金魚ちょうちんが揺れる白壁の町並みをのんびり散策!(山口県柳井市)
柳井の町並みは白壁と金魚ちょうちんが魅力!
山口県柳井市。山口県東部に位置する瀬戸内海に面した都市です。古くから商業都市として栄えた町で、中心部には昔ながらの商家が建ち並び、重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
歴史ある町並みが魅力の柳井市ですが、他の町では見られない一風変わった景色が見られるということなので、ちょっと立ち寄ってみました。
こちらが柳井市の古市金屋地区。白壁の町並みが残っているエリアです。重厚な瓦屋根と白壁の商家が建ち並び、江戸時代にタイムスリップしたかのよう。
町並みをよくよく見ると、軒下に何かぶら下がっています。
金魚ちょうちんです。どの家の軒下にも金魚ちょうちんがズラリ!
柳井市の民芸品として知られる金魚ちょうちん。江戸時代末期、柳井の染物屋の主人が北前船(江戸時代に日本海の海運を担っていた船)で行商に出掛けた際、青森から「金魚ねぶた」を持ち帰ったのだそうです。「金魚ねぶた」から着想を得て、伝統織物である柳井縞の染料を用いて作成されたのが金魚ちょうちんだと言われています。
真ん丸の目と口。どこかユーモラスな姿で可愛いですね。
白壁の建造物群の中には金魚ちょうちんの工房もあります。金魚ちょうちんをお土産として買うことも出来るほか、製作体験プログラムを用意している工房もあるそうですよ。
その他にも内部を見学することができる商家や醤油蔵もあるので、時間をかけてゆっくりと巡るのも良いでしょう。
こんな看板もありました。調べてみると、この辺りはアカテガニというカニの生息地になっているようですね。カニを守るため、住民により設置された看板なのだそうです。残念ながら、今回はカニの姿を見ることはできませんでした。
看板の後ろには白壁に囲まれた狭い路地。こういったところを散策するのもまた楽しいですね。
柳井の白壁の町並みへのアクセス
柳井市は新幹線と高速道路のルートから外れています。
鉄道の場合は広島、岩国、徳山などから山陽本線の普通列車で柳井駅へ向かいます。岩国方面から来る場合は、車窓から美しい安芸灘を望むことができますよ。柳井駅から白壁の町並みまでは歩いて10分足らずです。
自動車の場合、最寄りのインターチェンジは山陽自動車道の玖珂インターチェンジ。瀬戸内海の眺めながらのドライブを楽しみたい場合は、岩国インターチェンジまたは徳山東インターチェンジから国道188号線を走るのもおススメです。
観光用駐車場があるので、こちらを利用しましょう。駐車場から白壁の町並みまでは徒歩2分程度です。
毎年夏には柳井金魚ちょうちん祭りも!
柳井市では毎年7~8月に金魚ちょうちん祭りが催されているようです。白壁の町並みを舞台に、金魚ちょうちんのライトアップや荒々しい金魚ねぶたなどが行われるのだとか。機会があれば、こちらも是非とも行ってみたいものですね。
各種情報
柳井市観光協会 : 柳井の魅力を知るなら、まずこちら。
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|投稿:2018.06.24 | 最終更新:2019.01.14 |カテゴリ: 山口県