八丈島の老舗、「あそこ寿司」で島寿司を食べてみた(東京都八丈町)
東京都の南部にある伊豆諸島。伊豆大島や三宅島、八丈島など9つの有人島を含め、全部で約100もの島々が点在しています。釣りやマリンスポーツなどが人気の伊豆諸島ですが、とっても美味しい郷土料理が存在します
それが、島寿司。
今回は、八丈島にある老舗の寿司屋さん、「あそこ寿司」を訪れました。この記事では、「あそこ寿司」の島寿司や、同店のメニュー、アクセス情報などについて紹介したいと思います。
八丈島の人気店、あそこ寿司
今回訪れたのは、八丈島の中央、三根集落に店を構える「あそこ寿司」。ひょうたん型の八丈島のくびれ部分に位置しています。
店は幹線道路沿いに位置しています。住宅街の他、周囲には居酒屋や食堂が建ち並んでおり、比較的栄えているエリアです。
店内には4人掛けのテーブル席の他、小上がり席もあります。昔ながらのお寿司屋さんという感じです。
島寿司を食べてみた
さて、お目当ての島寿司をいただいたわけですが、ここで2つ注意事項。
①あそこ寿司では、島寿司は「醤油漬」という名前で提供されている。
「島寿司」というメニューもありますが、こちらは地魚を使った通常の寿司です。
②「醤油漬」は要予約である。
ネタを漬けておく必要があるので、予約が必要なんですね。事前に電話で予約しました。
こちらが島寿司です!
島寿司9カンとツミレのお吸い物が付いてきます。
ネタが醤油ダレに漬け込まれているのが、島寿司の特徴です。温暖な気候で生魚が傷まないように、という八丈島ならではの手法です。また、ワサビの代わりに洋ガラシが使われているのも島寿司の特徴。もともと八丈島ではワサビが手に入らなかったそうで、その名残だそうです。
ネタは手前からメダイ、岩海苔、カンパチ。
見た目ほどしょっぱくなく、程よい漬け具合です。漬け込むタレが工夫されているのか、そこまで醤油が主張しておらず、優しい味ですね。身がネットリとしていて、白身魚とは思えないほど濃厚な味わいでした。
岩海苔もタレに漬けこまれたもの。こちらも程よく醤油味がしみ込んでいて、非常に美味しい一カンでした。
付け合せは飛魚のツミレが入ったお吸い物。こちらも八丈島ならではの一品。とても美味しかったですよ。
あそこ寿司のメニュー
あそこ寿司のメニューを紹介します。
“当店おすすめ”とされているのが、「島寿司」と「醤油漬」。先述したように、醤油に漬けた郷土料理としての“島寿司”を食べたい場合は「醤油漬」を選ぶようにしましょう。要予約なので注意が必要です。
アルコール類も何種類か置いてあるようです。

他にも握り寿司からちらし寿司や巻き寿司まで、寿司屋らしいメニューが並びます。
あそこ寿司へのアクセス・駐車場情報
車でのアクセス
■八丈島の玄関口、底土港または八丈島空港から約5分
店の東側に数台分が停められる駐車場があります。
バスでのアクセス
■八丈町営バスの「護神」停留所から徒歩1分程度。
【参考】八丈町営バス
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|投稿:2013.07.16 | 最終更新:2020.06.11 |カテゴリ: 東京都