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旅行記 2018年GWの小笠原【1-1】「おがさわら丸」での過ごし方①

2018年5月1日(月)

竹芝は大賑わい

8時ちょうどのおおお」ではなく、6:08に松本を発つ「あずさ2号」で上京。小笠原旅行の出発点となる竹芝客船ターミナルにやってきました。

竹芝客船ターミナル

懐かしいな、この南国ムードが高まるターミナル。竹芝は6年前のGWに三宅島と御蔵島を旅した際に寄ったきりでしたが、強く印象に残っていました。

建物の向こうには「おがさわら丸」の煙突が見えていますね。高まる旅情を押さえ、まずは乗船の手続きをしなくては…。

竹芝客船ターミナル

9:55
ターミナルの中は人、人、人!この時間帯は他の島へ向かう船は出ていないはずので、ここにいる人のほとんどは「おが丸」の乗客ということでしょう。

圧倒されるような“GW感”に狼狽えつつも、「ナショナルランド」の受付カウンターを発見。ツアー会社を通じてチケットを購入しているため、通常の切符売り場ではなく別の受付にて手続きをするのです。出発の1週間程前に自宅に郵送されてきた書類を提示し、チケットなどを受け取ります。

おがさわら丸の搭乗券など

往路の搭乗券、復路の搭乗券引換券、小笠原の飲食店、土産屋、現地ツアーで使える各種クーポン券。

小笠原のパンフレットなど

あとはパンフレット類一式をいただきました。

手続は済んだし、乗船時間まで待ちますかね。


竹芝客船ターミナル

ターミナルには小さなコンビニエンスストアがありますが、乗船前に買い物をする人々でこれまた大混雑。船内にも売店はあるはずですが、この調子だとそちらも混みそうですなぁ。我々は飲み物が目当てだったので、空いている自販機で購入しました。

そうそう、写真の左側に写っている立ち売りの「島島弁当」を昼食用に買いました。


おがさわら丸

10:30
いよいよ乗船です。

飛行機と同様に乗船の順番が決まっているので、アナウンスに耳を傾けます。まずは上層階に位置する特等室や1等室などに乗るブルジョアな客から。我らが2等寝台、2等和室の客は最後に乗船します。

世界自然遺産の小笠原に外来種を持ち込まぬよう、マットで靴底の汚れを落としてからタラップを上がります。自分のスペースに荷物を置き、まずは甲板へ。


24時間の船旅の始まり

おがさわら丸

おがさわら丸の甲板

良いですね!このオープンでユルーい空間!フェリーのデッキは庇の下にあったり、機材に囲まれていたり、閉塞感があることも多いのですが、「おが丸」のデッキはなんとも開放的!

ここで飽きるほど海を見たり、お酒を飲んだり、昼寝をしたり、何時間でも過ごせそうだ!…と出発前はそんなことを考えていましたが、実際には陽射しが強い上に容赦なく海風が吹き付け、長居できるところではありませんでした。

甲板より竹芝を眺める

「おが丸」の甲板から眺める竹芝客船ターミナル。目の前には「ゆりかもめ」が走り、その背後では巨大なビルが建設中。

そういえばGWの真ん中ではあるけれど、今日と明日だけは暦上は平日なんだよなぁ。目と鼻の先の陸地では多くの人々が今日も働き、それぞれの日常を送っているのでしょう。


おがさわら丸出港

一足先に「日常よ、サラバ!

11:00
出港。「おが丸」はゆっくりと岸壁を離れ、24時間の航海が今始まりました。

出発の一杯は大好きな「スーパードライ」。グビグビっと喉に流し込み…美味い!ふと後ろを見ると、カップルが赤ワインで乾杯。多くの乗客が、束の間の非日常への旅立ちを祝っているようでした。


出港してしばらくは東京湾岸を進みます。

レインボーブリッジ

11:20
レインボーブリッジを通過。

フジテレビ

視線を移すとお台場フジテレビ!手前には鳥の島旧東京港防波堤)。

羽田沖

11:40
羽田空港沖を通過。轟音とともにいくつもの飛行機が頭上を横切ります。次から次へと見どころが現れ、東京観光をしているかのよう。まー、24時間後に到着する小笠原も東京都なんですけどね。


島レモンチューハイで乾杯

早くも2本目に突入!船内の売店で売っていた地域限定の小笠原島レモンチューハイ!美味い!でも直射日光の下でグビグビやっていると、悪酔いしそう…。

島島弁当

チューハイを飲みながら、先ほど購入した「島島弁当」をいただきます。白身魚の漬けが乗った島寿司ですね。伊豆諸島や小笠原諸島の郷土料理として知られています。

うん、これは美味い!甲板でいただく島寿司はまた格別ですな。船内の食堂は大混雑だったようだし、お弁当を買っておいて大正解でした。

以前、当ブログでは八丈島の島寿司(紹介記事はコチラ)を紹介しましたが、小笠原の島寿司もまた楽しみですね。


富津沖を通過

12:50
富津岬沖を通過。明治時代に建設された海上砲台跡、富津海堡の脇を掠めていきます。

この辺りまで来ると出発直後の“ランドマークラッシュ”も一段落し、甲板の上も徐々に落ち着き始めます。まだまだ東京湾内なのですれ違う船は多いですが、その数も徐々に減り始め、外洋が近づいているのだと実感…!


大海原へ

14:00
房総半島の洲崎沖を通過。ここから先は伊豆諸島の島々が点在するだけの、正真正銘の大海原。携帯電話の電波も微弱になり、ここから「な~~んにもない時間」がスタートします。

父島到着まで、あと21時間!


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|投稿:2018.07.05 | 最終更新:2019.02.14 |カテゴリ: 旅行記

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