk and Oarsman Kitchen and Bar」に到着。昨夜と違って今回は予約なしでしたが、何とか座ることができました。
こちらのお店はスポーツバー。店内にはテレビモニターがたくさん設置されており、アメフトの試合が放映されていました。こういったカジュアルな雰囲気に惹かれて、こちらのお店を選択したわけです。
こちらの店の名物はジビエを使ったハンバーガー。
嫁がバイソン(ウシの一種)バーガー、私がエルク(シカの一種)バーガーをいただきました。どちらもクセがなく、美味しくいただきました。ビールにもよく合います。
付け合わせ(付け合わせながら、主役よりも量が多い…)についているポテトの山盛りは、カナダ名物のプーティン。フライドポテトにグレイビーソースとチーズがかかったファーストフードで、カナダのあらゆる場所で食べることができます。美味しいし、ビールのつまみにも最高なのですが、とても太りそうな一品ですな…。
21:15
さすがは緯度が高いカナダ。21時過ぎでもこの明るさです。出歩いている人も多く町はまだまだ賑やかですが、我々は明日の朝の出発が早いので、ホテルに戻ることにします。
道すがら、スーパーマーケットで明日の朝食を買いました。明日は早朝にバンフを出発し、カナディアンロッキーを南から北へと縦断してジャスパーを目指す予定です。
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|投稿:2018.04.30 | 最終更新:2019.01.15 |カテゴリ: 旅行記