カナディアンロッキードライブ【4-3】カルガリーでアルバータ牛を食らう
2017年8月12日(土) |
カルガリー空港からカルガリー市内へ
カルガリー空港にてレンタカーを返却し、今夜の宿があるカルガリー市内へと向かいます。市内への行き方としてはシャトルバス、直通の路線バス、タクシー等いくつか選択肢がありますが、今回は一番安い方法で行きたいと思います。
まずは空港から「100番」のバス(上の写真では黒の実線)でMCNIGHT - WESTWINDS駅を目指し、そこからCトレインという鉄道(青の点線)に乗り換えて市内へ向かいます。1回乗り換えがあるため我々のような海外初心者にとってはやや抵抗がありますが、直通バスの半分ほどの値段で市内へ行くことができるのです。
バス乗り場に設置された自動券売機で、事前にチケットを購入します。このチケット1枚でバスとCトレインに乗ることができるのです。
ただし、チケットは購入後90分経ってしまうと無効になってしまうため、早めに買うと鉄道に乗り継ぐ際に使えなくなる恐れがあります。チケットはバスの乗車直前に買うようにしましょう。
乗り場が多く、どこで待てば良いのか分かりませんでした。制服を着たスタッフが所々に立っているので、迷った場合は尋ねることもできます。
17:30
バスに乗り込みます。さすがは空港発着便。広々とした作りになっており、大きな荷物を楽々持ち込むことができます。
バスは空港を出ると、カルガリー郊外の住宅地や商業施設に立ち寄りつつMCNIGHT - WESTWINDS駅を目指します。郊外に住む方の足にもなっているようで、空港以外でも結構乗り降りがありました。
17:50
MCNIGHT - WESTWINDS駅に到着。ここが終点なので、乗り過ごしの心配はなさそうです。
バスは駅前に横付けされるので、乗り換えは非常にスムーズ。とてもシンプルな駅で、改札口も階段もありません。
17:55
Cトレインに乗り込み、カルガリー市内へと向かいます。本数は10分に1本程度。待たずにすぐに乗ることができます。
なお、改札がないため、チケットを見せることなく乗ることができるのですが、時々抜き打ちで検札が行われるそうです。見つかったら罰金。その他にも車内での飲食、車内をうろつくことなども罰金の対象となるようなので、列車に乗ったら大人しく座っているのが吉ですね。
18:20
ホテルの最寄り駅、7th Street駅に到着。
市街地区間は路面を走るんですね。ビルの間のショッピングエリアを電車が走り抜ける様は、なかなか新鮮な光景。
また、駅を造るスペースがないせいか、逆方面へ向かう線路側には駅がありません。路面を走る市街地区間は、西へ向かう場合は1st Street駅、4th Street駅、7th Street駅、東に向かう場合は3rd Street駅、6th Street駅、8th Street駅というように、上下線で駅の場所が微妙にずれているので注意が必要です。
上の写真は7th Street駅の隣の8th Street駅から撮影したもの。通りを挟んだ反対側に7th Street駅が見えています。
駅からホテルまで、大きなトランクをゴロゴロと引きずりながら歩きました。街中なので歩道の段差などにトランクのキャスターが引っかかり、思いのほか骨が折れました。お金に余裕がある方はホテルまで直行できるシャトルバスやタクシーが良いかもしれません。
それにしてもさすがはカナダ第4の都市、カルガリー。これまで立ち寄った街では見ることがなかった高層ビルが乱立しています。
カルガリーのパブでアルバータ牛と地ビールを飲む
ホテルへのチェックインを済ませ、カナダ最後のディナーに出掛けます。向かったのは市街地にあるビールが評判のパブ、「Last Best Brewing & Distilling」。
私はアルバータ牛のステーキとビールの飲み比べセット、嫁はサーモンのステーキをいただきました。
んー、ステーキは肉々しくて美味しい!付け合わせのソースも絶品です。
ビールは好きな銘柄を6種類選ぶことができます。カナダのビールは全く分からないのでフィーリングで選びましたが、どれもなかなか美味しい♪
少々ガヤガヤしているため、落ち着いてゆっくりディナーという感じではありませんが、カジュアルで気軽に入ることができる店だと思います。楽しく美味しい食事をしたいのなら、おススメです。
カナダで自炊にチャレンジ!
帰り道、ホテルの部屋の中にキッチンが付いていたことを思い出しました。小腹も空いていたので、カナダ最後の夜の思い出として、自炊でもしてみましょう!
20:45
…というわけでホテルの近くにあるスーパーマーケットへ。海外のスーパーって目新しい食材やお菓子がズラリと並んでいて、ワクワクしますよね。
それにしてもカナダのスーパーは1パックの量がとんでもなく多いですね。精肉コーナーを見てみると、10人前はありそうな肉がギッシリとパックに詰め込まれています。こちらにも1人暮らしの人もいるでしょうに、小分けパックの需要はないのでしょうかねぇ。
我々は2人で夜食を食べるだけなので、なるべく少量の食材を選んで買いました。
さて、ホテルに戻ってきました。買ってきたものはサーモンの切り身、マッシュルーム、メープルシロップと味噌が入っているという謎のソース。
材料も設備も限られているので、一口大に切ったサーモンとマッシュルームを謎ソースで炒めるだけというシンプル極まりない料理。
完成!サーモンとマッシュルームの味噌メープル炒め!
謎のソースが非常に良い働きをしていますね!甘じょっぱく、何となくちゃんちゃん焼きを彷彿させる味。
そしてホテル近くのリカーショップで購入したビールも一緒に。カナダで大人気の「モルソン・カナディアン ビール」。キレ重視という感じでとても飲みやすいビールでした。個人的にはかなり好みかも。
4日間の思い出を噛みしめながらマッタリと飲み、カナダ最後の夜は更けていきました。
【前の記事へ】 / 【終章へ】 |
ブログランキング参加中!クリックで応援をよろしくお願いいたします。

にほんブログ村
- 関連記事
-
-
旅行記 2018年GWの小笠原 【目次】
-
カナディアンロッキードライブ【終章】
-
カナディアンロッキードライブ【4-3】カルガリーでアルバータ牛を食らう
-
カナディアンロッキードライブ【4-2】リスを愛でつつカルガリーを目指す
-
カナディアンロッキードライブ【4-1】ペイトー湖
-
|投稿:2018.06.13 | 最終更新:2019.01.14 |カテゴリ: 旅行記