カナディアンロッキードライブ【3-3】コロンビア大氷原観光 ~アサバスカ氷河(後編)~
2017年8月11日(金) |
アサバスカ氷河をヨチヨチ散歩
11:00
バスとエキサイティングな雪上車に乗り継ぎ、アサバスカ氷河に到着。
「危険なのでロープより外には出ないように!11:30に出発するからそれまでには雪上車に戻るように!」
ドライバーのお姉さんからの説明の後は自由時間。広々とした氷河に解き放たれ、思い思いに歩き始める乗客たち。
おおおおお、氷河だ!
氷河自体はアイスランド旅行の際に見たことがあったのですが、上に乗るのは初めての経験。
谷底いっぱいに広がった大氷原。スケールが大きいですなー。今立っているアサバスカ氷河だけでも十分に大きいのに、奥の稜線の先にはさらに広いコロンビア大氷原が広がっているのです。
クレバスなどの危険があるため立ち入れる区域はロープによって制限されていますが、それを感じさせないほどの雄大さ…。
複数のツアーが乗り入れてきているからか、雪上車も観光客も多いです。帰りに間違えて別の雪上車に乗ることがないよう、自身が乗ってきた雪上車の特徴とドライバーの顔を覚えておきましょう。
いざ氷上を歩き回ろうとしても、足下がよく滑るせいで思うように歩を進めることができません。たくさんの観光客がペンギンのようにヨチヨチと歩き回る様はなかなか滑稽です。
所々溶けた水が流れている箇所があり、跨ぐのも一苦労。滑って着水する可能性もあるため、靴を濡らしたくない人は大人しく遠回りしていました。
せっかくなので水路を乗り越え、氷河の上流の方に向かって進みます。
観光客が立ち入ることができる一番上部まで来ました。ここから先は立入禁止のロープが張られており、進むことができません。
人がいない氷河は格別ですなぁ(下流にはわんさか観光客がいるけど)。踏み荒らされていない白い大地に感動し、普段よりも多くシャッターを切りました。
上流からは透き通った水がシャバシャバと流れてきています。少しだけ口に含んでみると…ヒンヤリとして美味い!…気がする…。
多くの観光客が流れる水に触ってみたり、飲んでみたり、思い思いに楽しんでいました。
私はこの深みに手首を沈めてみましたが、あまりの冷たさに5秒ほどでギブアップ。
絶景を堪能したり、こんな風に馬鹿なことをしたり、30分間の氷河観光はあっという間に終わりに近づいてきました。
記念撮影用にカナダ国旗が置いてあったので、旗を掲げてパチリ!
せっかくなので、服装の説明をしておきましょう。
氷河観光は非常に冷えるため、上着があるとベター。私はトレッキングで使うレインウェアを着用していました。その下にフリース、半袖のTシャツを重ね着していました。氷河観光は冷えるので防寒対策が必要となりますが、その他の場所では半袖で過ごすことが多かったです。時間帯や場所によって体感気温が目まぐるしく変わるので、このようにすぐ着脱できるような格好で出かけるのが望ましいですね。
ひとしきり楽しんだところでタイムアップ。名残惜しみつつ雪上車に乗り込みます。
失礼な話、海外は時間にルーズ大らかな方々が多い印象を持っていたのですが、意外にも集合時間には全員が揃い、雪上車は時間きっかりにアサバスカ氷河を後にしました(あ、もしかしたら、集合時間に遅れて置いて行かれた客がいるかもしれないけど…)。
雪上車から観光バスに乗り換え、山を下って行きます。そのまま出発地点である「アイスフィールドセンター」へ…。
戻り…ません!!
バスは「アイスフィールドセンター」の手前で左折し、「アイスフィールド・パークウエイ」を北上し始めます。実はこのツアーの目的地はアサバスカ氷河の他にもう1つあったのです!
バスの行く先には驚きの絶景スポットが待っていたのです!
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|投稿:2018.05.17 | 最終更新:2019.11.09 |カテゴリ: 旅行記