カナディアンロッキードライブ【4-1】ペイトー湖
2017年8月12日(土) |
ロングドライブの幕開け
7:30
一晩お世話になったジャスパーのリゾートホテル「Sawridge Inn & Conference Centre」を後にします。
もう少し滞在したいくらい良い街でしたが、帰りの飛行機の関係上本日中にカルガリーまで戻らなくてはなりません。その距離400km以上。本日の行程は昨日まで走ってきた道をひたすら戻ること。道すがら、立ち寄り損ねた観光地に寄りながら進む予定です。
ホテルを出てみると、日は出ているもののうっすら雲がかかっており幻想的な雰囲気。
アイスフィールドパークウェイを南下します。やはり雲が立ち込めており、まだ夜明け前のような暗さ。昼間よりも動物の飛び出しに注意しつつ、マッタリと進みます。
今朝もまた8月とは思えないほどの極寒。暖房をつけ、車内を温めます。
急ぐ旅とは言っても先は長いので、景色が良い駐車帯を見つけては小まめに休憩をとります。車内が温まってくると、どうしても眠くなるんですよね。朝の冷気に触れ、大河を眺めながら体と気持ちを引き締めます。
嫁は助手席で爆睡中。
朝もやのアサバスカ氷河
9:00
昨日氷河観光で立ち寄ったアイスフィールドセンターにて休憩。沿線では数少ない、「充実した」休憩施設なので、こちらで朝食やトイレを済ませます。
上空にガスがかかっており、幻想的ではあるものの爽快感には欠ける天気ですね。アサバスカ氷河もぼやけてしまっています。
昨日に引き続き、朝食は巻き寿司。昨夜、ジャスパーのスーパーマーケットで買っておいたものです。
和食が恋しくなったわけではなく、単純に海外の寿司に興味があったので…。昨日の寿司は激辛でしたが、今日のものも謎のソースがかかっており、不思議な味でした。
カフェテリアでホットコーヒーを飲み、体を温めつつカフェインを摂取。氷河を眺めながらのコーヒータイム。何だかとても贅沢な朝を過ごしているような気がしますね。この時間はまだ観光客も疎らで、テラス席は独占状態でした。
アサバスカ氷河の麓に池があったので、車で観に行ってみました。アイスフィールドセンターの駐車場からすぐの距離です。
氷河が流れ込んでいるからなのか、ガスがかかった空を映しているからなのか、真っ白な水面。条件さえ揃えば、ウユニ塩湖のような鏡張りの景色が見えるかもしれませんな。
サンワプタ峠を越え、バンフ国立公園へ
10:05
道中最大の峠であるサンワプタ峠を越え、再びバンフ国立公園に戻ってきました。緩やかなカーブを描きながらゆっくりと下っていきます。
11:00
往路ではスルーしてしまったウォーターフォール湖に立ち寄ってみました。
青く輝く湖面とインパクトのある形をした岩山。モレーン湖やルイーズ湖、エメラルド湖などの人気の湖には及びませんが、こちらも見ごたえがある湖だと思います。今回の旅では全てを周ることはできませんでしたが、きっとこの近くにも絶景がたくさん眠っているのでしょう。改めてカナディアンロッキーの奥の深さを思い知ることになりました。
カナディアンロッキーに現れた巨大なキツネ、ペイトー湖
11:20
ボウ峠頂上の駐車場に到着。ここから歩いてペイトー湖を見下ろす展望台に行くことができます。なかなかの人気スポットのようで、駐車場に入ることができず、路上駐車だらけとなっていました。
展望台までは5分程小道を歩いて行きます。森の中を行くハイキングコースといった趣で、比較的歩きやすい道です。
11:30
ペイトー湖を見下ろす展望台に到着しました。これまでは湖畔から眺める湖が多かったので、このように高い場所から見下ろす湖はなかなか新鮮ですね。何とも雄大な景色です。
そしてこの湖、横たわったキツネのシルエットのように見えるのも特徴です。なるほど、確かに!
展望台がざわつき始めたので、振り向いてみるとチョコマカと走り回る小動物が!慌ててシャッターを切りますが、とてもすばしっこく、ボケボケの写真になってしまいました。。これはシマリスでしょうかね。非常に警戒心が強いらしく、あっという間に森の奥へと消えてしまいました。
調べてみるとシマリスにも数多くの種がいるようで、日本で多く見かけるシマリスとは微妙に種類が違うそうです。
さて、ジャスパーからここまで約190km。カルガリーまであと200kmあまり。ここから先は「トランス・カナダ・ハイウェイ」とも合流し通行量も増えますが、最後まで安全運転で行きたいと思います。
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|投稿:2018.06.06 | 最終更新:2019.01.14 |カテゴリ: 旅行記